2025年9月 中国ドラマ放送予定 (地上波/BS)
日付順に放送情報を掲載しています



五岳門を抜け出して江湖に出た星辰。しかし、歩汀は星辰を五岳門に連れ戻そうとする。江湖の恐ろしさを教えるために、歩汀は侠客失踪事件のことを星辰に聞かせるが、星辰は怖がるどころか犯人を捕まえると言いだす。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

五岳門を抜け出して江湖に出た星辰。しかし、歩汀は星辰を五岳門に連れ戻そうとする。江湖の恐ろしさを教えるために、歩汀は侠客失踪事件のことを星辰に聞かせるが、星辰は怖がるどころか犯人を捕まえると言いだす。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ


来年度の女性パイロット募集決定を勝ち取り、打ち上げに繰り出した程霄(チョン・シアオ)と顧南亭(グー・ナンティン)。高級店だと聞いていた南亭は、屋台広場に連れてこられ驚くが、若手の頃に通った思い出の店に程霄はうれしそう。その後も始終、彼女に主導権を握られつつ、南亭も今日だけは特別に酒を飲み、2人だけの宴を楽しむのだった。お開きとなり、そろって帰宅すると、そこには…。

公文書を持って出直してほしい――庫狄琉璃(こてき・るり)は、米大郎(べい・たいろう)を連れ去ろうとする蘇南瑾(そ・なんきん)との口論の末、強気に言い放った。そんな中、瀕死の状態の大郎に異変が起こる。消耗した体には薬が強すぎ、苦しんだあげく、息を引き取ってしまったのだ。蘇生を試みる韓四(かんし)の鍼治療もむなしく、無反応の大郎。その亡骸を見届け、南瑾は引き揚げていき…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


無事に婚儀を終えて初夜を迎えた范閑と林婉児。しかし2人きりになったのもつかの間、范閑の亡き母の従者・五竹(ウージュー)が久々に姿を現す。五竹は江南で起きた連続殺人事件の犯人として疑われていたが、本人は覚えがないという。蒼山に行けという言葉を残して五竹は去り、改めて林婉児と2人きりになった范閑は、星空の下で指輪を交わす。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

司馬懿が公孫淵を倒しその一族も皆殺しにしたという知らせを聞き曹叡は倒れてしまう。曹叡の病は重く朝廷内では早くも誰が幼い太子の補佐役になるかで騒がしくなっていた。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

燕氏隊商は砂漠を越えて琅嬛塢に到着。彼らを出迎えた郁施の弟子だったという塢主・尉遅は端午をある部屋へと案内する。また、長年、驪龍盗の毒にむしばまれている燕子京は巫医から新しい解毒薬で完治できるかもしれないと聞いて安堵し鸊鵜泉へ行き驪龍盗を滅ぼす決意を固める。端午はそんな彼と運命をともにするつもりでいたが……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

全身に発疹が広がり、苦しむ乾隆帝。皇后は他の妃嬪を遠ざけ、自分1人で日夜付ききりで看病を続ける。皇后を差し置いて看病をするわけにいかなくなった妃嬪たちは、ただ皇帝の回復を待つしか無かった。峠を越えた乾隆帝が持ち直して意識を取り戻すと、傍らには看病を続ける皇后が付き添っていた。やがて皇后が懐妊したという知らせが妃嬪たちのもとに届く。嫡子誕生の予感に、各妃嬪の脳裏にそれぞれの思惑が交錯する。

狄仁傑(てき・じんけつ)は、第8兵営の4人の兵士たちの動きと、兵営内の金と物の流れを探らせていた。その一方で、自身は望楼へ。どうにかして鶯児(おうじ)が事件当夜に見たものを聞き出そうと試みる狄仁傑だったが、彼女はまるで空を飛ぼうとするかのように望楼から身を投げてしまうのだった。そこへ駆けつけた第8兵営の兵士たちは、狄仁傑に助けを求める。李(り)校尉が、例の4人の処刑を始めようとしているというのだ…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

会試を控えて勉強に余念がない灼華。巨力に引っ張られ、しぶしぶ浮雲(ふうん)寺へ願掛けに出かけるが、そこで定王の姿を発見してあとを追う。しかし、いまだに定王が自分を疑っているため、灼華は自分が医術に長けている事情を説明する。その頃、第一皇子の劉シン(りゅうしん)は驚鴻を目当てに詩会へ向かう。そこで驚鴻は勇壮な詩を詠み、聴衆をうならせる。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

若手脚本家チェン・シアオチエンのドラマが間もなくクランクインというとき、主演俳優ハンから脚本にクレームがついた。脚本の甘さを指摘されたうえ、“恋愛経験不足”とまで言われたシアオチエンは憤慨。昼夜を徹して、なんとか原稿を書き上げたシアオチエンだったが、意識が次第に遠のいていき…。目を覚ますと、なんとそこは自分が書いた脚本の世界の花垣(かえん)城! しかも第3話で死ぬ予定の脇役悪女キャラ・陳センセンになっていて…!?
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン


元一宮の一味を追ってきた霍展白(フオ・ジャンバイ)は南宮言其(ナンゴン・イエンチー)の命で粟州にやって来た夏浅羽(シア・チエンユー)と周行之(ジョウ・シンジー)と一緒に子供たちを救出する作戦を実行。その際に妙火(ミアオフォン)から摩家村の事件の真相を聞き出そうと試みるが、駆けつけた明力(ミンリー)と瞳(トン)に邪魔されて彼らと一戦交えることになる。その後、重傷を負った霍展白は馬に乗って薬師谷を目指すものの力尽きて…。

内庫の赤字問題が解決しないまま、范閑は林婉児と共に蜜月を過ごすため蒼山へと向かう。なぜ自分たちも同行させられたのかと訝る范思轍に、范閑は都の全商舗の店主を蒼山に招くよう指示。范閑には内庫の損失を補填するための秘策があった。しかし債券を発行するその手法はあまりに現代的で、店主たちの理解を超えており…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

父・斉景(チー・ジン)の寝所に押し入った斉泯(チー・ミン)。彼は父の寵愛する孫の斉煜(チー・ユー)が実は赤の他人で、斉涇(チー・ジン)が皇太子の座を得るために、よそから連れてきて自分の子だと偽っていたことを暴露したうえで、自分を後継者にしてほしいと必死で訴える。ところが予想に反し、その事実を知ってなお、斉景は斉泯への譲位を選ぼうとはしなかった。斉涇は死に、斉煜も皇家の血筋ではない。唯一の息子である自分以外の誰に譲るというのか。嘆く斉泯に向かって斉景が返した答えは…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

祁炎は黎萌萌が描いた導水路の工程図を見て有用だと確信し、黎萌萌を呼び出して地下の秘密基地に連れていく。そこは先帝が切り開いた運河を開通させるため、祁炎が密かに作った研究室だった。かつて重臣らに「運河の開削が大干ばつを招いた」と批判されたことで、工事が中断していたのだ。祁炎は半月で開通にこぎつけるべく、黎萌萌を内研閣(ないけんかく)の一員として迎え入れる。共に研究を続けるうち、祁炎は今までになかった高揚感を覚えるのだった。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

辛子硯(シン・ズーイエン)は大成の遺児を殺すべきだと進言するが、天盛帝は考えを変えなかった。宗宸(ゾン・チェン)は鳳知微(フォン・ジーウェイ)を都から遠ざけようと試みるが、鳳知微は家族を救うために都に戻る。天盛帝の命令に反して、鳳知微は皇宮に入り、母を救おうとする。寧イー(ニン・イー)は常忠信(チャン・ジョンシン)の首を持ち帰り、鳳知微の命を守ろうと天盛帝と対峙(じ)する。鳳皓(フォン・ハオ)は鳳知微をかばうために毒酒を飲んで死んでしまい、秋明纓(チウ・ミンイン)も事前に飲み込んでいた毒により、命を落とす。2人の棺の前で、鳳知微は改めて寧イーと結婚しないことを誓う。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

崔行舟が北州王府で禁足状態にある間、彼の思惑どおりゆう州王は入京して皇帝に帰順し、恩賞を授かっていた。一方、趙泉が喬羨の旧友を騙(かた)って喬(きょう)府を訪れたことから、侯爵の来訪に一家は大慌て。歓待しつつもいぶかしげな喬(きょう)公に、趙泉と喬羨はなんとか話を合わせ急場をしのぐ。やがて柳眠棠と二人きりになった趙泉は特別に調合した薬を差し出す。彼が北州を訪れたのは、崔行舟の想いが込められたこの世でたった1つの薬を柳眠棠に渡すためだった。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

鳳知微(フォン・ジーウェイ)は宗宸(ゾン・チェン)から、自分こそが大成の遺児であることを知らされる。宗宸は大成の再興を促すが、鳳知微は無辜(むこ)の民を苦しめたくないと答える。秋明纓(チウ・ミンイン)一家をかばった罪で、秋尚奇(チウ・シャンチー)の一族は流刑に処される。天盛帝は鳳知微を帰順させるが、辛子硯(シン・ズーイエン)には鳳知微を排除したい意向を示す。辛子硯は寧イー(ニン・イー)に天盛帝の本心を伝える。寧イーは双生蠱を切り札として天盛帝に鳳知微を生かすよう求め、天盛帝はそれに同意する。赫連錚(ホーリエン・ジェン)は金獅国の王位継承にまつわる事件を知り、国を平定するために帰国する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか




寧遠舟は身勝手な言い分で人を傷つける李同光を叱り飛ばし、梧国皇帝の早期救出のために、李同光を利用すると宣言する。また、皇帝救出を約束すると言った李同光に対し、安国第一皇子の河東王・李守基(リー・ショウジー)を排除する作戦に参加するかと問う。しかし、寧遠舟の計画を聞いた李同光は、任如意が怒るのではないかと懸念する。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

ドン恢は、一連の訃報を聞き、最強の刺客である任如意の仕業だと確信する。そんな中、朱衣衛が職務を怠ったとし、残酷な勅命が下される。それを知った任如意は朱衣衛のもとへ駆け付けようとするが、寧遠舟に引き止められ……。一方、楊盈は楊行遠を訪ね、身代金が引き上げられたと告げるも、楊行遠は塔から連れ出すよう楊盈に詰め寄る。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

縁談を逃れて李宅に身を寄せていた任舒(レン・シュー)だったが、ある日突然、婚約者の永安王第17王子が李宅に訪ねてくる。ひと目で王子を気に入った任舒だが、王子は婚約者が目の前にいるとも知らず「逃げた公主は乱暴者らしい」と言いたい放題で、任舒の恋の炎は一気に鎮火する。さらに王子は賈玉環(ジア・ユーホワン)を逃げた婚約者と勘違いし…。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

朱衣衛が真の自由を得られるよう動き出した任如意は、白雀を薬の制御から解放しようと、金媚娘に解毒薬の調達を頼む。また、任如意は使節団の安全な帰路を確かめようと、李同光を訪ねる。任如意を前に、想いを抑えられなくなる李同光。そんな姿を見た李同光の婚約者である金明県主の初月(チュー・ユエ)は、ひどく腹を立て、任如意を尾行する。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

上官古川は「山河経」を芝居のシナリオにし、劇場に売り込むという新たな商いを思いつく。自分を主人公にして、これまでの失敗をもとに復讐の物語を執筆した上官古川だが、劇場関係者からは酷評を浴びせられ、肝心な伝奇的要素がないと突き返されてしまう。とうとう行き詰まった上官古川は、李家の住人たちにストーリーのヒントを求めることに。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

于十三は自分を金で買うように頼み、初月を金沙楼に連れていく。初月に男の心をつかむ方法を伝授する于十三。2人の様子を見た金媚娘は、于十三の心が動いたことを見抜く。一方、李隼は夢を見て、李守基を殺したのは朱衣衛の元左使・任辛(レン・シン)だと確信する。そして、ドン恢に任辛を捜し出し、息の根を止めるよう命ずる。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

突然襲い掛かってきた楼リー。程少商は家廟の仕掛けを見抜き、何昭君を連れて密室へ逃げ込む。密室ではレイ帝残党の陰謀を嗅ぎつけた袁慎が捕らわれの身になっていた。一方、カ県に入った霍不疑と黒甲衛に残党たちが襲い掛かる。霍不疑は罠だと知りながら少商たちのいる密室へと突入するが、そこに現れたのは川に身投げしたはずの王延姫だった。田朔によって一命を取り留めた王延姫は、夫・楼犇の敵を討つためこの局面を作り上げるが…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

寧遠舟は任如意へ贈る剣を鍛造し、自らの血をその刃にささげる。別々の任務に就いても、ともに戦い、約束の場所で再会するために。その後、寧遠舟は于十三にだけ、隠し事を打ち明け、何があっても仲間を生還させてほしいと告げる。そして、戦いに挑む時がやって来る。任如意はたったひとりで、ドン恢をはじめとする朱衣衛と対戦するも……。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

星辰が江湖に出たのは×侠(ばつきょう)を捜すためだった。お金を持っていなかった星辰は、いったん五岳門へ戻ることにするが、×侠の伝説の始まりが神薬寨だという話を街なかで耳にする。すると星辰は五岳門へは戻らず神薬寨で働くことに。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

星辰が江湖に出たのは×侠(ばつきょう)を捜すためだった。お金を持っていなかった星辰は、いったん五岳門へ戻ることにするが、×侠の伝説の始まりが神薬寨だという話を街なかで耳にする。すると星辰は五岳門へは戻らず神薬寨で働くことに。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

フライト前の顧南亭(グー・ナンティン)は妙な居心地の悪さを感じていた。廊下でひそひそと話す同僚たち、挨拶のあとに失望した表情を浮かべる祁玉(チー・ユー)、イヤホンをしてスマホで普段は見ていないトーク番組に爆笑する程霄(チョン・シアオ)。結局、その理由に気づくことなくフライトを終えた南亭だったが、李語珩(リー・ユーハン)がSNSにアップした写真が原因だと知り…。

任如意は李隼を人質に取り、皇宮に集まる人々を前に、5年前の昭節皇后の死について尋問する。また、任如意は朱衣衛の長年の功績を認めさせ、これまで自由を奪われてきた者たちを解放しようとする。一方、六道堂の者たちは楊行遠を連れて、安国からの脱出を試みる。寧遠舟は四夷館に残った楊盈のもとへ向かうが、その道中で……。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

一向に任如意と楊盈からの知らせはなく、寧遠舟はひとりで安都へ引き返すことを決意する。しかし、内力が不安定な寧遠舟が帰還できる可能性は低く、その決意は仲間との別れを意味していた。そんな中、安都では楊盈が李隼から、自害を迫られる。だが、生きるために覚悟を決めた楊盈は、李隼に驚くべき取引を持ちかける。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

程(てい)大総管と王(おう)副総管に、陛下の沙汰が下った。いずれも死罪や免官と大変重いものだが、唐にとって不名誉となる商人虐殺については触れていない。蘇海政(そ・かいせい)も別件での処罰となり、前線を離れるだけに留まるのだった。代理で大総管を任された蘇定方(そ・ていほう)を支えるべく裴行倹(はい・こうけん)が家を空ける中、庫狄琉璃(こてき・るり)は体調を崩し…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


古麗斯丹の宝の地図が隠された血珠を奪いたい驪龍盗が端午を拉致するが、端午と以心伝心の燕子京が彼女の居場所を見つけて救い出す。一方その頃、張晋然は驪龍盗と戦う燕子京を援護すべく将軍・裴士傑と出征しようとしていたが、そこに思いがけない軍令が届く。また、端午を置いて鸊鵜泉へ向けて出発するつもりだった燕子京は……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

内庫の赤字問題が解決しないまま、范閑は林婉児と共に蜜月を過ごすため蒼山へと向かう。なぜ自分たちも同行させられたのかと訝る范思轍に、范閑は都の全商舗の店主を蒼山に招くよう指示。范閑には内庫の損失を補填するための秘策があった。しかし債券を発行するその手法はあまりに現代的で、店主たちの理解を超えており…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

戦の帰路で立ち寄った故郷で心置きなく過ごしていた司馬懿のもとに、曹叡から急報が届く。戻らねば不敬、大軍を率いて戻っても造反だと目されると考えた司馬懿は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

大雨の中、養心(ようしん)殿へと遣わされた衛嬿婉は、太監である進忠(しんちゅう)よりある賭けを持ちかけられる。その賭けとは、妃(きさき)になれるよう協力するが、なれなければ進忠の女になるというものだったが、衛嬿婉は逡巡することなくその賭けに乗る。ある日、御花園(ぎょかえん)で嘉妃は如懿への当てつけに衛嬿婉を虐げていたところ、通りかかった乾隆帝に見咎められる。乾隆帝は嘉妃への戒めに衛嬿婉を御前女官に取り立てるが、たちまち魅了されてしまうのだった。

店は人手に渡ったのに、なぜ帳簿を取っておくのか――。狄仁傑(てき・じんけつ)は林(りん)番頭に尋ねた。だが彼はそれに答えようとはせず、憑かれたように鐘記(しょうき)質店で働いた日々の思い出を語るのだった。自身の推理を口にし、店主の鐘ホウ(しょう・ほう)を殺したのは林だと断じる狄仁傑。当然、林は認めるはずもない。彼が下手人なのだとしたら、その動機は? そして、死体に残された傷跡の謎は解明できるのだろうか…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか


5年前の裏切り者と言われている袁成明(えんせいめい)の遺体を検視している時、灼華と定王は敵の襲撃に遭う。2人は木の上に身を隠すが、緊張感のない灼華は会試のことばかり心配していた。木の下では黒装束の追っ手が定王を捜しているにもかかわらず、灼華はなぜか定王と体を密着させていることに緊張し、足を滑らせて木から落ちる。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


青豫連合軍に入隊し、歩兵第7営・第8班に配属となった阿麦(アマイ)。しかし早くも伍長の王七(ワン・チー)から目の敵にされ、初日から夜番を命じられる。見張りを務める彼女のもとに、酒を手にした唐紹義(タン・シャオイー)が。彼としばし語らったあと、張二蛋(ジャン・アルダン)と任務を交代した阿麦だったが、寝相の悪い兵士たちのせいで寝る場所がないうえ、とんでもない足の臭さに苦しめられる。そこで阿麦は、男だらけの軍に入る際に自作した“お守り”を使って意趣返しを企み…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

阿麦(アマイ)は、北漠軍の主力がいる位置を探りに向かった唐紹義(タン・シャオイー)の後を追って、ひそかに軍営を抜け出した。途中で合流し、偵察を行う2人。すると“軍略家”阿麦がその力を発揮し、彼らは敵の軍営を見つけることに成功する。お前と来てよかったと喜ぶ紹義とは対照的に、そこにいるはずの仇敵と過ごした幼き日を思い出した阿麦は、怒りに震えるのだった。その後、自陣に戻った阿麦は王七(ワン・チー)に無断外出を咎められた際に、親を侮辱されたことで激昂し…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

一夜明け、センセンとして目覚めたシアオチエンは、脚本が結末を迎えるまで現実には戻れないかもしれないと考える。花垣城の二郡主である陳楚楚(ちんそそ)が城主となって結末を迎えるためには玄虎(げんこ)城の若君・韓爍(かんしゃく)の力が必要だ。しかし韓爍はセンセンを毒殺しようとした罪で、すでに死罪が確定。現実に戻るため、母である花垣城主に赦免を訴えるセンセンだが、城主は決して許そうとはしない。そこでセンセンは、韓爍を生かさざるを得ない荒唐無稽な救出作戦を思いつく。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン


鄧麗筠から事情を聞いた鄧枢は、クラブ国賓を訪れ、バンドマスターの阿杜や阿志、劉小春に謝罪し、場を収める。義兄の黒狗が鄧麗筠に迷惑をかけたと知った四川は、妻の遊秀美への怒りを抑えられない。すると周敏の家に金宝珠の兄たちが現れ、家財道具を運び出そうとして騒ぎになる。その場に居合わせた黒狗は彼らを追い払う。





蒼山に集められた商人たちは内庫の債券“庫債”を購入するかどうか互いに探り合う。その頃、都では慶帝が皇子や范建たちに庭園の花を運ぶよう指示。定例の菊観賞会を、范閑の帰京を待って行うというのだ。一方、再び范閑の元に現れた五竹は物置から小さな箱を見つけ出す。中にはこの時代には存在しえない3発の銃弾が入っていた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

皇宮に攻め入るため、兵を率いて軍営を出ようとする商易之(シャン・イージー)。そこへ“陛下をお守りください”と叫びながら聖旨を携えてやって来たのは鄧高(ドン・ガオ)である。その内容は、鎮北軍とともに宮中に入り警護を行えというもの。意図せぬ勅命に戸惑いながらも一軍は皇宮へ向かうのだった。やがて、斉景(チー・ジン)と対面した易之は、これまでに多くの罪を犯した彼へ静かに怒りをぶつけ、一方の斉景は、犠牲にした者たちには必ず償いをすると宣言。続いて御前に通された阿麦(アマイ)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

黎萌萌は祁炎にインスタント麺をふるまう。だが、麺には落花生が含まれており、口にした祁炎はアレルギー反応を起こし倒れてしまう。皇帝暗殺を疑われた黎萌萌は、持ち物を調べられる。その中に、祁粛そっくりのアイドル・白連(バイ・リエン)のブロマイドと、崔婉児から預かった媚薬(びやく)があった。うっかり媚薬を吸い込んだ黎萌萌は祁炎に迫り、女であることを気づかれてしまう。さらに、内官審査で新たに身体検査が加わり、黎萌萌の正体が暴かれようとしたその時…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

赫連錚(ホーリエン・ジェン)は天盛帝に兵を借りたいと求め、天盛帝はそのための名目を考える。話を聞いていた鳳知微(フォン・ジーウェイ)はその名目を作るために自らと赫連錚との結婚を申し出る。鳳知微を利用したくない赫連錚に対し彼女は、自分は金獅国にいる方が安全だと告げる。寧イー(ニン・イー)は天盛帝から赫連錚を排除する任務を課される。天盛帝は、赫連烈(ホーリエン・リエ)を利用して金獅国を掌握するよう寧斉(ニン・チー)に提案され、彼に密旨を送るよう命じる。しかし、寧斉は密旨に寧イーの排除命令を含める。それを知った辛子硯(シン・ズーイエン)は、寧イーを救うために動き出す。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

北(ほく)州王は、太皇太后より舞華公主(ぶかこうしゅ)との婚姻を賜り落ち込む崔行舟(さいこうしゅう)を騎射に誘い、柳眠棠(りゅうみんとう)を側室として迎えればいいと励ます。その時、北州王の息子が乗った馬が暴走し、その窮地を救った崔行舟は脚を負傷してしまう。趙泉(ちょうせん)から歩けなくなる可能性があると聞かされ慌てた太皇太后の使者は、自分が宮中に報告するまで北州でゆっくり静養するよう崔行舟に促して立ち去る。崔行舟は、けがの功名で公主との婚姻を回避できたと、ほくそ笑むのだった。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


赫連烈(ホーリエン・リエ)が金獅を掌握していると知った鳳知微(フォン・ジーウェイ)は、赫連錚(ホーリエン・ジェン)と対策を考える。辛子硯(シン・ズーイエン)は天盛帝に皇子たちの動向に注意するよう暗示する。寧イー(ニン・イー)は大悦安王・晋思羽(ジン・スーユー)を訪ねている間、辛子硯は寧斉(ニン・チー)を牽制しつつ寧イーを守る策を講じる。自分が天盛帝の傍に配置した内通者が露見したと知り、さらに拝謁をも拒まれた寧斉は不安を抱き、母に天盛帝の心中を探るよう求めるが拒否される。晋思羽と寧イーは共通の利害を見出し、協力の可能性を探りながらもお互いを試す。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


任舒は翌日に齢20の誕辰を控えていたが気が塞いでいた。侍女の賈玉環は范仲挙と両想いになれたのに、自分は運命の人に出会えないままだったからだ。しかも賈玉環や李家の仲間たちは、自分が翌日、誕辰を迎えることに気づいていないらしい。任舒は明日など飛ばしてしまいたいと考えていた。しかし、李家の仲間たちは任舒の誕辰祝の宴をこっそり企画していたのだ。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

謝全佳から小遣いをもらうため、上官古川は暴漢に襲われた芝居を打つ。息も絶え絶えの様子で、江湖の金烏(きんう)派の仕業だと訴えた上官古川だが、劉浪(リウ・ラン)は話を最後まで聞かず敵討ちに飛び出してしまう。そんな劉浪を追いかけるため、万里楼へ馬を借りに行った上官古川だが、そこではちょうど金烏派とそのライバル・青陽(せいよう)派の集会が行われていた。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

天下の食糧を担う郭村と国の未来を担う太子に危険が迫っていると知った霍不疑と程少商。2人は互いを信じ、それぞれ救出に向かう。少商はレイ帝残党による郭村の焼き討ち計画を阻止するべく奮闘していたが、田朔の放った刺客たちが次々と村へ火の矢を放つ。その頃、霍不疑は間一髪のところで太子の命を救うも郭村からは火の手が上がっていた。田朔は尊い身分の太子を守るか、愛する女と民を守るかの選択を霍不疑に問いかける…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

冰河の妹・瑶光(ようこう)を逃がしたあと、星辰は頭巾をかぶって侠客たちに紛れ込み、神薬寨の地下牢に潜入する。その侠客たちの中には歩汀も紛れていたが、星辰は歩汀に気づかない。同じ頃、瑶光は星辰からの伝言を冰河に伝えていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

冰河の妹・瑶光(ようこう)を逃がしたあと、星辰は頭巾をかぶって侠客たちに紛れ込み、神薬寨の地下牢に潜入する。その侠客たちの中には歩汀も紛れていたが、星辰は歩汀に気づかない。同じ頃、瑶光は星辰からの伝言を冰河に伝えていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

洪水被害に遭った蘭山(ランシャン)県へ災害支援に向かった鷺洲航空の一行。現地に到着すると、顧南亭(グー・ナンティン)のチームは、会社の支援で建設された小学校のある王家坪(ワンジアピン)へと車で進んでゆく。災害の影響もあり、道路の状況も悪く、途中の宿泊施設で1泊。その晩、南亭は、長年の付き合いである倪湛(ニー・ジャン)から、これまで内に秘めていた過去を明かされる…。

光緒(こうしょ)帝による戊戌の変法の失敗から12年後。都では“龍震離九”と刻まれた謎めいた石碑と瓷器(しき)が見つかり、天下急変の兆しだと噂が広まっていた。内務府総管・存清(そんせい)は44日後の芒種(ぼうしゅ)の日に政変があるとみて、都とその周辺で“九”に関わるあらゆる情報を集めるよう指示。まさにそのころ、天津の客桟では9人が殺される事件が発生する。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

天津の県衙捕吏・王家洛(おうからく)は、9人が殺された客桟の事件現場でただひとり生き残った娘・林安静(りんあんせい)に、下手人の棱西人・融天嶺の一団を捕らえることを誓う。一方、元御前侍衛の“門三刀”こと伊爾根覚羅穆青(イルゲンギョロぼくせい)は、収監されていた間に弱体化した清国の状況に怒りをあらわにしながら、浄壇密蔵の地図を盗み出した者を驚くべき速さで特定する。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

またもや張敏娘(ちょう・びんじょう)が庫狄琉璃(こてき・るり)の見舞いにやってきた。追い払うために応対に出た阿史那雲伊(あしな・うんい)であったが、敏娘の今回の目的は雲伊の素性を探ること。敏娘に挑発された雲伊は、いとも簡単に北部の出身であると口を滑らせ、敏娘は早々に帰っていくのだった。弱みを握られ急に不安がる雲伊をよそに、裴(はい)府には喜ばしい出来事が…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


密蔵の地図を受け取った男は穆青と王家洛の目の前で自死してしまう。その後、家洛は融天嶺が向かったと思われる質店へ。穆青は客桟で殺された9人の遺体を調べ、融天嶺の殺し方であることに気付く。そのころ淇(き)親王こと愛新覚羅載淇(アイシンギョロさいき)は、仕事を依頼した融天嶺の掌門・卓不凡(たくふぼん)が、首尾よく地図を入手したことを喜んでいた。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

蒼山に集められた商人たちは内庫の債券“庫債”を購入するかどうか互いに探り合う。その頃、都では慶帝が皇子や范建たちに庭園の花を運ぶよう指示。定例の菊観賞会を、范閑の帰京を待って行うというのだ。一方、再び范閑の元に現れた五竹は物置から小さな箱を見つけ出す。中にはこの時代には存在しえない3発の銃弾が入っていた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

新天子が即位し、司馬懿と曹爽はそろって朝廷を訪問する。太后より、曹爽の弟と司馬懿の息子たちに、適する官職を選んで出仕させるよう命じられ、司馬懿は承諾する。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

如懿と愉妃(ゆひ)は慧賢皇貴妃(けいけんこうきひ)の侍女だった茉心(ばつしん)に呼び出される。茉心は天然痘に感染し、瀕死の状態だったが、第七皇子に天然痘をうつすことで、皇貴妃の敵である皇后に復讐することをたくらんでいた。だが如懿と愉妃は協力できないと一蹴する。一方、衛嬿婉は舒嬪(じょひん)に処方されている子宝の薬を侍女にこっそり調べさせ、同じ薬を侍医院に要望する。これに気づいた侍医の斉侍医は乾隆帝に相談するが、乾隆帝は静観を決め込むのだった。

砂漠に囲まれた蘭坊(らんぼう)へと赴任した狄仁傑(てき・じんけつ)一行。乱立する幇が力で民をねじ伏せる、まるで無法地帯のような町の様子を目にして、彼らは一様に眉をひそめる。しかも、彼らの“家”となる県衙は火事で焼け落ち、真っ黒な瓦礫の山と化していた。仕方なく紅亭子という妓楼に宿を取ることにした狄仁傑は、そこの女将・碧玉(へきぎょく)から、町の情報を得ることに。すると彼女の口から黒焔(こくえん)の名が…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか


どうにか会試の試験会場にたどり着いた灼華。馬で送ってくれた定王にお礼をしようと考え、精力強壮剤を安く処方すると伝える。すると定王は不機嫌になり、ぶすっとしたまま馬に乗って去ってしまう。会試が始まり、灼華と驚鴻は1問目で満点を取って、試験官たちを驚かせる。だが、2問目は灼華が最も苦手とする詩作で…。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


進軍中の北漠軍が、20里離れた場所で野営している――そんな情報を掴んだ青豫連合軍の主将・商易之(シャン・イージー)は、予定どおり野狼溝で北漠軍を迎撃すると将校たちに伝えた。敵の先鋒であろう騎兵に、どう対処するのかと問われ、易之が得意げに示したのは、阿麦(アマイ)が考案した策だった。その頃、一方の北漠軍も戦に向けて準備を進めていた。常鈺青(チャン・ユーチン)は、待ち伏せされる恐れのある野狼溝を通るのは危険だと、陳起(チェン・チー)に進言するが…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

野狼溝での戦いを終えた青豫連合軍は、これからは青州と豫州の区別なく家族になろうという商易之(シャン・イージー)の言葉を受けて、軍の名称を“鎮北軍”と改名することに。先の戦で、陳起(チェン・チー)を殺そうと無謀にも敵陣に単騎で突っ込んで足に大ケガを負った阿麦(アマイ)も、軽口を叩けるほど落ち着きを取り戻していた。そんななか、豫州では“美貌の閻魔”の噂が。それは鬼神のごとき戦いぶりから、人々が阿麦に付けた二つ名だった。それを知った徐秀児(シュー・シウアル)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

救出劇で楚楚と韓爍を結びつけることに失敗したセンセン。まずは身の安全を確保するため、信頼を得ることで韓爍に暗殺の意図を捨てさせようと考える。そこで、密会を求める密偵からの偽文を韓爍に送り、楚楚には堀の船上で玄虎城の密偵と内通する者がいるとの情報を流した。楚楚が韓爍を捕らえたところで、自分との逢瀬だと主張して彼を救い出す作戦だ。楚楚が密会現場の船に入ったのを見計らってセンセンも乗り込むが、なんと船の中には…!?
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン


驪龍盗の靂魁による奇襲により燕氏隊商の仲間たちは命を落とし、端午は独り取り残される。一方、康琚に救い出された燕子京は端午の無事を確かめると彼女を守るために去り、残りわずかな人生を仇討ちだけにささげると決める。それを知らずに彼を恨んだままさすらい始めた端午。過酷な旅を続ける彼女はとある宿で越雲岫を見つけ……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

長安で張晋然が郢王の勧めに反し揚州行きを願っていた頃、郢王を頼って官職に返り咲いた徐南英は揚州大都督府の新長史として鄭世元に近づいていた。一方、燕子京はついに崔敬初を追い詰めて崔家を滅ぼし宝飾店・珍琅閣を手に入れる。越雲岫と一緒に店を開く夢を抱いて揚州に来た端午はそんな燕子京と予期せぬ再会を果たすが……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン



菊鑑賞会に備え、会場となる懸空廟に花を運ぶ范閑。屋根の上に何かの気配を感じるが、同行していた大内侍衛副統領・宮典(ゴン・ディエン)は深刻に捉えない。そんな中、范家では自分の夢を見つけた范思轍が家族に別れを告げ、新たな店を開くため再び北斉に旅立っていく。菊鑑賞会の当日、馬車で会場に向かっていた范閑はいきなり兵士に取り囲まれる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか




琅琊閣、それは天下のあらゆる疑問を解き、才子や英雄に序列をつける地。その琅琊閣に梁の皇子である誉王が訪れていた。誉王は琅琊閣から錦袋を手に入れる。中には"麒麟の才子を得る者、天下を得る"と書かれた布が入っていた。時を同じくして、誉王と激しく帝位を争う皇太子もまったく同じ錦袋を受け取っていたため、両陣営は麒麟の才子である江左盟宗主、梅長蘇を招き入れるために動き出す。その頃、当の梅長蘇は梁の高官、寧国侯の長子である蕭景睿の招待を受け、蘇哲という仮の名前で密かに梁の都 金陵を訪れていたが...。

早朝、目を覚ました顧南亭(グー・ナンティン)の掌には、まだ程霄(チョン・シアオ)の手が握られていた。前日の子供の救出活動で程霄に命の危険が迫ってから、急速に心の距離を縮めた2人。同僚たちと雑魚寝する教室で大胆にもこっそりとつながれた手を、南亭は静かにほどくと、程霄の髪に触れようと運んだ手を止め、朝ごはんの支度へと出ていくのであった。そんな彼の様子を目撃していた人物が…。

阿史那雲伊(あしな・うんい)は、卑怯な手ばかりを使う張敏娘(ちょう・びんじょう)に対し、恋敵ならキク崇裕(きく・すうゆう)にまっすぐ想いを伝えるよう怒りをぶつけた。しかし敏娘は、崇裕との縁談は親族が望んでいることであり、誤解だと言い張る。そればかりか崇裕には都に妻子がいて、想ったところで誰の夫にもならないと、雲伊の心を折ろうとするのだった。初めてそれを知った雲伊は…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


穆青ら内務府の一団と卓不凡ら融天嶺は、天津からそれぞれ上海に向かう途中で日本人の刺客に狙われる。融天嶺の唐雨(とうう)ら数名は日本人に変装して違う道で上海に向かうが、棱西なまりがあだとなって穆青らに追跡されることに。そして夜、穆青らに襲撃されて唐雨は山中へと脱出するが、その行く手に思わぬ人物が立ちふさがる。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

