2025年3月 中国ドラマ放送予定 (地上波/BS)
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背後に複雑な社内事情もあり、蒋副社長は梁友安に易速テニスクラブの経営引き継ぎを打診する。悩んだ末、自分1人で意思決定できる点に魅力を感じて引き受けた梁友安だったが、クラブは深刻な資金難のうえ、資金調達のために易速への申請が毎月必要だった。梁友安は、所属選手が強くなれば新規会員数も増えて黒字転換が可能と考えてコーチや選手の意識変革を試みるが、現状にあぐらをかく者ばかりで誰も提案を受け入れようとしない。

梁友安の説得でバドミントンからテニスに転向する決意を固めた宋三川。正式に易速テニスクラブに加入し、雑務をこなしながらテニスの基礎を学ぶ日々が始まる。新しく来た宋三川に対して選手もコーチも冷ややかで、中でもクラブの中心的存在である蒋焦焦はあからさまに敵対心を示す。一方、梁桃は、配信中に不快なコメントを送ってきたのは以前パーティーで会った感じの悪い御曹司風の男であり、その父親は易速の重役であることを知る。

蘇城(そじょう)最大の商家・陸(りく)家の安然(あんぜん)は、18歳の誕生日を迎えた。それを機に、彼女は父・軽舟(けいしゅう)から“双魚令”を受け継ぎ、陸家の新たな当主となった。そんななか陸安然は、陸家の商売相手・蔡(さい)の護衛を務める穆懐恕(ぼく・かいじょ)と出会う。彼は安然に一目ぼれをしたと告げ、別れ際に婚約の証しとして玉佩を手渡すのだった。それから2ヶ月後、陸家に突然、朝廷からの使いが…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

婚姻から5年。その間に陸安然(りく・あんぜん)は毓(いく)という男の子を授かったが、その一方で慶(けい)王・穆澤(ぼく・たく)は蕭映(しょう・えい)将軍の妹・驚雀(きょうじゃく)を側室に迎えた。宮中での生活には慣れたものの、穆澤は公務で忙しく、安然は一抹の寂しさを抱えていた。しばらくして、蕭驚雀の懐妊が明らかに。しかし彼女は、所詮側室である自分の子は世子にはなれないと嘆くのだった。そんななか、毓が不慮の事故に遭い…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

1ヶ月も昏睡状態が続いた陸安然(りく・あんぜん)。意識を取り戻した彼女は、戦死した弟・昀(いん)がすでに埋葬されたこと、そして3日前に陛下が崩御し、夫の穆澤(ぼく・たく)が新たな皇帝となることを知るのだった。それから3年の月日が。宮中が落ち着きを取り戻し、安然の悲しい記憶も徐々に薄れつつあった頃、彼女は第二子を懐妊する。一方、即位してから残忍な一面を見せるようになった穆澤との間に生じた溝は深まり…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

太古の時代、罪を犯し人間界へ追放された巡界(シュンジエ)仙人と青石(チンシー)仙人は、100世の修行を課される。最後の世となり、江湖の各派は世を救うとされる青い石を持つ謫仙を探していた。張万財(ジャン・ワンツァイ)・金花(ジン・ホワ)夫妻と養子・紀小二(ジー・シアオアル)が営む客桟を訪れた謫仙の巡界仙人は、不慮の事故で命を落とす。そこへ各派の女子3人が現れ、紀小二の奪い合いを始める。

皇后から書道を習うことになった瓔珞は、練習で使った紙に番号を振って保管していた。だがある日、その紙が1枚だけ消えていることに気づく。そんな折、慶錫から姉の死の真相が分かったから夜更けに御花園で会おうと誘われる。瓔珞は約束どおり御花園に行くが、連れて来ていた太監たちに命じて、やって来た慶錫を袋だたきにする。そこへ怡親王が現れ、侍衛を誘惑した罪で瓔珞を慎刑司(しんけいし)へ連行しようとする。しかし、付近にいた傅恒が割って入り...。

