2025年5月 中国ドラマ放送予定 (地上波/BS)
日付順に放送情報を掲載しています


シューイーの書いたイー・ヤンに関する記事を見て、シー・イエンは彼女の気持ちが自分にないと思い込む。シーユエには退職を迫り、独占取材も拒否、挙句シューイーのSNSまでブロックし、彼女に繋がるすべてを切ろうとするシー・イエンだったが、一方で銘豫雲創の古参の役員から解任を迫られていた。

嫪毐は身の危険を感じて嬴政の暗殺を企てるも失敗に終わる。魏と連携して秦の王座を狙う嬴虞に利用されていることに気づかぬまま、太后を後ろ盾に叛乱の準備を急ぐ嫪毐だったが、その頃すでに李斯と嬴政はすべてを把握し対策を講じていた。

李斯に説得された斉王は、秦との交易に秦篆を採用することに同意したが、他の5国は依然として秦に対抗するための合従策を探り続ける。韓非は趙に、秦で失脚した呂不韋を丞相として迎えるよう進言するが、秦王の天下統一を夢見る呂不韋は趙の招きに応じなかった。

就任祝いの仁賓宴に参加できなかった李薇は、気にかけてくれる尹崢にも素直になれず、少し頭を冷やしたいと言って距離を置く。その一方で、元英、董海棠、上官セイらと共同で店舗を借りることに成功し、李薇は、九川の美食を堪能できる料理店“九川美食薈”の開店を目指して準備を進めていた。また節気の女子たちに逃げられた三少主・尹岸は、一人酒を飲みながら憂さ晴らしをしていたが、女たちが店を出すいう噂を耳にし、あることを企む。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




鳳梧は外出した際に襲撃され、肺に銃弾を浴びて入院する。一方、敵国の密偵を捜している汪剣池は、外交部の傅司長が愛人の蘇茵を囲っている屋敷に目を付ける。傅は愛人宅の料理人から唐鳳梧死亡の情報を得るが、蘇茵は複雑な心境を隠せない。その晩、傅が仲間たちと祝杯をあげていると、汪剣池と共に思わぬ人物が乱入してくる。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

石達春(シー・ダーチュン)が自分との面会を望んでいると聞き、商易之(シャン・イージー)は早速、彼を訪ねた。事前に考えていた豫州奪還のための策を話す達春。だが、それを実行するには解決せねばならない問題が多く、再考すべきであることは明白だった。一方その頃、阿麦(アマイ)は、陳起(チェン・チー)や常鈺青(チャン・ユーチン)のいる城守府にいた。この間に、陳起の殺害を試みた刺客として殺されかけるも鈺青の機転で命拾いする阿麦。そんななか彼女を助けようと屋敷を訪れる者が…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

坊門城楼から鳴る太鼓の音に、人々の視線が集まる。そこには李四郎と徐賓の姿があった。
レイ・ジャーイン,イー・ヤンチェンシー,ジョウ・イーウェイ,ワン・ホールン,レイザ

銭(せん)氏が自分の生母なのかと皇太后を問い詰めた乾隆(けんりゅう)帝は、皇太后の答えに納得がいかず、真実を知るために銭氏の実兄である銭正源(せんせいげん)を皇宮に召す。だが皇太后と乾隆帝の絆を断ち切りたい皇后は、皇宮に向かう銭正源を事故に見せかけて殺害。そんな中、皇太后の看病に奔走する瓔珞(えいらく)のもとに慶貴人(けいきじん)が訪れる。慶貴人は皇太后のために薬の処方箋を届けに来たのだった。家族を守るためには舒嬪(じょひん)に従うしかないことを打ち明けた慶貴人に、瓔珞は...。

寧イー(ニン・イー)はエン妃が住んでいた夷瀾宮で凌英(リンイン)と出会い、エン妃の死の真実を尋ねるが、あなたこそが原因だと言われてしまう。寧イーの声を聞いた鳳知微(フォン・ジーウェイ)は夷瀾宮に駆け込むが、そこを人に見られてしまう。常貴妃は金羽衛を連れて禁足地である夷瀾宮を捜索しようとするが、寧イーは鳳知微にエン妃のふりをさせて危機を回避する。常貴妃は天盛帝の誕生日の宴で寧昇(ニン・ション)の縁談の話を切り出す。天盛帝はそれを機に皇子たちの妃選びを始める。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

文嬰(ぶんえい)に協力を頼んだ蘇玖児(そきゅうじ)たちは彼の侍衛・阿奇(あき)の案内で賢(けん)侯爵の狩り場に潜入するが、手がかりは得られない。しかも突然、刺客が現れ、蘇玖児を守って水中に沈んだ寒ソウが行方不明となってしまう。そこで蘇玖児は寒ソウの安否を確かめようと彼の祺元石を飲んで夢を見ることに。一方、狩り場に隠された牢獄に繋がれた寒ソウは…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

天帝は炎越(えんえつ)に、赤日神君(せきじつしんくん)として果たすべき使命を教え諭し、その理由を説明する。それでも頑なに使命を拒む炎越に業を煮やした天帝は、前世の記憶の封印を解く。顧城(こせい)では、領主となった明朗(めいろう)が朝廷軍を迎え討つ準備を進めている。学問所に現れた木老(ぼくろう)は学長に対し、朝廷で最も勢いがある魏凌月(ぎりょうげつ)の側につくよう助言する。

五品の尚宮(しょうきゅう)に昇進して王尚儀(おうしょうぎ)と肩を並べた陸貞は、司計司(しけいし)・司衣司(しいし)・司宝司(しほうし)を任されることに。また、彼女は高湛と和解して仕事を続けることを認めてもらい、高演(こうえん)に命じられた国の財政立て直しにも着手する。そして、意を決した陸貞は、これまで権力を笠に着て皇宮の財産を着服してきた婁尚侍(ろうしょうじ)との対決に臨むが...。

ハオとの2人暮らしに音を上げたヤオは、ハオと交わした提携を蹴って違約金を払うべく、懲悪正義協会に来た高額報酬案件を引き受けた。しかし、その依頼はション・スーリンの自作自演。スーリンに言い寄られているところをジンイーが呼んだ記者に囲まれ、二股疑惑を向けられて窮地に陥る。そのときハオが現れ、ヤオは自分の妻であり、まもなく結婚式を行うと宣言。結婚式に招待されたジンイーは、ここでも2人の邪魔を企てる。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ



寧ギョク軒がひそかに婚礼衣装を用意していることに気づいた季曼。求婚の言葉を待ちわびるが、ロマンチックな演出を計画している寧ギョク軒はなかなか切り出さない。しかし寧ギョク軒から皓雪堂に届けられた差し入れのお菓子の中には「夜に川辺で会おう」という意味の書きつけが入っていた。いよいよ求婚の時だと、装いを凝らして出かける季曼だったが、海坊に戻った季銘が会いに来て、足止めをくうはめに。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


雍州王宮で行われた秋の狩り。鳳棲梧は数匹の狼に囲まれるが、危ないところを豊蘭息に救われた。病弱なはずの豊蘭息の見事な武芸に鳳棲梧は疑問を抱き、密かに隠泉水シャに文(ふみ)を送り、豊蘭息の正体を探る。豊蘭息の侍従・任穿雨(じんせんう)は豊蘭息が病弱なふりをすることに疑問を持ち、侍女・環娘(かんじょう)に理由を尋ねる。また江湖では断魂門による襲撃が続いていた。冀州の馬(ば)家が次の標的だと気づいた白風夕は…。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

逃げる陳起(チェン・チー)に向けて、矢を放った商易之(シャン・イージー)。何の因果か、その矢は陳起を討とうと飛び出した崔衍(ツイ・イエン)の喉に命中し、彼の命を奪ってしまう。心から自分を慕ってくれていた大切な弟分を失った常鈺青(チャン・ユーチン)は、亡骸を荼毘に伏しながら、彼を守れなかったことを詫びると同時に易之を殺して仇を討つと誓うのだった。しばらくの後、そこへ姜成翼(ジアン・チョンイー)が。彼は、陳起の命令により鈺青を捕縛し、軍紀に従って処分すると宣言し…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

次々に無理解な発言をする裴行倹(はい・こうけん)を前に、武城(ぶじょう)郷の民は怒りの声を上げた。ほとんどが砂漠の土地で、穀物が育たないにもかかわらず、田地と同様の税を取り立てられる――不平等な唐の税制に苦しみ続け、一筋の光であった新しい長史にも救ってもらえず、絶望的な表情を浮かべる人々。そんな悲痛な叫びが役人たちに響かないのを見届けた行倹は、ある沙汰を下す…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

林北星は張万森の受験番号を知り、統一テスト会場に来ていなかったのは彼だったと知る。万森が“国境なき獣医師”の試験に落ち、統一テストも受けられなかったことで自ら命を絶ったのではないかと考えた北星は、万森にアフリカ行きをやめて一緒に北京の大学へ行ってほしいと本音で訴える。そして過去の記憶ではなく、実力で統一テストに挑むことを決意した北星だったが、テスト直前に行われた模試の問題が予想外なもので…。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

チョ仲旭は淑容妃(しゅくようひ)に封じたテイ蘭と長年注輦にいた湯乾自(とうかんじ)との仲を疑い、彼女を試す行動に出る。一方、武挙の準備で方諸(ほうしょ)から剣の手ほどきを受けた海市(かいし)は彼の玉佩を壊してしまい、お詫びに懸命に縫った巾着を渡す。その後、身体検査は女性とばれないよう方卓英(ほうたくえい)に代わってもらった海市は、予定通り武挙の試験を受けることになるが…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

沈如琢から清茗坊(せいめいぼう)の菓子を受け取った宋引章。半遮面(はんしゃめん)の品とそっくりなことに腹を立てるが、食べてみるとその違いは明らかだった。趙フン児は自分たちの道を貫こうと説く。さらに趙フン児は、清茗坊の琵琶奏者に宋引章と同じ曲を弾かせ、宋引章への弟子入りを志願させるよう仕向ける。激怒した清茗坊の胡(こ)店主は、茶湯巷(ちゃゆこう)の店主らと半遮面に押しかけ、その場にいた客にどちらか選ぶよう迫るものの、趙フン児らに言い負かされ闘茶で決着をつけようと提案する。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

嶼洲(ユージョウ)島にあるヤオの家からリン・シューの印鑑で作られた首飾りを見つけたハオは、翌日の臨時取締役会で晴れて新社長として承認される。こうしてハオは、本物のチョンチュワンとして社長の地位と莫大な財産を手に入れることに。社長就任記者会見の様子をネットニュースで見たヤオは会場に駆けつけ、「この男はウソつきだ」と公言。ヤオと3秒間見つめ合ってしまったハオは猛烈に彼女に惚れてしまい、大勢の前でヤオにキスをして…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

海市(かいし)は武挙の試験で「鮫珠を論ず」と題して民を苦しめる真珠税を批判する論文を書く。それを読んだチョ仲旭は初めて官吏たちの汚職を知って激怒、朝議で彼らを糾弾し海市の論文を1位と評価する。それを方諸(ほうしょ)に労われ弓を引くための指輪を贈られた海市。喜んだ彼女はその指輪をして弓馬騎射の試験に臨むが、急に馬が暴れ始め…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

夜、誰もいない半遮面の庭で1人舞う趙フン児。顧千帆はその姿を傍らから見つめ、やがて趙フン児に近づいていった。そして会うことを拒もうとする趙フン児に「妻としたい」と想いを伝える。身分の違いを理由に断ろうとする趙フン児を説得し、花を差し出す顧千帆。ついに趙フン児はその花を受け取り、2人は抱き合って幸せをかみしめる。翌朝、半遮面の2階にいた宋引章の前に沈如琢が現れる。親しげに近づこうとする沈如琢に、宋引章は冷たい態度で接した。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

店で薬物が見つかったことで、楊玲は父親にも激しく責められ、呉振峰に対して怒りが収まらない。陳宇は呉振峰に謝らせるが、楊玲は父親が密売人を林局長に通報したことで、母親を亡くしていて、誰よりも薬物を憎んでいる。その父親に、林局長が再び接触。一方、藍安然は昔の知り合いを通じて、杜海が営む賭博闘技場に潜入。そこに呉振峰と鬼手がやってくる。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか



人生の目標を定めたシーユエは、再びユー・ヨウの聴講に行くなど真剣に仕事に向き合い始める。一方、楽安が黒馬科技に対抗できると期待した、新たな提携話も暗礁に乗り上げつつあった。そんなとき、イー・ヤンと慈善パーティに出席したシューイーは、シー・イエンと元カノだという女優の再会の場に出くわす。

嫪毐との謀叛を成功させるために、嬴虞が密かに周辺国と通じた結果、趙魏韓が50万もの兵を率いて秦の国境に迫ることになった。呂不韋は嫪毐を捕らえて殺そうとするが、太后と嬴政に止められ、嫪毐は王璽と太后璽の両方を手に入れて大きな権力を握ることになる。

洛陽でひっそりと暮らす呂不韋だったが、趙はじめ4国からの招きを断り続けたにもかかわらず、諸国と謀って反乱を起こすことを危惧され、蜀への追放の命が下される。追いつめられた呂不韋は自ら命を絶ち、嬴政は仲父を失った悲しみから趙への攻撃を断行する。

カク葭が二少主・尹嵩から暴力を振るわれていることに偶然気づいた李薇たち。皆で逃亡を勧めるが、程なくしてカク葭が妊娠していることが判明する。尹崢の最近の動きを把握した尹嵩は、自分を蹴落とすつもりだと理解し、さらに敵対心を募らせる。一方、李薇たちの店の向かいにそっくりな酒楼を開いた三少主・尹岸は、値引きや店員の引き抜きなど汚い手を仕掛けてきた。李薇たちは対抗策を講じて商戦に打ち勝つが、ある者の来訪で事態が急変する。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン



空襲でケガをした鐘玉は、助けてくれた沈彬のプロポーズを受け入れる。負傷者に囲まれた阿媛は憔悴して鐘傑に泣きつくが、「強くなれ」と冷たく言われてしまう。廃墟と化した星華百貨店を前に鐘霊と鐘玉は再建を誓い、遅れてきた鐘秀と共に、瓦礫の山から金庫を探そうと立ち上がる。その頃前線では、維安が軍の進退に苦慮していた。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

逃げる陳起(チェン・チー)に向けて、矢を放った商易之(シャン・イージー)。何の因果か、その矢は陳起を討とうと飛び出した崔衍(ツイ・イエン)の喉に命中し、彼の命を奪ってしまう。心から自分を慕ってくれていた大切な弟分を失った常鈺青(チャン・ユーチン)は、亡骸を荼毘に伏しながら、彼を守れなかったことを詫びると同時に易之を殺して仇を討つと誓うのだった。しばらくの後、そこへ姜成翼(ジアン・チョンイー)が。彼は、陳起の命令により鈺青を捕縛し、軍紀に従って処分すると宣言し…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

瓔珞が皇太后とともに円明(えんめい)園で暮らし始めてから、瞬く間に3年の歳月が過ぎる。皇太后は瓔珞の将来を考え、早く皇宮に戻るべきだと諭すが、彼女は耳を貸さない。そんなある日、戦地から戻った傅恒(ふこう)が瓔珞を訪ねて円明園へやって来る。傅恒は沈璧(ちんへき)という女子が入内し、乾隆帝を虜にしていると話すと、このままでは瓔珞への寵愛が失われかねないと警告する。危機感を覚えた瓔珞はすぐさま皇宮へ戻るが、早速皇后からお呼びがかかり...。

姚揚慈(ヤオ・ヤンツー)は皇子たちが書いた紙から寧昇(ニン・ション)の一文字を選ぶ。寧昇は姚揚慈と心が通じ合っていると言い、天盛帝に婚姻の許可を求める。姚揚慈は好奇心を理由にもう一枚を選び、同じ字を引いてしまう。寧イー(ニン・イー)は天盛帝への贈り物で、閔海通宝が朝廷の長熙通宝より少ない材料で鋳造されていると明かす。王才人と寧斉(ニン・チー)の贈り物で騒ぎが起こり、王(ワン)才人はエン妃の死の真実を告げようとするが、天盛帝は突然倒れる。寧昇は天盛帝が病気の間、金匱に入れられた遺詔を見るため動く。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

狩り場に潜入した蘇玖児(そきゅうじ)たちは和音(わいん)に案内してもらった洞窟で囚われた祺族たちと寒ソウを発見。これに気づいた賢(けん)侯爵は洞窟に火を放ち和音だけを救出して逃走するが、何者かに殺されてしまう。そして、祺元石の密売については全て賢侯爵の所業とされるが、蘇玖児と寒ソウは彼が口にした吟雪閣という謎の組織を追い始めることに…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

魔界で目覚めた魏枝(ぎし)は、何があったかを思い出してがく然とする。慕南(ぼなん)は魏枝が牽機落(けんきらく)に侵されていると知り、炎越(えんえつ)への思いを断ち切らせるため、魏枝に前世を見せる。前世で魏枝は魏蒼(ぎそう)国の元帥の娘・司馬忘月(しばぼうげつ)。慕南は幼い頃に拾われて司馬家で忘月と共に育った。武術好きの忘月は男装し、父親の孤城(こせい)出征に随行する。

陳文徳(ちん・ぶんとく)と共にケイ州の町を歩いていた茉喜(まつき)は、評判の織物店に立ち寄ることに。さまざまな品を見せてもらっていると、奥に仕立て済みの衣が――と、店主から誘いを受けるのだった。退屈そうな文徳に茶店へ行くよう伝えたあと、1人で店の奥へと入っていく茉喜。すると店主は、その部屋に茉喜だけを残し、扉を閉めてしまったではないか。何事かと焦る茉喜の背後から、彼女の名を呼ぶ声がした。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

白鳳瑶(はく・ほうよう)は、自分が呉(ご)家に輿入れせずに済んだのは、茉喜(まつき)の婚姻を犠牲にしたからだという事実に打ちのめされた。茉喜は気にしないでと言うが、大きすぎる恩を受けて平然としてはいられない。そればかりか今度は、自分の代わりに逆賊の陳文徳(ちん・ぶんとく)に嫁がせてしまったのだ。命を救ってくれた茉喜には万嘉桂(ばん・かけい)と結ばれてほしいと願う鳳瑶は、一緒に逃げようと茉喜に訴える。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

ハオの計らいで母親の命を救われたヤオ。ハオの優しさに触れ、全力で協力すると約束する。しかし、結婚式での騒動が原因で承天グループは大損失を受け、チョンチュワンの取締役会入りが危うくなる。さらに、SNS上でチョンチュワンが批判を浴びていることを知ったヤオは、釈明のための配信を決行。非難の書き込みにも耐えながら語るヤオだったが、あるネット民が放ったチョンチュワンへの中傷を耳にしたとき、それまでの我慢の糸が切れて…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

求婚の機会は逃がしたものの、お互いの想いを通わせた季曼と寧ギョク軒。しかし、季銘が2人の恋路を阻む。季曼を船から出さず、更には2人の仲を裂くため帰海号を出航させて当分海坊には戻らないつもりであることを知った季曼は、あの手この手で寧ギョク軒と会おうとするが、そのたびに季銘に考えを読まれてしまう。なんと季曼の考えを伝える間者がいたのだ。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか

初めて顔を合わせた白風夕と玉無縁。玉無縁は白風夕の正直でおおらかな人柄に感服し、白風夕も玉無縁の気概に一目置く。意気投合した2人に、黒豊息は心中穏やかではない。翌日、白風夕は玉無縁を天支(てんし)山に誘うが、2人の仲を心配する黒豊息がこっそりあとを追う。そんな中、雍州王の命で息子3人がそれぞれ吏部、工(こう)部、戸(こ)部に配属される。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

阿麦(アマイ)が女である事実を漏らしてしまった趙忠(ジャオ・ジョン)。彼は軍内に混乱を招き、さらには阿麦の秘密を確かめようと沐浴をのぞき見した賀超(ホー・チャオ)を殺すという大罪まで犯した。だが趙忠を処刑したくない商易之(シャン・イージー)は、よい解決策はないかと徐静(シュー・ジン)に相談するのだった。やがて、徐静は趙忠を訪ね、2人は何事かを語り合った。その直後、剣を体に突き刺して自害する趙忠。彼を死に追い込んだ徐静に激怒した易之は、その首をはねようとするが…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

キク崇裕(きく・すうゆう)の妻・慕容儀(ぼよう・ぎ)が乗る馬車の中に、包みが投げ込まれた。中を見ると「松竹亭で待つ」という文と共にキク家の族印が。昔、義父に見せられた族印に違いはない。しかし、今や臨海(りんかい)大長公主に従うしかない状況で何を求められているのかと、慕容儀は不安がるのだった。翌日、彼女は松竹亭で待っていた庫狄琉璃(こてき・るり)に「力になれない」と告げ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

いよいよ統一テストが2日後に迫る。林北星は、また張万森がいなくなってしまうのではないかと考え、不安な日々を過ごしていた。夜、ベッドの中から万森に電話をかけると、2人は元素の周期表を暗唱し合う。北星は万森の優しい声を聞きながら眠りにつくのだった。一方、高歌は父親である高光明に内緒で受けた美大の実技試験に合格する。父親を一緒に説得してほしいと頼まれた北星は、高歌の家に泊まることになるのだが…。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

チョ仲旭の発案で武挙の最終試験は霜平湖で催される。方諸(ほうしょ)はチョ仲旭の意に背いて護衛として参加、海市(かいし)が1位を取る寸前で何者かに暗器で攻撃され水に落ちるのを見て彼女を救い出す。だが、その際に仮面が落ち彼の顔は衆目に晒されてしまう。その後、犯人捜しが始まる中、方諸は海市の傷口から毒を吸い出して彼女の看病を続け…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

ハオはヤオの能力によって、自分の感情をコントロールできなくなっていた。ハオはその謎を解くため、そしてヤオは首飾りを盗んだハオが許せず証拠をつかんで鼻をへし折るため、2人は恋人のふりを続けることにする。初めてのデートでハオと天文科学館に行ったヤオは、隙を見て彼の携帯を操作し、SNSでのカップル登録に成功。しかし、ヤオの計画はすぐにハオに見抜かれてしまう。ハオはそのまま彼女を泳がせておくことにするが…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

チョ仲旭を怒らせた淑容妃(しゅくようひ)は荒れ果てた南宮に軟禁される。一方、方諸(ほうしょ)は清海(せいかい)公・方鑑明(ほうかんめい)の身分を取り戻して朝廷に復帰。弟子たちも彼と共に宮中に移ることになるが、海市(かいし)だけは方鑑明の意向で元の居所に留まる。また、殿試で3位となり殿中郎に任命される海市は今や有名人のため、あえて女性の装いで正体を隠して街を歩くが…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

闘技場へと潜入した藍安然は呉振峰に正体をバラされるも、麻薬取引の揺るぎない証拠を押さえる。これにより警察は闘技場へと突入し、多数の薬物関係者を逮捕した。東は闘技場の摘発で逮捕された鼠が、3年前の呉剛の事件まで警察に自供するのではないかと恐れ、阿坤に詰め寄る。また、連行された万萌萌の父・万賀達は、娘を釈放してもらえるよう林局長のオフィスを訪ねる。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか

銘豫雲創に向かったシューイーは、見知らぬ女性とシー・イエンの親しげな様子を見かける。後日、気持ちを切り替えて再度シー・イエンを訪ねるが、けんもほろろに追い返され、結局シューイーは連絡先を削除してしまう。一方、シーユエが男子学生に告白されるシーンを見たユー・ヨウは心中穏やかではいられず……。

紀元前238年、秦王の嬴政は加冠の儀を行うため、太后の趙姫と秦の古都である雍城に向かうが、咸陽に残った嫪毐は王璽と太后璽を乱用して挙兵の準備を整えていた。一方、嫪毐から咸陽を守ってほしいと嬴政に頼まれた呂不韋は、謀叛軍との激戦を強いられる。



告白を断わられても晋修は諦めず、あの手この手で許真にアプローチするが、取り合ってはもらえない。持鈞は共演女優の肖菲をダシに許真の気を引こうとするが、こちらも思う効果は得られない。そんな中、許真は持鈞との写真を流出させた犯人が肖菲だったと知るが、ことさらに暴き立てようとはしなかった。一方、告白のために取り寄せていた恐竜の卵のレプリカを手に入れた持鈞は、意を決して許真をスタジオのある場所に呼び出す。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

病室で許真に告白の返事を迫る持鈞。最初は自分の胸の内を素直に伝えられない許真だったが、持鈞の熱い思いに心を開き、2人は恋人同士に。一方、肖菲は美しい自分が、化石に夢中で平凡な許真に恋愛で負けたことを嘆く。後日、許真を見舞うために病院へ向かった肖菲は、お気に入りの靴を壊されるという最悪な形で欽言と出会う。そんな中、許真の病室を訪れた晋修は、許真と持鈞が付き合い始めたことを知り衝撃を受ける。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

「時間の都市」の記者会見で、熱愛報道に関する質問を投げかけられる持鈞。時宇は質問に答えようとする持鈞を遮り、まだ熱愛を認めるべきではないと諭す。持鈞の熱愛報道についてコメントを求められた子青は、自身と晋陽の熱愛を暴露する。しかし晋陽は熱愛を否定し、メディアに圧力をかけて記事をもみ消す。一方、婉汀に撮影チームから追い出されたことで落ち込む許真。持鈞は許真を励まそうとデートに誘うのだが……。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか



雁回と天曜は七絶堂へ向かうも、妖僕である天曜は厩舎の中にある“妖僕、預かり所”へ連れていかれる。そこでは妖僕たちが鎖でつながれていた。大金を払えず、何の情報も得られぬまま七絶堂を出た雁回は、天曜の鎖を外すために仕方なく預かり金を支払わされ、3年前よりも永州の街が妖怪に冷たくなっていると感じる。その後、雁回は天曜を連れ、親友の弦歌が営む忘語楼へ向かうが、またも門番に妖僕の立ち入りを断られてしまう。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


天曜は十分な金子を得るため忘語楼で診察を開始。名医と評判になり患者が列を成す中、不思議な男が彼の元を訪れる。男の名前は百暁生。影の妖怪で、相思相愛の仙妖を探していた。天曜と雁回にただならぬ絆を感じた彼は、2人の“査定”を始める。一方、天曜への想いを自覚した雁回は、彼が龍角を取り戻すために努力していたことを知り、浮ついていた自分を恥じるのだった。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


夜更けに天香坊に忍び込んだ天曜と雁回は、同様に忍び込んでいた弦歌と左肩に傷を負った鳳千朔に遭遇する。鳳千朔を無事に忘語楼へと連れ帰り傷の手当てまで施した2人は、その礼として闘獣場の通行証を受け取る。部屋に戻った雁回は、王鵬遠から狐媚香の解毒薬をもらい天曜への恋心が鎮まる。翌日、探りを入れるために闘獣場を訪れた2人は、相愛査定を試みたい白暁生の策略のせいで、誤解を受け闘獣の参戦者となってしまうが…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

闘獣場での初戦に勝利した天曜と雁回は、負けた妖僕は殺されることを知る。次戦に進む前に脱出を考える中、預けた妖牌を吊した神木が妖僕の霊力を抑えていると気づき、雁回が1人で妖牌を取り返しに向かった。妖牌に届かず苦戦していると、白暁生が現れ、条件付きで脱出を手伝うと持ち掛けてきた。正体不明の白暁生を信用できない天曜だったが、ひとまず条件をのむことに。一方、鳳千朔は叔父に天曜と雁回を売ってほしいと訴え…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

広大かつ深い海の底で味わうのは、計り知れないほどの孤独だ。広東省の珠海でスリリングな島めぐりとダイビングの冒険に乗り出したワン・イーボー。海中で光るサンゴ礁を撮影するという目的を達成するには、精神的な回復力を極限まで高めながら、息を止め潜水深度を一気に上げなければならない。夜が更け、広大な海が彼を包み込む中、イーボーは孤独と向き合いながら、まだ見ぬ青い深淵へと飛び込んでいく。
ワン・イーボー ほか

沈文祁が無事に釈放され、沈家の父娘と陸時硯たちが祝宴を開いていると蘇コウが現れた。沈甄との婚姻を望む蘇コウが暴走しないよう、陸時硯は大量の酒を勧めて泥酔させるが皮肉にも酒の力に後押しされて蘇コウは沈甄に求婚する。沈甄はわさびを口にし、涙を流して陸時硯を失神させその場をごまかすが、なおも婚姻を迫る蘇コウに「自分にとって兄のような存在のあなたには男女の情を持てない」と拒む。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

徐意清(じょいせい)は長公主への贈り物を買うため百香閣に入る。そこでは盗っ人に銭を奪われた沈甄が助けを求めていた。徐意清に追い詰められた盗っ人が、ちょうど店に入ってきた蘇コウに銭を渡して逃げたため、徐意清は彼を仲間だと勘違いする。徐意清が蘇コウと戦っていると、陸時硯さらには扶曼が店に入ってきた。沈甄と陸時硯は、扶曼との思いがけない再会を喜ぶ。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

定王の屋敷で養生し、すっかり回復した灼華は柔嘉公主からお茶に招かれる。きれいに着飾り、いそいそと公主の屋敷へ向かうと、公主はにこやかに迎えて灼華に酒を振る舞う。公主は灼華が出自を偽っていることを言い当てるが、事情があるのだろうと理解を示す。2人はすっかり打ち解け、酔いの回った公主もつい本音をこぼしてしまう。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

陸時硯に追われ鎮国公府に逃げ込んだ許威は、沈甄を人質にする。訳の分からない条件を突きつける許威だが、不利な形勢に陥るとその場から逃げ出し、長公主や役人の前で自害する。許威が最期に放った言葉により城西渠の事案の首謀者は長公主だとされ、御史台に連行されてしまう。それを陰から見ていた陸時硯は、自身も関与を疑われ連行されることを警戒して姿を消した。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

敵対する北涼(ほくりょう)の言葉を習った灼華は、和議のためにやってくる北涼の使節団を迎える接待使になる。驚鴻も第一皇子から接待使に任命され、南宸(なんしん)の接待使団は城門で北涼の使節団を待つ。しかし、ようやく現れた北涼の第三王子、耶沐憬(イエムジン)は予想以上に傲慢な人物だった。耶沐憬に侮辱された灼華は、つい言い返して目をつけられてしまう。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

長公主を貶めた裏切り者は鎮国公府に長年仕える趙家職だと見破った陸時硯は、確証を得るための罠を仕掛ける。沈甄は、御史台を訪れる楊宗(ようそう)を待ち伏せし、周述安との面会に同席する。周述安とのやりとりを楊宗に聞かせることで逃走中の陸時硯に情報を伝えるためだ。一方、蘇コウは徐意清の提案で、鎮国公府に武器を運び込んだ者を特定するため沈甄に姿絵を依頼する。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

耶沐憬と飲み比べをしてフラフラになった定王は、灼華に屋敷まで送り届けられる。翌朝、灼華は出仕するため家を出るが、定王が現れた途端にモジモジしてしまう。定王は灼華の態度が普段とあまりにも違うことに戸惑い、我知らずぎこちなくなってしまう。昨夜、自分が失態でもしたかと聞いてみると、灼華は寂しげな表情を見せる。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか




宋三川人気でクラブの会員数も増す中、大金を払ってVIP会員となった黄憶珂という女性が、個人指導のコーチとして宋三川を指名する。梁友安は指導にゴーサインを出したものの、内心は気になって仕方がない。一方、蒋焦焦は、クラブのランキングで宋三川に1位の座を奪われ、梁桃が宣伝動画の被写体として宋三川ばかりを選ぶことに不満をつのらせていた。練習をサボりがちになった焦焦が、夜、1人で練習するのを見つけた梁桃は……。

誕生日に黄憶珂と焦焦らから誘われて出かけた宋三川。笑顔で固辞した梁友安だったが、やきもきしていた。黄憶珂から告白された宋三川は「好きな人がいる」ときっぱり伝えて、高額なプレゼントも受け取らず、残業する梁友安のもとに。2人でケーキにロウソクを立てて誕生日を祝っていると、アレックスから電話が。国際大会の特別出場枠を、協賛会社の易速が獲得したという。宋三川を大会に出場させたい梁友安は、蒋傑に接触を試みるが…


陸安然(りく・あんぜん)は、もう戻らぬだろう――そんな穆澤(ぼく・たく)の予想は、意外にも裏切られる結果となった。目の前に現れた安然を掻き抱き、安堵する穆澤。この時、神ならぬ穆澤には、安然の脳裏をよぎった光景を知る由もなかった。一方、打つ手を失った蕭驚雀(しょう・きょうじゃく)は、底知れぬ虚しさに襲われていた。そんな彼女に、ばあやが言う。兄の仇を討つ方法がある、と。「今度こそ、あの女を葬ってやる」。驚雀が向かったのは…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか


年越しの夜に行われる燃灯(ねんとう)大典の場で、翊(よく)王が穆川(ぼく・せん)の暗殺を企んでいる。その動きを察知した穆澤(ぼく・たく)は、その計画を利用して謀反を成功させ、自らの野望を達成しようと策を巡らせていた。一方、慶(けい)王府の帳簿の管理を任された陸安然(りく・あんぜん)は、その内容に不審を抱く。大量に購入された花火から、火薬だけが抜き取られていることに気づいた安然は、今まさに始まろうとしている式典の場へと急ぐが…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか


「目覚める頃には、すべて終わっている」。瞳を閉じて横たわる陸安然(りく・あんぜん)の傍らに腰掛けた穆澤(ぼく・たく)は、心の中でそうつぶやいた。逆賊の名を背負って生き延びるより、戦って命を散らす――そう決心した穆澤。そんな彼に、数々の戦を共にした忠臣たちもまた、最期の瞬間まで従うと声をあげるのだった。一方、兄の覚悟を知った穆川(ぼく・せん)は、皇宮へと取って返す。皇宮を守る兵と、穆澤の間に立ちはだかった穆川は…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

レストランでファンに囲まれる中ようやく脱出し、つかの間のデートを楽しむ許真と持鈞だったが、跡をつけてきた晋修に邪魔される。翌日、騒ぎは動画共有サイトにて大々的に報じられ、持鈞はスポンサーやクライアントから契約解除や、番組の出演シーンの大幅カットを言い渡される。加熱するファンやメディアの標的が許真や「時間の都市」のボイコットにまで及ぶ中、持鈞は記者会見で2人の交際宣言を行うと言い出す。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

程家と林家の会食の話を聞きつけて現れた子青を置き去りにし、何事もなかったかのように振舞う晋陽。そんな兄を案じた晋修は、「愛のある結婚をして幸せになってほしい」と伝える。一方、肖菲は大学で待ち伏せをし、欽言に猛烈なアタックを試みるのだが惨敗。意気消沈する肖菲は、同じような悩みを抱える晋修と失恋同盟を組む。そんな中、兆和は持鈞の勇気に感銘を受けて婉汀を映画に誘うのだが、突如苦しみ出して……。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

とあるファンの願いをかなえるため、持鈞を説得する許真。最初は断っていた持鈞だが、結局ファンのために空港へと向かい、親子の仲立ちをする。その感動的な様子が報道されたことで、ファン公認のカップルとなった持鈞と許真。持鈞は許真のために恐竜のおもちゃに歌を録音するが、偶然にも偉成と晋陽の会話を聞いてしまう。一方、蓋亜では後継者を決めるための取締役会が開かれ、全員一致で晋陽が次期会長に選ばれる。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

【#1】万暦37年、蠹県。城外にある畑の中で見つかった死体の、あまりに凄惨な様子に、捕吏の曲三更も顔色を失った。それ以上に曲三更を驚愕させたのは、長い棒で体を貫かれ、案山子のように突っ立っていた死体が、彼の師匠である捕頭・冷無疾だったという事実である。しかも奇妙なことに、その棒には“吾が道 一を以て之を貫く”と「論語」の一節が書かれていたのだった。「下手人を捕らえ、父の仇を討って」。師の娘・冷桂児の言葉に背中を押され、曲三更は捜査に邁進するが…。
【#2】捕頭を兼任することとなった刑吏組の頭領・易有靠は、“五侯府”と名乗って町を牛耳っている荒くれ者集団の親分たちに接触を図る。彼らの“目付役”でもあった冷無疾の後釜に座ろうという魂胆である。一方、曲三更も、五侯府の親分に接近するための布石を打っていた。裏の事情に詳しい者から情報を得ることが捜査の鉄則。冷無疾の事件について尋ねるには、彼らはうってつけの相手なのだ。だが、捜査を進めるうちに、曲三更は師匠の知られざる一面を垣間見ることに…。
バイ・ユーファン、ニン・リー、シアン・ハンジー、リウ・イートン、チャン・ハオウェイ、ズン・リー、ゾン・ジュンタオ、ワン・ツォー、ジャン・シーリン ほか

辺境の牢蘭関で鎮西都護軍を率いる17番目の皇孫・李嶷(りぎょく)。彼は大都督・孫靖(そんせい)の謀反により皇帝、皇太子が死去、人質となった父・梁(りょう)王を除く諸王たちも殺され幼い皇太孫が行方不明と知ると、梁王救出のために挙兵、孫靖に従う郭直の軍から兵糧を奪うため望州城に潜入する。そこで孫靖と敵対する崔(さい)家軍の何(か)校尉と鉢合わせして…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか

危険な崖の中腹で新しいクライミングルートを開拓するのは、断じて容易なことではない。ましてやワン・イーボーのようなクライミング初心者が挑戦することなどもってのほかだ。しかし今回、イーボーは専門家の力を借り、中国のクライミング聖地として有名な陽朔でこの偉業に挑戦する。わずかなミスが命取りとなりかねない過酷な環境の中、イーボーは数々の障害を克服し、目的を達成することができるのか。
ワン・イーボー ほか



廉へい蘭との婚礼が間近に迫り、崔行舟は碁の修行で山にこもると嘘をつき、後ろ髪を引かれる思いで北町の家をあとにするが、馬車に乗る姿を賀珍に見られていた。婚礼に向けた準備が着々と進む中、思うは柳眠棠のことばかり。北(ほく)州へ帰省することになった柳眠棠も、なかなか発とうとせず、会えない夫の身を案じていた。一方、姉の衣の買い付けで外出した石雪霽(せきせつせい)は、思いがけず子瑜と出会う。石雪霽の様子から石(せき)家での彼女の扱いを悟った子瑜は…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン



戦(いくさ)の知らせを聞き、夫が徴兵されるのではと案じていた柳眠棠の元に崔行舟が帰ってきて、静かな夜を過ごす。2人で婚姻証を書き記すが、翌朝目覚めた柳眠棠が開いてみると、残されていたのは離縁状だった。しかも崔行舟の姿も見えない。だが柳眠棠は取り乱すことなく、淡々と霊泉鎮を発つ準備を進める。実家のある北州へ戻るのだと思っていた李(り)ばあやだが…。時を同じくして、柳眠棠が出発したことを知った孫?児と綏(すい)王・劉霈(りゅうはい)も行動を起こす。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

賀(が)公は趙泉が娘の賀珍との縁談を頼みに来たと勘違いして大喜びするが、兵糧を運ぶ話だと分かり落胆する。しかし縁談話を進めるため娘を趙泉と一緒に前線へ向かわせることに。その頃、柳眠棠は前線近くの村で自分たちも戦いに参加すると騒ぐ兵士の妻たちに対し、村で前線を支えようと説得していた。商会の情報通から今回の出征が朝廷の策略であることを聞かされた賀公は、賀二郎(がじろう)に妹を止めるよう命じるが、賀珍は趙泉と前線へ行くことを決める。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


春家の令嬢・春荼蘼(しゅんとみ)は公平な裁きを求める人々の訴訟を助ける訟師になることが夢。彼女の父・春大山(しゅんたいさん)が冤罪で訴えられると法の知識を活かして奔走、審理では高額の手付金を払ったのに役所に現れなかった訟師に代わって自ら父の代言を担当する。そんな彼女を手助けしたのは、正体を隠して臨水楼の御者を務める美青年だった…。




戸政司の岳侯は李薇たちの酒楼を営業停止にした。長期の休業は互いの損失だと再開を求める李薇たちだったが、女が商いをすることを快く思わない岳侯は、李薇たちから店を取り上げようとする。そこへ尹崢が営業再開を命じる宣旨を携えて現れた。川主の命には逆らえぬ岳侯は、引き上げる前に無礼を詫びるよう強要。盃を干して酔い潰れた尹崢を、李薇は心を込めて介抱する。再開した店はさらに繁盛し、支店や別の業種への夢も膨らんでいく。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




易家の人々は屋敷の庭に隠されていた財産を巡り話し合い、瑩如は鐘玉に分与を任せる。鐘玉は平等に分割し、自分は星華の再建に使うと宣言する。鐘傑は財産よりも武器を欲しがるが、瑩如に危険だと止められる。翌朝、難民送還用の名簿を手に入れるため南市区を訪れた鐘玉は鳳梧と再会し、国際赤十字が進める秘策について話を聞く。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

阿麦(アマイ)が女である事実を漏らしてしまった趙忠(ジャオ・ジョン)。彼は軍内に混乱を招き、さらには阿麦の秘密を確かめようと沐浴をのぞき見した賀超(ホー・チャオ)を殺すという大罪まで犯した。だが趙忠を処刑したくない商易之(シャン・イージー)は、よい解決策はないかと徐静(シュー・ジン)に相談するのだった。やがて、徐静は趙忠を訪ね、2人は何事かを語り合った。その直後、剣を体に突き刺して自害する趙忠。彼を死に追い込んだ徐静に激怒した易之は、その首をはねようとするが…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか


延禧(えんき)宮に戻った瓔珞を乾隆帝が訪ねてきた。冷遇されて体面が保てないという瓔珞の訴えを聞き入れて一晩は延禧宮にとどまったものの、瓔珞が目覚めた時に乾隆帝の姿はなく、順嬪(じゅんひん)・沈璧が待つ麗景(れいけい)軒に向かった後だった。皇后と妃嬪らは瓔珞を取り込んで団結し、寵愛を一身に集める順嬪を潰そうとするが、瓔珞はなれなれしく接する順嬪の真意をはかりかねていた。皇太后の愛娘・和安公主(わあんこうしゅ)の法要の折、皇后らは順嬪を始末しようと企むが...。

寧イー(ニン・イー)は辛子硯(シン・ズーイエン)に、鳳知微(フォン・ジーウェイ)に関することは必ず相談するようにと伝える。寧昇(ニン・ション)は韶寧(シャオニン)と結託し、青溟書院を訪れ金匱を狙う。韶寧の魚符を探すことを口実に彭沛(ポン・ペイ)は青溟書院内の捜索を始める。寧昇は鳳知微の部屋を狙うが、寧イーに先回りされる。寧イーは鳳知微を守るために魚符の件を理由として、鳳知微を監禁室に閉じ込める。寧昇は金匱に自分の名がないことを恐れ、天下を奪い取る決意を固める。一方、寧イーと辛子硯は徐啓瑞(シュー・チールイ)を味方につけるため、寧昇に監禁された徐啓瑞の兄を救出し保護する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

督査衛に復帰した寒ソウは愛を確かめ合った蘇玖児(そきゅうじ)にお揃いの鑑札を渡し、2人の仲を公表しようと言う。だが、折しも街では乾族と祺族の対立が深まり、祺族に恨まれ追い詰められた和音(わいん)が飛び降り騒ぎを起こす。また、同僚の陳力(ちんりき)が夜の墓場で人を食う怪物を見たと言い出し、蘇玖児と寒ソウが文駿(ぶんしゅん)の案内である老女に会いに行くと…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

婁尚侍(ろうしょうじ)が行った不正を暴く証拠となる帳簿が何者かによって改ざんされた。実は、沈碧(しんへき)に丸め込まれた玲瓏(れいろう)の仕業だったが、陸貞(りくてい)は刺客に襲われたという玲瓏の嘘を信じてしまう。そして、婁尚侍を牽制するために婁皇太后(ろうこうたいごう)を懐柔する作戦に出た陸貞。だが、それに対抗した婁尚侍が沈碧を使って高湛(こうたん)に卑劣な罠を仕掛け...。

李忠と共に立政殿を訪れた劉氏は、皇后を陥れるため、自ら茶に毒を盛り自害を図る。そんな中、高宗が武媚娘と共に立政殿を訪れ、劉氏が皇后に命乞いをしている現場を目撃、皇后が劉氏を殺した下手人だと断定する。だが李忠が皇后に助け船を出したことにより、武媚娘と劉氏の策は失敗に終わってしまう。その夜、武媚娘が1人で承慶殿を訪れると、そこには剣舞を踊う呉王の姿があった。武媚娘はそんな呉王に、かつての李世民の姿を重ねる。

武媚娘と呉王が承慶殿で一緒にいるところを目撃した李治は、怒りに任せて蕭淑妃と一夜を過ごす。長孫無忌は王皇后が李忠を養子にしたことを受け、立太子を奏上し、李忠の冊封が決まる。武媚娘は王皇后を失脚させる計画に失敗したうえ、不貞の噂を流され劣勢に立たされたが、程なく懐妊していることが判明する。武媚娘が皇子を産めば脅威になると考えた蕭淑妃は、道士を招いて祈祷を行ってはどうかと王皇后に相談を持ちかけるのだった。

10日以内に出征せよとの聖旨が崔行舟(さいこうしゅう)の元に届く。だが真(しん)州軍の苦戦は火を見るより明らかだった。一方、兵士たちを後方支援する夫人たちの村では山羊(やぎ)が突然立てなくなり、林思月(りんしげつ)が毒を盛ったのではないかと疑われる。その時、柳眠棠(りゅうみんとう)は桶(おけ)の中に落ちていた草の根に気づく。それは四肢を痺(しび)れさせる鬼田根(きでんこん)だった。水中に溶け出た鬼田根の毒がつけてあった干し草に浸透し、それを食べた山羊は痺れて動けなくなったのだと推測した柳眠棠は…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

季曼は帰海号を抜け出し寧ギョク軒のもとへと駆けつけ婚礼の支度を整えた。父・季銘に反対されてはいるものの幸せをかみしめていると突然袁朗が現れ「過ちを止めに来た」と告げられる。婚礼衣装に着替えた寧ギョク軒は季曼が消えたと報告を受け、慌てて方々を捜し回るがどこにも見つからない。絶望しながら季曼の行き先に考えを巡らせある場所を思いつく。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


河川改修に赴く途中、豊キョの配下に謀られた豊蘭息。荒れ狂う廉(れん)江の中に放り出されるが、偶然、水路を使っていた白風夕ら一行に助けられる。体が冷え切って寒いと訴える黒豊息を、白風夕がひと晩中抱きしめて温める。雍州の王宮では、豊蘭息が行方不明になり、第一王子・豊萇(ほうちょう)に疑いの目が向けられていた。豊蘭息の乗る船に穴をあけたのが、豊萇の配下だったのだ。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

都へ帰還せよとの勅命に、裏があるのは間違いない。商易之(シャン・イージー)には、我が身の安全を確保し、朝廷での基盤を作る必要があった。それを実現するには、皇太子・斉ジン(チー・ジン)と同盟を結ぶしかない――。易之は、阿麦(アマイ)と穆白(ムー・バイ)、そして彼を助けるために自ら死を選んだ石達春(シー・ダーチュン)の首とともに盛都へと旅立つのだった。そんな彼らを待ち受けていたのは、第二皇子の斉泯(チー・ミン)である。野心を秘めた彼は、易之に取り引きを持ちかけ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

孔(こう)氏は、今まで誰にも明かさなかった過去を大仏寺の僧・義昭(ぎしょう)に言い当てられた。息子の病を治すため、義昭の言うとおり早朝に大仏寺を訪れる孔氏。仏前で1人、自らの罪を告白し、息子の救済を願うと、仏像の目からは涙が。数年に一度起きると言われる“西州の奇跡”を体験し、孔氏は思わず気を失ってしまうのだった。息子は助かると安心した一方、孔氏には義昭への疑念が…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

統一テストが終わり、観覧車で雨宿りをする林北星と張万森。穏やかな時間の中で、北星は運命の日を無事にやり過ごした安堵と喜びに浸るのだった。一方、雷に借りた金を返せずにいた林大海は麦子たちに拉致され、返済に3日間の猶予を与えられる。そんな時、南川高校の謝恩会が開かれた。北星は卒業生として招かれた女子大生と万森の仲に嫉妬を覚える。また、謝恩会を欠席した高歌は統一テストの結果を見てある決意を固めていた。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

淑容妃(しゅくようひ)はチョ仲旭に命じられた通りに3万の新兵のために昼夜、龍尾神を彫り続け怪我をしても止めようとしない。それを知ったチョ仲旭は医官院へ赴く。一方、少府監の施霖(しりん)から綾錦司の典衣・鞠七七(きくしつしつ)と方鑑明(ほうかんめい)の婚約について聞かされた海市(かいし)。翌日、心を決めた彼女はチョ仲旭に自分を北方の要衝・黄泉関に派遣してほしいと願い出て…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

半遮面で出された茶が毒入りだとする騒動が起きる。しかし趙フン児は、被害者だと騒ぐ男女が芝居をしていると見抜き、2人をうまく騙して真相を白状させる。すると騒動の黒幕が高家の乳母・江(こう)氏だと判明する。趙フン児は単身で高鵠(こうこく)と面会し、欧陽旭(おうようきょく)の元許婚(いいなずけ)である自分を陥れようとする江氏の再教育を求める。高鵠は話を聞くうちに、趙フン児の美しさや賢さに惚れ込み、自分の妾になるよう迫る。しかしそこに顧千帆が現れ、趙フン児の夫として振る舞い始める。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

五岳門を抜け出して江湖に出た星辰。しかし、歩汀は星辰を五岳門に連れ戻そうとする。江湖の恐ろしさを教えるために、歩汀は侠客失踪事件のことを星辰に聞かせるが、星辰は怖がるどころか犯人を捕まえると言いだす。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

黄泉関に発つ前日、海市(かいし)は方鑑明(ほうかんめい)に別れの挨拶に行き最後に思いの丈を話す。それを聞いた方鑑明は自分がチョ仲旭の傷と痛みを引き受ける“柏奚”となった日のことに思いを馳せる。また、チョ仲旭は淑容妃(しゅくようひ)に孤独な気持ちを見抜かれて動揺するが、彼女を愈安宮に戻すことに。そして翌日、黄泉関に出立する兵士たちの出陣の儀が行われ…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

「趙フン児は遊び相手」。その発言の真意を聞いた趙フン児は顧千帆に対する誤解を解き、2人は唇を重ねる。求婚されたことを偶然耳にした孫三娘(そんさんじょう)も祝福するが、胸には複雑な思いが去来する。一方、琵琶を聴きたいという沈如琢の誘いを受けた宋引章は、盛装して金明池(きんめいち)へ向かう。沈如琢の猛アプローチに戸惑うものの、その存在を気にし始める。そんな折、帽子の形をした空飛ぶ妖怪が都に毎晩現れ、顧千帆を始めとする皇城司(こうじょうし)の面々は真相解明に努めていた。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

何家樹(鼠)は警察で取り調べを受けている最中に、病気の母親が誘拐される。警察は母親を救出し、鼠に自白を迫るが、鼠は自分のボスは死んだ胡慶山だったと嘘の供述をする。鼠が恐れているのは、警察内部に通じている者がいるからだと知らされる陳宇。一方、呉振峰の動きを封じようと、東の手下が襲い掛かる。襲撃グループのリーダーは、警察官の叔父を持つ姜磊だった。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


春荼蘼(しゅんとみ)は原告の訴状と証人の目撃証言の食い違いを指摘。そこで審理の行方を大理寺丞・康正源(こうせいげん)と見守っていた韓無畏(かんぶい)が加勢してくれた結果、春荼蘼は父親の冤罪を証明できたのだった。その夜、臨水楼の美青年はある硯を盗み出そうと節度使・褚攸(ちょゆう)の屋敷に忍び込む。それを目撃して後を追ったのは、密旨を受けて行動中の韓無畏で…。

シューイーとの関係を推すシーユエから援護メールを受け取ったシー・イエンは、シューイーの家に駆けつける。思いがけず具合の悪そうな彼女の姿を見たシー・イエンは彼女を病院へと連れていくが、胸にある言葉は口にできない。翌日、シューイーが病院で目覚めると、傍らに寄り添うシー・イエンの姿があった。

咸陽に2年以上滞在していた燕の太子、丹は趙に逃亡した後、趙佾や韓非らに秦の情報を提供し、共に秦への対抗策を練る。一方秦では軍事力や戦術で6国を勝ち取る策より、6国の民を秦に呼び込む策が優先して進められ、300里に及ぶ鄭国渠がついに完成した。

障害を乗り越え、李薇たちの商いはすこぶる好調だった。三少主・尹岸もこれまでの身勝手を反省し、全面的な協力を申し出る。皆の唯一の懸念は、屋敷に閉じ込められたままのカク葭だった。面会に成功した李薇は、様子がおかしいと気づく。お腹の子は女児だという祈祷師の見立てが気に入らない二少主・尹嵩が、男児を授かる術やカク葭の嫌いな食べ物を無理強いするため、カク葭はうつ病を患っていた。李薇たちはカク葭を逃がそうと再び計画を立てるが…。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




阿媛は自宅を訪ねてきた姉の阿鳳(アーフォン)に、アヘンを断つための療養所に行くよう促すが、阿鳳は聞く耳を持たない。その足で鐘傑の働く病院へ向かうと、鐘傑が清芬からのプロポーズを受け入れ、周囲に祝福されるところを見てしまう。一方、安全区の鐘玉は、鳳梧に何度も嘆願するが家に帰してもらえず、砲声におびえながら夜を過ごす。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

都へ帰還せよとの勅命に、裏があるのは間違いない。商易之(シャン・イージー)には、我が身の安全を確保し、朝廷での基盤を作る必要があった。それを実現するには、皇太子・斉ジン(チー・ジン)と同盟を結ぶしかない――。易之は、阿麦(アマイ)と穆白(ムー・バイ)、そして彼を助けるために自ら死を選んだ石達春(シー・ダーチュン)の首とともに盛都へと旅立つのだった。そんな彼らを待ち受けていたのは、第二皇子の斉泯(チー・ミン)である。野心を秘めた彼は、易之に取り引きを持ちかけ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

百官たちの面前で、曹操は献帝に事の真相を問いただし、董承らを次々に処刑、献帝の妃までも斬殺してしまう。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

順嬪潰しに失敗した皇后は万寿(ばんじゅ)寺の住職を使い、順嬪を和安公主の生まれ変わりと思い込んだ皇太后に警告を与える。皇太后はさっそく瓔珞と順嬪を呼び出して事実を追及するが、順嬪は乾隆帝が密かに教え込んだとおりに和安公主を演じて皇太后を上手くだまし、瓔珞ともども処罰を逃れる。一方、瓔珞は年季明けを控えた明玉(めいぎょく)と海蘭察(ハイランチャ)の縁談を進めるが、ある日、明玉を激痛が襲う。自分の命が長くないことを知った明玉は、頑なに縁談を拒み...。

寧昇(ニン・ション)は天盛の平和を守ることを口実に、鳳知微(フォン・ジーウェイ)に金匱の遺詔をすり替えるよう求める。徐啓瑞(シュー・チールイ)は寧昇の策を寧イー(ニン・イー)に教える。宗宸(ゾン・チェン)は寧イーを殺すよう顧南衣(グー・ナンイー)に命令するが、顧南衣は鳳知微を悲しませないために寧イーを救う。鳳知微は韶寧(シャオニン)と共に金匱を持ち皇宮へ向かうが、韶寧は遺詔をすり替える。天盛帝の前で寧昇の陰謀が暴露され、寧昇は庶人に降格させられる。常貴妃は寧昇の命を救うため毒酒を飲む。燕懐石(イエン・ホワイシー)は閔海の海賊の分布図を持ち帰り、鳳知微はそれを利用し、都を離れようと考える。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


体毛が増え発作が起こる先祖返りの症状を見せる祺族たちは増える一方で寒ソウと克哈(こくは)にも異変が。そんな中、彼らの症状が朔北にしか生えない毒キノコが原因だと判明する。その頃、祺国では蒼祺(そうき)王を味方につけた玄祺(げんき)王と雪祺(せっき)王との対立が深刻化。玄祺王の陰謀を阻止し両国の平和を維持するためにも乾祺六約の締結が急がれて…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

高湛が沈碧と一夜を共にしたと知った陸貞は、罠にはめられた高湛に罪はないと分かっていても辛い気持ちを拭えなかった。だが、事実をひた隠しにする高湛の前で彼女は知らぬふりを続け、陳(ちん)へ旅立つ彼を気丈に見送る。一方その頃、高湛の不在を好機と捉えた婁皇太后は、復権に向けて本格的に動き出していた...。


長孫無忌の意向を受けて、大臣たちは武媚娘の追放を願い出る。だが李治は断固とした態度で武媚娘を守る。そんな武媚娘はほどなく皇子を産み、李治は期待を込めて息子を李弘と名付ける。だが喜びもつかの間、李治は発作で倒れてしまう。一方、新たな皇子の誕生に衝撃を受けた王皇后と蕭淑妃は、武媚娘に対抗するため手を組むことに決める。同じ頃、都で武具を運んでいた御者が捕まった。御者の供述により、呉王は窮地に立たされて…。

呉王府で刺客に襲われた李治は、李恪に命を救われるが、やはり李恪を心の底から信頼することができず落ち込んでしまう。そして翌日、李治は朝議で李恪の左遷を言い渡す。しかしそれは李恪が自ら李治に申し出たことであった。李治は、いまだ朝廷を牛耳る長孫無忌と関隴集団を排除すべく、長安から離れた地で李恪に勢力を拡大させようと、その申し出を快諾したのだ。そんな李恪は宋州へ赴く前夜、密かにある者と会うのだった。

腕の傷に効果があると聞いて、山あいの温泉につかる柳眠棠と崔行舟。久しぶりに夫婦水入らずの穏やかな時間を過ごしていたが、急な軍務があると趙泉(ちょうせん)が呼び出しに来る。崔行舟が軍営に戻ると、生け捕りにした阿骨扇(アグシャン)が今回の戦(いくさ)の発端や大祁(だいき)との密貿易について語り始めた。一方、自分が戎(じゅう)語を話せることを不思議に思った柳眠棠は林思月を訪ねるが、疑問は解消されるどころかより深まってしまう。そのせいか過去の記憶を夢に見るようになり…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


山で薬草を採取していた季曼は急な雨に襲われる。そして心配し駆けつけた寧ギョク軒になぜ避けるのかと問い詰められ、ついに自分が蔡聞正の娘だと告白してしまった。季曼の実の父親が長年恨み続けた蔡聞正だと知り、寧ギョク軒はショックのあまりその場で倒れ、目覚めた時は県衙にいた。落胆した寧ギョク軒は季曼に関する物を身の回りから片づけるよう命じる。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


船旅の途中、白風夕の師妹(しまい)・白琅華(はくろうか)が体調を崩してしまう。黒豊息は、医者と住まいを手配するから雍州へ寄っていくようにと白風夕に勧め、天霜門の一行は雍州で下船する。一方、雍州王は豊キョの上奏により、豊蘭息の無事を祈って祈祷(きとう)を行うことを決める。だがその祈祷の最中、豊蘭息の亡骸(なきがら)が見つかったとの知らせが入る。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

商易之(シャン・イージー)に、何通も花見の招待状が届いているという。盛華(ションホワ)によると、どの家にも自分と同じ年頃の令嬢たちがいるとか。花見を口実にしたお見合いの意図があると踏んだ易之はこれを好機と捉え、共に帰還した阿麦(アマイ)が実は女であり、自身の想い人だと打ち明けるのだった。その頃、朝廷では大事件が。皇太子の斉涇(チー・ジン)が、配下の収賄を容認した疑惑が持ち上がったのだ。斉涇は無実だと訴えるも、調査が済むまで禁足を言い渡され…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

裴行倹(はい・こうけん)夫妻の尽力によって、臨海(りんかい)大長公主の人質となっていたキク崇裕(きく・すうゆう)の妻子は解放された。これまでは警戒していたものの、家族を救ってくれた恩人・行倹に、心からの感謝をおくるキク智湛(きく・ちたん)。こうして行倹は本当の意味で西州長史として迎え入れられることとなった。そんな中、行倹に恨みを持つ蘇南瑾(そ・なんきん)が西州に遣わされ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

兄の林大海が雷に借金を返さずに逃げたせいで、人質として狙われることになった林北星。麦子はすぐに張万森の家に駆けつけ、北星に危険が迫っていることを告げる。彼女はしばらくの間、家にこもって外出を控えることにするが、万森は夜中も北星の家の前でこっそり見張りをするのだった。そんな中、ついに統一テストの結果が発表される。北星は予想以上の高得点だったが、それでも北京の農大合格はギリギリだと知って不安になる。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

鞠七七(きくしつしつ)は方鑑明(ほうかんめい)から縁談を断られると傷心を隠して婚礼の服を焼く。一方、海市(かいし)は黄泉関に向かう途中で鵠庫の動きを察知、水井屯で敵軍を撃退する。その知らせを聞いた淑容妃(しゅくようひ)は、海市と湯乾自の無事を祈って宮中でこっそり灯籠を流す。そこに偶然、酒に酔ったチョ仲旭が現れ、淑容妃を紫簪(しさん)と思い込み抱きしめるとキスをして…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

顧千帆は趙フン児に、ある王妃の物語を聞かせる。昔、とある村に美しく才能あふれるが、家が貧しい女子(おなご)がいた。その女子は早くから芸を売り身を立て、やがて郡王に見初められて王妃にまで登り詰めた。だが、ある1枚の絵によって出自が低いことを暴かれてしまう。趙フン児はその絵が「夜宴図(やえんず)」だと察するが、顧千帆は絵のことも物語も忘れろと言う。一方、過酷な務めに疲弊し、道士たちから見下され辛い日々を送っていた欧陽旭は、都へ返り咲くことを誓う。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


星辰が江湖に出たのは×侠(ばつきょう)を捜すためだった。お金を持っていなかった星辰は、いったん五岳門へ戻ることにするが、×侠の伝説の始まりが神薬寨だという話を街なかで耳にする。すると星辰は五岳門へは戻らず神薬寨で働くことに。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

チョ仲旭から諜報網を強化する仕事を鞠七七(きくしつしつ)に引き継ぐよう命じられた方鑑明(ほうかんめい)は仕方なく従う。また、鵠庫と結託した吐火魯と尼華羅の戦艦が現れたと知ると、方(ほう)家が持つ流觴軍を率いて西平港に向かう。一方その頃、海市(かいし)は水井屯で敗走した敵軍の行方を追っていたが、鵠庫が迦満人を盾にして黄泉関を攻めようとしていると気づくと…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

顧千帆は深夜に父である蕭欽言(しょうきんげん)を訪ね、帽妖(ぼうよう)の騒ぎが蕭欽言を失脚させる目的で引き起こされた疑いがあると忠告し、自分と趙フン児の婚姻を認め、祝福してほしいと伝える。蕭欽言は、身分の差を理由に婚姻に難色を示すが、顧千帆の意志の強さを目の当たりにし、息子を見守ることにする。高慧(こうけい)は欧陽旭が趙フン児と婚約していたことを知り、激しく動揺する。騙されていたことへの悲しみと憤りで涙を流す高慧を見て、趙フン児は改めて人柄の良さを感じ、慰める。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

陳宇は早朝にケガをして帰宅した呉振峰を問い詰め、劉カイ華の甥が事件に関与しているのではないかとの疑念を強める。呉振峰から呉剛の会社資料を受け取った陳宇は、呉剛事件の当日に輸送を担っていた運送会社に行き着く。それは闘技場で娘が逮捕された万賀達の会社だった。娘の麻薬中毒症状に苦慮していた万賀達は自社の会社資料が陳宇たちの手に渡ったと知り、奪い返すために人手を集める。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


シーユエのアシストもあり、ようやくよりを戻したシューイーとシー・イエン。シーユエもまた編集部に復帰し、シューイーと出張に行くなどキャリアを重ねていく。一方共に職を失いロージーと罵り合うシンジョウは、未練がましくシューイーの家を訪れる。しかし、そんなシンジョウにシューイーたちは決別を告げる。

将軍の王翦は嬴政がいる雍城の危険を察し、急遽援軍を統率して反乱軍の撃破に向かう。一方、章台宮をはじめ咸陽の隅々までが嫪毐の反乱軍に占拠され、呂不韋の相府にも無数の兵が押し寄せる。嬴一族は嬴政の息子扶蘇を救出するため決死の戦いを繰り広げる。

6国は秦に対抗するため連携策を練るが、耕す田畑を失った韓や魏の民は大量に秦へと流れ込んでいた。秦はこれらの移民に耕地のみならず、穀物や家畜、農具も与え、万全の受け入れ態勢を取ると同時に、韓非を秦王の嬴政に会わせることを条件に停戦に合意した。

産後も精神不安定な状態が続くカク葭。良くない噂が宮中に広がるのを恐れた二少主・尹嵩は、カク葭を幽閉してしまった。趙芳如は、不妊についての尹嵩との会話で引っかかるものを感じ、自分が長年、避妊薬を飲まされていた事実を突き止める。一方、幽閉を知った李薇は、和夫人からの側面支援を得て、ようやくカク葭と面会することができた。李薇たちの前で元気そうに振る舞うカク葭だったが、帰りの道中で言動を思い返した李薇は胸騒ぎを覚え…。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




阿媛は気持ちを押し殺し、鐘傑と清芬の婚約を祝福する。鐘秀は阿媛を心配して安全区の鐘玉を訪ねるが、そこには元気な阿媛の姿が。阿媛は安全区の宣伝映画に出演を決めたところだった。鳳梧たちは租界で難民救済のイベントを開催し、易家の人々も協力する。鐘玉は鐘霊の用意した車で逃げ出そうとするが、車は予想外の場所に到着し…。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

商易之(シャン・イージー)に、何通も花見の招待状が届いているという。盛華(ションホワ)によると、どの家にも自分と同じ年頃の令嬢たちがいるとか。花見を口実にしたお見合いの意図があると踏んだ易之はこれを好機と捉え、共に帰還した阿麦(アマイ)が実は女であり、自身の想い人だと打ち明けるのだった。その頃、朝廷では大事件が。皇太子の斉涇(チー・ジン)が、配下の収賄を容認した疑惑が持ち上がったのだ。斉涇は無実だと訴えるも、調査が済むまで禁足を言い渡され…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

司馬懿は汲布(きゅうふ)の身分に疑問を抱くが、父を救うため、張春華に渡された剣を持ち、汲布に会いに行く。春華にひそかな想いを寄せる汲布は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

瓔珞は自分の果たせなかった夢を託すように、明玉のために婚儀の支度に精を出す。海蘭察と傅恒も婚礼を楽しみにしていた。しかし当の明玉は、体内の銀針に命を蝕まれている事実を隠したまま、瓔珞に縁談を白紙に戻してほしいと懇願する。そんな中、明玉のもとに順嬪から祝儀の品が届き...。一方、順嬪は、かつて瓔珞が傅恒に贈った香り袋に施した「藤豆(ふじまめ)と蜻蛉(とんぼ)の刺繍」を利用して、瓔珞をめぐる傅恒と乾隆帝の心をかき乱そうとしていた。

母に辺境へ戻るよう言われた寧斉(ニン・チー)は、帝位を命懸けで目指す決意を新たにする。閔海の海賊の分布図を見た天盛帝は鳳知微(フォン・ジーウェイ)の提案を受け、誰を遣わすかを思案する。鳳知微の思いを見抜いた寧イー(ニン・イー)は、彼女に都を離れることを勧める。一方、韶寧(シャオニン)の婿選びを任された寧斉は、韶寧が魏知(ウェイ・ジー)、つまり鳳知微に好意を持っていると知る。辛子硯(シン・ズーイエン)は天盛帝に削藩を勧め、寧斉を閔海に派遣することを提案。天盛帝に婿選びについて報告した寧斉は、鳳知微の心を探るよう指示される。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


蘇玖児(そきゅうじ)の家で目覚めた寒ソウは克哈(こくは)が毛むくじゃらになっているのにびっくり。しかも、先祖返りの症状を見せる祺族たちで街は大混乱となる。その結果、祺族たちを7日以内に九霄城から追放せよという皇帝の勅命が下る。これを吟雪閣の陰謀と考えた蘇玖児たちはその黒幕と目されるトウ宰相から真相を聞き出そうと画策するが…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

婁皇太后(ろうこうたいごう)が仁寿殿(じんじゅでん)に戻り、新年の参賀が行われる。その最中、沈碧(しんへき)に妊娠の兆候が見られ、侍医たちが呼ばれる。そして、沈碧は身ごもったと診断されるが、高湛(こうたん)は「陸貞(りくてい)以外の女性に子供を産ませる気はない」と言い放つ。そんな彼に陸貞は「沈碧を娶(めと)ることになっても子供は殺さないでほしい」と訴え...。


栖(せい)州の街に雨が降ったその夜、柳眠棠は李(り)ばあやを強い酒で酔わせ、1人で別院を出ていく。一方、崔行舟は太守(たいしゅ)の元を訪ね、鉄鉱石を密貿易する者の目的は謀反ではないのかと揺さぶりをかけていた。捕虜となった阿骨扇は密貿易を白状したため、牢(ろう)にまで口封じに来た刺客と死闘を繰り広げることに。その頃、記憶を取り戻し始めた柳眠棠は、懐かしい仲間がいるひょう局(ひょうきょく)の門をくぐり思い出に浸っていた。ところがそこに思いもよらぬ悲劇が襲いかかる。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン




都に護送されたはずの温婉が檀王の姪である如月郡主として海坊に戻ってきたのは、檀王と凌剣星の駒として寧ギョク軒を倒し、皇商大会で勝利して海上貿易組合の会長の座を手に入れるため、そして私怨を晴らすためでもあった。季曼が県衙を出たことで凌剣星は寧ギョク軒夫妻の仲を疑い、間者を配して身辺を探らせ始めた。2人に離縁の話が出れば、すぐに皇帝に奏上するためだ。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


雍州王は豊蘭息に王妃・百里(ひゃくり)氏を乗せた馬車の御者を命じ、仲睦まじい親子の姿を天下に知らしめようとする。すると鳳棲梧は百里氏の護衛にあたる孫明揚(そんめいよう)らの職務怠慢を訴え、豊蘭息に助け船を出す。王宮に戻るなり、雍州王は兄の殺害を企てる息子の豊キョを戒めるよう、百里氏を厳しく諭す。その頃、宗主の代理を任された白風夕は弟子を養うため…。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

阿麦(アマイ)の家族を襲撃した玄武軍の統領が商維(シャン・ウェイ)だった――。阿麦への罪悪感が拭えずに、盛華(ションホワ)を伴って古寺へと赴き、仏に祈りを捧げる商易之(シャン・イージー)。彼はそこで、同じく参拝に来ていた林(リン)宰相と娘の則柔(ゾーロウ)に出会うのだった。盛華は、易之と則柔を散策に行かせて林宰相と2人きりになると、後継者として現皇太子と第二皇子のどちらを推すか林宰相の意向を確かめたところで、こう囁く。「もっと多くの選択肢が欲しければ、易之をその中に入れてみては?」と…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

穀物の計量を担うべき者として裴行倹(はい・こうけん)が呼び寄せたのは、大仏寺の僧たちであった。蘇南瑾(そ・なんきん)や商人たちは意外な人選に驚くが、ここにこそ行倹の策の眼目が。兵による不正な計量を見越した行倹は、一度穀物を商人から大仏寺に売らせ、僧が計量したのち、軍倉に納入すると言うのだった。高名な法師が見守る中、計量は終わり、何事もなく収めようとする南瑾に行倹は…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

林北星がまだ南川にいることを知った雷は、麦子らに命じて北星を拉致しようとする。張万森は北星の兄・林大海を見かけて借金返済について問い詰めると、雷に法外な利息を要求されていたことを知る。そして万森に説得された大海は警察に自首することを約束。一方、北星は農大からの合格通知を手にする。北星に告白をすることを決めた万森は、麦子と高歌に相談して計画を立てる。しかし決行の日、約束の場所に万森は現れなかった。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

海市(かいし)は迦満人を救うため紅薬原へ向かうが、鵠庫軍に人質を取られやむなく投降。蘭茲に連行され額爾済(がくじせい)の捕虜となるが、そこに黄泉関で一戦交えた方卓英(ほうたくえい)とそっくりな奪洛(だつらく)が現れ、彼女の身柄の引き渡しを求める。だが、海市を気に入った額爾済は密書により彼女が女性だと知ると、女性の服を着せて自分の妃にすると宣言し…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

顧千帆の母の墓前に婚約の報告をした顧千帆と趙フン児。「父親については話せない」と言う顧千帆に趙フン児は理解を示す。都に戻ると、かつて顧千帆の隣家に住んでいた池蟠(ちはん)に遭遇し、2人は小競り合いを繰り広げる。一方、敬慕する顧千帆から古譜を贈られた宋引章は、蕭欽言の寿宴でその曲を披露するため練習を重ねるが、良民にしてやるとほのめかす沈如琢が気になってしかたがない。そんな折、顧千帆が来訪し、宋引章の演奏に対し厳しい言葉を放つ。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


冰河の妹・瑶光(ようこう)を逃がしたあと、星辰は頭巾をかぶって侠客たちに紛れ込み、神薬寨の地下牢に潜入する。その侠客たちの中には歩汀も紛れていたが、星辰は歩汀に気づかない。同じ頃、瑶光は星辰からの伝言を冰河に伝えていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

海市(かいし)を救うべく駆けつけた方鑑明(ほうかんめい)が黄泉関に到着。すると、迦満人の首領・薩莉亜(さつりあ)が海市の救出に協力したいと方鑑明に申し出る。その後、彼らの救出作戦を知った海市は、額爾済(がくじせい)を油断させるために彼と結婚する意思があるふりをして、作戦の決行日である下元節に婚礼を挙げたいと伝える。ところが、作戦は直前に敵側にばれてしまい…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

宋引章は蕭家の使用人にぞんざいな扱いを受け、ふらついたところを顧千帆に支えられて窮地から救われた。顧千帆は「我慢ならなければ琵琶を剣として戦え」と宋引章に助言する。蕭欽言の寿宴が始まり、顧千帆が現れたことに喜ぶ蕭欽言といらだつ蕭謂。やがて張好好(ちょうこうこう)の歌の出番となり、伴奏として宋引章も琵琶を弾いた。音曲の大家として知られる賓客・柯政(かせい)の評価は、歌はありふれているが琵琶はすばらしいというものだった。すると蕭謂がある提案をする。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

呉振峰が指定された場所に行くと、そこには万賀達がいた。信頼していたモンカの二両が、父親の死に関係していた万賀達とつながっていたと知り、裏切りだと感じる呉振峰。それでもモンカとKの取り引き再開に、運び屋を引き受ける。だがそこに姜磊が鬼手を使ってわなをしかける。陳宇は呉振峰を信頼し、助けようとするが、林局長からは厳しくはねのけられてしまう。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


父シアンチョンのため一肌脱ぐことにしたグアン・ジー。そんなとき楽安とシー・イエンの元へ、イー・ヤンが合併話を持ちかけてくる。リードしているかに見えた黒馬科技もまた、チップの開発に行き詰まっていた。一方シューイーは、多忙な中でも惜しみない愛情を示してくれるシー・イエンにますます惹かれていく。

紀元前238年4月、22才になった嬴政は予定通り加冠の儀を行い、王璽を手に入れることで親政を始めた。これにより相邦の呂不韋が国政の実権を握る時代は終わり、監国太后の趙姫も嫪毐の叛乱が原因ですべてを失うことになった。

韓非は秦へと入り、嬴政に天下や君主のあり方について説く。韓非は、趙・楚・魏・韓の4国合従を阻止するため趙王の説得に向かった姚嘉を妨害しようとするが失敗に終わる。また秦の軍議で韓への侵攻案が進言されたのを耳にすると、祖国を救うために舌戦を繰り広げる。

一命を取り留めたカク葭だが、依然として二少主・尹嵩の支配下にあった。李薇たちは、今度こそカク葭を解放するため計画を練る。五少主・尹岐は川主に直訴するが、夜中に無断で侍医を連れ出した件を咎められ、鞭打ちの刑に。一方、三少主・尹岸は令旨を出すよう川夫人を説得し、さらには尹嵩の祈祷師を懐柔することにも成功。皆の奔走の結果、カク葭は赤子と共に晴れて自由の身となるが、尹嵩は出ていくカク葭をさらに辱めようとするのだった。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




陸培(ルー・ペイ)は鐘秀とデートを重ねながら、秘密裏に敵国人の暗殺に動いていた。一方、易家の地下で療養中の汪剣池は、部下に暗殺命令を下しているところを目撃され、瑩如の怒りを買う。瑩如は居合わせた鐘傑にも危険な活動を控えるよう訴え、涙ながらに清芬との婚約を急かす。鐘傑は瑩如を安心させるため、婚約式を開くことを約束する。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