菊鑑賞会に備え、会場となる懸空廟に花を運ぶ范閑。屋根の上に何かの気配を感じるが、同行していた大内侍衛副統領・宮典(ゴン・ディエン)は深刻に捉えない。そんな中、范家では自分の夢を見つけた范思轍が家族に別れを告げ、新たな店を開くため再び北斉に旅立っていく。菊鑑賞会の当日、馬車で会場に向かっていた范閑はいきなり兵士に取り囲まれる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

司馬懿はろうにいる辟邪に衣服を届け、最後の別れを告げる。曹爽は何晏(かあん)が手を回して用意した曹叡の元めかけだった蒹葭(けんか)を、自分のめかけとしていた…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

皇后は第七皇子を亡くした衝撃から健康を損ね、寝込んでしまう。だが乾隆帝(けんりゅう)が即位後、初めて東巡へ旅立つと聞き、無理を押して同行する。一方、乾隆帝はモンゴルのホルチン部から親王の子の妻に清(しん)の嫡出の公主を差し出すよう要望されていた。未婚で嫡出の公主に該当する者は皇太后の次女・恒媞(こうてい)か、皇后の娘・璟瑟(けいしつ)の2人しかいないが、皇太后も皇后も自分の娘を遠方に嫁がせることに猛反発し、一歩たりとも譲ろうとしなかった。

蘭坊(らんぼう)に法を根づかせたい――強い思いを胸に奮闘する狄仁傑(てき・じんけつ)だったが、民の理解を得ることは容易ではなかった。そんななか、奇怪な死を遂げた李陶(り・とう)の検視が行われた。狄仁傑は、死体の首筋に残された赤い斑点に注目し、毒針を刺した痕ではないかと疑うのだった。一方、県衙で書類の整理を行っていた曹安(そう・あん)は黒焔(こくえん)についての記録を紐解くうちに、ある事実に気づき…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

会試に合格した灼華が小秦宮の妓女たちに祝われているところへ、柔嘉公主の侍女が詩会の招待状を持ってやってくる。翌日、詩会には会試合格者が集まり、驚鴻もそこへやってくる。合格者たちの話題はいつしか女子でただ1人会試に合格した灼華のことに。男たちが陰口をたたいているところへ、灼華が物怖じせずに堂々と登場する。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

VR農場ゲームのモニターに応募した連蔓児(リエン・マンアル)は、ゲーム開始と同時に南宋時代の貧しい農家に放り込まれる。大家族の一員として、戸惑いながらも生活を開始した連蔓児(リエン・マンアル)。だが、ほどなく届いたゲームの指令を見て愕然とする。なんと、“金貨 1000 両を稼げ”というのだ。そんなある日、連(リエン)家に大伯父・連守仁(リエン・ショウレン)の一家が帰省してくる。

流觴琴会の当日。蘇若珊は、箜篌で碧玉の少女と雲沐の思い出の曲「緑光吟」を演奏した。雲遥城主・雲尚はそれを受けて演奏を行う。会が続く中で雲沐は同行させた若非に演奏させようと思い立つ。若非は若珊に借りた箜篌で緑光楽坊の3人との思い出の曲を演奏する。誰が受けるのかに注目が集まる中、まず商羽が立ち上がり、その姿を見た雲沐は…。周囲が見守る中、演奏場所の欄干が突然外れて若非が水中へと落下してしまう。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


聡明で秀麗な姜雪寧(バイ・ルー)は、持てる全ての能力を使って皇帝すらも手玉に取り、民衆を欺き、自身の夢みた皇后の地位に居続けている。ある日、彼女の暮らす寧安宮で、逆賊による反乱が起こり、皇帝の師・謝危(ジャン・リンホー)の前で自害を余儀なくされる。宮殿の石床に倒れた雪寧が目を開くと、そこには懐かしい光景が広がっている。彼女は前世の記憶を持ったまま、4年前に戻ったのだった。彼女は過去の心残りや過ちを挽回するべく、一歩を踏み出す。

上海に到着した穆青と存清の部下・格泰(ゲタイ)は、密蔵の秘密を握る同盟会の男・譚先(たんせん)を融天嶺に先んじて確保しようと繁華街に見張りを配置する。だが譚先が同盟会の同志と落ち合うと思われる珈琲館周辺には、融天嶺に加えて、密蔵を狙う日本人・清伊信風(せいいしんふう)らが率いる武装集団も潜んでいた。そこへ譚先が護衛とともに現われ、状況は一気に緊迫する。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

珈琲館に逃げ込んだ譚先とその護衛・柳琳(りゅうりん)は、租界の巡捕房に保護され飯店に護送される。巡捕房の探長は2人が脱出できるように港まで護衛すると申し出るが、譚先にしてみれば危険が伴うことに変わりはない。同盟会の同志と接触する手段がなくなった今、密蔵の情報をどうやって伝えるべきか――譚先は悩んだ末に、ある行動に出る。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン



慶帝を襲った白衣の刺客との激闘中、急に調子を崩し、胸を刺されてしまった范閑。皇宮に運び込まれて手当てを受けるが、刃に塗られていた毒のせいで危険な状態に陥ってしまう。范閑は医術を学んでいる范若若に解毒の手術をさせることに。しかし実際に人を切ったことのない范若若は執刀をためらってしまう。そこに慶帝が現れて…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

阿麦(アマイ)が敵と内通した疑いで捕縛された。彼女が裏切る理由はないと抗弁する商易之(シャン・イージー)に自供書を見せ、北漠と通じて南夏を攻める目的があったのだと断言する林(リン)宰相。このままでは斬首が避けられない阿麦の命を救うには、林宰相の望みどおり易之が彼の娘・則柔(ゾーロウ)を娶ること、そして立后の際に皇帝として罪人に恩赦を与える以外に方法はない。断腸の思いで、易之は翌日、婚儀を挙げた。牢にいた阿麦は、林宰相から易之の婚姻を知らされ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

祁炎を殺そうとした罪に問われ、天牢で崔(さい)宰相から拷問を受ける黎萌萌だったが、間一髪のところで祁炎に救出される。祁炎は黎萌萌を自分の部屋に連れて帰り太医(たいい)に診せるが、そこへ皇太后が訪ねてくる。祁炎はとっさに黎萌萌を布団の中に隠すが、皇太后は突然布団の中から出てきた黎萌萌に驚き、意識を失ってしまう。崔宰相は黎萌萌が皇太后を治療できれば神の使いとして認めるが、治療できない時は死刑に処すべきだと祁炎に進言する。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

赫連烈(ホーリエン・リエ)の使者が晋思羽(ジン・スーユー)を訪れ、赫連錚(ホーリエン・ジェン)に対抗するための協力を求めるが、寧イー(ニン・イー)は使者を殺し、晋思羽が自分としか協力できないようにする。天盛帝は寧斉(ニン・チー)の拝謁を許すが、香り箱のことを聞かれ激怒する。その後、寧斉は戸部の長になるが不安を抱き続け、味方を増やす策を考える。赫連錚は金獅の朝廷で先王の遺詔を示し、赫連烈を非難する。緊迫した状況の中、劉牡丹(リウ・ムーダン)は赫連錚にひと月の調査時間を与える。寧イーは赫連烈が権利を手放さないと判断し、金獅の司家に協力を求める。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

蘇若非らの到着で、幻楽城の高官の間では噂話が起きていた。雲沐に伴われた姉の若珊は、雲沐の母・揺山(ヤオシャン)夫人の前でも雲沐を助けた“碧玉の少女”として振る舞う。そして、この身分が抜群の効果をもたらすことを実感し、碧玉を手放さない決意をするのだった。一方の若非は、雲沐から鈴の演奏を命じられ、挙げ句の果てに若君の居室で寝泊まりをすることに…。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


鳳知微(フォン・ジーウェイ)は劉牡丹(リウ・ムーダン)を待つ間にその妹の劉梅ドゥオ(リウ・メイドゥオ)と話し、彼女が赫連錚(ホーリエン・ジェン)を想っていることを知る。劉牡丹の態度に裏を感じた鳳知微は、劉梅ドゥオから証拠を探ろうと考える。一方、寧斉(ニン・チー)は火鳳幇が自分の庇護を求めていると知り、その闇市で月リン(ユエ・リン)と知り合う。彼女の香りが気になった寧斉は、月リンを脅して協力させる。寧イーは死刑囚の牢獄から司憲(スー・シエン)を救出し、司家の協力を得る。寧斉は密かに天盛帝の香り箱を盗み、月リンに似た香りを再現させる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

上官古川は謝全佳の伝書鳩に食事を盗み食いされたと思い、范仲挙、劉浪と共に謝全佳の部屋へ乗り込む。しかし謝全佳は、ある文を読みながら激怒していた。話を聞くと、趙洋洋(ジャオ・ヤンヤン)という親友が、クズ男にだまされていいカモにされ、ついには婚姻を結ぶという文が届いたのだという。上官古川たちも、ろくでもない男だと感じて、別れたほうがいいと返事を書く。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

日がな一日ぼんやりしている劉浪に将来の夢を持たせようと、李宅の皆があの手この手で奮闘するが本人には響かず、屋敷での存在感は薄いまま。そんな中、謝全佳が見つけてきた配達員の仕事は俊足の劉浪にとって天職ともいえ、1カ月分の配達を1日で済ませ大活躍。常楽一の配達員に上り詰めた劉浪に、皇帝への献上品を届ける仕事が舞い込む。謝全佳は劉浪を数千里も離れた嶺南に送り出すが、道中何かやらかすのではと心配していた。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

歩汀は1人で異形たちがいる部屋へ人形を取りに戻る。だが、次々に襲いかかってくる異形に歩汀は苦戦する。異形にかまれれば自我を失う危険な状況にもかかわらず、脱出したはずの星辰が歩汀を助けに戻ってくる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

歩汀は1人で異形たちがいる部屋へ人形を取りに戻る。だが、次々に襲いかかってくる異形に歩汀は苦戦する。異形にかまれれば自我を失う危険な状況にもかかわらず、脱出したはずの星辰が歩汀を助けに戻ってくる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

機長候補となった程霄(チョン・シアオ)の左席デビューの当日。周りが祝福モードの中、肝心の程霄は浮かない表情だ。というのも、顧南亭(グー・ナンティン)から愛の告白を断られて以来、関係はギクシャクしっぱなし。記念のフライトであっても、彼とコンビを組む乗務を、平常心でこなすのには無理があった。そんな不安要素を抱えた香港便で、祁玉(チー・ユー)が乗客トラブルを起こす…。

時は経ち、6年後。裴(はい)府の侍女たちが賤籍を抜けて嫁いでゆき、家族を増やす中、庫狄琉璃(こてき・るり)は大病のあと、本来の体調を取り戻せておらず、子供を授かることがかなわないでいた。跡取りのいない裴府は、今や西州の令嬢たちの間で注目の的。今日は都督の側室である祇(き)夫人から琉璃に宴の招待状が届いた。そんな夫人の狙いを知りつつ、琉璃はあえて誘いを受けることに…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


慶帝を襲った白衣の刺客との激闘中、急に調子を崩し、胸を刺されてしまった范閑。皇宮に運び込まれて手当てを受けるが、刃に塗られていた毒のせいで危険な状態に陥ってしまう。范閑は医術を学んでいる范若若に解毒の手術をさせることに。しかし実際に人を切ったことのない范若若は執刀をためらってしまう。そこに慶帝が現れて…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

乾隆帝は嫡公主の璟瑟をホルチン部へ嫁がせるのが最善策だと知りつつも、皇子を亡くしたばかりの皇后を思うと決心がつかない。一方、皇太后も唯一そばに残った娘を手放すまいと、自分の息のかかった重臣らに娘の輿(こし)入れを反対させていた。そこで如懿(にょい)は一計を案じて皇太后を訪ねる。如懿は、皇太后が自らの権勢のため恒媞長公主の輿入れを望んでいると見せかけ、富察(フチャ)氏一族を動揺させることで逆に娘を手放さずに済むと提案する。

金をもらって恨みを晴らす“殺しの代行”はやめろと迫る狄仁傑(てき・じんけつ)。しかし、玄虎幇の幇主・銭コウ(せん・こう)は不敵にも「俺に狙われた奴は、必ず死ぬ」と言い残し、立ち去るのだった。そんななか、銭コウたちの標的となっていると目される妓女・秋月(しゅうげつ)が姿を消す。李陶(り・とう)を殺したのは秋月なのか、それとも――。捜索に乗り出した狄仁傑は、紅柳村で秋月の簪を発見するが、同時に奇妙な違和感を覚え…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

孫(スン)家に嫁がされそうになった連蔓児(リエン・マンアル)は、沈諾(シェン・ヌオ)の機転で危機を切り抜ける。その縁組みを仕組んだ大伯父・連守仁(リエン・ショウレン)は、孫(スン)家からもらい損ねた大金をあきらめきれない。連(リエン)家の近所に住む王幼恒(ワン・ヨウホン)は沈諾(シェン・ヌオ)の傷の手当てをして、捕吏の矢傷であることに気づく。王幼恒(ワン・ヨウホン)は怪しむが、沈諾(シェン・ヌオ)は連蔓児(リエン・マンアル)の母・張(ジャン)氏の甥と偽って連(リエン)家に滞在することになる。

春央と共に東雲を訪ね、皇帝と音楼との本当の関係を話すよう脅す肖鐸。東雲に全てを打ち明けられ真相を知った肖鐸は音楼に会いに行こうとするが、ちょうど皇帝に呼ばれる。その頃皇帝は音楼を訪ね、音楼の世話を怠ったかどで側仕えを全員処刑し、拷問された連城まで連れてくる。

釈迦の生誕祝いの場で、皇太后は音楼を後宮に入れることに反対する。だがその頃音楼は肖鐸と夜を明かした湖上にいた。急いで戻った音楼は、待ち構えていた皇帝に誰と何をしていたか聞かれるが、合徳姫の機転で難を逃れる。一方肖鐸も栄安に音楼との情事を感づかれ脅されるが…。

商羽の屋敷で目覚めた黄鶯は、商羽が幻楽坊に移ったと知る。そこで正規路線で幻楽坊に入ることを決意するのだった。少君は小七の話本にあった手法で、若非に嫉妬心を抱かせ、告白させる作戦に出るのだが…。少君の意図が読めない若非のもとに、若珊が訪ねてきた。若非から少君が若非を幻楽坊に入れる約束をしていたことを知った若珊は今年の申し込み期日が過ぎたことを伝え…。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ



雪寧は、今世でも謝危が彼女の未来に大きな影響を与え得ると将来を案じている。雪寧の幼馴染で勇毅候・燕牧の息子、燕臨(ジョウ・ジュンウェイ)は、数ヶ月の内に冠礼(成人)の儀を迎える。彼は雪寧に心を寄せており、彼女を提灯祭りに誘う。だが前世において、雪寧は提灯祭りで皇帝の妹・沈芷衣(リウ・シエニン)に会ったことで、いらぬ誤解を招いていた。それを避けようと燕臨の申し出を断った雪寧は、尤家の主催する宴を訪ねるが、そこで芷衣に出会ってしまう。


懸空廟での刺客騒ぎのあと、范閑が慶帝と葉軽眉の息子であるという噂が広がる。信陽に戻ろうとしていた長公主・李雲睿はそれを聞いて激昂。范閑を殺してやると第二皇子・李承澤に宣言する。一方、皇后もまた范閑の出生の秘密を聞いて息子である皇太子・李誠虔の元を訪れる。かつて葉軽眉(イエ・チンメイ)を死に追いやったのは皇后の一族だった。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

商易之(シャン・イージー)は、南夏の功臣・盛国公への恩賞の一環として、彼の娘である阿麦(アマイ)を皇貴妃に封じた。易之にとっては阿麦をそばに置いておきたい一心でのことだったが、彼女自身がこれを暴挙だと感じて怒りを募らせていようとは知る由もない。2人の思い出の品である犬の人形と、今回の婚姻の経緯や阿麦への想いを綴った文を盛国公府に届けるよう穆白(ムー・バイ)に命じる易之。一方、易之が大切な人形を阿麦に贈ることを知った皇后・林則柔(リン・ゾーロウ)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

ついに治療法を思いついた黎萌萌。皇太后に施術する前に魯(ろ)総管を実験台にしようとするが拒否される。見かねた祁炎が代わりに施術を受けるが、背中に赤く大きな跡が残ったため、黎萌萌を捕らえるよう魯総管に命じる。慌てて逃げた黎萌萌だったが、過労から気を失って倒れてしまう。祁炎の寝台で目を覚ました黎萌萌に、施術の効果を認めた祁炎は皇太后の治療を任せる。黎萌萌は崔婉児の力を借りて皇太后に吸い玉の治療を施すが…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

連日、厠へ行くと偽る蘇若非が実は練習していると知った雲沐は、こっそり練習時間を与えることに。姉 若珊は、幻楽坊100周年で雲沐の母 揺山夫人が新たに大楽正を選出すると知り、選抜まで指導を受けることになった。雲沐の叔父 雲尚は、天下一の楽師 ジン商羽が頻繁に雲沐の屋敷に出入りしていることを知り、間者を潜り込ませる。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ






ある日、郭東籬のもとに故郷から息子を護送してくるとのヒョウ票が届く。突然の知らせに慌てふためく郭東籬だが、息子の郭楽天(グオ・ローティエン)が李家に到着する。学校で与えられた課題の実践学習のため、常楽にやって来たと話す郭楽天だが、本当のところは父親に会いたい一心で家を飛び出してきたのだった。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

ある日、李家の庭で倒れている男が見つかる。その男はすでに息絶えており、現場に居合わせた捕吏を名乗る謎の男、狄仁(ディー・レン)が下手人捜しを始める。狄仁は、まず狄家が編み出したという「解決宝典」を用いて、謝全佳たちに質問をしていく。それは快楽殺人者をあぶり出すための質問だった。1人だけ奇妙な答えを言い続ける劉浪が下手人だと疑われる。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか









茉喜(まつき)は、恩師からの誘いを受けて教職に就く決断をした白鳳瑶(はく・ほうよう)と共に、京州から遠く離れたケイ州へ移り住むことになった。借金のせいで手放さざるを得なくなった白家の屋敷に別れを告げて旅立つ2人。道中、世間知らずの鳳瑶が盗人に大事な荷物を奪われ、所持金のほとんどを失うという災難に見舞われながらも、何とか勤め先であるケイ州女学館にたどり着くのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

茉喜(まつき)は食材を求めて街へ。肉を買おうとした彼女に、小さな“幸運”が訪れる。店主の手元が狂い、偶然にも大きな肉の塊が彼女の籠の中に落ちたのだ。店主に何も告げずに去ろうかという考えが頭をよぎる茉喜。しかし結局は“ずるをしないで”という白鳳瑶(はく・ほうよう)の教えに従い、肉を返すことに。すると、茉喜の正直さに感服した店主が無償でモツをくれたのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

館長の馮嫣(ふう・えん)に叱責された上、罰として減給を言い渡された白鳳瑶(はく・ほうよう)。馮銘(ふう・めい)を誘惑したというのだが、事実は正反対で、しつこく言い寄ってきていたのは馮銘のほうである。なぜこんな目に遭わねばならないのかと腹を立てる茉喜(まつき)だが、当の鳳瑶は、今は仕事を失うわけにいかないと、このひどい仕打ちに耐えようとするのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか



安景昭と共に現代に戻った初月は、安景昭を俳優と偽り、両親や弟の李初陽(リー・チューヤン)と共に食事をする。電灯やスマホ、写真など、現代の物に興味津々な安景昭は初月の部屋で一晩を過ごす。翌朝、自分の世界に戻るため接吻をしたいという安景昭の頼みを、初月は現代に戻れなくなることを心配し断る。出勤する初月を追いバスに乗る安景昭は車酔いしてしまう。




キスすれば通路が開くと考えた2人だが、戻ることはできない。2人の不在を心配する祖母と側近の東華(ドンホワ)は安景昭は病だと偽り、ごまかす。一方、喬(チャオ)先生の助手になりたい初月は、上虞の伝統的な模様をヒントにデザインを考え、課題を再提出する。憧れの人、顧清風(グー・チンフォン)から合格の知らせを受け、カフェに誘われた初月は大はしゃぎで出かける。




最後の生地を見つけた安景昭に感謝し、喬先生に頼まれた生地をそろえた初月は、安景昭と顧清風と3人でレストランに入る。そこへ初月の父、李建民(リー・ジエンミン)から、詐欺師に騙され、花瓶を取られてしまったと電話が入り、店に乗り込んだ安景昭が建民を助け出す。話を聞いた初月は安景昭への好感度が上がり、いつの間にか彼が気になる自分に驚く。

安景昭は、初月の部屋の隕石と同じものが、7歳の花渓節に裏山に落ち、吉兆として大切に寝室に置かれていると話す。2人は、この隕石が分かれて2つの世界に落ちたため、通路ができたと考える。移動の時には雷雨があったことから、隕石と雷雨が通路を開く鍵だと判明する。安景昭が戻るめどが付き喜ぶ初月だが、なぜか心がざわめく。

遊園地で楽しい時を過ごす2人。安景昭は初月に改めて告白をするが、またもやはぐらかされる。翌日は、菜の花畑でのキャンプ。その夜、安景昭は返事が欲しいと真剣に迫るが、好きではないと拒絶される。デートと引き換えにモデルを引き受けた安景昭は、キャンプの夜に酔っ払って本音をこぼした初月の言葉を本人に伝えるが…。

陳萍萍(チェン・ピンピン)が狙われていると聞かされた范閑(ファン・シエン)は、急ぎ鑑査院へと向かう。陳萍萍を付け狙うのは、鑑査院内の対北斉強硬論者たちだった。陳萍萍は襲われるのを知ったうえで、不穏な連中を一網打尽にしようとしていた。六処主務の影子(インズ)によって一掃される不穏分子たち。この後、陳萍萍は各主務たちを集め、范閑を自分の後継者にすると告げる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

北斉との交渉が一段落し宴が催されることに。その前日、父に呼ばれた范閑(ファン・シエン)は文壇の期待が自分に集まっていると聞かされる。以前、范閑が詠んだ“万里悲秋”の詩が高い評価を受けたために、北斉の文壇の巨匠、荘墨韓(ジュアン・モーハン)と范閑の対決が注目されているのだった。狼狽しつつも、范閑は五竹(ウージュー)と宴のあとで後宮に忍び込む計画を立てる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

宴の場で范閑(ファン・シエン)の詩は盗作だと指摘した荘墨韓(ジュアン・モーハン)。ざわつく宴席。だが范閑は少しも慌てず、夢の中で仙界を遊歴し暗記したのだと告げ、次々に名詩を吟じてみせる。今や宴席は范閑の独り舞台だった。驚いた荘墨韓は血を吐いて倒れてしまう。こうして酔いつぶれた范閑は王啓年(ワン・チーニエン)に背負われて帰宅するが、深夜にそっと屋敷を抜け出して…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか





昱恒(ユーホン)の母の病状を知り、彼からの提案を前向きに捕らえた篠檸(シャオニン)は、結婚に踏み切る。しかし婚姻届けの手続きが間に合わず、翌週までは未入籍で過ごすことに。お祝いに盛り上がる両親らの手前、2人は当面結婚したふりを装うことを決めるのだった。翌日、退勤後に篠檸が上司の饒静(ラオ・ジン)と共に、勝負服で顧客の接待に向かうところに出くわした昱恒は……。

蘇南瑾(そ・なんきん)は裴行倹(はい・こうけん)を牢から出すと、牢にいた女の尋問の手伝いを頼んだ。行倹が牢で気に入ったと思しき女をあてがうことで、ご機嫌をとろうと気を回したのだが、この女こそ行倹の妻・庫狄琉璃(こてき・るり)。行倹の計画どおり事は運び、琉璃を尋問部屋へ呼び出すことに成功した一方、玉児(ぎょくじ)と名乗る琉璃は尋問中、やたらと離縁した夫への不満を述べ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか




裴行倹(はい・こうけん)の忠告を無視して、穆三郎(ぼく・さんろう)は宴に。すると三郎の顔を見るや近づいてきて、キク崇裕(きく・すうゆう)が長旅の労をねぎらい始めた。行倹の予想どおり、男色と噂される崇裕の標的となってしまい、しつこく言い寄られる三郎。やがて宴はお開きとなり、困り果てた彼は行倹に泣きつくのであった。しかし、翌朝、行倹は崇裕に侍従として三郎を差し出し…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか



西州に到着し、安西(あんせい)都護であるキク智湛(きく・ちたん)の歓迎を受ける裴行倹(はい・こうけん)。智湛のもてなしぶりは、娘婿の王君孟(おう・くんもう)もいぶかしがるほどで、次から次へと差し出される杯を、行倹も断ることなく飲み干していく。一方、別室で都護の夫人たちと宴席を囲む庫狄琉璃(こてき・るり)のもとには、キク崇裕(きく・すうゆう)が送り込んだ“刺客”が現れ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

名家や高官の娘が通うはずのケイ州女学館に、丁一苑の学生は試験も受けずに入学でき、素性の不明な者も大勢いる――茉喜(まつき)はそんな噂を耳にした。実際、陳文徳(ちん・ぶんとく)までもが身分を隠して学校に潜り込んでいる。何か大事件が起きるのではないかと不安になった彼女が、一刻も早く逃げ出すべく白鳳瑶(はく・ほうよう)に事情を説明していたところへ沈書墨(しん・しょぼく)が…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

茉喜(まつき)、陳文徳(ちん・ぶんとく)、沈書墨(しん・しょぼく)の3人は、馮嫣(ふう・えん)に騙されて馮家の地下牢に落とされた。するとそこには思わぬ人物が。ある将軍に嫁ぐと言い残し、突然姿を消したケイ州女学館の教師・孫景雲(そん・けいうん)である。彼女は馮嫣に殺されたものだと思っていた書墨は、大事な友が生きていたことを泣いて喜ぶのだった。その頃、明徳(めいとく)侯の鍾毓麒(しょう・いくき)は…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

太后の書画には何か重大な秘密があるのですか――間者としてケイ州女学館に潜入していた呉吟(ご・ぎん)は、明徳(めいとく)侯に尋ねた。書画を見つけ出すという任務を達成できずに叱責されたばかりではあったが、蔵書閣で自分と同じ目的を持つらしい曲者と遭遇し、女学館では変事が続いているところに明徳侯自らが来訪しているという状況から察するに、それがただならぬ物であるとしか思えなかったのだ。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

沈玉容(しんぎょくよう)の妻・薛芳菲(せつほうひ)が目覚めると、寝床の上には見知らぬ男がいた。その場に義母と義妹が踏み込み、薛芳菲は夫を裏切り密通したと誤解されてしまう。助けに来た沈玉容と共に家を出た薛芳菲だったが、失った意識が戻ると山奥の地中に落とされており、すべてが罠(わな)だったことに気づき…。ある日、中書令(ちゅうしょれい)の娘という身分でありながら貞女(ていじょ)堂で10年の時を過ごす姜梨(きょうり)が、侍女・桐児(とうじ)と川辺を通りかかると、倒れている薛芳菲を見つける。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

牢に入れられた雲為衫は、宮尚角の尋問を受ける。宮子羽は、雪重子や月長老、花宮の花(ホワ)公子らと協力し雲為衫を牢から救い出すが、追ってきた宮尚角らと激しい斬り合いになる。一方、上官浅は霧姫夫人から宮尚角を殺すよう取り引きを持ちかけられる。そんな中、宮子羽はいよいよ最後の試練に挑むため再び後山へと向かう。

第三の試練に挑む宮子羽は、試練突破のためには金繁を犠牲にしなければならないと知る。しかし宮子羽はそれを拒否し、自身のやり方での突破を試みることに。その頃、後山で霧姫夫人が何者かに襲われる。知らせを受けて駆けつけた宮子羽は、ある意外な人物との再会を果たす。瀕死の霧姫夫人は必死に何かを訴えようとするが…。





若手脚本家チェン・シアオチエンのドラマが間もなくクランクインというとき、主演俳優ハンから脚本にクレームがついた。脚本の甘さを指摘されたうえ、“恋愛経験不足”とまで言われたシアオチエンは憤慨。昼夜を徹して、なんとか原稿を書き上げたシアオチエンだったが、意識が次第に遠のいていき…。目を覚ますと、なんとそこは自分が書いた脚本の世界の花垣(かえん)城! しかも第3話で死ぬ予定の脇役悪女キャラ・陳センセンになっていて…!?
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

一夜明け、センセンとして目覚めたシアオチエンは、脚本が結末を迎えるまで現実には戻れないかもしれないと考える。花垣城の二郡主である陳楚楚(ちんそそ)が城主となって結末を迎えるためには玄虎(げんこ)城の若君・韓爍(かんしゃく)の力が必要だ。しかし韓爍はセンセンを毒殺しようとした罪で、すでに死罪が確定。現実に戻るため、母である花垣城主に赦免を訴えるセンセンだが、城主は決して許そうとはしない。そこでセンセンは、韓爍を生かさざるを得ない荒唐無稽な救出作戦を思いつく。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

救出劇で楚楚と韓爍を結びつけることに失敗したセンセン。まずは身の安全を確保するため、信頼を得ることで韓爍に暗殺の意図を捨てさせようと考える。そこで、密会を求める密偵からの偽文を韓爍に送り、楚楚には堀の船上で玄虎城の密偵と内通する者がいるとの情報を流した。楚楚が韓爍を捕らえたところで、自分との逢瀬だと主張して彼を救い出す作戦だ。楚楚が密会現場の船に入ったのを見計らってセンセンも乗り込むが、なんと船の中には…!?
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン




歩汀は油断した隙に星辰にかまれてしまう。いつ自我を失うか分からない状況で、2人は胸に秘めていた夢や秘密をそれぞれ打ち明ける。月がきれいに輝く夜、歩汀が星辰を川に誘うと、そこには花で飾られた筏があった。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

歩汀は油断した隙に星辰にかまれてしまう。いつ自我を失うか分からない状況で、2人は胸に秘めていた夢や秘密をそれぞれ打ち明ける。月がきれいに輝く夜、歩汀が星辰を川に誘うと、そこには花で飾られた筏があった。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

程霄(チョン・シアオ)を陥れたのは誰か。犯人の特定が進まないことに不満な夏至(シア・ジー)と李語珩(リー・ユーハン)は食堂で独自に推理を始めた。関係者では、顧南亭(グー・ナンティン)に好意を寄せていた祁玉(チー・ユー)が最も怪しい――などと証拠もなしに放言していたところに現れたのは、噂の祁玉。彼女は乗客トラブルを起こした際に巻き込まれた2人に、素直に謝罪し…。

大総管である蘇海政(そ・かいせい)から、西州へ軍令が届いた。内容は、亀茲(きじ)の反乱軍の残党を殲滅するための出兵と、20万石の穀物の調達。3000足らずの敵を始末するのには、どうにも多すぎる兵糧であるが、すぐさま蘇大総管の狙いを見抜く裴行倹(はい・こうけん)。いつものごとく私腹を肥やすためのみならず、恨みを持つ行倹に無理難題を突きつけ、失敗したら処刑する腹なのだ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


驪龍盗の靂魁による奇襲により燕氏隊商の仲間たちは命を落とし、端午は独り取り残される。一方、康琚に救い出された燕子京は端午の無事を確かめると彼女を守るために去り、残りわずかな人生を仇討ちだけにささげると決める。それを知らずに彼を恨んだままさすらい始めた端午。過酷な旅を続ける彼女はとある宿で越雲岫を見つけ……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

懸空廟での刺客騒ぎのあと、范閑が慶帝と葉軽眉の息子であるという噂が広がる。信陽に戻ろうとしていた長公主・李雲睿はそれを聞いて激昂。范閑を殺してやると第二皇子・李承澤に宣言する。一方、皇后もまた范閑の出生の秘密を聞いて息子である皇太子・李誠虔の元を訪れる。かつて葉軽眉(イエ・チンメイ)を死に追いやったのは皇后の一族だった。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

天子の教育係として宮廷に入った柏霊インは、太后の信頼を得て話を聞く間柄になる。大臣たちが自分を軽んじていると悩む太后に、柏霊インは…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

死期を悟った皇后は女として愛されなかった悔しさを吐露し、次期皇后には如懿以外の妃(きさき)を立てるよう進言するが、逆に乾隆帝からこれまでの悪行について追及されてしまう。皇后は慧賢皇貴妃(けいけんこうきひ)と如懿に贈った腕輪に不妊の薬を潜ませていたことや冷宮で如懿を虐げたことについては認めたものの、砒素(ひそ)や毒蛇への関与等、多くを否定する。そして次期皇后は悲惨な末路をたどると言い残し、息を引き取るのだった。その直後、侍女・素練(それん)も謎の死を遂げる。

銀鉱の鉱主である韓詠南(かん・えいなん)が、幼い少女・趙望蕊(ちょう・ぼうずい)に乱暴したとして訴えられた。当の韓詠南は、傍若無人な態度で罪を否認。そればかりか、被害者の母・金(きん)氏までをも貶める言動を繰り返すのだった。狄仁傑(てき・じんけつ)は苦々しい思いで証言に耳を傾けていたが、証拠が十分でない以上、彼を罪に問うことはできない。趙望蕊の兄・望東(ぼうとう)はこの結果に激昂し、韓詠南に斬りかかるが…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

殿試を目前に控えて緊張する灼華。それを見た巨力は灼華を母の位牌の前に座らせる。笑顔と平静を取り戻した灼華は、改めて成功を母に誓うのだった。ところが殿試当日、灼華が真剣に回答を考えている時、触れてもいないのに硯台が倒れて答案用紙が墨で汚れてしまう。誰もがくじけそうなその状況で灼華が取った行動は…。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

蘇沐(そぼく)が林七(りんしつ)から折檻を受けたと知ったセンセンは、教坊司(きょうぼうし)に乗り込み蘇沐を身請けしたいと告げる。これを知った韓爍は城主に泣きつき、センセンのために教坊司の楽師をすべて月璃(げつり)府へと願い出た。楚楚が城主の実の娘ではないとの報告を受けた白キュウは韓爍に、「次期城主であるセンセンに毒を盛れば、城主は助けようとして龍骨(りゅうこつ)を持ち出す。その機を狙って龍骨を奪い、花垣城を攻め落とそう」と進言するが、韓爍はなぜだか気が進まない。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

尤家の宴の席、雪寧は皇帝の妹・芷衣に対して彼女の気にしている顔の傷について、前向きな考え方を披露し、芷衣に好感を持たれることになる。前世と今世の因果に翻弄される中、雪寧は燕臨を訪ねる。そこで彼女は突然、謝危を狙った逆賊に襲われ、刃物を突きつけられる。しかし、雪寧の持ち前の機転と謝危の周到な対策で、逆賊を退ける。騒ぎを聞きつけた燕臨が、雪寧の元に駆けつけて無事を確認する。そして二人は、気晴らしに提灯祭りに向かう。



范閑が兄の死に関与していると聞かされた林婉児は、療養中の范閑を問い詰める。実際に手を下したのは五竹であるものの、夫婦となったばかりの2人の間には深い溝ができる。一方、皇后は慶帝に謁見し、自身を皇后の位から降ろして罰を与えるよう求める。葉軽眉や范閑との恩讐を清算したいと言う皇后に、慶帝は冷たい言葉を放つ。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