南北朝時代の北斉(ほくせい)で時の皇帝・文宣帝(ぶんせんてい)が急逝。後継者は亡き郁皇后(いくこうごう)の息子・高湛(こうたん)と思われていたが、婁皇后(ろうこうごう)は息子・高演(こうえん)を即位させようと密かに高湛の暗殺を謀る。一方その頃、豪商・陸家(りくけ)では新しい皇帝に献上する磁器を作るが失敗、一家皆殺しの危機に直面していた。だが、長女・陸貞(りくてい)の手柄で陸家は救われ...。

李承乾は称心を殺そうと弓矢を向けるも放てず、何事もなく東宮に戻ってくる。そんな李承乾を魏徴は叱責し、称心を殺すよう諭す。そしてその夜、李承乾は刀を手に称心のもとを訪れる。翌朝、称心が死んだとの知らせを受けた皇太子妃は、祝宴を催すことに。一方、蕭薔は韋貴妃に一切の外出を禁じられ気が滅入っていた。ある日、こっそり庭に出るとそこには韋貴妃と春盈の姿が。とっさに身を隠した蕭薔の耳に入ってきたのは韋貴妃の衝撃的な企みであった。

韋貴妃の企みを知った蕭薔は徐慧を乾祥宮に招き、助けを求める。徐慧は韋家の勢力が強いため、陛下でも韋貴妃に対抗できないと諭しながらも、お産までに子が流れれば、韋貴妃の目論見は外れ、再起を図れるかもしれないと助言、あとから堕胎に必要な薬を蕭薔に届ける。一方、皇太子妃は称心が邙山の隠れ家にかくまわれていることを何者かの文によって知らされる。衝撃を受けた皇太子妃は武媚娘に会いに行くが、そこにいたのは徐慧であった。

朴鋤山に7体の首なしの屍があったと騒ぎになり、一品墳を盗掘した墓泥棒たちの遺体が出たのだと見抜いた李蓮花(りれんか)と方多病(ほうたへい)。二人は墓泥棒が集まる衛荘の宴に潜入、同業者のふりをして次に一品墳を狙う一味に加わる。だが、その中の一人、天漏派の張慶獅(ちょうけいし)が一緒にいた弟・張慶虎(ちょうけいこ)の目を盗んで殺されると首なしの遺体で発見され…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

程家では新屋敷で程老夫人の生辰祝いが行われていた。都の名門世家も集う中、楼家の楼リーや王家の王リンといった令嬢も訪れ、程少商に対して見下した態度を取っていた。その宴で注目を集めたのが膠東袁氏の才子・袁慎だった。袁家と程家に付き合いはなかったが、袁慎はわざわざ少商を捜し出し三叔母上への謎の伝言を託す。一方、肖世子の動きを追う凌不疑だったが、継母の淳于氏が突然屋敷を訪れ、裕昌郡主の生辰の宴に参加するよう勧める。その宴には少商も招かれていたが…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

従姉の程ヤンと共に裕昌郡主の生辰の宴にやってきた程少商は万家の末子・万萋萋と意気投合する。しかし灯会で凌不疑と親密になる計画を台なしにされた郡主は少商に恨みを持っていた。郡主ら令嬢たちはあからさまに少商らを侮辱するが、そこに凌不疑が現れ武将一門を軽視していると言い放ってその場を後にする。席を立った少商は肖世子に見初められた何昭君が許婚の楼ヤオと言い争う現場を目撃してしまう。その頃、怒りの収まらない王リンらはある計画を企て…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

江湖の名門・西玄派で修行に励む紀若塵(ジー・ルオチェン)に試験の首位を奪われた張殷殷(ジャン・インイン)は不満を募らせる。しかし、弟子たちとの修行に参加した紀若塵は、皆が難なく渡る鉄の鎖すら渡ることができない。本物の謫仙なのかとバカにされるが、丸一日かけて必死に鉄の鎖を渡り、弟子たちの心を動かす。張殷殷は、少しずつ紀若塵のことが気になり始める。

傅恒(ふこう)が姉を殺したと疑う瓔珞(えいらく)は、傅恒の胸を刺しケガを負わせる。しかし傅恒は教練中の事故と偽り、刺された事実を公にしなかった。瓔珞は誠意を示す傅恒の無実を信じたい気持ちになり始めていた。乾隆(けんりゅう)帝の命で嫻妃(かんひ)に養育が任された第四皇子が風邪をひいた。誠心誠意世話をする嫻妃だが、皇子の容体が急変し騒ぎとなる。病状の悪化は嫻妃の世話が行き届かないせいだとして嘉貴人(かきじん)は乾隆帝に泣きつき、息子を取り戻そうとするが...。