阿麦(アマイ)の家族を襲撃した玄武軍の統領が商維(シャン・ウェイ)だった――。阿麦への罪悪感が拭えずに、盛華(ションホワ)を伴って古寺へと赴き、仏に祈りを捧げる商易之(シャン・イージー)。彼はそこで、同じく参拝に来ていた林(リン)宰相と娘の則柔(ゾーロウ)に出会うのだった。盛華は、易之と則柔を散策に行かせて林宰相と2人きりになると、後継者として現皇太子と第二皇子のどちらを推すか林宰相の意向を確かめたところで、こう囁く。「もっと多くの選択肢が欲しければ、易之をその中に入れてみては?」と…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

荀彧は、獄中の司馬防が供述書に署名できないことを口実に、楊修に司馬防の筆跡をまねて署名を頼む。一度はためらった楊修だったが、指示通り署名を代筆する。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

瓔珞は順嬪が明玉に死を唆したことを知る。怒りに燃える瓔珞は、順嬪の宮殿に乗り込んだ。だが順嬪はハサミで自分の胸を刺すと、瓔珞に罪をなすりつける。順嬪を傷つけたとして皇太后の信頼を失った瓔珞は、乾隆帝の命令で延禧宮に軟禁された。側近の太監にも裏切られた瓔珞は、袁春望(えんしゅんぼう)の指示で毎日1杯の粥しか与えられず、みるみるうちに衰弱していく。一方、乾隆帝と事あるごとに対立していた傅恒は突然、順嬪に呼び出されて...。

辛子硯(シン・ズーイエン)は、寧斉(ニン・チー)が韶寧(シャオニン)の婿として鳳知微(フォン・ジーウェイ)を天盛帝に勧めたことを利用すべきだと寧イー(ニン・イー)に言う。鳳知微の安全を懸念する寧イーは、彼女を閔海に派遣するよう天盛帝を説得してほしいと辛子硯に頼む。寧斉は韶寧のために、鳳知微を蘭香院へ招く。韶寧は鳳知微を天盛帝の元へ連れていき、結婚を迫る。鳳知微は韶寧との結婚を拒否するため、ついに自分が女であることを明かす。鳳知微を刑部の牢に収監した寧イーは、彼女を救うために動き出す。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

文嬰(ぶんえい)が真の黒幕である疑いが強まり、彼が亡き王妃の墓参りに行く日が対決の日と決まる。そして、蘇玖児(そきゅうじ)と寒ソウは全てが終わったら婚礼を挙げようと約束する。だが、当日、蘇玖児は文嬰に拉致され、火種の在りかが分かるも崖から突き落とされてしまう。その後、墓場に現れた文嬰は寒ソウ、叱蘭(しつらん)、文駿(ぶんしゅん)の前で驚きの正体を現して…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

前線に向かう司馬忘月(しばぼうげつ)の一行は、辺境から魏蒼(ぎそう)に戻る難民たちと遭遇する。しかし難民の中に刺客が紛れ込んでおり、忘月は危ないところを陳炎(ちんえん)という兵士に救われる。軽傷で済んだとはいえ、忘月は実戦の恐ろしさを初めて知る。その後、見回りに出た忘月と陳炎は食糧を運ぶ敵兵を見かけ、彼らの補給場所に忍び込む。

沈碧の妊娠が嘘である証拠を握った高湛は彼女を告発。沈碧が婁尚侍(ろうしょうじ)の命令だったと証言した結果、婁尚侍は直ちに処刑される。そこで、立場が危うくなった婁皇太后は、すぐさま玲瓏(れいろう)を利用して高湛と喚雲(かんうん)を陥れる陰謀を画策。だが、自責の念と恐怖に耐えられなくなった玲瓏は、高湛にすべてを告白して...。

チン・ハオとソン・ヤオの間には信頼関係が築かれつつあったが、ソン・リンレンからハオに届いた「ソン・ヤオのこと、調べがついた」というメッセージをヤオは偶然見てしまい、再び疑念が生まれる。一方、ハオをライバル視するション・スーリンは、真面目に働く代わりに日月(リーユエ)湾休暇村の買収を自分にやらせてほしいと兄に頼む。そんな中、先代からのなじみの家族との集まりに出席したハオは、幼い頃の思い出話で失敗してしまい…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




皇商大会の初戦で歓顔堂は意外にも非晩霜に負けない品質の明月霜を打ち出した。品質や使用感では審査官も甲乙つけ難く、成分を見比べての審査となる。その結果、より高価な原料を使っている明月霜が高く評価されてしまった。温婉が急に高品質の化粧品を作ったことで、季曼らは処方を盗まれたのではと疑うが証拠はない。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


如玉軒を訪ねた際に、持病の発作を起こした豊萇を助けた白風夕。しかし、病を患っているという噂(うわさ)が流れることを恐れる豊萇に、口封じのため命を狙われてしまう。そんな中、1人で夜道を歩いていると、白風夕の前に大勢の刺客が現れるが、ちょうど黒豊息が現れ助けに入る。その頃、雍州王は帝都で開かれる六合(りくごう)宴に、雍州を代表して誰を遣わすべきか悩んでいた。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

林則柔(リン・ゾーロウ)を嫁として迎えることを正式に申し入れてきたわ――阿麦(アマイ)との婚姻に気がはやり、花嫁衣装まで考え始めていた商易之(シャン・イージー)は、盛華(ションホワ)の言葉に驚きを隠せなかった。だが、何があろうと阿麦以外の女人を娶るつもりなど一切ない易之は断固拒否。両親の殺害に関する真相を知れば、きっと阿麦はお前を憎むだろうと忠告されても、永遠に隠し通すと言い張るのだった。このまま説得を続けたところで易之の意思は揺るがないと悟った盛華は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

阿史那雲伊(あしな・うんい)は急いで露店へと戻ったが、数珠はすでに売られたあとだった。屋敷に戻り、泣いて部屋に閉じこもる雲伊。普段は明るい彼女の意外な一面を見て、心配をした庫狄琉璃(こてき・るり)は店へと向かい、数珠の買い手を捜し始めるのだった。一方、キク崇裕(きく・すうゆう)に取り入るため工房へと来た張敏娘(ちょう・びんじょう)は、門前で出入り禁止を言い渡されるが…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

雷の手下たちに拉致されかけた林北星を守ろうとして、張万森はビルから転落してしまう。その瞬間に目覚めた北星は、元の世界である2021年6月に戻ってしまっていた。結局、張万森を救うことができなかったことに大きなショックを受け、兄の林大海に統一テストの頃、一体何があったのかを問い詰める。そして、かつて灯台があった場所や万森が住んでいた家を訪れるのだが、そこで北星は久しぶりに高歌と再会する。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

淑容妃(しゅくようひ)が侍女たちに物語を読み聞かせているのを聞きつけたチョ仲旭。彼は自分にも読み聞かせるよう求め愈安宮で一夜を明かす。一方、方鑑明(ほうかんめい)は蘇鳴こそが鵠庫と組んだ裏切り者だと確信、難民の支援を名目に泉明港へ向かった彼が逃亡するのではないかと警戒する。また、薩莉亜(さつりあ)はいまだ目覚めない海市のために皇族伝来の聖薬を提供し…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

蕭府で行われた寿宴での演奏を終えた宋引章。演奏が評判となり、宋引章を一目見ようと大勢が押しかける。趙フン児は、宋引章にあやかり、宴で出された魚膾(ぎょかい)を半遮面でも出そうと提案するが、食事まで出しては雅さがない、などと宋引章の反発を食らってしまう。趙フン児は、茶も食事も出せるよう酒楼を開きたいと考え、顧千帆に相談する。その時、解決したはずの帽妖の騒ぎが再び起きる。一方の宋引章は、しだいに半遮面での演奏に嫌気がさすようになり…。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


「信頼できる人かも」と互いに思っていたハオとヤオの仲は、空港での一件で決裂してしまう。懲悪正義協会がヤオの能力で男を騙して財産を巻き上げていることを突き止めたハオたちは、その証拠となる契約書を入手。一方でヤオたちはハオの正体を知っているため、互いに弱みを握っている状態となった。そんな折、ハオはチョンチュワンの幼なじみであるリアン・ジンイーとの縁談を勧められる。身元がバレることを恐れたハオは…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

陳哨子(ちんしょうし)は蘇鳴(そめい)の刺客・呉奇(ごき)を捕らえようとするが、彼は鞠七七(きくしつしつ)の名を挙げて自害。慌てて綾錦司に向かった陳哨子は鞠七七と女官たちが息絶えているのを発見する。一方、海市(かいし)は聖薬と方鑑明(ほうかんめい)の看病のお陰でみるみる回復、都に呼び戻された方鑑明を笑顔で見送る。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

蕭欽言と清流派の権力争いは激しさを増していた。そんな折、船上で月見をする蕭欽言のもとに刺客が現れる。その正体は顧千帆が信頼を寄せていた斉牧(せいぼく)の配下だった。毒剣で刺され深手を負う顧千帆。偶然通りかかった趙フン児は懸命の手当てをするが、助かるか分からず、屋敷に帰っても涙が止まらない。何も知らず顧千帆の居場所を聞く宋引章にも辛く当たってしまう。翌朝、具合が悪いと言って店での演奏を拒む宋引章をよそに、趙フン児は茶坊へ向かうが…。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

劉カイ華は姜磊と鬼手から、夜12時に光芒茶工場でモンカの薬物を梱包するとの情報を得る。それらの情報を元に劉カイ華たちは包囲作戦の準備を進めるが、詳細を共有されていない陳宇は疑問に思い、呉振峰にかまをかける。夜に外せない用事があると言う呉振峰に不安を募らせる陳宇。陳宇と別れた呉振峰が連絡した相手は、省庁の陳副総隊長だった…。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか



デマを広めたユーリンと言い合いになり、利き手をケガしたシューイーは、ここぞとばかりに愛嬌を発揮しシー・イエンに甘える。そんなシューイーを自宅に呼び寄せ、世話という名目でベタベタに甘やかすシー・イエン。しかし、同じベッドで眠ってもキスすらしないシー・イエンに、シューイーは不安を抱き始める。

嫪毐は車裂きで処刑され、太后も雍城に幽閉されてしまう。呂不韋は嫪毐を太后のもとに送り込んだ責任で連座し、朝廷を離れることになった。嬴政は嫪毐の乱を平定した臣に各々の功績に応じた爵位と恩賞を与え、李斯を参謀人に親政を開始する。

韓滅亡の危機を感じた韓非は、嬴政に諫言を繰り返し、ついには天下統一が遅れているのは姚賈が横領をしているからだと告発する。趙と韓の同盟阻止のため新鄭にいた姚賈は、これにより秦へと呼び戻される。姚賈は寧騰の謀反の件をわざと漏らし韓非の反応を探る。

尹崢らが偽札の出どころを調査したところ、主犯である陳錫という名の男は黛川に逃亡したことが判明した。その頃、黛川と丹川の境界付近の鉱山の領有権を、黛川が主張するという事態が発生。新川は鉱脈を守るため、山に通じる道の封鎖を決定する。黛川および丹川に事情を説明するため、尹崢が尹岐と共に現地へ。しかし道路封鎖は丹川に著しい不利益があると分かり、丹川に通じる道は封鎖を解いた。この判断がのちに宮中で大問題となる。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン



維安の帰還に喜ぶ鐘霊だったが、維安は香港で偶然出会った寄漁母娘と一緒で、態度もよそよそしく変わっていた。国民党からも離れたと言い、ねぎらう鐘霊にもつらく当たる。瑩如は汪剣池から維安が戦地で惨敗したいきさつを聞く。そんな中、物資不足で治安の悪化した租界では、星華の宋(ソン)支配人が追い剥ぎに遭い、易邸に逃げ込んでくる。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

林則柔(リン・ゾーロウ)を嫁として迎えることを正式に申し入れてきたわ――阿麦(アマイ)との婚姻に気がはやり、花嫁衣装まで考え始めていた商易之(シャン・イージー)は、盛華(ションホワ)の言葉に驚きを隠せなかった。だが、何があろうと阿麦以外の女人を娶るつもりなど一切ない易之は断固拒否。両親の殺害に関する真相を知れば、きっと阿麦はお前を憎むだろうと忠告されても、永遠に隠し通すと言い張るのだった。このまま説得を続けたところで易之の意思は揺るがないと悟った盛華は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

寵愛も得られず病で衰弱しきった瓔珞は、順嬪から紫禁城(しきんじょう)に見切りをつけて傅恒と駆け落ちすればいいと勧められる。順嬪は傅恒にも瓔珞を救うには駆け落ちするしかないと言い、警備が手薄になる日まで伝えるのだった。しかし、その裏では乾隆帝に駆け落ちのことを密告していた。当日の朝、乾隆帝は城門の封鎖を命じ、玉泉(ぎょくせん)山へ水をくみに行く荷車を取り押さえる。順嬪の計画どおり、水桶の中には瓔珞が隠れていると思われたが...。

赫連錚(ホーリエン・ジェン)は鳳知微(フォン・ジーウェイ)を助けようと天盛帝に彼女との結婚を求めるが、追い返される。秋明纓(チウ・ミンイン)は牢にいる鳳知微を訪れ、彼女を都に連れ戻したことを後悔する。閔国公・常遠(チャン・ユエン)は寧昇(ニン・ション)を救うため、自ら降格を求めようとするが息子たちに止められる。宗宸(ゾン・チェン)と秋明纓は血浮屠と共に、鳳知微を救う計画を立てる。鳳知微の処刑が迫る中、辛子硯(シン・ズーイエン)は天盛帝に鳳知微を生かし、功績を立てさせるよう提案。鳳知微を惜しんだ天盛帝は死罪を免じ、彼女を閔海巡按に任命し、寧イー(ニン・イー)と共に閔海へ向かうよう命じる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

文嬰(ぶんえい)の消息が途絶えて騒ぎになる中、蘇玖児(そきゅうじ)は先祖返りの症状に苦しむ祺族たちを救うために火種以外の解毒方法を探る。一方、叱蘭(しつらん)は文嬰との想い出を辿り、彼が語っていたのは彼女と穆延(ぼくえん)の物語だったと悟る。また、寒ソウは蘇玖児と朔北で月下節を一緒に過ごそうと語り合う。だが、彼が長い眠りから覚めた時、すでに蘇玖児は…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

立て続けに町を落とされて劣勢となった靖和(せいか)軍の殷克己(いんこくき)将軍は、孤城(こせい)軍との和議に臨む。孤城軍の代表は司馬忘月(しばぼうげつ)の父親・司馬近(しばきん)元帥。日が暮れて長時間に及ぶ交渉が終わった時、黒装束の刺客が現れる。襲撃のあと、腕に傷を負って姿を消した刺客を忘月や慕南(ぼなん)が追う。陳炎(ちんえん)は疑いの矛先を向けられないよう、一計を案じる。

神鴉火箭(しんあかせん)が次々と撃ち込まれて町が大混乱に陥る最中、茉喜(まつき)と白鳳瑶(はく・ほうよう)は事前の計画どおり将軍府を抜け出した。途中で馬車が暴走し、逃げ遅れた鳳瑶が危険にさらされたが、駆けつけた万嘉桂(ばん・かけい)のおかげで事なきを得る。合流した彼らは急ぎ西の城門に向かうが、そこには同じく州外に出ようとする民が詰めかけており、すぐに脱出するは難しい状況だった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

今日から私のそばを離れるなと陳文徳(ちん・ぶんとく)から命じられた茉喜(まつき)。食事の世話をさせられた上に、動作ががさつだと咎められて不満が増すばかりだ。町の巡視に同行するよう求められた時は納得できず拒んだが、それを文徳が許すはずもなく、文句を言ったら縛れと小武(しょうぶ)に命じる始末。茉喜は、ろくでなしめと罵りながらも渋々ついていくのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

本気で互いを心配していると分かったハオとヤオは、15年前の火事と交通事故の真相を突き止めるために心を1つにしていた。そんな中、承天(チョンティエン)グループの入札書のデータが何者かによって、すべてのライバル企業に渡ってしまう。データの流出を知ったスーリンは競合相手にも関わらずハオにこのことを教え、正々堂々戦おうと伝える。こうしてハオは、グー・ズージュンやシェン・シュアンシュアンとも力を合わせ、内通者をあぶり出すことにするが…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




寧ギョク軒と季曼は円満な夫婦を演じ、報告を受けて凌剣星は監視を解き、矛先は袁朗に向く。手を組んだはずが消極的な袁朗にいらだち、凌剣星は切り札を突きつける。すでに隠居している父、袁定山がかつて犯した大罪を暴かれ、袁朗は動揺する。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか

会試(かいし)の日、貢生(こうせい)・徐雨新(じょうしん)が不正を働いたため、大勢の人が拘束されてしまう。鳳棲梧はその名簿に弟の鳳世英(ほうせいえい)も含まれると知り、豊蘭息の屋敷に駆けつける。天霜門では、宗主の娘・白琅華が父と連絡が取れないことに苛立(いらだ)ち、白風夕に詰め寄る。白風夕は黒豊息に捜索を依頼したことを明かし、自らも宗主の座を狙わないと明言。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

阿麦(アマイ)を呼びよせ、息子の商易之(シャン・イージー)を何度も救ってくれたお礼に何かしたいと話す盛華(ションホワ)。そこには、阿麦の父親である盛国公の殺害に夫が関わっていたことへの償いの意味も含まれていた。だが阿麦は、褒美が目当てではないので気遣いは要らないと辞退する。「では、麦将軍の望むものは?」――盛華の問いに、死者が静かに眠り、生者が心から安らいで暮らすことだと告げた阿麦。盛華は言わずにいられなかった。「安らぎは恨みを手放してこそ得られるのでは?」と…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

綿布の作り方を広めるため、村を訪れた庫狄琉璃(こてき・るり)一行。工房で織った綿布を触って感動する村娘を前に、琉璃は自ら織り機を操り、手ほどきを行っていく。西州が新たな一歩を踏み出す手助けができた喜びを噛みしめる琉璃の横では、何やら不穏なやり取りが。せきをするキク崇裕(きく・すうゆう)に対し、阿史那雲伊(あしな・うんい)が庭に生える草の根で作った怪しげな薬湯を差し出し…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

張万森に言われた「明日は来る」という言葉を思い出し、少しずつ前を向き始めた林北星。彼女はクビになった動物園で再び働くチャンスを得る。すると、新入りの飼育員が「君が好き」としゃべるオウムを連れて現れるのだが、翌日に盗まれてしまい、激高した園長の怒りを鎮めようと新しいオウムを求めて市場へと向かう。そこで偶然「君が好き」としゃべるオウムを持つ男を見かけてあとを追う。果たしてその男の正体とは。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

方卓英(ほうたくえい)は蘇鳴(そめい)を取り逃がしたことを方鑑明(ほうかんめい)に報告。また、綾錦司で一人だけ一命を取り留めた鞠柘榴(きくしゃりゅう)は方鑑明に皇宮に残り鞠七七(きくしつしつ)の遺志を引き継ぐと伝える。一方、チョ仲旭は上奏文を淑容妃(しゅくようひ)に読み上げてもらうようになり、一緒に過ごす時間が増える。そして、注輦の祝日である恩月節の晩、彼は淑容妃のために灯籠を池に浮かべると…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか


再び財産を手にしたハオは、またしてもヤオの目力の虜になり、契約書を取り返すために色香で迫るヤオの誘惑に負けないよう必死で抵抗する。そんな中、ジー会長の後妻で、息子チョンアンとジンイーの結婚を望むチェン・ヤーチンは、ジンイーにチョンチュワン(ハオ)を諦めさせるためにハオとヤオ夫婦を食事会に招待する。そこでジー会長が自分たちの結婚に疑念を抱いていることを感じ取ったハオは、ヤオとの同居を決意するが…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

注輦の特使・蒲由馬(ほゆうば)が援助を無心しに来たせいでチョ仲旭と淑容妃(しゅくようひ)の間に再び溝ができてしまう。一方、方卓英(ほうたくえい)は毒の後遺症で失明した鞠柘榴(きくしゃりゅう)を気遣い交流を深めていく。そんな中、海市(かいし)ら兵士たちが黄泉関から帰還。チョ仲旭に功績を称えられた海市は雲麾将軍に出世する。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

光芒茶工場の前で麻薬取引の現場を取り押さえようと張り込みをする陳宇の前に現れたのは呉振峰だった。しかし麻薬が偽物と分かり、ハオ東は工場に火を放つよう命じる。何とか逃げ出そうとするが、鬼手は呉振峰の目の前で焼死する。全ては警察の目から逃れるためハオ東が仕組んだことだった。呉振峰に罪をなすりつけようとする姜磊だが、呉振峰は姜磊こそがKと繋がっていることを明かす。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか

黒馬科技との対等な提携の道を探るシー・イエンは、楽安を買収したいイー・ヤンに対して一歩も引かず交渉に当たる。そんなときシーユエが事故に遭う。シューイーやユー・ヨウらが急ぎ病院に向かうと、そこには歌手ソン・ユエランの姿が。怪訝に思うシューイーに、シー・イエンがソン・ユエランとの関係を明かす。

呂不韋が相邦の官職を失った途端、連座の罪を恐れる呂氏一族と朝廷で新たな官職を狙う嬴一族の対立が激しさを増していった。しかし嬴政は仲父である呂不韋を領地の洛陽へ異動させるだけで決着をつけ、国を挙げて列国の平定という偉業に集中することにした。



8年前の爆破事件について、持鈞は婉汀に問いただす。はぐらかそうとした婉汀だったが、恐竜のおもちゃに録音された晋陽の会話を聞き、自分の夢のため、事件に目をつぶったことを告白する。彼女は野心のためなら何でもする晋陽を恐れ、許真を遠ざけていた。監督の証言を得た持鈞は晋陽のもとに向かい、証拠の恐竜を渡す代わりに、許真には手を出さないよう釘を差す。そんな中、意識不明だった偉成が目覚める。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

許真との写真を撮ったことがないことに気付いた持鈞は強引に許真をスタジオに連れていく。撮影現場に晋修が現れた。持鈞は晋修に許真とは変わらず友達でいてほしいと話す。持鈞と許真が許真の家に帰り、許真がキッチンの戸を開けると爆発が起こる。それは事故ではなかった。持鈞は晋陽を疑って問い詰めるが、晋陽は歌を歌いながらその場を去った。王監督は不正を晋陽に指摘され自暴自棄になり子青を呼び出し……。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

王監督から晋陽の暗躍を聞き出した子青は、録音した音声を元に晋陽を呼び出して結婚を迫った。晋陽はその場で結婚を約束する。だが一方で程嘉怡にプロポーズする計画を進めていた。プロポーズの当日、会場に持鈞のファンが押し寄せ大混乱に。そこに子青が現れて晋陽に結婚を迫る。さらにはこの日のために晋陽から贈られたドレスを着た嘉怡も到着する。晋陽は、メディアと持鈞のファンの前で求婚することに。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか



雁回と天曜は、自分たちを素影から守って負傷した白暁生を連れ、弦歌が作ったという地下城に逃げ込む。そこには行き場を失った大勢の妖怪たちが身を潜めていた。親に捨てられ妖怪に育てられた弦歌は、妖怪に恩返しをしているらしい。天曜が霊力を使って妖怪たちの傷を癒やしてやると、妖怪たちは龍主が戻ってきたと大喜びするのだった。一方、雁回が天曜との妖僕契約を解消すると…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


鳳千朔の姿が消えたことに気づいた鳳銘は激怒して地下の捜索を命じるが、雲夢は素影の結界が地下を含めた永州全土に及んでおり、その「檻」から逃れるのは不可能だと自信を見せる。一方、地下城に逃げた鳳千朔は永州を仙妖の戦場にしたくないとの考えから、雲曦公主の件を青丘国に伝えてほしいという弦歌の頼みを断るのだった。地上への道を塞がれたと悟った一同は、雁回に霊力を集めて結界を破るべく、妖怪たちに呼びかけるが…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


無人の永州で弦歌のために一人残った鳳千朔は、叔父の鳳銘に追い詰められるも守護霊に助けられる。一方、天曜は素影と死闘を繰り広げていた。白暁生から霊力を分け与えられた雁回は、龍角の奪還に成功し天曜の元へ駆けつける。素影は天曜を人質に龍角を奪おうとするも、反対に陸慕生を人質に取られ、弦歌たちの要求を聞き入れ永州を解放する。疲れ果て気を失った天曜と雁回。やっと意識を取り戻した雁回には奇妙な行動が見られ…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

目覚めた雁回は狂暴化し、情緒不安定になっていた。異変の原因が白暁生の黒気だと察し、問い詰めると白暁生は自身が邪修であることを肯定、共に解決法を探ろうと提案する。異変の原因が2種類の霊力が識海で衝突しているためと気づいた雁回は、調整を試みることに。天曜は彼女の興奮を一時静めることに成功する。一方、広寒門は永州を乱し、九尾狐公主を殺したのは妖龍だと噂を広め…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

危険な崖の中腹で新しいクライミングルートを開拓するのは、断じて容易なことではない。ましてやワン・イーボーのようなクライミング初心者が挑戦することなどもってのほかだ。しかし今回、イーボーは専門家の力を借り、中国のクライミング聖地として有名な陽朔でこの偉業に挑戦する。わずかなミスが命取りとなりかねない過酷な環境の中、イーボーは数々の障害を克服し、目的を達成することができるのか。
ワン・イーボー ほか

陸時硯は趙家職を捕らえ、長公主の印章を偽造して鉄鉱を買ったことを白状させる。趙家職は御史台に送られ、尋問されることになった。ある日、沈甄は荘ゲツの店に招かれる。荘ゲツから火加減を見るよう頼まれて厨房に向かうと、そこにいたのは陸時硯だった。2人は束の間の再会を喜び合う。長公主の事案に関する真相を知った蘇コウは、徐意清に仲立ちしてもらい、陸時硯に謝罪する。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

ホウ虎の一味に狙われた周述安をかばった沈ゼンは意識不明に陥る。一層、ホウ虎を捕らえることを決意した周述安と陸時硯らは、数日後に執り行われる祈祷の礼で敵が動くことを予想する。祭礼では葛道士と皇太子が祈祷を行うが、突然飛来した鳥の大群に皇太子が襲われる事態に。さらに、ある人物が元凶だと言い出した葛道士がその者の干支の八字を発表したところ、それは沈甄を指し示していた。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

耶沐憬の焦りを見抜いた定王と灼華は、裏で取り引きを持ちかけて北涼との衝突を避けることができた。同時に、拒馬河の戦いで国を裏切った者の名も聞き出すことに成功するが、意外な人物の名に定王は衝撃を受ける。灼華はそんな定王を心から励ますものの、定王にまっすぐ見つめられると胸が騒いで戸惑いを隠せない。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

周述安は皇帝に、長公主が謀反を企てた証拠が集まったと伝える。そばで聞いていた皇后は、長公主に寛大な処分を下すよう皇帝に頼む。続けて皇后は皇帝に、祈祷の礼には皇太子だけでなく六皇子も参加させるよう提案。一方、徐意清は皇宮に忍び込み、葛道士の部屋で事案解決の鍵となる証拠を見つけ出す。運悪く逃げる途中で瓦に足を取られるが、そこに現れたのは冀北(きほく)から戻った蘇コウだった。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

灼華の故郷である江南の地で蝗害が発生する。第一皇子が救災のために江南へ発つが、灼華と驚鴻も補佐として同行する。しかし、江南では第一皇子がやってきたにも関わらず、県令は姿を見せず、食糧庫はすっからかん。灼華は蝗害のほかに問題があると考える。一方、定王は5年前の裏切り者が江南に行ったと推測し、あとを追うことに。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

一連の事件が解決すると、沈甄の家族や友人にはさまざまな好事が訪れる。その一方で沈甄は長公主と共に意識不明の陸時硯の看病を続ける。夢の中を彷徨っていた陸時硯は無事に目を覚ますが、沈甄の記憶のみ失っており、沈甄が涙を流しても胸が痛むことはなかった。2人がこれまで乗り越えてきた事件を再現するなど、あらゆる手段で陸時硯の沈甄に関する記憶を呼び戻そうとするも、思い出す気配はない。
シュー・ジェンシー、オーヤン・ナナ、スン・ジエン、シア・ナン、リウ・ハイクアン ほか

蝗害の被害が徐々に落ち着いてきて、救災に奔走した公主は民から感謝される。灼華も成果が出たことで、自分の能力を民のために使うと決意を新たにする。そんな中、灼華は街で妹の慕ハツ(ぼはつ)に声をかけられる。しかし、お茶を飲んで気を失った灼華。目を覚ますとそこには県令の荘文峰(そうぶんほう)がいた。灼華は機転を利かせ、荘文峰に従順なフリをする。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか




交渉の末、ついに国際大会の特別出場枠を獲得するが、そのタイミングで宋三川と梁友安が抱擁する写真がクラブに届き、ネットにも梁友安が恋人の宋三川をひいきしているとの中傷があふれた。事態打開のためには試合で勝って実力で出場したと証明するしかないと考える宋三川は、いつも以上に猛練習に励んだことで膝を痛めてしまった。誰にも言わず、ブロック注射を打って試合に向かう。相手は実戦経験が豊富な日本のシード選手だった。

膝を故障しながらも再起不能になることを恐れて手術を渋っていた宋三川だったが、梁友安の厳しくも暖かい説得を受け入れる。手術は無事に成功。ところが、病床に横たわる弱々しい姿を見られたくなくて梁友安を追い返してしまった。夜になって再び病室に現れた梁友安は、とうとう抑えてきた想いを宋三川に打ち明け、問いかける。「私の恋人になってくれる?」と。互いの心を確かめ合った2人は、復帰への準備を始めるのだった。


ヨウ州の布商人の嫡女・柳玉茹(リウ・ユールー)は病弱の母・蘇婉(スー・ワン)の薬を買うため自分の皮衣を売ることを思いつくが、その皮衣は既に江南一の富豪である顧家の一人息子・顧九思(グー・ジウスー)に売り渡されていた。柳玉茹は皮衣を取り返そうと、会ったこともない顧九思に直談判しに行くが、九思は柳玉茹をからかい、皮衣も人にやったと言って金で解決しようとする。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか




顧九思は柳玉茹に仕返ししようと、その気もないのに人前で玉茹を絶対に娶るとうそぶく。その話を本気にした顧九思の両親は、息子が公主と結婚させられる前に意中の娘と結婚させようと、急いで柳家に結婚の申し入れをする。柳玉茹は想い人である葉世安(イエ・シーアン)との結婚を約束してくれた葉家の女主人・梁青玉(リャン・チンユー)に助けを求めるが…。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか



婚礼の日になっても結婚をいやがる顧九思はぎりぎりまで逃げ回るが、ついにある決意をして婚儀を無事に終わらせる。その後の祝いの席で、柳家で正妻・蘇婉より幅をきかせている側室・張月児(チャン・ユエアル)が、主だった結納品がすべて柳玉茹の名義になっていることに不満をあらわにするが、それは柳家の状況を察した顧九思の心遣いだった。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか

黒服の男の襲撃を心配する晋修から護衛をつけられたせいで、許真は撮影現場から追い出されてしまう。そんな許真を持鈞は旅行に誘う。実は、24時間以内に町を離れなければ危険な目に遭うと晋陽から警告を受けたためだが、それを知らない許真はかたくなに拒む。許真をだまし、ゲームや露店の串焼きに興じ、船上で星空を鑑賞するなどデートを楽しむが、隙をつき、撮影現場に戻れないよう許真を部屋に閉じ込めてしまう……。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

目の前で倒れ、苦しむ父の姿を見ながらも自分の利益を優先してしまった晋陽。病院の医師にも手を回し、兆和が目覚めないよう画策する。さらに、会社に不利益を与えるという名目で持鈞との契約を解除しようとする。一方、過去の罪を全て打ち明け、後悔と自責の念から娘を巻き込むまいとする婉汀に対し、許真は一緒に立ち向かおうと説得する。ところがその矢先、王監督が会見を開くのだが、それは思わぬ内容だった。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

王監督の記者会見で世間がざわつく中、畳みかけるように晋陽は持鈞を「時間の都市」から降板させると公的に発表する。仕事にも大打撃を受け、気落ちする持鈞を励ましつつも何とか潔白を証明したい許真。晋修と話している中で、持鈞のアリバイを証明する方法を思いつく。一方、一連の事件に兄が関わっているのではと疑い始めた晋修。直接話して問い詰め、許真には手を出さないよう言うが、晋陽は当然それには頷かない。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

【#3】何度も後頭部を殴られ、口の中には頭のないひよこの死骸。凶器と思しき銅尺には、またしても「論語」の一節が。頭だけを地中に埋められた格好で見つかった第二の被害者・王崇理の死も、狂気によって飾り立てられていた。2つの事件の下手人は、同一人物で間違いないだろう。事件について考えを巡らせ、話し合う曲三更たち。「叔父上は人の道に背くことをしたのやも」。そうつぶやいた鳳可追は、被害者の行いについて自分に調べさせてほしいと申し出るのだった…。
【#4】第三の死体の出現で、一連の事件は20年前に起きた火事に関係があるという公算が強まった。万暦17年、後に出火元となる陸邸には、当主の陸遠暴と数名の使用人だけが住んでいた。童僕の陸直は優しく聡明で陸遠暴からも気に入られており、いずれ養子にするのではと噂が立つほど。他の使用人も彼を“若様”と呼ぶようになっていた。しかし、賢く目端が利くがゆえに、陸直は主人の腹黒さや、陸遠暴のお抱え妓女である林四娘の秘密などを次々と知ることに…。
バイ・ユーファン、ニン・リー、シアン・ハンジー、リウ・イートン、チャン・ハオウェイ、ズン・リー、ゾン・ジュンタオ、ワン・ツォー、ジャン・シーリン ほか

今回の冒険の舞台はバダインジャラン砂漠。中国で3番目に広大で、世界一の高さを誇る砂丘を有することでも有名な砂漠だ。ワン・イーボーは、フランス陸軍の特殊部隊・GCP隊員の案内のもと、過去の冒険で得た技術を頼りにして500メートルもの砂丘を登る。容赦ない暑さ、ナビツールを持たず食料も限られているという過酷な状況下で、イーボーは孤独に耐え、この旅の意義を見出すことができるのか。
ワン・イーボー ほか

10日以内に出征せよとの聖旨が崔行舟(さいこうしゅう)の元に届く。だが真(しん)州軍の苦戦は火を見るより明らかだった。一方、兵士たちを後方支援する夫人たちの村では山羊(やぎ)が突然立てなくなり、林思月(りんしげつ)が毒を盛ったのではないかと疑われる。その時、柳眠棠(りゅうみんとう)は桶(おけ)の中に落ちていた草の根に気づく。それは四肢を痺(しび)れさせる鬼田根(きでんこん)だった。水中に溶け出た鬼田根の毒がつけてあった干し草に浸透し、それを食べた山羊は痺れて動けなくなったのだと推測した柳眠棠は…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

腕の傷に効果があると聞いて、山あいの温泉につかる柳眠棠と崔行舟。久しぶりに夫婦水入らずの穏やかな時間を過ごしていたが、急な軍務があると趙泉(ちょうせん)が呼び出しに来る。崔行舟が軍営に戻ると、生け捕りにした阿骨扇(アグシャン)が今回の戦(いくさ)の発端や大祁(だいき)との密貿易について語り始めた。一方、自分が戎(じゅう)語を話せることを不思議に思った柳眠棠は林思月を訪ねるが、疑問は解消されるどころかより深まってしまう。そのせいか過去の記憶を夢に見るようになり…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

栖(せい)州の街に雨が降ったその夜、柳眠棠は李(り)ばあやを強い酒で酔わせ、1人で別院を出ていく。一方、崔行舟は太守(たいしゅ)の元を訪ね、鉄鉱石を密貿易する者の目的は謀反ではないのかと揺さぶりをかけていた。捕虜となった阿骨扇は密貿易を白状したため、牢(ろう)にまで口封じに来た刺客と死闘を繰り広げることに。その頃、記憶を取り戻し始めた柳眠棠は、懐かしい仲間がいるひょう局(ひょうきょく)の門をくぐり思い出に浸っていた。ところがそこに思いもよらぬ悲劇が襲いかかる。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


父・春大山(しゅんたいさん)が折衝府・副隊長の職に復帰し春荼蘼(しゅんとみ)は一安心。一方、韓無畏(かんぶい)は折衝府・都尉に就任、皇帝に代わり巡察中の康正源(こうせいげん)と汴州に残ることになる。そんな中、臨水楼で事件が発生。いつも女将・方菲(ほうひ)に難癖をつける趙老七(ちょうろうしつ)が魚肉の羹にあたったと騒ぎだすと、突然倒れて息絶える。また、同じ物を食べた客たちも苦しみだして…。




尹岐と尹崢は、それぞれ自分の独断で道路の封鎖を解いたと主張。命令に背いた責任を問われ、二人とも投獄されるが、尹崢だけすぐに釈放された。尹岐の身を案じた生母の淳夫人が主上に助命を嘆願した結果、尹岐は極刑を免れるも、庶民へ降格されることに。同時に営業停止処分となった酒楼を何とか守ろうと策を練る李薇たちだったが、再開の見通しは立たない。沈みがちになる面々を前に、明るい李薇でさえ心の中は不安でいっぱいに…。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




維安は星華百貨店の営業再開パーティーにも姿を現さない。パーティーから帰宅した鐘霊は、部屋のドアが開かないので鍵師を呼ぶ。鐘秀が心配してやってくると、部屋から着衣の乱れた寄漁が現れ、屋敷内は騒然となる。燕秋が寄漁をかばってわめき散らす中、鐘玉は母娘の荷物をまとめて庭へと追い出すが、そこに維安が現れ…。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

阿麦(アマイ)を呼びよせ、息子の商易之(シャン・イージー)を何度も救ってくれたお礼に何かしたいと話す盛華(ションホワ)。そこには、阿麦の父親である盛国公の殺害に夫が関わっていたことへの償いの意味も含まれていた。だが阿麦は、褒美が目当てではないので気遣いは要らないと辞退する。「では、麦将軍の望むものは?」――盛華の問いに、死者が静かに眠り、生者が心から安らいで暮らすことだと告げた阿麦。盛華は言わずにいられなかった。「安らぎは恨みを手放してこそ得られるのでは?」と…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

曹丕は自分の志す平和な世を実現するために、司馬懿に出仕して協力をするよう求めたが、それに従わない司馬懿は曹丕を怒らせてしまう。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

