中国ドラマ放送予定

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中国ドラマ「大唐狄公案 神探、王朝の謎を斬る」放送予定

大唐狄公案 神探、王朝の謎を斬る

放送予定

  • 第1話

    2025-08-03 21:00~22:00 | 2025-08-13 13:00~14:00

    とある客桟で起こった、盗難事件絡みの騒動。それを鮮やかに解決したのは、一見のほほんとした男・狄仁傑(てき・じんけつ)だった。西域から長安へと舞い戻ったばかりの彼は、旧友の賀大荊(が・だいけい)と再会。だが、この出会いも次なる騒動を巻き起こすのだった。その頃、武(ぶ)皇后が愛する梧桐(あおぎり)の木が落雷によって燃え、都はこの話題で持ちきりに。そして、この出来事が前兆であったかのように、長安に凶事が…。

  • 第2話

    2025-08-14 13:00~14:00

    無残に燃え落ちた鞠水楼。狄仁傑(てき・じんけつ)は、賀大荊(が・だいけい)を含む9人が命を落とした猛火の中で九死に一生を得るが、放火犯と疑われて捕らえられてしまう。恩師である大学士・魏無疾(ぎ・ぶしつ)の執り成しによって最悪の事態は避けられたものの、狄仁傑は10日以内に事件の真相を突き止めると宣言するのだった。捜査に乗り出した彼は、被害者の中で唯一窒息死した妓女・雅馨(がけい)の存在に着目し…。

  • 第3話

    2025-08-15 13:00~14:00

    またしても起きた落雷による火災で、4人が犠牲に。一連の事件と羽林軍の関係を調べるため、案牘(あんとく)庫で公文書を漁る狄仁傑(てき・じんけつ)たち。洋州刺史・陳諸良(ちん・しょりょう)の死と羽林軍のつながりを発見した狄仁傑には、おぼろげながら事件の構図が見え始めていた。やがて、魏無疾(ぎ・ぶしつ)のもとを訪ねた彼は、下手人を皇后の侍衛・康執宜(こう・しつぎ)であると名指しし、己の見立てを語るのだが…。

  • 第4話

    2025-08-18 13:00~14:00

    反皇后派の急先鋒にして朝廷の重臣である長孫卿(ちょうそん・けい)を敵に回し、狄仁傑(てき・じんけつ)は窮地に。予想される相手の襲撃に対して仲間たちと備えを講じていた最中、彼は喬泰(きょう・たい)との会話のなかで、ある証拠についての真実に思い当たるのだった。その夜、賀大荊(が・だいけい)の位牌の前には、酒壺を手にした狄仁傑の姿があった。「1杯付き合ってくれ」。亡き友に語りかけ、酒をあおろうとしたその時…。

  • 第5話

    2025-08-19 13:00~14:00

    蓬莱(ほうらい)県の県令として任地に向かう途中で、狄仁傑(てき・じんけつ)一行は男の死体を発見する。着任前に事件を呼び寄せた新任県令が蓬莱城に到着したのは夜のこと。到着したばかりの彼らを待ち受けていたのは、詩人として名高い滕坎(とう・かん)であった。歓迎の宴に招待された狄仁傑は、その席上で蓬莱一の歌妓・曹安(そう・あん)と出会う。そして、酔客が話していた“漆の四季屏風”についての噂を耳にし…。

  • 第6話

    2025-08-20 13:00~14:00

    滕(とう)府で起きた血の惨劇――その下手人は気の病を抱えた滕坎(とう・かん)なのか。本人は「私を死罪に」と懇願するが、狄仁傑(てき・じんけつ)は判断を保留し、捜査を続行するのだった。被害者である滕坎の妻・銀蓮(ぎんれん)の遺体に付着した粉末や、屋外の足跡という手がかりはあるものの、狄仁傑の前には屏風の絵が突然不吉な絵に変化したという奇怪な謎が立ちはだかる。彼は四季屏風について、滕坎に尋ねるが…。

