【あらすじ・ネタバレ】『古相思曲』はなぜ神作？時が逆流する切なすぎる愛と"妖后"の真実

中国ドラマ『古相思曲（こそうしきょく） ～君想う、千年の調べ～』基本情報とあらすじと見どころ

ねぇねぇ、すごいドラマ見つけちゃった！😭💖 中国の大手レビューサイトDoubanで2023年時代劇No.1の高評価（8.6点！）を獲得した『古相思曲（こそうしきょく） ～君想う、千年の調べ～』って知ってる？ 全14話と短いんだけど、中身がぎゅーっと詰まってて、もう、切なくて美しくて…胸がいっぱいになっちゃうの！✨ 早速、この魅力あふれるドラマの世界を覗いてみましょう！

ドラマ情報

まずは基本情報をチェック！✅

時が、二人を引き裂くように流れていく――切なすぎる逆行ラブストーリー

舞台は、歴史の片隅に追いやられた激動の王朝・晟（せい）国。皇帝は幼く、権力者・李擁（りよう）が好き放題。国はまさに風前の灯火…！ そんな乱世に、のちに「妖后（ようごう）」と呼ばれることになる一人の女性、陸鳶（りくえん／演：ジャン・ヤーチン）がいました。彼女は宮廷を取り仕切る家の娘として生まれ、権力者・李擁に育てられたけれど、その運命は権力争いの渦の中へ…。美しくも、どこか影のある彼女が、どうして「妖后」なんて呼ばれることになったのか…気になりますよね🥺

一方、現代。歴史小説家として晟国の物語『南晟遺事』を書いた沈不言（しんふげん／演：グオ・ジアナン）。彼は史実を重んじる真面目な作家さんなんだけど、資料が少なくて続編執筆に悩んでいました。「もっと自由に書いてよ！」って編集者と口論になって、興奮して鼻血を出したら…なんと、時空を超えて晟国の宮廷にタイムスリップしちゃったの！😳

彼が最初に降り立ったのは、元啓（げんけい）十五年。そこで出会ったのは、深紅の衣をまとった陸鳶。まさに、彼が小説で描いた「妖后」その人でした。でも、彼女は彼が知る「悪女」とは違うみたい…？ 彼女はちょうど、李擁が外敵と手を組んで起こした反乱に立ち向かっている最中だったのです。沈不言は歴史を変えようと必死になるけれど、目の前で陸鳶は彼を庇って矢に射られ、楼閣から落ちてしまう…。そして、彼が持っていた玉佩（ぎょくはい）も砕け散って…。この時、彼は気づくんです。自分が書いた物語が、彼女の悲しい結末を予言していたことに…😭

このドラマがユニークなのは、ここから！ 沈不言のタイムスリップは、過去へ過去へと遡っていく「逆行」型なんです。

• 次に彼が飛んだのは、彼女が36歳の時。まだ宮廷を掌握しているけど、沈不言のことは全く知らない、どこか冷たい彼女。
• その次は26歳の彼女。箜篌（くご）という楽器の音色に暗号を乗せて密かに情報を伝える、聡明な彼女に出会う。この頃から、彼女も運命のループに気づき始めるの。
• さらに遡って、元啓元年。18歳の、まだ何の色にも染まっていない純粋な陸鳶と、南夢湖（なんむこ）のほとりで出会う。二人は短いけれど、かけがえのない時間を過ごすことに…💖 ここ、本当に美しいシーンなのよ！
• そして最後は、まだ6歳の幼い陸鳶。彼は未来を知る者として、彼女の心に小さな希望の種を蒔くのです。

ね、切なくないですか？ 沈不言にとっては、会うたびに若返っていく、自分を知らない彼女。そして陸鳶にとっては、人生の節目節目に現れては消える、未来から来た不思議な男性。

• 初めて会った時は、命の恩人。
• 次に会った時は、進むべき道を示してくれる師。
• そして何度も出会いを繰り返すうちに、彼が自分の人生にとってどれほど大切な存在かを知っていく…。

二人の時間は、完全に逆向きに流れているんです。彼が未来の彼女を知っているからこそ取る行動が、皮肉にも彼女を歴史通りの「妖后」へと導いてしまう…。例えば、彼が若き日に助けた彼女の弟が、後に政争に巻き込まれてしまうきっかけになったり。彼が教えた箜篌の暗号が、十年後に彼女が権力者と戦う武器になったり。

「歴史を変えたい」と願う沈不言の行動が、すべて彼女の運命の伏線になっていくなんて…！😭 彼が最初に着ていたサイズぴったりの白い服は、実は18歳の彼女が彼のために縫ってくれたものだったり、彼女が21歳の時に埋めた想いを込めた札を、彼が発見するのは彼女が41歳の時だったり…。散りばめられた伏線が、時空を超えて繋がった時、もう涙腺崩壊です…！

"妖后"と呼ばれた彼女の、本当の想い

この物語の核心は、やっぱり陸鳶という女性。彼女は「妖后」として歴史に汚名を刻まれているけれど、その裏では、乱れた朝廷を正し、幼い皇帝を守るために、たった一人で戦っていたんです。本当は、沈不言と静かに暮らしたいと願っていたのに、国のため、民のために、その想いを封じ込めて、最も険しい道を選んだ…。その強さ、賢さ、そして内に秘めた切ない想いが、ジャン・ヤーチンさんの繊細な演技でひしひしと伝わってきて、もう応援せずにはいられない！😭✨

最初は歴史の傍観者だった沈不言も、彼女と出会い、時を遡る中で、ただ歴史を変えようとするのではなく、彼女の選択を理解し、その真実を守ろうとするまでに成長していきます。彼の変化も、本当に胸を打つのです。

低予算なのに、このクオリティ！✨

このドラマ、実は低予算のウェブドラマなんだって！ でも、それを感じさせない工夫がいっぱい！ 詩経の引用が効果的に使われていたり、箜篌の音色や割れた玉佩が象徴的に描かれていたり。オープニング映像は物語が進むにつれて玉佩が完成していくし、エンディングのクレジットは逆さまに流れて、時間の逆流を表現してるの！ 細かいところまで凝っていて、制作陣の愛を感じますよね💖 監督の映像センスも抜群で、水墨画のような南夢湖の風景とか、スローモーションの使い方とか、東洋的な美しさが画面いっぱいに広がっていて、うっとりしちゃう…🥰

もちろん、李擁が悪に染まった理由がちょっと急だったり、皇帝の描写が少なかったり、気になる点が全くないわけではないけれど、そんなの気にならないくらい、ストーリーと二人の関係性に引き込まれます！

歴史の記録では冷たく語られる「妖后」も、本当は愛する人と生きたいと願う一人の女性だったんだって、このドラマは教えてくれます。歴史の行間に隠された、名もなき人々の想いや涙を感じさせてくれる、深くて美しい物語なんです。

沈不言が最後に、欠けた玉佩を元の形に戻して彼女に渡す時、時空のループは静かに閉じる…。歴史は変えられなかったかもしれない。でも、彼の存在は確かに彼女の心に残り、未来（過去？）の小さな彼女へと繋がっていく…。運命と自由意志が交差する、切なくて、でもどこか温かい余韻が残る、最高のドラマです！😭💖

ぜひ、この時を超える切ない愛の物語を、あなたの目で見届けてくださいね！

中国ドラマ『古相思曲（こそうしきょく） ～君想う、千年の調べ～』相関図