商易之(シャン・イージー)の即位の正統性を揺るがしかねない斉煜(チー・ユー)を消そうとした徐静(シュー・ジン)と穆白(ムー・バイ)。だが、食事に仕込んだ毒入りの碗は、あろうことか忠勇侯の手に渡り、彼が命を落としてしまうのだった。自分の命令もなしに勝手な行動を取ったと知り、2人を叱責する易之。一方、忠勇侯の死は謀反を恐れる者の仕業だと考えた林(リン)宰相も、皇后・則柔(ゾーロウ)のお腹にいる子の性別にかかわらず、林家にとって脅威となる斉煜に対して手を打つべく、ある計略の実行を決め…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

皇太后の提案で、祁粛の妃(きさき)選びが行われることになった。黎萌萌は妃選びを台なしにするよう崔婉児に頼まれる。とっさの機転で本命の娘に化けた黎萌萌は、奇妙なダンスでひんしゅくを買う。一方、盧(ろ)県での水路掘削に問題が起きたため、祁炎は現地視察を希望する。黎萌萌は、寺に籠もり祈祷を行う名目で現地に行くことを思いつく。しかし、皇太后の提案により皆で寺に行くことになってしまい、その道中、崔婉児の従妹・崔清洛(さいせいらく)が祁粛に接近する。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

天盛帝は月リン(ユエ・リン)が作った香り箱を嗅ぎ、彼女を召す。寧斉(ニン・チー)は月リンに毒を飲ませ、毎月毒消しを渡すことで彼女を操る。月リンは演技で天盛帝を喜ばせ、女官になる。一方、鳳知微(フォン・ジーウェイ)は劉梅ドゥオ(リウ・メイドゥオ)が赫連烈(ホーリエン・リエ)の命令で自分と寧イー(ニン・イー)を毒殺しようとしていることを見抜き、彼女を説得し先王の死の真相を明かさせる。劉牡丹(リウ・ムーダン)と赫連図(ホーリエン・トゥ)は司隠淪(スー・インルン)にさらわれるが、寧イーにより救出される。宗正寺から出た寧昇(ニン・ション)は昭慶殿で祭祀できるよう寧斉に頼むが、裏を感じた寧斉は月リンに寧昇の付き添いを命じる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

里帰りから戻った石雪霽(せきせつせい)は、夜の皇宮で子瑜(しゆ)と語らう。皇宮に迎えたことで石雪霽に新たな枷(かせ)をはめてしまったと悔いる子瑜に、石雪霽は凜(りん)として己の覚悟を打ち明け、2人の距離は一層縮まる。その頃、柳眠棠は北州王府の崔行舟の部屋に眠り香を放ち、こっそり彼の脚の傷を手当てしていた。寝たふりをしていた崔行舟は帰ろうとした柳眠棠を引き止め、今世、他の女は娶(めと)らないと決意を示す。そして翌日、柳眠棠の外祖父がいる喬(きょう)府を訪れるが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

罪を暴露された赫連烈(ホーリエン・リエ)が逃亡を図る中、劉梅ドゥオ(リウ・メイドゥオ)は赫連錚(ホーリエン・ジェン)を守って命を落とす。月リン(ユエ・リン)は寧昇(ニン・ション)に付き添い、昭慶殿に隠されている箱を手に入れる。彼女はその中にある大成四皇子の魚符を取り、文だけ寧斉(ニン・チー)に渡す。寧斉は月リンに命じ、寧昇を毒殺する。寧イー(ニン・イー)は天盛に戻る前に鳳知微(フォン・ジーウェイ)に別れを告げる。鳳知微は寧イーへの想いが残っていながらも赫連錚と結婚する。晋思羽(ジン・スーユー)は赫連烈(ホーリエン・リエ)と手を組み、金獅を攻撃する。鳳知微は即位して間もない赫連錚の代わりに自分が迎撃することを申し出る。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか




李同光は任如意の遺灰の一部を内密に手に入れ、既に建てておいた墓に埋葬する。李隼は楊盈を太子妃にするために、天門関にいる李鎮業を都に呼び戻す詔を出す。そんな中、李同光は安国皇帝の側室である初(チュー)貴妃に呼び出され、任如意の墓参りに行った楊盈の身が危ないことを知る。李同光はすぐさま、墓へと馬を走らせ駆け付けるが……。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

于十三は楊行遠の命を奪おうとする銭昭に、止めないと告げる。楊行遠もまた、自分には皇帝の資格はないと言い、自身を殺すよう促す。そんな中、皆の目に入ったのは、天門関を突破して攻め入った北磐の鳴鏑だった。合県への攻撃を防ぐため、楊行遠と六道堂の者たちは狼煙台に向かう。そして、黄泉の国へ行くと言う楊行遠に銭昭は……。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

常楽の役人の主催で、婚活イベントが開催されることになった。万里楼が会場に指定されて張り切る郭東籬は、李家の住人たちをイベントに参加させる。豪華賞品につられて参加を決めた謝全佳だが、上官古川の首尾が気になってしかたがない。一方の上官古川も、謝全佳を気に入ったライバルたちを追い払おうと謝全佳の悪口を吹き込む。何としても相手の鼻を明かしたい2人は、課金で有利な条件を手に入れ、勝負をエスカレートさせる。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

元禄は自分を生かすため安都へ遣わしてくれた于十三の気持ちを汲み、一刻も早く援軍を合県へ送るために必死で馬を走らせる。一方、安都を出た任如意と寧遠舟は、合県へと続く道を行き、金媚娘の待つ金宝桟へ着く。その後、2人は天門関の事件を耳にする。李鎮業を安都に呼び戻した李隼は、立儲の儀を進めようとしていた。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

ある日、范仲挙が何者かに襲われ失踪した。李宅の一行が役所に駆け込むと、収集官の男に根掘り葉掘り事情を聞かれる。常楽では地方出身の若者を狙った連続傷害事件が起きているそうで、万一に備えて衣服に緊急連絡先を刺繍するよう条例まで定められていた。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

任如意に刀を突きつけられた李鎮業は、すべては李隼の計画だと言い放ち、集まった人々の前で北磐との密通を明かす。次に刀は李隼へと向かう。寧遠舟は死ぬか、罪己詔を書き合県へ援軍を送るかの選択を李隼に迫る。そんな折、李同光が軍を率いて現われる。戦場へ向かう前日に李同光は、任如意と別れの儀を行なおうとするが……。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

北磐による投降の儀が行なわれ、民はこれで災難から逃れられると、一時の勝利に沸く。しかし、北磐の左賢王の王冠が楊行遠に贈呈されようとした時、何者かに仕組まれた事件が起こる。それは梧国の皇族、高官たちの耳にも入り、丹陽王・楊行健(ヤン・シンジエン)と宰相・章崧(ジャン・ソン)の権力争いが激化。そんな中、身重の蕭妍はあるものを口にして体調を崩す。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

景睿の父である謝玉は、飛流が禁軍大統領の蒙摯と互角の勝負をしていたところを目撃、蘇哲が梅長蘇であると見当をつけ皇太子に報告する。同じ頃、景睿の弟 謝弼も蘇哲の正体を誉王に告げていた。そして梁の都では霓凰郡主の婿取り大会が開催される。精鋭10万を束ねる郡主の婿の座を狙い、梁はおろか周辺各国からも大勢挑戦者が名乗りを上げていた。大会初日、景睿や豫津と共に会場を訪れた梅長蘇の前に、早速 皇太子と誉王が現れる。2人が梅長蘇の前で舌戦を交わす中、梅長蘇たちは太皇太后の命を受け参内することになるのだったが...。

星辰は五岳門に帰ることにし、歩汀は家まで送り届けるだけのつもりで同行する。しかし、星辰は歩汀が自分と結婚するつもりで一緒にいると思い込んでいた。五岳門へたどり着き、歩汀の本心を知った星辰は腹を立てるが…。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

星辰は五岳門に帰ることにし、歩汀は家まで送り届けるだけのつもりで同行する。しかし、星辰は歩汀が自分と結婚するつもりで一緒にいると思い込んでいた。五岳門へたどり着き、歩汀の本心を知った星辰は腹を立てるが…。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

王凡(ワン・ファン)の病室を出て、会計窓口に向かった程霄(チョン・シアオ)。彼の入院費を肩代わりしようと考えた彼女だったが、そこには同様のことを考え、先に病室を出た顧南亭(グー・ナンティン)の姿が。しかし、その南亭も未払いの請求はないと窓口で断られており、2人は既に倪湛(ニー・ジャン)によって支払い済みであることを知るのだった。何かできることはないかと考えた南亭は…。

蕭妍は梧国第三皇子の英王・楊行衍(ヤン・シンイエン)の陰謀を見抜いた任如意と寧遠舟を褒めたたえる。任如意は蕭妍から梧国皇后の象徴であるかんざしを賜る。一方、李同光は合県で北磐を相手に苦戦していた。任如意と寧遠舟は兵2000人を率いて参戦。新沙西王の初月もまた、1000人の兵を率いて応戦する。対する北磐は狼主が自ら出征する事態となる。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

北磐の攻撃により、多くの兵士たちが負傷する。楊盈は兵士の手当てをし、初月は死傷者たちの中に、于十三の姿を捜していた。寧遠舟は舞う雪の中に、笑い合う銭昭、孫朗、元禄、于十三の姿を見る。目を潤ませる寧遠舟に、“私は死なない”と約束する任如意。だが、戦況は北磐優勢であり、任如意は自らの作戦を遂行しようとする。
リウ・シーシー,リウ・ユーニン,ハー・ランドウ,チャン・ホワセン,ファン・イールン

西州の大氏族たちが、蘇(そ)氏父子と手を組んで、キク家を潰そうとしている――穀物の買い取り日の前日、備蓄分を出し渋る父の様子を見て、王君孟(おう・くんもう)は悟った。キク家に対して恩を仇で返してはならないと説き、父を諫める君孟。しかし、冷静な判断力を失っている他の大氏族たち同様、父にもその言葉は響かないのだった。翌日、不安は的中する。十分な量の穀物が集まらず…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


長安で張晋然が郢王の勧めに反し揚州行きを願っていた頃、郢王を頼って官職に返り咲いた徐南英は揚州大都督府の新長史として鄭世元に近づいていた。一方、燕子京はついに崔敬初を追い詰めて崔家を滅ぼし宝飾店・珍琅閣を手に入れる。越雲岫と一緒に店を開く夢を抱いて揚州に来た端午はそんな燕子京と予期せぬ再会を果たすが……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

范閑が兄の死に関与していると聞かされた林婉児は、療養中の范閑を問い詰める。実際に手を下したのは五竹であるものの、夫婦となったばかりの2人の間には深い溝ができる。一方、皇后は慶帝に謁見し、自身を皇后の位から降ろして罰を与えるよう求める。葉軽眉や范閑との恩讐を清算したいと言う皇后に、慶帝は冷たい言葉を放つ。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

司馬懿は太傅に任命するという詔を受け取り、曹爽より皇宮での祝宴に招かれる。それは行けば命が危うく、拒めば勅命に背くという曹爽の罠だと司馬懿は気付くが…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

素練が不審死を遂げ、純貴妃(じゅんきひ)が辣腕を振るい出したことで乾隆帝は皇后を誤解していたかもしれないと悩み、過ちを償うかのように皇后の葬儀を盛大に行う。一方、後宮では嘉妃(かひ)を始めとする妃嬪(ひひん)たちが次期皇后と目される純貴妃に媚びを売り始める。愉妃(ゆひ)は対抗策を打ち出すよう如懿をたきつけるが、后位争いに興味のない如懿は全く取り合わない。そんなある日、如懿はふとしたことから第一皇子の本音を知ってしまい、ショックを受ける。

六里(りくり)駅で盗賊の襲撃に遭った狄仁傑(てき・じんけつ)と馬栄(ば・えい)は、ずば抜けた弓の腕前を誇る謎めいた男の助力もあって、事なきを得た。男の名は、チョウ小官(ちょう・しょうかん)――果たして彼は、敵か味方か。2人の行く先々に姿を現すうち、いつの間にか行動を共にし始めたチョウ小官。韓詠南(かん・えいなん)の行方を追う狄仁傑と馬栄は、そんな彼を伴って唐(とう)国の最西端・鎮西堡(ちんせいほう)へ…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか


驚鴻と灼華と孫雲謙(そんうんけん)は翰林院(かんりんいん)の正六品に任じられ、初出仕の日を迎える。そこでも灼華は女子であるという理由から先輩官吏に下品な笑い話のネタにされてしまう。ところが、弁の立つ灼華は先輩官吏につかつかと近づき、いつものようにぎゃふんと言わせる。驚鴻と雲謙も加勢し、新人官吏の3人は能力を存分に見せつける。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


夜番を命じられて商易之(シャン・イージー)の幕舎にやってきた阿麦(アマイ)。だが、この配置換えは阿麦を休ませるための方便だった。易之は阿麦の身を気遣って、少しでも快適に過ごせる環境を整えたのである。阿麦は驚きながらも彼の厚意にあずかり、清潔な寝台でゆっくりと眠りについたのだった。その頃、北漠軍の先鋒隊を指揮する常鈺青(チャン・ユーチン)は、ひそかに烏蘭山へ到着していた。山谷への入り口を見つけた彼は、すぐさま南夏の軍の見張りがいるかを配下に探らせ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

劉三(リウ・サン)に突き落とされ、常鈺青(チャン・ユーチン)は崖下へ墜落。気を失って倒れていた彼を見つけたのは、阿麦(アマイ)だった。彼女も、吊り橋から同じ谷底に落ちて彷徨っていたのだ。一度は見捨てて立ち去ろうとしたものの、阿麦は考えを改めて彼を助け起こすことに。しばらくして意識を取り戻した鈺青は、阿麦の姿を目にする。洞窟の水で傷口を洗っている阿麦は、信じられないことに女だった――。秘密を知られた阿麦は、咄嗟に鈺青の喉元へ短刀を突きつけ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

センセンに武術の力がないと見抜いた林七は若城主選抜に武術試験を加えることを提案し、城主はこれに同意。武術どころか運動さえ苦手なセンセンは韓爍に助けを求めようとするが、密偵からの偽文を届けたのがセンセンだったと知った韓爍は、無邪気な態度で油断させて自分を陥れようとしていたと誤解し、彼女の毒殺を決意していた。これを知ったセンセンは命の恩人となることで韓爍の殺意を消そうと考え、韓爍の病を治すため龍骨を無断で持ち出すが…。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン


段寧が周台生と鄧麗筠の関係を認め、2人の距離は一気に縮まっていく。そのことを知った鄧長富は、鄧麗筠に近づかないよう周台生に釘を刺す。一方、王又玲は周台生の様子が変わったのは段寧の影響だと思い込み、喜んでいた。周台生は鄧麗筠に舞台を休ませて外国のクラブへ連れ出し、さまざまな音楽に触れる機会を作ろうとする。

兼ねてより宮廷は、皇帝の妹・芷衣の学友を募集していた。姜家でも雪寧の姉・雪蕙を推挙していたが、どういうわけか雪寧が候補として選ばれてしまう。皇帝の師、少師の職を務める謝危は、芷衣の師を兼務することを皇帝に直々に伝える。宮廷では雪寧や後の皇貴妃となる薛姝を含め、名家から集められた6名が、学友選定の試験を受けようとしている。前世の記憶と経験から、芷衣に近づくことを避けたい雪寧は、なんとかして不合格になろうと立ち回る。





慶帝から息子だと認められた范閑は、その利己的な思惑を感じ取り、複雑な気分になる。一方、深手を負った五竹は范閑を江南の“三大坊”へ行かせるよう林婉児に伝える。三大坊は内庫の基盤であり、各種の珍しい商品を独占的に生産している工房だった。范閑が船で江南に向かう途中、贈り物を積んだ小舟が続々とやってきて…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

商易之(シャン・イージー)は苛立っていた。林(リン)宰相の息のかかった大臣たちが、こぞって職責を放棄しているため政務に支障が出ていたのだ。そこに、林宰相の別荘に監禁されていた斉煜(チー・ユー)を迎えに行くよう命じた李玉(リー・ユー)から、阿麦(アマイ)に先を越された報告を受け、怒りが爆発。次に失敗したら職位を剥奪すると李玉を怒鳴りつけるのだった。その頃、斉煜を安全な場所にかくまうことにした阿麦は、お付きの阿醒(アシン)に、王七(ワン・チー)以外の者には斉煜を預けないよう言い含め…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

黎萌萌たちが月を見ながら食事をしていると、祁粛のために刺繍を施した手巾を持った崔清洛が現れる。崔婉児は、祁粛との思い出の品である紅珊瑚の腕輪を、祁粛と崔清洛の婚姻祝に渡すと約束して去ってしまう。祁粛から突然届いた文(ふみ)で婚姻を諦め、貴妃(きひ)となった話を崔婉児から聞いた黎萌萌。祁粛の部屋で崔婉児の肖像画を見たことを思い出し、誤解があるのではと崔婉児に伝える。その夜、崔清洛が崔婉児の部屋を訪れ2人は散歩に出かけるのだが…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

晋思羽(ジン・スーユー)は赫連烈(ホーリエン・リエ)の協力のもと、金獅国に攻撃を仕掛ける。激しい戦闘の末、華瓊(ホワ・チョン)と鳳知微(フォン・ジーウェイ)は晋思羽に捕らえられてしまう。2人のどちらが鳳知微か分からない晋思羽は鳳知微の情報を集めるよう命じる。一方、寧イー(ニン・イー)は天盛帝に手紙を書き、凌英(リンイン)との面会を求める。それを知った寧斉(ニン・チー)は凌英をさらい、寧イーを倒す策があると韶寧(シャオニン)を呼び出す。寧斉は韶寧を殺し、寧イーの仕業に見せかける。罠にかけられたと悟った寧イーだったが、弁解はしなかった。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

窯場で不器用に薪(まき)を割っている趙泉に、賀珍(がちん)は磁器を作るよう促すが…。宮中では、太皇太后から崔行舟との婚姻は取りやめにすると知らされた舞華公主が、そもそもその気はなかったと喜ぶ一方、子瑜は崔行舟がわざとけがをして自分を軽んじたと立腹。しかし崔行舟が公主を娶れば朝廷に波風が立つのは必至で、最終的に皇室にとってはいい結果になったと石雪霽に諭される。その見立てに感心した子瑜は、石雪霽の好物を昼餉(ひるげ)に用意するのだった。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


鳳知微(フォン・ジーウェイ)は同じ牢屋にいる佳栄(ジアロン)との会話から、華瓊(ホワ・チョン)も囚われていることを推測する。寧イー(ニン・イー)は鳳知微を救出するため、宗正寺での刺殺事件を利用し脱出する。捕虜となった金獅の兵士を救うため、華瓊と鳳知微は2人とも“鳳知微”と名乗る。晋思羽(ジン・スーユー)は2人に、5日の内に脱出できれば捕虜含め全員を解放するが、できなければ本物の王后を教えよという賭けをする。期限が迫る中、寧イーが現れ、晋思羽は彼に本物を教えるよう仕掛けるが、寧イーは鳳知微を“華瓊”と呼び、協力して晋思羽を欺く。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


連続傷害事件のどさくさで婚約した范仲挙と賈玉環。李宅では早速婚儀の話で盛り上がり、瞬く間に会場や日取りが決まっていくが、本人たちはどこか気後れしている様子。上官古川と劉浪は「我こそは范仲挙の親友だ」と介添え人の役目を取り合い、謝全佳と任舒は新婦の両親役として張り切り、周りばかりが熱くなっていく。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

春節が近くなり、謝全佳は李家の住人たちの帰省が気になってしかたがない。その頃、郭東籬に故郷の酒楼で大番頭に抜擢される転職話が舞い込んだ。范仲挙には父親から賈玉環との帰省を促す文が届き、任舒も父王が気になるものの、誰もが広い屋敷に謝全佳だけ残すのをためらい、なかなか帰る決心がつかない。そんな李家の面々の前に、任舒がなぜか孫ヒョウ頭を連れてくる。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

皇宮内を散策していた梅長蘇と霓凰郡主は、太監がある子供の奴婢を激しく叱責する場面に遭遇する。するとそこへ靖王が現れ奴婢をかばう。奴婢は庭生という名前だった。梅長蘇は靖王に庭生を引き取る方法を考えると約束する。 一方 郡主の婿を決める武術大会では着々と候補がしぼられていったが、北燕の百里奇という豪腕の男が現れ、婿候補有力となる。郡主を北燕に嫁がせることを防ぎたい梁帝は、文試に進む最終候補の10人を集めて宴席を設けるのだったが...。

武術の実力が初めからなかったことに気づいた星辰。いじけて心にもないことを口にするが、歩汀は最も勇敢な女子だと励ます。ようやく機嫌を直した星辰は、歩汀を7日で倒して強さを証明してみせると宣言する。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

武術の実力が初めからなかったことに気づいた星辰。いじけて心にもないことを口にするが、歩汀は最も勇敢な女子だと励ます。ようやく機嫌を直した星辰は、歩汀を7日で倒して強さを証明してみせると宣言する。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

江韜(ジアン・タオ)に呼び出され、程霄(チョン・シアオ)は会食の場に顔を出した。到着するなり彼女を隣の席に座らせたのは、外部取締役の孫(スン)だ。程霄を気に入った孫は、彼女のことを褒めちぎるが、「女の子」という言葉が飛び出すと、程霄は怪訝な表情を浮かべるのだった。会食終了後、店から出てきた程霄の前に現れた顧南亭(グー・ナンティン)は、彼女の肩に触れる孫を突き飛ばし…。

20万石の兵糧の調達に成功した裴行倹(はい・こうけん)。しかし、次なる問題がのしかかる。蘇南瑾(そ・なんきん)が兵糧輸送任務の監督を拒否したのだ。これに怒ったキク崇裕(きく・すうゆう)は、腹いせに南瑾の義従兄である張懐寂(ちょう・かいじゃく)に、その役目を押し付けるが、さすがに経験の浅い懐寂に一任するのも無理がある。結局、行倹が名乗り出て、一緒に指揮を執ることとなり…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


上海に到着した穆青と存清の部下・格泰(ゲタイ)は、密蔵の秘密を握る同盟会の男・譚先(たんせん)を融天嶺に先んじて確保しようと繁華街に見張りを配置する。だが譚先が同盟会の同志と落ち合うと思われる珈琲館周辺には、融天嶺に加えて、密蔵を狙う日本人・清伊信風(せいいしんふう)らが率いる武装集団も潜んでいた。そこへ譚先が護衛とともに現われ、状況は一気に緊迫する。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

慶帝から息子だと認められた范閑は、その利己的な思惑を感じ取り、複雑な気分になる。一方、深手を負った五竹は范閑を江南の“三大坊”へ行かせるよう林婉児に伝える。三大坊は内庫の基盤であり、各種の珍しい商品を独占的に生産している工房だった。范閑が船で江南に向かう途中、贈り物を積んだ小舟が続々とやってきて…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

司馬懿はひそかに山奥で私兵に準備を進めさせていた。司馬懿の身辺で、謀反の証拠となるものを探っていた何晏はこれに気が付き…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

愉妃の企みで皇太子の座を巡る争いを過剰に警戒し始めた乾隆帝は、孝賢皇后(こうけんこうごう)の葬儀で涙を流さない2人の皇子を見て、皇太子の座を狙っているのかと激怒する。純貴妃は自分の息子をかばって更なる怒りを買い、その侍女と太監(たいかん)らまで次々に追放されるという憂き目に遭う。皇帝の怒りが収まるまで誰もがじっと息を潜める中、嘉妃だけは自分の息子・第四皇子が皇帝に褒められたと聞き、息子が皇太子になる可能性に目を輝かせる。

法か、情か――。多くの命が失われ、裁かれるべき者すら命を落とした鎮西堡(ちんせいほう)で、狄仁傑(てき・じんけつ)はある決断を下す。馬栄(ば・えい)と喬泰(きょう・たい)には、その寂しそうな背中を見送ることしかできなかった。その直後、蘭坊(らんぼう)の町へと戻った狄仁傑は、以前顔を合わせたことがある異国の者と話すうちに、韓詠南(かん・えいなん)失踪事件の真相解明に繋がるひらめきを得るのだった…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか


小秦宮で翰林院の歓迎会が開かれる。男の先輩官吏に負けじと頑張って乾杯を重ねる灼華。それを見かねた驚鴻と雲謙のおかげで、妓女の宋韻(そういん)が灼華を連れ出して別室で休憩することに。しかし、心配して様子を見に来た驚鴻と歓迎会の席に戻ろうとした時、どういうわけか驚鴻と灼華が恋仲であるという噂が広まってしまう。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


平家オウでの戦が始まった。多くの死傷者が出た鎮北軍は、刀も矢も尽きてしまう。北漠兵が次々と押し寄せ、城壁を越えられそうになったその時、敵陣営から銅鑼の音が。すると勝利を目前にした北漠軍が、退却していくではないか。予想もしない事態に、鎮北軍の兵たちも戸惑うばかりだった。その夜の軍議で徐静(シュー・ジン)は、北漠の名将・常鈺青(チャン・ユーチン)とは思えぬ行動からして、攻めるふりをしているだけだと推測する。一方の阿麦(アマイ)も鈺青の意図を読もうとするが…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

北漠軍を撃退したものの、敵は豫州にまだ多くの兵力を残している。依然として危機は続いており、最悪の場合、盛都まで陥落する恐れもある。鎮北軍は、一刻も早く豫州を奪還する必要があった。商易之(シャン・イージー)は、豫州が占領されて以降、音信不通となっている石達春(シー・ダーチュン)と連絡を取るため、唐紹義(タン・シャオイー)と阿麦(アマイ)の派遣を決める。2人はすぐさま豫州へ向かうが、そこで民を虐げる北漠兵の非道な振る舞いを目にして怒りを覚え…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

龍骨の一件を韓爍に対するセンセンの愛情ゆえと考えた城主だが、センセンが今も生娘であることから、韓爍が龍骨を手に入れるためにセンセンを利用したのだと誤解する。龍骨を失うという不祥事のけじめをつけるためにも、城主は韓爍を拘束し、失われた龍骨の代わりに肋骨を抜き取ると宣言した。必死に許しを乞うセンセンだが、普段は甘い城主も聞き入れようとはしない。城主から三郡主としての責任を問われたセンセンは郡主の位を捨てると言い放つ。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン


端午は蘇幕遮という新たな名前を名乗り、宝飾店を開店するための布石として瓊花会に参加しようと動き出す。そして、鄭知衡の母親で元芸妓の玉小娘が信頼する右腕の鷓鴣に声をかけ、金象嵌の技術を披露。玉小娘に近づくだけでなく瓊花会の優勝候補のひとりである芸妓・白裊にも付け爪を売り込む。だが、そこに燕子京が現われて……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

燕子京に大金を積まれ辞退を迫られても蘇幕遮と一緒に瓊花会に挑戦することを選んだ桓郎。ところが、彼女のもとに長年の秘密の恋人、鄭知行から一方的な別れの文が届く。そんな桓郎を慰めた蘇幕遮は鄭知行の異母弟・鄭知衡に出資を頼むことに。実は桓郎と鄭知行の関係を鄭家に密告したのは、鄭家への復讐計画を進める燕子京で……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

いよいよ、選抜試験最後の科目が始まる。他の令嬢たちがどのような問題が出るか話し合う一方で、雪寧は、前世の記憶を元に試験課題の助言を彼女たちに授ける。自身は、不合格となる為の答案を提出するが、合格となってしまい愕然とする。結局全員合格となり、令嬢たちは朝廷一の高尚潔白な謝危に師事できることを喜ぶ。しかし雪寧は、宮廷と距離をおこうとする自らの意思とは逆に、前世と同じようになる現世に焦りを感じ、危険を承知で、謝危と直接話をすることにする。



明(ミン)家は三大坊を管理する江南の大富豪。当主の明青達(ミン・チンダー)は第二皇子・李承澤と密かに手を結び、自分を虐げてきた母を亡き者にしようとしていた。その頃、范閑は明家に雇われて船を襲いに来たという老人に話を聞き、被災民の苦しい境遇を知る。やがて船が蘇州の波止場に到着すると、そこには大勢の官吏が范閑に取り入ろうと待ち構えていた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

ようやく軍に復帰できた阿麦(アマイ)だったが、林(リン)宰相が処刑前に語った「陛下は陳起(チェン・チー)と結託している」という言葉に心が乱され、表情は険しかった。唐紹義(タン・シャオイー)は“あり得ない”と憤慨したが、そのような嘘をついたところで林宰相に利がないのも事実で、真偽を確かめるすべもない。そんななか阿麦は、商易之(シャン・イージー)に召し出された。彼女の心を取り戻すことしか頭にない易之は、林則柔(リン・ゾーロウ)を廃后、それで足りぬなら殺してもよいと言いだし…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

黎明(れいめい)のために薬草を摘んでいた黎萌萌は足をくじいてしまう。祁炎は彼女を背負い、山を下りる。祁炎の背中でドキドキが止まらない黎萌萌。一方、祁炎を狙う者たちがいると知った祁粛は、盧県へ向かう。水路完成を目前に、黒衣の集団が祁炎たちに襲いかかる。間一髪、現れた祁粛が窮地を救うが、自らも負傷してしまう。病床を見舞った祁炎は、黎萌萌に告白するよう祁粛から助言を受ける。しかし、黎明の家族に会った黎萌萌は故郷への思いを強くする。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

2人の正体に疑念を抱く晋思羽(ジン・スーユー)は、“鳳知微(フォン・ジーウェイ)”と名乗る華瓊(ホワ・チョン)の肩に長孫家特有のあざが有るか侍女に確認させる。しかし、鳳知微を守るため、寧イー(ニン・イー)はすでに華瓊に同じあざを作らせ、鳳知微のあざを隠させていたので、この危機を脱することができた。蒲城の外では、赫連錚(ホーリエン・ジェン)が姚揚宇(ヤオ・ヤンユー)とともに鳳知微を救出するために動き出す。寧イーは母が生きていること、そして幽閉されていることを知る。鳳知微と寧イーが脱出計画を練る一方で、晋思羽は自分の計画を進めていた。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

柳眠棠は県主(けんしゅ)に冊封(さくほう)され、淮桑(わいそう)の称号を賜る。やがて喬家の人々に別れを告げ崔行舟と共に北州を後にするが、向かった先は淮陽(わいよう)王府ではなく霊泉鎮(れいせんちん)だった。馬車を下り、懐かしい屋敷に足を踏み入れるや以前と全く変わらぬ光景に迎えられ、2人は李(り)ばあやたちと喜びの再会を果たす。その頃、廉楚(れんそ)氏と娘の廉へい蘭が楚(そ)王太妃を訪ねていた。一度は破談となるも、娘を淮陽王妃の座につかせることを諦めきれぬ廉楚氏は、柳眠棠を排除すべく一計を案じる。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


天盛帝は寧斉(ニン・チー)に帝位を譲る意向を示し、辛子硯(シン・ズーイエン)に寧斉の師保になるよう命じる。辛子硯は寧斉を補佐しているように見せかけて裏で策略を巡らす。寧イー(ニン・イー)と鳳知微(フォン・ジーウェイ)を助けるため、顧南衣(グー・ナンイー)は神医を装い、蒲城に潜入する。晋思羽(ジン・スーユー)は寧イーと鳳知微が話しているところを赫連烈(ホーリエン・リエ)に見せ、“華瓊(ホワ・チョン)”と名乗っている鳳知微が本物の王后だと知り、彼女に薬を盛る。凌英(リンイン)は寧イーの要望に従い、双生蠱を解く。鳳知微は突然気を失い、寧イーはそれが晋思羽の仕業だと見抜く。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか



安(あん)王・賀雲朔(がうんさく)は未開の地であった曲涼(きょくりょう)を30年かけて繁栄に導いた。安王は亡くなった王妃を想い続けていたが、皇帝から継室を取るよう詔勅が出て、妃(きさき)候補を選ぶことに。安王の息子の妻たちは、夫の出世を助けるため、王妃に似た娘を見つけようと奔走する。駱青蓮(らくせいれん)は母の説得で妃候補選びにしぶしぶ参加するが…。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

賀連信(がれんしん)は自邸で行儀作法を習わせるため、駱青蓮を馬車に押し込む。その様子を見ていた賀連修(がれんしゅう)が妻の阮之ビに話すと、阮之ビは慕海瑶(ぼかいよう)が亡き王妃に似た妃候補を見つけたのではないかと、慌てて賀連信邸へ向かう。賀連信は駱青蓮の存在がばれないよう阮之ビを庭に連れていき、自分を見限って弟の賀連修に嫁いだことを責める。その頃、呂北逸が駱青蓮を救い出そうと賀連信邸に侵入していた。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

蕭景睿は宴席で百里奇に戦いを挑むも、圧倒的な力を持つ百里奇の相手にはならず、梁帝がすかさず止めに入る。そこへ梅長蘇が非力な子供たちでも倒すことができると百里奇を挑発、梁帝は5日後に百里奇と3人の子供を勝負させることを許可し、梅長蘇は掖幽庭から庭生を連れて帰ることに成功する。3人の子供たちは飛流の指導により、剣陣を習得していった。そんな中、居候中の梅長蘇のもとに庭生の様子を見に来た靖王が訪れる。靖王は梅長蘇が謀士として都にやってきたことを知ると、皇太子と誉王のいずれに付くかを率直に問うのだったが...。

星辰と歩汀の対決が始まる。星辰は何度も倒されるが、そのたびに立ち上がって挑み続ける。勝負がつき、星辰は再び江湖へ旅発つことに。歩汀の弟・歩贏(ふえい)から、清風寨に異形が現れたという話を聞いて早速向かおうとする。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

星辰と歩汀の対決が始まる。星辰は何度も倒されるが、そのたびに立ち上がって挑み続ける。勝負がつき、星辰は再び江湖へ旅発つことに。歩汀の弟・歩贏(ふえい)から、清風寨に異形が現れたという話を聞いて早速向かおうとする。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

入院した母に会うため地元へ帰る前に、大量の土産を買い込んだ程霄(チョン・シアオ)。物で和解に持ち込もうとする娘に父親も呆れつつ、2人でタクシーの到着を待っているところに1台の車が。中から降りてきたのは倪湛(ニー・ジャン)。彼の厚意に甘え、家まで送ってもらった2人だったが、倪湛の人柄を気に入った程霄の父からは、帰郷も面会もやめてしまおうと、まさかの提案が…。

輸送任務から無事帰還したキク崇裕(きく・すうゆう)は、阿史那雲伊(あしな・うんい)から夕餉を振る舞われた。先ほど張敏娘(ちょう・びんじょう)が雲伊を尋ねていたことから、留守中に雲伊との仲を裂こうとしていたのだと察する崇裕。しかし、当の雲伊は飄々としており、敏娘の企みに気づいてもいない。純粋な雲伊の様子に日常が戻ってきたと実感する崇裕だったが、安らかな時は長く続かず…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


珈琲館に逃げ込んだ譚先とその護衛・柳琳(りゅうりん)は、租界の巡捕房に保護され飯店に護送される。巡捕房の探長は2人が脱出できるように港まで護衛すると申し出るが、譚先にしてみれば危険が伴うことに変わりはない。同盟会の同志と接触する手段がなくなった今、密蔵の情報をどうやって伝えるべきか――譚先は悩んだ末に、ある行動に出る。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