  • 第7話

    2025-08-21 13:00~14:00

    病死し、埋葬されたはずの李翰(り・かん)は生きていた。覆面の男に裏金をつかまされて李翰を逃がしたと、守衛が証言したのだ。銀蓮(ぎんれん)殺しの下手人は李翰なのか? 「銀蓮夫人の真の姿が、暴かれる時が来たようだ」――事件が新たな局面を迎えつつあることを感じた狄仁傑(てき・じんけつ)は、そうつぶやくのだった。そんななか、不仲だと言われていた姉・頼二(らいじ)のもとを、銀蓮が度々訪ねていたという情報が…。

  • 第8話

    2025-08-22 13:00~14:00

    滕坎(とう・かん)を検視室に招いた狄仁傑(てき・じんけつ)は、「夫人の遺体を見て、妙なことに気づかないか?」と問いかける。そして、狄仁傑はある事実を明かすと、明朝蓬莱を去る滕坎を見送りに行くと告げ、彼を屋敷へ帰らせるのだった。あくる日、狄仁傑は約束どおり滕府へ。出迎えた主に対し、彼は開口一番“呪いの四季屏風”について尋ねた。燃やすつもりだと答える滕坎。すると狄仁傑は、突拍子もないことを口にし…。

  • 第9話

    2025-08-25 13:00~14:00

    軍刀や伏遠弩が密輸されている――狄仁傑(てき・じんけつ)の発言は、宴の雰囲気を凍り付かせた。劉(りゅう)中使に対し、密輸を手引きしたとされる仲買人との関係が疑われる顧孟彬(こ・もうひん)を、直接尋問したいと申し出る狄仁傑。しかし、喬泰(きょう・たい)と馬栄(ば・えい)が起こした騒動で、この請願もうやむやになってしまうのだった。その直後、狄仁傑に近づいた劉中使は、皇后からの密旨をそっと手渡し…。

  • 第10話

    2025-08-26 13:00~14:00

    黄金の行方を探るため海へ出た狄仁傑(てき・じんけつ)たち。しかし、彼らの乗る船は激しい嵐に遭って帆柱が折れたうえに、何者かによって舵が壊され、漂流してしまう。そんな非常事態のなかにあって、狄仁傑は“王立徳(おう・りつとく)の海図にかけているもの”について考えを巡らせるのだった。やがて、深い霧と夜の闇が船を包んだ。霧が晴れた時、船上の人々が目にしたのは、絞め殺された市舶使・易潘(えき・はん)の死体だった…。

  • 第11話

    2025-08-27 13:00~14:00

    牢を脱出した金桑(きん・そう)が侯愈(こう・ゆ)を人質に取り、玉素(ぎょくそ)の引き渡しを要求。時を同じくして、黒焔(こくえん)の奇襲が始まった。大混乱に陥った船の上で羽林軍を指揮し、黒焔に応戦する狄仁傑(てき・じんけつ)。だが、玉素は金桑の手に渡り、兵たちの奮闘も空しく、敵に乗船を許してしまう。その時、黒焔の首領と思しき仮面の男の声が響いた。「狄仁傑。よくぞ黄金の謎を暴き、ここへ導いてくれた」…。

  • 第12話

    2025-08-28 13:00~14:00

    切り立った崖のような岩壁に挟まれた海底谷の底に、友は黄金と眠っている。見事、《黄金の密謀》事件を解決した狄仁傑(てき・じんけつ)だったが、その余韻に浸るには、あまりに苦い幕切れであった。一方、絶体絶命の航海を乗り切ったことで、彼と曹安(そう・あん)の仲は深まったようにも見えるのだが――。そんななか、質屋を巡る事件が発生。その捜査にも着手しないうちに、死体を見つけたという報告が新たに舞い込み…。

  • 第13話

    2025-08-29 13:00~14:00

    望楼の近くで見つかった死体は、第8兵営の長たる李(り)校尉の命令により、現場から移動されていたばかりか、すでに焼かれていた。狄仁傑(てき・じんけつ)は、彼の傍若無人な行いに憤りながらも、そこに何らかの意図を感じずにはいられなかった。県衙へ戻り、洪亮(こう・りょう)と共に焼け焦げた遺体を検める狄仁傑。そこで彼は、致命傷は背中にある傷であること、2つの刺し傷が形状も深さも違っていることに気づくのだった…。