刺客の手を逃れた高湛は身分を隠したまま密かに都に帰還、偶然出会った陸貞の助けを借りて皇宮に戻るが、皇帝の座は高演のものとなっていた。一方、陸家では財産を狙う継母・趙夫人(ちょうふじん)が陸貞を殺そうとお茶に毒を盛る。ところが、それを父・陸賈(りくか)が飲んでしまい、陸貞は父親殺しの濡れ衣を着せられてしまう...。

徐慧から称心が生きていると知らさせた武媚娘は、2人で協力してこの情報を李世民から隠すことに。だが魏王と内通している徐慧は、李世民が称心の生存を知るように仕向ける。事実を知った李世民は、すぐさま邙山へ向かい称心を斬り殺した。当初は息子の裏切りに怒っていた李世民だが、称心の中にかつて自分が殺した李承訓の面影を見て罪悪感を覚える。幽閉処分となった兄の無実を信じる李治に対して武媚娘はこれ以上関わらないよう釘を刺す。

禁足処分となった李承乾が、酒を飲み酩酊している姿を目にした魏徴はあきれ果てて吐血し、倒れてしまう。その夜、李承乾は称心の遺品である衣を山中に埋めることに。李承乾を案じた皇太子妃が様子を見守っていると武媚娘が来たとの知らせが入る。皇太子妃と武媚娘が話し込んでいると李承乾が現れ、武媚娘に本心を明かすのだった。翌朝、李世民のもとに昨夜、武媚娘が東宮を訪れていたことが伝えられる。徐慧は偶然その報告を耳にし…。

李蓮花(りれんか)は張慶獅(ちょうけいし)を殺した真犯人を暴いてみせるが、遺体の首がなかった理由は不明のまま。一方、7体の首なしの遺体の正体は10年前に消息を絶っていた黄泉十四盗だったことが分かる。その後、李蓮花と方多病(ほうたへい)は観音垂涙を手に入れるために墓泥棒たちとともに一品墳へ。そこで一味が次々と命を落としていく中で生き残ると…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

母親・蕭元イーの怒りが収まるまで家出をすることに決めた程少商は、程家と一家で付き合いのある万家にしばらく滞在する。万家の屋敷には、一足先に凌不疑が蜀の地形図を求めて万将軍のもとを訪れていた。翌日、少商は万家の庭園の橋に修理が必要だと聞きつけ、ある計画を思いつく。その後、万萋萋を捜して馬場に行った少商は凌不疑から馬の御し方を教わり、もう一つ頼みを持ちかけられる。万将軍の持つ蜀の地形図が万老夫人の部屋に隠されているというのだが…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

万老夫人の生辰の祝いの宴が開かれることとなり、万家の屋敷に名家の面々が集まってくる。今回は決して騒ぎを起こさないと蕭元イーに約束していた程少商は密かにある計画を講じていた。そこへ凌不疑が各家の子息に庭を愛でようと回廊に誘う。裕昌郡主を始め子息目当てにやってきていた令嬢たちはもっと彼らに近づきたいと席を立ち橋へと移動、果たして程少商の計画は成功するのだった。ところがその計画は万老夫人に見抜かれており、老夫人は蕭元イーに事実を伝え…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

東周はあっけなく陥落し、秦はますます領土を広げる。聡明な若者に成長した嬴政は華陽太后と政治談義をするほどになっていたが、そんな中、毒殺未遂に遭い、その下手人を巡り朝廷に波紋が広がる。子楚(荘襄王)の体調が思わしくない中、呂不韋は天下の俊才を秦に集めようと斉の稷下学堂に使いを出し、広く人材を求める。稷下学堂を率いる荀子の元で学ぶ李斯は自身の学問を秦で活かそうと求めに応じる決心をする。