明(ミン)家は三大坊を管理する江南の大富豪。当主の明青達(ミン・チンダー)は第二皇子・李承澤と密かに手を結び、自分を虐げてきた母を亡き者にしようとしていた。その頃、范閑は明家に雇われて船を襲いに来たという老人に話を聞き、被災民の苦しい境遇を知る。やがて船が蘇州の波止場に到着すると、そこには大勢の官吏が范閑に取り入ろうと待ち構えていた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

蜀討伐に同行した司馬昭の供の者たちが、単なる下僕ではないことが分かり、司馬懿が私兵を抱えていることを曹爽らは確信する。その供の者を捕らえた曹爽は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

皇太后は皇后の座に執着した叔母の烏拉那拉(ウラナラ)氏と同じ末路を歩まぬよう如懿に釘を刺す。更に、皇太后は乾隆帝に皇后が無理ならせめて皇貴妃(こうきひ)を立てるよう進言し、子宝に恵まれた純貴妃を推すのだった。だが、乾隆帝は逆に子がなく、一族の後ろ盾もない如懿こそがふさわしいと反論、こうして如懿は皇貴妃へと昇格する。一方、進忠(しんちゅう)から子をなさぬことには高い地位を望めないと言われた衛嬿婉(えいえんえん)は、あろうことか凌雲徹(りょううんてつ)を呼び出すのだった。

黒焔(こくえん)の首領と幇の頭目たちが、新月の夜に森で会合を――青龍幇の陳霄雲(ちん・しょううん)から、そんな証言を得て、目の色を変える馬栄(ば・えい)。折しも、明日は新月の夜だ。しかし狄仁傑(てき・じんけつ)は、真偽不明で曖昧な情報だと一蹴する。次の夜、諦めきれない馬栄は、密かに陳霄雲を連れ出し、蘭坊(らんぼう)郊外の森へ。そこで彼女たちを待ち受けていたのは、木の枝に吊るされた幾つもの死体と…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

灼華の講義中に皇子たちがケンカを始めて第一皇子が大ケガをする。周(しゅう)皇太后は激怒し、皇子たちが皇太后に慈悲を請う中、灼華はその場で杖刑に処されてしまう。しかし、そこへ定王と柔嘉公主が現れて言葉巧みに灼華を救い出す。定王は満身創痍となってぐったりする灼華を自ら抱きかかえ、急いで屋敷に連れ帰ることに。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

連蔓児(リエン・マンアル)を助けに来た沈諾(シェン・ヌオ)と、連(リエン)家の人々が危機に陥っていた時、王幼恒(ワン・ヨウホン)が捕吏を連れて、孫(スン)家の殉葬の場に駆けつける。おかげで一同は無事脱出に成功。だが孫(スン)家がこのまま諦めるとは思えない。すると案の定、今度は連守仁(リエン・ショウレン)の娘・連花児(リエン・ホワアル)が誘拐されたという知らせが。連蔓児(リエン・マンアル)は連守仁(リエン・ショウレン)ら親子に腹を立てながらも、連花児(リエン・ホワアル)を助けることにする。

百年慶典から戻った夜、小七が若非を訪ねてきた。そこで若非は、雲沐が子どもの頃、領主に国を治める才があると言われたことがもとで失聴したと知る。小七から話を聞き、雲沐に心から謝罪をする若非。雲沐は揺山夫人直筆の「緑光吟」の楽譜を若非に渡し、2人で演奏する。演奏後、若非は「緑光吟」が人生にもたらした影響の大きさを語り、雲沐は若非が楽籍を取り戻そうとした理由を知るのだった。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


燕臨は、共に武術の稽古を行う周寅之(ワン・ズーテン)を雪寧に紹介する為、ささやかな宴を開く。しかし周寅之を知る雪寧は、燕臨に近づくなと咎め、さらに周が燕家に近づく思惑をも言い当てる。周は、自分がやらずとも誰かが燕家を狙うので、どうすれば良いかを雪寧に相談する。彼女は、燕臨に全てを話せと伝える。そこに偶然、燕家を訪れた謝危を連れ、燕臨が席に戻ってくる。謝危の姿に動揺した雪寧は泥酔したふりをし、謝危の馬車で燕家を辞すが、二人の乗った馬車に一本の矢が射込まれる。

柳琳は飯店を脱出するが、そのことは融天嶺と内務府、そして日本人たちの三派に察知されていた。穆青は内務府侍衛たちに柳琳を追跡させて自らは飯店に向かうが、卓不凡に行く手を阻まれる。その間に融天嶺の霍芩(かくきん)が譚先の部屋に侵入して密蔵の情報を聞き出そうとするが、譚先は秘密が記された手紙を燃やしてしまう。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

穆青は淇親王の子女でかつての恋人・烏蘭珊(ウランシャン)に招かれ、そろいの珊瑚の数珠を渡される。柳琳は飯店に戻るが、部屋に譚先の姿はなく、手がかりも見当たらない。それどころか、その部屋に宿泊していた骨董商・林浩瀚(りんこうかん)に口説かれるはめに。柳琳は密蔵の秘密を探るため、譚先が持っていた手紙に書いてあった山西に向かう決意を固める。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン


1人で明家を訪れた范閑。明青達は、懸賞金を出して船を襲わせた犯人だとして、その日に母の養子になったばかりの男を突き出す。あからさまな嘘にあきれつつ、范閑はその男を連れ帰って尋問しようとするが…。一方、第二皇子の指示を受け明家に滞在中の謝必安は、あと2日で范閑は死ぬと宣言。その夜、ある場所で大きな火事が起きる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

北漠軍との戦いで、阿麦(アマイ)は大事な兄貴分である唐紹義(タン・シャオイー)を失った。しかも、裏で商易之(シャン・イージー)が敵と組んでいたことは疑いようもない。易之と直接話をするため、彼女は皇宮へ向かうのだった。宮中まで同行すると言い張る王七(ワン・チー)と張二蛋(ジャン・アルダン)に外で待機するよう命じ、単独で易之のいる広間へと足を踏み入れる阿麦。徐静(シュー・ジン)は阿麦を止めようとするが易之はこれを制し、全員を下がらせた。2人きりになったところで、阿麦は易之に詰め寄り…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

導水路が完成し、寺に戻ってきた祁炎と黎萌萌。寺では厨房(ちゅうぼう)から出火し大騒ぎになっていた。祁炎を心配する皇太后が、周りの制止を振りきり部屋に入ろうとしたところ、間一髪で間に合った祁炎がうまくごまかす。祁炎は黎萌萌らの労をねぎらおうと、ささやかな酒席を設け、黎萌萌はもとの世界で習った有名な詩を披露する。祁(き)国を去ることにした黎萌萌は、お世話になった人々に贈り物を渡すが、自分だけ何ももらえなかった祁炎はふてくされ…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

奴隷市が一連の事件に関係していることを察知した辛子硯(シン・ズーイエン)は、潜入調査を二花(アルホワ)に頼むことに。一方、佳栄(ジアロン)は蒲城に潜入した赫連錚(ホーリエン・ジェン)を寧イー(ニン・イー)の元へ連れてくる。寧イーは赫連錚から晋思羽(ジン・スーユー)が火薬を浦園に埋めたと知り、危険を感じる。鳳知微(フォン・ジーウェイ)と寧イーは逃げ出す計画を練り、その計画のもと、鳳知微は記憶喪失になる。それを利用し、晋思羽は鳳知微に彼女が自分の妃だと伝え、婚礼の儀を開くことに。儀式の最中、火薬が爆発し、湖水が園内に流れ込み大混乱になる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

練習に嫌気がさした蘇若非が木の上で休憩していると、雲沐が捜しにやってきた。縛っていた縄が切れ、落ちた拍子に2人の唇が…。動揺する若非のもとへ、ジン商羽が人形劇を見に行こうと誘いに来る。すると貸切にした人形小屋で商羽が見せた人形劇は、2人だけが知る子どもの頃の約束の話だった。若非はようやく、憧れだった商羽が幼なじみの商羽と同一人物だったことに気がつく。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


寧イー(ニン・イー)は鳳知微(フォン・ジーウェイ)を助けたが、赫連錚(ホーリエン・ジェン)こそが彼女を幸せにできると思い、彼女に別れを告げる。天盛帝は辛子硯(シン・ズーイエン)と姚英(ヤオ・イン)に反対されながらも寧斉(ニン・チー)に皇位を譲る決意を固める。辛子硯たちは天盛帝が寧イーを待ち伏せるよう金羽衛に命じたと知り、寧イーを守るため動き出す。寧斉は辛子硯を阻止するために二花(アルホワ)を利用するが、辛子硯が逆らったために二花は殺されてしまう。寧イーは天盛帝に双生蠱が解けたと告げ、自分が庶民になる代わりに母を返してほしいと望む。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

水盤に毒を入れ、妃候補3名の顔を傷つけた罪で、駱青蓮は取り調べを受ける。その最中に呂北逸が乱入し、一緒に逃げ出そうとするが、2人とも捕らえられてしまう。呂北逸の一家は末代まで賤民に落とされ、絶望のあまり自暴自棄になる。駱青蓮は処刑されそうになるが、亡き王妃の侍女である錦芳が現れ、代わりに死を賜った。駱青蓮は奴婢(ぬひ)として第五子の賀連佐(がれんさ)に下げ渡され…。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

罰として賀連佐の奴婢になった駱青蓮は、賀連信の機転で妾として引き取られた。慕海瑶は一転、嫉妬をむき出しにし、駱青蓮に嫌がらせをするが、賀連信の正室・方懐蕊(ほうかいずい)は駱青蓮に好感を抱き、屋敷に受け入れる。賤民として働く呂北逸の惨めな姿を見て、駱青蓮も己の立ち回り方を考え始めた。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

庭生たち掖幽庭の子供たちと百里奇の勝負が行われ、子供たちは梁皇帝の前で見事に勝利、梁皇帝より恩赦をもらい掖幽庭を出ることを許される。実は百里奇は江左盟の一員であり、事前に梅長蘇が北燕に送り込んでいたのだった。そんな折、霓凰郡主は皇后から宴席に招かれてしまう。梅長蘇より事前に注意を受けていた郡主は、皇后のもてなしを断るため仕方なく越貴妃の寝宮に向かう。一方、梅長蘇は豫津がこれから皇后や誉王の推す婿候補に会うことを知り、郡主を狙っているのは皇后ではなく、越貴妃と皇太子であることを知るのだった。

歩汀のもとに、神薬寨で一緒に戦った陳劼(ちんかつ)が溪草村にいたという情報が入る。さらに、異形にかまれた陳劼が自我を保っていると知り、歩汀は不思議に思う。その頃、陳劼と恋人の小玉(しょうぎょく)は、謎の男に誘拐されていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

歩汀のもとに、神薬寨で一緒に戦った陳劼(ちんかつ)が溪草村にいたという情報が入る。さらに、異形にかまれた陳劼が自我を保っていると知り、歩汀は不思議に思う。その頃、陳劼と恋人の小玉(しょうぎょく)は、謎の男に誘拐されていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

急病人が発生し、緊急着陸の判断を迫られた機長の江韜(ジアン・タオ)は、フライトの続行を決断した。既に天候不良で一度緊急着陸をしているシンガポール路線の就航便――これ以上の遅れは許されない条件下で、病人の意識が回復したこともあり、周囲の反対を押し切って、目的地へと急ぐのだった。こうして2時間後、機体は空港に到着。安心したのも束の間、座席の乗客は息をしておらず…。

兵に囲まれた都督府に籠もり続ける裴行倹(はい・こうけん)とキク崇裕(きく・すうゆう)。蘇南瑾(そ・なんきん)の呼びかけに応じ姿を現した2人は、焦る様子もなく昼餉を要求し、籠城を続ける構えを見せる。南瑾が行倹のみを解放しようと申し出るも、行倹はこれを拒否。崇裕と共に残ることを決めるのだった。そんな中、張敏娘(ちょう・びんじょう)の侍女・娜娜(なな)が大騒ぎをしながら現れ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


1人で明家を訪れた范閑。明青達は、懸賞金を出して船を襲わせた犯人だとして、その日に母の養子になったばかりの男を突き出す。あからさまな嘘にあきれつつ、范閑はその男を連れ帰って尋問しようとするが…。一方、第二皇子の指示を受け明家に滞在中の謝必安は、あと2日で范閑は死ぬと宣言。その夜、ある場所で大きな火事が起きる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

金川(きんせん)の戦勝を祈るため、高僧の安吉(アムジ)大師を遠方から招き、祈祷(きとう)が行われる。後宮の長となった如懿は足しげく安華(あんか)殿に通い、祈りを捧げていた。そんなある晩、安吉大師とよく似た服装の不審な男が翊坤(よくこん)宮で目撃され、付近で巡回中だった侍衛が捕縛を試みるが、逃げられてしまう。翌日、乾隆帝と嘉貴妃(かきひ)に呼ばれた如懿は、如懿が安吉大師宛てに書いたとされる文を見せられる。それは安吉大師と如懿が私通しているかのような内容だった。

医師の林(りん)と正体を偽り、青川(せいせん)の青鳥客桟に宿を取った狄仁傑(てき・じんけつ)。彼はそこで、行商人だと名乗るどこか底知れぬ人物・朗劉(ろう・りゅう)と出会う。そして、こうした成り行きになったのは、あのつかみどころのない老人――葫蘆(ころ)先生――の企みゆえであったかのように、狄仁傑には思えてくるのだった。そんななか、彼は客桟の小屋の中で、おびただしい量の血痕を見つけるのだが…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

沈諾(シェン・ヌオ)は芝居の一座に拘束されていた仲間の十三(シーサン)と芝居小屋で再会する。十三(シーサン)は2人が捜していた金持ちの男を芝居小屋で見かけ、探ろうとして一座に捕らえられたのだ。ただ者ではなさそうな一座の女座長・玉鑲金(ユー・シアンジン)は、身代金と引き換えに十三(シーサン)を返すことを約束。沈諾(シェン・ヌオ)は芝居小屋に来た金持ちの男が営む店の名を聞き出し、見張ることにする。

久しぶりに戻ってきた東雲を、音楼は優しくいたわる。だが東雲は栄安に家族を人質にされ、音楼を陥れる手先にされていた。気まずい東雲が早々に退出すると音楼の部屋への隠し通路を作った肖鐸が突然現れ、栄安を陥れる相談をする。その頃、都では奇怪な殺人事件が頻発していた。


若非は遺珠賽に合格し、幻楽坊に入った。その夜、少君が設けた祝いの席で泥酔し、少君と若非は…。そして迎えた幻楽坊初日。清和組の練習場所には商羽がいた。他の組に出遅れている清和組に特別指導するという。それに対して少君は誓約書を持ち出し、商羽との距離を取るよう迫る。一方、幻楽坊の楽師の1人からどんな女性が好みかを尋ねられた商羽。その場にいた少君にも促され、商羽は皆の前で具体的な姿に言及する。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ



薛家が皇帝に秘密裏に行っていた漕運事業で事故が起こる。暴落していた絹の価格が急騰する中、謝危は従者たちにこの件を探らせる。一方、長公主・沈芷衣は雪寧を含めた学友たちと共に、薛太后に拝謁をしに寧安宮に向かう。漕運事故について皇帝より咎めを受けた、定国公・薛遠を案じる太后は、機嫌が悪く、芷衣の学友たちに冷たい振る舞いをする。そこに、皇帝より勅命を受けた宦官の手で献上品の玉如意が届けられる。しかし、その玉如意を見た薛太后は激昂する。


被災民に扮して潜入捜査をしていたドン子越は、明家が早々に三大坊を移転させていたことを報告する。范閑は三大坊を接収することを決意。そんな折、大宗師・葉流雲(イエ・リウユン)が范閑を狙って蘇州に向かっているとの知らせが届く。しかし范閑は逃げず、三大坊に乗り込んで全てを接収する。その後、母が残した武器を携えて葉流雲との戦いに臨むが…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

黎萌萌(リー・モンモン)は橋の上に水たまりを作り、何度も飛び込むが現代には戻れない。橋のたもとで途方に暮れていたその時、県令(けんれい)の黎明(れいめい)が勅命で捕らわれるのを目撃する。黎萌萌は黎明を救出するため、悪霊退治に来た巫女だと偽って牢(ろう)に潜入するが、獄卒によって黎明の牢に入れられてしまう。黎萌萌は黎明に逃亡するよう説得するが、黎明は「陛下の信頼を裏切りたくない」と頑なに拒否。困り果てる黎萌萌だったが、そこへ祁炎(きえん)と孔暗(こうあん)が現れて…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

少年の格好をして皇都の御史である祖父・花屹正(かきつせい)の巡察に同行し広い世界を見た花(か)家の令嬢・花シ(かし)。その後、美しく育った彼女は年頃となり沈(しん)家の若様・沈淇(しんき)との結納が決まる。だが、好奇心旺盛で自由奔放な花シは家族の目を盗みこっそり街へ。そこで面倒に巻き込まれた彼女を助けてくれたのは沈淇と凌王の世子・顧晏惜(こあんせき)だった…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

雲沐の失聴を知った蘇若非は刺客を装った小七の不注意で傷を負ってしまう。だが、身の危険よりも秘密を守った若非の態度に、雲沐は次第に心動かされていく。刺客に襲われたと知ったジン商羽が駆けつけ、断りなく部屋に入り誤解してしまう。幻楽城では流觴琴会の開催が近づいてきた。若非の姉 若珊はその場を利用しようと一計を案じるのだった。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ






慕海瑶の陰謀により、駱青蓮は賀連信の長子・暉児(きじ)を殺した疑いをかけられてしまう。賀連信は駱青蓮を殺そうとするが、蘇南春(そなんしゅん)が何とか思いとどまらせる。駱青蓮は潔白を主張し、真相を明らかにするため調べさせてほしいと賀連信に願い出る。賀連信はそれを許すが、呂北逸を拘束し、下手人が明らかになるまで水も食事も与えないと宣言する。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

駱青蓮の殺害に失敗した慕海瑶の侍女・嵐児(らんじ)は処刑を免れるため、賀連信が不正の証拠を握っていることを世子に伝える。嵐児を捕らえた慕海瑶は彼女を問い詰める。間もなくそこに現れた駱青蓮と方懐蕊は、嵐児の変わり果てた姿を目撃する。一方、自らの不正が安王の耳に入ることを恐れた世子は、実母の墓参りを利用して賀連信を始末しようと計画。山崩れが起こり、賀連信はけがをしてしまう。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

白玉城主の婚礼の日。城主である殷稷は、奴婢の謝蘊と妓楼にいた。そこに花嫁の蕭宝宝がやって来るが、謝蘊は殷稷の用意した荷車でその場を離れる。明日で謝蘊の奴婢の日々も終わる。
シュー・ジェンジェン、チョン・ユーフォン、トン・ゾーウェン、ティエン・グアンユー、リン・シーハン、イエ・シアオチウ

家族の元へ帰すという約束の日、開いた門に駆け出す謝蘊だが、殷稷と蕭宝宝が矢を放ち、謝蘊は転ぶ。その間に門は閉まり、殷稷は、許しを得るまでずっと俺の奴婢だ、と謝蘊に告げる。

白玉城主の婚礼の日。城主である殷稷は、奴婢の謝蘊と妓楼にいた。そこに花嫁の蕭宝宝がやって来るが、謝蘊は殷稷の用意した荷車でその場を離れる。明日で謝蘊の奴婢の日々も終わる。
シュー・ジェンジェン、チョン・ユーフォン、トン・ゾーウェン、ティエン・グアンユー、リン・シーハン、イエ・シアオチウ

家族の元へ帰すという約束の日、開いた門に駆け出す謝蘊だが、殷稷と蕭宝宝が矢を放ち、謝蘊は転ぶ。その間に門は閉まり、殷稷は、許しを得るまでずっと俺の奴婢だ、と謝蘊に告げる。


殷稷と蕭宝宝の初夜に謝蘊も酒を飲まされる。そして謝蘊に命じて蕭宝宝の脚に鈴をつけさせた殷稷は、蕭宝宝を床に連れていく。部屋の外に出された謝蘊は、ひと晩中そこに跪かされる。

殷稷の所に祁硯がやって来る。祁硯は、かつて謝蘊と愛し合っていた殷稷が、謝蘊を苦しめることに怒る。一方、蕭宝宝は心の澱が原因で倒れる。殷稷は、謝蘊を殺せば治るのかと聞く。

殷稷と蕭宝宝の初夜に謝蘊も酒を飲まされる。そして謝蘊に命じて蕭宝宝の脚に鈴をつけさせた殷稷は、蕭宝宝を床に連れていく。部屋の外に出された謝蘊は、ひと晩中そこに跪かされる。

殷稷の所に祁硯がやって来る。祁硯は、かつて謝蘊と愛し合っていた殷稷が、謝蘊を苦しめることに怒る。一方、蕭宝宝は心の澱が原因で倒れる。殷稷は、謝蘊を殺せば治るのかと聞く。






明徳(めいとく)侯の命を狙った2人の刺客。そのうちの1人、丁二苑の張湘南(ちょう・しょうなん)は、半年前にケイ州女学館へ入学していた。元来、中途入学は許されていないはずだと呉吟(ご・ぎん)は館長の馮嫣(ふう・えん)を問い詰める。賄賂を受け取ったことは白状するも、身元に疑わしい点はなかったと弁明する馮嫣。ところが湘南には驚くべき過去があった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

女学館の教師たちによると、ケイ州を守るために派遣されてくる将軍は、戦功も多く、若くて凛々しい美男子らしい。そんな噂が広まっていたある日、ケイ州女学館に甲冑を身にまとった2人の兵が。学内をぶらぶらと歩いていた茉喜(まつき)は、目の前の男の顔を見て驚愕する。そこにいたのは、戦死したはずの万嘉桂(ばん・かけい)だったのだ。にわかには信じられず…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

茉喜(まつき)に執着する呉吟(ご・ぎん)は、配下の忠告も無視してケイ州を離れようとしなかった。愚かなまねをしている呉吟に憤る呉朗(ご・ろう)だが、明徳(めいとく)侯はむしろ好都合だと捉えた。鉄鉱が眠るケイ州を他の勢力に侵略されないよう龍襄軍を進駐させたとはいえ、陛下の軍を意のままには動かせない。目的を果たすには、自分の命に従って内密に動く者が必要であり、その役目を呉吟に任せようと考えたのだ。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか



安景昭の病気を疑う周魏は、医者を連れて寝室を訪れ、直接会って脈を確認しようとする。その時、現代の世界では雷が鳴るが、人を移動させるには力が不足していた。ただ声はつながり、周魏を追い返すことができた。安景昭はメモ書きを送り、側近の東華に策を授ける。“マブダチ派”という架空の門派をでっちあげ、周魏らを混乱させる。




毒にあたった安景昭に凌霄院は混乱するが、疑い深い周魏は白芷を使って、本当に服毒したことを確認する。安景昭は一時的に目を覚ますが、昏睡状態が続く。体は衰弱するが、有効的な解毒薬もない。そんな安景昭に初月は粥を作るなど、かいがいしく世話をする。一方、周魏は安景昭の評判を落とすべく、次の罠を仕掛ける。




安景昭の解毒のため、初月と初陽は霊珠草を求めて、魔花谷に乗り込む。殺されそうになる2人だが、初陽が谷主は物語好きだと見抜き、霊珠草を手に入れるため、いろいろな話を谷主に聞かせる。その結果、安景昭は解毒薬を飲み回復したが、周魏の裏をかいて、毒に侵されるふりを続け、父、安成虎(アン・チョンフー)に最後の薬を飲ませることに成功する。

東華と狩りに行った初陽は狩人に誘われて周魏の地盤に向かい、行方不明になってしまう。安景昭らは初陽を助けるために周魏の誕辰祝いに行く。宴会場では、毒や舞いによる刺客が現れるが、初月の機転で安景昭は宴会場を離れる。その頃、東華は屋敷内で初陽を捜し出し、周魏の追っ手に襲われるものの、3人は何とか脱出する。

安景昭が死んだとの報告を受けても疑い続ける周魏は、安景昭をおびき寄せるために、弟の安景凌(アン・ジンリン)が殺されると噂を流す。襲われる弟を助ける安景昭だが、祖母が用意した身代わりにより、生きていることを知られずに済む。祖母によると、父に装着された鎖の柄は魔教のもので、普通の刀剣では切れず、断ち切るには宝器が必要だと判明する。

言氷雲(イエン・ビンユン)を北斉に売ったことに関する密談を刺客に聞かれ、気が気ではない李雲睿(リー・ユンルイ)は大内侍衛の統領・燕小乙(イエン・シャオイー)を呼びつける。皇宮に忍び込んだ刺客を殺すよう命じられた燕小乙は、范閑(ファン・シエン)が刺客だと確信して屋敷に乗り込むが、はぐらかされてしまう。こうして、范閑は皇太后の寝宮から盗み出した鍵で母の遺した箱を開けるが…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

箱の奥に隠されていた母からの手紙を読んだ范閑(ファン・シエン)だが、謎は一層深まるばかりだった。一方、陳萍萍(チェン・ピンピン)は刺客が范閑だと気づいていたが隠ぺいしてしまう。盗んだ鍵を秘密裏に戻すため、太監のふりをして林婉児(リン・ワンアル)と参内した范閑。その頃、李雲睿(リー・ユンルイ)は刺客の正体に不審を抱き、宮中に紛失したものがないか調べさせようとしていた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

李雲睿(リー・ユンルイ)を売国の罪に問う慶帝。だが李雲睿はあくまでもしらを切り通し、范閑(ファン・シエン)に罪をなすりつける。だが、むしろそれこそ陳萍萍(チェン・ピンピン)の思うつぼだった。その頃、四処の主務・言若海(イエン・ルオハイ)は息子・言氷雲(イエン・ビンユン)を北斉に売った李雲睿を許せず、独自に調査を始めていた。一処の主務・朱格(チュー・ゴー)は協力する姿勢を見せるが…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか





共同生活を始めた篠檸(シャオニン)と昱恒(ユーホン)と。しかし会社の仲間には時間をあけてから話そうと言って、目立たないよう気を配るのだった。昱恒に遅れて篠檸が会社に着くと、部外から来る新しい開発1部部長として、昱恒が紹介される。職場結婚に厳しい社風を知る篠檸は、昱恒が上司になり、2人の関係がバレたら自分がクビになると言って別れを切り出す。

赴任早々、裴行倹(はい・こうけん)に課された任務は、来年分の支出削減案の提出であった。キク崇裕(きく・すうゆう)がこの仕事を自分に一任したということは、官吏の禄を削る方法を取らせ、皆に恨まれるよう仕向ける魂胆なのでは――。そう察した行倹は、雑費を見直すことに。そして、公文書の紙の質を落とすことで大きく費用の削減が可能だと気づくのだった。しかし、そこにも崇裕が巡らせた罠が…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか




キク崇裕(きく・すうゆう)は、大量の黄麻紙を運んできた安三娘(あん・さんじょう)に、紙を買い取れないことを告げた。隣の裴行倹(はい・こうけん)に頭を下げさせるため、助け舟を出す可能性を示唆する崇裕だったが、行倹はそれを聞き入れず、自らの屋敷に紙を全部運び込むよう指示をする。不思議がりながら裴府を訪れた三娘は、中庭で庫狄琉璃(こてき・るり)と職人らの作業光景を目にし…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか



庫狄琉璃(こてき・るり)はキク鏡唐(きく・きょうとう)に連れられ、大仏寺へ。道すがら、なかなか子を授かることができないのが悩みだと打ち明ける鏡唐。彼女の唯一の希望こそが、数年に一度霊験を現して涙を流すという大仏寺の仏像なのだと、琉璃は初めて知るのだった。寺での祈願を終え、帰ろうとした矢先、思いがけぬ事件が。馬車に琉璃だけが乗り込んだところを狙って、御者が馬に鞭を入れ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

白鳳瑶(はく・ほうよう)と万嘉桂(ばん・かけい)に、一刻も早く一緒になってもらいたい――そう考える嘉桂の母に頼まれた茉喜(まつき)は、万家へ引っ越すよう鳳瑶の説得を試みた。だが何を言っても、鳳瑶は“人の世話にはならない”と拒み続ける。頑固な鳳瑶に業を煮やした茉喜は、意を決して今の暮らしに対する不満をぶちまけるのだった。茉喜は楽しく過ごしているとばかり思っていた鳳瑶は激しく動揺し…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

白鳳瑶(はく・ほうよう)との婚姻を拒む万嘉桂(ばん・かけい)。そんな息子に腹を立てた彼の母は、毒薬の瓶を手に“死んでやる”と騒ぎ出した。将軍たる嘉桂は常に危険と隣り合わせ。未婚のまま戦死すれば、万家は途絶えてしまうのである。どうか跡継ぎを産んでくれと必死に泣いてすがる嘉桂の母にほだされ、鳳瑶も嫁ぐことを承諾するのだった。ところが瓶の中身が毒ではなかったことが判明。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

万嘉桂(ばん・かけい)と白鳳瑶(はく・ほうよう)は正式に夫婦となった。だが、やむを得ない事情により本意ではない婚姻を押しつけられたと感じていた嘉桂は、軍務が忙しいことを理由に、ほとんど家に帰ってこない。一方、嘉桂の妻になれなかった茉喜(まつき)は悲しみに暮れ、鳳瑶に対する態度もどこかよそよそしくなってしまうのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

無鋒の刺客である証拠を突き付けられた雲為衫。花宮の長・花(ホワ)長老はその場で雲為衫を斬り捨てようとするが、間一髪のところで宮子羽が止め、雲為衫を逃がす。こうして宮門を出た雲為衫だったが、思いがけず無鋒の者と出くわし…。一方、三域試練を突破し正式に執刃の資格を得た宮子羽は、長老たちから宮門最大の秘密を告げられる。

雲為衫からの文で、継承の儀の日に無鋒が宮門を襲撃することを知った宮子羽。無鋒は再び花嫁候補を装って刺客を送り、その隙に宮門の強力な武器・無量流火の図面を奪おうとしていた。宮子羽は図面を池の底に隠し、傷を負ったばかりの宮紫商を避難させて襲撃に備える。しかし、雲為衫が無鋒から聞いた計画は偽りのものだった。





蘇沐(そぼく)が林七(りんしつ)から折檻を受けたと知ったセンセンは、教坊司(きょうぼうし)に乗り込み蘇沐を身請けしたいと告げる。これを知った韓爍は城主に泣きつき、センセンのために教坊司の楽師をすべて月璃(げつり)府へと願い出た。楚楚が城主の実の娘ではないとの報告を受けた白キュウは韓爍に、「次期城主であるセンセンに毒を盛れば、城主は助けようとして龍骨(りゅうこつ)を持ち出す。その機を狙って龍骨を奪い、花垣城を攻め落とそう」と進言するが、韓爍はなぜだか気が進まない。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

センセンに武術の力がないと見抜いた林七は若城主選抜に武術試験を加えることを提案し、城主はこれに同意。武術どころか運動さえ苦手なセンセンは韓爍に助けを求めようとするが、密偵からの偽文を届けたのがセンセンだったと知った韓爍は、無邪気な態度で油断させて自分を陥れようとしていたと誤解し、彼女の毒殺を決意していた。これを知ったセンセンは命の恩人となることで韓爍の殺意を消そうと考え、韓爍の病を治すため龍骨を無断で持ち出すが…。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

龍骨の一件を韓爍に対するセンセンの愛情ゆえと考えた城主だが、センセンが今も生娘であることから、韓爍が龍骨を手に入れるためにセンセンを利用したのだと誤解する。龍骨を失うという不祥事のけじめをつけるためにも、城主は韓爍を拘束し、失われた龍骨の代わりに肋骨を抜き取ると宣言した。必死に許しを乞うセンセンだが、普段は甘い城主も聞き入れようとはしない。城主から三郡主としての責任を問われたセンセンは郡主の位を捨てると言い放つ。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン




一緒にいたはずの引風眠(いんふうみん)が、気づいたら消えていた。敵の侯穹(こうきゅう)に連れ去られたらしい。星辰と歩汀が地下牢に潜入すると、そこには大勢の異形がいた。地下にいた風眠を助けて脱出する直前、歩汀は師匠の宋(そう)神医を発見する
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

一緒にいたはずの引風眠(いんふうみん)が、気づいたら消えていた。敵の侯穹(こうきゅう)に連れ去られたらしい。星辰と歩汀が地下牢に潜入すると、そこには大勢の異形がいた。地下にいた風眠を助けて脱出する直前、歩汀は師匠の宋(そう)神医を発見する
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

程霄(チョン・シアオ)の説得に失敗し、頭を抱える江韜(ジアン・タオ)。違法性はなかったとはいえ、シゴーンへ緊急着陸しなかったことが調査会で問題視されれば、副社長の選出にも影響を及ぼす。何としても程霄の口を封じたい江韜は長考の末、シゴーン行きのチケットを予約するのだった。そして調査会当日。正直に当時の状況を語っていた程霄だったが、全く覚えのない交信音声を聞かされ…。

北部軍によって包囲された庭(てい)州へと向かうことが決まったキク崇裕(きく・すうゆう)。同行する裴行倹(はい・こうけん)は一滴の血も流さず包囲を解く策があると言うが、朝廷へ奏上する手段は妨害され、よそに助けも求められない状況下で、夫を戦地へと送り出す庫狄琉璃(こてき・るり)は不安そうだ。だが行倹は、大仏寺まで護身符をもらいに行く琉璃の、妙な信心深さを不思議に思い…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


端午は蘇幕遮という新たな名前を名乗り、宝飾店を開店するための布石として瓊花会に参加しようと動き出す。そして、鄭知衡の母親で元芸妓の玉小娘が信頼する右腕の鷓鴣に声をかけ、金象嵌の技術を披露。玉小娘に近づくだけでなく瓊花会の優勝候補のひとりである芸妓・白裊にも付け爪を売り込む。だが、そこに燕子京が現われて……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

被災民に扮して潜入捜査をしていたドン子越は、明家が早々に三大坊を移転させていたことを報告する。范閑は三大坊を接収することを決意。そんな折、大宗師・葉流雲(イエ・リウユン)が范閑を狙って蘇州に向かっているとの知らせが届く。しかし范閑は逃げず、三大坊に乗り込んで全てを接収する。その後、母が残した武器を携えて葉流雲との戦いに臨むが…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、ウー・ガン、リウ・ドゥアンドゥアン、ティエン・ユー ほか

司馬懿と姻戚関係を結び、関係を強めようとした太后の動きを知った曹爽と何晏は、太后を移宮させ追い出すことを計画する。そして兵を引き連れて太后の宮殿に押し掛け…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

翊坤宮で目撃された刺客に女官が関わっていないという事実が判明したため、乾隆帝は惢心(ずいしん)を慎刑司(しんけいし)送りにする。惢心が拷問を受けても何も白状しなければ如懿の潔白は証明されたことになるからであった。一方、翊坤宮に禁足となった如懿は、万寿(ばんじゅ)節の宴に出席できない代わりに陛下の好きな菓子を作り、愉妃のもとへ届けてもらう。愉妃は菓子の容器に貼ってある対句を見て、如懿の意図を理解し、凌雲徹と李玉(りぎょく)に協力を頼むのだった。