  • 第14話

    2025-09-01 13:00~14:00

    狄仁傑(てき・じんけつ)は、第8兵営の4人の兵士たちの動きと、兵営内の金と物の流れを探らせていた。その一方で、自身は望楼へ。どうにかして鶯児(おうじ)が事件当夜に見たものを聞き出そうと試みる狄仁傑だったが、彼女はまるで空を飛ぼうとするかのように望楼から身を投げてしまうのだった。そこへ駆けつけた第8兵営の兵士たちは、狄仁傑に助けを求める。李(り)校尉が、例の4人の処刑を始めようとしているというのだ…。

  • 第15話

    2025-09-02 13:00~14:00

    店は人手に渡ったのに、なぜ帳簿を取っておくのか――。狄仁傑(てき・じんけつ)は林(りん)番頭に尋ねた。だが彼はそれに答えようとはせず、憑かれたように鐘記(しょうき)質店で働いた日々の思い出を語るのだった。自身の推理を口にし、店主の鐘ホウ(しょう・ほう)を殺したのは林だと断じる狄仁傑。当然、林は認めるはずもない。彼が下手人なのだとしたら、その動機は? そして、死体に残された傷跡の謎は解明できるのだろうか…。

  • 第16話

    2025-09-03 13:00~14:00

    砂漠に囲まれた蘭坊(らんぼう)へと赴任した狄仁傑(てき・じんけつ)一行。乱立する幇が力で民をねじ伏せる、まるで無法地帯のような町の様子を目にして、彼らは一様に眉をひそめる。しかも、彼らの“家”となる県衙は火事で焼け落ち、真っ黒な瓦礫の山と化していた。仕方なく紅亭子という妓楼に宿を取ることにした狄仁傑は、そこの女将・碧玉(へきぎょく)から、町の情報を得ることに。すると彼女の口から黒焔(こくえん)の名が…。

  • 第17話

    2025-09-04 13:00~14:00

    蘭坊(らんぼう)に法を根づかせたい――強い思いを胸に奮闘する狄仁傑(てき・じんけつ)だったが、民の理解を得ることは容易ではなかった。そんななか、奇怪な死を遂げた李陶(り・とう)の検視が行われた。狄仁傑は、死体の首筋に残された赤い斑点に注目し、毒針を刺した痕ではないかと疑うのだった。一方、県衙で書類の整理を行っていた曹安(そう・あん)は黒焔(こくえん)についての記録を紐解くうちに、ある事実に気づき…。

  • 第18話

    2025-09-05 13:00~14:00

    金をもらって恨みを晴らす“殺しの代行”はやめろと迫る狄仁傑(てき・じんけつ)。しかし、玄虎幇の幇主・銭コウ(せん・こう)は不敵にも「俺に狙われた奴は、必ず死ぬ」と言い残し、立ち去るのだった。そんななか、銭コウたちの標的となっていると目される妓女・秋月(しゅうげつ)が姿を消す。李陶(り・とう)を殺したのは秋月なのか、それとも――。捜索に乗り出した狄仁傑は、紅柳村で秋月の簪を発見するが、同時に奇妙な違和感を覚え…。

  • 第19話

    2025-09-08 13:00~14:00

    銀鉱の鉱主である韓詠南(かん・えいなん)が、幼い少女・趙望蕊(ちょう・ぼうずい)に乱暴したとして訴えられた。当の韓詠南は、傍若無人な態度で罪を否認。そればかりか、被害者の母・金(きん)氏までをも貶める言動を繰り返すのだった。狄仁傑(てき・じんけつ)は苦々しい思いで証言に耳を傾けていたが、証拠が十分でない以上、彼を罪に問うことはできない。趙望蕊の兄・望東(ぼうとう)はこの結果に激昂し、韓詠南に斬りかかるが…。