丹元宮から呼び出された紀若塵は、師姉の含煙(ハンイエン)に薬を使われたうえ、辱められたとでっちあげられるが、懲罰を受けていた張殷殷が現れ窮地を救う。紀若塵は、張殷殷に思いを打ち明ける。そこへ顔を半分隠した謎の男が現れ、逃げた2人は谷底で大きな銅鼎を見つける。紀若塵が奥義を試すと銅鼎は壊れ、紀若塵自身も重傷を負い意識を失う。

息子を取り戻す企みが露呈し、北三所(ほくさんしょ)へ送られた金答応(きんとうおう)。そこを訪れた嫻妃は、高貴妃(こうきひ)が怡(い)親王に父の賄賂を密告させたと知る。そして金答応を殺害し、自分を追い詰めた者への復讐を誓う。一方、皇后は毎晩ひどい寒気に襲われていた。すると連日、純妃(じゅんひ)を長春(ちょうしゅん)宮へ呼んで部屋にこもるようになる。それを知った高貴妃は皇后と純妃がただならぬ仲だという噂を流し、乾隆帝にある演目を見せるよう仕組む。演目を見た乾隆帝はすぐさま長春宮へと向かうが...。

継母の元から逃げ出した陸貞(りくてい)は、後宮に入って宮女になることを決意、そのために官籍を偽造することに。だが、好色な偽造屋に襲われ、反撃した際に重傷を負わせてしまった陸貞。お尋ね者となり、宮女の試験にも失敗して途方に暮れる彼女は、再び刺客に襲われて大怪我を負った高湛(こうたん)と再会し...。

観音垂涙を飲んだ手練れの少年の正体は笛飛声(てきひせい)だった!だが、それに気づいた李蓮花(りれんか)が観音垂涙に修羅草の種を入れたため笛飛声は内力を回復するもその力を封じられてしまう。そこで彼は仕方なく李蓮花と取り引きして単孤刀(ぜんことう)の遺体を検めた獅魂の行方を一緒に追うことに。その旅に笛飛声の正体を知らない方多病(ほうたへい)も加わって…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

カ県に赴任する程止夫妻と同行することになった程少商。その道中、楼家二房の次男である楼ヤオが追いかけてくる。楼ヤオは灯会で少商に救われて以来、少商に心を寄せていた。少商が追い払おうとするも楼ヤオは根気強く一行についていく。そんな中、清県に立ち寄ろうとした一行は物々しい雰囲気に包まれた城外の様子に不安を覚える。単身清県に向かう程止と別れ、先にカ県へ向かうことになった少商たちだったが、山道で軍馬用の蹄の痕を見つけ…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

呂不韋は子楚(荘襄王)に嬴政を早く太子に立てるよう進言し、子楚は宗室の宴席で嬴政の立太子を宣言しようとするが、華陽太后の仕組んだ演目で母の趙姫を侮辱されたことで怒り心頭に発した嬴政は役者を殺してしまう。子楚は嬴政と趙姫を監禁すると、自身も心労で倒れ、華陽太后はそんな子楚に成嬌を太子にするよう迫る。そんな中、陽泉君は嬴政の出自について嬴傒に耳打ちし、嬴傒は疑惑を抱いて監禁中の趙姫を訪ねる。

西玄派の年末試験で、紀若塵は解離仙訣を使用し、太常宮の師匠・紫陽(ズーヤン)真人から二度と使わないようとがめられる。一方、青墟派は、本物の謫仙である吟風(イン・フォン)をかくまっていた。迎えた西玄派の決勝戦の日、張殷殷と対決した紀若塵は、張殷殷をかばってケガをする。その晩、紀若塵の見舞いに行った張殷殷は、母の黄星藍(ホアン・シンラン)から叱責される。

出産を半月後に控えた愉貴人(ゆきじん)を、皇后は長春宮に呼び寄せて世話をすることにした。さらに暢春(ちょうしゅん)園に出かける間の留守を瓔珞に一任するが、瓔珞を無視して采配を振るったのは明玉(めいぎょく)だった。間もなく愉貴人は産気づき、苦しみの果てに無事出産するが、産婆は取り上げた赤子を見て言葉を失う。その直後、噂を聞きつけた高貴妃が長春宮に乗り込み、明玉の制止を振りきって産屋に入る。そして赤子を見るや不吉な笑みを浮かべるのだった。

