中国ドラマ「寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~」放送予定
放送予定
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第1話
2025年09月04日 20:00聡明で秀麗な姜雪寧(バイ・ルー)は、持てる全ての能力を使って皇帝すらも手玉に取り、民衆を欺き、自身の夢みた皇后の地位に居続けている。ある日、彼女の暮らす寧安宮で、逆賊による反乱が起こり、皇帝の師・謝危(ジャン・リンホー)の前で自害を余儀なくされる。宮殿の石床に倒れた雪寧が目を開くと、そこには懐かしい光景が広がっている。彼女は前世の記憶を持ったまま、4年前に戻ったのだった。彼女は過去の心残りや過ちを挽回するべく、一歩を踏み出す。
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第2話
2025年09月05日 20:00雪寧は、今世でも謝危が彼女の未来に大きな影響を与え得ると将来を案じている。雪寧の幼馴染で勇毅候・燕牧の息子、燕臨(ジョウ・ジュンウェイ)は、数ヶ月の内に冠礼(成人)の儀を迎える。彼は雪寧に心を寄せており、彼女を提灯祭りに誘う。だが前世において、雪寧は提灯祭りで皇帝の妹・沈芷衣(リウ・シエニン)に会ったことで、いらぬ誤解を招いていた。それを避けようと燕臨の申し出を断った雪寧は、尤家の主催する宴を訪ねるが、そこで芷衣に出会ってしまう。
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第3話
2025年09月08日 20:00尤家の宴の席、雪寧は皇帝の妹・芷衣に対して彼女の気にしている顔の傷について、前向きな考え方を披露し、芷衣に好感を持たれることになる。前世と今世の因果に翻弄される中、雪寧は燕臨を訪ねる。そこで彼女は突然、謝危を狙った逆賊に襲われ、刃物を突きつけられる。しかし、雪寧の持ち前の機転と謝危の周到な対策で、逆賊を退ける。騒ぎを聞きつけた燕臨が、雪寧の元に駆けつけて無事を確認する。そして二人は、気晴らしに提灯祭りに向かう。
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第4話
2025年09月09日 20:00兼ねてより宮廷は、皇帝の妹・芷衣の学友を募集していた。姜家でも雪寧の姉・雪蕙を推挙していたが、どういうわけか雪寧が候補として選ばれてしまう。皇帝の師、少師の職を務める謝危は、芷衣の師を兼務することを皇帝に直々に伝える。宮廷では雪寧や後の皇貴妃となる薛姝を含め、名家から集められた6名が、学友選定の試験を受けようとしている。前世の記憶と経験から、芷衣に近づくことを避けたい雪寧は、なんとかして不合格になろうと立ち回る。
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第5話
2025年09月10日 20:00いよいよ、選抜試験最後の科目が始まる。他の令嬢たちがどのような問題が出るか話し合う一方で、雪寧は、前世の記憶を元に試験課題の助言を彼女たちに授ける。自身は、不合格となる為の答案を提出するが、合格となってしまい愕然とする。結局全員合格となり、令嬢たちは朝廷一の高尚潔白な謝危に師事できることを喜ぶ。しかし雪寧は、宮廷と距離をおこうとする自らの意思とは逆に、前世と同じようになる現世に焦りを感じ、危険を承知で、謝危と直接話をすることにする。
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第6話
2025年09月11日 20:00燕臨は、共に武術の稽古を行う周寅之(ワン・ズーテン)を雪寧に紹介する為、ささやかな宴を開く。しかし周寅之を知る雪寧は、燕臨に近づくなと咎め、さらに周が燕家に近づく思惑をも言い当てる。周は、自分がやらずとも誰かが燕家を狙うので、どうすれば良いかを雪寧に相談する。彼女は、燕臨に全てを話せと伝える。そこに偶然、燕家を訪れた謝危を連れ、燕臨が席に戻ってくる。謝危の姿に動揺した雪寧は泥酔したふりをし、謝危の馬車で燕家を辞すが、二人の乗った馬車に一本の矢が射込まれる。
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第7話