  • 第20話

    2025-09-09 13:00~14:00

    六里(りくり)駅で盗賊の襲撃に遭った狄仁傑(てき・じんけつ)と馬栄(ば・えい)は、ずば抜けた弓の腕前を誇る謎めいた男の助力もあって、事なきを得た。男の名は、チョウ小官(ちょう・しょうかん)――果たして彼は、敵か味方か。2人の行く先々に姿を現すうち、いつの間にか行動を共にし始めたチョウ小官。韓詠南(かん・えいなん)の行方を追う狄仁傑と馬栄は、そんな彼を伴って唐(とう)国の最西端・鎮西堡(ちんせいほう)へ…。

  • 第21話

    2025-09-10 13:00~14:00

    法か、情か――。多くの命が失われ、裁かれるべき者すら命を落とした鎮西堡(ちんせいほう)で、狄仁傑(てき・じんけつ)はある決断を下す。馬栄(ば・えい)と喬泰(きょう・たい)には、その寂しそうな背中を見送ることしかできなかった。その直後、蘭坊(らんぼう)の町へと戻った狄仁傑は、以前顔を合わせたことがある異国の者と話すうちに、韓詠南(かん・えいなん)失踪事件の真相解明に繋がるひらめきを得るのだった…。

  • 第22話

    2025-09-11 13:00~14:00

    黒焔(こくえん)の首領と幇の頭目たちが、新月の夜に森で会合を――青龍幇の陳霄雲(ちん・しょううん)から、そんな証言を得て、目の色を変える馬栄(ば・えい)。折しも、明日は新月の夜だ。しかし狄仁傑(てき・じんけつ)は、真偽不明で曖昧な情報だと一蹴する。次の夜、諦めきれない馬栄は、密かに陳霄雲を連れ出し、蘭坊(らんぼう)郊外の森へ。そこで彼女たちを待ち受けていたのは、木の枝に吊るされた幾つもの死体と…。

  • 第23話

    2025-09-12 13:00~14:00

    医師の林(りん)と正体を偽り、青川(せいせん)の青鳥客桟に宿を取った狄仁傑(てき・じんけつ)。彼はそこで、行商人だと名乗るどこか底知れぬ人物・朗劉(ろう・りゅう)と出会う。そして、こうした成り行きになったのは、あのつかみどころのない老人――葫蘆(ころ)先生――の企みゆえであったかのように、狄仁傑には思えてくるのだった。そんななか、彼は客桟の小屋の中で、おびただしい量の血痕を見つけるのだが…。

  • 第24話

    2025-09-15 13:00~14:00

    小薇(しょうび)から、客と駆け落ちしたという母親の話を聞くうちに、狄仁傑(てき・じんけつ)の頭の中には、ある考えが形作られていった。隠していた正体を明かし、客桟の主・韋晟(い・せい)の昨夜の行動を改めて問い質す狄仁傑。客桟の2階には、2人の様子を見つめる朗劉(ろう・りゅう)たちの姿が。それを知ってか知らずか、激しい口調で韋晟を詰問していた狄仁傑だったが、一転して今度は小薇の母親についての推理を語り始め…。

  • 第25話

    2025-09-16 13:00~14:00

    真の敵、黒焔(こくえん)の首領を成敗するまで、平穏な世は訪れない――。青川(せいせん)での事件を解決し、蘭坊(らんぼう)へと戻った狄仁傑(てき・じんけつ)は、思いを新たにしていた。そんななか、日取りこそ決まってはいないものの婚礼を間近に控えた狄仁傑と曹安(そう・あん)は、夜の街へ。しかし、そこでまたしても事件が。天灯を飛ばす人々でにぎわう広場に近づいてきた、馭者のいない馬車。その荷台には…。

