中国ドラマ『蓮花楼（れんかろう）』キャスト・登場人物

キャスト

画像	キャスト	役名
	チョン・イー（成毅）	り・れんか（李蓮花） 役
四顧門（しこもん）の元門主・李相夷（り・そうい）が引退後に名乗る偽名。医者として江湖の騒動に巻き込まれるが、非常に聡明でありながら名声や利益には無頓着な人物。
	ウー・シールー（呉施楽）	せき・すい（石水） 役
四顧門の四護法の一人。武術に長けており、李相夷に対して非常に忠実である。
	リウ・モンルイ（劉夢芮）	しょうれいこうしゅ（昭翎公主） 役
南胤国（なんいんこく）の公主。方多病（ほう・たびょう）と恋愛関係にあり、強い意志を持つ性格。
	ハー・ガン（賀剛）	ぜん・ことう（単孤刀） 役
四顧門の創設者の一人で、李相夷の兄弟子。野心家であり、最終的には自身の執着心から裏切りの道を選ぶ。
	ルー・ホン（路宏）	うん・ひきゅう（雲彼丘） 役
四顧門の弟子。かつて誤解から李蓮花を傷つけてしまうが、後に自らの過ちを悟り、真相究明に協力する。
	ホアン・ヨウミン（黄宥明）	しょう・しきん（肖紫衿） 役
李相夷の義兄弟であり、喬婉娩（きょう・えんばん）の夫。度量が狭く、嫉妬深い性格の持ち主。
	ラウ・セッミン（劉錫明）	かく・けん（郭乾） 役
江湖の人物。郭坤（かく・こん）と共に鏢局（ひょうきょく）を営んでおり、多くの事件に関わることになる。
	ドゥアン・ユー（段鈺）	りじ（離児） 役
李蓮花の侍女。機転が利き忠誠心も厚く、彼の日常の雑務を手伝っている。
	チャン・リーシン（張立昕）	へきおう（碧凰） 役
南胤国の公主で、昭翎公主の双子の妹。医術と蠱術（こじゅつ）に長けている。
	チャン・モーシー（張墨錫）	せいひ（西妃） 役
大熙（だいき）皇帝の寵妃。南胤国の末裔であり、密かに祖国の復興を画策している。
	ワン・イエンシン（王彦鑫）	よう・いんしゅん（楊昀春） 役
百川院（ひゃくせんいん）刑堂の堂主。公正無私な人物で、李蓮花と協力して多くの難事件を解決に導く。
	ワン・イーチョン（王奕珵）	りく・けんち（陸剣池） 役
天機山荘（てんきさんそう）の荘主。仕掛けや暗器の扱いに長けており、冷静沈着で老練な性格。
	イー・ジョンフー（易正福）	おうふく（旺福） 役
石寿村（せきじゅそん）の宿屋の主人。お人好しで素朴な人物だが、ある事件に巻き込まれ重要な証人となる。
	スン・リービン（孫立彬）	むがん（無顔） 役
江湖の殺し屋。青銅の仮面を身に着けており、武術の腕は高いが、その素性は謎に包まれている。
	ワン・シンイー（王星壱）	り・きょう（李梟） 役
江湖の組織の頭目。冷酷非情な人物で、何度も李蓮花たちと対立する。
	グオ・ウェイ（郭偉）	かつ・はん（葛潘） 役
百川院の構成員。無鉄砲な性格が災いし、後に規律違反で師門から追放される。
	リウ・ジア（劉迦）	ぼよう・よう（慕容腰） 役
魚龍牛馬幇（ぎょりゅうぎゅうばほう）の幇主。「虞美人（ぐびじん）」の異名を持ち、媚術と毒術を得意とする。
	ルオ・ミンジエ（駱明劼）	かん・かむ（関河夢） 役
薬魔（やくま）の弟子。医術に精通しているが、家族の恩讐から江湖の争いに巻き込まれる。
	チャン・ファン（張帆）	しつ・ぼくさん（漆木山） 役
武林の先輩。かつて四顧門の元老であったが、後に隠居し世間との関わりを絶っている。
	シー・ファンシー（史梵希）	かん・りょうしょう（簡凌瀟） 役
玉城（ぎょくじょう）城主の息子。表向きは遊び人を装っているが、実際は非常に思慮深い人物。
	スン・フォンジョン（孫奉正）	ちょう・けいし（張慶獅） 役
	スン・フォンジャオ（孫奉招）	ちょう・けいこ（張慶虎） 役
	ジョウ・シャオフェイ（周小飛）	けつば（血婆） 役
魚龍牛馬幇の長老。血の呪術を得意とし、その手段は極めて残忍である。
	ウー・ウェンジェ（呉文婕）	ぎょく・しゅうそう（玉秋霜） 役
玉穆藍（ぎょく・もくらん）の妹。家族の仇討ちの念に駆られ、誤った道に進んでしまう。
	シェン・タイ（沈泰）	ぎょく・ぼくらん（玉穆藍） 役
玉城の城主。野心に満ち溢れ、武林の覇権を握ろうと画策する。
	ウー・シンマン（呉欣蔓）	せきりゅう（赤龍） 役
金鴛盟（きんえんめい）の四大護法の一人。火器や仕掛けの扱いに長けている。