2025年09月12日 20:00薛家が皇帝に秘密裏に行っていた漕運事業で事故が起こる。暴落していた絹の価格が急騰する中、謝危は従者たちにこの件を探らせる。一方、長公主・沈芷衣は雪寧を含めた学友たちと共に、薛太后に拝謁をしに寧安宮に向かう。漕運事故について皇帝より咎めを受けた、定国公・薛遠を案じる太后は、機嫌が悪く、芷衣の学友たちに冷たい振る舞いをする。そこに、皇帝より勅命を受けた宦官の手で献上品の玉如意が届けられる。しかし、その玉如意を見た薛太后は激昂する。
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第8話
2025年09月15日 20:00薛太后が怒りをあらわにした玉如意には、宮中で禁忌とされる、“忠魂三百”の文字があった。この言葉には薛家のみならず、都中を恐怖に陥れた20年前の悲しい事件が隠されていた。沈芷衣は、憤懣遣る方無い太后に付き添い、講義を休むことにする。雪寧は学友たちと共に、謝危による琴の講義を受けているが、どうにも上手く弾くことができず、講義後個別に指導を受けることになる。雪寧が琴を教わる中、部屋に一匹の白描が迷い込む。謝危は猫を見ると穏やかな態度を豹変させ、雪寧を部屋から退室させる。
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第9話
2025年09月16日 20:00燕臨は、燕家と薛家との争いが水面下で活発になって以来、盟友の臨孜王・沈玠(ジョウ ・ダーウェイ)や雪寧に対してさえも、人が変わったように距離を置くようになる。ある晩燕臨は、闇夜に馬を駆る定国公・薛遠を見つけて後をつける。そして薛家が、秘密裏に私兵を増強している事実を知る。一方長公主・沈芷衣は、教鞭をとる王久の旧態依然とした講義内容に反発し、それをかばった雪寧が、折檻を受けてしまう。その講義を否定する謝危は、王久にひと泡吹かせるため、雪寧とともに一計を案じる。
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第10話
2025年09月17日 20:00薛家の企てた謀略を突きとめた勇毅侯・燕牧は、皇帝に顛末を知らせる道すがら、闇夜から射られた毒矢に倒れる。一刻も早く医師が必要な状態となるが、都では興武衛が戒厳令を敷き、人の往来を禁じており、医師といえども外に出られない。そして宮廷では、雪寧ら学友たちが寝起きする仰止斎に、逆党一掃のため、皇太后の命による一斉手入れが始まる。すると、雪寧の部屋から、逆党と通じる手紙が見つかり、雪寧は取り押さえられる。身の潔白を証明するため雪寧は、皇太后に直訴するため、泰安殿へと向かう。
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第11話
2025年09月18日 20:00皇太后直々の尋問を受ける雪寧。そこに、法を司る刑部より張遮が呼ばれ、本格的な検分が始まる。夜通し続いた裁きが終わり、雪寧の嫌疑が晴れる。張遮は、雪寧が前世で耐え難い苦痛を与えた人物だったが、過ちを正すと決めた今世では、彼女は、彼と真摯に向き合うことを決意する。沈芷衣は、お気に入りの雪寧が嵌められた今回の一件は、宮中での後ろ盾が彼女にないことが一因だと指摘し、いつでも自分を頼れと伝える。雪寧は芷衣との会話の中で、濡れ衣事件の原因と本当の黒幕に勘づく。
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第12話
2025年09月19日 20:00雪寧と学友たちは、帰省して各々の家に戻る。姜家夫人・孟氏は、雪寧が嫌疑をかけられた一件について、娘を大いに心配しているが、いざ面と向かうとつい厳しくしてしまう。一方、雪寧は父とともに今回の事件の背景について、冷静に語り合い、窮地にある燕臨と燕家を手助けしたいと父に申し出る。ある晩、定国公・薛遠の元に燕家と逆党のつながりを示す矢文が届けられる。これにより、皇帝は燕家に禁足を言い渡し、燕臨たちは興武衛の軟禁下に置かれてしまう。それを憂いた雪寧は、燕家を助けになろうと金策のため、商才ある尤芳吟を呼ぶ。
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第13話
2025年09月22日 20:00尤家の庶女・芳吟は、雪寧からの指示で塩商人に投資を始める。芳吟を虐げてきた尤家の嫡女・月は、芳吟の行動を訝しがり、彼女の部屋から大量の銀子を見つける。一層怪しむ尤月は、芳吟を貶める行動に出る。そして、これが大きな騒ぎとなり、仕舞には騒ぎを起こした張本人として、尤月と芳吟は興武衛に取り押さえられてしまう。しかし、この騒ぎは雪寧が画策したもので、辛い生活を強いられている芳吟を尤家から救い出し、興武衛の管理する牢獄で匿われて暮らしながら、存分に商売を行うための計略だった。