ついに化けの皮がはがれた順嬪は、正気を失ったと見なされ麗景軒に監禁される。一方、難を乗り切った瓔珞だったが、だまされたことを知った皇太后は激怒。そこへ葉天士(ようてんし)が瓔珞の懐妊を知らせると、一転して瓔珞はおとがめなしとなり、乾隆帝と改めて愛を確かめ合う。そんな中、寵愛を取り戻した瓔珞のもとを皇后が訪れる。瓔珞が皇后の座に興味のないことを知ると、子を犠牲にしないことを条件に停戦協定を結ぶのだった。

寧イー(ニン・イー)は顧衍(グー・イエン)に、秋明纓(チウ・ミンイン)の正体や大成の遺児の存在を隠すことはできるが、天盛の安寧を壊そうとする者は許さないと伝える。鳳知微(フォン・ジーウェイ)は秋明纓と宗宸(ゾン・チェン)に自分を助けようとした者について尋ねるが、2人は言葉を濁す。寧イーは秋明纓を見張るよう寧澄(ニン・チョン)に命じる。辛子硯(シン・ズーイエン)は寧イーの閔海行きについて不満を伝えるが、寧イーは民を守るために命を懸けると宣言する。姚揚宇(ヤオ・ヤンユー)や淳于猛(チュンユー・モン)たち青溟書院の学生は護衛として共に閔海に派遣され、さらには赫連錚(ホーリエン・ジェン)も同行することになる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

3年前、烏岩村で目覚めたときには記憶を失っていた越今朝(えつきんちょう)と越祈(えつき)。2人は過去を探し求めて放浪している。左目で未来を見ることができる越今朝はある日、過去を知る鍵となる人物として赤い衣の男を予見。盈輝堡(えいきほう)で出会った洛昭言(らくしょうげん)は、まさに予見した赤い衣の男だった。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか

野蚕で錦を作ることに成功した陸貞(りくてい)は、織染署官(しょくせんしょかん)に任命される。同時に、従三品の昭儀(しょうぎ)に昇進した彼女は、朝議にも参加できる身分となる。だが、高演(こうえん)が体調を崩したことで事態は急転。反乱軍を従えて宮中に戻った婁皇太后(ろうこうたいごう)が、出征中の高湛(こうたん)が謀反を起こしたと主張し、武力で政治の実権を奪おうとする...。

王皇后は李治の持病を治そうと、明崇儼という道士に鍼治療をさせる。すると李治の頭痛が改善したため、王皇后は明崇儼を絶賛する。だが明崇儼は自分の得意技は鍼治療ではなく、呪術であると明かす。一方、武媚娘は王皇后と長孫無忌への逆襲を開始する。まず「内訓」と題した御妻の心得を執筆して周囲に配布し、王皇后と蕭淑妃の怒りを煽る。また李義府は「氏族志」の改編を奏上し、関隴集団の怒りを買ったうえで、廃后をも奏上する。

武媚娘は立后の件で老臣と争わないよう李治を諭す。後宮の欲深い妃嬪たちと異なり、地位や立場を求めない武媚娘に、李治は感動するのだった。その後、武媚娘が急病で倒れる。病因は何者かの呪詛だという奏上を受けた李治は、邪気が流れる一帯を捜査させ、その結果、蕭淑妃の部屋で呪いの人形が見つかる。蕭淑妃が掖庭へ送られた後、安定公主が何者かに殺害される。誰もが下手人は王玉燕だと考える中、武媚娘は衝撃的な事実に気づく。

子瑜(しゆ)は石義寛(せきぎかん)と共に皇太后から宴席に招かれるが、その日は折しも前皇太子の命日であった。故人を悼むどころか華美な衣で外臣と宴(うたげ)に興じたとして太皇太后は激怒するが、子瑜がうまく取りなして2人の心に深い印象を残す。その頃、栖州では崔行舟が平遠ひょう局(へいえんひょうきょく)について捜査を進めていた。殺戮(さつりく)の線が濃厚と見て岳林現(きゅうりんけん)の手配書を出すが、岳林現を追う者は他にもいた。一方、仲間を悼み街で大木に願いをかけた柳眠棠は、占い師から声をかけられるが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

海坊にやってきた聶向遠は聶桑楡とうり二つの季曼に対面し心中は複雑だった。夜、寧ギョク軒と2人きりになって聶桑楡を甘やかした己の悔いを語り、不幸な娘の運命を嘆く聶向遠だったが、部屋の外で陶思維が聞いていることを2人は知らなかった。含みのある言葉で過去の聶桑楡を語る陶思維に、気曼は自分の素性が知られたと気づく。友として信じたかった季曼と寧ギョク軒だが、秘密は陶思維から凌剣星に漏らされる。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


会試で行われた不正を調べることになった豊蘭息は、集まった証拠を基に朝議で梁国公(りょう)を断罪するが、百里氏の息が掛かった王宰相により一蹴されてしまう。そして証拠もなく朝臣を陥れた罪で禁足を命じられる。雍州王は豊蘭息の代わりに刑(けい)部尚書の張仲革(ちょうちゅうかく)に取り調べを任せるが…。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

父・斉景(チー・ジン)の寝所に押し入った斉泯(チー・ミン)。彼は父の寵愛する孫の斉煜(チー・ユー)が実は赤の他人で、斉涇(チー・ジン)が皇太子の座を得るために、よそから連れてきて自分の子だと偽っていたことを暴露したうえで、自分を後継者にしてほしいと必死で訴える。ところが予想に反し、その事実を知ってなお、斉景は斉泯への譲位を選ぼうとはしなかった。斉涇は死に、斉煜も皇家の血筋ではない。唯一の息子である自分以外の誰に譲るというのか。嘆く斉泯に向かって斉景が返した答えは…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

公文書を持って出直してほしい――庫狄琉璃(こてき・るり)は、米大郎(べい・たいろう)を連れ去ろうとする蘇南瑾(そ・なんきん)との口論の末、強気に言い放った。そんな中、瀕死の状態の大郎に異変が起こる。消耗した体には薬が強すぎ、苦しんだあげく、息を引き取ってしまったのだ。蘇生を試みる韓四(かんし)の鍼治療もむなしく、無反応の大郎。その亡骸を見届け、南瑾は引き揚げていき…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

修理した携帯のメールを消去し、過去へ戻った林北星。だが、何度試してみても元の世界へ引き戻されてしまい張万森を救うことができない。万森に何があったのか教えてほしいと麦子を追いかける北星であったが、知らんぷりされ冷たく突き放されてしまう。しかしそれでも諦めず、麦子と話す機会を得た北星はついに彼の口から11年前の真実を聞き出すことができたのだった。そこで明らかになったこととは一体…。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

淑容妃(しゅくようひ)はチョ仲旭から夜伽に呼ばれるようになるが、毎回懐妊を避ける涼薬を飲まされ体調を崩してしまう。その頃、宮中で夜半に湯乾自(とうかんじ)の姿を見かけた海市(かいし)。彼女がこっそり後を尾けてみると、彼は愈安宮に向かったのだった。その後、海市は越州に向かう方鑑明(ほうかんめい)に同行することになる。そして、久しぶりに故郷の母と再会を果たし…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

趙フン児と顧千帆の関係を知りショックを受けた宋引章は沈如琢のもとへ身を寄せた。うっかり口を滑らせたと孫三娘が悔やんでいると宋引章から文が届くが、琵琶の引き渡しを請う1文しか書かれていなかった。孫三娘と葛招テイ(かつしょうてい)はひとまず、宋引章が顧千帆を想っていたことを趙フン児に伏せることにする。趙フン児は宋引章が出ていったことに最初は戸惑うが、本人の意思を尊重し静観することにした。そんな折、朝だけ開くことになった茶坊に、杜長風(とちょうふう)から氷が届く。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

歩汀は1人で異形たちがいる部屋へ人形を取りに戻る。だが、次々に襲いかかってくる異形に歩汀は苦戦する。異形にかまれれば自我を失う危険な状況にもかかわらず、脱出したはずの星辰が歩汀を助けに戻ってくる。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

都で方鑑明(ほうかんめい)が鵠庫の間者を引き取り育てたという密告の上奏があった頃、海市(かいし)は故郷の漁村で方鑑明と心休まるひと時を過ごしていた。だが、海市の母が刺客にさらわれ、助けに駆けつけた海市は母を救ったものの方鑑明を守ろうとして崖から海に落ちてしまう。そんな海市を追って方鑑明も海へ。すると、かつて海市を救った鮫人が現れて…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

顧千帆は再び昇進を果たし、皇城司での激務に追われる。ある日、吏(り)部からの調査依頼を目にした顧千帆は、偶然にも趙フン児の父、趙謙(ちょうけん)の罪状について詳しく知ることになる。同じ頃、趙フン児は茶坊に杜長風を招き、望月楼(ぼうげつろう)と交わす証文の内容を一緒に吟味していた。趙フン児は、完済を不安視する杜長風の忠言をよそに、残りの資金は顧千帆に頼ると言う。杜長風は助言を終えて帰る間際に、自分の衣を一緒に選んでほしいと、孫三娘に買い物の約束を取り付ける。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

冷鋒の現場検証により、茶工場の火事は事前に計画された放火であったことが発覚した。陳宇は映像の不審点や尋問の態度から、姜磊が怪しいと報告する。しかし姜磊の叔父である劉カイ華はこれを一蹴し、陳宇が呉振峰を信用したために事件が起きたのだと反省を促す。なぜ呉振峰を信じてしまったのかと苦悩する陳宇に楊玲は寄り添い、ある提案をする。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


春荼蘼(しゅんとみ)は殺人の嫌疑をかけられた臨水楼の女将・方菲(ほうひ)の代言を務めることに。だが、趙老七(ちょうろうしつ)の妻・趙婉若(ちょうえんじゃく)の代言人は名うての訟師・孫秀才(そんしゅうさい)。あの日、父の審理をすっぽかした食えない男だった。そんな中、密かに春荼蘼を応援する康正源(こうせいげん)が悪徳な県令をクビにして信頼のおける袁三旺(えんさんおう)を着任させたことで、裁判は公正に進められるが…。

楽安と黒馬科技の提携が業界に漏れ、投資先の管理能力を問われてしまうシー・イエン。しかし、シー・イエンがメディアに対し沈黙する中、シューイーが提携に好意的な記事を書いたことで世論の風向きが変わり、役員の信頼をも勝ち取る。公私共に助け合えたことで、二人は互いを唯一無二の相手だと確信する。

韓非の死を悲しむ暇もなく、嬴政や李斯は韓を滅ぼすための策を巡らす。韓は趙・楚・魏の援軍を得て、寧騰のいる南陽に丞相の張譲を派遣した。4国の連合を破り、寧騰の謀反を成功させるため、李信は兵を率い出撃するが、嬴政の指示により退却を余儀なくされる。

尹嵩は不正の証拠を握る陳錫が捕らえられたと知り、刺客を差し向けて口封じしようとする。混乱に乗じて陳錫は逃げ出すが、尹崢は一足先に証拠を手に入れていた。帰宅し、迷いを吐露する尹崢に李薇は寄り添い、温かく励ます。翌日、尹崢は新川主に訴状を出す一方で、父の思いをくみ、尹嵩の死罪を回避できる法があることを告げる。新川主は尹嵩を呼び出し、ひとしきり幼少時の思い出話をしたあと、何か言うことはないかと問うのだった。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




鳳梧からナイトクラブで難民が働いていると聞いた鐘玉は店に向かう。するとナイトクラブの奥にはカジノが開設され、アヘン窟ができていた。裏切りを知って激怒した鐘玉は、沈彬に婚約指輪を返し、ビジネスの関係も断ってしまう。一部始終を見ていた鳳梧は、鐘玉と沈彬の仲を裂いたことを認め、改めて鐘玉への想いをぶつける。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

父・斉景(チー・ジン)の寝所に押し入った斉泯(チー・ミン)。彼は父の寵愛する孫の斉煜(チー・ユー)が実は赤の他人で、斉涇(チー・ジン)が皇太子の座を得るために、よそから連れてきて自分の子だと偽っていたことを暴露したうえで、自分を後継者にしてほしいと必死で訴える。ところが予想に反し、その事実を知ってなお、斉景は斉泯への譲位を選ぼうとはしなかった。斉涇は死に、斉煜も皇家の血筋ではない。唯一の息子である自分以外の誰に譲るというのか。嘆く斉泯に向かって斉景が返した答えは…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

楊修が曹娥碑の前で才を発揮して曹操に称えられる中、司馬懿は車いすでの生活を楽しみながら、平和な日々を過ごしていた。春華は、郭照に司馬孚との結婚を提案するが…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

10年の歳月が過ぎ、皇后は自らの老いに怯えて気難しくなっていた。一方の瓔珞は相変わらず深い寵愛を受け、美貌も衰えることなく自由気ままに暮らす。乾隆帝が最も目をかけている、愉妃(ゆひ)の息子である第五皇子も瓔珞を実の母のように慕い、何かと気にかけていた。皇后に仕える袁春望は、この状況に危機感を覚える。皇后の息子であり嫡子の第十二皇子を帝位につけるべく、ほかの皇子を手にかけるよう皇后を唆し、さらに弘昼(こうちゅう)にも働きかけ...。

二手に分かれる策を取った寧イー(ニン・イー)と鳳知微(フォン・ジーウェイ)はそれぞれに奇襲を受けてしまう。寧イーを心配する鳳知微は1人で彼を捜しに行き、寧イーと淳于猛(チュンユー・モン)と合流する。3人は逃走中に逸れるが、鳳知微は負傷した寧イーを見つけ、洞窟に隠れる。2人はこの出来事を通じてさらに絆を深めていく。常忠信(チャン・ジョンシン)は密かに寧イーに真相を知らせ、常忠義(チャン・ジョンイー)を排除しようとする。天盛帝は寧イーの奏折が届かないため疑念を抱く。秋明纓(チウ・ミンイン)の不在時に偶然、鳳皓(フォン・ハオ)は大成の令牌を発見する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


自分の体に魂魚が融合したことも、溟主と呼ばれることも、越祈自身はまったく身に覚えのないことだったが、啓元宗の聖宣は2人を知っているようだ。溟主という過去への糸口をつかんだ越祈と越今朝は、さらに多くの糸口をつかむため洛昭言から離れまいとする。一方、洛昭言は無邪気な越祈が悪の権化・溟主とは思えないものの、過去の記憶がない2人への疑いを捨てきれず…。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか

反乱軍によって皇宮を制圧し、高演、喚雲(かんうん)を軟禁した婁皇太后。彼女は長公主(ちょうこうしゅ)を殺し、陸貞を人質にして高湛に降伏を迫るが、陸貞は自分の命と引き換えに国を救おうと勇気ある行動に出る。結果、高湛は反乱軍を撃退することに成功するが、婁皇太后は逃亡。重傷を負った陸貞は生死の境を彷徨うことになり...。


高陽公主に疑念を持った武媚娘は、李義府に高陽公主と往来のある者を調べさせる。李義府は、普段往来のあった李恪と高陽公主が、李恪が宋州に配されてから音信を断っていたことを突き止め、武媚娘に報告する。その報告を受けた武媚娘は、李忠から皇太子の座を奪わないことを条件に、長孫無忌から李恪の動きを聞き出す。条件をのんだ長孫無忌は、武媚娘に李恭が殺されたことを例に挙げ、李恪には二心があると告げるのだった。

李治は李恪と酒を酌み交わし、先帝の忌日に長孫無忌率いる関隴集団を一網打尽にする策を話し合う。李恪に二心があると疑う武媚娘は、李治が李恪と2人きりでいることを心配し、甘露殿へやってくる。そんな武媚娘の心境を察した李恪は、身の潔白を主張、挙兵を企んでいるのは李治であり、自分は協力しているにすぎないと話す。一方、李忠はこっそりと掖庭を訪れ王皇后に武媚娘への復讐を誓う。だがやがて王皇后と蕭淑妃に毒酒が下賜され…。

崔行舟は丘林現の捜索を強化するも手がかりがつかめない。翌日、柳眠棠にせがまれ街歩きに付き合っていた時、屋台で見かけた男にピンと来て後を追うが、路地で見失ってしまう。しかし近くで遊んでいた子供たちとの何気ない会話から向かいの倉庫に疑惑を抱いた崔行舟は、その夜、黄規(こうき)らを率いて現場に乗り込み密貿易の帳簿を見つけ出す。一方、記憶をほとんど取り戻しつつある柳眠棠は、かつて自分を殺そうとした相手に復讐しようとしていた。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


1995年春。台北では鄧麗君(ドン・リージュン)の母、趙素桂(ジャオ・スーグイ)の70歳の誕生日を祝う寿宴が盛大に執り行われていた。タイに滞在していた鄧麗君は、最愛の母に電話で祝福を寄せるが、ほどなくしてホテルで喘息の発作を起こし、病院へと搬送される。そして、鄧麗君の3番目の兄、鄧長富(ドン・チャンフー)の元に届いたのは、あまりにも突然すぎる鄧麗君の訃報だった。

自分の父親を殺したのは茶幇の幇主・蔡聞正ではなく、幇主の名をかたった袁定山だったと袁朗から聞かされた寧ギョク軒は、敵の息子である袁朗を前に感情を高ぶらせるが、それが確かな事実であることを突きとめるまでは決着は持ち越すことにする。皇商大会第2戦の商品は作り終えて、瓶に詰め込むばかりの皓雪堂だったが、朝到着するはずの瓶が着かない。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


天霜門も巻き込まれた科挙の不正騒動。百里氏の関与を暴こうとする豊蘭息だったが、雍州王の命令により調べを中止せざるを得なくなる。納得がいかず心が晴れない豊蘭息だったが、白風夕に手作りの料理をふるまい、白風夕の明るさに心を慰められるのだった。そんな中、黒豊息の正体を知った白風夕は、気持ちを切り替えて霧(む)山へ出発する。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

皇宮に攻め入るため、兵を率いて軍営を出ようとする商易之(シャン・イージー)。そこへ“陛下をお守りください”と叫びながら聖旨を携えてやって来たのは鄧高(ドン・ガオ)である。その内容は、鎮北軍とともに宮中に入り警護を行えというもの。意図せぬ勅命に戸惑いながらも一軍は皇宮へ向かうのだった。やがて、斉景(チー・ジン)と対面した易之は、これまでに多くの罪を犯した彼へ静かに怒りをぶつけ、一方の斉景は、犠牲にした者たちには必ず償いをすると宣言。続いて御前に通された阿麦(アマイ)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

程(てい)大総管と王(おう)副総管に、陛下の沙汰が下った。いずれも死罪や免官と大変重いものだが、唐にとって不名誉となる商人虐殺については触れていない。蘇海政(そ・かいせい)も別件での処罰となり、前線を離れるだけに留まるのだった。代理で大総管を任された蘇定方(そ・ていほう)を支えるべく裴行倹(はい・こうけん)が家を空ける中、庫狄琉璃(こてき・るり)は体調を崩し…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

麦子が紙飛行機にして飛ばした紙片に記されていたのは、張万森の林北星への秘めた想いだった。彼は幼い頃に出会って以来ずっと人知れず北星に想いを寄せ、事あるごとに彼女を守り続けていたのだ。南川を離れる麦子は、その紙片のもととなった万森の日記を北星に渡す。日記を読み進めるうちに、北星は自らが過去の時空に戻ることになるタイミングと、それが終わってしまうきっかけに気づく。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

方鑑明(ほうかんめい)の馬車の前に孫を連れた女性が現れ過去の出来事で彼を告発する。そして、方鑑明は毒に操られた孫に刺されてしまうが命に別状はなく、これを秘密にする。一方、海市(かいし)は湯乾自(とうかんじ)とともに黄泉関に戻るはずだったが、方鑑明のことが心配になりチョ仲旭に直訴して中衛軍で働くことに。それに立腹する方鑑明に自分から口づけした海市は…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

陳廉を通じ200貫を受け取ったものの、公務で忙しい顧千帆からは何の連絡もない。残りの資金が届かず焦りを募らせる趙フン児。だが会いたい想いは顧千帆も同じだった。深夜に趙フン児の屋敷へ行き3000貫の手形を寝台脇に置くが、折からの強風にあおられ、趙フン児の目に触れられないままに。趙フン児は致し方なく茶坊の権利書を質入れする。その頃、顧千帆は君命を受け遼(りょう)の王族と共に狩りへ行っていた。崖から落ちた王族を助けた際、顧千帆は大けがを負う。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


歩汀は油断した隙に星辰にかまれてしまう。いつ自我を失うか分からない状況で、2人は胸に秘めていた夢や秘密をそれぞれ打ち明ける。月がきれいに輝く夜、歩汀が星辰を川に誘うと、そこには花で飾られた筏があった。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

離散した皇族を探すチョ仲旭は名乗り出てきた聶妃(じょうひ)の娘・チョ琳琅を宮廷に迎え入れる。その姿を見たチョ季昶もチョ琳琅だと認め、彼女はエン陵帝姫の称号を贈られる。そして、宮中では歓迎の宴が催され、病み上がりの淑容妃(しゅくようひ)も出席することになる。ところが、チョ仲旭に酒を飲まされた淑容妃は途中退席。チョ仲旭はその後を追いかけると…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか


呂不韋が失脚し咸陽を離れたあと、水利工事担当の鄭国を一族諸共処罰することを望む嬴一族は、同時に他国出身の客臣を秦から追い出そうとする。秦王の嬴政は宗室の意向を知りながらも鄭国や客臣を擁護し対策を練り、新たな波乱を避けるべく逐客の詔を下す。

韓の滅亡から2年後、秦は大軍を率いて趙に攻め込む。趙では民の期待を一身に背負った将軍李牧が出陣するも、戦に耐えられるだけの兵糧を工面するのが目下の課題となっていた。嬴政は李牧を排除しなければ趙攻略は難しいと考え、趙を内側から瓦解させようと画策する。

庶民に身を落とした自分と一緒にいたら上官セイが不幸になるだけと考えた尹岐は、嘘までついて離縁を申し渡す。悲しみと怒りを胸に丹川に戻った上官セイに対して、姉の丹川主は婿をとることを勧める。すべてを失って傷心の日々を送っていた尹岐だったが、上官セイが婿を取るという知らせに慌てて丹川へ。だが面会は許されず…。一方、酒楼の皆に頼るばかりで心苦しく感じていたカク葭は、男装して化粧品や装飾品の商いを始め、女性客が押し寄せる。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




鐘霊は離婚協議書への署名を求めて維安に詰め寄る。維安と寄漁の関係が嘘だと見抜き、全て知ったうえで離婚を迫る鐘霊に、維安は本当の目的を白状し、復縁を求める。一方、女優として活動する阿媛は鐘玉を訪ね、劇場に敵国の妨害が入り、人気作品が上映できないと訴える。鐘傑はそんな阿媛にアドバイスを送り、励まそうとする。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

皇宮に攻め入るため、兵を率いて軍営を出ようとする商易之(シャン・イージー)。そこへ“陛下をお守りください”と叫びながら聖旨を携えてやって来たのは鄧高(ドン・ガオ)である。その内容は、鎮北軍とともに宮中に入り警護を行えというもの。意図せぬ勅命に戸惑いながらも一軍は皇宮へ向かうのだった。やがて、斉景(チー・ジン)と対面した易之は、これまでに多くの罪を犯した彼へ静かに怒りをぶつけ、一方の斉景は、犠牲にした者たちには必ず償いをすると宣言。続いて御前に通された阿麦(アマイ)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

曹操が許都に帰り、校事府は曹丕に委ねられた。曹丕は再び司馬懿を登用しようと、司馬家を訪ねる。司馬懿は家の中で諸葛亮(しょかつりょう)の想像図を書き…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

第四皇子は優秀な第五皇子が乾隆帝のお気に入りであるのを妬み、銃の演習で恥をかかせようと側近の太監を使って第五皇子愛用の銃に細工をさせた。演習当日、第五皇子は銃の事故によって脚に障がいが残るほどの重傷を負ってしまう。傅恒は瓔珞に、これは事故ではないと言われ、第四皇子が太監を武備(ぶび)庫に入らせていた記録を発見する。第四皇子に暗殺計画の疑いがかかる中、皇后に毒を盛られたと聞いた第四皇子は大きな衝撃を受けるが...。

閔海に到着した寧イー(ニン・イー)たちの乗る船は、別の船に進路を塞がれる。常忠信(チャン・ジョンシン)は反乱した常遠(チャン・ユエン)を殺す芝居で、寧イーの信頼を得ようとするが、寧イーと鳳知微(フォン・ジーウェイ)はその野心を見抜く。その後、常忠信は寧イーに忠誠を誓い、閔海府軍の指揮権を望むが、寧イーはその場での結論を避ける。夜の宴の席に刺客が現れ、それが燕懐石(イエン・ホワイシー)の許嫁、華瓊(ホワ・チョン)だと気付いた鳳知微は、彼女を救う。一方、辛子硯(シン・ズーイエン)は寧澄(ニン・チョン)から、鳳皓(フォン・ハオ)が鳳知微の要望により牢に入れられていることを聞き、鳳皓の私物を預かることになる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


西域の洛家荘を訪れた越祈と越今朝。越祈が洛家荘の結界に足を踏み入れたとき、洛昭言の双子の兄・洛埋名(らくまいめい)が腕にはめた熱海の鍵が光を放った。九泉の1つである熱海と越祈とのあいだに何らかの関係があることに気づいた洛埋名は、越祈に親しげに接し、過去の記憶を聞き出そうとする。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか

婁皇太后(ろうこうたいごう)が魏(ぎ)と手を結んだ結果、斉(せい)の都は陥落。その混乱の中で高演(こうえん)は矢を受けて死亡、喚雲(かんうん)は産気づいて皇子を産み落とす。だが、喚雲もまた息を引き取り、皇子は陸貞(りくてい)の手に託されたのだった。一方、魏の人質となった高湛(こうたん)は、命をなげうって彼を助けた沈碧(しんへき)のお陰で逃亡に成功、陳(ちん)の文帝(ぶんてい)に保護されるが...。


帰還した崔行舟は、楚(そ)王太妃から再び廉へい蘭(れんへいらん)と婚姻を結ぶよう提案されるが、心に決めた女子(おなご)がいると柳眠棠の存在を告げる。王太妃はショックで倒れ、兄・崔行迪(さいこうてき)から愚かな考えを捨てるよう説得されても崔行舟の決心は固かった。一方、賀珍(がちん)は柳眠棠が真州へ戻ったと聞き、崔行舟の本当の身分を教えに行こうとするが趙泉に引き止められる。その様子を見ていた店の番頭から2人は恋仲らしいと聞いた賀(が)公は、娘を玉の輿(こし)に乗せようと奮闘を始める。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン




季曼は如月郡主が納めた化粧品に多量の水銀が含まれていると指摘し検査を提案するが、勝ち目がないと悟った如月郡主はあっさり負けを認める。凌剣星にとって皇商大会の真の目的は勝利ではなく寧ギョク軒と季曼を潰すことだったからだ。化粧品部門の勝者は皓雪堂に決まり、季曼は海坊の商いを発展させるため、商品の処方を公開すると宣言する。満足げな皇帝の面前、凌剣星は贈り物と称して霊位を運ばせた。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


霧(む)山の谷底に落ちた修久容(しゅうきゅうよう)と白琅華(はくろうか)は、偶然にも天霜門(てんそうもん)の宗主・白建徳(はくけんとく)と再会を果たす。一方、百里(ひゃくり)氏に婚姻を命じられやけ酒に浸る豊萇(ほうちょう)は、助けを申し出た豊蘭息(ほうらんしょく)に対して、自分を権力争いの駒としか見ていないと一蹴する。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

阿麦(アマイ)が敵と内通した疑いで捕縛された。彼女が裏切る理由はないと抗弁する商易之(シャン・イージー)に自供書を見せ、北漠と通じて南夏を攻める目的があったのだと断言する林(リン)宰相。このままでは斬首が避けられない阿麦の命を救うには、林宰相の望みどおり易之が彼の娘・則柔(ゾーロウ)を娶ること、そして立后の際に皇帝として罪人に恩赦を与える以外に方法はない。断腸の思いで、易之は翌日、婚儀を挙げた。牢にいた阿麦は、林宰相から易之の婚姻を知らされ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

またもや張敏娘(ちょう・びんじょう)が庫狄琉璃(こてき・るり)の見舞いにやってきた。追い払うために応対に出た阿史那雲伊(あしな・うんい)であったが、敏娘の今回の目的は雲伊の素性を探ること。敏娘に挑発された雲伊は、いとも簡単に北部の出身であると口を滑らせ、敏娘は早々に帰っていくのだった。弱みを握られ急に不安がる雲伊をよそに、裴(はい)府には喜ばしい出来事が…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

“好き”の言葉で時空が終わってしまうことに気づいた林北星は、最後のメールを消して過去に戻るべきかどうか迷い続けていた。そんなある日、動物園に楊超洋が訪ねてくる。どうすべきか悩んでいる北星に、超洋は怖がらずに試してみろとアドバイスする。彼に背中を押され北星は過去へ戻る覚悟を決めるが、メールを消去するとなぜか高校1年の世界に戻っていた。思いがけず2年もの時間を得られたことに北星は喜ぶ。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

淑容妃(しゅくようひ)の治療のために自分の血を分けた海市(かいし)は貧血に。そんな彼女のために方鑑明(ほうかんめい)は薬を煎じる。また、チョ仲旭は淑容妃を訪ねると二度と冷遇しないと約束し霜平湖に見せたいものがあると言い残す。それは貴重な纈羅の花だった。そんな中、偶然、纈羅を見つけて摘もうとしたチョ琳琅が、水に落ちかけたところを方鑑明に救われて…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

趙フン児、孫三娘、葛招テイ(かつしょうてい)の3人は酒楼である望月楼(ぼうげつろう)を買い取るため手付金600貫を支払い、顧千帆の帰りを待っていたが、何の音沙汰もない。その頃、顧千帆は趙フン児の苦境を知り、重傷の身で任地から都へ戻ってきていたが、出くわした蕭謂(しょうい)から父・蕭欽言(しょうきんげん)の所業を聞かされ絶望する。そして失意のまま皇城司(こうじょうし)にたどり着くと、昏睡状態に陥ってしまった。一方、宋引章は沈如琢(しんじょたく)に婚姻を迫るが、正妻として迎えるためには、まず高官を接待するよう求められる。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


星辰は五岳門に帰ることにし、歩汀は家まで送り届けるだけのつもりで同行する。しかし、星辰は歩汀が自分と結婚するつもりで一緒にいると思い込んでいた。五岳門へたどり着き、歩汀の本心を知った星辰は腹を立てるが…。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

チョ琳琅が偽者ではないかと疑う海市(かいし)は、幼い頃から茶芸に秀でていたチョ琳琅が方鑑明(ほうかんめい)との闘茶に負けたことでますます疑いを強める。そして、調香を嗜むチョ琳琅について調べるため、方鑑明に佇まいがよく似た武郷侯府の周幼度(しゅうようど)に教えを請う。一方、方鑑明は海市を拒絶して以来、関係が気まずくなったのを気にして彼女に贈り物をするが…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

趙フン児は、当てにしていた顧千帆の銭が得られなかったため、望月楼の買い取りを断念する。しかし望月楼の店主は、取り引きの中止を理由に手付金600貫の返金に応じない。怒った趙フン児はある手段に出て、何とか手付金を取り戻す。屋敷に戻った趙フン児は、孫三娘や葛招テイと共に借金の担保になっている茶坊を取り戻そうと計画を立て直す。趙フン児は手元の書画や顧千帆からもらった珊瑚の簪を含む宝飾品を売って銭に変えようとするが、孫三娘たちは気が進まない。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

ハオ東は香港へ出荷するために大黄カプセルをある人物に作らせていたが、配合表がないため同じ物は作れていなかった。呉剛事件の証拠となるドライバー情報の電子記録が残っているはずだと楊玲に教えられた陳宇は、入手するために万路通物流に忍び込む。一方、万萌萌を追ってクラブに潜入した楊玲だったが、そのクラブでは研究途中の大黄カプセルのテストが行われていた。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


紀星は広華科技の医療ロボットの優秀な開発者であり、恋人である邵一辰との交際も順調だ。ある日、出勤の途中、彼女の自転車が高級車にぶつかってしまう。乗っていたのは韓廷。東揚医療の新CEOとしてドイツから帰国した実業家だ。実は韓廷と紀星は、大学のとき一緒にAIプロジェクトに取り組んだ仲間だった。韓廷は出資する広華科技の医療ロボット“小白”のプレゼンに出席。その場で紀星は、かつての友の姿に気付くが……。
シュー・カイ,タン・ソンユン


嬴政の親政が始まって以来、宗室だけで秦が支えられると主張する嬴一族は嬴政に圧力をかけ続ける。嬴政はこれに応じて李斯を含む現役の客臣を追放し、すべての官職を宗室に任せることにしたが、公務に滞りや深刻な問題が頻発する。

趙を支えてきた李牧は命を落とした。これを機に王翦軍は邯鄲を包囲する。邯鄲はさらに深刻な食糧不足に陥り、多くの民が餓死し、兵は武器を持てないほどに衰弱するが、秦に屈しようとする者はいなかった。そんな中、趙の丞相郭開は、王翦のもとに内通の書を送る。

流罪を言い渡された尹嵩は、母親、そして同腹の十少主・尹岳に別れを告げて旅立った。一方、酒楼が再開し、忙しく立ち働く李薇の成長を見届けた元英は、尹崢に離縁を切り出す。元英の意思を尊重する尹崢は、自ら新川主に掛け合って許しを得ることができた。元英は尹崢、李薇と共に金川へ帰郷。父の金川主に離縁の許可を求めるが、金川主は聞く耳を持たない。それでも諦めない元英に金川主の怒りが爆発、元英は禁足を命じられてしまう。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




安全区で蘇茵の怪しい動きを追及しようとする鐘玉だが、鳳梧が間に入って取りなし、事なきを得る。数日後、易家は美術品のチャリティーバザーを開催するが、会場に傀儡政権の参事となった傅の正妻が現れ、夫捜しの騒ぎを起こす。そんな中、バザーに参加していた鳳梧の前に正装の蘇茵が現れ、自分が密偵だったことを明かす。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

阿麦(アマイ)が敵と内通した疑いで捕縛された。彼女が裏切る理由はないと抗弁する商易之(シャン・イージー)に自供書を見せ、北漠と通じて南夏を攻める目的があったのだと断言する林(リン)宰相。このままでは斬首が避けられない阿麦の命を救うには、林宰相の望みどおり易之が彼の娘・則柔(ゾーロウ)を娶ること、そして立后の際に皇帝として罪人に恩赦を与える以外に方法はない。断腸の思いで、易之は翌日、婚儀を挙げた。牢にいた阿麦は、林宰相から易之の婚姻を知らされ…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

曹丕は甄フクと婚姻を結ぶことに不満を抱いていた。婚礼当日、心乱れて馬屋に司馬懿を訪ね、助けを求めるが、再び断わられてしまう。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

第五皇子を陥れたという疑惑を払拭できなかった第四皇子は収監されてしまう。袁春望の策略どおり、皇子2人が帝位争いから失脚し、第十二皇子が最も有力な世継ぎ候補となる。だが、母親である皇后は周りから疑いの目で見られたうえ、絶え間ない頭痛に襲われ、心身ともに疲弊していた。乾隆帝は皇后の体を気遣い、長旅となる南巡には随行せず、皇宮で養生するよう勧めるが、皇后は随行せねば威厳を損ねると拒み、両者の溝はいっそう深まる。

常忠信(チャン・ジョンシン)の策略により、疫病患者が使った碗で食事をした寧イー(ニン・イー)は病に冒されてしまう。しかし寧イーはそのことを鳳知微(フォン・ジーウェイ)に隠そうとする。一方、鳳知微は燕懐石(イエン・ホワイシー)を通じ、閔海の官吏である周希中(ジョウ・シージョン)に常忠信の不忠を知らしめる。寧イーの病を知った鳳知微は、彼を救うため自ら薬を試す。薬の効果を確かめた鳳知微は寧イーに薬を届け、互いの想いを確かめ合う。周希中は常忠信が反逆したことを寧イーに報告する。辛子硯(シン・ズーイエン)は鳳皓(フォン・ハオ)の私物から“長孫皓”と書かれた紙を発見し、不審に思う。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

洛家への怒りが収まらない越今朝は、洛昭言たちを置いて落日村に発つ。しかし、越祈のわがままで結局、彼らとともに旅をすることに。道中、ある男が啓元宗に虐げられていた。男を救おうと奮闘するが、高驍(こうぎょう)が操る蠍に手こずる越祈たち。そこへ、与青山の掌門・顧寒江(こかんこう)の弟子である明繍(めいしゅう)とその遊歴に同行していた閑卿(かんけい)が現れて越祈たちを救う。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか

靖和(せいか)軍の拠点の1つである黒風堡(こくふうほう)を攻めるため、孤城(こせい)軍の曹(そう)将軍は手勢を引き連れ、西の高地から近づく。途中、敵兵が1人もいなかったことを曹将軍は不自然に感じて攻撃をためらうが、先鋒に抜擢された陳炎(ちんえん)から背中を押されて作戦を開始する。しかし、いざ黒風堡に攻め入った孤城軍は敵に包囲されてしまう。

婁皇太后が皇子の偽者を用意して傀儡(かいらい)政権を作ろうとしていると知った陸貞は、危険を冒して宮中に戻る。そこに、死んだと思っていた高湛が軍を率いて帰還し、婁皇太后の野望を打ち砕く。こうしてついに敵討ちを果たし高湛が、新たな皇帝に即位。だが、彼を援助した陳の文帝が思わぬ要求を突きつけてきて...。

チェン・ジンフイから送られてきた偽情報をもとに、ハオをヤオから引き離そうとするリアン・ジンイー。だが、ヤオたちは逆に彼女を利用して内通者をあぶり出す計画を立てていた。ヤオはハオとジンイーの密会現場に現れると、大声で2人をののしり夫婦不和を演じる。さらにそこへゴシップ好きの社員を向かわせると、夫婦の不仲は瞬く間に社内に広まった。すると落ち込んだふりをするヤオの目の前に、ついに内通者が姿を現した。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




凌剣星に陰謀の数々を暴露され、ついに檀王の野望は潰え、裁きを受けることになった。茶幇に対する嫌疑は晴れるが、聶桑楡になりすました季曼は、寧ギョク軒の将来のため身を引く決意をする。聶青雲は、姉が別人に入れ替わっていたという噂を聞きつけ、陶思維を問い詰める。そして許嫁の想い人が姉であること、季曼を陥れたことを知り、思維の元を去る。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか


太陰(たいいん)老人の課した試練に挑んだ黒豊息(こくほうしょく)と白風夕(はくほうせき)。黒豊息の目の前に現れたのは、母の死に対して自責の念にかられる己の姿だった。さらに三千の煩悩を捨てねばならなくなった黒豊息だが、どうしても捨てられない想いが残される。太陰老人と対面した2人は、“蘭因璧月(らんいんへきげつ)”の技を伝授され、社稷堪輿図(しゃしょくかんよず)と蘭因の花を手に入れる。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

商易之(シャン・イージー)は、南夏の功臣・盛国公への恩賞の一環として、彼の娘である阿麦(アマイ)を皇貴妃に封じた。易之にとっては阿麦をそばに置いておきたい一心でのことだったが、彼女自身がこれを暴挙だと感じて怒りを募らせていようとは知る由もない。2人の思い出の品である犬の人形と、今回の婚姻の経緯や阿麦への想いを綴った文を盛国公府に届けるよう穆白(ムー・バイ)に命じる易之。一方、易之が大切な人形を阿麦に贈ることを知った皇后・林則柔(リン・ゾーロウ)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

阿史那雲伊(あしな・うんい)は、卑怯な手ばかりを使う張敏娘(ちょう・びんじょう)に対し、恋敵ならキク崇裕(きく・すうゆう)にまっすぐ想いを伝えるよう怒りをぶつけた。しかし敏娘は、崇裕との縁談は親族が望んでいることであり、誤解だと言い張る。そればかりか崇裕には都に妻子がいて、想ったところで誰の夫にもならないと、雲伊の心を折ろうとするのだった。初めてそれを知った雲伊は…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

張万森を救うには彼と距離を置くしかないと気づいた林北星は、わざと文化祭の練習を休むなど彼に冷たい態度を取る。万森は北星の豹変ぶりに戸惑うのであった。そんな時、北星は兄の大海が美容用品店を始めようとしていることを知り、雷から借金しようとする兄を阻止するべくビリヤード場へ乗り込むのだが、そこへ万森が現れ…。一方、楊超洋は初めての独演会を企画するが、会場に現れたのはなんと高歌だった。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

周幼度(しゅうようど)の協力でチョ琳琅の乳母に会って話を聞いた海市(かいし)は、チョ琳琅の左腕に幼い頃に落馬してできた傷跡があると知る。折しもチョ琳琅は瀚州から取り寄せられた馬を見る予定で、海市も馬場へ。そこで様子を窺っているとチョ琳琅の乗った馬が勢いよく走り出し彼女は投げ出されてしまう。それを助けた海市は咄嗟に彼女の左腕を確かめ…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

大風雨のため荒れ果てた茶坊に意気消沈した趙フン児と孫三娘は、船着き場で地方官吏に虐げられている池蟠(ちはん)の姿を目にする。商人を見下す官吏を静かに諭す趙フン児だったが、帽妖(ぼうよう)騒ぎの当事者だと糾弾され窮地に。そこに沈如琢のもとから逃げてきた宋引章が現れる。趙フン児の説諭に心打たれた池蟠は3人の後をつけ、趙フン児に和解を申し入れる。一方、高鵠(こうこく)は「夜宴図(やえんず)」のおかげで出世を果たして都に戻った欧陽旭(おうようきょく)と遭遇。娘の高慧(こうけい)に、欧陽旭と結婚するよう迫る。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


会長に別居婚を指摘され、ジンイーに不仲を疑われたハオは、ヤオに同居を迫っていた。拒否していたヤオだが、懲悪正義協会の弱みである契約書は彼の家にあり、それを取り戻すために同居を決意する。引っ越して早々、各部屋を捜すが契約書は見つからず、残るは地下室のみになった。ハオに警戒されて入室時の暗証番号を複雑なものに変えられてしまったヤオは、彼の留守中にズージュンたちを呼んで解読を図る。ところがハオが急に帰宅し…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

チョ琳琅は乳母と感動の再会を果たすと彼女を屋敷に迎え入れる。また、チョ琳琅は方鑑明(ほうかんめい)が朝廷から排除される危機にあると知ると、彼に嫁がせてほしいとチョ仲旭に直訴する。これを快く承諾したチョ仲旭は方鑑明が断るのも意に介さず結婚の勅命を出し、婚儀の準備をチョ季昶に任せる。そして、海市(かいし)も渋々その準備を手伝うことになるが…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

趙フン児は池蟠に官妓だった頃の思い出を語った。辛い日々を送っていた趙フン児にとって、唯一笑うことができた場所は、宋引章の姉に連れられて行った見せ物小屋だった。趙フン児は宋引章の姉のその後について言いよどんだあと、酒楼の中に見せ物小屋を作ろうと池蟠に持ちかける。いまだかつて東京(とうけい)になかった酒楼にしたいと語る趙フン児の姿に、池蟠は強く惹きつけられる。皇城司では昏睡状態にあった顧千帆が目覚める。趙フン児の窮地を知り、確かめに向かうが…。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

陳宇は部屋から大黄カプセルが見つかり、さらに万路通物流に忍び込んで証拠を盗んだことで捜査から外される。恋人の楊玲は危険な目に遭いながらも陳宇の役に立とうと、父親に協力を頼む。一方、呉振峰は仲間を失い、モンカと警察のはざまで苦しみながらも、雲河県公安局から父親の事件の捜査資料を渡される。そこで明かされた事件の真相とは…。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか



嬴政が逐客令を発した後、朝廷の要職には宗室が就き、思い通りに公務を執行するようになるが、嬴傒の率いる水利工事をはじめ、客臣が不在の現場はうまく回らず、大きな損失を出す。ついに嬴政は逐客令廃止の詔を告示し、客臣の帰還を促すことにする。

秦はついに趙を滅ぼすという悲願を達成した。しかしこれを不服とする趙人たちは、趙嘉が新たな趙王を宣言すると、国の再興に期待を寄せる。嬴政は久しぶりに生まれ故郷である邯鄲の地を踏み、申越の墓参りに向かうが、趙人たちはその隙をついて嬴政の殺害を試みる。

金川夫人は元英が記した提言書を金川主に見せ、娘には政務に携わる資質があると説く。だが、元英の禁足を解き部屋を訪れたものの、金川主は頑なに離縁を認めず声を荒げてしまう。その様子を見た李薇と尹崢は、金川主が利害ではなく娘を案じる親心から反対しているに過ぎないと気づいた。一方、上官セイは、合わないのに自分を変えてまで一緒にいる必要はないと言い、尹岐に別れを告げる。しかし、尹岐は上官セイの後を追い続けるのだった。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン



阿鳳と清芬はひそかに計画していた少将暗殺を実行し、ナイトクラブで大規模な爆破事件を起こす。鐘傑は清芬を救えなかった自分を責めるが、阿媛に説得されて共産党の本拠地である蘇中(そちゅう)へと向かう。同じ頃、鐘霊と維安は“76号”と称される特務機関に呼び出され、鷹司に疑いをかけられる。捕らえられた汪剣池は維安を告発するが…。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

商易之(シャン・イージー)は、南夏の功臣・盛国公への恩賞の一環として、彼の娘である阿麦(アマイ)を皇貴妃に封じた。易之にとっては阿麦をそばに置いておきたい一心でのことだったが、彼女自身がこれを暴挙だと感じて怒りを募らせていようとは知る由もない。2人の思い出の品である犬の人形と、今回の婚姻の経緯や阿麦への想いを綴った文を盛国公府に届けるよう穆白(ムー・バイ)に命じる易之。一方、易之が大切な人形を阿麦に贈ることを知った皇后・林則柔(リン・ゾーロウ)は…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

瓔珞の息子である第十五皇子は何者かによって毒を盛られるが、運よく一命をとりとめる。皇太后は舒妃から、次々と皇子たちを襲った一連の災難が、我が子を世継ぎとするための皇后の仕業ではと聞かされ、皇后を厳しく叱責。一方、乾隆帝は皇太后に、瓔珞を事実上の皇后代理である皇貴妃に即位させ、病の皇后に代わって後宮を任せたいと相談していた。それを知った皇后は衝撃を受けるが、袁春望にけしかけられた弘昼に乾隆帝の暗殺を持ちかけられ...。

辛子硯(シン・ズーイエン)は二花(アルホワ)を使い、鳳皓(フォン・ハオ)を牢から脱出させる。秋明纓(チウ・ミンイン)に探りを入れた彭沛(ポン・ペイ)は、彼女が大成に縁ある者だという噂を思い出し、鳳皓が寧斉(ニン・チー)に連れ去られたと嘘をつく。辛子硯は鳳皓が大成皇族の宝を持っていると知る。秋尚奇(チウ・シャンチー)は寧斉に鳳皓の解放を求めるが、彭沛から話を聞いた寧斉は裏に何かがあると気付き、秋尚奇に天盛帝が鳳皓の身元を知っていると偽る。寧イー(ニン・イー)は常忠信(チャン・ジョンシン)に、悔い改めれば命を助けると提案する。寧斉は鳳皓が持ち出した大成の令牌を手に入れる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

越今朝と似ている扁絡桓に初対面のときから親近感を覚えていると、洛昭言に秘密を打ち明ける越祈。しかし洛昭言は、どう見ても別人だと反論し、前にどこかで会ったことがあるのではないかと逆に問う。洛昭言はさらに、熱海について知っているかと探りを入れるが、越祈は越今朝の言いつけを守り知らないふりをする。そのやりとりを物陰で扁絡桓が聞いていて…。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


ケイ州を落とすべく総勢10万もの朝廷軍が攻め寄せる。だが陳文徳(ちん・ぶんとく)には勝利する自信があった。どれほど大軍であろうと所詮、万嘉桂(ばん・かけい)の軍は雑兵の寄せ集め。長らく生死を共にし、一枚岩である我が軍にかなうわけがないと踏んでいるのだ。一方、今回は前の戦よりも危険だと感じている茉喜(まつき)は、もし負ければと不安を口にすると同時に、文徳の身を案じる自分に戸惑ってもいた。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

陳文徳(ちん・ぶんとく)率いる北朔軍内で奇病が蔓延し、兵が次々と罹患していった。それも尋常でない速度で数が増えており、このままいけば数日でケイ州は陥落してしまう。食い止めたいと思うものの、医者によれば、ひきつけを起こして昏睡状態に陥る病など見たことがなく原因も分からぬそうで、もはやお手上げだった。そしてこの北朔軍を突如襲った奇病の噂は、敵対する万嘉桂(ばん・かけい)側にも届いていた。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

入札会当日、スーリンはプレゼンに自信満々だったものの、ハオからあることを聞いて突然棄権を表明。承天グループも落札には至らなかった。そしてジー会長との約束どおり、ジー・チョンチュワンは社長を辞任することになり、失脚と離婚問題で記者たちに取り囲まれる。心配して駆けつけたヤオは記者たちの前でハオにキスをし、彼の手を取って一緒にその場から走り去った。人気のない場所まで逃れたハオは、落札しなかった理由をヤオに話して…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




寧ギョク軒は都に戻ってからも鬼白に命じて季曼を捜させていたが行方は依然として知れぬままだ。朗報を待つ寧ギョク軒の元に、水害のせいで海坊では食糧が不足し餓死者が出そうだとの知らせが届く。心血を注いだ海坊の危機を知った寧ギョク軒はすぐに駆けつけるが、すでに飢えている民は都から陸路で運ぶ食糧が届くまでもちそうになく、近隣の土地から十分な食糧を集めるのも難しい。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか

亡き母の誕辰(たんしん)の祭礼を利用して百里氏を牽制することにした豊蘭息。1人亡き母の位牌(いはい)に向かって胸の内を語り、白風夕に対する偽ることのできぬ想いを再認識する。一方、百里氏から望まぬ婚姻を押しつけられている豊萇は気分が晴れぬまま町へ出掛けるが、そこで偶然白風夕と出くわす。白風夕から「人生には妥協できないこともある」と言われた豊萇は、戚(せき)国公の娘との縁談を断る決心をする。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

商易之(シャン・イージー)の即位の正統性を揺るがしかねない斉煜(チー・ユー)を消そうとした徐静(シュー・ジン)と穆白(ムー・バイ)。だが、食事に仕込んだ毒入りの碗は、あろうことか忠勇侯の手に渡り、彼が命を落としてしまうのだった。自分の命令もなしに勝手な行動を取ったと知り、2人を叱責する易之。一方、忠勇侯の死は謀反を恐れる者の仕業だと考えた林(リン)宰相も、皇后・則柔(ゾーロウ)のお腹にいる子の性別にかかわらず、林家にとって脅威となる斉煜に対して手を打つべく、ある計略の実行を決め…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

時は経ち、6年後。裴(はい)府の侍女たちが賤籍を抜けて嫁いでゆき、家族を増やす中、庫狄琉璃(こてき・るり)は大病のあと、本来の体調を取り戻せておらず、子供を授かることがかなわないでいた。跡取りのいない裴府は、今や西州の令嬢たちの間で注目の的。今日は都督の側室である祇(き)夫人から琉璃に宴の招待状が届いた。そんな夫人の狙いを知りつつ、琉璃はあえて誘いを受けることに…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

南川で地震が発生し、張万森は慌てて逃げ惑う生徒たちに押された林北星の手をつかみ校庭に避難させるのだが、そんな万森を北星は冷酷に突き放す。翌朝、楊超洋から学校の彫塑が雹に当たって割れたことを聞かされ、一方では北星の母親が足の不調で倒れてしまうことで前回とは違うことが起きていると疑念を抱く。万森を救いたいとの一心で彼に冷たい態度を取る北星だったが、その行動が万森を傷つけてしまい…。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

方鑑明(ほうかんめい)はチョ琳琅との婚儀の前に海市(かいし)を黄泉関に戻すことにし、その指示に海市は黙って従う。こうして迎えた婚儀当日。チョ仲旭が酒に毒が入っていると訴えて倒れ、態度を急変させたチョ琳琅が方鑑明に刃を向ける。そして、方鑑明の宿敵である蘇鳴(そめい)が乗り込んできてチョ琳琅を即位させると宣言するが、都を離れたはずの海市が現れて…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか


弱みとして握られていた契約書をハオから取り戻して破り捨てたヤオだったが、その引き換えに1年間、仲睦まじい夫婦を演じる“提携合意書”にサインさせられていた。常にハオのそばにいる必要があり、懲悪正義協会のメンバーとしてクズ男を懲らしめる仕事はできないため、100万元の報酬を提示された依頼も断ってしまう。そんな中、海外業務の提携先として考えているジョセフ氏の接待役をヤオは任されるが、ジョセフ氏と目が合ってしまい…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

チョ琳琅の正体は儀王の乱で一族を殺されチョ仲旭と方鑑明(ほうかんめい)を恨む汾陽(ふんよう)郡王の娘・聶若菱(じょうじゃくりょう)だったが、彼女は首謀者を明かさず自害する。その後、海市(かいし)は周幼度(しゅうようど)と酒を酌み交わし、酔い潰れた彼女を方鑑明が介抱する。だが、体に毒が回った方鑑明は倒れ、3日間も昏睡してしまう。一方、チョ仲旭は紫簪(しさん)の思い出の品をしまう決心をして…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

父親の事件の真相を聞かされた呉振峰は、警察への協力を誓い留置所を出た。捜査を外された陳宇は1人で呉振峰を尾行する。二両から万賀達の家へ向かうよう指示を受けた呉振峰は家宅捜索に居合わせ、警察が万萌萌を追っていることを知る。警察はクラブでの死亡事件の関係者として、呉振峰は二両の指示で、どちらも万萌萌の行方を追う。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか

嬴政は逐客令の廃止によって宗室と客臣のいがみ合いを解消し、ようやく天下統一のための東進を始めることに集中する。その第一歩として他国が合従を阻むため、地理的に重要な位置にありながら国力が最も弱い魏を、韓と趙の支援から孤立させ、6国の分裂を図る。



無実の証拠となりそうな動画を見つけた持鈞は虚偽報道を抗議する記者会見を開くが、彼自身の姿が映っていないうえ、晋陽の画策により子青の援護も得られず、無実の証明とはならなかった。一方、兆和に投与されている薬を調べた婉汀は、兆和が昏睡状態にさせられている事実を知って驚愕し、晋修に転院を勧める。一連の事件の黒幕が兄だと知った晋修は酒に逃げるが、持鈞に対し、兄に立ち向かうことを宣言する。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

信頼を得るため、偉成の居場所を突き止めたと劉嘉にウソの情報を流して晋陽の配下たちを遠ざけた晋修。その隙を狙い、何とか兆和を病院から連れ出すことに成功した。劉嘉は晋修のせいだと裏切りを訴えるが、弟を信じたい晋陽は聞き入れようとしない。次は撮影現場で爆発事故を起こそうとしていることを知り、バレないように被害を抑えるべく奮闘する晋修。それによりとうとう晋修が自分の味方ではないと理解した晋陽は……。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

爆発事故で入院した子青は病室で晋陽とともに記者の取材を受ける。説明しようとした子青を晋陽がさえぎり、子青は事故で混乱しているので休ませてほしいと話す。音声証拠を晋陽に突き付けようとする子青。だが裏切られて病室に閉じ込められてしまう。「時間の都市」の撮影は進んでいる。許真を心配する持鈞は許真を部屋に閉じ込めるが、許真は抜け出して撮影現場に来る。晋修は覚悟を決め、別れを告げるために許真に会いに行く。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか



白暁生に殴られて気を失った子辰を介抱する雁回だったが、目覚めた子辰はあまりにしつこく、今度は雁回が殴って気絶させてしまう。一方、天曜は赤焔龍牙を求めて雪峰へと急いでいた。しかし赤焔龍牙を引き抜こうとした天曜は、陣の外に弾き飛ばされてしまう。白暁生は子辰を邪魔に思い、迷い込んだら二度と出られないという迷霧の森に放り込もうと企む。だが、森から伸びてきた蔓に巻かれて白暁生自身も森へと引き込まれてしまう。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


迷霧の森から脱出し梧栖堂に戻った後、子辰は凌霄に怪しい黒気の情報を伝えるため辰星山に帰り、天曜と雁回は赤焔龍牙を抜くために再び龍谷の雪峰へ向かった。龍谷の入り口には「絶情谷」という札が立てかけられており、雁回は近くの木に見覚えがあると言う。幼い頃、妖怪に襲われた雁回がとっさに燃やした木で、龍魂が封じられた木でもあった。龍谷に入った2人は子供たちに出会う。彼らは、かつての龍谷の精霊の子孫なのだが…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


天曜への想いを自覚し、振り向かせようと努力する雁回だったが、龍谷の精霊たちは愛が災いを招くと考えてこれを邪魔する。そんな中、指輪から幻小煙が飛び出し、幻王を苦しめる黒気を断つよう雁回に頼む。赤焔龍牙で黒気を断つ場面を幻で見せられた精霊たちは、天曜が本当に龍主だと知り、これまでの非礼を詫び、忠誠を誓うが、雁回への気持ちを問われた天曜は、彼女の前で否定してしまう。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

雁回は自分の過ちを責め続け心を閉ざす天曜を抱きしめ、素直に想いを伝える。心が動きかけた天曜だったがやはり雁回を拒み、敵討ちが終わるまでは、あらゆる情を断ち切るのだと自分に言い聞かせる。天曜の助けで黒気から解放された幻王は、かつて幻族に降りかかった災いや迷霧の森の話を雁回たちに伝える。しかしその直後、天命が尽き、幻小煙に幻族の未来を託して消えてしまう。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

今回の冒険の舞台はバダインジャラン砂漠。中国で3番目に広大で、世界一の高さを誇る砂丘を有することでも有名な砂漠だ。ワン・イーボーは、フランス陸軍の特殊部隊・GCP隊員の案内のもと、過去の冒険で得た技術を頼りにして500メートルもの砂丘を登る。容赦ない暑さ、ナビツールを持たず食料も限られているという過酷な状況下で、イーボーは孤独に耐え、この旅の意義を見出すことができるのか。
ワン・イーボー ほか

赤族の郡主である朱顔は、法術を学んで国を守りたいと思う活発なお嬢様。修行に反対する父を納得させるため、空桑の世子である時影に贈り物をして、修業に賛成してもらおうとする。皇城で贈り物の雪寒薇を摘んでいると、足を滑らせ、帝君の寵妃・秋水に無礼を働いてしまう。そこに現れた時影の巧みな弁舌のおかげで朱顔は罪を免れたが、時影は秋水の恨みを買ってしまった。その夜、宮女に招かれ、時影が秋水のもとに足を運ぶと…。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

時影は母を迎えに行く日を夢見つつ、九嶷山にて法術の修練を続けていた。ただ1人の友人は、齢1万年に及び、人の姿をとることもできる神鳥・重明。やがて、10年に1度の祭祀「望星大典」を行うため、空桑の王たちが九嶷山に集まってくる。その一行に赤族の郡主、朱顔がいた。朱顔は親友・白雪鶯が落とした舞衣を求め、帝王谷へと足を踏み入れる。そこは歴代の帝と后が眠る陵墓がある禁断の聖域だった。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

灼華が実家で定王の看病をしていると、部屋の外では、灼華が男を家に連れてきたと父親の側室たちが大騒ぎ。あきれかえってうんざりしつつも、灼華は定王をかいがいしく世話する。定王も灼華への思いを隠さなくなり、2人は療養の間、穏やかな時間を過ごす。しかし、そこへ灼華の父がやってきて、ああだこうだと水を差す。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

朱顔は帝王谷で雪鶯の舞衣を見つけ、時影と再会した。その時、2人は突然氷族の襲撃に遭う。時影が見事撃退するも、争いのさなかに雪鶯の舞衣は燃えてしまう。氷族の目的は帝王谷のどこかにあるといういにしえの秘宝・后土の指輪だった。朱顔は幼い頃に会った空桑の世子と、目の前の青年が似ていることに気づきかける。しかし自分の生存を人に知られるわけにいかない時影は、法術で朱顔の一晩の記憶を消して帰らせるのだった。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

荘文峰が横領の罪で捕縛され、都に護送されることに。街では公主が第一皇子よりも称えられ、蝗害や汚職から解放された民が大喜びしていた。そんな中、荘家では慕ハツが姑から殴る蹴るの暴力を振るわれる。耐えかねた慕ハツは都で直訴の太鼓をたたいてくると宣言する。その頃、灼華は念願かなって母の遺骨を定京に持ち帰っていた。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

母の自害と王たちの態度に怒り狂った時影は、逆上し魔道に落ちそうになる。朱顔は彼を正気に戻そうとして重傷を負う。我に返った時影は、朱顔に自分の霊力を与える。その時、朱顔の額に琉璃花の紋章が浮かび上がる。それは、大司命がかつて予言した、時影の命取りとなる災いの娘の印であった。朱顔を殺すことを主張する重明だったが、時影はそれを拒む。帝王谷に来たこと、時影に会ったことを他言しないと誓い、朱顔は帰っていく。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

戸部郎中となった灼華は、戸部で仕事の説明を受ける。そこで同期の方志遠(ほうしえん)と再会するが、あまりの変化ぶりに灼華は驚く。当初は女である灼華を侮辱していたが、今ではすっかり丸くなり、働きぶりも真面目で評判がいい。そんな中、若い男女が贈り物を渡し会う同心節の日が近づき、灼華は公主から朝廷で開かれる宴に招待される。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか




宋三川と梁友安は深圳を離れ、評価が高いリパビリ施設のある成都に長期滞在することに。懸命なリハビリと梁友安のサポートのおかげで膝は順調に回復し、2人の関係も深まっていく。その頃、クラブでは蒋焦焦が梁桃に猛アプローチしていた。ストレートに想いをぶつける蒋焦焦に、梁桃もまんざらではない様子だが、梁桃の過去に関するコメントが投稿されたことで、クラブの公式アカウントが炎上。梁桃は家に引きこもってしまう。



顧九思の母・江柔(ジャン・ロウ)は悲しみに沈む柳玉茹を励まし、気分転換にと顧家の店舗を案内する。顧家の当主・顧朗華(グー・ランホワ)は九思が婚礼の翌日から妓楼に入り浸っていることを詫び、息子のしつけを柳玉茹に委ねる。理解ある義両親の言葉に勇気づけられた柳玉茹は、使用人たちを集め、顧九思について聞き取りを開始。そして護衛を連れ妓楼に乗り込む。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか




柳玉茹の初めての里帰りを翌日に控え、柳家では張月児が妓楼での玉茹の振る舞いを当主・柳宣(リウ・シュエン)に告げ口していた。人々の噂になって顧家の怒りを買うことを恐れた柳宣は、柳玉茹のしつけがなっていないとして正妻の蘇婉に罰を与える。翌日、柳家を訪れた柳玉茹と顧九思は両親らとなごやかに歓談するが、ほどなく玉茹は母の異変に気づく。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか



柳家で柳玉茹とその母が冷遇されていたことを知った顧九思は、これからは自分が守ると玉茹に約束する。夫を見直した柳玉茹は、勉学に励んで葉世安より出世してほしいと伝えるが、隙あらば遊びたい九思は浮かない顔だ。柳玉茹から休む間もなく勉強するよう叱咤されうんざりした九思は、自分の志はないのかと玉茹に問いかける。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか

大勢の記者の前に突然現れた晋修は、撮影現場での爆破事件は全てプロデューサーである自分の責任だと発言する。それは兄、晋陽の良心に訴える最後の賭けだったが、最愛の弟に裏切られたと感じた晋陽は大きなショックを受け、改めて反撃を誓う。晋陽によって監禁されていた子青だったが、偉成の行方が判明したことを知り、その情報を持鈞に伝えるべく屋敷から逃げ出す。情報を元に、持鈞たちは隠れ家と思われるふ頭に向かう。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

晋修が罪をかぶり、自白したことによって晋陽はますます追い込まれる。その一方、「時間の都市」の撮影は終盤に差し掛かり、持鈞の演技にも熱が入っていた。林家から抜け出した子青は晋陽を心配して会いに行き、自首するよう勧めるが晋陽は最後までそんな子青を拒絶する。その後、晋修からも自首を勧める伝言が届くも晋陽の意思は変わらない。「時間の都市」の撮影現場に部下たちを連れて乗り込んだ晋陽は……。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

身を挺して自分を守った子青の姿を見て、晋陽はその深い愛や、自分が子青を愛していたことに気づき後悔の涙を流す。子青は病院に運ばれるが、意識を取り戻さない。その後記者会見を開いた晋陽は、8年前の爆破事件や李茜児の件、「時間の都市の」爆発事故も全て自分がやったことだと告白し、自首をした。無事に撮影を終え、上映された「時間の都市」は大ヒットを記録。持鈞はその年の大きな映画祭で、最優秀主演男優賞を受賞した。
パク・ミニョン、チャン・ジャーハン、チャオ・ユーシー、シュー・コー、ドゥ・ジュンザー、ティエン・リー ほか

【#5】捕吏組の新たな長・夏頭領は一連の事件が未だ解決されないことを重く見て、捕吏たちに罰を与え、“一月で事件を解決せよ”と命じた。夏頭領に目をつけられた曲三更は、処方箋を手に神医と称される程逸致に揺さぶりをかける。鳳可追に協力させて偽造したその処方箋は、陸遠暴と陳旺に対するもの。20年前の火事と“論語殺人”がどう関わっているのかを探ろうという狙いだ。一方、夏頭領は過去の未解決事件の再捜査が、一連の連続殺人の解明につながると捕吏たちに号令を発し…。
【#6】「冷頭領と王先生をつなぐ唯一の手がかりが化け猿なのです」――夏頭領はそう宣言し、捜査の矛先は、最近城下を騒がせている化け猿へ向かうことに。やがて魏知県と夏頭領は、奇怪な大猿の正体が、猿に扮した白蓮教護法道派の盗賊ではないかという情報を得るのだった。そんななか、程逸致が曲三更にゆすられたと役所に訴え出た。魏知県らによる取り調べに対し、金を受け取ったことを認める曲三更。処罰は免れないかと思われたが、話は奇妙な方向に展開し…。
バイ・ユーファン、ニン・リー、シアン・ハンジー、リウ・イートン、チャン・ハオウェイ、ズン・リー、ゾン・ジュンタオ、ワン・ツォー、ジャン・シーリン ほか

子瑜(しゆ)は石義寛(せきぎかん)と共に皇太后から宴席に招かれるが、その日は折しも前皇太子の命日であった。故人を悼むどころか華美な衣で外臣と宴(うたげ)に興じたとして太皇太后は激怒するが、子瑜がうまく取りなして2人の心に深い印象を残す。その頃、栖州では崔行舟が平遠ひょう局(へいえんひょうきょく)について捜査を進めていた。殺戮(さつりく)の線が濃厚と見て岳林現(きゅうりんけん)の手配書を出すが、岳林現を追う者は他にもいた。一方、仲間を悼み街で大木に願いをかけた柳眠棠は、占い師から声をかけられるが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

崔行舟は丘林現の捜索を強化するも手がかりがつかめない。翌日、柳眠棠にせがまれ街歩きに付き合っていた時、屋台で見かけた男にピンと来て後を追うが、路地で見失ってしまう。しかし近くで遊んでいた子供たちとの何気ない会話から向かいの倉庫に疑惑を抱いた崔行舟は、その夜、黄規(こうき)らを率いて現場に乗り込み密貿易の帳簿を見つけ出す。一方、記憶をほとんど取り戻しつつある柳眠棠は、かつて自分を殺そうとした相手に復讐しようとしていた。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

帰還した崔行舟は、楚(そ)王太妃から再び廉へい蘭(れんへいらん)と婚姻を結ぶよう提案されるが、心に決めた女子(おなご)がいると柳眠棠の存在を告げる。王太妃はショックで倒れ、兄・崔行迪(さいこうてき)から愚かな考えを捨てるよう説得されても崔行舟の決心は固かった。一方、賀珍(がちん)は柳眠棠が真州へ戻ったと聞き、崔行舟の本当の身分を教えに行こうとするが趙泉に引き止められる。その様子を見ていた店の番頭から2人は恋仲らしいと聞いた賀(が)公は、娘を玉の輿(こし)に乗せようと奮闘を始める。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


方菲(ほうひ)が無実である証拠を探すため臨水楼を調べることにした春荼蘼(しゅんとみ)。そこで例の美青年、夜叉(やしゃ)に出くわした彼女は一緒に厨房を捜索、ある重要な手がかりを見つける。また、韓無畏(かんぶい)と一緒に趙老七(ちょうろうしつ)の家を張り込んだ春荼蘼は不審な男女の姿を発見。さらに、役所に留め置かれた趙婉若(ちょうえんじゃく)から話を聞くと、事件の真相を推理して審理に臨み…。




李薇は今後の支店拡大に向け、本店で勤務する料理長を新たに雇うことにする。採用したのは九少主・尹カンの友人でもある蕭揚という青年だった。蕭揚は傑出した料理の腕前に加えて接客も上手で見た目もよく、女性の来店者が次第に増える。尹崢は李薇が蕭揚と親しげにしているさまが面白くなく、何かにつけ批判的な態度を…。上官セイの旅に同行中の尹岐は、甲斐甲斐しく世話を焼こうとするが、ことごとくうまくいかず、上官をあきれさせる。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




敵国と結託した沈彬は、易家の銀行口座や貸金庫を差し押さえ、財産を全て奪ったことを告げる。沈彬は易邸も手中に収め、家を失った3姉妹に温情として薪小屋を与えるのだった。2人の使用人と共に薪小屋へ居を移した3姉妹は、戦況も影響し、食事の確保さえ難しい状況に。鐘秀は仕事を探しに行くが、面接で断られてしまう。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

商易之(シャン・イージー)の即位の正統性を揺るがしかねない斉煜(チー・ユー)を消そうとした徐静(シュー・ジン)と穆白(ムー・バイ)。だが、食事に仕込んだ毒入りの碗は、あろうことか忠勇侯の手に渡り、彼が命を落としてしまうのだった。自分の命令もなしに勝手な行動を取ったと知り、2人を叱責する易之。一方、忠勇侯の死は謀反を恐れる者の仕業だと考えた林(リン)宰相も、皇后・則柔(ゾーロウ)のお腹にいる子の性別にかかわらず、林家にとって脅威となる斉煜に対して手を打つべく、ある計略の実行を決め…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

曹真(そうしん)が司馬家に突入して家中を捜索する中、汲布が突然曹真の前に姿を現わし、刀を突き付ける。郭照とともに駆け付けて事態を収めた曹丕は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

南巡に向かう船上では、途中から乗船した妓女(ぎじょ)をめぐり、乾隆帝と皇后の間に険悪な空気が漂う。一方、瓔珞は葉天士を捜し出し、第五皇子の治療を依頼する。葉天士は虫を使った危険な治療を始めるが、肝心の虫が異なる毒虫にすり替えられていた。毒虫は皇子の傷を害し、さらに瓔珞まで傷つけてしまう。その時、皇太后の船室から火の手があがり、船内は混乱に包まれる。そして追い打ちをかけるように、弘昼の計画どおり逆賊が船を襲撃して...。

辛子硯(シン・ズーイエン)は秋明纓(チウ・ミンイン)の願いを受け、鳳皓(フォン・ハオ)を逃がそうとするが、寧斉(ニン・チー)の手下に阻まれる。計画の失敗を悟った秋明纓は、宗宸(ゾン・チェン)に鳳知微(フォン・ジーウェイ)を託す。寧イー(ニン・イー)への援軍が到着していないと知った鳳知微は、顧南衣(グー・ナンイー)を派遣する。辛子硯は天盛帝に、寧イーの策略により大成の遺児をおびき寄せたと報告する。寧斉もこの件について天盛帝に報告し、鳳皓が意図的に守られていて、そしてその裏に寧イーがいると示唆する。異なる報告を聞いた天盛帝は2人に共に調査するよう命じる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

毒で重症に陥った越祈を解毒するため、扁絡桓は誓いを破り禁断の術を使った。おかげで越祈は無事に回復したが、聖宣かもしれない扁絡桓が越祈を救ったことで越今朝たちの疑念はますます深まる。扁絡桓が聖宣なら、啓元宗の人間がなぜ越祈を助けたのか。溟主かもしれない越祈と扁洛桓には何か関係があるのか。扁絡桓の素性を探れば越祈と越今朝の過去が分かるかもしれないと考えた洛昭言は…。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか

陳(ちん)の文帝(ぶんてい)が援助の見返りとして要求したのは、娘の公主(こうしゅ)を皇后にすることだった。高湛(こうたん)はそれを拒否するが、陳の文帝は彼に処方した薬に密かに毒を盛っていた。それを知った陸貞(りくてい)は、解毒剤を得て高湛の命を助け、陳との戦争を避けて斉(せい)を救うには自分が身を引くしかないと考え、1人で後宮を去っていくが...。

武媚娘は呉王と高陽公主が内通していることに気づく。武媚娘は李治を守るため、長孫無忌から李勣を説得する方法を教わると同時に、李義府を使って高陽公主側に偽の情報を流す。李世民を供養する祭礼の当日、ついに戦いの火ぶたが切って落とされた。当初は反乱軍が優勢かに思われたが、妻子の命を盾に脅された李勣が態度を決して出兵したことで、戦いは李治側の勝利に終わる。1年後、罪を許された高陽公主は、ある場所へと急いでいた。


父親に趙泉との婚姻を強要された賀珍は柳眠棠を訪ねる。そこで崔九(さいきゅう)の正体を告げようとするが、柳眠棠の言葉から彼女の胸中を悟り口にはしなかった。そんな折、崔(さい)家の法事のために城内へ訪れる道士に紛れて陸義(りくぎ)と陸忠(りくちゅう)が侵入し、柳眠棠との再会を果たす。一方、崔行舟の妻の座を諦めきれない廉へい蘭は再び縁を結ぼうと画策。楚王太妃は自分を気にかけ法事の際に助けてくれたこともあり、廉へい蘭を娶(めと)るように迫るが崔行舟は頑として譲らない。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

辺境の牢蘭関で鎮西都護軍を率いる17番目の皇孫・李嶷(りぎょく)。彼は大都督・孫靖(そんせい)の謀反により皇帝、皇太子が死去、人質となった父・梁(りょう)王を除く諸王たちも殺され幼い皇太孫が行方不明と知ると、梁王救出のために挙兵、孫靖に従う郭直の軍から兵糧を奪うため望州城に潜入する。そこで孫靖と敵対する崔(さい)家軍の何(か)校尉と鉢合わせして…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


戚国公の娘・戚澄(せきちょう)との婚姻が決まった豊萇は、雍州王から永信(えいしん)君に封じられる。それを知った豊キョは叔父の百里景(ひゃくりけい)と結託し、2人の兄を同時に陥れようと企む。百里景は梅の宴(うたげ)を催し、豊蘭息を招くよう豊萇に迫る。豊蘭息の身を案じて足止めしようと苦心する豊萇。片や豊蘭息は、不本意ながらも苦境に立たされた兄を守るため、宴への出席を決める。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

商易之(シャン・イージー)は苛立っていた。林(リン)宰相の息のかかった大臣たちが、こぞって職責を放棄しているため政務に支障が出ていたのだ。そこに、林宰相の別荘に監禁されていた斉煜(チー・ユー)を迎えに行くよう命じた李玉(リー・ユー)から、阿麦(アマイ)に先を越された報告を受け、怒りが爆発。次に失敗したら職位を剥奪すると李玉を怒鳴りつけるのだった。その頃、斉煜を安全な場所にかくまうことにした阿麦は、お付きの阿醒(アシン)に、王七(ワン・チー)以外の者には斉煜を預けないよう言い含め…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

大総管である蘇海政(そ・かいせい)から、西州へ軍令が届いた。内容は、亀茲(きじ)の反乱軍の残党を殲滅するための出兵と、20万石の穀物の調達。3000足らずの敵を始末するのには、どうにも多すぎる兵糧であるが、すぐさま蘇大総管の狙いを見抜く裴行倹(はい・こうけん)。いつものごとく私腹を肥やすためのみならず、恨みを持つ行倹に無理難題を突きつけ、失敗したら処刑する腹なのだ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

アフリカ行きを決めた張万森は、林北星に対して別人のように冷たく接する。展宇らが彼の送別会を企画するのだが、万森は北星を誘おうともしない。しかしそれには大きな理由があるのだった。そんな時、北星の母に悪性と思われる病気が見つかり、時を戻しても自分の力では不幸を阻止できないと悟った北星は、自らが消えるしかないと考え始める。一方、雷が何者かによる放火で死んだことを知った万森は、ある決意をしていた。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