小薇(しょうび)から、客と駆け落ちしたという母親の話を聞くうちに、狄仁傑(てき・じんけつ)の頭の中には、ある考えが形作られていった。隠していた正体を明かし、客桟の主・韋晟(い・せい)の昨夜の行動を改めて問い質す狄仁傑。客桟の2階には、2人の様子を見つめる朗劉(ろう・りゅう)たちの姿が。それを知ってか知らずか、激しい口調で韋晟を詰問していた狄仁傑だったが、一転して今度は小薇の母親についての推理を語り始め…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

定王の屋敷で養生し、すっかり回復した灼華は柔嘉公主からお茶に招かれる。きれいに着飾り、いそいそと公主の屋敷へ向かうと、公主はにこやかに迎えて灼華に酒を振る舞う。公主は灼華が出自を偽っていることを言い当てるが、事情があるのだろうと理解を示す。2人はすっかり打ち解け、酔いの回った公主もつい本音をこぼしてしまう。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

郡主の位を廃されても資産を持つ韓爍との生活には何の不自由もないが、センセンに対する民の風当たりは強かった。そんな折、林家の鉱山が落雷で崩れ、鉱員が坑道内に閉じ込められる事態が発生した。民はこの天災を龍骨を失ったことに対する天罰と考え、センセンの命を捧げて天の怒りを鎮めるよう城主に請願書を差し出し、大臣らもこれに賛同する。センセンは楚楚が若城主となるにふさわしい手柄を立てる絶好の機会と考え、民を救うよう訴えるが…。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

薛太后が怒りをあらわにした玉如意には、宮中で禁忌とされる、“忠魂三百”の文字があった。この言葉には薛家のみならず、都中を恐怖に陥れた20年前の悲しい事件が隠されていた。沈芷衣は、憤懣遣る方無い太后に付き添い、講義を休むことにする。雪寧は学友たちと共に、謝危による琴の講義を受けているが、どうにも上手く弾くことができず、講義後個別に指導を受けることになる。雪寧が琴を教わる中、部屋に一匹の白描が迷い込む。謝危は猫を見ると穏やかな態度を豹変させ、雪寧を部屋から退室させる。



沈玉容(しんぎょくよう)の妻・薛芳菲(せつほうひ)が目覚めると、寝床の上には見知らぬ男がいた。その場に義母と義妹が踏み込み、薛芳菲は夫を裏切り密通したと誤解されてしまう。助けに来た沈玉容と共に家を出た薛芳菲だったが、失った意識が戻ると山奥の地中に落とされており、すべてが罠(わな)だったことに気づき…。ある日、中書令(ちゅうしょれい)の娘という身分でありながら貞女(ていじょ)堂で10年の時を過ごす姜梨(きょうり)が、侍女・桐児(とうじ)と川辺を通りかかると、倒れている薛芳菲を見つける。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

黎萌萌が揚(よう)城にいることを知った祁炎は商人に変装し、揚城に行く。その頃、賽(さい)家ひょう局の令嬢・賽雪(さいせつ)は、父・賽海明(さいかいめい)から婿選びを迫られていた。しかし、じゃじゃ馬の賽雪の目にかなう男はなかなかいない。賽雪は茶楼で出会った祁炎に一目惚れするが、祁炎は賽雪の侍女として仕えていた黎萌萌を自分の許婚(いいなずけ)だと言い出す。しかし、黎萌萌は祁炎を知らないふりをする。賽家に招かれた祁炎一行であったが、そこには正体不明の男、李淘(りとう)が潜り込んでいた。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

花シ(かし)が大奥様から罰を受けていた頃、謀反の罪を着せられようとしていた顧晏惜(こあんせき)は伯父であり育ての親でもある大慶皇帝・顧成トウ(こせいとう)に救われる。そこで改めて忠誠心を示した顧晏惜は皇帝直属の諜報機関・七宿司を率いる新たな仮面の司使となると、花(か)家の捜索に向かう。一方、一夜にして没落した花家は上を下への大騒ぎとなり…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

寧イー(ニン・イー)が庶民として生きる決意を知った辛子硯(シン・ズーイエン)は、二花(アルホワ)の死と大花(ダーホワ)の流産が無意味だったと感じ失望する。寧斉(ニン・チー)は天盛帝から自分が次の皇帝になると知り、兄弟を殺さないことを天盛帝に誓う。しかし、長孫弘(ジャンスン・ホン)に唆された寧斉は雅楽(ヤーロー)の誘拐を命じる。長孫弘の命を受けた宗宸(ゾン・チェン)は雅楽を連れ去るが、寧澄(ニン・チョン)に殺される。その場を目撃した顧南衣(グー・ナンイー)は鳳知微(フォン・ジーウェイ)に事態を報告する。鳳知微は疑念を抱き天盛に戻ろうとするが、赫連錚(ホーリエン・ジェン)は怒り出し離縁状を渡すことに。寧イーは雅楽を救うために王氏を捕える。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

淮陽王府で柳眠棠に恥をかかせようとして失敗した廉楚氏は悔しがるが、夫の廉含山(れんがんざん)はこれに激怒。恩知らずな行動を続ければ廉(れん)家が真(しん)州から追い出されかねないと告げる。一方、柳眠棠を嫁と認めた王太妃は、王妃にふさわしい教養やふるまいを習得させるべく、宮中での経験の長い王(おう)ばあやを教育係につける。順調な滑り出しに安堵する崔行舟だったが、魯(ろ)王の反乱を平定せよとの勅命が舞い込む。そこで崔行舟は王太妃にあることを願い出るが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

突然現れた兄に疑念を抱く鳳知微(フォン・ジーウェイ)のために顧南衣(グー・ナンイー)は奴隷市を調査する。寧斉(ニン・チー)は長孫弘(ジャンスン・ホン)と対策を練り、雅楽(ヤーロー)に毒を盛る計画を立てるが、雅楽は顧南衣に連れ去られる。雅楽と寧澄(ニン・チョン)を交換すると書いた文から、寧イー(ニン・イー)はこの事件には血浮屠が関係していると疑い、待ち合わせ場所へ行く。そこで顧南衣と対峙するが、火鳳幇によって雅楽は崖から落とされ、命を落とす。鳳知微は寧イーを慰めようとするが、寧イーは怒りを抑えられず彼女を追い出す。天盛帝も悲しみに暮れ、月リン(ユエ・リン)に誘惑される。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか




世子の策略で山崩れに遭い、追われる身となった駱青蓮と賀連信。駱青蓮はそれに乗じて賀(が)家から逃げることにし、愛する呂北逸が身を隠す呂(りょ)家村に向かう。だが、呂北逸は現れず、呂北逸の家族は賤民に落とされたことを苦に自殺していたことを知る。賀連信は「自分が出世したら呂北逸を賤民の籍から解放する」と約束し、駱青蓮は賀連信の妾に戻ることを決意する。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

駱青蓮は新居を与えられるが、賀連信から1年間の外出禁止を命じられる。その間も、駱青蓮は腹黒い慕海瑶を排除するべく、使用人たちから賀連信邸の内情を聞き出していた。5カ月が経った頃、曲涼河の堤防が決壊してしまう。安王は治水工事を行おうとするが、王府の銀庫が空になっていることが発覚。貸付金の回収役として賀連信に白羽の矢が立つが…。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

霓凰郡主を皇太子派の者に嫁がせるという越貴妃と皇太子の画策は失敗に終わったが、最終的にこの件で最大の勝者となったのは誉王だった。郡主と靖王は蒙大統領から、郡主を救出するための一連の行動は梅長蘇による指示だったことを知る。靖王は共に大事を成したければ、郡主のような善良な者を利用しないよう警告、梅長蘇も自分に絶対の信頼を置いてほしいと告げるのだった。そんな折、気晴らしに都の郊外へ出かけた蕭景睿と言豫津は、慶国公の事案を調べていた夏冬と遭遇する。夏冬は何者かの放った刺客に襲われ負傷していた。

星辰の意識が戻らず、青流は宋神医に治療を任せることに。五岳門に戻った青流は、捕まえた隠霊谷の谷主と対面して真の黒幕が他にいると考える。その頃、当の黒幕は異毒丹を飲んだ星辰が生きていると報告を受けていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

星辰の意識が戻らず、青流は宋神医に治療を任せることに。五岳門に戻った青流は、捕まえた隠霊谷の谷主と対面して真の黒幕が他にいると考える。その頃、当の黒幕は異毒丹を飲んだ星辰が生きていると報告を受けていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

鷺洲航空を訴える郭偉民(グオ・ウェイミン)のために弁護士を探していた程霄(チョン・シアオ)は、李語珩(リー・ユーハン)から人権派弁護士を紹介される。苦しむ遺族へようやく責任が果たせると喜ぶ程霄。しかし実際は、暴走ぎみな彼女を案じた顧南亭(グー・ナンティン)が密かに弁護士を手配していたのだ。裏事情を知る由もなく素直に喜ぶ程霄だったが、証言台に立つよう頼まれてしまい…。

庫狄琉璃(こてき・るり)の暗躍により、裴行倹(はい・こうけん)は庭(てい)州での騒ぎを収めた。蘇(そ)氏父子の悪事も明るみとなり、陛下から沙汰を待つところに、蘇海政(そ・かいせい)の後任となる高賢(こう・けん)が勅書を携えやってくる。行倹は新設される都護府の副都護、キク崇裕(きく・すうゆう)は左屯衛中郎将と破格の出世が決まる一方、肝心な蘇氏父子には触れられておらず…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか


燕子京に大金を積まれ辞退を迫られても蘇幕遮と一緒に瓊花会に挑戦することを選んだ桓郎。ところが、彼女のもとに長年の秘密の恋人、鄭知行から一方的な別れの文が届く。そんな桓郎を慰めた蘇幕遮は鄭知行の異母弟・鄭知衡に出資を頼むことに。実は桓郎と鄭知行の関係を鄭家に密告したのは、鄭家への復讐計画を進める燕子京で……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン

沈玉容(しんぎょくよう)の妻・薛芳菲(せつほうひ)が目覚めると、寝床の上には見知らぬ男がいた。その場に義母と義妹が踏み込み、薛芳菲は夫を裏切り密通したと誤解されてしまう。助けに来た沈玉容と共に家を出た薛芳菲だったが、失った意識が戻ると山奥の地中に落とされており、すべてが罠(わな)だったことに気づき…。ある日、中書令(ちゅうしょれい)の娘という身分でありながら貞女(ていじょ)堂で10年の時を過ごす姜梨(きょうり)が、侍女・桐児(とうじ)と川辺を通りかかると、倒れている薛芳菲を見つける。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

夏侯徽は、司馬師の行動から司馬家の私兵の存在を疑い、居所を突き止める。そして、ひそかに後をつけていた何者かによって捕らえられてしまうのだった。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

如懿の濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)を晴らすべく、李玉が皇帝の命を受けて啓祥(けいしょう)宮を訪れた。まずは如懿の筆跡に似た字を書く者がいないかを調べるため、啓祥宮の者全員に字を書かせる。嘉貴妃の侍女・貞淑(ていしゅく)は下手な字を書いたが、李玉に怪しまれて養心(ようしん)殿へ連行されていく。いくつかの尋問を通して貞淑の関与を確信した皇帝は、貞淑を慎刑司へ送ると決め、惢心を釈放した。慎刑司の拷問によって全身に重傷を負った惢心を、侍医の江与彬(こうよひん)が懸命に治療するが...。

真の敵、黒焔(こくえん)の首領を成敗するまで、平穏な世は訪れない――。青川(せいせん)での事件を解決し、蘭坊(らんぼう)へと戻った狄仁傑(てき・じんけつ)は、思いを新たにしていた。そんななか、日取りこそ決まってはいないものの婚礼を間近に控えた狄仁傑と曹安(そう・あん)は、夜の街へ。しかし、そこでまたしても事件が。天灯を飛ばす人々でにぎわう広場に近づいてきた、馭者のいない馬車。その荷台には…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか


敵対する北涼(ほくりょう)の言葉を習った灼華は、和議のためにやってくる北涼の使節団を迎える接待使になる。驚鴻も第一皇子から接待使に任命され、南宸(なんしん)の接待使団は城門で北涼の使節団を待つ。しかし、ようやく現れた北涼の第三王子、耶沐憬(イエムジン)は予想以上に傲慢な人物だった。耶沐憬に侮辱された灼華は、つい言い返して目をつけられてしまう。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


石達春(シー・ダーチュン)が自分との面会を望んでいると聞き、商易之(シャン・イージー)は早速、彼を訪ねた。事前に考えていた豫州奪還のための策を話す達春。だが、それを実行するには解決せねばならない問題が多く、再考すべきであることは明白だった。一方その頃、阿麦(アマイ)は、陳起(チェン・チー)や常鈺青(チャン・ユーチン)のいる城守府にいた。この間に、陳起の殺害を試みた刺客として殺されかけるも鈺青の機転で命拾いする阿麦。そんななか彼女を助けようと屋敷を訪れる者が…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

逃げる陳起(チェン・チー)に向けて、矢を放った商易之(シャン・イージー)。何の因果か、その矢は陳起を討とうと飛び出した崔衍(ツイ・イエン)の喉に命中し、彼の命を奪ってしまう。心から自分を慕ってくれていた大切な弟分を失った常鈺青(チャン・ユーチン)は、亡骸を荼毘に伏しながら、彼を守れなかったことを詫びると同時に易之を殺して仇を討つと誓うのだった。しばらくの後、そこへ姜成翼(ジアン・チョンイー)が。彼は、陳起の命令により鈺青を捕縛し、軍紀に従って処分すると宣言し…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

鉱山で鉱員を救出して民の信頼を獲得し、黒水の鉱脈まで見つけた功績で、センセンは郡主の位が回復。城主はセンセンの変化に期待をかけ、若城主選抜に向けて裴恒(はいこう)にセンセンの学問の監督を命じる。街は若城主選びの話題で持ちきりで、茶館では誰が選ばれるかの賭けまで始まった。屋敷を抜け出して街に出たセンセンは素性を隠し、あるだけの財産を楚楚に賭ける。一方、韓爍はやる気のないセンセンを若城主にするべく、屋敷を挙げて試験対策に取り組む。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン



燕臨は、燕家と薛家との争いが水面下で活発になって以来、盟友の臨孜王・沈玠(ジョウ ・ダーウェイ)や雪寧に対してさえも、人が変わったように距離を置くようになる。ある晩燕臨は、闇夜に馬を駆る定国公・薛遠を見つけて後をつける。そして薛家が、秘密裏に私兵を増強している事実を知る。一方長公主・沈芷衣は、教鞭をとる王久の旧態依然とした講義内容に反発し、それをかばった雪寧が、折檻を受けてしまう。その講義を否定する謝危は、王久にひと泡吹かせるため、雪寧とともに一計を案じる。





堂主を言いくるめ、姜梨に成り代わった薛芳菲は、自分と姜梨を陥れた者たちへの復讐を誓う。そんな中、薛芳菲を助けたせいで姜梨が死んだと、薛芳菲に襲いかかる桐児。しかし、薛芳菲の説得で心を改め、姜梨の汚名をそそぐため協力することに。貞淑の仮面をかぶった堂主の秘密を知った薛芳菲は、灯籠を使用して堂主を罠にかける。さらに、姜梨の実母・葉珍珍(ようちんちん)の友人である柳(りゅう)夫人の力を借りて、姜(きょう)家に入り込もうと画策する。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

黎萌萌は祁炎、李淘と共に花灯(かとう)節でにぎわう街へと繰り出す。黎萌萌を取り合う祁炎と李淘は、どちらが黎萌萌に衣を買ってやるか、どちらが黎萌萌のために的当ての景品を得るかといった小競り合いを繰り返す。黎萌萌たちが食事を取っていると、賽雪が遅れて合流する。親しげな様子の祁炎と賽雪を見て、黎萌萌は複雑な気持ちを抱く。その頃、李淘が定宿にしている客桟(きゃくさん)に忍び込んで探りを入れていた孔暗は、李淘の部屋で賽府の見取り図を見つける。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

花屹正(かきつせい)らが逮捕されただけでなく残る男性たちも連行され、屋敷を追われた花(か)家の女性たちは小さな別荘・紫コウ居へ。これまでの贅沢な生活から一転して藁の上に寝て食事にも事欠く貧しさを味わうことになる。また、久方ぶりに凌王府に戻った顧晏惜(こあんせき)は妹・芍薬(しゃくやく)、父親・顧成焄(こせいくん)と再会、10年前の悲劇的な事件を思い出していた…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

月リン(ユエ・リン)は天盛帝の妃になり、長孫弘(ジャンスン・ホン)は愛する女性が敵の妃になることで心を痛めるも、天盛の世を終わらせる日が近いと感じる。辛子硯(シン・ズーイエン)は寧斉(ニン・チー)をかばう王氏に怒りを感じ、彼女を殺す。王氏の死を知った寧斉は寧イー(ニン・イー)に命で償うことを天盛帝に求めるが、天盛帝は2人を和解させようと考える。鳳知微(フォン・ジーウェイ)は長孫弘と会い、大成の遺民たちに天盛の民になるよう説得を頼むが、長孫弘は拒否する。寧イーと対立することになった辛子硯は十皇子・寧霽(ニン・ジー)を補佐するが、寧霽は皇太子にふさわしい人は寧イーしかいないと言う。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

鎮南(ちんなん)侯太夫人の誕辰(たんしん)の宴(うたげ)に際し、柳眠棠の装いを見立てる王太妃。夜明珠(やめいしゅ)の簪(かんざし)に合う髪飾りを探そうとして柳眠棠の櫛笥(くしげ)を開けたところ、崔行舟からの文(ふみ)が何通もしまわれていた。それを見た王太妃は機嫌を損ねてしまい…。その頃、霊泉鎮の磁器商会では、皇室献上品の選定に賀珍が手掛けた黒胎(こくたい)青磁を出品する方向で話が進んでいたが、賀珍は協力を拒む。だが柳眠棠の援護を受けて賀(が)公に本心を伝えることができ、焼成手順を記した冊子を渡す。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


長孫弘(ジャンスン・ホン)は自分が病気で余命が少ないことを鳳知微(フォン・ジーウェイ)に告白し、大成の遺民たちを託す。鳳知微を捜しに来た赫連錚(ホーリエン・ジェン)に、長孫弘は鳳知微と寧イー(ニン・イー)を対立させるよう示唆する。宴で寧斉(ニン・チー)と寧イーの行動に激怒した天盛帝は、酒が回って退席することに。月リン(ユエ・リン)の伝言で天盛帝の寝殿に入る寧イーだが、寧斉のワナにかかってしまう。寧斉は寧イーが弑逆を計画していると言い、天盛帝を守る寧霽(ニン・ジー)と、寧霽が皇太子だと伝える辛子硯(シン・ズーイエン)と対峙する。戦いが迫る中、趙淵(チャオ・ユエン)が天盛帝の死と寧イーが新帝になることを告げる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


身ごもっている慕海瑶が転んだと聞き、正室の方懐蕊は流産を心配して様子を見に来た。ところが、大きなおなかをさすりながら出て来た慕海瑶は「天のご加護があるから大丈夫」と言い切る。室内で話をしながら流産の証拠をつかもうとする方懐蕊と慕海瑶が冷たくにらみ合っているところへ、真実を知る駱青蓮が現れる。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

賀連信は遊び人のように振る舞いながら、貸付金を回収するための調査を進めていた。駱青蓮はそんな彼の胸の中に、民を思う情熱があることを知る。一方、賀連信の妹・賀元雪(がげんせつ)は屋敷を抜け出し、暴漢に襲われたところを居合わせた呂北逸に助けられる。この出会いが2人の転機となるが…。賀連信邸では、李浅陌(りせんばく)が臨月を迎えていた。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

刺客に襲われながらも夏冬は無事都に帰還、慶国公の事案は本格的な審理に入ろうとしていた。審理で主導権を握ろうと皇太子と誉王は躍起になるが、そこへ梅長蘇の指示どおり蒙大統領が梁皇帝に進言、梁皇帝は事案の審理を靖王に命じる。 ある日、寧国侯府を引っ越す予定の梅長蘇は、霓凰郡主から、荒れ果てた元赤焔軍の林主帥の屋敷に案内され、郡主がいまだに過去の想いを忘れられないことを知る。そんな中、梅長蘇は蕭景睿や言豫津と蘭園という邸宅を下見に行くが、なんと広い庭園にある古井戸から数体の女の屍が見つかって...。

歩汀が倒れてしまう。星辰は異形にかまれた時に歩汀が最後の1粒だった延命薬を飲ませてくれていたことを知って、何があっても歩汀と一緒にいると誓う。そして星辰たちは、歩汀の体に必要な玄冰草を探す旅に出る。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

歩汀が倒れてしまう。星辰は異形にかまれた時に歩汀が最後の1粒だった延命薬を飲ませてくれていたことを知って、何があっても歩汀と一緒にいると誓う。そして星辰たちは、歩汀の体に必要な玄冰草を探す旅に出る。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

顧南亭(グー・ナンティン)がバーに到着すると、程霄(チョン・シアオ)は既に酔っていた。飛行停止処分を受け、自暴自棄になった彼女は、南亭の制止も聞かず飲み続けようとする。しかし、普段は酒を口にしない南亭が付き合うと申し出ると、そんな程霄も手を止めざるを得ないのだった。その後、程霄を送り届けた南亭は劉(リウ)弁護士を呼び出すと、証言者の説得にフランクフルトへ向かうと宣言し…。


赤族の郡主である朱顔は、法術を学んで国を守りたいと思う活発なお嬢様。修行に反対する父を納得させるため、空桑の世子である時影に贈り物をして、修業に賛成してもらおうとする。皇城で贈り物の雪寒薇を摘んでいると、足を滑らせ、帝君の寵妃・秋水に無礼を働いてしまう。そこに現れた時影の巧みな弁舌のおかげで朱顔は罪を免れたが、時影は秋水の恨みを買ってしまった。その夜、宮女に招かれ、時影が秋水のもとに足を運ぶと…。

柳琳は飯店を脱出するが、そのことは融天嶺と内務府、そして日本人たちの三派に察知されていた。穆青は内務府侍衛たちに柳琳を追跡させて自らは飯店に向かうが、卓不凡に行く手を阻まれる。その間に融天嶺の霍芩(かくきん)が譚先の部屋に侵入して密蔵の情報を聞き出そうとするが、譚先は秘密が記された手紙を燃やしてしまう。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

堂主を言いくるめ、姜梨に成り代わった薛芳菲は、自分と姜梨を陥れた者たちへの復讐を誓う。そんな中、薛芳菲を助けたせいで姜梨が死んだと、薛芳菲に襲いかかる桐児。しかし、薛芳菲の説得で心を改め、姜梨の汚名をそそぐため協力することに。貞淑の仮面をかぶった堂主の秘密を知った薛芳菲は、灯籠を使用して堂主を罠にかける。さらに、姜梨の実母・葉珍珍(ようちんちん)の友人である柳(りゅう)夫人の力を借りて、姜(きょう)家に入り込もうと画策する。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

司馬師を私怨から拷問し続ける曹爽に、夏侯玄は司馬師を解放するよう忠告する。一方司馬懿も、張春華のために司馬師を救い出そうと曹爽のもとへ参じ…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

脚が不自由になってしまった惢心は江与彬の求婚を断る。だが如懿は平穏な幸せを手に入れてほしいと説得し、惢心は皆が祝福する中、江与彬に嫁ぎ、紫禁城を出るのだった。同じ頃、金川の戦で敗北を喫した訥親(ナチン)は、無断で帰京した責を問われ処刑されてしまう。これにより皇太后は朝廷への影響力が奪われてしまったと嘆くのだった。そんな中、第一皇子・永璜(えいこう)は病魔に侵されつつも、母を殺した孝賢皇后への憎しみを募らせていた。

立て続けに起こった、3つの恐ろしい事件。妓楼で死んだ龍三(りゅう・さん)が店主を務めていた龍記(りゅうき)肉舗を訪れた狄仁傑(てき・じんけつ)たちは、無造作に置かれた2つの心臓を見つける。恐らく、第一の事件の被害者である陳(ちん)夫妻のものだろう。3つの事件が同一人物の犯行であると見て捜査を進める狄仁傑の前に、数年前に行方不明となった染物店の娘・蕭純玉(しょう・じゅんぎょく)という存在が浮かび上がり…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

耶沐憬と飲み比べをしてフラフラになった定王は、灼華に屋敷まで送り届けられる。翌朝、灼華は出仕するため家を出るが、定王が現れた途端にモジモジしてしまう。定王は灼華の態度が普段とあまりにも違うことに戸惑い、我知らずぎこちなくなってしまう。昨夜、自分が失態でもしたかと聞いてみると、灼華は寂しげな表情を見せる。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

阿麦(アマイ)が女である事実を漏らしてしまった趙忠(ジャオ・ジョン)。彼は軍内に混乱を招き、さらには阿麦の秘密を確かめようと沐浴をのぞき見した賀超(ホー・チャオ)を殺すという大罪まで犯した。だが趙忠を処刑したくない商易之(シャン・イージー)は、よい解決策はないかと徐静(シュー・ジン)に相談するのだった。やがて、徐静は趙忠を訪ね、2人は何事かを語り合った。その直後、剣を体に突き刺して自害する趙忠。彼を死に追い込んだ徐静に激怒した易之は、その首をはねようとするが…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

都へ帰還せよとの勅命に、裏があるのは間違いない。商易之(シャン・イージー)には、我が身の安全を確保し、朝廷での基盤を作る必要があった。それを実現するには、皇太子・斉ジン(チー・ジン)と同盟を結ぶしかない――。易之は、阿麦(アマイ)と穆白(ムー・バイ)、そして彼を助けるために自ら死を選んだ石達春(シー・ダーチュン)の首とともに盛都へと旅立つのだった。そんな彼らを待ち受けていたのは、第二皇子の斉泯(チー・ミン)である。野心を秘めた彼は、易之に取り引きを持ちかけ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

若城主選抜試験が始まった。韓爍と林七双方の根回しで武術の最終試験に進んだセンセンは、ついに林七と対戦。若城主になる気など毛頭ないセンセンだが、大郡主である姉の陳ゲンゲンに「勝てば脚の回復訓練をする」と約束させた以上、負けるわけにはいかなかった。しかし小細工で時間を稼いでも実力の差は埋め難く、容赦ない林七の鞭を受け、ついに壇上に倒れてしまう。センセンの身を案じる裴恒は両親か夫しか鳴らすことを許されない棄権の銅鑼を鳴らすが…。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン


瓊花会で蘇幕遮は白裊の卑劣な妨害工作をかわして若い売れっ子の薛麗を味方につける。その結果、桓郎はみごとに優勝を勝ち取り、蘇幕遮たちが出店する宝飾店・明鏡台を宣伝することができる。そして、横柄な態度の鄭知衡を説得した蘇幕遮は大胆にも珍琅閣の目の前に明鏡台を開店。手頃な価格の螺鈿の装飾品を売り出して……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン


薛家の企てた謀略を突きとめた勇毅侯・燕牧は、皇帝に顛末を知らせる道すがら、闇夜から射られた毒矢に倒れる。一刻も早く医師が必要な状態となるが、都では興武衛が戒厳令を敷き、人の往来を禁じており、医師といえども外に出られない。そして宮廷では、雪寧ら学友たちが寝起きする仰止斎に、逆党一掃のため、皇太后の命による一斉手入れが始まる。すると、雪寧の部屋から、逆党と通じる手紙が見つかり、雪寧は取り押さえられる。身の潔白を証明するため雪寧は、皇太后に直訴するため、泰安殿へと向かう。



復讐を果たすため、姜梨に成りすまし姜(きょう)邸に乗り込む薛芳菲。季淑然(きしゅくぜん)は、表向きは歓迎の意を示しながら、姜梨を排除すべく幾重にも策をめぐらす。しかし、薛芳菲もまた桐児の記憶を頼りに十分な準備をして臨んでおり、継母の嫌がらせや罠をたくみにかわしていく。蕭コウ(しょうこう)は姜梨が偽者であることを察しながらも、儀仗隊による護衛を付けるなど、薛芳菲を遠巻きに助ける。あくまでも塩密売の調査のためと言いつつ、薛芳菲に対する興味を隠せない。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

花シ(かし)のことを諦めきれずに少しでも彼女を助けたいと考える沈淇(しんき)は、花屹正(かきつせい)の教え子だった陳智(ちんち)、余征遙(よせいよう)とともに紫コウ居を訪ねる。また、顧晏惜(こあんせき)は腹黒く残酷な副司使・袁七(えんしち)を成敗すると鄭虎(ていこ)を後任に抜擢、たちまち陳情(ちんせい)、李猴(りこう)ら部下たちの心を掴む。一方、最初から陳智と余征遙に警戒心を抱いていた花シは陳智の実家が質屋だと知ると…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

寧イー(ニン・イー)は皇帝となり、辛子硯(シン・ズーイエン)を亜相にしようとするが拒否される。長孫弘(ジャンスン・ホン)は策を練り、自分が寧澄(ニン・チョン)に殺される瞬間を鳳知微(フォン・ジーウェイ)に見せ、彼女と寧イーの仲を裂く。赫連錚(ホーリエン・ジェン)は鳳知微を助けるために大成の遺民を金獅に連れ帰ると彼女に申し出る。しかし、月リン(ユエ・リン)は密かにその計画を寧澄に伝え、寧澄の率いる金羽衛が阻止に向かうよう仕向ける。赫連錚は鳳知微と寧イーを対立させるため弓を鳳知微に向け、寧イーに射られ命を落とす。一方、すべてを失った寧斉(ニン・チー)は月リンと蘭香院に隠れていた。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか




賀連信は公金を輸送する途中で、李浅陌の父の死に憤る貧民たちに道を阻まれる。民を傷つけるつもりはなかった賀連信だが、何者かの謀略により、民たちと刃(やいば)を交えることになってしまった。賀連信が危機にあることを知った駱青蓮は、彼を救う手だてを用意して、賀連信のもとへ向かおうとする。だが、屋敷を出ようとする駱青蓮の前に方懐蕊が立ちはだかり…。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

貸付金の回収が順調な賀連信をねぎらうため、王府では祝宴が開かれた。安王は内助の功の褒美として、3人の妻妾に3種の団扇(うちわ)を用意する。側室の地位が不満な慕海瑶は、本来は正室が受け取るべき牡丹の団扇を所望することで、安王の本心を探ろうとする。そのとき、賀連佐が上奏書を手にして、安王の前に現れる。賀連信の取り立ての非情さに、各部署から不満が噴出し…。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

蘭園の井戸で屍が見つかった事案には、皇太子派の重鎮である戸部尚書 楼之敬が一枚かんでいた。屍は以前 楼之敬が通っていた闇の娼館の妓女たちで、楼之敬自身も何人か殺めていたのである。その事実を知る男を確保した誉王は、すぐに証人として京兆尹へと突き出す。一方、梅長蘇は蒙大統領から勧められた邸宅を購入する。実はこの邸宅は靖王の屋敷と裏隣りという抜群の立地だった。そんな中、梅長蘇が居を移すということで、謝玉は卓鼎風に夜襲をかけさせるが、その現場を蕭景睿が目撃してしまい...。

引退式の壇上に謝澤天(シエ・ゾーティエン)が現れた。後輩たちが見守る中、過去に起きた緊急着陸事故の体験談から、安全性の重要さを切々と説く澤天。さらに、「継承式を行いたい」と申し出ると、その日一緒に乗務した宋宋(ソン・ソン)らに加え、程霄(チョン・シアオ)も登壇させ、事故機の機体で作った手荷物タグを託すのだった。一方、パナマで人探しをする顧南亭(グー・ナンティン)は…。


穆青は淇親王の子女でかつての恋人・烏蘭珊(ウランシャン)に招かれ、そろいの珊瑚の数珠を渡される。柳琳は飯店に戻るが、部屋に譚先の姿はなく、手がかりも見当たらない。それどころか、その部屋に宿泊していた骨董商・林浩瀚(りんこうかん)に口説かれるはめに。柳琳は密蔵の秘密を探るため、譚先が持っていた手紙に書いてあった山西に向かう決意を固める。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

復讐を果たすため、姜梨に成りすまし姜(きょう)邸に乗り込む薛芳菲。季淑然(きしゅくぜん)は、表向きは歓迎の意を示しながら、姜梨を排除すべく幾重にも策をめぐらす。しかし、薛芳菲もまた桐児の記憶を頼りに十分な準備をして臨んでおり、継母の嫌がらせや罠をたくみにかわしていく。蕭コウ(しょうこう)は姜梨が偽者であることを察しながらも、儀仗隊による護衛を付けるなど、薛芳菲を遠巻きに助ける。あくまでも塩密売の調査のためと言いつつ、薛芳菲に対する興味を隠せない。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

張春華が亡くなり、司馬家は深い悲しみに包まれる。司馬懿から兵権を奪い、すべての権力を手に入れた曹爽らは、宴席を設けて日ごと大騒ぎをしていた。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

第一皇子・永璜を亡くし、悲しみに暮れる乾隆帝は、万人の上に立つ皇帝とは孤独であると打ち明け、如懿に皇后になってほしいと頼む。如懿は皇后という高位には気後れするものの、正妻として夫に寄り添い、合葬されたいという願いが強く、皇后になる決意を固める。そんなある日、如懿は内務(ないむ)府の太監に抗議する女官を見かける。太監が賄賂を払った者だけを優遇していたからだ。如懿はこの勇敢な女官を気に入り、翊坤宮に連れて帰る。

薬による眠りから覚めた曹安(そう・あん)の視界に飛び込んできたのは、黒い仮面の男と、血だまりの中に倒れた男の脚だった――。そこから遡ること3刻前、林藩(りん・はん)への容疑を強め、蕭純玉(しょう・じゅんぎょく)失踪事件を洗い直していた狄仁傑(てき・じんけつ)たちは、彼女の嫁ぎ先・朗(ろう)家のある桐康(とうこう)村を訪ねることに。だが、彼らがそこで目にしたのは、予想もしていなかった地獄絵図のような惨状で…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

耶沐憬の焦りを見抜いた定王と灼華は、裏で取り引きを持ちかけて北涼との衝突を避けることができた。同時に、拒馬河の戦いで国を裏切った者の名も聞き出すことに成功するが、意外な人物の名に定王は衝撃を受ける。灼華はそんな定王を心から励ますものの、定王にまっすぐ見つめられると胸が騒いで戸惑いを隠せない。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


少君と若非は商羽をめぐる見解がすれ違い、互いに寝付けない。翌日、若非は書房で少君の描いた画の女性は自分かもしれないと疑う。そして幻楽坊に出かけると、大勢の楽師が商羽の言及した服装を真似していた。そして黄鶯は、商羽が若非を好きだと公言したことに腹を立て、若非の鼓を壊してしまう。商羽はその事態を叱責するつもりが、逆に黄鶯から怖がって告白しないのは本気ではないからだと指摘されるのだった。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