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第14話
2025年09月23日 20:00帰省が開けて宮中に戻った雪寧は、長公主・沈芷衣に姉・雪蕙を新たな学友にしてもらえるよう頼む。芷衣の学友として入宮した日、雪蕙は薛姝と投壺に興じる臨孜王・沈玠に偶然会う。お互い密かに惹かれ合う雪蕙と沈玠だったが、皇太后の政治的思惑から沈玠の妃となるよう言われており、自らも沈玠を慕う薛姝は面白くない。一方、朝廷では逆賊追求についての争議が繰り返されており、それに伴って禁足中の勇毅候府・燕家の長男、燕臨の冠礼の儀の扱いについても議論されるが、予定通り執り行われることが決まる。
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第15話
2025年09月24日 20:00皇帝より直々に反逆者の捜査を任されている張遮は、刑部尚書として朝廷に戻った顧春芳とともに、燕家、薛家、それ以外の誰が平南王に繋がっているのかを突き止めることを決意する。勇毅候・燕牧は謝危を招き、燕臨の冠礼の儀の賛冠役を勤めて欲しいと頼み、謝危はそれを快く受け入れる。燕臨の冠礼に向けて各々が準備を進める中、雪寧は冠礼の贈り物として、二月前から注文していた隕鉄の剣を受け取りに芷衣と共に鍛冶屋に向かう。この剣は、何年も前に雪寧が燕臨と交わした約束の剣だった。
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第16話
2025年09月25日 20:00いよいよ、燕臨の冠礼の儀が始まる。雪寧の前世では、この冠礼は血塗られたものとなっていた。それを避けるため、雪寧は注意深く周りに気を配る。燕家を陥れることに躍起の薛遠も、この日の為に周到な計画を練っていた。そして、燕家の通州にある軍営が蜂起して都に向かっているという情報を受け、薛遠は皇帝の聖詣とともに儀式が執り行われている勇毅候府に乗り込んでくる。一時は、張遮の機転によって危機を脱したようかに見えたが、薛遠が剣を抜き、父を庇おうと燕臨が出した手が聖詣にあたり、地面に落ちる。燕臨は、聖詣に逆らう大罪を犯してしまう。
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第17話
2025年09月26日 20:00薛遠により投獄されてしまった燕牧と燕臨。薛遠は興武衛を使い、勇毅候府で燕家の公印や逆賊とのつながりの証拠を探している。皇帝・沈琅の元には、朝廷内から薛遠の燕家の処遇に対する多くの上奏が寄せられている。宮廷では皇太后の元に、病弱な沈琅の妃・秦貴妃が懐妊したという知らせが届く。気の合う薛姝の子を次の皇太子としたい皇太后は、薛姝と共謀して懐妊をなかったことにしようと企む。そして皇太后の招待で花見の会が開かれ、泰安殿に妃たちや、長公主・沈芷衣、そして雪寧たち学友たちが集められる。
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第18話
2025年09月29日 20:00勇毅候・燕牧の洞察と謝危の機転により、燕家の公印は皇帝に手渡され、燕家の皇帝への忠誠は証明される。しかし、聖旨に背いた罪は免れないとして、燕牧と燕臨は璜州への流刑に処されることになる。一方、懐妊した秦貴妃を転ばせてしまった姚惜も、学友の任を解かれ皇宮から離れる。都には雪が降り、年末には燕臨たちの刑が執行されるという。謝危の体には、雪の影響で離魂病の症状が再発している。雪夜の晩、謝危の元に公儀丞が訪ねて来て、謝危は太子の少師ではなく、平南王の度鈞山人だと強く嗜める。
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第19話
2025年09月30日 20:00都には打倒朝廷を目論む平南王の手の者たちが、皇帝や謝危の想定以上に多く潜んでいる。そして、平南王が勇毅候・燕牧に対して送った文の半分をめぐり、燕家を救おうと奔放する雪寧と逆賊の間で、火種がくすぶり始める。逆賊たちは矢文を使って定国公に文の半分を届けていたが、その文が結果的に燕家流罪の原因となっていた。そして、文の残り半分がまた定国公の手に渡れば、燕家にとっては致命的になる。どうしてもそれを阻止したい雪寧は、文を逆賊から買い取ることに決め、金策に走る。