一時は自暴自棄になりながら、陸貞の献身的な看病と励ましで立ち直った高湛。彼は自分の身分を隠しつつも、命の恩人である陸貞に姉・長公主(ちょうこうしゅ)からもらった大事な玉佩(ぎょくはい)を預けるのだった。その後、お尋ね者として追われながら九死に一生を得た陸貞は、その玉佩を持って後宮に参上、ついに宮女として採用され...。

李相夷(りしょうい)の少師剣を彼の元恋人・喬婉娩(きょうえんべん)が取り戻し百川院でお披露目会が催される。だが、いつの間にか剣が偽物にすり替わっていた!その事件を李蓮花(りれんか)たちが解明していく中、喬婉娩は李蓮花に李相夷の面影を見出し心を揺らす。一方、10年前、騙されて李相夷に毒を盛ったことを後悔する雲彼丘(うんひきゅう)もまた李蓮花の素性に疑念を抱き…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

カ県では将軍の樊昌が城外を包囲し民を人質に取っていた。カ県の県令は一族の男たちと共に城外に出て戦うが全滅してしまう。樊昌ら賊軍は城内に侵入して殺戮を始めるが、凌不疑率いる援軍がかけつけ、城は陥落を免れるのだった。凌不疑は子供をかばっため背中に矢を受けるが、カ県に向かっているはずの程止家族の中に程少商も含まれていることを知り、矢も抜かぬまま救出に向かう。その頃、少商は猟師小屋で必死に抵抗を続けていたが、ついに賊の一味が砦を破り…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

カ県入りした程少商は殉職した県令の孫娘を見舞いに医館へ向かう。県令の一族は全員城外で敵を迎え討って死に、孫娘は唯一の生き残りだった。少商は医館にいた病人たちに生きる希望を持つよう喝を入れ、楼ヤオと共にカ県を再興させるため家屋の修理に奔走、資金を集める少商の発案には県丞の程止も舌を巻くほどだった。一方、凌不疑が深手を放置していたことにご立腹の皇帝だったが、侍者から程四娘子の救出のために治療が遅れたと聞き…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

監禁されていた嬴政は、自身の出自にまつわる噂を聞き、激しく動揺する。噂は貴族や宗室の者の間にも広まっており、太子擁立を巡って様々な思惑が渦巻く。蒙毅、蒙恬の助力でからくも脱出した嬴政は呂不韋の元を訪れ、噂の真偽を問いただした。秦王の血を継ぐ者として強く生きるよう諭された嬴政は、改めて天下統一を心に誓う。嬴政と和解した呂不韋は華陽太后に匿われた子楚(荘襄王)を救出すべく、宮殿に向かった。

仙力が回復した吟風は、自分に成り済ます紀若塵を殺そうとするが、そこへ雲中居の顧清(グー・チン)が現れる。吟風は、顧清が青石仙人だと気付くが、顧清は気付かず、吟風はその場を後にする。そこへ張殷殷が現れ、紀若塵と顧清が密会していると勘違いして怒る。紫陽は、紀若塵と顧清の縁談を進めようと雲中居の掌教・金山(ジンシャン)に話を持ちかける。

乾隆帝は名医と称される葉天士(ようてんし)を召して、第五皇子を診察させる。その結果、第五皇子は金瞳(きんどう)ではないことが判明。この機会を利用し、純妃は高貴妃に皇子殺しを画策した罪を着せる。激怒した乾隆帝は、高貴妃に禁足処分を科した。高貴妃の父である高斌(こうひん)は、乾隆帝から大規模な治水工事を任される。だが高貴妃にとって高斌は、母を死に至らしめた憎むべき相手だった。高貴妃は後宮で返り咲くため、身の上話により乾隆帝の同情を引こうとして...。

茉喜(まつき)は、恩師からの誘いを受けて教職に就く決断をした白鳳瑶(はく・ほうよう)と共に、京州から遠く離れたケイ州へ移り住むことになった。借金のせいで手放さざるを得なくなった白家の屋敷に別れを告げて旅立つ2人。道中、世間知らずの鳳瑶が盗人に大事な荷物を奪われ、所持金のほとんどを失うという災難に見舞われながらも、何とか勤め先であるケイ州女学館にたどり着くのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