皇太后直々の尋問を受ける雪寧。そこに、法を司る刑部より張遮が呼ばれ、本格的な検分が始まる。夜通し続いた裁きが終わり、雪寧の嫌疑が晴れる。張遮は、雪寧が前世で耐え難い苦痛を与えた人物だったが、過ちを正すと決めた今世では、彼女は、彼と真摯に向き合うことを決意する。沈芷衣は、お気に入りの雪寧が嵌められた今回の一件は、宮中での後ろ盾が彼女にないことが一因だと指摘し、いつでも自分を頼れと伝える。雪寧は芷衣との会話の中で、濡れ衣事件の原因と本当の黒幕に勘づく。

ケガをした王家洛は、融天嶺の追跡を内務府に任せるよう穆青から改めて諭されるが、捕吏の職務を全うする決意に変わりがないことを伝えて断わる。穆青はそんな家洛に腹を立てながらも、その抜きん出た洞察力と行動力を認め、泳がせて融天嶺を追跡させることに。そして自らはあることが気になり、譚先が泊まっていたホテルに向かう。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン




姜家の当主・姜元柏(きょうげんはく)に会うために姜邸を訪れた沈玉容は、薛芳菲とよく似た後ろ姿を見かけて目を奪われる。姜梨が姜元柏や家族の面々に会うことのないよう、侍女を送り込んで邪魔をする季淑然だが、薛芳菲は高価な贈り物で侍女を丸め込む。ある日、侍女の口から季淑然の娘・姜若瑶(きょうじゃくよう)の笄礼(けいれい)の儀式に、沈玉容も招かれていることを知った薛芳菲は、何としても出席することを決意。侍女を操って姜元柏を呼び寄せ、ひと芝居を打つ。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

李淘は部屋の外で黎萌萌と祁炎の会話を聞き、祁炎が祁(き)国皇帝であると確信する。その夜、李陶は手下を集めて、自らが賽海明と取り引きするため、当分は動かぬよう命じる。李陶は西彌(せいび)国の第二王子だったのだ。一方、賽海明は祁炎たちを人里離れた食糧庫へ案内するが、そこにあったのは馬鈴薯(ばれいしょ)のみで、祁炎たちが枯れ井戸で見た米はない。納得のいかない祁炎たちが賽海明を連れて枯れ井戸に行くと、米の袋がすべて防災用品にすり変わっていた。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

花シ(かし)のお陰で書物だけは取り戻したもののますます困窮する花(か)家。四男の妻・呉玉娘(ごぎょくじょう)は思い切って実家を訪ねるが両親は会ってさえくれない。それを見守る花シは身重の呉玉娘を気遣い山査子の実を摘んで食べさせるのだった。一方、皇商の父を持つ三男の妻・夏金娥(かきんが)も実家を頼るが、子供を置いて独りで戻ってくるようにと言われ…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

寧イー(ニン・イー)は鳳知微(フォン・ジーウェイ)に、彼女が皇后になることを条件に3日で真相を明らかにすると約束する。3日後、鳳知微は楚王府で、赫連錚(ホーリエン・ジェン)の死が月リン(ユエ・リン)の仕業だと知る。寧霽(ニン・ジー)を通して寧イーと会った寧斉(ニン・チー)は、天下を欺き皇帝になったと寧イーを非難する。しかし、その場に天盛帝・寧世征(ニン・シージョン)が現れ、自分の死を偽装し、寧イーに帝位を譲ったと告げる。真実を知った寧斉は深く絶望する。鳳知微は大成の遺民を燕懐石(イエン・ホワイシー)に託す。寧イーは鳳知微との記憶を胸に孤独な道を歩みだす。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

流觴琴会の当日。蘇若珊は、箜篌で碧玉の少女と雲沐の思い出の曲「緑光吟」を演奏した。雲遥城主・雲尚はそれを受けて演奏を行う。会が続く中で雲沐は同行させた若非に演奏させようと思い立つ。若非は若珊に借りた箜篌で緑光楽坊の3人との思い出の曲を演奏する。誰が受けるのかに注目が集まる中、まず商羽が立ち上がり、その姿を見た雲沐は…。周囲が見守る中、演奏場所の欄干が突然外れて若非が水中へと落下してしまう。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


賀連信邸では慕海瑶が別院に移されることになり、一同が見送っていた。慕海瑶の馬車に同乗させられた駱青蓮だが、慕海瑶に突き落とされてしまう。賀連信は我が身を顧みず駱青蓮を助け、賀連信の部下となった呂北逸が手当てに当たる。うわごとで呂北逸(りょほくいつ)の名を呼び続ける駱青蓮を賀連信は献身的に介抱し、ついに彼女は目を覚ます。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

駱青蓮は賀連信と酒を飲んで泥酔。翌朝目覚めると、「お前を自由にしてやる」という賀連信からの置き手紙が残されていた。そんなとき、慕海瑶が去った賀連信邸に新たな妾(めかけ)・南如珍(なんじょちん)がやって来る。聡明で口が上手く、腰の低い南如珍に、駱青蓮は警戒心を抱く。ほどなくして、賀連信の庭園・且歌苑(しょかえん)で火の手が上がる。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

皇太子と誉王の間で板ばさみとなった京兆尹は、面倒を避けるため蘭園事案を刑部へ引き渡す。一方 梁帝より慶国公事案の審理を命じられた靖王は、刑部に協力を求めるも、刑部尚書は誉王派のため、理由をつけては協力に応じようとしない。梅長蘇は誉王に、慶国公に見切りをつけ靖王に協力することが、謝玉擁する皇太子側への大きな打撃になると説く。誉王を説き伏せた梅長蘇は久しぶりに、かつて林殊だった頃よく訪れていた靖王府へと足を運ぶのだったが...。

歩汀が星辰の危険を察知し、風眠の陣を破って助けに来る。おかげで星辰は無事でいられたのだが、そんな中、星辰は歩汀の言動が×侠と同じであることに気づく。歩汀が×侠なのではと疑うようになり、本人に尋ねてみるが…。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

歩汀が星辰の危険を察知し、風眠の陣を破って助けに来る。おかげで星辰は無事でいられたのだが、そんな中、星辰は歩汀の言動が×侠と同じであることに気づく。歩汀が×侠なのではと疑うようになり、本人に尋ねてみるが…。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

証言台に立つ林一成(リン・イーチョン)の発言は、法廷内の空気を変えた。先ほど流れた交信音声を現場で聞いていないという証言は、すなわち義兄である江韜(ジアン・タオ)によって音声が改竄されたと認めることである。ここに来て男を見せた一成に、遺族側の劉(リウ)弁護士は喜ぶものの、鷺洲航空側の弁護士である方京雲(ファン・ジンユン)は諦めることなく、すかさず気弱な一成を質問攻めにし…。


姜家の当主・姜元柏(きょうげんはく)に会うために姜邸を訪れた沈玉容は、薛芳菲とよく似た後ろ姿を見かけて目を奪われる。姜梨が姜元柏や家族の面々に会うことのないよう、侍女を送り込んで邪魔をする季淑然だが、薛芳菲は高価な贈り物で侍女を丸め込む。ある日、侍女の口から季淑然の娘・姜若瑶(きょうじゃくよう)の笄礼(けいれい)の儀式に、沈玉容も招かれていることを知った薛芳菲は、何としても出席することを決意。侍女を操って姜元柏を呼び寄せ、ひと芝居を打つ。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

如懿が皇后に冊封され、改めて乾隆帝との婚礼の儀式が執り行われた。やっと如懿を正妻に迎えることができた乾隆帝は、互いに末永く信頼し合うことを如懿に誓う。妃嬪たちが翊坤宮に集まり、皇后となった如懿に祝いの言葉を述べるが、嘉嬪(かひん)は鮮やかな赤い衣をまとい、皇后を後釜だと揶揄(やゆ)する。如懿はあえてとがめ立てはせず、皇后の権限で嘉嬪を貴妃の位に復位させ、更に純貴妃には瑪瑙(めのう)の耳飾りを、嘉貴妃には紅玉髄(こうぎょくずい)の耳飾りを贈るのだった。

「黒焔(こくえん)は、お前の…」。洪亮(こう・りょう)が口にしたのは、意外で残酷な言葉だった。さらに語られる、知られざる事実。それでも黒焔を討つべきか、討てるのか――狄仁傑(てき・じんけつ)は非情な選択を迫られるのだった。一方、黒焔が張り出した告示によって巻き起こった混乱で、蘭坊(らんぼう)は無法地帯と化しつつあった。しかも、5日の期限を待たずに、黒焔の成員となることを拒んでいた2人の民が殺され…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか




少君の本心を確かめるため、蘇若珊は祭典のお題として作曲した「碧玉思」を演奏する。2人が話している最中、突然、室内にあった吊り燈篭が落下。反射的に碧玉を守ろうとした若珊は足をケガする事態に。そして改めて少君は恩を感じているが恋愛感情はないと明言する。その答えを聞いた若珊は、邪魔になった若非を除くべく、別の策を練る。吊り燈篭の落下原因はネズミと思われたが…。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ



雪寧と学友たちは、帰省して各々の家に戻る。姜家夫人・孟氏は、雪寧が嫌疑をかけられた一件について、娘を大いに心配しているが、いざ面と向かうとつい厳しくしてしまう。一方、雪寧は父とともに今回の事件の背景について、冷静に語り合い、窮地にある燕臨と燕家を手助けしたいと父に申し出る。ある晩、定国公・薛遠の元に燕家と逆党のつながりを示す矢文が届けられる。これにより、皇帝は燕家に禁足を言い渡し、燕臨たちは興武衛の軟禁下に置かれてしまう。それを憂いた雪寧は、燕家を助けになろうと金策のため、商才ある尤芳吟を呼ぶ。


笄礼を前にした姜若瑶は、異母姉である姜梨に対して激しい対抗心を燃やす。一方、季淑然は、姜梨を笄礼に出席させないために、次々と卑劣な罠をしかける。笄礼当日、姜家で行われる宴(うたげ)に次々と客人がやってくる。その中には、かつて姜梨と婚約をしていたが、今は姜若瑶の許婚(いいなずけ)である周彦邦(しゅうげんほう)や、柳夫人、沈玉容とその家族もいた。さらに、招かれざる客の蕭コウも屋敷に乗り込んでくる。さまざまな思惑が渦巻く中、笄礼の幕が上がる。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

揚城での救済米横領の首謀者が知府(ちふ)の銭継(せんけい)であることに気付いた祁炎一行は、銭継を捕らえて黒幕を聞き出そうとするが反撃に遭う。間一髪、駆け付けた李淘たちの助勢により事なきを得る。一方、海賊に捕らえられた崔婉児(さいえんじ)の救出に向かった祁粛(きしゅく)は、正体を見破られ捕虜となる。知らせを聞き、助けに来た祁炎たちは、人質もろとも海賊を皆殺しにしようとする黒衣の集団に出くわす。そこで黎萌萌がある秘密道具を使って、双方を見事に撃退する。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

明後日は元日。年越しのお金を工面するため花シ(かし)は街に出ると対句を書いて売り始める。その心意気に感銘を受けた沈淇(しんき)はますます花シに愛慕の念を抱き、一部始終を見ていた顧晏惜(こあんせき)も彼女への興味を深める。そんな中、花屹正(かきつせい)らが北地に流刑されることになり、妻たちは彼らに持たせる綿入れを作るなど見送りの準備を始めるが…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

商羽の屋敷で目覚めた黄鶯は、商羽が幻楽坊に移ったと知る。そこで正規路線で幻楽坊に入ることを決意するのだった。少君は小七の話本にあった手法で、若非に嫉妬心を抱かせ、告白させる作戦に出るのだが…。少君の意図が読めない若非のもとに、若珊が訪ねてきた。若非から少君が若非を幻楽坊に入れる約束をしていたことを知った若珊は今年の申し込み期日が過ぎたことを伝え…。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ






妊娠した駱青蓮は、子供を争いから遠ざけるため屋敷を出るつもりだったが、賀連信の真摯な告白に心を動かされ、屋敷に残ることにする。毎日のように贈り物が届き、賀連信の寵愛をほしいままにする駱青蓮を、嫉妬の目で見つめる者がいた。慕海瑶が去った今、ただ1人の側室となった李浅陌だ。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

李浅陌が仕掛けた猛犬から辛くも逃れた駱青蓮は、この騒動がきっかけで許寄柔と心を通わせる。そして「何があってもおなかの子を無事に産みたい」と決心する。子の誕生を待ちわびる賀連信は駱青蓮を手厚く世話するが、2人の心はすれ違っていた。一方、跡目争いを繰り広げる世子からも、賀連信の寵愛を争う妻妾たちからも、駱青蓮の子の誕生は望まれていなかった。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

殷稷を欺き城からの逃亡を図った謝蘊は、見つかって戻される。だが謝蘊は殷稷に刃向かい、激高した殷稷に連れていかれる。そして手籠めにされそうになり、謝蘊はさめざめと涙を流す。

媚薬を飲まされた殷稷は、蕭宝宝を謝蘊と間違え、甘い言葉をささやく。だが間違えられた蕭宝宝は怒り出し、我に返った殷稷はその場を去る。蕭家は蕭宝宝を懐妊させようと必死だ。

殷稷を欺き城からの逃亡を図った謝蘊は、見つかって戻される。だが謝蘊は殷稷に刃向かい、激高した殷稷に連れていかれる。そして手籠めにされそうになり、謝蘊はさめざめと涙を流す。

媚薬を飲まされた殷稷は、蕭宝宝を謝蘊と間違え、甘い言葉をささやく。だが間違えられた蕭宝宝は怒り出し、我に返った殷稷はその場を去る。蕭家は蕭宝宝を懐妊させようと必死だ。


過去のことで逆上した殷稷によって、いつの間にか妓楼の鞦韆に乗せられ、好色な客らの目にさらされる謝蘊。すると吊りひもが断ち切られ、落ちてきた謝蘊は祁硯によって救い出される。

荒れ果てた自分の屋敷に戻った謝蘊は、庭の盛り土を必死に掘り返す。すると、母や兄の身に着けていた品が出てくる。絶望した謝蘊は身を投げる。その頃殷稷は謝蘊を必死に捜していた。

過去のことで逆上した殷稷によって、いつの間にか妓楼の鞦韆に乗せられ、好色な客らの目にさらされる謝蘊。すると吊りひもが断ち切られ、落ちてきた謝蘊は祁硯によって救い出される。

荒れ果てた自分の屋敷に戻った謝蘊は、庭の盛り土を必死に掘り返す。すると、母や兄の身に着けていた品が出てくる。絶望した謝蘊は身を投げる。その頃殷稷は謝蘊を必死に捜していた。






ケイ州内に潜伏する万嘉桂(ばん・かけい)を引きずり出すため、井戸を涸らして飲み水を断とうと企む陳文徳(ちん・ぶんとく)。しかし嘉桂も手をこまねいているわけではなかった。地下の水脈に目を付けた彼は、ひそかに毒を仕込んだのだ。おかげで文徳ら北朔軍の使う井戸も汚染され、命こそ落とさなかったものの900名近い兵が毒に倒れた。やはり嘉桂は侮れぬ相手だと悔しさをにじませる文徳。そんななか…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

陳文徳(ちん・ぶんとく)が突然、白鳳瑶(はく・ほうよう)を娶ると言いだした。その理由は、彼女が“万嘉桂(ばん・かけい)の妻”だからだという。そこまで嘉桂を憎み、嫌がらせをするのかと文徳を責め立てる茉喜(まつき)。すると彼は、茉喜がそこまで怒るのは鳳瑶への嫉妬心からだと言いきって無理やり口づけをしたあげく、“私が好むのはお前のようなじゃじゃ馬だ”と宣言するのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

万嘉桂(ばん・かけい)の本当の妻である自分を白鳳瑶(はく・ほうよう)に代わって娶るか、2人の死か、どちらかを選ぶよう陳文徳(ちん・ぶんとく)に迫る茉喜(まつき)。何としても鳳瑶を助けたい彼女は、文徳の自分に対する好意に賭けたのだ。「鳳瑶を解放すればあなたに嫁ぐわ」――茉喜の言葉を聞いた文徳はすぐさま婚礼を行うため、鳳瑶が着ていた花嫁衣装に着替えるよう命じる。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか



安景昭が何も話してくれないことに怒る初月は、体調の悪い安景昭を心配しながらも、言葉では冷たくあしらってしまう。一方、上虞では周魏が北冥の尊主に密書を送るなどして、荘主となるための準備を着々と進めている。安景凌は病気の芝居で身の安全を図るが、周魏は次に安景昭の祖母の命を狙い、次期荘主の座を万全にしようとする。




父を助けるために屋敷に忍び込んだ安景昭だが、失敗に終わる。一方、現代の初月は誤って送られてきた血が付着した服の切れ端を安景昭の物だと勘違いして慌てる。初月は東華と共に上虞に戻る。そんな時、周魏が魔教の尊主、紅翡(ホンフェイ)とつながりがあるとの情報を得た安景昭は、その証拠を手に入れるため、初月と安景凌を伴い魔窟へと向かう。




安景凌を無能と周知させた周魏の残る標的は、安景昭の祖母である。祖母は再び魔教を装った周魏に襲われるが、その計画を察知した初月と安景昭に助けられる。だが、祖母は死を装い、権威のある玄風(シュエンフォン)大師の所に身を隠す。周魏は、邪悪な魔教の討伐のためにと挙兵し、偽りの凱旋で山荘内での実権を握り、一気に荘主の座に就こうとする。

周魏の勢力は一掃され、雲蔚山荘に平穏が戻る。荘主は周魏の抜けた穴を埋めるべく、新しい人材を登用するために、山荘内で試験を行う。最初の騎射では、安景昭に対抗して安景凌も参加するが、落馬したところを安景昭に助けられ、荘主にひどく罵られる。落ち込む安景凌を初月は励まし、帳簿の試験のために数字を使うことを教える。

初月と安景昭は安景凌と共に九毒鞭の解毒薬を入手するために、再び魔窟に向かう。紅翡に捕まってしまうが、初月の機転で逃れ、洞窟の隠し部屋に入る。安景凌が仕掛けを見つけ出口が現れるが、部屋が倒壊しそうになる。初月が自分の危険を顧みず身動きの取れない紅翡を助けたことで、全員が脱出し、解毒薬も手に入れることができた。

范閑(ファン・シエン)は父・范建(ファン・ジエン)から、林婉児(リン・ワンアル)の生母である李雲睿(リー・ユンルイ)に情けをかけるよう言われる。ところが慶帝を訪ねた范閑は、死んだ友・滕梓荊(トン・ズージン)のために李雲睿への厳罰を要求する。范閑の命を狙った母を責める林婉児だが、李雲睿はこれで終わりにするつもりはなかった。林婉児はそんな母に、愛する范閑と共に歩むと宣言する。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

言氷雲(イエン・ビンユン)を北斉に売ったのは范閑(ファン・シエン)だという噂がまことしやかに朝廷を駆け巡る。疑惑を払拭するため、范閑は北斉に言氷雲を迎えに行くことに。罠と知りつつ、范閑に選択の余地はなかった。陰から見守ると告げる陳萍萍(チェン・ピンピン)。そんな中、久しぶりに姿を現した師・費介(フェイ・ジエ)から北斉行きがどれほど危険か知らされる范閑だった。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

人質の肖恩(シャオ・エン)と司理理(スー・リーリー)を引き渡し、言氷雲(イエン・ビンユン)を連れ戻すため、范閑(ファン・シエン)が北斉へと旅立つ日がやってくる。慶帝は范閑に更なる密命を与え、必ず生きて戻れと命じる。その頃、北斉の将軍、上杉虎(シャンシャンフー)は義父の肖恩を奪還しようと狙っていた。こうして出発した范閑だが、五竹(ウージュー)から肖恩の正体について興味深い話を聞かされる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか





どちらかがクビになるなら、実力でノルマを達成した方が銀行に残るという新たな契約を結んだ篠檸(シャオニン)と昱恒(ユーホン)。そして1年間は結婚前提で付き合う関係となるのだった。家庭問題を乗り越えた2人だったが、社内では昱恒の部長就任以来、課長の趙方剛(ジャオ・ファンガン)らが昱恒に反発を繰り返していた。そんな折、前任の江(ジアン)部長が担当した婚活ローンの被害者が騒動を起こす。

西州の各地で子牛が消えた事件の犯人は武騎尉の張二(ちょうじ)――そう断言する裴行倹(はい・こうけん)を、王君孟(おう・くんもう)は諫めた。張二の飼う子牛は増えたものの、彼は親戚の喬六(きょうろく)から子牛を奪ったと訴えられており、両方とも張二の犯行だとは考えにくい。行倹の主張が周りの官吏たちをあきれさせる中、キク崇裕(きく・すうゆう)は3日後に裁きを開くことを決め…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか




裴行倹(はい・こうけん)の策により張二(ちょうじ)の小細工は見破られた。各々別室で当時の状況を書くよう求められた証言者たちは偽証の発覚を恐れ、子牛の売買の現場は見ていないと告白。しかし、なおも張二は遊牧民から買ったという主張を曲げようとはせず、審理は続くのであった。一方その頃、庫狄琉璃(こてき・るり)は一連の襲撃の黒幕を吐くよう王君孟(おう・くんもう)を詰問し…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか



この件は張(ちょう)参軍に任せよう――思ってもいない裴行倹(はい・こうけん)の返答に、張懐寂(かいじゃく)は目を白黒させた。滞納者の税を倍にするといった下策をあえて献じたところ、腹の内をまんまと見破られ、よりによって自分が徴収役を仰せつかるとは。戸惑う懐寂を送り出した行倹が信頼できる参軍たちと対応策を思案する中、取り立てに不満を持つ人々は行倹の屋敷へ押し入ろうと計画し…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

“一歩遅ければ鳳瑶(ほうよう)殿は危ないところでした”と、陳文徳(ちん・ぶんとく)と腹心の小武(しょうぶ)が話しているのを耳にした茉喜(まつき)は、何があったのかと問い詰めた。鳳瑶は元気でいると小武は言うが、それが嘘であることは火を見るより明らかである。急いで鳳瑶のもとへ向かう茉喜。彼女は、自分と文徳の婚礼が行われた日に、鳳瑶が自害を図ったことを知らなかったのだ。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

陳文徳(ちん・ぶんとく)と共にケイ州の町を歩いていた茉喜(まつき)は、評判の織物店に立ち寄ることに。さまざまな品を見せてもらっていると、奥に仕立て済みの衣が――と、店主から誘いを受けるのだった。退屈そうな文徳に茶店へ行くよう伝えたあと、1人で店の奥へと入っていく茉喜。すると店主は、その部屋に茉喜だけを残し、扉を閉めてしまったではないか。何事かと焦る茉喜の背後から、彼女の名を呼ぶ声がした。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

白鳳瑶(はく・ほうよう)は、自分が呉(ご)家に輿入れせずに済んだのは、茉喜(まつき)の婚姻を犠牲にしたからだという事実に打ちのめされた。茉喜は気にしないでと言うが、大きすぎる恩を受けて平然としてはいられない。そればかりか今度は、自分の代わりに逆賊の陳文徳(ちん・ぶんとく)に嫁がせてしまったのだ。命を救ってくれた茉喜には万嘉桂(ばん・かけい)と結ばれてほしいと願う鳳瑶は、一緒に逃げようと茉喜に訴える。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

瀕死の重傷を負った金繁を救うため、宮子羽は毒に苦しみながらもある決断を下す。無鋒の襲撃により多くの犠牲を払った宮門だったが、宮子羽は皆と協力し後山を守り抜いたのだった。しかし、無量流火の図面が入った箱を池から引き上げると、中の図面はなくなっていた。消えた図面を求めて宮子羽は羽宮の地下へと向かう。

宮門一族を欺き続けていたある人物は、宮子羽を脅すために雲為衫を捕らえようとする。その強大な邪術に雪重子らが立ち向かう中、上官浅が隙に乗じて無量流火の図面を奪い去る。雪(シュエ)長老と金繁の協力で足りない内力を補い、強力な技を会得した宮子羽は、雲為衫と共に敵に立ち向かう。2人の刺客・雲為衫と上官浅が最後に選んだ道は…。





郡主の位を廃されても資産を持つ韓爍との生活には何の不自由もないが、センセンに対する民の風当たりは強かった。そんな折、林家の鉱山が落雷で崩れ、鉱員が坑道内に閉じ込められる事態が発生した。民はこの天災を龍骨を失ったことに対する天罰と考え、センセンの命を捧げて天の怒りを鎮めるよう城主に請願書を差し出し、大臣らもこれに賛同する。センセンは楚楚が若城主となるにふさわしい手柄を立てる絶好の機会と考え、民を救うよう訴えるが…。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

鉱山で鉱員を救出して民の信頼を獲得し、黒水の鉱脈まで見つけた功績で、センセンは郡主の位が回復。城主はセンセンの変化に期待をかけ、若城主選抜に向けて裴恒(はいこう)にセンセンの学問の監督を命じる。街は若城主選びの話題で持ちきりで、茶館では誰が選ばれるかの賭けまで始まった。屋敷を抜け出して街に出たセンセンは素性を隠し、あるだけの財産を楚楚に賭ける。一方、韓爍はやる気のないセンセンを若城主にするべく、屋敷を挙げて試験対策に取り組む。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

若城主選抜試験が始まった。韓爍と林七双方の根回しで武術の最終試験に進んだセンセンは、ついに林七と対戦。若城主になる気など毛頭ないセンセンだが、大郡主である姉の陳ゲンゲンに「勝てば脚の回復訓練をする」と約束させた以上、負けるわけにはいかなかった。しかし小細工で時間を稼いでも実力の差は埋め難く、容赦ない林七の鞭を受け、ついに壇上に倒れてしまう。センセンの身を案じる裴恒は両親か夫しか鳴らすことを許されない棄権の銅鑼を鳴らすが…。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン




星辰が神功丸を求める者たちに狙われても、歩汀は手を貸さずに見守る。星辰が歩汀の腰帯を借りて1人で戦おうとするが、突然×侠が助けに入ってきた。立ち去ろうとする×侠を星辰が引き止めようとした時、×侠の仮面が取れる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

星辰が神功丸を求める者たちに狙われても、歩汀は手を貸さずに見守る。星辰が歩汀の腰帯を借りて1人で戦おうとするが、突然×侠が助けに入ってきた。立ち去ろうとする×侠を星辰が引き止めようとした時、×侠の仮面が取れる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

病院から帰ろうとする顧南亭(グー・ナンティン)と程霄(チョン・シアオ)のスマホにメッセージが届いた。送り主は同一人物。「時間があったら会えるか?」という文面に従い、海沿いの広場へ向かうと、そこには江韜(ジアン・タオ)の姿が。パイロットの資格を剥奪された今、小さな空港があったこの地で操縦士人生を振り返る彼は、USBメモリを南亭に手渡すと、2人にエールを送り帰っていく…。



笄礼を前にした姜若瑶は、異母姉である姜梨に対して激しい対抗心を燃やす。一方、季淑然は、姜梨を笄礼に出席させないために、次々と卑劣な罠をしかける。笄礼当日、姜家で行われる宴(うたげ)に次々と客人がやってくる。その中には、かつて姜梨と婚約をしていたが、今は姜若瑶の許婚(いいなずけ)である周彦邦(しゅうげんほう)や、柳夫人、沈玉容とその家族もいた。さらに、招かれざる客の蕭コウも屋敷に乗り込んでくる。さまざまな思惑が渦巻く中、笄礼の幕が上がる。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

時がたち、司馬懿は病のため政務から遠ざかっていた。一方の曹爽は、天子の地位が狙えるほどに、権力を独占していた。ある日、曹爽らが高平陵に向かうに当たり…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

子を諦め、子宝の薬の服用をやめていた舒嬪(じょひん)が懐妊する。ひそかに同じ薬を服用していた炩嬪(れいひん)は、市井の医者に薬の成分を調べさせた結果、なんと避妊薬だと分かり愕然(がくぜん)とするのだった。そして事実を知りながらも黙っていた如懿(にょい)に恨みを募らせていく。同じ頃、斉侍医(せいじい)が皇太后のもとに出入りをしていることをつかんだ乾隆帝(けんりゅうてい)は、慧賢皇貴妃(けいけんこうきひ)の死も皇太后によるものだと考える。やがて乾隆帝は天下太平をこの目で確かめようと南巡を決めるのだった。

林藩(りん・はん)に案内され、楚磊(そ・らい)のもとへと向かう狄仁傑(てき・じんけつ)。夜の砂漠には、他に人影もない。その道すがら、狄仁傑は楚磊の人物像について話し始める。反抗的で残忍――それは、かつて林藩が語ったとおりだったが、大きく違っていることが2つあった。彼がそんな人間になった原因を作ったのは、同じ軍営の兵士たちではなく黒焔(こくえん)であること。そして林藩こそが楚磊、すなわち…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

灼華の故郷である江南の地で蝗害が発生する。第一皇子が救災のために江南へ発つが、灼華と驚鴻も補佐として同行する。しかし、江南では第一皇子がやってきたにも関わらず、県令は姿を見せず、食糧庫はすっからかん。灼華は蝗害のほかに問題があると考える。一方、定王は5年前の裏切り者が江南に行ったと推測し、あとを追うことに。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

本来、若城主になる気がないセンセンは楚楚を確実に若城主にするため、策論の試験でわざと異議が出るような解答をする。武術試験で奇跡的に首位を収めたセンセンだったが、思惑どおり策論では楚楚が首位を獲得。筆記試験でセンセンは答案に絵を描いて提出したため、優秀な楚楚が首位を取るのは確実であった。楚楚が若城主に決定すると確信しているセンセンは楚楚に贈る祝いの品まで用意していたが、不可解なことに実際に若城主に選ばれたのはセンセンで…!?
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

尤家の庶女・芳吟は、雪寧からの指示で塩商人に投資を始める。芳吟を虐げてきた尤家の嫡女・月は、芳吟の行動を訝しがり、彼女の部屋から大量の銀子を見つける。一層怪しむ尤月は、芳吟を貶める行動に出る。そして、これが大きな騒ぎとなり、仕舞には騒ぎを起こした張本人として、尤月と芳吟は興武衛に取り押さえられてしまう。しかし、この騒ぎは雪寧が画策したもので、辛い生活を強いられている芳吟を尤家から救い出し、興武衛の管理する牢獄で匿われて暮らしながら、存分に商売を行うための計略だった。



笄礼の最中に倒れた姜若瑶。全身の赤い発疹は、檀香(だんこう)の過敏症による症状だった。姜若瑶の侍女が、姜梨が贈った耳飾りをつけた途端に倒れたと言い出し、確かめてみると檀香が仕込まれていた。一斉に責められた姜梨は、姉妹2人だけにしてくれと頼む。季淑然の指示で姜梨に罪を着せるべく香巧(きょうこう)が仕込んだ罠だと知る薛芳菲は、姜若瑶に推理と証拠を突きつける。姜梨に悪意がないことを知った姜若瑶は、姜家の面々に「誤解だった」と告げる。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

祁粛は祁炎と黎萌萌に崔婉児を託し、都へ戻る。ある日、揚城に一月(ひとつき)ぶりの雨が降る。黎萌萌が雨に手を伸ばすと、ふと手が透けたように見えた。不思議に思いながらも、黎萌萌は目がかすんだのだと考える。李淘は、祁国がどのようにして干ばつを解消したのかを調べさせていたが、黎明が建設した導水路のおかげだと知る。一方、黎明が揚城へ到着し、黎萌萌たちと久々の再会を果たす。観劇の途中で追い出された黎萌萌と黎明が夜道を歩いていると…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

迎えに来るはずの沈淇(しんき)が現れず、花シ(かし)は独りで荷車の手綱を握り流刑にされる花屹正(かきつせい)らの見送りへ。彼らに綿入れを渡し酒を振る舞うが、七宿司の仮面の司使が現れて緊張が走る。しかも綿入れに銀子が隠されているのが発覚。その罪をかぶった花シが杖刑を受ける一方、彼女の身を案じる顧晏惜(こあんせき)は仮面を外して彼女の前に現れると…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

時は唐代。長安県尉が不可解な死を遂げ、新しく県尉となった蘇無名(そむめい)は、金吾衛中郎将・盧凌風(ろりょうふう)から捜査を命じられる。ちょうどその頃、婚家に向かっていた花嫁が失踪し、変死体で発見される。現場に駆けつけた蘇無名は、盧凌風から同様の事件がこの1年頻発していることを聞かされるが、それらの記録は全て何者かに持ち去られていた。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか

王太妃から廉へい蘭を平妻として王府に迎えるつもりだと提案された柳眠棠は、己の尊厳のためにこれを拒否し、王府を離れることに。一方、子瑜に呼ばれた石義寛(せきぎかん)は崔行舟に援軍を送らない理由を尋ねられ、もっともらしい説明で煙に巻く。そんな父親を石雪霽は崇華(すうか)宮に招き、茶と菓子でもてなしながら、実は菓子に毒を入れたと告げる。子瑜の言うとおりに援軍を送らないのなら、この菓子を食べて死ぬと脅すが、石義寛は相手にせず立ち去ってしまう。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

蘇無名は殺された花嫁の屋敷で、花嫁の弟が鬼市の陰十郎(いんじゅうろう)という者と関わっていたという証言を得る。一方で盧凌風は、都の高官や貴人たちの間で長安紅茶という極めて高価な茶がもてはやされており、それが鬼市で取り引きされていることを知る。鬼市に向かった蘇無名と盧凌風は店で鉢合わせするが、陰十郎の姿は既になかった。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか




南如珍と酒を飲んで泥酔し、翌朝目を覚ました賀連信のもとに、子を失った駱青蓮が門前で悲嘆に暮れているとの知らせが入る。賀連信は過ちを謝罪するが、怒りが収まらない駱青蓮に対し、「今も呂北逸を想っているのか」と言い放つ。その言葉に逆上した駱青蓮は、賀連信からもらった指輪を投げつけると気を失って倒れてしまう。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

駱青蓮が別院で与えられたのは、屋根の傾いたぼろ家だった。冬の寒さに耐えられまいと、使用人の東籬(とうり)と李塘(りとう)は着物を差し出すが、駱青蓮は助け合う仲間として2人を案じ、着物を返して絆を深める。同じく別院で過ごす慕海瑶は、別院の管理人の毛大(もうだい)と毛二(もうじ)を買収し、駱青蓮に嫌がらせをする。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

戸部尚書の楼之敬が蘭園事案で罷免となり、皇太子と誉王は自らの息のかかった者を後任にしようと争い合っていた。梁帝は戸部尚書を代行しているのが派閥には属していない沈追と知り、沈追を新尚書に抜擢する。沈追は将来 靖王の側近にしようと梅長蘇が考えていた良臣だった。六部における皇太子と誉王の勢力を削ぐべく、梅長蘇は次の標的を吏部に定める。そんなある日、吏部尚書の息子である何文新が楊柳心という妓館を訪れ、お気に入りの妓女が独占されたことに腹を立て、伯爵 邱文遠の息子を殺してしまうのだったが...。

歩贏は瑶光のつけヒゲが取れても女性であることに全く気づかず、そのまま星辰や歩汀たちと合流する。一方、歩汀は宋神医に言われたとおり、星辰に少しずつ薬を飲ませていたが、ある時、星辰におかしな症状が現れる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

歩贏は瑶光のつけヒゲが取れても女性であることに全く気づかず、そのまま星辰や歩汀たちと合流する。一方、歩汀は宋神医に言われたとおり、星辰に少しずつ薬を飲ませていたが、ある時、星辰におかしな症状が現れる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