海市(かいし)を愛する覚悟を決めた方鑑明(ほうかんめい)は都に残るようにと彼女に言う。また、恋心を封印した周幼度(しゅうようど)は海市に別れを告げ殤州へと旅立つ。その後、淑容妃(しゅくようひ)の体を心配するチョ仲旭は彼女を連れて温泉のある蝶泉谷の行宮を訪れ、方鑑明、海市、方卓英(ほうたくえい)が二人を警護する。だが、鵠庫が差し向けた召風師(しょうふうし)が現れ、方卓英の本当の身分に気づくと…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

蕭欽言が趙フン児の父の死に関わっていると知ってしまった顧千帆は、趙フン児に合わせる顔がない。一方の趙フン児も、顧千帆に捨てられたと思い込み、互いにすれ違ってしまう。趙フン児は辛い思いを断ち切るように、永安楼(えいあんろう)の開店準備に全力を注ぐ。そして、貴賓室に文人を招き、極上の料理や出し物でもてなすという花月宴を企画し、新規客の獲得を狙う。孫三娘たちは高額な料金に難色を示すが、趙フン児は永安楼が価値ある店だと思わせるための仕掛けだと言う。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

武術の実力が初めからなかったことに気づいた星辰。いじけて心にもないことを口にするが、歩汀は最も勇敢な女子だと励ます。ようやく機嫌を直した星辰は、歩汀を7日で倒して強さを証明してみせると宣言する。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

方卓英(ほうたくえい)が紅薬原の戦いではぐれた弟・奪罕(だつかん)だと気づいていた奪洛(だつらく)は、召風師(しょうふうし)と錬金師を使って朔日にチョ仲旭と方鑑明(ほうかんめい)を殺そうと計画。また、施霖(しりん)は鞠柘榴(きくしゃりゅう)が刺繍の暗号に気づいたのではないかと疑い、彼女をチョ季昶の屋敷に連れて行く。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

祭詞を届けると嘘をつき皇帝に謁見した欧陽旭は、「夜宴図」を提示し、皇后が妓女だった過去を隠して入内したと糾弾する。だが、皇帝はその事実をとっくに知っていた。永安楼特製の蘇合鬱金(そごううこん)酒で持病の頭痛が治まった皇帝は、お忍びで永安楼へ。接待の席に着いた趙フン児との話題はおのずと「夜宴図」のことに。茶百戯(さはくぎ)で絵を忠実に再現し、詳細を語る趙フン児に皇帝は警戒心を強める。時を同じくして、皇帝外出の報を受けた顧千帆は焦って行方を追う。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

ハオ東は、万賀達の娘・萌萌と売人の阿坤を大黄カプセルと共に香港に逃がそうと持ちかける。だが万賀達は娘を助けるために、モンカに寝返る決意をする。話を隠れて聞いていた呉振峰は警察の林局長へ密告するが、モンカの二両に疑われ、脅迫されながら運び屋をさせられることになる。それを単独で陳宇が追いかけ、K、モンカ、警察、それぞれの思惑と裏をかく行動が絡み合う。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


春荼蘼(しゅんとみ)が白米、ハナズオウ、魚肉の羹の食べ合わせが猛毒になると証明すると、趙婉若(ちょうえんじゃく)はそれを利用して夫を殺したと自供する。その後、韓無畏(かんぶい)に連行されてきたのが先日、春大山(しゅんたいさん)に罪を着せようとした張五娘(ちょうごじょう)。実は臨水楼事件と冤罪事件は繋がっていたのだ。こうして春荼蘼は臨水楼事件の真相と父を陥れた黒幕を明らかにして…。

残された4国はそれぞれ存続の道を模索する。楚では李園らが殺害され、負芻が王位に就く。嬴政は楚王の血を引く昌平君羋啓を派遣し、負芻を王位簒奪者だと糾弾する。秦に使者を出した魏は、斉が他国との同盟を考えていると漏らす。燕の太子丹は嬴政の暗殺計画を企図する。

朝廷で四少主・尹峻が勢力を広げる一方、屋敷では穏やかな時間が流れていた。尹崢は自分が嫉妬していたことを認め、李薇もまた尹崢のため簫揚に料理を習っていたと話す。誤解が解けた尹崢と李薇のもとに、十一少主・尹サイがやって来た。和夫人の里帰りでしばらく滞在するという。そのやんちゃぶりに手を焼いた尹崢たちは、尹サイを学堂に通わせることに。その頃、尹岐は自分が足手まといでしかないと認め、上官セイに別れを告げるのだが…。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




鐘秀が誕生日に薪小屋で落ち込んでいると、鐘霊は苦心して作ったケーキで、鐘玉は修理したバイオリンで鐘秀を元気づける。年越しの夜、裁縫の作業をする鐘霊と鐘秀に、鐘玉は店舗の契約書を見せる。鐘秀は店を“星華”と名付け、百貨店を再建しようと意気込む。だが服飾店・星華が開店を迎えた日、鐘玉の前に沈彬が現れる。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

商易之(シャン・イージー)は苛立っていた。林(リン)宰相の息のかかった大臣たちが、こぞって職責を放棄しているため政務に支障が出ていたのだ。そこに、林宰相の別荘に監禁されていた斉煜(チー・ユー)を迎えに行くよう命じた李玉(リー・ユー)から、阿麦(アマイ)に先を越された報告を受け、怒りが爆発。次に失敗したら職位を剥奪すると李玉を怒鳴りつけるのだった。その頃、斉煜を安全な場所にかくまうことにした阿麦は、お付きの阿醒(アシン)に、王七(ワン・チー)以外の者には斉煜を預けないよう言い含め…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

司馬家に戻った郭照から、曹丕が汲布の赦罪の詔を曹操に頼んだという知らせを聞くと、春華は少しずつ司馬懿を許すことにした。しかし曹操は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

皇后は自分を愛してくれない乾隆帝に恨みをぶつける。思惑どおり皇后と弘昼を陥れた袁春望は、何食わぬ顔で乾隆帝に命乞いをするが、密かに彼の正体を調べていた瓔珞によって、すべての企みが暴かれる。皇宮に戻った瓔珞は、第五皇子を助けようとした際に受けた毒に侵され、生死の境をさまよう。目を覚ますと、そこには傅恒とともに戦地にいるはずの海蘭察が。傅恒が手に入れた唯一の解毒剤を持ち帰った彼は、瓔珞にある知らせを届け...。

辛子硯(シン・ズーイエン)は秋明纓(チウ・ミンイン)を尋問し、鳳皓(フォン・ハオ)が大成の遺児だと認めさせる。その後、寧斉(ニン・チー)は鳳皓を拷問し、宗宸(ゾン・チェン)と秋明纓の関係を知る。宗宸を守るため、彼の部下が身代わりとなり捕らわれる。天盛帝は鳳知微(フォン・ジーウェイ)に帰京するよう命じるが、秋明纓の危機を知った彼女はたった1人、都へと馬を走らせる。辛子硯が寧斉の血浮屠を捕らえる計画に異議を唱えたので、天盛帝は大成の残党を降伏させる任務を辛子硯に任せることに。鳳知微を心配する寧イー(ニン・イー)だったが、常忠信(チャン・ジョンシン)の強硬な姿勢を受けて、ついに両軍は戦に入る。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


洛昭言が洛埋名を訪ねたとき、再び呪いの発作が起きる。洛昭言は洛埋名に生命力を吸われるが、それでもこの呪いを受け入れると断言する。一方、何とかして扁絡桓の素性を突き止めたい越今朝は、閑卿とともに彼に会いに行く。その頃、洛埋名は呪いを解く方法を聞き出すため、扁絡桓を八角塔へと誘い込んでいた。案の定、九泉について熟知していた扁絡桓。洛埋名はさらに、越祈の師匠なのではと彼に問うが…。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


南北朝時代、「独孤を得たものが天下を得る」というお告げを受けた北魏の孝武(こうぶ)帝は将軍・独孤信(どっこしん)の支持の下、長安に都を構えるが、重臣の宇文泰(うぶんたい)に実権を奪われた。それから時が流れ、北周を建国した宇文覚(うぶんかく)が独孤家の狩場を訪れる。彼は権力を増す従兄の宇文護(うぶんご)に対抗すべく、柱国大将軍・独孤信を味方につけようとしていたが...。



崔行舟は、李光才(りこうさい)からの文(ふみ)で手配書の人物が柳眠棠の伯父の喬?(きょうせん)であることを知る。更に李ばあやから柳眠棠が市場で大量の薬材を買っていたと聞かされ、彼女への疑念を深める。小晦日(こつごもり)、2人は肩を並べて夜空の天灯を見上げていた。柳眠棠は淮陽(わいよう)王から夜襲を受けた上巳(じょうし)の夜を思い出し、崔行舟は鋭利な簪(かんざし)を手に忍ばせた柳眠棠の肩を優しく抱き寄せる。何日も悩んだ末、崔行舟は陸文(りくぶん)の正体をはっきりさせるため、危険を冒し都に行くことを決意する。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン



李嶷(りぎょく)は何(か)校尉に兵糧を横取りされるが望州城を奪うことに成功。その結果、李嶷と何校尉は共に郭直(かくちょく)の軍営を訪問して和議を申し入れる。すると、郭直は公正に判断を下すと見せかけて李嶷と何校尉の二人を殺そうと画策。一方、始めから和議を結ぶ気などなかった李嶷と何校尉は、軍営から逃亡するとお互いを出し抜こうとして…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


戚澄を殺害し、兄・豊萇を突き落とした疑惑をかけられた豊蘭息。禁足となった豊蘭息のもとを訪ねた白風夕は、「本心を打ち明けねば気持ちは通じない」と伝える。豊蘭息は昏睡(こんすい)状態となった兄を見舞い、語り掛けながら薬を飲ませようとするが、そこには毒が盛られていた。目覚めた豊萇は百里氏に操られる日々を終わらせるため、脚は治らず記憶も失ったと偽り、豊蘭息を冷たく扱う。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

ようやく軍に復帰できた阿麦(アマイ)だったが、林(リン)宰相が処刑前に語った「陛下は陳起(チェン・チー)と結託している」という言葉に心が乱され、表情は険しかった。唐紹義(タン・シャオイー)は“あり得ない”と憤慨したが、そのような嘘をついたところで林宰相に利がないのも事実で、真偽を確かめるすべもない。そんななか阿麦は、商易之(シャン・イージー)に召し出された。彼女の心を取り戻すことしか頭にない易之は、林則柔(リン・ゾーロウ)を廃后、それで足りぬなら殺してもよいと言いだし…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

西州の大氏族たちが、蘇(そ)氏父子と手を組んで、キク家を潰そうとしている――穀物の買い取り日の前日、備蓄分を出し渋る父の様子を見て、王君孟(おう・くんもう)は悟った。キク家に対して恩を仇で返してはならないと説き、父を諫める君孟。しかし、冷静な判断力を失っている他の大氏族たち同様、父にもその言葉は響かないのだった。翌日、不安は的中する。十分な量の穀物が集まらず…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

元の世界へ戻ってきた林北星。張万森を失望させないために懸命に毎日を生きようと、南川動物園での仕事にも真面目に向き合い小動物保護の活動に力を入れていた。そんなある日、動物保護協会の主催する試験を受け“国境なき獣医師”になれるチャンスが舞い込んでくる。一方、今や副校長となった劉ガーからの依頼で、先輩卒業生として高校の卒業式でスピーチをすることになった北星。そして南川はまた初雪の季節を迎え…。
ジャン・ジアニン、チュー・チューシャオ、ウー・シーザー、フー・ジン、ルオ・ミンジエ

朔日に奪洛(だつらく)が差し向けた召風師と錬金師が現れ、方鑑明(ほうかんめい)と方卓英(ほうたくえい)がこれを迎え討つ。そして、彼らを討ち取るが、突然、方卓英がチョ仲旭を襲い、方鑑明に阻まれると逃亡する。その結果、海市(かいし)は謀反者となった方卓英の追討を方鑑明から命じられるのだった。一方、暗殺失敗を知った奪洛はチョ季昶と組んで天啓を攻めようと企み始め…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

趙フン児は、皇帝が自分の話を信じ、皇后を信じるはずだと顧千帆に告げて立ち去ろうとする。顧千帆は引き止めるが臆病者だと言われ返す言葉もない。そこへ池蟠が現れ趙フン児を顧千帆から引き離すと、にぎやかな夜の街へと連れ出し、楽しませて慰めようとする。池蟠は趙フン児へ想いを伝えるが趙フン児はつれない。さらに賭けに負けた池蟠は趙フン児に請われ、顧千帆の家の事情を語った。話を聞いた趙フン児は顧千帆の実父が蕭姓だと知る。帰宅した趙フン児は銀票を見つけた。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


星辰と歩汀の対決が始まる。星辰は何度も倒されるが、そのたびに立ち上がって挑み続ける。勝負がつき、星辰は再び江湖へ旅発つことに。歩汀の弟・歩贏(ふえい)から、清風寨に異形が現れたという話を聞いて早速向かおうとする。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

追っ手から逃れた方卓英(ほうたくえい)はチョ仲旭の暗殺を企てた英雄として叔父の額爾済(がくじせい)に迎えられる。そして、奪罕(だつかん)の身分に戻ると残虐な奪洛(だつらく)によって混乱した鵠庫を統一することを決意する。その頃、海市(かいし)が都に戻る気がないとチョ仲旭から知らされた方鑑明は、自分と彼女の名を記した婚姻書を書く。一方、海市の元には驚きの客人が訪れて…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

皇后を糾弾したものの、皇帝側の動きがないことに焦りを感じた欧陽旭は、自分を皇帝に会わせるよう腹当てを持ち出して高慧を脅す。趙フン児は父親が命に背いた年の邸報を読むうちに、蕭欽言が父親の死に関わっていたことを知る。顧千帆の苦悩を思って激しく動揺する趙フン児の姿を見た宋引章は、気分転換に外出をするよう勧める。趙フン児は寺で和尚と話をしたことで顧千帆ともう一度向き合う決意をし、黄色い花を使った合図で顧千帆を半遮面(はんしゃめん)へと誘うのだった。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

万萌萌と王毅坤は警察に身柄を確保され、造船所からは帳簿などの証拠が押収された。捜査へと復帰した陳宇は王毅坤の尋問を担当する。ハオ東は万萌萌が口を割ることを恐れ、姜磊を口封じのために病室へ送り込むが、万賀達に阻止され姜磊は急いで病院をあとにする。連絡を受け現場に到着した劉カイ華は、そこで見知った靴の人物を見かけるのだった。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


秦に和議を求めて燕の使者がやってくる。燕使である荊軻と秦舞陽は、督亢の地図と、裏切り者の樊於期の首を献上するという。しかしこれは燕の太子丹による秦王の暗殺計画であり、荊軻は献上品である地図の巻物に、嬴政を暗殺するための匕首を忍ばせていた。

尹峻が重臣たちの支持を集める中、尹峻の妻・安曦元が懐妊した。その頃、西北地区で寒害が発生し、救援のため尹峻と尹崢が被災地に派遣される。尹崢は、途中で尹峻と別行動をとり、辺境の蒼河鎮へと向かった。蒼河鎮への救援物資は十分ではなく、尹崢は救援の米を運ばせるが、途中で山賊に大半を略奪されてしまう。都では尹崢からの手紙が届かず、李薇が心配を募らせていた。そこへ安曦元が訪れ、尹崢が山賊に襲われたという情報を…。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




ふぐ料理を食べ始めた人々が次々に倒れ、鷹司は異変に気づく。鷹司は調理をした鐘霊を殺すよう指示を下すが、その瞬間に屋敷の明かりが消され、易家の使用人たちが反撃に出る。姉妹は暗闇に紛れるが、邸内に隠れていた鐘秀が鷹司に見つかり、捕らえられてしまう。鷹司は鐘秀を人質にして、鐘霊と鐘玉を誘い出そうとするが…。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

ようやく軍に復帰できた阿麦(アマイ)だったが、林(リン)宰相が処刑前に語った「陛下は陳起(チェン・チー)と結託している」という言葉に心が乱され、表情は険しかった。唐紹義(タン・シャオイー)は“あり得ない”と憤慨したが、そのような嘘をついたところで林宰相に利がないのも事実で、真偽を確かめるすべもない。そんななか阿麦は、商易之(シャン・イージー)に召し出された。彼女の心を取り戻すことしか頭にない易之は、林則柔(リン・ゾーロウ)を廃后、それで足りぬなら殺してもよいと言いだし…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

曹操に密告をしたのは、楊修が買収した召し使いの仕業だった。しかし、甄フクに不信感を抱くようになった曹丕は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

辛子硯(シン・ズーイエン)は大成の遺児を殺すべきだと進言するが、天盛帝は考えを変えなかった。宗宸(ゾン・チェン)は鳳知微(フォン・ジーウェイ)を都から遠ざけようと試みるが、鳳知微は家族を救うために都に戻る。天盛帝の命令に反して、鳳知微は皇宮に入り、母を救おうとする。寧イー(ニン・イー)は常忠信(チャン・ジョンシン)の首を持ち帰り、鳳知微の命を守ろうと天盛帝と対峙(じ)する。鳳皓(フォン・ハオ)は鳳知微をかばうために毒酒を飲んで死んでしまい、秋明纓(チウ・ミンイン)も事前に飲み込んでいた毒により、命を落とす。2人の棺の前で、鳳知微は改めて寧イーと結婚しないことを誓う。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか



越今朝ら一行は客桟で食事をとるが、席に着いた洛昭言が体調を崩したため、予定を変更して急遽宿泊することになった。越今朝は同じ日に洛昭言が2度も発作を起こしたことに違和感を覚え、扁絡桓に疑いの目を向ける。その直前に扁絡桓が手にしていた白い花に糸口があるとにらんだ越今朝は、閑卿に相談を持ちかける。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


如玉軒で磁器を品定めしていた独孤信(どっこしん)の末娘・伽羅(から)は、見るからに金持ちのどら息子といった風情の色男とケンカになる。だが、その色男こそ次女・曼陀(ばんた)の許婚、楊堅(ようけん)だった。一方、相思相愛の仲である宇文護(うぶんご)と逢瀬を重ねていた長女・般若(はんじゃく)は、父親と宇文護が対立しないように心を砕いていたが、伽羅が何者かに拉致されてしまい...。

柳眠棠は孫?児(そんうんじ)の面前に匕首(ひしゅ)を突きつけ、これまでの悪行や背後にいる綏(すい)王の目的をすべて聞き出す。真相を知った柳眠棠が口封じをされかけた時、崔行舟が臣下を率いて到着。以前とは別人のような柳眠棠が、あなたに愛はない、あるのは恨みだと冷ややかに言い放つと、崔行舟は過去についた嘘(うそ)をこの命で償うと告げる。淮陽王と陸文の恩讐(おんしゅう)は炎が消し去ったとして立ち去ろうとする柳眠棠に、崔九と柳眠棠はどうなるのかと問いかける崔行舟だが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン




李嶷(りぎょく)と何(か)校尉は明岱山の山賊の手に落ちるが、山賊の中にかつて李嶷が命を助けた趙有徳(ちょうゆうとく)がいたことで命拾い。本当の身分がばれていない李嶷は何校尉と駆け落ちするつもりだったと嘘をつく。そんな中、明岱山を新たな拠点にしようと企む郭直(かくちょく)の軍が襲来。そこを抜け出した李嶷と何校尉は農民の夫婦に変装して共に並州を目指し…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


自分が雍州に滞在中という話をわざと広めさせた玉無縁。その噂(うわさ)を耳にして、さっそく豊キョが玉無縁の屋敷を訪ねて来る。突然やって来た豊キョを疲れているからと追い返した玉無縁だったが、それには理由があった。そして迎えた大みそかの夜。6州の王室ではそれぞれ宴が開かれ、豊蘭息ら3兄弟は雍州王に祝いの品を献上する。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

北漠軍との戦いで、阿麦(アマイ)は大事な兄貴分である唐紹義(タン・シャオイー)を失った。しかも、裏で商易之(シャン・イージー)が敵と組んでいたことは疑いようもない。易之と直接話をするため、彼女は皇宮へ向かうのだった。宮中まで同行すると言い張る王七(ワン・チー)と張二蛋(ジャン・アルダン)に外で待機するよう命じ、単独で易之のいる広間へと足を踏み入れる阿麦。徐静(シュー・ジン)は阿麦を止めようとするが易之はこれを制し、全員を下がらせた。2人きりになったところで、阿麦は易之に詰め寄り…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

20万石の兵糧の調達に成功した裴行倹(はい・こうけん)。しかし、次なる問題がのしかかる。蘇南瑾(そ・なんきん)が兵糧輸送任務の監督を拒否したのだ。これに怒ったキク崇裕(きく・すうゆう)は、腹いせに南瑾の義従兄である張懐寂(ちょう・かいじゃく)に、その役目を押し付けるが、さすがに経験の浅い懐寂に一任するのも無理がある。結局、行倹が名乗り出て、一緒に指揮を執ることとなり…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

望まない婚姻を強いられた武官の娘 李玉湖(リー・ユーフー)と富豪の娘 杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)は、同じ日に揚州から他州へ嫁ぐ。玉湖の相手は李家と恩怨のある将軍、氷雁の相手は斉(チー)家の病弱な若君である。玉湖の父 李(リー)館主は引けを取らないよう杜家と同じ花轎や花嫁衣装をあつらえ、李家が杜家の輿入れの隊列を従えて揚州を出発。途中、大雨に見舞われた一行は廟で雨をしのぎ、互いの不幸な境遇を知った玉湖と氷雁は意気投合する。そして、それぞれの嫁ぎ先に向けて出発するが…。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

海市(かいし)と方鑑明(ほうかんめい)は二人だけの婚礼を挙げて初夜を迎える。だが突然、方鑑明は体に異変を感じチョ仲旭の元ヘ急ぐ。そこでは淑容妃(しゅくようひ)がチョ仲旭に汁物を飲ませていた。そして、侍女・碧紅(へきこう)が毒を盛ったことが明らかとなり、チョ仲旭は淑容妃が脅迫状を受け取り彼の暗殺を指示されていたと知る。これにより方鑑明は解毒薬のない毒に冒され…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

欧陽旭に辺地行きの勅令が下った。斉牧(せいぼく)と顧千帆の謀略だと考えた欧陽旭は、他の高官への賄賂にすべく屋敷の証文を売るよう弟子に命じる。だが欧陽家を守りたい侍従の徳叔(とく)は妨害。激怒した欧陽旭は徳叔を撲殺する。顧千帆とよりを戻した趙フン児だったが、永安楼は依然繁盛しており、顧千帆との時間は限られていた。そんな折、来年の醸造権の入札について相談したいと酒楼組合から池蟠に招請状が届く。顧千帆は趙フン児に付き添い、池蟠の馬車に同乗するが…。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


歩汀のもとに、神薬寨で一緒に戦った陳劼(ちんかつ)が溪草村にいたという情報が入る。さらに、異形にかまれた陳劼が自我を保っていると知り、歩汀は不思議に思う。その頃、陳劼と恋人の小玉(しょうぎょく)は、謎の男に誘拐されていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

方鑑明(ほうかんめい)は自分が糾弾されるのを承知で海市(かいし)が女性であることを公にし、チョ仲旭に自分の死後も彼女を保護してほしいと頼む。一方、海市は方鑑明から今後は妃としてチョ仲旭に仕えるようにと言われて深く傷つくのだった。その後、チョ仲旭は海市を淳容妃(じゅんようひ)に封じて柏奚の秘密を教える。また、彼女にしか方鑑明を守れないと言うと…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

孫三娘は杜長風(とちょうふう)との関係を息子の傅子方(ふしほう)に知られ激しく反発されるが、女子(おなご)は夫や子に従えと言う傅子方に口出しはさせないと言い放つ。そして母親である前に人なのだと優しく伝えると傅子方は素直に謝罪した。足をけがした趙フン児に代わり、宋引章は店主として立派に務めを果たし永安楼は順調に繁盛するが、同じ頃顧千帆の屋敷に侍衛司が踏み込み、顧千帆が捕らえられてしまう。侍衛司は顧千帆を拷問し、「夜宴図」の贋作を作った犯人に仕立て上げようとする。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

陳宇たちは、薬物が万賀達の物流会社を使って雲河からション江を中継地点として運ばれてることを突き止める。そしてション江への荷物運搬を依頼している中に、楊玲の父親である楊興権の会社・光芒茶工場の名前があった。それを知ってて隠していた林局長を疑いつつ、調査に乗り出す陳宇たち。一方、雲河を脱出した万賀達とハオ東はモンカに面会を申し込む。その2人の様子を、呉振峰が偵察に行くと名乗りを上げる。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか




秦は魏の都、大梁を攻めあぐねるが、嬴政が白起将軍の残した戦報を見返して水攻めを決行し、ついに魏を滅ぼす。続いて李信と王翦は楚への進攻策を出すが、必要な兵力の見立てには大きく差があるものだった。そんな中、王翦は嬴政に胸の内を明かす。

尹崢の滞在先に向かう途中で山賊に出くわした李薇たち一行。機転をきかせて自分だけ違う方向に走った李薇が民家を見つけて助けを求めると、そこは運悪く山賊の根城だった。行方不明の李薇を必死で捜索する尹崢。再会した李薇から辺境に来ることになった経緯を聞くうち、尹峻と安曦元が、政敵である尹崢に対して何かを企んでいるのだと確信する。しばらく咳が続いていた尹崢の体調はますます悪化し、ついに高熱で意識を失ってしまった。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




母を亡くした謝全佳(シエ・チュエンジア)は、長年離れ離れになっていた父と暮らすため、都の常楽(じょうらく)へとやって来る。やっと探し当てた父・李天地(リー・ティエンディー)は、都で商売に成功して富豪になっていた。しかし、李(リー)家を訪ねてきた上官(シャングワン)家の次男・上官古川(シャングワン・グーチュワン)の話で、李天地にはばく大な額の借金があることを知る。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

北漠軍との戦いで、阿麦(アマイ)は大事な兄貴分である唐紹義(タン・シャオイー)を失った。しかも、裏で商易之(シャン・イージー)が敵と組んでいたことは疑いようもない。易之と直接話をするため、彼女は皇宮へ向かうのだった。宮中まで同行すると言い張る王七(ワン・チー)と張二蛋(ジャン・アルダン)に外で待機するよう命じ、単独で易之のいる広間へと足を踏み入れる阿麦。徐静(シュー・ジン)は阿麦を止めようとするが易之はこれを制し、全員を下がらせた。2人きりになったところで、阿麦は易之に詰め寄り…。
チャン・ティエンアイ、チャン・ハオウェイ、ワン・ルイチャン、ガオ・ゴー、ジアン・ユンシー、ユー・ヤン、イン・ジューション、ヤン・トンシュー、ワン・ヨンチュエン、チェン・ジョンヤン、スン・シャオロン ほか

曹操の命令通りに曹植は使者の任務を果たしたが、任務を果たせなかった曹丕は、罰として司馬懿とともに投獄されてしまう。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

鳳知微(フォン・ジーウェイ)は宗宸(ゾン・チェン)から、自分こそが大成の遺児であることを知らされる。宗宸は大成の再興を促すが、鳳知微は無辜(むこ)の民を苦しめたくないと答える。秋明纓(チウ・ミンイン)一家をかばった罪で、秋尚奇(チウ・シャンチー)の一族は流刑に処される。天盛帝は鳳知微を帰順させるが、辛子硯(シン・ズーイエン)には鳳知微を排除したい意向を示す。辛子硯は寧イー(ニン・イー)に天盛帝の本心を伝える。寧イーは双生蠱を切り札として天盛帝に鳳知微を生かすよう求め、天盛帝はそれに同意する。赫連錚(ホーリエン・ジェン)は金獅国の王位継承にまつわる事件を知り、国を平定するために帰国する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


綺里小媛(きりしょうえん)の攻撃で崖から川に落ちた越今朝だが、越祈が助け出したことで幸いにも無事だった。しかし運の悪いことに啓元宗の一行に出くわし、高驍が操る震ヨウと戦うことになる。別人のような越祈の活躍で震ヨウを倒して高驍らは退散したものの、越今朝は重傷を負って昏睡状態に陥ってしまう。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


伽羅(から)をさらったのが宇文護(うぶんご)の手下・哥舒(かじょ)だとわかり、般若(はんじゃく)は宇文護に縁を切ると言い渡す。そして、独孤信(どっこしん)も丞相の職を引き受け、宇文覚(うぶんかく)を支持することを決意したのだった。その後、独孤(どっこ)家こそ天下を取るべきという野心を抱く般若(はんじゃく)は、宇文覚の異母兄・宇文毓(うぶんよう)に嫁ぐことを決心。それを知った曼陀(ばんた)は般若に対抗心を燃やし始めて...。

ハオとヤオがカン課長に拉致されたと知ったジー会長は、要求をすべて受け入れるつもりで交渉を始めるが、カン課長は急死してしまう。一方、ジンフイはジー・チョンアンに、チョンチュワンを捜すふりをするよう指示する。目を覚ましたハオとヤオは、監禁場所がコンテナふ頭だと気づくが、夜中であるため周囲に人がおらず、誰にも気づいてもらえない。仲間たちは警察とも協力し、それぞれの強みを発揮して2人の居場所を捜そうとするが…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




本当の身分がばれてしまったものの兵糧を取り返したい李嶷(りぎょく)は、何(か)校尉と夫婦のふりを続けながら並州城に逗留。彼女が幼少期に辺境の要塞で苛酷な戦闘を生き抜いた過去を知る。また、郭直(かくちょく)に望州城を奪われたと知った李嶷はこの機に韓立(かんりつ)が治める水陸の要所・並州城と建州城を手に入れようと画策。何校尉に共闘を持ちかけると…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


互いを認め合い、意気投合した白風夕と鳳棲梧(ほうせいご)。仲よく遊びに出る2人のあとを豊蘭息は密かにつけていく。そこで開かれていたのは仮面の男女が手を取り合って踊る鵲橋(かささぎばし)の舞だった。楽しげに舞う白風夕の姿を見た豊蘭息は、自ら仮面をつけて白風夕に踊りを申し込む。翌日、国庫から銀葉(ぎんよう)を盗んだのは都に滞在する劇団であることを探り当てた白風夕と豊蘭息は、名前を偽って劇団に潜入。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

大学生の張慶(チャン・チン)は葉(イエ)教授に研究を認めてもらうため、難病の青年が現代の記憶を残したまま新たな世界に生まれ変わるという小説を書く。物語の主人公は范閑(ファン・シエン)。祖母のいる澹(たん)州で利発な少年へと成長するが、妹の范若若(ファン・ルオルオ)が京都(けいと)へ帰ってしまうと独りぼっちに。そこに師匠として鑑査院三処主務の費介(フェイ・ジエ)がやってくる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

輸送任務から無事帰還したキク崇裕(きく・すうゆう)は、阿史那雲伊(あしな・うんい)から夕餉を振る舞われた。先ほど張敏娘(ちょう・びんじょう)が雲伊を尋ねていたことから、留守中に雲伊との仲を裂こうとしていたのだと察する崇裕。しかし、当の雲伊は飄々としており、敏娘の企みに気づいてもいない。純粋な雲伊の様子に日常が戻ってきたと実感する崇裕だったが、安らかな時は長く続かず…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)の身代わりとして、斉天磊(チー・ティエンレイ)と結婚した李玉湖(リー・ユーフー)だったが、病弱だと思っていた天磊が部屋で2人きりになると、酒を飲んだり賭けをしたりして全く病人らしくないことに驚く。一方、将軍府の杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)は、媒酌人に飲まされた眠り薬のせいで眠り続けていた。目覚めた時には、もう媒酌人の姿はなく、騙されたことに気づく氷雁。将軍にわけを話し、揚州へ帰ろうとするが、あいにく将軍は急な命により出征し不在だった。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

海市(かいし)は朝議で龍尾神に会ったことを証明すると方鑑明(ほうかんめい)の無実を訴え、チョ仲旭は海市が女性だと始めから承知していたと言って朝臣たちを黙らせる。一方、海市を陥れるつもりが方鑑明に先手を打たれたチョ季昶は、計画の失敗に立腹し大規模な口封じを行う。また、チョ仲旭は禁足中の淑容妃(しゅくようひ)に自ら会いに行くと、変わらぬ愛を確かめ合い…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

「夜宴図」の贋作を作り、陛下を欺いたという疑いで取り調べを受けていた顧千帆だったが、雷敬(らいけい)や高慧らの口添えなどにより何とか釈放される。顧千帆が連行されるその場にいた趙フン児は、自分と顧千帆の命を救うために、不当な婚約破棄と誹謗中傷を受けたとして欧陽旭を訴える。しかし、すでに皇后を後ろ盾に迎えた欧陽旭は裏から手を回して趙フン児の訴えを退ける。趙フン児は自身の名誉回復のため、訴えが皇帝に直接届くという登聞鼓(とうぶんこ)院に訴え出るが…。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか


ハオとの2人暮らしに音を上げたヤオは、ハオと交わした提携を蹴って違約金を払うべく、懲悪正義協会に来た高額報酬案件を引き受けた。しかし、その依頼はション・スーリンの自作自演。スーリンに言い寄られているところをジンイーが呼んだ記者に囲まれ、二股疑惑を向けられて窮地に陥る。そのときハオが現れ、ヤオは自分の妻であり、まもなく結婚式を行うと宣言。結婚式に招待されたジンイーは、ここでも2人の邪魔を企てる。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

海市(かいし)が柏奚を解く方法を懸命に探していた頃、方鑑明(ほうかんめい)が危篤となる。チョ仲旭はこれを海市には知らせずに治療を続けることに。そんな中、飢饉に襲われた西平港で多くの死者が出て龍尾神の怒りに触れたのではと噂が広まる。そこで海市がチョ仲旭から巡天の印を預かり現地へ向かう。一方、淑容妃(しゅくようひ)は方鑑明の毒を解く手がかりを見つけ…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

越訴(おっそ)を理由に背中を打たれた趙フン児は気を失ってしまう。顧千帆は皇后に趙フン児の助命を願い、その代わりに服従すると約束する。目を覚ました趙フン児は体をひきずりながら再び登聞鼓院へ向かうが、銭と引き換えに残りの刑を免れる。依然として婚約破棄を否認する欧陽旭。趙フン児や孫三娘は物証を提出し、杜長風と池蟠も加勢するが、男側からの婚約破棄は罪に問われないと言いくるめられ形勢不利に。そこへ欧陽旭の人殺しの証拠を手にした宋引章が現れる。
リウ・イーフェイ、チェン・シャオ、リウ・イエン、リン・ユン、シュー・ハイチャオ、クリス・スン ほか

ハオ東と万賀達は呉振峰にモンカへと連れていかれた。ハオ東は危うく殺されそうになるが万賀達の必死の命乞いに助けられる。警察サイドは呉振峰からの情報提供でKのハオ東やモンカの瓊の情報を得るが、瓊の写真を見た楊イーはある事に気付き楊玲の元へ向かう。取り調べを受けていた王毅坤は万萌萌の状況を聞き、ハオ東をかばいながらも20年前の事件について言及する。それを聞いた林徳賛はある人物の言葉を思い出していた。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか



楚の景涵の企てで昌平君羋啓は秦を裏切ることとなる。これにより李信と蒙恬は、陳郢の軍と項燕軍に囲まれ大敗を喫し、昌平君の娘で嬴政の夫人である羋華は、父の裏切り行為により冷宮へ入ることを決意する。隠居していた王翦は楚への侵攻を願い出て大軍を率い出撃する。

休暇という名目の謹慎を言い渡された尹峻は、堅実に生きようと妻を説得するが、出産を控えた曦元は一層野心を募らせていた。泣いて許しを乞う尹峻に戒めの言葉をかけた新川主は、度重なる心労で倒れてしまう。混乱に陥り、様々な思惑が交錯する朝廷で、本心から新川主の身を案じるのは尹崢と尹岸、尹岩だけだった。苦悩する尹崢を李薇は励まし、2人が絆を強めていた頃、旅先で知らせを受け取った尹岐が新川主のもとに駆けつける。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン



常楽に怪しい2人組が現れる。それは親の決めた婚姻が嫌で西域(さいいき)から逃げてきた公主とその侍女だった。2人は変装した自分たちの姿がお尋ね者の大泥棒にそっくりなことに気づかず常楽の街へ入る。一方、父親が借金を残して蒸発し、1人残された謝全佳。上官古川は屋敷を売って借金を返させるため、あの手この手で謝全佳を追い出そうとするが…。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

大学生の張慶(チャン・チン)は葉(イエ)教授に研究を認めてもらうため、難病の青年が現代の記憶を残したまま新たな世界に生まれ変わるという小説を書く。物語の主人公は范閑(ファン・シエン)。祖母のいる澹(たん)州で利発な少年へと成長するが、妹の范若若(ファン・ルオルオ)が京都(けいと)へ帰ってしまうと独りぼっちに。そこに師匠として鑑査院三処主務の費介(フェイ・ジエ)がやってくる。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

赫連錚(ホーリエン・ジェン)は天盛帝に兵を借りたいと求め、天盛帝はそのための名目を考える。話を聞いていた鳳知微(フォン・ジーウェイ)はその名目を作るために自らと赫連錚との結婚を申し出る。鳳知微を利用したくない赫連錚に対し彼女は、自分は金獅国にいる方が安全だと告げる。寧イー(ニン・イー)は天盛帝から赫連錚を排除する任務を課される。天盛帝は、赫連烈(ホーリエン・リエ)を利用して金獅国を掌握するよう寧斉(ニン・チー)に提案され、彼に密旨を送るよう命じる。しかし、寧斉は密旨に寧イーの排除命令を含める。それを知った辛子硯(シン・ズーイエン)は、寧イーを救うために動き出す。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


目覚めると、川で越祈の身に異変を感じたことを思い返す越今朝。顧寒江らが助け出す前にすでに朔センが2人を手当てしていたと知った越今朝は、彼女への疑惑を深める。2人の無事を見届けた洛昭言は、閑卿との気まずい関係を避けて啓元宗の拠点を探るのを口実に1人で江寧に向かう。自らが守護する無垢の鍵が越祈に反応したことに気づいた顧寒江は…。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


とうとう大将軍の陳文徳(ちん・ぶんとく)も厄介な奇病の餌食に。兵の発病はとどまることを知らず、有利だったはずの戦況は一転して総崩れとなってしまった。皆は悔しがるが、これほど多くの者が倒れてはどうにもならない。この機に乗じて朝廷の軍が襲撃してくるとにらんだ文徳は、見張りなどは交代制にして兵を休ませつつ、厳しい戦いに備えるよう告げるのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