	シェン・ユィーシー（沈鈺喜）	えんおうじんめい（閻王尋命） 役
江湖の殺し屋。人の命を奪うことを生業としており、その行方は神出鬼没である。
	チャン・ツェンツェン（張層層）	きん・ゆうどう（金友道） 役
百川院の構成員。変装術に長けており、情報収集を担当している。
	シュー・チャンチャオ（許長超）	り・ゆう（李雄） 役
李蓮花の父親。南胤皇族の末裔であったが、若くして殺害された。
	シュー・シュオ（許爍）	そか（素華） 役
李蓮花の母親。優しく淑やかな女性であったが、戦乱の中で夫と離ればなれになってしまう。
	イエ・シンチェン（葉新晨）	りぼ（李母） 役
	ワン・ヤーチー（王雅淇）	あとう（阿桃） 役
李蓮花の侍女。活発で利口な少女で、しばしば彼の事件調査を手伝う。
	チョン・ラン（呈譲）	ふうはく（風柏） 役
霊山派（れいざん派）の弟子。師匠が殺害されたことにより、事件に巻き込まれる。
	ジャオ・ジンシューユー（趙靖舒玉）	そうとうだ（痩頭陀） 役
	ユエ・ワンツン（岳旺存）	わいとうだ（矮頭陀） 役
	ハン・ボー（韓博）	とうれい（董羚） 役
方多病の従妹。わがままな性格で、方多病に密かに想いを寄せている。
	マー・シュエレイ（馬学雷）	きん・まんどう（金満堂） 役
元宝山荘（げんぽうさんそう）の荘主。莫大な財産を持つが、宝を巡る謎の事件で殺害される。
	スン・イーウェン（孫伊雯）	しゆ（芷榆） 役
女宅（じょたく）の殺し屋。変装と毒殺を得意とし、悲惨な過去を持つ。
	リン・カイ（林凱）	きゅうだ（仇駝） 役
江湖の人物。李蓮花に対して恨みを抱いており、何度も復讐を試みる。
	チュー・ハン（褚瀚）	おうふくのいとこ（旺福の従兄） 役
	ジャオ・チョンユエ（趙崇越）	けい・じじょ（邢自如） 役
	シー・ホンイー（釈恒毅）	（男童） 役
	ルー・ジンハオ（盧瑾灝）	（少年の方小宝） 役
	ポン・ユーリン（彭玉麟）	（女童） 役
	ワン・ズーイー（王子懿）	てき・あまん（笛阿満） 役
	シュー・ジャーシー（徐嘉希）	（少年の笛飛声） 役
	ツイ・チェンハオ（崔晨昊）	り・そうけん（李相顕） 役
李蓮花の兄。南胤皇室の末裔であるが、行方不明となっている。
	フー・イーリン（胡伊琳）	えいひ（盈妃） 役
大熙皇帝の妃の一人。西妃の協力者であり、復国計画に加担する。
	シャン・ナー（尚娜）	ひんよう（賓蓉） 役
南胤国の遺民。密かに西妃の勢力復興を支援している。
	チェン・ジャーイー（陳佳意）	がげつ（娥月） 役
女宅の殺し屋。舞踊と暗器を得意とするが、最終的には悪の道から足を洗う。
	ザン・ジェンタオ（臧振涛）	おう・どう（王同） 役
百川院刑堂の構成員。楊昀春の部下であり、忠実で信頼の置ける人物。
	リー・ラーチェン（李楽辰）	ちょう・せき（趙尺） 役
朝廷の役人。汚職に手を染めていたが、李蓮花によってその悪事が暴かれる。
	リー・ガオジー（李高吉）	ろ・ほう（魯方） 役
江湖の医者。医術の腕は平凡だが、金銭に対して非常に貪欲である。
	ヤン・ジュンチョン（楊鈞丞）	（風火堂の管事） 役
金鴛盟傘下の堂の責任者。火攻めに関する事柄を管理している。
	リー・ユー（李漁）	てんきゅう（典丘） 役
南胤国の旧臣。西妃の有能な右腕として活動する。
	ワン・ジンホア（王菁華）	しんば（岑婆） 役
石寿村の村民。迷信深く、邪教の活動に関わってしまう。
	ワン・リー・ダンニー（王李丹鈮）	れんせんふじん（連泉夫人） 役
女宅の黒幕。冷酷非情な人物で、多くの殺し屋を操っている。
	シン・ルオダン（邢羅丹）	か・しょう（何璋） 役
百川院刑堂の構成員。楊昀春の副官であり、慎重な性格の持ち主。
	ヤン・ディンホー（楊丁赫）	（楊掌門） 役
霊山派の掌門。他人を軽々しく信用した結果、門派を滅亡に追いやってしまう。
	チャン・イエ（張野）	ばんじんさん（万仞山） 役
武林の先輩。かつて李相夷と手合わせしたことがあるが、引退後は世事に関わっていない。
	ワン・ヨンシン（王永新）	じょ・い（徐意） 役
百川院の新弟子。李蓮花を深く崇拝しており、積極的に事件の調査に参加する。
	ワン・ジェン（王健）	いっすんせい（一寸青） 役
江湖の殺し屋。短刀の使い手として知られ、その行方は掴めない。
	ダーホアン（大黄）	（狐狸精） 役