「連れていきたい場所がある」――そう告げた顧南亭(グー・ナンティン)に連れられ、たどり着いたのは彼の自宅。初めて入る南亭の部屋に浮かれつつ、いざなわれるまま奥の部屋へと向かった程霄(チョン・シアオ)が見たのは、真新しいベッドと羅憶(ルオ・イー)の写真だった。亡くなったかつての恋人が暮らすはずだった部屋で、「私の全てを知ってほしい」と、南亭は程霄に思いを伝えるが…。

瓊花会で蘇幕遮は白裊の卑劣な妨害工作をかわして若い売れっ子の薛麗を味方につける。その結果、桓郎はみごとに優勝を勝ち取り、蘇幕遮たちが出店する宝飾店・明鏡台を宣伝することができる。そして、横柄な態度の鄭知衡を説得した蘇幕遮は大胆にも珍琅閣の目の前に明鏡台を開店。手頃な価格の螺鈿の装飾品を売り出して……。
チャオ・ルースー,リウ・ユーニン




笄礼の最中に倒れた姜若瑶。全身の赤い発疹は、檀香(だんこう)の過敏症による症状だった。姜若瑶の侍女が、姜梨が贈った耳飾りをつけた途端に倒れたと言い出し、確かめてみると檀香が仕込まれていた。一斉に責められた姜梨は、姉妹2人だけにしてくれと頼む。季淑然の指示で姜梨に罪を着せるべく香巧(きょうこう)が仕込んだ罠だと知る薛芳菲は、姜若瑶に推理と証拠を突きつける。姜梨に悪意がないことを知った姜若瑶は、姜家の面々に「誤解だった」と告げる。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

洛陽を占拠した司馬懿は、曹爽が戻ってきても、殺しはせず、兵権を奪うだけで爵位もとどめると誓う。一方の曹爽は、あまりに突然起こった反乱に驚き…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

江南(こうなん)で如懿ばかりを寵愛(ちょうあい)していた乾隆帝は、妃嬪(ひひん)は公平に寵愛するようにと皇太后から苦言を呈され、玫嬪(まいひん)と慶貴人(けいきじん)を薦められる。乾隆帝はそんな皇太后に腹を立て、玫嬪と慶貴人をあえて無視する。そして当てつけに炩嬪(れいひん)を妃(ひ)の位に昇格させ、寵愛する。炩妃(れいひ)は更なる高みを目指し、他の妃嬪たちを蹴落とす準備を着々と進めるが、凌雲徹(りょううんてつ)への未練も捨てられずにいた。そんな様子を見て進忠(しんちゅう)はいら立ち、凌雲徹を排除するよう炩妃に提案する。

水を1杯汲めば願いが叶うという泉を目指し、蘭坊を発った狄仁傑(てき・じんけつ)と曹安(そう・あん)。山道を進むにつれて次第に天気が悪くなり、9月だというのに雪まで降り出した。やがて、立ち往生している牛車を見かけ、狄仁傑は力を貸すことに。だが、その最中、うっかり負った傷から毒が入り、彼は人事不省の状況に陥ってしまうのだった。運よく朝雲(ちょううん)書館に辿り着いた曹安は助けを求めるが…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか


蝗害の被害が徐々に落ち着いてきて、救災に奔走した公主は民から感謝される。灼華も成果が出たことで、自分の能力を民のために使うと決意を新たにする。そんな中、灼華は街で妹の慕ハツ(ぼはつ)に声をかけられる。しかし、お茶を飲んで気を失った灼華。目を覚ますとそこには県令の荘文峰(そうぶんほう)がいた。灼華は機転を利かせ、荘文峰に従順なフリをする。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


商易之(シャン・イージー)に、何通も花見の招待状が届いているという。盛華(ションホワ)によると、どの家にも自分と同じ年頃の令嬢たちがいるとか。花見を口実にしたお見合いの意図があると踏んだ易之はこれを好機と捉え、共に帰還した阿麦(アマイ)が実は女であり、自身の想い人だと打ち明けるのだった。その頃、朝廷では大事件が。皇太子の斉涇(チー・ジン)が、配下の収賄を容認した疑惑が持ち上がったのだ。斉涇は無実だと訴えるも、調査が済むまで禁足を言い渡され…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

阿麦(アマイ)の家族を襲撃した玄武軍の統領が商維(シャン・ウェイ)だった――。阿麦への罪悪感が拭えずに、盛華(ションホワ)を伴って古寺へと赴き、仏に祈りを捧げる商易之(シャン・イージー)。彼はそこで、同じく参拝に来ていた林(リン)宰相と娘の則柔(ゾーロウ)に出会うのだった。盛華は、易之と則柔を散策に行かせて林宰相と2人きりになると、後継者として現皇太子と第二皇子のどちらを推すか林宰相の意向を確かめたところで、こう囁く。「もっと多くの選択肢が欲しければ、易之をその中に入れてみては?」と…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

若城主として山賊の討伐に向かったセンセン。韓爍に命を狙われる心配がなくなった今、現実に戻るため、この機に何としても韓爍と楚楚を結びつけようと策を巡らすがうまくいかない。裴恒がセンセンに付き添わせた蘇子嬰(そしえい)は、一見、忠義者に見えるが勘違いや非常識な行動を繰り返し、そのたびに計画が狂う。蘇子嬰が掘った落とし穴に楚楚が落ち、楚楚を捜しに行った韓爍が一晩戻らなかった朝、守りが手薄な客桟(きゃくさん)は孟過(もうか)らに攻め込まれてしまう。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン


帰省が開けて宮中に戻った雪寧は、長公主・沈芷衣に姉・雪蕙を新たな学友にしてもらえるよう頼む。芷衣の学友として入宮した日、雪蕙は薛姝と投壺に興じる臨孜王・沈玠に偶然会う。お互い密かに惹かれ合う雪蕙と沈玠だったが、皇太后の政治的思惑から沈玠の妃となるよう言われており、自らも沈玠を慕う薛姝は面白くない。一方、朝廷では逆賊追求についての争議が繰り返されており、それに伴って禁足中の勇毅候府・燕家の長男、燕臨の冠礼の儀の扱いについても議論されるが、予定通り執り行われることが決まる。





洪孝(こうこう)帝の異母姉・婉寧(えんねい)公主は、国子監(こくしかん)と明義(めいぎ)堂の歳試(さいし)を合同で行い、男女で組んで競わせようと沈玉容に提案するが、拒絶される。腹を立てた婉寧公主は、自ら宮中へ乗り込んで洪孝帝に掛け合い、弱みにつけ込んで承諾を得る。沈玉容が歳試を策定し、首席は宮中に招かれると聞いた薛芳菲は、まずは明義堂に入学しようと計画を立てる。姜梨の祖母を味方につけ、姜元柏もうまく取り込んだものの、入学を快く思わない季淑然がある提案を持ち出す。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

祁炎が御書房(ごしょぼう)に作った隠し部屋を見つけた崔(さい)宰相は警戒を強め、祁炎が都に戻れぬよう、部下に命じて揚城から都までの検問を強化するとともに、揚城へ刺客を送る。祁炎は黎萌萌を船に乗せ、一人で刺客に応戦するが、胸を刺されてしまう。翌朝、李陶と街を歩いていた賽雪は、朝廷のお尋ね者として祁炎と黎萌萌の人相書きが貼られていることに気が付く。薬を買いに街へ出た黎萌萌は官兵の姿を見て、助けを求めようと近付くが…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

家を出たいと考えていた花シ(かし)だったが、家族一人一人の真心に気づいて前向きな気持ちに。流刑になった花(か)家の男性43人の刑罰を免除してもらうお金を稼いでみせると大奥様に申し出て、家の切り盛りを始める。すると、自分のお株を奪われると夏金娥(かきんが)は反発。侍女たちの身売り証文を握っているのをいいことに花シの邪魔をして…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

盧凌風は連続する朝臣の怪死事件に長安紅茶が関係しているとにらみ、市中の長安紅茶を押収するが、朝廷内の反感を招いて配下の帯同を禁じられてしまう。蘇無名は身動きの取れなくなった盧凌風に部下を貸し、彼とは別に鬼市に潜入する。盧凌風は鬼市である男を捕らえるが、その男が口にしたのは陰十郎でなく十一娘(じゅういちじょう)という名だった。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか

王太妃は廉へい蘭を淮陽王に嫁がせようと躍起になる廉楚氏に苦言を呈すが、なおも身勝手な理屈で恩を売る廉楚氏。利用されていると知りつつ妹に誠意を尽くしてきた王太妃はついに廉楚氏を突き放し、柳眠棠以外は嫁として認めないと宣言する。廉丙蘭は涙ながらに崔行舟への想いを断ち切り、独善的な母からの自立を決意する。こうして崔行舟と柳眠棠は苦難を乗り越え、晴れて婚礼の日を迎えるが、花嫁を迎えに来た崔行舟を待ち受けていたのは…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


鬼市で手勢を失い自らも負傷したことで、盧凌風は兵権を剥奪されてしまう。蘇無名は鬼市で知り合った謎の男・費鶏師(ひけいし)から、中元節の3日後に再び長安紅茶が売り出されるという情報を得る。これまで長安紅茶が売り出されるのは、花嫁が失踪して3日後と決まっていた。蘇無名は一計を案じ、吏部侍郎・裴堅(はいけん)を訪ねる。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか


安王に献上された銃を手に入れて悦に入る世子に、賀連信は命に関わるから銃をしまうよう忠告するが、世子は聞く耳を持たない。そこへ安王から銃を持って天幕へ来るようにとの連絡が入る。安王は世子に、第九子の賀連倹(がれんけん)と射撃の腕を競うよう告げるが、腕に自信のない世子は安王に侮辱されたことに逆上し、幼い賀連倹に向けて発砲してしまう。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

駱青蓮は正気を失ったふりをして、賀連信に世話を焼かせる。無邪気に「旦那様」を求める駱青蓮に、心を乱される賀連信。駱青蓮は慕海瑶の力を借り、亡き王妃の命日に墓参りした安王と賀連信のもとを訪れる。駱青蓮は死産した赤ん坊をかわいがる様子を見せ、安王は出産して命を落とした王妃を思い出す。安王府では、次なる世子を立てるべきという議論が持ち上がる。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

正月が近づき、朝廷では年の暮れの祭礼の準備が進められていた。皇太子の腹心である謝玉は礼部尚書と画策し、越氏を復位させぬことには暮れの祭礼が滞りなく進められないことを梁帝に進言、越氏は復位する。これに対し誉王側は、儒家を招いて朝堂で議論を行うことを提案、梁帝も渋々と認めるが、誉王に負けず東宮側も有名な儒家たちを揃えた。一方、梅長蘇は越氏の復位に不満を持つ穆青に、ある玉を託し、儒家でも最も権威のある周玄清のもとへ遣わす。

毒を吸ってしまった星辰と冰河が眠りに落ちたまま目を覚まさない。2人は同じ夢の中にいるが、意志の強いほうが相手を意のままに動かしていた。夢の中で、星辰は江湖を渡り歩く志を忘れて冰河と婚礼を挙げようとしていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

毒を吸ってしまった星辰と冰河が眠りに落ちたまま目を覚まさない。2人は同じ夢の中にいるが、意志の強いほうが相手を意のままに動かしていた。夢の中で、星辰は江湖を渡り歩く志を忘れて冰河と婚礼を挙げようとしていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

帰宅した宋宋(ソン・ソン)は、夏至(シア・ジー)から手作りのスープを振る舞われた。普段料理をしない彼女の甘すぎるスープに目を白黒させる宋宋を、さらに動揺させる事態が。その日、乗務中に機体故障を経験した夏至は「無事着陸できたなら宋宋を彼氏にしてもいい」と思ったと逆告白。1組のカップルが誕生したその頃、家に着いた程霄(チョン・シアオ)は玄関の前に大量の花を見つけ…。



ケガをした王家洛は、融天嶺の追跡を内務府に任せるよう穆青から改めて諭されるが、捕吏の職務を全うする決意に変わりがないことを伝えて断わる。穆青はそんな家洛に腹を立てながらも、その抜きん出た洞察力と行動力を認め、泳がせて融天嶺を追跡させることに。そして自らはあることが気になり、譚先が泊まっていたホテルに向かう。
チン・ジュンジエ,リウ・ユーニン,パン・ハンチェン

洪孝(こうこう)帝の異母姉・婉寧(えんねい)公主は、国子監(こくしかん)と明義(めいぎ)堂の歳試(さいし)を合同で行い、男女で組んで競わせようと沈玉容に提案するが、拒絶される。腹を立てた婉寧公主は、自ら宮中へ乗り込んで洪孝帝に掛け合い、弱みにつけ込んで承諾を得る。沈玉容が歳試を策定し、首席は宮中に招かれると聞いた薛芳菲は、まずは明義堂に入学しようと計画を立てる。姜梨の祖母を味方につけ、姜元柏もうまく取り込んだものの、入学を快く思わない季淑然がある提案を持ち出す。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

司馬懿の誓いに反して、司馬昭と鍾会は曹爽らを排除することを考えていた。司馬昭は、曹爽を裏切った何晏に刑罰をつかさどる廷尉の任を与え…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

罠(わな)にはめられた凌雲徹は、危うく処刑されそうになるが、如懿と炩妃のとりなしで、木蘭囲場(もくらんいじょう)へ左遷されることになる。紫禁城に戻った乾隆帝は、欽天監(きんてんかん)の話が皇太后に漏れていることを不審に思い、玫嬪が間者ではないかと疑う。問い詰められた玫嬪は、皇太后の手先であることをあっさりと認める。ある日、慶嬪(けいひん)は前日に飲んだ薬のせいで、健康を損ねてしまう。純貴妃(じゅんきひ)たちが侍医院を調べようとすると、玫嬪が現れ、自分が毒を仕込んだと白状する。

狄仁傑(てき・じんけつ)の看病をしながらも、曹安(そう・あん)の意識は、身投げをした周礼(しゅう・れい)のことへと向いていく。館内で誰かを捜している学生たちの姿を目にし、落ち着かない心持ちになっていた彼女を、さらに不安にさせる出来事が。瞑想中の崔(さい)先生に手渡してもらったはずの沈香(じんこう)が、部屋の前に置かれていたのだ。意を決して館内の捜索に乗り出した曹安は、地下へと続く扉を発見し…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか


灼華が実家で定王の看病をしていると、部屋の外では、灼華が男を家に連れてきたと父親の側室たちが大騒ぎ。あきれかえってうんざりしつつも、灼華は定王をかいがいしく世話する。定王も灼華への思いを隠さなくなり、2人は療養の間、穏やかな時間を過ごす。しかし、そこへ灼華の父がやってきて、ああだこうだと水を差す。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


林則柔(リン・ゾーロウ)を嫁として迎えることを正式に申し入れてきたわ――阿麦(アマイ)との婚姻に気がはやり、花嫁衣装まで考え始めていた商易之(シャン・イージー)は、盛華(ションホワ)の言葉に驚きを隠せなかった。だが、何があろうと阿麦以外の女人を娶るつもりなど一切ない易之は断固拒否。両親の殺害に関する真相を知れば、きっと阿麦はお前を憎むだろうと忠告されても、永遠に隠し通すと言い張るのだった。このまま説得を続けたところで易之の意思は揺るがないと悟った盛華は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

阿麦(アマイ)を呼びよせ、息子の商易之(シャン・イージー)を何度も救ってくれたお礼に何かしたいと話す盛華(ションホワ)。そこには、阿麦の父親である盛国公の殺害に夫が関わっていたことへの償いの意味も含まれていた。だが阿麦は、褒美が目当てではないので気遣いは要らないと辞退する。「では、麦将軍の望むものは?」――盛華の問いに、死者が静かに眠り、生者が心から安らいで暮らすことだと告げた阿麦。盛華は言わずにいられなかった。「安らぎは恨みを手放してこそ得られるのでは?」と…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

蘇子嬰はセンセンの命で落とし穴を掘ったと口走ったうえ、その弁明としてセンセンは韓爍のことが好きでないため楚楚と結びつけようとしていると話してしまった。おかげで楚楚はセンセンが自分を陥れようとしたと誤解し、韓爍は深く傷ついてしまう。負傷した韓爍を気遣ってセンセンが薬を運ぶと、楚楚が韓爍の手当てをしている。自分を無視して楚楚に果物を渡す韓爍を見ると胸の痛みを覚えたが、センセンはそれが嫉妬のせいだとは、まだ気づいていなかった。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン



皇帝より直々に反逆者の捜査を任されている張遮は、刑部尚書として朝廷に戻った顧春芳とともに、燕家、薛家、それ以外の誰が平南王に繋がっているのかを突き止めることを決意する。勇毅候・燕牧は謝危を招き、燕臨の冠礼の儀の賛冠役を勤めて欲しいと頼み、謝危はそれを快く受け入れる。燕臨の冠礼に向けて各々が準備を進める中、雪寧は冠礼の贈り物として、二月前から注文していた隕鉄の剣を受け取りに芷衣と共に鍛冶屋に向かう。この剣は、何年も前に雪寧が燕臨と交わした約束の剣だった。


蕭コウと騒ぎを起こしたくない李(り)兄弟は茶楼を後にする。そんな中、貴重な絵を破かれたと姜梨の従兄・葉世傑(ようせいけつ)に弁償しろと詰め寄る孟紅錦(もうこうきん)。現場に居合わせた姜梨は絵を見るや贋作(がんさく)であると見抜き、騒ぎを丸く収めようと買って出る。しかし、冷淡な態度を崩さない葉世傑に、孟紅錦は怒りが収まらぬまま立ち去る。単純な衝突のようだが、背後にはある者の策があった。そして姜梨の立ち回りをめぐり、姜家の女たちの思惑が錯綜する。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

崔宰相は、宮中では陛下が重病と偽り、他方では陛下の帰還を阻むために城門の警戒を強めていた。黎萌萌は一計を案じ、李淘を西彌から来た外交使節に仕立て上げ、荷物にまぎれて都に入ろうとする。しかし、厳重な警備によって祁炎と黎萌萌は見つかりそうになるが、そこに駆け付けた祁粛のおかげで一行は無事に都へ潜入する。だがそれは、崔宰相の策略であった。毒を盛った茶を飲み、体がしびれた祁炎に、祁粛の剣が容赦なく襲いかかり…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

花シ(かし)は料理上手な拂冬(ふつとう)が工夫して甘く煮つけた山査子のお菓子を蜜玉と名付け、それを街で売るのにある名案を思いつく。また、花シの前では身分を偽って庶民のふりをする顧晏惜(こあんせき)は彼女の屋台を手伝う一方、彼女が売る菓子を宮中に持参して皇帝に食べてもらう。すると、憲王・顧晏恭(こあんきょう)はそれが花(か)家の売り物だと目ざとく気づいて…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

裴堅の娘・裴喜君(はいきくん)の花嫁行列が、鬼市に入ったところで異形の獣に襲われる。一行に付き添っていた盧凌風は花嫁の輿を守ろうと戦うが、その隙に裴喜君は地下道の中に連れ去られてしまう。後を追って地下道に入った盧凌風と兵たちが苦戦を強いられていた頃、蘇無名は長安県令・元来(げんらい)の屋敷を訪れ、酒を酌み交わしていた。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか

綏(すい)王の口から崔行舟と柳眠棠の成婚を知った子瑜は拳を固く握り締める。参内した崔行舟は正式な手続きを踏まず婚礼を挙げたことで批判を受けるが、国を守るため母親の意に背き成婚を後回しにしてきたこと、先の乱の平定に伴い家族を危険にさらしたことから、母親への孝行として都入りの前に婚礼を挙げたと反論。崔行舟の師である孟(もう)閣老もこれを支持する。その後、孟閣老の屋敷を訪れた崔行舟は、柳眠棠が皇后の誘いで宮中へ向かったと聞き…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


一連の事件が解決したのち、不当に投獄された蘇無名と盧凌風は、それぞれ皇太子と公主の御前に召し出される。蘇無名は盧凌風の功をたたえるが、皇太子は聞く耳を持たない。一方、盧凌風は公主から、鬼市で売られていたのは偽物の長安紅茶で、自分が天子から賜ったものが本物だと言われる。そして、公主の意向により釈放されるのだが…。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか




呂北逸から胸の内を明かされた駱青蓮は、賀連信の愛の深さを知る。同時に、自分が賀連信をどうしても憎めないことを悟るのだった。紆余曲折を経て、賀連信と駱青蓮はやっと互いの想いを確かめ合う。そしてとうとう、駱青蓮が別院を出て、賀連信の屋敷に帰る日が来た。駱青蓮を慕う東籬たちは喜び、沈静容(しんせいよう)と許寄柔(きょきじゅう)は帰還を心待ちにする。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

賀連信の子を身ごもった駱青蓮は南如珍を警戒し、懐妊を秘密にする。賀連信との仲は良好で、おなかの子は順調に育つ。そんなとき、安王が「麒麟の子」の夢を見る。夢占いによると、それは「王位を継ぐ孫が産まれる」お告げだ。それを知った安王は息子たちの屋敷に于徳常(うとくじょう)を遣わし、懐妊した妻妾がいないか調べさせる。東籬は「もう懐妊を隠さなくてよい」と喜ぶが、駱青蓮は慎重だった。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

梅長蘇は儒教の権威、周玄清を朝堂に招くことに成功するが、実は周玄清の兄弟子は林殊の師であった。梅長蘇が周玄清を見送っていると、そこへ霓凰郡主が現れ梅長蘇の正体を問う。これ以上、隠し続けられないと知った梅長蘇は、自分が林殊であることを打ち明け、そのことを誰にも悟られないようにしてくれと郡主に頼む。一方、靖王は戸部尚書の任に就いた沈追から、官船で運ぶ積み荷に問題があるとの報告を受ける。実は江左盟でも大量の火薬が都に運ばれている事実を突き止めていた。そんな中、後宮では皇后が原因不明の病で倒れてしまい...。

夢から覚めた星辰と歩汀は新たな問題にぶつかる。槐鎮を探索している時、宋神医の名を口にすると、人々は険しい表情になり、異形たちは萎縮した。歩汀が陳劼と小玉に理由を尋ねると、受け入れがたい事実が判明する。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

夢から覚めた星辰と歩汀は新たな問題にぶつかる。槐鎮を探索している時、宋神医の名を口にすると、人々は険しい表情になり、異形たちは萎縮した。歩汀が陳劼と小玉に理由を尋ねると、受け入れがたい事実が判明する。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

国産旅客機の初フライトを来週に控え、搭乗予定の顧南亭(グー・ナンティン)と程霄(チョン・シアオ)は実機訓練に臨んでいた。着陸態勢に入ったところで、機長の南亭がモニターの表示に異常を発見。軽微な問題なので難なく着陸し、今後の対応を冷静に相談しようとする程霄だったが、南亭は口数少なく、表情も曇ったままだ。というのも、本当の異常は、パイロットの命とも言うべき彼の目にあり…。




蕭コウと騒ぎを起こしたくない李(り)兄弟は茶楼を後にする。そんな中、貴重な絵を破かれたと姜梨の従兄・葉世傑(ようせいけつ)に弁償しろと詰め寄る孟紅錦(もうこうきん)。現場に居合わせた姜梨は絵を見るや贋作(がんさく)であると見抜き、騒ぎを丸く収めようと買って出る。しかし、冷淡な態度を崩さない葉世傑に、孟紅錦は怒りが収まらぬまま立ち去る。単純な衝突のようだが、背後にはある者の策があった。そして姜梨の立ち回りをめぐり、姜家の女たちの思惑が錯綜する。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

曹爽の一族が処刑されることになった。この処分で、曹爽の3歳の息子がともに処刑されることを知った司馬孚と柏霊インは、司馬懿に訴えて止めようとする。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

玫嬪の最期を見届けるため、如懿は永和(えいわ)宮を訪れる。自分の赤子が孝賢(こうけん)皇后に殺されたと信じる玫嬪は、第七皇子と孝賢皇后を殺したのは自分だと告白して死んでいく。如懿はさまざまな事件の裏に嘉貴妃(かきひ)の関与を疑うが確証がない。ほどなくして舒妃(じょひ)が子を産む。しかし赤子は男子であったため、欽天監の言葉を信じる乾隆帝は、舒妃と皇太后の反対を押し切り、赤子を親王府へ預けてしまう。黄河(こうが)が氾濫し、乾隆帝の激務が続いていた。

真夜中、再び昏睡状態となった狄仁傑(てき・じんけつ)の身が危ないと考えた曹安(そう・あん)は、今すぐに書館を発つことを決断する。吹雪の中を行くのは危険だと李ビョウ(り・びょう)は引き止めるが、彼女の心は変わらなかった――。どれだけの時間が経ったのか、洞窟の中で意識を取り戻した狄仁傑の目に飛び込んできたのは、喬泰(きょう・たい)と馬栄(ば・えい)の心配顔だった。曹安は書き置きを残して姿を消しており…。
ジョウ・イーウェイ、ワン・リークン、ジー・ター、リン・ズー、ヨウ・ヨンジー、チョン・チューシー、ホー・ジョンホア ほか

荘文峰が横領の罪で捕縛され、都に護送されることに。街では公主が第一皇子よりも称えられ、蝗害や汚職から解放された民が大喜びしていた。そんな中、荘家では慕ハツが姑から殴る蹴るの暴力を振るわれる。耐えかねた慕ハツは都で直訴の太鼓をたたいてくると宣言する。その頃、灼華は念願かなって母の遺骨を定京に持ち帰っていた。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


ケガで祭天大典の選抜に参加できなかった若珊の率いる首陽組に、特別に「碧玉思」の演奏が認められた。審査員は若非たちの演奏を評価したものの、放火の嫌疑がかけられた若非を選出するわけにいかず、最終的に祭天大典の楽師は若珊に決まる。火事現場を検証していた少君とジン大師が灯油に原因があることを突き止めたと発表したが、皆が注目する場で発した若珊の一言で、若非は司監台へ収監されてしまう。そして運命を大きく揺るがす祭天大典が始まり…。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


いよいよ、燕臨の冠礼の儀が始まる。雪寧の前世では、この冠礼は血塗られたものとなっていた。それを避けるため、雪寧は注意深く周りに気を配る。燕家を陥れることに躍起の薛遠も、この日の為に周到な計画を練っていた。そして、燕家の通州にある軍営が蜂起して都に向かっているという情報を受け、薛遠は皇帝の聖詣とともに儀式が執り行われている勇毅候府に乗り込んでくる。一時は、張遮の機転によって危機を脱したようかに見えたが、薛遠が剣を抜き、父を庇おうと燕臨が出した手が聖詣にあたり、地面に落ちる。燕臨は、聖詣に逆らう大罪を犯してしまう。





蕭コウはかつて、父・蕭暝寒(しょうめいかん)が戦場で謎の死を遂げ、母も後を追うように死んだ悲劇に思いを馳(は)せる。母が形見に残した簪(かんざし)を眺め、過去の痛みに苦しむのだった。一方、歳試を控えた姜梨が、政敵である李仲南(りちゅうなん)の次男・李廉(りれん)と首席をめぐる賭けをしたと知り、姜元柏は激怒する。宮中へ行く機会を得る歳試に参加するため、計画を進めてきた薛芳菲は、李廉からひどい侮辱を受けたと姜元柏に訴え、姜家の名誉をかけて戦うことを承知させる。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

祁炎は自分の身を案じて悪夢にうなされる皇太后に寄り添っていた。目覚めた皇太后は祁炎を抱き締めて喜び、祁炎は自分が母親を守っていくと誓う。また、軟禁されていた崔婉児と祁粛も互いの無事を確認するが、父親である崔宰相が謀反を企(たくら)み捕らえられたことを知り、崔婉児は複雑な思いを抱く。一方、黎萌萌は霊台(れいたい)閣に戻るが、周泉(しゅうせん)の姿がない。隠れて歓迎の準備をしていると黎萌萌は思っていたが、扉を開けた先には氷の棺(ひつぎ)が置かれていて…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

凌王府で10年前の火事について何か知っていたはずの使用人が暗殺され、芍薬(しゃくやく)が行方不明に。焦った顧晏惜(こあんせき)が懸命に妹の捜索をする中、花シ(かし)は偶然出会った迷子の芍薬を家に連れ帰る。孤独に育った芍薬がそこで見たのは初めて知る温かい家庭だった。その翌日、屋台で芍薬と一緒にいた花シは現れた顧晏惜が彼女の兄だと知ると…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

南州司馬に任命された蘇無名は、任地へ向かう途中で十一娘に襲われ、危ういところを盧凌風と費鶏師に救われる。都を追放され行き場をなくしていた盧凌風は、蘇無名から護衛にならないかと声をかけられ、これを受け入れることに。その頃、都では外出を禁じられていた裴喜君が家出しようと従者・薛環(せつかん)を説き伏せていた。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか

百年慶典から戻った夜、小七が若非を訪ねてきた。そこで若非は、雲沐が子どもの頃、領主に国を治める才があると言われたことがもとで失聴したと知る。小七から話を聞き、雲沐に心から謝罪をする若非。雲沐は揺山夫人直筆の「緑光吟」の楽譜を若非に渡し、2人で演奏する。演奏後、若非は「緑光吟」が人生にもたらした影響の大きさを語り、雲沐は若非が楽籍を取り戻そうとした理由を知るのだった。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ


蘇無名と盧凌風のあとから駅館に入ってきた都尉の一行に、裴喜君と薛環が捕らえられていた。盧凌風は2人を救い出し、裴喜君を慰み者にしようとしていた都尉に刃を向けるが、蘇無名に押しとどめられる。都尉は同じく駅館に居合わせた県丞に今の騒ぎを聞かれたのではと考え、口封じに行くが、その部屋はなぜかもぬけの殻だった。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか

安王のもとに服毒して死線をさまよっていた郡主・賀元雪が持ち直したと連絡が入り、賀連信と呂北逸は事の顛末を説明するため安王府へ赴く。安王は呂北逸に対し、賀元雪の命を救ったことは感謝するが、輿入れを妨害して賀家の面目を潰し賀元雪の名節も汚したことは許しがたいと、毒酒を賜う。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

駱青蓮のもとを訪れていた妹の駱水蘭(らくすいらん)は、使用人の李塘が無礼を働いたと小さなことで怒り出す。使用人を大切にすると評判の駱青蓮だったが、今回は妹の味方をし、李塘は雨の中、夜通し跪(ひざまず)くという罰を受ける。ともに身ごもり、男児を出産すれば世継ぎを産んだことになる駱青蓮と南如珍は、いかにして自分を守り、相手を蹴落とすかに腐心していた。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

官船の積み荷の謎を追い続けていた沈追は、前尚書の楼之敬が無断で火薬を都に運び込み、闇の制炮坊を開いて爆竹を作っていることを突き止め、靖王に告げる。一方の梅長蘇は、豫津の父 言侯が嶺南から取り寄せたという蜜柑からわずかに火薬のにおいがすることに気づき、疑問を抱き始める。そんな時、靖王から皇后が倒れたのは茶に毒を盛られたためだと聞いた梅長蘇は、暮れの祭礼に何か大きな企てが隠されていると確信し、急いで言侯府へと向かうのだった。

狙われた星辰と歩汀を助けたのは、宋神医と共に医術を学んだという六長老だった。しかし、歩汀は六長老から余命が残り僅かだと告げられてしまう。一方、江湖では星辰の悪い噂が流れ、闘う女性を批判する風潮が強まる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

狙われた星辰と歩汀を助けたのは、宋神医と共に医術を学んだという六長老だった。しかし、歩汀は六長老から余命が残り僅かだと告げられてしまう。一方、江湖では星辰の悪い噂が流れ、闘う女性を批判する風潮が強まる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ



蕭コウはかつて、父・蕭暝寒(しょうめいかん)が戦場で謎の死を遂げ、母も後を追うように死んだ悲劇に思いを馳(は)せる。母が形見に残した簪(かんざし)を眺め、過去の痛みに苦しむのだった。一方、歳試を控えた姜梨が、政敵である李仲南(りちゅうなん)の次男・李廉(りれん)と首席をめぐる賭けをしたと知り、姜元柏は激怒する。宮中へ行く機会を得る歳試に参加するため、計画を進めてきた薛芳菲は、李廉からひどい侮辱を受けたと姜元柏に訴え、姜家の名誉をかけて戦うことを承知させる。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

【#1】万暦37年、蠹県。城外にある畑の中で見つかった死体の、あまりに凄惨な様子に、捕吏の曲三更も顔色を失った。それ以上に曲三更を驚愕させたのは、長い棒で体を貫かれ、案山子のように突っ立っていた死体が、彼の師匠である捕頭・冷無疾だったという事実である。しかも奇妙なことに、その棒には“吾が道 一を以て之を貫く”と「論語」の一節が書かれていたのだった。「下手人を捕らえ、父の仇を討って」。師の娘・冷桂児の言葉に背中を押され、曲三更は捜査に邁進するが…。
【#2】捕頭を兼任することとなった刑吏組の頭領・易有靠は、“五侯府”と名乗って町を牛耳っている荒くれ者集団の親分たちに接触を図る。彼らの“目付役”でもあった冷無疾の後釜に座ろうという魂胆である。一方、曲三更も、五侯府の親分に接近するための布石を打っていた。裏の事情に詳しい者から情報を得ることが捜査の鉄則。冷無疾の事件について尋ねるには、彼らはうってつけの相手なのだ。だが、捜査を進めるうちに、曲三更は師匠の知られざる一面を垣間見ることに…。
バイ・ユーファン、ニン・リー、シアン・ハンジー、リウ・イートン、チャン・ハオウェイ、ズン・リー、ゾン・ジュンタオ、ワン・ツォー、ジャン・シーリン ほか

疲労感に悩む乾隆帝は侍医の江与彬(こうよひん)に鹿血(ろくけつ)酒を求めるが、効能が強すぎるため体の負担になると拒まれてしまう。進忠から炩妃のもとに鹿血酒があると知らされた乾隆帝は永寿(えいじゅ)宮で飲酒にふける。重臣の世間話から乾隆帝の様子がおかしいと察知した如懿は永寿宮へ赴き、炩妃たちを叱責、乾隆帝に鹿血酒を飲まぬよう進言するが、逆に冷たくあしらわれてしまう。抗議の意味を込めて、その場で跪(ひざまず)く如懿だったが、めまいを覚え倒れてしまうのだった。




司監台にいる若非のもとへ連日、商羽と黄鶯が訪ねてくる。若非は黄鶯から、領主が少君と若珊に賜婚が下したと知る。少君府ではまたもや刺客の来襲によって、小七が意識不明に陥っていた。少君は小七も若非も失う悪夢を見てしまう。司監台に若非の解放を告げにきた若珊。そこでようやく若非は姉の狙いを知る。そして、少君は若非に危険ばかりの幻楽を離れ、雲遥に帰るよう促すのだが…。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ



薛遠により投獄されてしまった燕牧と燕臨。薛遠は興武衛を使い、勇毅候府で燕家の公印や逆賊とのつながりの証拠を探している。皇帝・沈琅の元には、朝廷内から薛遠の燕家の処遇に対する多くの上奏が寄せられている。宮廷では皇太后の元に、病弱な沈琅の妃・秦貴妃が懐妊したという知らせが届く。気の合う薛姝の子を次の皇太子としたい皇太后は、薛姝と共謀して懐妊をなかったことにしようと企む。そして皇太后の招待で花見の会が開かれ、泰安殿に妃たちや、長公主・沈芷衣、そして雪寧たち学友たちが集められる。