ケイ州から逃げ延び、町外れの駅站で陣営を構えていた陳文徳(ちん・ぶんとく)たちに、空から牙をむく無数の神鴉火箭(しんあかせん)。同時に陸からは鍾毓麒(しょう・いくき)や呉朗(ご・ろう)の私兵が大挙して襲いかかる。これでは文徳のそばにいる茉喜(まつき)まで巻き添えになる。この思いもよらぬ事態を遠くから目にしていた万嘉桂(ばん・かけい)は、茉喜に何かあったら許さぬと呉吟(ご・ぎん)に怒りをぶつけた。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

火に対するPTSDを利用して、ジンフイはグループの年会でチョンチュワンを窮地に追い込もうとするが、ヤオのとっさの判断で事なきを得た。チョンチュワンは日月湾休暇村の案件でグループを大損害の危機から救った功績を評価され、取締役に就任する。早速資料室に入室すると、グループ上場を記念して主要取締役に配られたカフスボタンに関する書類を発見。こうしてついに、15年前に火事の現場で拾ったカフスボタンの持ち主にたどり着き…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




韓立(かんりつ)の屋敷に潜入した李嶷(りぎょく)と何(か)校尉は計画通りに彼の孫を連れ去ると虎符の隠し場所を確認。その後、崔(さい)家軍の使者のふりをして屋敷の客人となるが、孫靖(そんせい)の使者がやってきたことで部屋に軟禁状態となる。また、何校尉の身元が割れ、李嶷は崔家軍を率いる将軍・崔倚(さいい)の息子・崔琳(さいりん)だと勘違いされる。二人はそれを逆手に取ると…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか

雍州の都に初雪が降る。豊蘭息は大東(たいとう)各州の物語に詳しい鐘離(しょうり)の知恵を借りて、白風夕に想いを伝えるべく着々と準備を進めるが、肝心の相手は槐樹院(かいじゅいん)から姿を消している。その頃、白風夕は鳳棲梧と火鍋に舌鼓を打ち、明日は乗馬や妓楼(ぎろう)を体験しようと盛り上がっていた。それを知らない豊蘭息は、屋敷を飾りつけ、花火を用意させるなど告白の準備に余念がない。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

范閑(ファン・シエン)を京都(けいと)へ連れていくため、紅甲(こうこう)の騎士がやってくる。だが祖母は許さない。范閑は亡き母の護衛だった五竹(ウージュー)に行くべきか尋ねるが、彼は答えない。そんな中、食事に毒が盛られる。密命を受けたという鑑査院四処所属の滕梓荊(トン・ズージン)は自分を殺せと言うばかりだった。命を狙われる理由が気になる范閑は祖母を説き伏せ都へ行くことに。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

兵に囲まれた都督府に籠もり続ける裴行倹(はい・こうけん)とキク崇裕(きく・すうゆう)。蘇南瑾(そ・なんきん)の呼びかけに応じ姿を現した2人は、焦る様子もなく昼餉を要求し、籠城を続ける構えを見せる。南瑾が行倹のみを解放しようと申し出るも、行倹はこれを拒否。崇裕と共に残ることを決めるのだった。そんな中、張敏娘(ちょう・びんじょう)の侍女・娜娜(なな)が大騒ぎをしながら現れ…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

斉天磊(チー・ティエンレイ)から、斉(チー)府の外れにある美しい庭園に誘われた李玉湖(リー・ユーフー)は、才女の杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)ならば、読み間違えるはずのない扁額の文字を読み間違えてしまう。天磊は、2つの墓の前に玉湖を案内し、この墓を眺めるために望楼を建てたのだと語る。その頃、氷雁は、将軍府で亡くなった夫人たちの位牌を見つけていた。斉府では秋の蟹宴が催され、玉湖も若奥様として参加する。しかし、侍女頭の方小巧(ファン・シャオチアオ)が次々と罠を仕掛けてきて、大ピンチに陥る。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

新しい刺史・劉昌平(りゅうしょうへい)と西平港商会の会長・百里ゲンから表向きは“斛珠夫人”として歓迎された海市(かいし)。だが、彼らが何かを隠していると気づいた彼女は、雨乞いのために部屋に籠るふりをしながら状況を探ることに。一方、鮫珠の服用が功を奏して小康状態となった方鑑明(ほうかんめい)は、チョ仲旭を説得して自ら西平港に赴くと陰ながら海市を助け…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか


ハオの計らいで母親の命を救われたヤオ。ハオの優しさに触れ、全力で協力すると約束する。しかし、結婚式での騒動が原因で承天グループは大損失を受け、チョンチュワンの取締役会入りが危うくなる。さらに、SNS上でチョンチュワンが批判を浴びていることを知ったヤオは、釈明のための配信を決行。非難の書き込みにも耐えながら語るヤオだったが、あるネット民が放ったチョンチュワンへの中傷を耳にしたとき、それまでの我慢の糸が切れて…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

海市(かいし)は劉昌平(りゅうしょうへい)と百里ゲンの行いは横領ではなく民の救済だったと認めて寛大な措置を取る。一方その頃、鞠柘榴(きくしゃりゅう)は瀚州の外れに衣装店を出し額爾済(がくじせい)に情報を送る任務に携わっていたが、彼女が生きていることを奪罕(だつかん)は知らずにいた。そして、迦満人を助けたいと考えた奪罕は額爾済に彼の娘・塔拉(とうら)を娶るなら兵権を渡すと言われると…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

陳宇たちは楊玲が持ち出した光芒茶工場の資料から、楊興権と万賀達のつながりを確認し、薬物との関りを疑う。そんな中、雲河省公安局の麻薬取締大隊は、Kの組織摘発と大黄カプセルの押収で一定の成果を収めたと表彰され、捜査チームは解散となる。それぞれの所属に戻る中、陳宇は林局長に、呉振峰を信じた自分が愚かだったと告げる。派出所勤務に戻った陳宇に、モンカにいる呉振峰からの電話がかかってくる。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか



藺如蘭(りんじょらん)は大勢の仲間たちとともに煙雨繍楼(えんうしゅうろう)で繍女(しゅうじょ)として刺繍(ししゅう)を学んでいた。楼主の呉廉(ごれん)は腕の良さで知られ、繍女たちのあこがれの存在であり、藺如蘭もまた淡い恋心を抱いていた。ある日、繍女の1人、丁茹(ていじょ)が井戸で死んでいるのが見つかる。丁茹の死に疑問を抱いた藺如蘭は、原因を調べようとするが、親友の孟宛(もうえん)にたしなめられる。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか

7年後、孟宛は徐之暘(じょしよう)の側妻(そばめ)として暮らし、病床に伏す正妻の顧曼シュを看病していた。ある夜、孟宛は藺如蘭が井戸の中へ落ちていく夢をみて、はっと目を覚ます。するとそこへ、顧曼シュが亡くなったことを侍女が知らせに来る。葬儀の準備が進む中、孟宛は山中のある場所を訪れる。それは、藺如蘭の墓だった。顧曼シュの遺言により、孟宛は顧曼シュの実妹として、徐之暘の正妻となる。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか

7年前、淮州(わいしゅう)府の捕頭・劉薪(りゅうしん)は丁茹の死を調べるために煙雨繍楼へやって来る。丁茹がただの事故死ではないことに気づいていた劉薪だが、遠回しに呉廉を恐喝し、心付けをもらっただけで帰ってしまう。一方、藺如蘭は孟宛が呉廉を誘惑したのだと思い込んでいた。だが孟宛によれば、呉廉は多くの繍女を手込めにしたという。藺如蘭が呉廉の部屋に押し入り、事の真相を問いただすと…。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか



天曜に胸を刺されて瀕死の状態の雁回を、黒気の主の元へと担ぎ込んだ白暁生。怒りで我を忘れた天曜は、広寒門を襲撃し素影を玉座に串刺しにして長年の恨みを晴らす。龍谷に戻った天曜は白暁生が雁回を連れ去ったことを知り、幻小煙と共に捜索を開始する。黒気の主に命を救われた雁回は、護心鱗を奪い返せという命に背き、秘宝を手に入れるべく白暁生と共に青丘国に向かうことに。その道中、2人は素影が死んだという情報を得る。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


ようやく雁回を見つけた天曜だったが、雁回は胸を刺された恐怖から、ろくに話すこともできない。天曜から逃れようと青丘への旅路を急ぐ雁回と白暁生は、青丘の王子、燭離が凌霏らに追われる場面に遭遇。広寒門の建物を共に爆破したと誤解されるも、天曜に罪をなすりつけて逃げ出し、燭離の筏に同乗して黒河を渡ろうとしたが渦に巻き込まれてしまう。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


雁回の識海は黒気の主が植えた花に支配され始めていた。このまま識海が花に覆い尽くされれば、黒気の主の傀儡になってしまう。白暁生は雁回の黒気を暴走させ、天曜の護心鱗を奪うように仕向けるが、その瞬間に燭離の拾った法器に吸い込まれてしまう。同じく天曜と雁回も法器に吸い込まれ、脱出方法が分からない。天曜は雁回に護心鱗を渡すと申し出るが拒絶されてしまった。せめて黒気から解放されるまでは見守りたいと訴えるが…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

青丘へ到着した雁回たちを出迎えてくれたのは監国である燭離の叔父・長嵐だった。目の見えない長嵐になぜか無礼な態度を取る白暁生は、到着早々、雁回をある洞窟へと誘う。そこには黒気を消す秘宝が保管されているという屏風が置かれていた。2人は秘宝を得るために、相愛の仙妖を演じることを決め、過去に問われた質問と答えを丸暗記しようとする。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

時影の復讐心が消えていることに失望した大司命は、望星大典の記録官をやるよう命じる。大典には時影の弟である時雨が、帝君の名代として出席する。大司命は時影に、己の地位を奪われたことを自覚してほしかったのだ。その時雨は、あがり症のため、川のほとりで演説の練習をしていたが、通りがかった白雪鶯と出会い、意気投合する。翌日の祭典で、時雨が第二皇子と知って驚く雪鶯。重明の羽で作った舞衣を身につけて踊るが…。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

妹の雪鶯が時雨と相思相愛の仲であることを知った雪鷺は、時雨が雪鶯に贈った木彫りの鳥を人前にさらして、時雨を窮地に追い込もうとする。時影の命を守るために、何としても朱顔を亡き者にしたい重明は、星尊帝の陵墓にある七星灯を入手するよう、偽の指示を朱顔に伝える。時影から法術を学びたい一心で、陵墓に向かった朱顔だが、幻覚に襲われて絶体絶命の危機に。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

定京一の令嬢である孫紜紜(そんうんうん)は、昔から定王を一途に思い続けていた。灼華が定王に笛を贈ったと気づいた紜紜は、周皇太后を利用して灼華に即興で歌を詠ませようとする。しかし、灼華は憶することなく風流とは言いがたい詩を披露し、定王や第一皇子が褒めたことで恥をかかずに済む。一方、宴が終わった頃、驚鴻は公主を訪ねていく。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

大司命は18歳になった時影に、少司命の地位を与え、人々の前に姿を現すことを求める。少司命としての最初の任務は、六部の子弟から、男女を問わず弟子を募ることだった。九嶷山での法術の修練の話に、気が乗らない朱顔。だが赤淵の勧めにより、選抜に参加することにする。九嶷山に集まった候補者の中には、雪鶯・雪鷺姉妹や、青王の密命を受けた青コウ将軍の姿もあった。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

観政として戸部で働く紜紜を叱ったことで、灼華は周皇太后に罰を受ける。調子づいた紜紜をなだめるため、灼華は定王に恋愛感情を持っていないことを伝える。ところが、その話を定王が偶然耳にしてしまう。何も知らない灼華は、定王が急に自分を避け始めたように感じる。さらに、紜紜と定王が一緒にいる姿を見て落ち込んでしまう。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

白雪鷺を時影の后にしたい大司命は、弟子の選抜試験を有利に進めるように取り計らう。そして青コウが帯びている偵察の任務を見破り、事故に見せかけて脱落させろと神官に指示する。2人で組むことになった青コウと朱顔は、青コウへと差し向けられた獰猛な怪物・窮奇に襲われる。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

偽名であったことが明らかになり、周皇太后に厳しく問い詰められる灼華。皇太后が灼華を罰しようとしたその時、皇帝劉グ(りゅうぐ)が現れる。ますます定王との関係を深める灼華だが、秘密の恋愛であるために定王は灼華と会うことを我慢させられてしまう。それでも定王はさまざまな理由をつけて灼華を自分のもとへ会いに来させようとするが…。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか







長年の取引先である万(ワン)店主が資金繰りに窮していることを知った柳玉茹は、機転を利かせて取引を助ける。万店主から敬意を込めて“柳店主”と呼ばれてますます張り切る玉茹を顧九思は笑顔で見守るが、十分に稼いだら望みどおり離縁すると言われて心中は複雑だ。そして翌日、2人の前に、かつて柳玉茹の想い人だった葉世安が現れる。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか




柳玉茹は悠州の商人・周イエ(ジョウ・イエ)を相手に大口の商いを進めていたが、契約まであと一歩というところで取引が頓挫してしまう。聞けば、洛子商(ルオ・ズーシャン)という商人が顧家の提示価格より大幅に安い商品を用意できる上に、納期も一月早くできるらしい。翌日、その洛子商という男から茶屋に招かれた柳玉茹は、ある取引を持ちかけられる。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか



柳玉茹は店でヨウ州節度使・王善泉(ワン・シャンチュエン)の息子・王栄(ワン・ロン)に絡まれる。駆けつけた顧九思が王栄の脚を力任せに折って追い払うが、母・江柔はこれを聞いて心穏やかでない。というのも、江柔の弟である吏部尚書・江河(ジャン・ハー)の朝廷での立場が危くなっているため、今揉め事を起こしてはまずいというのだ。顧九思は即座に謝罪を決断し、王家に向かう。
バイ・ジンティン、ソン・イー、リウ・シュエイー、チャン・ハオウェイ ほか

7年後、出獄の日を迎えた劉薪。劉薪が呉廉への恨みから復讐を企てるのではないかと考えた知府(ちふ)・陳之遠(ちんしえん)は、劉薪にバカな真似はしないよう言い聞かせる。しかし劉薪は、陳之遠の話に耳を傾けず、仲間たちの協力を得て、宴(うたげ)へ向かう呉廉の籠の前に立ちはだかる。陳之遠の配下に追い詰められ窮地に陥る劉薪だったが、暗闇から何者かの助けを得て逃げ延びる。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか

7年前、劉薪から証拠がなければ事件を審理できないと言われた藺如蘭は、丁茹の両親を訪ねて証言を頼む。だが事が表沙汰になるのを恐れた丁茹の父親にきっぱり断られる。意気消沈する藺如蘭の前に、袁(えん)家の家妓(かぎ)・柳三娘(りゅうさんじょう)が現れる。自らも呉廉に襲われかけたと語る柳三娘は証人になると約束する。そして、藺如蘭が堂鼓(どうこ)を叩(たた)いたことから審理が始まった。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか

7年後、柳三娘は“潯州(じんしゅう)府の花魁(かかい)”と呼ばれ人気を誇っていた。ある日、柳三娘が雀園(じゃくえん)で客をもてなしていたところ、屋根から小汚い男が落ちてくる。何者かと尋ねると、男は藺如蘭の話を始める。それは、孟宛に言われてやってきた劉薪だった。劉薪は呉廉を倒す計画に協力してほしいと柳三娘に頼むが断られる。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか

【#7】蠹県を恐怖に陥れた化け猿。連続殺人とつながりがあるかに見えた怪人も、実は曲三更がある目的で仕組んだ罠の駒にしか過ぎなかった。しかし、化け猿の持っていた覚書が、事件の手がかりに。その先に浮かんできたのは、笠をかぶった髭の男の存在だった。そんななか、新たな犠牲者が。薬王廟の前の通りに置かれた大鍋の中で物言わぬ屍となって発見されたのは、神医・程逸致であった。今度は論語の一節が書かれた紙片だけではなく、薬の処方箋が死体と共に残されており…。
【#8】一連の殺人事件と化け猿は無関係だったと判明し、激怒したゲツ台は非情な処分を下す。夏頭領を捕吏に降格させ、再び蠹県に戻したのだ。彼の仕打ちを憎んでいた捕吏たちは、今にも叩き殺してしまいそうな勢いで、“同僚”となった夏を取り囲む。そこで曲三更は「殺さずとも憂さ晴らしはできる」と、ある提案をするのだった。一方、程逸致の死によって捜査が停滞しているのを見かねた冷桂児は、20年前の火事の生存者につながる情報を集めるため、一計を案じる…。
バイ・ユーファン、ニン・リー、シアン・ハンジー、リウ・イートン、チャン・ハオウェイ、ズン・リー、ゾン・ジュンタオ、ワン・ツォー、ジャン・シーリン ほか

父親に趙泉との婚姻を強要された賀珍は柳眠棠を訪ねる。そこで崔九(さいきゅう)の正体を告げようとするが、柳眠棠の言葉から彼女の胸中を悟り口にはしなかった。そんな折、崔(さい)家の法事のために城内へ訪れる道士に紛れて陸義(りくぎ)と陸忠(りくちゅう)が侵入し、柳眠棠との再会を果たす。一方、崔行舟の妻の座を諦めきれない廉へい蘭は再び縁を結ぼうと画策。楚王太妃は自分を気にかけ法事の際に助けてくれたこともあり、廉へい蘭を娶(めと)るように迫るが崔行舟は頑として譲らない。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

崔行舟は、李光才(りこうさい)からの文(ふみ)で手配書の人物が柳眠棠の伯父の喬?(きょうせん)であることを知る。更に李ばあやから柳眠棠が市場で大量の薬材を買っていたと聞かされ、彼女への疑念を深める。小晦日(こつごもり)、2人は肩を並べて夜空の天灯を見上げていた。柳眠棠は淮陽(わいよう)王から夜襲を受けた上巳(じょうし)の夜を思い出し、崔行舟は鋭利な簪(かんざし)を手に忍ばせた柳眠棠の肩を優しく抱き寄せる。何日も悩んだ末、崔行舟は陸文(りくぶん)の正体をはっきりさせるため、危険を冒し都に行くことを決意する。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

柳眠棠は孫?児(そんうんじ)の面前に匕首(ひしゅ)を突きつけ、これまでの悪行や背後にいる綏(すい)王の目的をすべて聞き出す。真相を知った柳眠棠が口封じをされかけた時、崔行舟が臣下を率いて到着。以前とは別人のような柳眠棠が、あなたに愛はない、あるのは恨みだと冷ややかに言い放つと、崔行舟は過去についた嘘(うそ)をこの命で償うと告げる。淮陽王と陸文の恩讐(おんしゅう)は炎が消し去ったとして立ち去ろうとする柳眠棠に、崔九と柳眠棠はどうなるのかと問いかける崔行舟だが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン


春荼蘼(しゅんとみ)は春家を軍籍から外してもらう条件で康正源(こうせいげん)の巡察に同行しようと決心するが、春大山(しゅんたいさん)は娘を心配して首を縦に振らない。そんな中、韓無畏(かんぶい)が春荼蘼に会いにやってきて、屋根の上で語り合った二人は互いに亡き母の思い出話をする。一方その頃、墨舞閣の任務を担う夜叉(やしゃ)は幽州まで韓無畏を追跡し硯を手に入れようとしていた…。




新川主は尹峻と後日の巡幸の話をした折りに安曦元との離縁を促すが、尹峻は拒否した。妻への誠実な愛を見て取った川主は断念し、改心して務めるよう諭す。そして、尹崢に対しては留守中の朝政代行を命じるとともに、李薇を正室として迎える婚礼を巡幸前に行うよう指示。許しを得るため尹崢は李薇とともに霽川の実家を訪れるが、反対する李薇の父は次々と難題をふっかける。その1つとして危険な山に登った尹崢は、夜になっても戻らなかった。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




万里(ばんり)楼の番頭、郭東籬(グオ・ドンリー)が李家を訪れる。屋敷を旅館に改築したいので売却しないか、と相談された上官古川は、6千貫で売れると聞いてあっさり説得されてしまう。2人は権利書を手に入れるため、夜更けに何度も謝全佳の部屋に忍び込むがうまくいかない。逆に、変装した上官古川に偶然出くわした劉浪が幽霊を見たと勘違いして気絶し、大騒ぎとなる。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

范閑(ファン・シエン)を京都(けいと)へ連れていくため、紅甲(こうこう)の騎士がやってくる。だが祖母は許さない。范閑は亡き母の護衛だった五竹(ウージュー)に行くべきか尋ねるが、彼は答えない。そんな中、食事に毒が盛られる。密命を受けたという鑑査院四処所属の滕梓荊(トン・ズージン)は自分を殺せと言うばかりだった。命を狙われる理由が気になる范閑は祖母を説き伏せ都へ行くことに。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

曹丕と司馬懿は無事に家に戻された。司馬懿は司馬防に、曹丕の補佐になる決心をしたことを告げる。司馬懿を妨害したい楊修は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

赫連烈(ホーリエン・リエ)が金獅を掌握していると知った鳳知微(フォン・ジーウェイ)は、赫連錚(ホーリエン・ジェン)と対策を考える。辛子硯(シン・ズーイエン)は天盛帝に皇子たちの動向に注意するよう暗示する。寧イー(ニン・イー)は大悦安王・晋思羽(ジン・スーユー)を訪ねている間、辛子硯は寧斉(ニン・チー)を牽制しつつ寧イーを守る策を講じる。自分が天盛帝の傍に配置した内通者が露見したと知り、さらに拝謁をも拒まれた寧斉は不安を抱き、母に天盛帝の心中を探るよう求めるが拒否される。晋思羽と寧イーは共通の利害を見出し、協力の可能性を探りながらもお互いを試す。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


越今朝は、越祈と絆を深めれば霊犀術の威力も増すと顧寒江から聞く。絆を深めてみようと越祈に持ちかけた越今朝は、月夜の下で愛の詩を詠むが越祈に想いは伝わらない。肩を落とす越今朝だったが、2人はたまたま唇を重ねてしまい…。一方で明繍は、なぜ3年前、木槿(むくげ)の木を法術で除いたのかと顧寒江に問う。顧寒江の返答に納得できない明繍は彼に抱きつき、愛慕の情を打ち明ける。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか

宇文護(うぶんご)から復縁を望まれるも拒絶した般若(はんじゃく)。彼女はそれを見ていた伽羅(から)に愛よりも独孤(どっこ)家の方が大事だと言い聞かせる。そんな時、伽羅が幼い頃から仲良くしてきた宇文邕(うぶんよう)が、異母兄・宇文覚(うぶんかく)に疎まれ僻地の同州に左遷させられることになる。旅立つ彼は別れを惜しむ伽羅に初めて愛を打ち明けると、戻ったら妻にすると約束して...。



姉の崔芙(さいふ)と共に綏王府を訪れた崔行舟は、胡商(こしょう)に扮して屋敷の偵察に来ていた柳眠棠と再会する。何も知らない綏王妃は崔行舟に知人の娘との縁談を勧めるが、崔芙は弟には真州に想い人がいるのだと明かし、崔行舟は想いの深さをのぞかせるのだった。同じ日、子瑜は前皇太子府に柳眠棠を呼び出し、仰(ぎょう)山での関係に戻りたいと訴えるも、柳眠棠は何もなかった頃には戻れないと拒む。諦めのつかない子瑜は、綏王への仇(あだ)討ちに協力したいと申し出るが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン

韓立(かんりつ)の屋敷に崔(さい)家軍の本物の使者として陳醒(ちんせい)がやってくる。そして、李嶷(りぎょく)が孫靖(そんせい)の使者を始末した結果、何(か)校尉だけが解放される。その後、李嶷が崔琳(さいりん)でないことが韓立にばれるが、李嶷は崔琳の部下と偽り崔家軍から寝返るふりをする。一方その頃、李嶷の指示通り望州を奪還した鎮西軍の裴源(はいげん)に使者・桃子(とうし)を送った何校尉は…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


環娘(かんじょう)から「白風夕を豊蘭息に近づかせるべきではない」と進言された任如松(じんじょしょう)は、白建徳に白風夕を説得するよう頼むため、槐樹院を訪れていた。江湖(こうこ)を生きる者と王族とでは進む道が違うと言う任如松に対し、白建徳は本人同士に任せるべきだと答える。その後、槐樹院に戻った白風夕は、韓樸(かんぼく)たちから任如松が来ていたことを聞かされる。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

都に着いた范閑(ファン・シエン)の馬車はどういう訳か慶廟(けいびょう)へ。范閑はそこで宰相 林若甫(リン・ルオフー)の娘、林婉児(リン・ワンアル)に出会い、心を奪われる。鶏肉を渡された范閑は娘を追いかけようとするが、馬車は范(ファン)家の屋敷へ。到着を待ち構えていた継母の柳如玉(リウ・ルーユー)は范閑を困らせてやろうと手ぐすねを引いていた。そんな中、范閑は幼い日に別れた范若若(ファン・ルオルオ)と再会する。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

北部軍によって包囲された庭(てい)州へと向かうことが決まったキク崇裕(きく・すうゆう)。同行する裴行倹(はい・こうけん)は一滴の血も流さず包囲を解く策があると言うが、朝廷へ奏上する手段は妨害され、よそに助けも求められない状況下で、夫を戦地へと送り出す庫狄琉璃(こてき・るり)は不安そうだ。だが行倹は、大仏寺まで護身符をもらいに行く琉璃の、妙な信心深さを不思議に思い…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

真実を知った斉天磊(チー・ティエンレイ)は、本物の杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)の身を案じて師匠の劉若謙(リウ・ルオチエン)に相談する。一方、将軍府の氷雁は侍女から軍営にいる袁不屈(ユエン・ブーチュー)の人柄を聞き、直接話をつけて揚州に帰してもらおうと決断。男装して将軍府を抜け出すと、道中で危機に遭遇するが、兵の治療に向かう若謙に助けられる。そして軍営には身内でも容易に入れないと教えられ、若謙の弟子として軍営に同行することになる。医術を学びながら不屈に会う機会を探る日々が始まるが…。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

チョ仲旭は金価の暴落で不満を訴える尼華羅と注輦の特使に龍尾神を皇宮に迎えると宣言。彼らが崇める鮫人を天啓に連れてくることで雷州諸部を服従させる策だったが、海市(かいし)は海を離れた鮫人は死んでしまうと反対する。しかし、この策は鮫珠が尽きたら延命できなくなる方鑑明(ほうかんめい)を救うための唯一の方法でもあると考えたチョ仲旭は…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

かつて天下が乱れて9国が割拠していたが、離陽が8国を滅ぼして天下統一を成し遂げた。北椋鉄騎を率いて6国を滅ぼし、離陽の天下統一に貢献した徐驍は北椋王に封じられた。その北椋の世子である徐鳳年は皇室との政略結婚から逃げるため、馬方の黄さんと共に遊歴していた。
チャン・ルオユン、リー・ゴンシー、フー・ジュン、ガオ・ウェイグァン、チャン・ティエンアイ、ジャニス・マン、リー・ニエン、ロン・ズーシャン、ヤン・ハオユー ほか

一緒にいたはずの引風眠(いんふうみん)が、気づいたら消えていた。敵の侯穹(こうきゅう)に連れ去られたらしい。星辰と歩汀が地下牢に潜入すると、そこには大勢の異形がいた。地下にいた風眠を助けて脱出する直前、歩汀は師匠の宋(そう)神医を発見する
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

塔拉(とうら)から注文を受けた鞠柘榴(きくしゃりゅう)は奪罕(だつかん)を想いながら衣を仕立てる。それを婚儀の夜に塔拉から贈られた奪罕は初夜を過ごすことなく部屋を去る。一方、チョ仲旭が西南港に10万の軍を送ることを決めた結果、方鑑明(ほうかんめい)は黄泉関から5万の軍を都に戻し警備の再編成をすることになる。そんな中、尼華羅の特使が刺客に襲われる事件が起き…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

酔って寝てしまった兄をおぶって王府に戻る徐龍象。徐驍は王府に戻った黄さんの元へ行き、労いの言葉をかける。一方、眠っている徐鳳年の元に怪しい女が忍び込んでくる。
チャン・ルオユン、リー・ゴンシー、フー・ジュン、ガオ・ウェイグァン、チャン・ティエンアイ、ジャニス・マン、リー・ニエン、ロン・ズーシャン、ヤン・ハオユー ほか

林徳賛は楊興権が海外にいたころの資料を受け取り、20年もの間だまされていたことに気がつく。悔しさと後悔にさいなまれる林徳賛には異動辞令が出ていたが、去る前に雲河を徹底的に調べ上げると心に誓い、結果として多くの検挙例をあげる。モンカにいるハオ東は麻薬取引から足を洗うことを決めるも瓊に取り引きを迫られ、条件として余との対面を希望する。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか


康正源(こうせいげん)が巡察の旅に出発、春大山(しゅんたいさん)が護衛となり春荼蘼(しゅんとみ)もそれに同行する。そして、魏州に着いて康正源から審理記録の精査を任された春荼蘼は証拠不十分の案件を見つけて再審を申し出る。それは寡婦の周(しゅう)氏が同じく寡婦で姑の呉(ご)氏を自殺に追い込んだ結果、自首したという事件。しかし、春荼蘼は呉氏が他殺だった証拠を見つけて…。

秦の王翦軍は楚の項燕軍を破るが、項燕は四散した兵を集め、嬴政のいる陳郢を包囲する。しかし嬴政は王翦に陳郢に戻らず、楚王負芻を捕縛するように命を出す。一方、斉では楚に援軍を出す協議が進んでいたが、秦から賄賂を受け取った丞相后勝は援軍の派兵を妨害する。

尹崢は、李薇とその家族を連れて新川へと戻ってきた。それぞれの親、兄弟や夫人たちが見守る中、婚礼が執り行われ、母親が作った花嫁衣装に身を包んだ李薇は、ついに尹崢の正室に。太子となった尹崢は父の代理として政務にいそしみ、同時に李薇も太子夫人として、和夫人から内苑書堂の改革を依頼される。李薇は旧弊な良妻賢母教育ではなく、新たに誰もが受け入れられるような女子教育を考え、指導主任の厳女官を説得しようとするが…。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




幽霊騒ぎで謝全佳を激怒させ、李家を追い出された上官古川は、常楽で行き場もなく窮地に立たされていた。何とか李家に戻ってやり直すため、さらに膨れ上がった謝全佳の借金に目を付けた上官古川は、またもや郭東籬と組み、変装して李家に近づく計画を立てる。一方、謝全佳の借金返済を助けるため、李家の住人たちはそれぞれ奮闘を始める。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

都に着いた范閑(ファン・シエン)の馬車はどういう訳か慶廟(けいびょう)へ。范閑はそこで宰相 林若甫(リン・ルオフー)の娘、林婉児(リン・ワンアル)に出会い、心を奪われる。鶏肉を渡された范閑は娘を追いかけようとするが、馬車は范(ファン)家の屋敷へ。到着を待ち構えていた継母の柳如玉(リウ・ルーユー)は范閑を困らせてやろうと手ぐすねを引いていた。そんな中、范閑は幼い日に別れた范若若(ファン・ルオルオ)と再会する。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

甄フクが司馬懿を捜し、卞夫人が曹植を心配していると話しているところに、曹丕がやって来た。曹植を都に戻すよう魏王に話してもらえないかと司馬懿から言われた曹丕は…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

赫連烈(ホーリエン・リエ)の使者が晋思羽(ジン・スーユー)を訪れ、赫連錚(ホーリエン・ジェン)に対抗するための協力を求めるが、寧イー(ニン・イー)は使者を殺し、晋思羽が自分としか協力できないようにする。天盛帝は寧斉(ニン・チー)の拝謁を許すが、香り箱のことを聞かれ激怒する。その後、寧斉は戸部の長になるが不安を抱き続け、味方を増やす策を考える。赫連錚は金獅の朝廷で先王の遺詔を示し、赫連烈を非難する。緊迫した状況の中、劉牡丹(リウ・ムーダン)は赫連錚にひと月の調査時間を与える。寧イーは赫連烈が権利を手放さないと判断し、金獅の司家に協力を求める。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか



景安で啓元宗の信徒が起こした騒ぎを収めた一行は、正武盟の敷地に足を踏み入れる。すると、居十方に目を留めた同門の輩が機巧堂とその堂主である居十方を嘲る。居十方が帰郷を渋ったのはこのせいだったようだ。その後、越今朝らはひとあし先に正武盟に来ていた洛昭言と合流。盟主である左冠人(さかんじん)と改めて挨拶を交わし歓待される。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


政治的に宇文護(うぶんご)と連携を取りたい般若(はんじゃく)は彼と酒楼で密会。宇文護の正室・清河(せいか)郡主はその現場を押さえようと動くが、それに気づいた伽羅(から)の機転で二人は難を逃れる。その時、宇文護は宇文毓(うぶんいく)に嫁いで皇后を目指す決意を示した般若に、協力はするが彼を愛すことは許さないと告げる。一方、酒楼の一件で父親から罰を受けた伽羅は...。



春の狩りで獲物を追う綏王を1本の矢が襲う。護衛が刺客を追うが、崔行舟はそれを阻み自分の仕業だと主張。怒りに駆られた綏王は崔行舟を亡き者にしようとするが、栖州での悪行を太皇太后に知らせると脅され、殺害を断念し暗殺の件も伏せるのだった。暗殺を阻まれた柳眠棠は、考えの違いから子瑜に決別を告げ、狩りから戻った子瑜は予告どおり皇后を冊封(さくほう)することに。紅の衣に身を包んだ孫?児は、期待に胸を膨らませ詔(みことのり)に耳を傾けるが…。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン



崔(さい)家軍が並州城を攻め落とすと韓立(かんりつ)は宰相の娘・顧婉娘(こえんじょう)を人質にして逃亡を図る。そんな韓立を捕らえた李嶷(りぎょく)は約束通り並州城を手にするが、何(か)校尉に先手を打たれ兵糧は崔家軍に渡ってしまう。すると、李嶷を恩人と慕う顧婉娘が食糧の提供を申し出て軍に随行する許しを請う。その後、李嶷は何校尉を七夕の灯籠祭りに誘うと…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


豊蘭息の率いる軍は良(りょう)城に向かっていた。そんな時、烏(からす)の群れに出くわした兵士たちは不吉だと恐れおののく。しかし、白風夕の機転によって士気は上がり、軍は“墨羽騎(ぼくうき)”と名付けられた。長年良城を支配する節度使(せつどし)の于鳴(うめい)は、豊蘭息の動きを警戒していた。于鳴は民を虐げ、私腹を肥やしていたのだ。良城へ到着した豊蘭息は、数多くの策略を巡らす。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

范閑(ファン・シエン)には長公主 李雲睿(リー・ユンルイ)の隠し子、林婉児(リン・ワンアル)との縁談が持ち上がっていた。李雲睿は、范閑の亡き母が残した発明品を管理する内庫の権限を持っており、皇太子との結託を疑われていた。縁談は范閑に皇室の財源である内庫を管理させるための慶(けい)帝の策。しかし慶廟(けいびょう)で出会った娘が林婉児だと知らない范閑は、この縁談に難色を示す。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

庫狄琉璃(こてき・るり)の暗躍により、裴行倹(はい・こうけん)は庭(てい)州での騒ぎを収めた。蘇(そ)氏父子の悪事も明るみとなり、陛下から沙汰を待つところに、蘇海政(そ・かいせい)の後任となる高賢(こう・けん)が勅書を携えやってくる。行倹は新設される都護府の副都護、キク崇裕(きく・すうゆう)は左屯衛中郎将と破格の出世が決まる一方、肝心な蘇氏父子には触れられておらず…。
グーリーナーザー、ティミー・シュー、リウ・ドワンドワン、ゾン・イーシュエン、ジャン・タオ、ジュー・ルイ ほか

李玉湖(リー・ユーフー)は斉天磊(チー・ティエンレイ)の罠にはまり、偽の杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)であることが露見してしまう。そして2人は袁不屈(ユエン・ブーチュー)と氷雁が結ばれるか賭けをする。軍営では凱旋した不屈が夜更けに湖で沐浴している氷雁を見つけ、女人禁制の軍営にいた氷雁に何者かと問いただす。相手が不屈だと知らない氷雁は、麻沸散で不屈の気を失わせてその場から逃げる。翌日、劉若謙(リウ・ルオチエン)の甥 沙平威(シャー・ピンウェイ)の計らいで氷雁が不屈に会えることになった矢先、敵軍が攻めてくる。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

海市は方鑑明(ほうかんめい)を眠らせると龍尾神を迎えるため秘密裏に越州ヘ。そこで彼女と縁のある鮫人の琅ケンと再会する。そんな中、身重の淑容妃(しゅくようひ)に毒が盛られていたと分かり、チョ仲旭は彼女を守ることに。また、注輦の新たな特使として淑容妃の弟・索蘭(さくらん)が天啓にやってくる一方、海市(かいし)の母親の家には彼女を迎えにきたという兵士たちが現れて…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

楮禄山、姜泥、南宮僕射と共に妓楼を訪れた徐鳳年は、妖艶な美女・魚幼薇に暗殺されかける。妓楼に案内した楮禄山は、その責任を負い鞭で打たれることに。陳情に向かった寧峨眉は、なんと大牢へ捕らえられてしまう。
チャン・ルオユン、リー・ゴンシー、フー・ジュン、ガオ・ウェイグァン、チャン・ティエンアイ、ジャニス・マン、リー・ニエン、ロン・ズーシャン、ヤン・ハオユー ほか


星辰の意識が戻らず、青流は宋神医に治療を任せることに。五岳門に戻った青流は、捕まえた隠霊谷の谷主と対面して真の黒幕が他にいると考える。その頃、当の黒幕は異毒丹を飲んだ星辰が生きていると報告を受けていた。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

刺客の待ち伏せに遭った海市(かいし)は琅ケンを乗せた馬車の手綱を握って逃亡するが、母親を人質にされて絶体絶命の危機に陥る。一方、チョ仲旭は宮中で宴を開催、集まった雷州諸部の特使たちは龍尾神のお披露目を待ち受ける。そんな中、琅ケンを連れ帰る海市に刺客を放った張本人であるチョ季昶が、兵を率いる符義(ふぎ)とともに謀反を起こし…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか


ついに天下には秦と斉の2国のみとなった。嬴政の夫人、離秋は兄である斉王に対し降伏を説得するため斉に向かう。投降を促すも、丞相后勝に妨害され、斉は秦に対抗することを決める。嬴政は斉の主力軍が集まる高唐を攻め、斉の都臨淄を包囲する。斉王は最後の決断を迫られていた。