『蓮花楼』のキャラクター紹介

李蓮花（り・れんか）／李相夷（り・そうい） - 演：チョン・イー

こいつが主人公の李蓮花！ 表向きは「蓮花楼」っていう移動式の診療所を引く、ひょうひょうとした謎の医者だ。金にがめつくて、ちょっと頼りなさそうに見えるかもしれねぇ。だがな、その正体は、かつて江湖にその名を轟かせた伝説の剣神、四顧門（しこもん）の門主・李相夷なんだよ！ 18歳で天下無双の剣技を誇った天才だぜ？ カッコよすぎだろ！

でもな、10年前、宿敵の笛飛声との決戦で、まさかの裏切りに遭って毒を盛られ、瀕死の重傷を負って姿を消したんだ…。今は武功もほとんど失っちまって、余命もわずか。かつての傲岸不遜なカリスマは影を潜め、飄々とした掴みどころのない男になっちまった。それでも、その頭脳は衰えちゃいねぇ！ 天才的な推理力で、次々と難事件を解決していくんだ。その裏で、師兄の死の真相と、自分を陥れた陰謀を静かに追っている…。

演じるのは、今や古装劇（時代劇）の神と呼ばれるチョン・イー！ 『琉璃』や『沈香の夢』でも凄かったが、本作の李蓮花役はまさにハマり役！ 美しさはもちろん、内に秘めた孤独や痛み、それでも失わない優しさを繊細に演じきっていて、マジで痺れるぜ！ 李相夷時代の覇気と、李蓮花としての儚さ、このギャップがたまらねぇんだよ！