蕭コウの助けで腕の治療を受けた薛芳菲は、ついに歳試初日を迎える。洪孝帝からの命を受け、試験官は沈玉容が務めることに。第一試験では李瑾(りきん)と葉世傑の一騎打ちとなり、激闘の末、同率首位に終わる。第二試験で、姜景睿(きょうけいえい)に当たったのは沈玉容の妹である沈如雲(しんじょうん)であった。沈如雲は姜景睿の手筋に亡き兄嫁の影を見出し錯乱する。沈玉容もまた、姜梨の中に薛芳菲の面影を見て苦悩する。第三試験では、思いも寄らぬ策略が待ち受けていた。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

祁炎との婚儀を明日に控え、黎萌萌は天気がよいので宮中を散歩しようとするが、侍女が理由をつけて必死で引き止める。何か裏があると感じた黎萌萌が祁炎のいる正殿に行くと、そこには大勢の大臣たちが破談を訴えて跪(ひざまず)いていた。黎萌萌は自分のせいで祁炎が責められるのは申し訳ないと婚儀の延期を提案するが、黎萌萌なしでは自らの夢も実現できないと祁炎に突っぱねられてしまい、遂に自分が時空を越えて祁国に来たことを告白する。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

顧晏惜(こあんせき)は人質にされた花シ(かし)を救うことができたが、芍薬(しゃくやく)まで口封じしようとした刺客の雇い主を突き止めることができない。一方、花シはこの一件で身を挺して自分を守ろうとしてくれた母親と和解、さらに商売に邁進し花(か)家の皆で作った菓子を酒楼に売り込むのに成功する。こうしてついに城内に屋敷を借りられるお金を貯めると…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

若非は遺珠賽に合格し、幻楽坊に入った。その夜、少君が設けた祝いの席で泥酔し、少君と若非は…。そして迎えた幻楽坊初日。清和組の練習場所には商羽がいた。他の組に出遅れている清和組に特別指導するという。それに対して少君は誓約書を持ち出し、商羽との距離を取るよう迫る。一方、幻楽坊の楽師の1人からどんな女性が好みかを尋ねられた商羽。その場にいた少君にも促され、商羽は皆の前で具体的な姿に言及する。
ウェイ・ジャーミン、シュー・ジャーチー、ウー・シーザー、チャン・ユエ






南如珍と賀連信が生まれたばかりの我が子をあやしているところに、駱青蓮の居室に刺客が現れたという知らせが入る。賀連信が駆けつけて刺客の覆面を取らせると、以前、駱青蓮の腹を刺した趙清雲(ちょうせいうん)だった。趙清雲は賀連信の前で、自分の兄が駱青蓮に誘惑され、体の関係を持ったあと、口封じに殺されたと暴露する。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

南如珍が成敗され、李塘が駱青蓮のもとに戻って来た。李塘は手土産に、地図を持って帰って来たが、駱青蓮には意味するところが分からない。子の敵を討ったはずが、駱青蓮は心が晴れなかった。ついには賀連信を呼び出し、これまで自分が行ってきた策略を告白する。打ちのめされた賀連信は、利用されたのではないかと疑う。夫婦の間に大きな亀裂が生じ、2人は傷つき悩んだ。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

謝蘊を試すために池に落とした殷稷だが、本当に溺れそうになる謝蘊を見て助ける。そして回復した謝蘊を信用した殷稷は、謝蘊の記憶がない4年の間に起こったことを説明するのだが…。

謝蘊を連れだし、約束の真珠を贈る殷稷。だが殷稷が目を離した隙に謝蘊は姿を消す。謝蘊は、蕭宝宝の兄に拉致された。そして自らの腹に刀を刺したちょうどその時、殷稷が駆けつける。

謝蘊を試すために池に落とした殷稷だが、本当に溺れそうになる謝蘊を見て助ける。そして回復した謝蘊を信用した殷稷は、謝蘊の記憶がない4年の間に起こったことを説明するのだが…。

謝蘊を連れだし、約束の真珠を贈る殷稷。だが殷稷が目を離した隙に謝蘊は姿を消す。謝蘊は、蕭宝宝の兄に拉致された。そして自らの腹に刀を刺したちょうどその時、殷稷が駆けつける。


蕭宝宝の兄は無罪放免になったが、激怒した殷稷と蕭家とは険悪になり、謝蘊の狙い通りとなる。一方、殷稷は禁足中の蕭宝宝に代わり、新年の祭礼を謝蘊に取りしきらせようとしていた。

火の儀式に参加する謝蘊と殷稷。事前に決めたとおり、荀太夫人に代わり火をくべる謝蘊。だが異臭に気づいた殷稷がとっさに謝蘊をかばった瞬間、爆発が起こり、殷稷はやけどを負う。

蕭宝宝の兄は無罪放免になったが、激怒した殷稷と蕭家とは険悪になり、謝蘊の狙い通りとなる。一方、殷稷は禁足中の蕭宝宝に代わり、新年の祭礼を謝蘊に取りしきらせようとしていた。

火の儀式に参加する謝蘊と殷稷。事前に決めたとおり、荀太夫人に代わり火をくべる謝蘊。だが異臭に気づいた殷稷がとっさに謝蘊をかばった瞬間、爆発が起こり、殷稷はやけどを負う。






神鴉火箭(しんあかせん)が次々と撃ち込まれて町が大混乱に陥る最中、茉喜(まつき)と白鳳瑶(はく・ほうよう)は事前の計画どおり将軍府を抜け出した。途中で馬車が暴走し、逃げ遅れた鳳瑶が危険にさらされたが、駆けつけた万嘉桂(ばん・かけい)のおかげで事なきを得る。合流した彼らは急ぎ西の城門に向かうが、そこには同じく州外に出ようとする民が詰めかけており、すぐに脱出するは難しい状況だった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

今日から私のそばを離れるなと陳文徳(ちん・ぶんとく)から命じられた茉喜(まつき)。食事の世話をさせられた上に、動作ががさつだと咎められて不満が増すばかりだ。町の巡視に同行するよう求められた時は納得できず拒んだが、それを文徳が許すはずもなく、文句を言ったら縛れと小武(しょうぶ)に命じる始末。茉喜は、ろくでなしめと罵りながらも渋々ついていくのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

ケイ州を落とすべく総勢10万もの朝廷軍が攻め寄せる。だが陳文徳(ちん・ぶんとく)には勝利する自信があった。どれほど大軍であろうと所詮、万嘉桂(ばん・かけい)の軍は雑兵の寄せ集め。長らく生死を共にし、一枚岩である我が軍にかなうわけがないと踏んでいるのだ。一方、今回は前の戦よりも危険だと感じている茉喜(まつき)は、もし負ければと不安を口にすると同時に、文徳の身を案じる自分に戸惑ってもいた。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか



初月の侍女、桃雲(タオユン)が本物の寒綰卿(ハン・ワンチン)だと判明する。そこで荘主は、安景昭に寒綰卿との結婚を命令する。荘主は、結婚を断る安景昭を初月と共に食事に招待するが、その場に寒綰卿も現れる。荘主は寒綰卿こそが安景昭の妻にふさわしいと有無を言わせない。そんな中、妹の寒綰卿と対面しようと山荘に向かう寒水派の寒(ハン)当主が行方不明となる。




刺繍の名人、居五堂(ジュー・ウータン)を捜すため、初月は風月坊の歌うたい、月歌(ユエゴー)を訪ねる。ひょんなことから、月歌が恋愛問題を抱えていることを知った初月は、相談に乗ってアドバイスをして、そのお礼に居五堂の住居を教えてもらう。一方、初月を捜し出した安景昭は、寒綰卿に抱きついたのは幻覚のせいだと弁明をするが、初月は全く取り合わない。




山荘への帰り道、初月たちは“闘転星移”の秘伝書を魔窟から盗み出したのは安景昭たちだと疑う紅翡に襲われる。魔窟へと連れ去られた初月を必死に追う安景昭だが、結局、傷痕を見せることで誤解は解け2人は解放される。山荘に戻った安景昭は、寒当主からの文を荘主に渡し、寒綰卿との結婚の取り消しと、初月との結婚を願い出る。

犯人の手がかりを入手した帰り道、安景昭は闘転星移の使い手に襲われ深手を負う。意識不明の安景昭を心配した初月は、安景凌の勧めで妙音寺に祈祷に出向く。寺の僧侶に別の世界から来た人間だと言い当てられた初月は、僧侶の言葉に耳を傾ける。自分の存在が安景昭の体に影響を及ぼし、生命力を損ない、死に至ると聞き、別れを決意する。

抹殺されようとする紅翡を救うため、初月と安景昭は白芷と共に地下牢へ向かう。2人は協力して仕掛けを解いて何とか脱出するが、竹隠閣主らに見つかり、屋敷内に軟禁されてしまう。今もなお冷戦中の初月と安景昭は白芷を巻き込み意地の張り合いを続ける。そんな中、一連の事件の犯人につながる手がかりを見つけた安景昭は…。

先回りした五竹(ウージュー)を四大宗師の1人、苦荷(クーホー)の弟子、海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)が襲う。北上する范閑(ファン・シエン)は肖恩(シャオ・エン)の正体が気になって仕方がない。そんな范閑を統領の燕小乙(イエン・シャオイー)が密かに追っていた。一方、司理理(スー・リーリー)の視線に不穏なものを感じた范閑は彼女の馬車に乗り込む。その頃、郭保坤(グオ・バオクン)も范閑を追っていたが…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

上杉虎(シャンシャンフー)が手引きしたように見せかけて肖恩(シャオ・エン)をわざと解放した范閑(ファン・シエン)。逃げる肖恩を再度追い詰めた范閑の前に海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)が現れる。そんな中、燕小乙(イエン・シャオイー)が范閑に矢を放ち、更に本物の上杉虎まで駆け付け、敵味方入り乱れての乱闘に。その様子を物陰から窺う郭保坤(グオ・バオクン)は…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

海棠朶朶(ハイタンドゥオドゥオ)が北斉の皇太后派だと知った范閑(ファン・シエン)は手を組もうと持ちかける。一方、自分をかばって怪我をした司理理(スー・リーリー)には体に仕込まれた毒を消す薬を渡す。こうして北斉に到着した范閑。肖恩(シャオ・エン)は一向に本音を語らず、范閑の疑問は解けない。出迎えた錦衣衛(きんいえい)の沈重(シェン・ジョン)もまた、肖恩から何かを聞き出そうとしていた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか







次々に無理解な発言をする裴行倹(はい・こうけん)を前に、武城(ぶじょう)郷の民は怒りの声を上げた。ほとんどが砂漠の土地で、穀物が育たないにもかかわらず、田地と同様の税を取り立てられる――不平等な唐の税制に苦しみ続け、一筋の光であった新しい長史にも救ってもらえず、絶望的な表情を浮かべる人々。そんな悲痛な叫びが役人たちに響かないのを見届けた行倹は、ある沙汰を下す…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか




キク崇裕(きく・すうゆう)の妻・慕容儀(ぼよう・ぎ)が乗る馬車の中に、包みが投げ込まれた。中を見ると「松竹亭で待つ」という文と共にキク家の族印が。昔、義父に見せられた族印に違いはない。しかし、今や臨海(りんかい)大長公主に従うしかない状況で何を求められているのかと、慕容儀は不安がるのだった。翌日、彼女は松竹亭で待っていた庫狄琉璃(こてき・るり)に「力になれない」と告げ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか



孔(こう)氏は、今まで誰にも明かさなかった過去を大仏寺の僧・義昭(ぎしょう)に言い当てられた。息子の病を治すため、義昭の言うとおり早朝に大仏寺を訪れる孔氏。仏前で1人、自らの罪を告白し、息子の救済を願うと、仏像の目からは涙が。数年に一度起きると言われる“西州の奇跡”を体験し、孔氏は思わず気を失ってしまうのだった。息子は助かると安心した一方、孔氏には義昭への疑念が…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

陳文徳(ちん・ぶんとく)率いる北朔軍内で奇病が蔓延し、兵が次々と罹患していった。それも尋常でない速度で数が増えており、このままいけば数日でケイ州は陥落してしまう。食い止めたいと思うものの、医者によれば、ひきつけを起こして昏睡状態に陥る病など見たことがなく原因も分からぬそうで、もはやお手上げだった。そしてこの北朔軍を突如襲った奇病の噂は、敵対する万嘉桂(ばん・かけい)側にも届いていた。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

とうとう大将軍の陳文徳(ちん・ぶんとく)も厄介な奇病の餌食に。兵の発病はとどまることを知らず、有利だったはずの戦況は一転して総崩れとなってしまった。皆は悔しがるが、これほど多くの者が倒れてはどうにもならない。この機に乗じて朝廷の軍が襲撃してくるとにらんだ文徳は、見張りなどは交代制にして兵を休ませつつ、厳しい戦いに備えるよう告げるのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

ケイ州から逃げ延び、町外れの駅站で陣営を構えていた陳文徳(ちん・ぶんとく)たちに、空から牙をむく無数の神鴉火箭(しんあかせん)。同時に陸からは鍾毓麒(しょう・いくき)や呉朗(ご・ろう)の私兵が大挙して襲いかかる。これでは文徳のそばにいる茉喜(まつき)まで巻き添えになる。この思いもよらぬ事態を遠くから目にしていた万嘉桂(ばん・かけい)は、茉喜に何かあったら許さぬと呉吟(ご・ぎん)に怒りをぶつけた。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか





本来、若城主になる気がないセンセンは楚楚を確実に若城主にするため、策論の試験でわざと異議が出るような解答をする。武術試験で奇跡的に首位を収めたセンセンだったが、思惑どおり策論では楚楚が首位を獲得。筆記試験でセンセンは答案に絵を描いて提出したため、優秀な楚楚が首位を取るのは確実であった。楚楚が若城主に決定すると確信しているセンセンは楚楚に贈る祝いの品まで用意していたが、不可解なことに実際に若城主に選ばれたのはセンセンで…!?
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

若城主として山賊の討伐に向かったセンセン。韓爍に命を狙われる心配がなくなった今、現実に戻るため、この機に何としても韓爍と楚楚を結びつけようと策を巡らすがうまくいかない。裴恒がセンセンに付き添わせた蘇子嬰(そしえい)は、一見、忠義者に見えるが勘違いや非常識な行動を繰り返し、そのたびに計画が狂う。蘇子嬰が掘った落とし穴に楚楚が落ち、楚楚を捜しに行った韓爍が一晩戻らなかった朝、守りが手薄な客桟(きゃくさん)は孟過(もうか)らに攻め込まれてしまう。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

蘇子嬰はセンセンの命で落とし穴を掘ったと口走ったうえ、その弁明としてセンセンは韓爍のことが好きでないため楚楚と結びつけようとしていると話してしまった。おかげで楚楚はセンセンが自分を陥れようとしたと誤解し、韓爍は深く傷ついてしまう。負傷した韓爍を気遣ってセンセンが薬を運ぶと、楚楚が韓爍の手当てをしている。自分を無視して楚楚に果物を渡す韓爍を見ると胸の痛みを覚えたが、センセンはそれが嫉妬のせいだとは、まだ気づいていなかった。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン



瑶光が正体を隠していたことを知り、歩贏は騙されたような気分になって怒りを爆発させる。関係を修復したい気持ちがあるものの、2人は素直になれずにケンカ別れをする。そんな中、瑶光に西域の王子との縁談が持ち上がる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

瑶光が正体を隠していたことを知り、歩贏は騙されたような気分になって怒りを爆発させる。関係を修復したい気持ちがあるものの、2人は素直になれずにケンカ別れをする。そんな中、瑶光に西域の王子との縁談が持ち上がる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ


梁友安は今年32歳、深圳のスポーツ用品メーカー・易速で副社長の特別補佐を務めていた。有能ゆえに誰からも頼りにされていたが、本人は多忙すぎる毎日に疲れており、会社が協賛するマラソン大会が終わったら異動願いを出すつもりでいた。大会当日も数々の問題解決に奔走する彼女は、ペースランナーとして参加していた宋三川と出会う。レースが終了し、その表彰式のさなか思わぬ事件が発生。梁友安は上司から真相の調査を命じられる。




蕭コウの助けで腕の治療を受けた薛芳菲は、ついに歳試初日を迎える。洪孝帝からの命を受け、試験官は沈玉容が務めることに。第一試験では李瑾(りきん)と葉世傑の一騎打ちとなり、激闘の末、同率首位に終わる。第二試験で、姜景睿(きょうけいえい)に当たったのは沈玉容の妹である沈如雲(しんじょうん)であった。沈如雲は姜景睿の手筋に亡き兄嫁の影を見出し錯乱する。沈玉容もまた、姜梨の中に薛芳菲の面影を見て苦悩する。第三試験では、思いも寄らぬ策略が待ち受けていた。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

王リョウ(おうりょう)が降伏したことにより司馬懿は命は奪わないことを約束した。しかし護送の途中賈逵廟に連行された王リョウは司馬懿の本心を悟り…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

捕頭を兼任することとなった刑吏組の頭領・易有靠は、“五侯府”と名乗って町を牛耳っている荒くれ者集団の親分たちに接触を図る。彼らの“目付役”でもあった冷無疾の後釜に座ろうという魂胆である。一方、曲三更も、五侯府の親分に接近するための布石を打っていた。裏の事情に詳しい者から情報を得ることが捜査の鉄則。冷無疾の事件について尋ねるには、彼らはうってつけの相手なのだ。だが、捜査を進めるうちに、曲三更は師匠の知られざる一面を垣間見ることに…。
バイ・ユーファン、ニン・リー、シアン・ハンジー、リウ・イートン、チャン・ハオウェイ、ズン・リー、ゾン・ジュンタオ、ワン・ツォー、ジャン・シーリン ほか

如懿のおなかが大きくなるにつれ、宮中では子供の性別が取り沙汰されていた。そこで"妊娠中に辛い物が好きなら娘が生まれ、酸っぱい物が好きなら息子が生まれる"という言い伝えを参考に、如懿はあえて辛い物ばかりを食べ始める。一方、嘉貴妃は如懿が公主を身ごもっていると思い込み、安心していた。ところが生まれたのは乾隆帝が切望していた嫡皇子だった。第四皇子の前途が心配になった嘉貴妃は、第四皇子に奮起するよう促すのだった。

戸部郎中となった灼華は、戸部で仕事の説明を受ける。そこで同期の方志遠(ほうしえん)と再会するが、あまりの変化ぶりに灼華は驚く。当初は女である灼華を侮辱していたが、今ではすっかり丸くなり、働きぶりも真面目で評判がいい。そんな中、若い男女が贈り物を渡し会う同心節の日が近づき、灼華は公主から朝廷で開かれる宴に招待される。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

蘇子嬰(そしえい)が陳センセン(ちんせんせん)に悪意を持っていることは明らかだが、センセンも韓爍(かんしゃく)もひとまず彼を泳がせることにした。蘇子嬰の目的が陳楚楚(ちんそそ)を若城主にすることならセンセンにとっては好都合であり、韓爍は蘇子嬰の罪状を明らかにして裴恒(はいこう)の前に突き出そうと考えたためだ。韓爍に対する自分の気持ちに気づき始めたセンセンだが、2人は住む世界が違う。楚楚に「韓爍が要らないなら私がもらう」と宣言されたセンセンは、2人の仲に協力すると引き受けてしまう。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン

勇毅候・燕牧の洞察と謝危の機転により、燕家の公印は皇帝に手渡され、燕家の皇帝への忠誠は証明される。しかし、聖旨に背いた罪は免れないとして、燕牧と燕臨は璜州への流刑に処されることになる。一方、懐妊した秦貴妃を転ばせてしまった姚惜も、学友の任を解かれ皇宮から離れる。都には雪が降り、年末には燕臨たちの刑が執行されるという。謝危の体には、雪の影響で離魂病の症状が再発している。雪夜の晩、謝危の元に公儀丞が訪ねて来て、謝危は太子の少師ではなく、平南王の度鈞山人だと強く嗜める。


最終の試験で姜梨が1位を取らなければ姜梨たちの組に優勝はなく、李兄弟との賭けに敗れてしまう。しかし薛芳菲は、夫に殺されかけた時の手首の傷が痛み、琴の演奏が困難に。その様子に気づいた蕭コウに連れられ、薛芳菲は神医・司徒九月(しときゅうげつ)に命運を託す。蠍(さそり)の毒を用いる治療で、つらい過去が脳裏に蘇るが、蕭コウに献身的に支えられ、必死の思いで耐え抜く。琴の試験では実質、姜若瑶との一騎打ち。果たして勝負と賭けの行方は…。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

祁炎は黎萌萌の願いを聞き届け、2人で海辺へやって来る。遊び疲れた黎萌萌は、祁炎の腕の中で眠りに落ち、夜明けの光を待ちながら消えてゆく。黎萌萌が目覚めるとそこは病院のベッドで、心配そうに母親が付き添っていた。あの日、橋で倒れた黎萌萌は病院に運ばれ、眠っていたのだ。長い夢から覚めた黎萌萌は心を入れ替え、母親と和解する。親友の林朶(リン・ドゥオ)とも再会し、一緒に写真を撮った黎萌萌は、そこに見覚えのある人物が写り込んでいることに気付く。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

憲王・顧晏恭(こあんきょう)に擦り寄る父と祖父に呆れた沈淇(しんき)は家を出ることを決心、科挙に備えるという名目で独り暮らしを始める。そんな彼を花シ(かし)は友人として気遣うが、顧晏惜(こあんせき)は焼き餅を焼く。一方、花(か)家では私塾でいじめに遭った次男の長男・花柏礼(かはくれい)が家出。一家総出で捜し回る中、水に落ちた花柏礼を命懸けで救おうとしたのは秦(しん)氏で…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

蘇無名と盧凌風は駅卒の劉十八(りゅうじゅうはち)をひとまず県尉に引き渡し、同行を願い出た裴喜君と薛環と共に南州に入る。だが歓迎の宴の最中に、表通りを葬列が通りかかる。亡くなったのは、蘇無名が久々の再会を楽しみにしていた書家・顔元夫(がんげんふ)。葬列には、顔元夫と共に“南州四子”と並び称された琴、茶、詩の名人の姿があった。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか

“大先生”をあぶり出すため、貴人の妻子が集う国公府の茶会に赴く柳眠棠。そこに崔芙(さいふ)の夫の側室である蓋玉ようが現れ、国公夫人の姪(めい)として、強引に茶会に参加。柳眠棠がわざと魯王の屋敷の購入を考えていると告げると、孟(もう)家の娘が風水を理由に不向きだと忠告する。一方、崔行舟は綏王側の人物と疑われる慶(けい)国公と孟閣老の正体を暴こうとしていた。茶会後、柳眠棠は蓋玉ようの腕輪が、一見普通に見えるが非常に珍しい物であることに気づき…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

蘇無名は裴喜君の思いをくんで、彼女が都に帰らずに済むよう義兄妹の契りを結ぶ。一方、司法参軍代理の役を与えられた盧凌風は、南州四子の1人・路公復(ろこうふく)の急死の報を受け捜査を開始する。容疑者の1人は路公復に冷たくあしらわれていた欧陽泉(おうようせん)という商人で、南州四子が石橋山で風雅に過ごすさまを描いた名画「石橋図」を所蔵していた。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか




謎の男たちに拉致された駱青蓮を賀連信たちは必死に捜すが、見つからない。監禁された駱青蓮は拉致した男に乱暴されないよう、必死で身を守る。そして男との会話から、賀連修の陰謀の手がかりをつかむ。一方、東籬の機転により、賀連信と賀連倚(がれんい)は駱青蓮の居場所を発見する。さらに賀連修の秘密の武器庫を見つけて制圧したが、そこからは思いもかけない物が出てきた。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

賀連信と駱青蓮の息子・賀南昭(がなんしょう)を安王は溺愛し、王府で世話していた。そんな折、元世子・賀連儲(がれんちょ)が自害を図ったが弟の賀連化(がれんか)のおかげで助かったと報告が入り、賀連化は安王に一目置かれる。阮之ビはそのことを夫である賀連修に話し、自分が賀連化に口添えしたのだと明かす。賀連修は妻から見放されたと悟る。
ピーター・ホー、ハー・ホンシャン、ホアン・ヨウミン ほか

祭典の儀で火薬を仕掛けたのが言侯の仕業だと知った梅長蘇は、豫津のためにも引き返してほしいと説得、言侯は手を引くことに応じる。その頃、吏部尚書の何敬中は息子の死罪が確定した心労で寝込んでいた。誉王は何敬中が公務に戻るよう、刑部に何敬中の息子の替え玉を用意させる。だが梅長蘇がその情報を謝玉が察知するように流したため、何敬中は息子を逃がす現場を押さえられてしまう。そして大みそかの夜、皇宮や各屋敷では年越しの宴が開かれていた。だが禁軍が護衛する太監の一行が何者かに襲われてしまい...。

冰河が星辰を騙して誘拐し、歩汀は×侠の仮面を着けて助けにやってくる。歩汀も冰河も、我こそが×侠であると言って譲らない。冰河は×侠である証拠として、昔、星辰を助けた時のことを詳細に話しだすのだが…。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

冰河が星辰を騙して誘拐し、歩汀は×侠の仮面を着けて助けにやってくる。歩汀も冰河も、我こそが×侠であると言って譲らない。冰河は×侠である証拠として、昔、星辰を助けた時のことを詳細に話しだすのだが…。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

現場に残されていたカツラの情報を提供するため、宋三川は梁友安が勤める易速の社屋を訪れた。情報を聞いた梁友安はさっそくカツラ店に協力を依頼、購入者を突き止める。だが、購入者に事情を聞く前に副社長・蒋傑の判断で調査は強制終了に。そのタイミングで異動を申し出た梁友安だったが、申請はあっけなく却下されてしまった。新たなプロジェクトが始まり、有望選手発掘のため訪れたバドミントンクラブで、梁友安は宋三川に再会する。




最終の試験で姜梨が1位を取らなければ姜梨たちの組に優勝はなく、李兄弟との賭けに敗れてしまう。しかし薛芳菲は、夫に殺されかけた時の手首の傷が痛み、琴の演奏が困難に。その様子に気づいた蕭コウに連れられ、薛芳菲は神医・司徒九月(しときゅうげつ)に命運を託す。蠍(さそり)の毒を用いる治療で、つらい過去が脳裏に蘇るが、蕭コウに献身的に支えられ、必死の思いで耐え抜く。琴の試験では実質、姜若瑶との一騎打ち。果たして勝負と賭けの行方は…。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

侯吉(こうきつ)が小ゲンと結婚したいと申し出て、司馬懿はその仲を取り持つことに。司馬懿が小ゲンに縁談を持ち掛けたその晩…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

【#3】何度も後頭部を殴られ、口の中には頭のないひよこの死骸。凶器と思しき銅尺には、またしても「論語」の一節が。頭だけを地中に埋められた格好で見つかった第二の被害者・王崇理の死も、狂気によって飾り立てられていた。2つの事件の下手人は、同一人物で間違いないだろう。事件について考えを巡らせ、話し合う曲三更たち。「叔父上は人の道に背くことをしたのやも」。そうつぶやいた鳳可追は、被害者の行いについて自分に調べさせてほしいと申し出るのだった…。
【#4】第三の死体の出現で、一連の事件は20年前に起きた火事に関係があるという公算が強まった。万暦17年、後に出火元となる陸邸には、当主の陸遠暴と数名の使用人だけが住んでいた。童僕の陸直は優しく聡明で陸遠暴からも気に入られており、いずれ養子にするのではと噂が立つほど。他の使用人も彼を“若様”と呼ぶようになっていた。しかし、賢く目端が利くがゆえに、陸直は主人の腹黒さや、陸遠暴のお抱え妓女である林四娘の秘密などを次々と知ることに…。
バイ・ユーファン、ニン・リー、シアン・ハンジー、リウ・イートン、チャン・ハオウェイ、ズン・リー、ゾン・ジュンタオ、ワン・ツォー、ジャン・シーリン ほか

秋の狩猟が、皇室の狩り場・木蘭囲場で繰り広げられた。乾隆帝は皇子らを引き連れて広大な狩り場で獲物を追う。野生の馬を見つけた乾隆帝が馬を追って林に入ると、林の中に仕掛けられた罠から乾隆帝に矢が放たれ、乾隆帝は落馬する。そこへ突進する野生馬を、偶然居合わせた凌雲徹が制し、第四皇子が矢を放って馬を倒す。凌雲徹はこの功績を認められ、皇帝の命令によって御前侍衛に復職が叶い、第四皇子は更なる皇帝の信頼を得る。


定京一の令嬢である孫紜紜(そんうんうん)は、昔から定王を一途に思い続けていた。灼華が定王に笛を贈ったと気づいた紜紜は、周皇太后を利用して灼華に即興で歌を詠ませようとする。しかし、灼華は憶することなく風流とは言いがたい詩を披露し、定王や第一皇子が褒めたことで恥をかかずに済む。一方、宴が終わった頃、驚鴻は公主を訪ねていく。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか


父・斉景(チー・ジン)の寝所に押し入った斉泯(チー・ミン)。彼は父の寵愛する孫の斉煜(チー・ユー)が実は赤の他人で、斉涇(チー・ジン)が皇太子の座を得るために、よそから連れてきて自分の子だと偽っていたことを暴露したうえで、自分を後継者にしてほしいと必死で訴える。ところが予想に反し、その事実を知ってなお、斉景は斉泯への譲位を選ぼうとはしなかった。斉涇は死に、斉煜も皇家の血筋ではない。唯一の息子である自分以外の誰に譲るというのか。嘆く斉泯に向かって斉景が返した答えは…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

皇宮に攻め入るため、兵を率いて軍営を出ようとする商易之(シャン・イージー)。そこへ“陛下をお守りください”と叫びながら聖旨を携えてやって来たのは鄧高(ドン・ガオ)である。その内容は、鎮北軍とともに宮中に入り警護を行えというもの。意図せぬ勅命に戸惑いながらも一軍は皇宮へ向かうのだった。やがて、斉景(チー・ジン)と対面した易之は、これまでに多くの罪を犯した彼へ静かに怒りをぶつけ、一方の斉景は、犠牲にした者たちには必ず償いをすると宣言。続いて御前に通された阿麦(アマイ)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

真夜中の月璃(げつり)府、警護の梓鋭(しえい)が寝たふりをしていると蘇子嬰が部屋に忍び込み、センセンが私物を入れている箱に花垣(かえん)城の防衛図を隠した。軍の関係者でない者が防衛図を私的に隠し持てば謀反の意図があると見られるのは必至だ。自分を若城主の座から引きずり下ろすための計略と見抜いたセンセンは若城主の座を楚楚に譲るため、あえて防衛図を箱の中に戻させる。密告を受けた楚楚は兵を連れて月璃府に乗り込んでいき、蘇子嬰の証言を基に箱を開くが…。
チャオ・ルースー、ディン・ユーシー、ション・インハオ、チュエン・ペイルン、ジョウ・ズーシン、ジャオ・シン



都には打倒朝廷を目論む平南王の手の者たちが、皇帝や謝危の想定以上に多く潜んでいる。そして、平南王が勇毅候・燕牧に対して送った文の半分をめぐり、燕家を救おうと奔放する雪寧と逆賊の間で、火種がくすぶり始める。逆賊たちは矢文を使って定国公に文の半分を届けていたが、その文が結果的に燕家流罪の原因となっていた。そして、文の残り半分がまた定国公の手に渡れば、燕家にとっては致命的になる。どうしてもそれを阻止したい雪寧は、文を逆賊から買い取ることに決め、金策に走る。




歳試で首位になったことで、宮中へ招かれる権利を獲得した薛芳菲。宮中で行われる宴を控え、沈玉容の背後にいる謎めいた人物をおびき出す考えを、桐児に打ち明ける。一方、李仲南は歳試の賭けの条件どおり、出家するよう李廉に言い渡す。李(り)家が洪孝帝の異母兄・成(せい)王の擁立に動いていることを知る兄の李瑾は、出家を嫌がる李廉を無言で見送るのだった。姜梨潰しに手を焼く季淑然は、皇帝の寵妃となっている妹の麗妃(れいひ)に相談を持ちかける。
ウー・ジンイエン、ワン・シンユエ、チェン・シンハイ、リアン・ヨンチー ほか

何度も夢の中で見た黎萌萌を捜し続け、やっと見つけた祁炎。黎萌萌が祁国へタイムスリップする日に、学校の入り口で彼女を待つが、黎萌萌は祁炎に気付かない。雨の中、黎萌萌は林朶とコンビニへ行く。林朶から白連(バイ・リエン)のサインをもらって興奮する黎萌萌の姿を、祁炎はほほえましそうに眺めていた。黎萌萌がコンビニを出ると、まだ雨が降っていたが、ふと見ると傘が置かれていた。それは祁炎が黎萌萌のために置いた傘だった。時は流れて2年後…。
チェン・ジンコー、リー・ズーシュエン

花シ(かし)は高名な穆承之(ぼくしょうし)を花(か)家で開く学堂の先生として迎え入れることに。そして、花家は一家揃って端午節を祝い、貧しい人々に粥の施しも行う。一方、宮中の宴に呼ばれた顧晏惜(こあんせき)は皇帝と父との板挟みになってきまり悪い時間を過ごす。しかも、皇帝から太后と花家の大奥様がやり取りしている密書を調べるようにと命じられ…。
フー・イーティエン、チャン・ジンイー、ウー・シーザー、ルー・ユーシアオ、ビエン・チョン、ハイ・イーティエン ほか

盧凌風は路公復に恨みを抱いていた琴師を捕らえるが、検視をした蘇無名は、路公復が琴師に刺される前に既に絶命していたことを見破る。そこへ、街の骨董店から護衛付きで荷物が運び出されたという知らせが入る。中身は路公復の屋敷から消えた古琴と、欧陽泉が売った「石橋図」。盧凌風は追跡の末に琴と絵を取り戻すが…。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか

中秋節に綏王が謀反を起こすとにらむ崔行舟に、敵を倒すには突然の邪魔が有用だと助言する柳眠棠。同じ頃、嫻(かん)妃となった孫?児(そんうんじ)が誕辰を迎え、石雪霽からの祝いの品として貴重な簪を要求する。孫?児はその簪を挿して子瑜に会いに行くが、皇后を越える装いだったために咎(とが)められ寵愛(ちょうあい)を失う。そのうえ綏王府では門前払いにされてしまう。諦めて帰ろうとすると、綏王妃からだという宝飾品の入った箱を渡されるが、箱の底にはある物が隠されていた。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


名士・謝公の息子、謝明(しゃめい)と謝晦(しゃかい)が進士に及第する。さっそく祝いの宴が催されるが、2人は小舟から突き落とされて死に、下手人の船頭もその場で自死してしまう。当初は船頭の恨みによる犯行と思われたが、居合わせた裴喜君が奇妙なことに気づく。謝明と謝晦、そして船頭のいずれもが、その姿を「石橋図」に描かれていたのだ。
ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、チェン・チュアン、ガオ・スーウェン、シーユエ・アンシン、ワン・ジンソン ほか