李薇が新川に来てから3年近く経ち、次の九川夫人選抜会が迫っていた。女子が面識すらない新川の少主に嫁がなければならない現状を変えたいと思っていた李薇は、長く温めてきた制度改革の構想を尹崢に伝える。新川主の了承を得て、その年の選抜会は夫人選びではない別の趣旨に変更されることになった。親が夫人を決めるという制度が嫌で仕方なかった九少主は大喜びするが、結婚願望が強いのに相手が見つからない十少主は激しく落胆する。
バイ・ジンティン、ティエン・シーウェイ、チェン・シャオユン、リウ・グアンリン、チャン・シャオチェン




ヒョウ局で働くために受けた健康診断で経絡に異常が見つかり落ち込む劉浪。上官古川に、自分はもうすぐいなくなるが、謝全佳をいじめるなと伝える。するとそこへ、唐門の掌門、唐芒(タン・マン)が姿を現す。劉浪の文を読み訪ねてきたのだ。唐芒は上官古川がこっそり僵直鍼(きょうちょくしん)を売り飛ばしていたこともお見通しで、立たせて反省させる。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

范閑(ファン・シエン)には長公主 李雲睿(リー・ユンルイ)の隠し子、林婉児(リン・ワンアル)との縁談が持ち上がっていた。李雲睿は、范閑の亡き母が残した発明品を管理する内庫の権限を持っており、皇太子との結託を疑われていた。縁談は范閑に皇室の財源である内庫を管理させるための慶(けい)帝の策。しかし慶廟(けいびょう)で出会った娘が林婉児だと知らない范閑は、この縁談に難色を示す。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

司馬門を守備する公車令・崔申(さいしん)が崔エンのおいだと知った楊修と丁儀(ていぎ)は、手紙を取り出して崔エンを威嚇し、司馬朗に曹植の罪を着せようとする。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

鳳知微(フォン・ジーウェイ)は劉牡丹(リウ・ムーダン)を待つ間にその妹の劉梅ドゥオ(リウ・メイドゥオ)と話し、彼女が赫連錚(ホーリエン・ジェン)を想っていることを知る。劉牡丹の態度に裏を感じた鳳知微は、劉梅ドゥオから証拠を探ろうと考える。一方、寧斉(ニン・チー)は火鳳幇が自分の庇護を求めていると知り、その闇市で月リン(ユエ・リン)と知り合う。彼女の香りが気になった寧斉は、月リンを脅して協力させる。寧イーは死刑囚の牢獄から司憲(スー・シエン)を救出し、司家の協力を得る。寧斉は密かに天盛帝の香り箱を盗み、月リンに似た香りを再現させる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか



扁絡桓が自分とうり二つであることに驚く越今朝。居十方(きょじっぽう)たちが駆けつけると、扁絡桓は飛び去る。一方、洛昭言に簪を贈り、彼女の秘密を知っていることを明かす閑卿。洛昭言は、女子であることを皆にどう明かすべきか戸惑うが、事実は意外なほど簡単に受け入れられた。洛昭言は、女子であることを皆にどう明かすべきか戸惑うが、事実は意外なほど簡単に受け入れられた。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


伽羅(から)は隴西郡公・李昞(りへい)の息子・李澄(りちょう)との縁談が決まってしまい、焦って宇文邕(うぶんよう)に文を出す。それを読んだ宇文邕は勝手に都に戻るのは許されないと知りながら、病弱な体に鞭打って伽羅の元へと急ぐ。その結果、彼は長安に着くなり投獄されそうになるが、宇文護(うぶんご)に窮地を救われる。同時に太医の診断で自分の余命を知ることになり...。

ゆう州王から崔行舟の陣営に送られた侍女が出てこず、兵士たちは2人が関係を持ったと誤解するが、実は侍女はひと晩中、詩を書かされていた。字が読めない侍女から断片的に詩の内容を聞いたゆう州王は、それを警告と受け取る。一方、伯父と行商を続ける柳眠棠は、外祖父を心配し北(ほく)州に帰りたいと願い、宮中では石雪霽が、役に立たないのならば他の娘を皇后にすると石(せき)夫人に警告され、皇后となっても不自由なままの己の身の上に涙を流していた。
ジャン・ワンイー、ワン・チューラン、チャン・ホワセン




韓立(かんりつ)の処刑が行われようとしたその時、韓立の部下たちが現れ彼を救おうとして大乱闘に。これは李嶷(りぎょく)の思惑通りで韓立が部下に預けていた虎符を得るはずだったが、何校尉にそれを横取りされた上、不利な条件で建州城から手を引くことになる。一方その頃、皇宮に留まる元皇太子妃の蕭(しょう)氏は本心を隠して孤軍奮闘を続けていたが…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


皇朝(こうちょう)たちと対等に渡り合うため、仏舎利(ぶっしゃり)を献上して大東皇帝から“大東天女”の封号を得た幽(ゆう)州公主・華純然(かじゅんぜん)。実は幼い頃、風惜雲(ほうせきうん)、豊蘭息、皇朝、華純然の4人は、大東の八荒(はっこう)塔の前で会ったことがあった。初代青(せい)州王の冠を欲しがり駄々をこねる華純然に、皇朝は皇后の冠である“鳳冠(ほうかん)”の方が似合うと言ってなだめる。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

殺したことになっていた滕梓荊(トン・ズージン)が現れ、鑑査院からある文書を持ち出してくれと范閑(ファン・シエン)に頼む。離散した家族の行方が分かるかもしれないという滕梓荊。一方、林婉児(リン・ワンアル)は政略結婚を断ろうと范閑の元へ向かうが、范閑は弟の范思轍(ファン・スージョー)に誘われて街に出たあとだった。街では范閑が范若若(ファン・ルオルオ)に書き送っていた物語「紅楼」が大量に流出していた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

未来の皇太子妃から一転、謀反人の娘となった帝梓元(ていしげん)は斬首される寸前で皇太子・韓燁(かんよう)に救われた。それから10年の月日が流れ、韓燁は帝梓元の幽閉を解くべく東騫(とうけん)国の海賊の討伐に名乗りを上げる。向かった靖南(せいなん)では雨の中を歩く赤い衣の娘を目にして、ふと帝梓元を思い出した韓燁は、沖合に停泊する海賊の船隊を確認したあと、雨宿りした先で再び赤い衣の娘が寝ているところに出くわす。2人は追っ手を振り切るため大海原へ乗り出すことになり…。
ディリラバ、ゴン・ジュン、リウ・ユーニン、ワン・イーティン、シア・ナン、ペイ・ズーティエン、ゾン・フォンイェン ほか

柯世昭(コー・シージャオ)から差し向けられた方小巧(ファン・シャオチアオ)の巧みな話術にはまり、揚州の実家では商会の経営を任されていたと大見得を切ってしまう李玉湖(リー・ユーフー)。小巧からその話を聞かされた斉天磊(チー・ティエンレイ)の祖母は、玉湖を試すことに。斉(チー)家14の商会の帳簿を調べることになった玉湖は、天磊と侍女の小喜(シャオシー)の協力の下、必死で一夜漬けをする。次の日、商会の差配たちの前で玉湖は祖母の試験に挑む。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

謀反が鎮圧された後、鵠庫も奪罕(だつかん)が奪洛(だつらく)を追放したことで統一され、天下泰平の時が訪れる。そして、解毒が順調に進む方鑑明(ほうかんめい)は海市(かいし)と愛を確かめ合い、二人で生きる未来を選ぶことを決意する。そんな中、索蘭(さくらん)がチョ仲旭に獄中のチョ季昶は偽者だと明かして謝罪。その真偽を確かめるため、海市が琅ケンにチョ季昶の記憶を見てもらうと…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

北椋の後継者としての気迫がない徐鳳年を軽蔑する陳芝豹。徐鳳年に北椋を継ぐ気はなく、北椋を掌握するには陳芝豹を味方につける必要があるという徐驍の話にも聞く耳を持たない。そんな中、北椋を掌握する徐家に不満を持つ林探花が陵州にやって来る。
チャン・ルオユン、リー・ゴンシー、フー・ジュン、ガオ・ウェイグァン、チャン・ティエンアイ、ジャニス・マン、リー・ニエン、ロン・ズーシャン、ヤン・ハオユー ほか


歩汀が倒れてしまう。星辰は異形にかまれた時に歩汀が最後の1粒だった延命薬を飲ませてくれていたことを知って、何があっても歩汀と一緒にいると誓う。そして星辰たちは、歩汀の体に必要な玄冰草を探す旅に出る。
ウー・シーザー、シュー・ルー、ライリー・ワン、リー・ジュオジャオ

方鑑明(ほうかんめい)の体から完全に毒を抜くにはチョ仲旭との間の“柏奚”を解く儀式を行い、琅ケンの血を飲む必要があった。これには命の危険があったが、方鑑明は一分の可能性に賭ける。その後、清海(せいかい)公の訃報が公になり手厚い葬儀が行われ、斛珠(コクジュ)夫人は龍尾神を故郷に送り届け祈祷生活に入ることになる。また、淑容妃(しゅくようひ)は索蘭(さくらん)と再会を果たし…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

すっかり覇気を失い、おびえた様子の林探花。徐鳳年は最も壮観な景色を見せると言って、姜泥に舟をこがせて林探花を湖の中央へ連れ出す。
チャン・ルオユン、リー・ゴンシー、フー・ジュン、ガオ・ウェイグァン、チャン・ティエンアイ、ジャニス・マン、リー・ニエン、ロン・ズーシャン、ヤン・ハオユー ほか

ハオ東は大量の薬物を作り、万賀達はその運搬の準備を進める。姜磊は、この運びを最後に足を洗うことを約束し、叔父の劉隊長に協力を求める。一方、呉振峰は行き先も知らされないまま、運びの車の1台を任される。20台のトラックのうち、本物のブツを載せているのは1台のみ。呉振峰は自分の車が薬物を運んでいるか分からないまま、尾行する陳宇となんとか連動しようとする。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか




程家の四娘子、程少商は幼い頃から両親とは離れ離れで暮らしてきた。ある日、田舎の別宅に送られていた少商の元に程家から使いが来る。十数年も出征中だった両親が帰還するというのだ。我が物顔で振る舞う老婢に指示され馬車に乗る少商だったが、馬車の中にはなぜか汗の臭いが。その様子を高台から観察していた光禄勲副尉の凌不疑は、凱旋早々に武器を着服する嫌疑人を追っていた。凌不疑は配下を引き連れ馬車を止めると、馬車の中から意外な答えが返ってきて…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

桑稚(サン・ジー)は中2の女の子。成績はいいが授業には身が入らず、しばしば親が先生に呼び出しされていた。この日も授業中うわの空で親が呼び出されることに。大学生の兄 桑延(サン・イエン)に頼もうと企むも帰宅予定はないと言われてしまう。落ち込む桑稚だったが帰宅すると桑延の部屋にはイケメンが。桑延が整形したのだと思い込む桑稚だったが、彼は桑延のルームメート段嘉許(ドワン・ジアシュー)だった。それから数年後、桑延の引っ越しの手伝いに行った桑稚は段嘉許と再会し…。




人気武侠小説「山河経(さんがきょう)」の作家という別の顔を持つ范仲挙(ファン・ジョンジュー)は、編集者にダメ出しされてスランプに陥っていた。そんな時、李途が皇帝の怒りを買って罷免されたせいで、科挙の試験日が前倒しに。原稿を書くか、または受験勉強か、范仲挙は板挟み状態に苦しむこととなった。賈玉環はひょんなことから、范仲挙が勉強そっちのけで小説を書いていると知る。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

殺したことになっていた滕梓荊(トン・ズージン)が現れ、鑑査院からある文書を持ち出してくれと范閑(ファン・シエン)に頼む。離散した家族の行方が分かるかもしれないという滕梓荊。一方、林婉児(リン・ワンアル)は政略結婚を断ろうと范閑の元へ向かうが、范閑は弟の范思轍(ファン・スージョー)に誘われて街に出たあとだった。街では范閑が范若若(ファン・ルオルオ)に書き送っていた物語「紅楼」が大量に流出していた。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

家に戻った荀彧に曹操から食事が届けられる。岡持ちを開けてみると、中には何も入っていなかった。荀彧は空の器の意味を受け止め…。
ウー・ショウポー,リウ・タオ,ユー・ハーウェイ,リー・チェン

天盛帝は月リン(ユエ・リン)が作った香り箱を嗅ぎ、彼女を召す。寧斉(ニン・チー)は月リンに毒を飲ませ、毎月毒消しを渡すことで彼女を操る。月リンは演技で天盛帝を喜ばせ、女官になる。一方、鳳知微(フォン・ジーウェイ)は劉梅ドゥオ(リウ・メイドゥオ)が赫連烈(ホーリエン・リエ)の命令で自分と寧イー(ニン・イー)を毒殺しようとしていることを見抜き、彼女を説得し先王の死の真相を明かさせる。劉牡丹(リウ・ムーダン)と赫連図(ホーリエン・トゥ)は司隠淪(スー・インルン)にさらわれるが、寧イーにより救出される。宗正寺から出た寧昇(ニン・ション)は昭慶殿で祭祀できるよう寧斉に頼むが、裏を感じた寧斉は月リンに寧昇の付き添いを命じる。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


越今朝たちは罠だと知りながら地図に示された場所へ行く。そこは龍晶を採掘する鉱坑だった。程なく臨淵(りんえん)が現れたため問い詰めるが、突然、何者かの仕業により崩落が起こる。身を挺して越祈を守った越今朝は、自分はどんな存在なのかと越祈に問う。越祈は戸惑うが、2人きりのときに答えると告げる。越今朝たちは臨淵を捕まえ、真相を打ち明けるよう迫る。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


思いがけず宇文邕(うぶんよう)に振られてしまった伽羅(から)は、李澄(りちょう)に嫁ぐしかないと諦める。そして、独孤(どっこ)家では同じ日に伽羅と曼陀(ばんた)の結納が行われる。そんな中、楊堅(ようけん)より李澄の結納品の方が度を超えて豪華だったことに曼陀は立腹。元来、自分だけが側室の娘であることをひがんできた彼女は、伽羅を見返してやろうと宇文邕を誘惑するが...。

ヤオの母は、15年前の火災の直前にジー会長がリン家を訪れ、リン・シューと口論していたと証言。ハオとヤオはカフスボタンの持ち主を確かめるため、ジー家を訪れる。ヤオが言葉巧みにチェン・ヤーチンからシューの遺品の在りかを聞き出すと、そこで片方しかないジー会長のカフスボタンを発見する。ついに放火犯を突き止めたかと思われたが…。そんな中、ヤオの母が第一病院に入院していることを知ったジー会長は、彼女に会いに行く。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




ラク陽城を守る老将軍・符元児(ふげんじ)が自ら李嶷(りぎょく)に会いに来て、3日以内に崔(さい)家軍を撃退してくれたら城内の半分の兵糧を渡すと言う。これに同意した李嶷は裏で崔家軍と取引きすると、鎮西軍が崔家軍と交戦して勝ったように見せかけて約束の兵糧を受け取る。さらに敵の裏をかいて孫靖(そんせい)の正室・魏(ぎ)国夫人の弟である鄭(てい)国公を人質に取ると…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか


青州の世子・風写月(ほうしゃげつ)は、豊蘭息の気持ちを確かめるべく探りを入れるが、風写月の挙動に不満を抱いた豊蘭息は、白風夕こそ大切な人だと告げる。一方、昏睡から目覚めた冀(き)州王は、老臣らが陰謀を企てたことを知り、息子・皇朝との溝が埋まる。治水工事のための人足(にんそく)が足りないことに悩む豊蘭息に、白風夕は民心を取り戻すことを優先するよう提案。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

范(ファン)家の馬車と遭遇した林婉児(リン・ワンアル)は、范閑(ファン・シエン)に対面したいと迫る。范思轍(ファン・スージョー)がとっさに声だけで応対するが、林婉児は范閑を破廉恥な男だと誤解してしまう。一方、鑑査院にやってきた范閑は詐欺まがいの商売をする書記官の王啓年(ワン・チーニエン)に文書の閲覧を依頼する。この事実はすぐさま慶(けい)帝の知るところとなった。慶帝は文書を手に范閑の思惑を探る。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

皇太子妃になるべく都を訪れた任安楽(じんあんらく)の名は一夜にして知れ渡り、この女海賊の行く末に注目が集まる。太監や宮女をはじめ民たちに噂(うわさ)され、講談師の演目として取り上げられたうえ、読み物まで出され、任安楽のもくろみどおりに事が進む。刑(けい)部尚書(しょうしょ)・洛銘西(らくめいせい)は伝書鳩から帝梓元の帰京を知らせる書簡を受け取り、思わず笑みを浮かべる。ある場所へと向かうと、そこには任安楽が立っていた。皇帝・韓仲遠(かんちゅうえん)は任安楽に警戒心を抱きながらもついに拝謁を許す。
ディリラバ、ゴン・ジュン、リウ・ユーニン、ワン・イーティン、シア・ナン、ペイ・ズーティエン、ゾン・フォンイェン ほか

斉天磊(チー・ティエンレイ)は、李玉湖(リー・ユーフー)に斉(チー)家の長男と次男の死の謎について話し、一緒に敵と戦ってほしいと頼む。一方、軍営で医師見習いとして働く杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)は、戦いで負傷した袁不屈(ユエン・ブーチュー)の世話を焼くうちに、彼に惹かれていく自分の気持ちに気づく。ケガで療養中の不屈の元に敵軍の騎兵が城外に現れたとの知らせが入る。敵の情勢を探るために金城郡へ向かう不屈に同行した氷雁は、敵陣営のある変化に気づき、不屈に奇策を献じる。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

チョ仲旭が淑容妃(しゅくようひ)との子を世継ぎにすると決めた頃、越州では海市(かいし)と方鑑明(ほうかんめい)が隠遁生活を送り始め、二人だけの幸せな時間を過ごしていた。しかし、野心を隠していた索蘭(さくらん)は言葉巧みに淑容妃と湯乾自(とうかんじ)を騙すと、チョ仲旭を殺して大徴を乗っ取ろうとする。その結果、湯乾自が反乱軍を率いて天啓を攻め、それを知った海市と方鑑明は…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

死士であることを隠していた罪悪感から、王府を去ると告げる青鳥。徐鳳年は徐驍から選択を迫られたことを黄さんに相談する。黄さんは湖底の大男を解放して手なずけることを提案するが…。
チャン・ルオユン、リー・ゴンシー、フー・ジュン、ガオ・ウェイグァン、チャン・ティエンアイ、ジャニス・マン、リー・ニエン、ロン・ズーシャン、ヤン・ハオユー ほか


チン・ハオとソン・ヤオの間には信頼関係が築かれつつあったが、ソン・リンレンからハオに届いた「ソン・ヤオのこと、調べがついた」というメッセージをヤオは偶然見てしまい、再び疑念が生まれる。一方、ハオをライバル視するション・スーリンは、真面目に働く代わりに日月(リーユエ)湾休暇村の買収を自分にやらせてほしいと兄に頼む。そんな中、先代からのなじみの家族との集まりに出席したハオは、幼い頃の思い出話で失敗してしまい…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

反乱軍に包囲されたチョ仲旭は再び妻を失うわけにはいかないと奮い立ち、自ら索蘭(さくらん)に拉致された淑容妃(しゅくようひ)の救出に向かう。そして、方鑑明(ほうかんめい)に助けられて淑容妃と一緒に逃げるが、途中で彼女が産気づいてしまう。一方、海市(かいし)は越州の援軍を率いて天啓へ。城外で反乱軍と交戦して湯乾自(とうかんじ)を討ち取った後、急いで宮中へと駆けつけるが…。
ヤン・ミー、ウィリアム・チャン、シュー・カイチョン、チェン・シャオユン、ワン・セン、ユエン・ユーシュエン ほか

成人を迎えた徐鳳年は、徐驍に連れられて母親の墓前で冠礼の儀を行う。雪が舞う中、儀式は滞りなく行われるも、徐驍はこの機に乗じて超人の力を消し去ろうと、徐龍象を武当山へと向かわせた。
チャン・ルオユン、リー・ゴンシー、フー・ジュン、ガオ・ウェイグァン、チャン・ティエンアイ、ジャニス・マン、リー・ニエン、ロン・ズーシャン、ヤン・ハオユー ほか

薬物を乗せたとみられる20台のトラックは雲河を出発した。そのうちの1台を運転していた呉振峰は途中で姜磊に車から降ろされてしまうが、陳副総隊長の指示でそのままション江に到着した劉カイ華の追跡を開始する。陳宇は姜磊の車を追い埠頭へと到着するも、倉庫に入っていった姜磊の姿を見失ってしまう。焦る陳宇は楊イーに電話をかけ、楊興権の所へ行って探りを入れるよう頼む。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか



程老夫人の弟が兵器横流しの罪で捕らわれ、程家は大騒ぎになっていた。程老夫人と葛氏は釈放を働きかけるよう迫るが、程始は不可能だと跳ね返す。一方の凌不疑のもとには四娘子・程少商から藁と布切れが送られていた。その意図に気づいた凌不疑は董倉管を追い詰める。程家では程老夫人による騒ぎが続き、程少商は高みの見物を決め込んでいた。そんな娘の本性を知った蕭元イーは娘を厳しく躾けることを誓い、程老夫人に対しても夫に一計を講じて…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

桑稚は作文に付き合う約束をした段嘉許を待っていたが、なかなか現れず、かつて先生のお説教を受けるために兄の代わりをお願いした時のことと重ね合わせていた。桑稚を学校まで送り届けた段嘉許は1枚の紙を渡す。昨夜、作文帳に書かれた内容を見て、文章を作ってくれていたのだ。その最後の1文に桑稚の笑みがこぼれるのだった。そんなある日、桑稚は桑延とルームメートたちと食事に出かける。だが桑稚はなかなか車から降りようとせず…。
チャオ・ルースー、チェン・ジャーユエン、ヴィクター・マー、ズン・リー



范仲挙は賈玉環の励ましを受けて、科挙で思いきり自分の思いを表現する。手応えを感じて意気揚々と李家へ戻った范仲挙を出迎えてくれたのは、謝全佳たちによる獅子舞だった。友人たちの応援に胸を熱くする范仲挙だったが、答案用紙に本名ではなく作家名の熬特難(アオ・トーナン)と書いてしまったことを思い出し、失神して倒れる。范仲挙の合格を信じて疑わない謝全佳たちは宴を開くが、范仲挙は心ここにあらずだった。
マー・ティエンユー、ブー・グァンジン ほか

范(ファン)家の馬車と遭遇した林婉児(リン・ワンアル)は、范閑(ファン・シエン)に対面したいと迫る。范思轍(ファン・スージョー)がとっさに声だけで応対するが、林婉児は范閑を破廉恥な男だと誤解してしまう。一方、鑑査院にやってきた范閑は詐欺まがいの商売をする書記官の王啓年(ワン・チーニエン)に文書の閲覧を依頼する。この事実はすぐさま慶(けい)帝の知るところとなった。慶帝は文書を手に范閑の思惑を探る。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

罪を暴露された赫連烈(ホーリエン・リエ)が逃亡を図る中、劉梅ドゥオ(リウ・メイドゥオ)は赫連錚(ホーリエン・ジェン)を守って命を落とす。月リン(ユエ・リン)は寧昇(ニン・ション)に付き添い、昭慶殿に隠されている箱を手に入れる。彼女はその中にある大成四皇子の魚符を取り、文だけ寧斉(ニン・チー)に渡す。寧斉は月リンに命じ、寧昇を毒殺する。寧イー(ニン・イー)は天盛に戻る前に鳳知微(フォン・ジーウェイ)に別れを告げる。鳳知微は寧イーへの想いが残っていながらも赫連錚と結婚する。晋思羽(ジン・スーユー)は赫連烈(ホーリエン・リエ)と手を組み、金獅を攻撃する。鳳知微は即位して間もない赫連錚の代わりに自分が迎撃することを申し出る。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか


馭界枢に戻った葛清霏(かつせいひ)は、臨淵が烏岩村に来ていたということは、衡道衆が龍晶を集める目的に天晴之海(てんせいしかい)が気づいているはずだとエイ旭危に報告。また、啓元宗を追っている越今朝が衡道衆にたどり着くのは時間の問題だとして、越今朝に扁絡桓の素顔を見られてしまったことにも懸念を示す。そこへ療養中の扁絡桓が現れ、高驍を新しい宗主に据えたうえで早急に啓元宗を潰そうと提案するが…。
シュー・カイ、ユー・シューシン、フー・シンボー、ワン・ポン、ワン・ズールイ、シュエ・バーイー ほか


無数の死体が転がる戦場を歩き回っていた小武(しょうぶ)は、雪の降る中で独り座り込んでいる茉喜(まつき)を見つけて駆け寄った。彼女の無事に安堵すると同時に「将軍は?」と尋ねる小武。その問いには答えず、ただ横を向く茉喜の視線の先には、すでに息絶えた陳文徳(ちん・ぶんとく)の姿が。小武は彼のなきがらにすがり“目を開けてください”と泣き叫ぶのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

陳文徳(ちん・ぶんとく)と死に別れて1年後。紆余曲折を経て京州に戻ってきた茉喜(まつき)は唐(とう)夫人と名乗り、宝飾品を取り扱う“宝慶楼”の女主人として店を経営していた。その美貌と富は京州中の噂となっており、中でも貴族の羅延(ら・えん)と姜桓(きょう・かん)が彼女を巡って争っていることは周知の事実である。あえて2人を挑発までした茉喜を小武(しょうぶ)は心配するが、彼女は意に介さない。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

カン課長が殺された現場から出てきた男の右手にあざがあることに気づいたハオは、この男が今も近くでヤオを狙っていると思い至り、急ぎ病院に駆けつける。すると、病院の1室から煙が上がっており、そこはヤオの母の病室だった。火を見てPTSDを発症しながらも、ヤオを助けたい一心で部屋に飛び込むハオ。なんとか2人を助け出すが、爆風を背中に受けて倒れてしまう。意識がもうろうとする中で、ハオは15年前の火事のことを思い出し…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ




ラク陽城を手にした鎮西軍と営州へ戻ることになった崔(さい)家軍に束の間の平和が訪れる。そんな中、崔琳(さいりん)の従兄・崔璃(さいり)が裴源(はいげん)に崔琳の暗殺を持ちかけてくるが、卑劣な手段を取りたくない李嶷(りぎょく)はこれを何(か)校尉に知らせる。また、彼は何校尉に手料理を振る舞い二人きりの穏やかな時間を過ごすと、いつか共に楽游原へ行こうと約束して…。
シュー・カイ 、ジン・ティエン、ジョンホー・フイズー、ガオ・ハン、チャオ・ジャーミン、リウ・ドンチン ほか

良城で民の診察に奮闘した豊蘭息と白風夕は、充実感の中でついに心を通わせる。そこへ雍州の都で如玉軒の者たちが消えたとの知らせが入り、2人は雍州へ向かう。一方、大東天女となり名を上げた華純然は、幽州への帰路で刺客に襲われる。窮地に陥った華純然を救ったのは、公主の婿選びに参加するため幽州へ向かう途中の皇朝と玉無縁であった。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

范閑(ファン・シエン)がやってきたことで、范(ファン)家の雰囲気は和やかなものに。継母の柳如玉(リウ・ルーユー)も范思轍(ファン・スージョー)の味方をする范閑を受け入れる。范閑は鑑査院で見た母の石碑のことを思い出していた。母の壮大な理想に思いを馳せる范閑。その夜、范閑は偽の暗殺指令を出した徐雲章(シュー・ユンジャン)の情報を得ようと滕梓荊(トン・ズージン)の力を借りる。情報は思いのほか簡単に入手できたのだが…。
チャン・ルオユン、リー・チン、チェン・ダオミン、シン・ジーレイ、ウー・ガン、シャオ・ジャン ほか

レイ湘楼(れいしょうろう)一の売れっ子、琳琅(りんろう)が舞を披露する花魁(かかい)の夜。会試を終えたばかりの古斉善(こせいぜん)は徒党を組んで傍若無人に振る舞っていた。余興のさなか、その中の1人、林聡(りんそう)が韓燁や任安楽の目の前で階上から落下し死亡した。林聡は少し前に人を殺したが、古斉善の父である古雲年(こうんねん)が手を回して釈放されたばかりだった。亡骸(なきがら)から試験の解答を記した書きつけが見つかり不正が疑われた。大理寺少卿(だいりじしょうけい)となったばかりの任安楽は意気揚々と初めての事件解明に取り組む。
ディリラバ、ゴン・ジュン、リウ・ユーニン、ワン・イーティン、シア・ナン、ペイ・ズーティエン、ゾン・フォンイェン ほか

戦に貢献した劉若謙(リウ・ルオチエン)と杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)は袁不屈(ユエン・ブーチュー)から祝宴に招待される。若謙は女性だと露見するのを恐れる氷雁を残し1人で出席。勝利の美酒に酔う将兵たちとは対照的に不屈は浮かない顔をしている。その理由を知った若謙は、氷雁が男装していること、花轎を乗り違えて荊州に来たことを不屈に明かす。湖で沐浴していた女性が氷雁だと悟った不屈は、翌日、包帯の交換に天幕を訪れた氷雁に募る想いを打ち明ける。
ティエン・シーウェイ、アオ・ルイポン、ジャオ・シュンラン、バイ・ビンコー

皇室と6つの州の7つの勢力に分かれている大東(たいとう)国は、権力の象徴である令牌(れいはい)・玄極令(げんきょくれい)を使い、皇帝が6州をまとめていた。ある日、玄極令が突如として皇帝のもとから消えてしまい、これを手に入れた冀(き)州の将軍・燕瀛洲(えんえいしゅう)は、各州の勢力から追われるように。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか


本気で互いを心配していると分かったハオとヤオは、15年前の火事と交通事故の真相を突き止めるために心を1つにしていた。そんな中、承天(チョンティエン)グループの入札書のデータが何者かによって、すべてのライバル企業に渡ってしまう。データの流出を知ったスーリンは競合相手にも関わらずハオにこのことを教え、正々堂々戦おうと伝える。こうしてハオは、グー・ズージュンやシェン・シュアンシュアンとも力を合わせ、内通者をあぶり出すことにするが…。
ワン・ズーチー、チャン・ユーシー、コー・ナイユー、ハン・ドンリン、ワン・ジアイン、リウ・ジョーフイ

白風夕は生前に燕瀛洲と交わした約束を必ず果たすと墓前に誓い、黒豊息には宣(せん)山での一部始終を知っていると告げる。燕瀛洲を救う機会があったにもかかわらず、見殺しにしたと黒豊息を非難するが、黒豊息は冷静な返答をしつつも、体内の毒を取り除くために再び韓(かん)家に解毒薬の佛心丹(ふっしんたん)を分けてもらうほうがいいと白風夕に助言をする。ちょうどその頃、韓家が一族皆殺しの目に遭い…。
ヤン・ヤン、チャオ・ルースー、ライ・イー、リウ・ルイリン、ホアン・イー ほか

劉カイ華は甥の姜磊に手錠をかけ、呼びに来た密売人仲間に薬物を隠したコンテナへ案内させる。劉カイ華は警察に通報するが、それに気がついた万賀達たちが阻止しようと襲いかかる。陳宇が助けに入り、さらに特殊部隊も駆けつけ、大量の薬物の押収に成功。しかし警察が香港で仕掛けていた密売組織を一網打尽にする作戦はやむなく中止に。劉カイ華は姜磊を連れて自首する。一方、呉振峰はそれでも諦めずに、香港へと渡る。
チェン・シャオ、ワン・イーボー、ワン・ジンソン、リウ・イージュン、グオ・シャオティン、ジャオ・ジャオイー ほか



7年前、捕吏だった沈牧(しんぼく)は、淮州府署へ赴任してくる。真面目な沈牧は賄賂を受け取る他の捕吏たちを見過ごせず対立する。呉廉を訴えた藺如蘭だったが、呉廉を誘惑した恥知らずだと罵られ落ち込んでいた。ある日、呉(ご)家の結納品を携えた一行が藺(りん)家に押しかけて来るが、藺家は結納品を突き返す。一方、孟宛が実家に帰ると、母が酒を飲んで暴れる父と喧嘩(けんか)をしていた。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか

7年後、呉廉が刺繍品を密輸している証拠をつかむため、柳三娘と劉薪は密輸品を運ぶ船に乗り込む。都で皇城司(こうじょうし)の都頭(ととう)となった沈牧は、手下を引き連れて船に乱入し、呉廉とその仲間・趙寅(ちょういん)を捕らえ、船の中に監禁する。沈牧と交渉するために船へとやってきた孟宛は、7年にわたって雌伏してきた沈牧の言葉から、同じ志を持つ者と知る。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか

7年前、藺如蘭の元許婚(いいなずけ)・王六郎(おうりくろう)が突然やって来て、藺如蘭を口汚く罵る。藺如蘭は県令の息子を誘惑し、失敗した途端に相手を中傷したと言うのだ。いわれなき汚名を着せられた藺如蘭は福元(ふくげん)寺へ厄払いに行く。その際、深手を負った馮大(ふうだい)を見つけ、善意から手当てしていると、女子(おなご)たちが現れて2人は逢瀬を楽しんでいたと騒ぎ立てる。
ウー・チェン、フー・イーシュエン、チャオ・ジェンユー、リー・ジアハン ほか



燭離と幻小煙は突然動き出した羅針盤を追ってある場所に辿りつくが、そこは青丘国主の修練所だった。扉の中から現れた趙ユーと口論となり、羅針盤を取り合って真っ二つに割ってしまう。その頃、「幽冥賦」を手に入れようと再び洞窟を訪れた雁回と白暁生は、屏風の異変に気づき、戸惑っていた。このまま屏風が崩壊すれば、「幽冥賦」の入手は永久に不可能となる。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


苦難の末に屏風の最終試練を突破し、ついに「幽冥賦」の入手に成功した雁回と天曜。誓約どおり青丘から立ち去ろうとする天曜だったが、言不惑から「幽冥賦」の訳出と引き換えに雁回と婚姻を結ぶよう持ちかけられる。強いられた婚姻ではあるが、天曜は喜びを隠すことができない。一方、瞳術師の正体は趙ユーであるという疑念を抱いた燭離は、叔父の長嵐に探りを入れるよう願い出るが…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか


青丘の婚姻のしきたりに則り、冷泉で禊を行う天曜と雁回だったが、天曜は満月の夜に無理をして泉の水を温めたことで倒れてしまう。彼が自分のために無理をしたことを知った雁回は、その誠実な言葉と行動に再び胸の高鳴りを覚えるが、二度と同じ過ちは犯さないよう自分に言い聞かせる。一方、燭離と幻小煙は瞳術師が「幽冥賦」を奪いに来ると考えて言不惑の祠を訪れるが、そこに現れた趙ユーに、長嵐からの呼び出しを告げられ…。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

天曜と雁回の婚儀が始まり、王宮は祝福ムードに包まれていた。言不惑は「幽冥賦」を盗んだのは趙ユーだと怪しむが、彼の首元にそれを示す墨の跡はない。そこで儀式中に「幽冥賦」を読み上げ、瞳術師の注意を引く作戦に出た。思惑どおり趙ユーが言不惑を攻撃し捕らえられるが、彼は長嵐の駒であり、本当の瞳術師は長嵐だった。白暁生はそのことを知り監禁されていたのだ。
ホウ・ミンハオ、ジョウ・イエ、ライリー・ワン、チェン・シンユー、ズオ・イエ、ヤン・ロン ほか

混沌の中に2人きりで閉ざされた朱顔と時影は、不思議な老婆に出会う。このまま混沌に残り、ずっと一緒に暮らすよう勧められて動揺する朱顔だが、時影は老婆の思惑を見抜き、混沌の出口を探し当てる。時影の機転で混沌から脱出した朱顔は、時影の真意にやっと気がつき、その無事を確かめるために千月峰の山頂へと向かう。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

少司命に批判された朱顔は、その評語を少司命のたもとに落書きする。だがその評語は少司命の法術により、朱顔の手の甲に転写される。課堂での講義は、朱顔にはちんぷんかんぷんで、つい居眠りをしてしまう。少司命は朱顔に入門書を書き写すよう命ずる。課題を提出に来た朱顔を、少司命は蔵書閣へ連れていき、閲読の法術を授ける。改心した朱顔は、あらためて少司命に弟子入りを申し込む。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

定王の屋敷でひそかに治療を受けていた薛笑棠(せつしょうとう)が危篤状態に陥る。命を救うためには唯一公主が持っているとされる薬しかない。灼華は急いで公主の屋敷に行き、人助けのためにと薬を所望する。どうにか命を取りとめ、安堵する灼華と定王。ある日、灼華は屋敷で傅聖儒(ふせいじゅ)の手記を発見する。そこに亡き母が幼い頃に書いたいたずら書きがあった。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

青コウに写経を手伝ってもらった朱顔は、青コウから「法術増強のため少司命の髪の毛を1本取ってきてほしい」と頼まれる。朱顔は弟子入りの礼として髪を梳くことで、時影の髪を手に入れた。しかし、これは時影の正体を確かめるための青族の陰謀だった。死んだはずの世子だと確信した青コウは、青妃の指示どおり、時影の暗殺を試みる。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

ある日を境に悪の道を進むことになってしまった周皇太后は、定王に悪事を問い詰められて、己の罪を洗いざらいぶちまける。そこへ現れた皇帝は母を恨みながらも、定王に許してほしいと涙ながらに請う。しかし、定王は無残に殺された3万の兵を思うと、そう簡単には許せない。定王が逡巡していると皇帝は無理がたたって血を吐いてしまう。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

学生たちが編んで霊力を注いだ腕輪の中から、時影が選んで腕につけたのは、劣等生の朱顔の作品だった。精神を統一して雑念を払ってくれるというこの腕輪だが、 朱顔が時影に接近するとひそかに揺れ動き、九嶷山には雷鳴が響き渡った。一方、平静を保っていた青コウの腕輪は、白雪鷺が近づくと揺れ始めて皆に冷やかされるのだった。
シャオ・ジャン、レン・ミン、ファン・イールン、ワン・チューラン、ワン・ズーチー ほか

侍女であった生母を周皇太后に殺されていた公主は、幼い頃から復讐を心に誓っていた。一方、ひそかに皇宮を脱した定王は、灼華から皇宮の堀で薛笑棠の遺体が見つかったことを聞かされる。その頃、公主は薛笑棠の絵を焼き払い、驚鴻と茶を飲んでいた。驚鴻は、子供の頃に公主から手を差し伸べられて以来、公主を思い続けてきた。
ジン・ティエン、ウィリアム・フォン、ワン・リークン、シュー・ハイチャオ、ヤン・ジーウェン、ジャン・ユー ほか