  • 第26話

    2025-09-17 13:00~14:00

    立て続けに起こった、3つの恐ろしい事件。妓楼で死んだ龍三(りゅう・さん)が店主を務めていた龍記(りゅうき)肉舗を訪れた狄仁傑(てき・じんけつ)たちは、無造作に置かれた2つの心臓を見つける。恐らく、第一の事件の被害者である陳(ちん)夫妻のものだろう。3つの事件が同一人物の犯行であると見て捜査を進める狄仁傑の前に、数年前に行方不明となった染物店の娘・蕭純玉(しょう・じゅんぎょく)という存在が浮かび上がり…。

  • 第27話

    2025-09-18 13:00~14:00

    薬による眠りから覚めた曹安(そう・あん)の視界に飛び込んできたのは、黒い仮面の男と、血だまりの中に倒れた男の脚だった――。そこから遡ること3刻前、林藩(りん・はん)への容疑を強め、蕭純玉(しょう・じゅんぎょく)失踪事件を洗い直していた狄仁傑(てき・じんけつ)たちは、彼女の嫁ぎ先・朗(ろう)家のある桐康(とうこう)村を訪ねることに。だが、彼らがそこで目にしたのは、予想もしていなかった地獄絵図のような惨状で…。

  • 第28話

    2025-09-19 13:00~14:00

    「黒焔(こくえん)は、お前の…」。洪亮(こう・りょう)が口にしたのは、意外で残酷な言葉だった。さらに語られる、知られざる事実。それでも黒焔を討つべきか、討てるのか――狄仁傑(てき・じんけつ)は非情な選択を迫られるのだった。一方、黒焔が張り出した告示によって巻き起こった混乱で、蘭坊(らんぼう)は無法地帯と化しつつあった。しかも、5日の期限を待たずに、黒焔の成員となることを拒んでいた2人の民が殺され…。

  • 第29話

    2025-09-22 13:00~14:00

    林藩(りん・はん)に案内され、楚磊(そ・らい)のもとへと向かう狄仁傑(てき・じんけつ)。夜の砂漠には、他に人影もない。その道すがら、狄仁傑は楚磊の人物像について話し始める。反抗的で残忍――それは、かつて林藩が語ったとおりだったが、大きく違っていることが2つあった。彼がそんな人間になった原因を作ったのは、同じ軍営の兵士たちではなく黒焔(こくえん)であること。そして林藩こそが楚磊、すなわち…。

  • 第30話

    2025-09-23 13:00~14:00

    水を1杯汲めば願いが叶うという泉を目指し、蘭坊を発った狄仁傑(てき・じんけつ)と曹安(そう・あん)。山道を進むにつれて次第に天気が悪くなり、9月だというのに雪まで降り出した。やがて、立ち往生している牛車を見かけ、狄仁傑は力を貸すことに。だが、その最中、うっかり負った傷から毒が入り、彼は人事不省の状況に陥ってしまうのだった。運よく朝雲(ちょううん)書館に辿り着いた曹安は助けを求めるが…。

  • 第31話

    2025-09-24 13:00~14:00

    狄仁傑(てき・じんけつ)の看病をしながらも、曹安(そう・あん)の意識は、身投げをした周礼(しゅう・れい)のことへと向いていく。館内で誰かを捜している学生たちの姿を目にし、落ち着かない心持ちになっていた彼女を、さらに不安にさせる出来事が。瞑想中の崔(さい)先生に手渡してもらったはずの沈香(じんこう)が、部屋の前に置かれていたのだ。意を決して館内の捜索に乗り出した曹安は、地下へと続く扉を発見し…。

  • 第32話

    2025-09-25 13:00~14:00

    真夜中、再び昏睡状態となった狄仁傑(てき・じんけつ)の身が危ないと考えた曹安(そう・あん)は、今すぐに書館を発つことを決断する。吹雪の中を行くのは危険だと李ビョウ(り・びょう)は引き止めるが、彼女の心は変わらなかった――。どれだけの時間が経ったのか、洞窟の中で意識を取り戻した狄仁傑の目に飛び込んできたのは、喬泰(きょう・たい)と馬栄(ば・えい)の心配顔だった。曹安は書き置きを残して姿を消しており…。