方多病（ほう・たへい） - 演：ツォン・シュンシー

こっちの若者は方多病！ 名家の坊っちゃんで、お坊ちゃんらしく（？）正義感に燃える熱血漢だ。子供の頃から伝説の剣神・李相夷に憧れてて、自分も立派な侠客になるのが夢。最初は、胡散臭い医者の李蓮花を「ニセ医者だ！」なんて疑って付きまとうんだけど、一緒に事件を解決していくうちに、そのとんでもない推理力と人間性に惹かれていくんだな。

世間知らずで、ちょっとお調子者なところもあるけど、根は真っ直ぐで、一度信じた相手にはとことんついていくイイ奴だ。李蓮花からは「坊ちゃん（少爺）」なんてからかわれながらも、持ち前の鋭い観察眼と行動力で、最高の相棒になっていく。医術の心得もあって、意外と頼りになるんだぜ？ この若者の成長っぷりも、見どころの一つだ！

演じるのはツォン・シュンシー。キラキラした瞳が印象的な若手俳優だな！ 李蓮花とのコミカルなやり取りや、真っ直ぐな熱演が光ってるぜ！

笛飛声（てき・ひせい） - 演：シャオ・シュンヤオ

そして、こいつが笛飛声！ 武林最強の一角、金鴛盟（きんえんめい）の盟主だ。武術の天才で、その強さは折り紙付き。人生の目標はただ一つ、「李相夷を倒すこと」。それ以外のことには、マジで興味ナシ！ 権力争い？ 知らねぇな。世間の常識？ どうでもいい。ただひたすらに、武の道を極め、最強のライバルとの決着を求める、孤高の武人なんだよ。

10年前の決戦で李相夷と共倒れになり、重傷を負って隠遁してたんだが、10年後、ひょっこり現れた李蓮花が、あの李相夷だと気づいちまう。そっからはもう大変！ 「おい、李相夷！ なんで隠れてる！ 俺と勝負しろ！」って、しつこく付きまとう（笑）。最初はただの宿敵だったはずが、李蓮花や方多病と奇妙な縁で結ばれ、共に陰謀に立ち向かうことになるんだ。不器用だけど、筋は通す。この男の生き様も、また武侠のロマンを感じさせてくれるぜ！

演じるのはシャオ・シュンヤオ。元アイドルグループ出身らしいが、このクールでミステリアスな雰囲気が、笛飛声にピッタリなんだ！ アクションもキレッキレだぜ！

他の重要人物たち

• 喬婉娩（きょう・えんばん） - 演：チェン・ドゥリン 李相夷のかつての許嫁で、江湖一の美女。李相夷が行方不明になった後、彼を救った兄弟子の肖紫衿と結ばれる。李蓮花として現れた元許嫁に心揺れるが…。切ない立ち位置のヒロインだな。
• 角麗譙（かく・れいしょう） - 演：ワン・ホールン 金鴛盟の妖艶な聖女。笛飛声を狂おしいほど愛しているが、彼が武術にしか興味がないため、その愛は歪んでいく。10年前の事件の黒幕の一人で、野心のために手段を選ばない、恐ろしい女だぜ…。
• 雲彼丘（うん・ひきゅう） - 演：ルー・ホン 李相夷の元部下で、「美諸葛」と呼ばれた男。角麗譙に惑わされ、李相夷を裏切って毒を盛った張本人。10年間、罪の意識に苛まれ続けている。
• 肖紫衿（しょう・しきん） - 演：ハー・ガン 李相夷の義兄弟だったが、嫉妬心から彼を疎ましく思っていた男。李相夷失踪後、喬婉娩と結ばれ、四顧門の門主となる。李蓮花の正体を知り、彼を陥れようとする、かなり狭量なヤツだ。
• 単孤刀（ぜん・ことう） - 演：ワン・ジウション 李蓮花の師兄。表向きは10年前に死んだことになっているが、実は生きていて、全ての陰謀の裏で糸を引く真の黒幕。