茉喜(まつき)は食材を求めて街へ。肉を買おうとした彼女に、小さな“幸運”が訪れる。店主の手元が狂い、偶然にも大きな肉の塊が彼女の籠の中に落ちたのだ。店主に何も告げずに去ろうかという考えが頭をよぎる茉喜。しかし結局は“ずるをしないで”という白鳳瑶(はく・ほうよう)の教えに従い、肉を返すことに。すると、茉喜の正直さに感服した店主が無償でモツをくれたのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

正体がばれないように振る舞った李蓮花(りれんか)は雲彼丘(うんひきゅう)にも喬婉娩(きょうえんべん)にも過去は忘れるべきだと言う。そして、喬婉娩がくれた手がかりから笛飛声(てきひせい)、方多病(ほうたへい)とともに獅魂(しこん)がいたと思われる薛玉鎮の采蓮荘に向かう。そこではこの10年間、同じ花嫁衣装を着た3人の新妻が溺死していた。これを怪しんだ李蓮花と方多病はその謎を調べ始めて…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

呂不韋は閲兵式のために集結した1万の大軍を後ろ盾に、大臣と宗室とともに王宮の門を突破し、陽泉君の軍勢とにらみ合う。王宮内では嬴傒が趙姫を救出、嬴政が子楚(荘襄王)を救出し、子楚が一触即発だった呂不韋と陽泉君の前に現れたことで衝突を回避する。これにより華陽太后の企ては失敗し、子楚は嬴政を正式に太子に立て、その後の閲兵式で嬴政に支えられながら息を引き取る。

梁友安はクラブに新しいコーチを招こうとするが、年俸の高さに頭を抱える。梁友安の口利きで梁桃が易速に入社して1か月。働きぶりを評価され、正社員への登用を約束されるが、単調で退屈な会社員生活に嫌気が差して、あっさり辞職。インフルエンサーとして食べていくことを決心し、マネジメント会社へ。梁友安が以前から会社を辞めたがっていたことを知った宋三川。自分は梁友安の自己実現のために利用されただけなのかと疑念を抱く。

易速のパーティーに出席した梁友安。椅子取りゲームで宋三川が見事優勝し、テニスクラブの予算増額を勝ち取る。喜びの酒で酔いが回った梁友安は宋三川に抱きかかえられて帰宅するが、その姿を親友の羅念に目撃されることとなった。テニスクラブでは恩師であるコーチを辞任させた梁友安に蒋焦焦が反発、練習をボイコットして試合も散々な結果に。梁友安は思わず蒋焦焦に怒りをぶつけるが、宋三川の助言を受け、メンバーを食事に誘う。

「明日が成人の儀なの?」と、陸安然(りく・あんぜん)は自問自答した。水雷の実験、船を襲う盗賊――この景色は10年前、彼女が目にしたものと何ひとつ違わない。あの時と同じように、襲われた船に近づくよう命じる安然。自分は宮廷を焼き尽くさんばかりの炎に巻かれ、倒れたはず。だがそこには、盗賊を相手に刀を振るう若き穆澤(ぼく・たく)の姿があった。“あの日”に戻ったことを確信した安然は、憎むべき仇敵に猛然と斬りかかるが…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

陸安然(りく・あんぜん)は、傍若無人な武官・高承賢(こう・しょうけん)から冬青(とうせい)を救った。恩を感じ、安然の侍女にしてほしいと申し出た冬青。安然の側仕え・霊奚(れいけい)は初めこそツンケンしていたものの、すぐに打ち解け、姉のような優しさを見せるのだった。そんななか安然は、母の病が治らない原因が、陸家の第二夫人・柳鳴玉(りゅう・めいぎょく)にあるのではないかと疑い、霊奚たちとともに調査を開始する…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

慶(けい)王の代理で、陸(りく)家へ婚姻の申し込みに来たという蔡望津(さい・ぼうしん)。安然(あんぜん)は、驚く父母を尻目に、「相手は私のはずよ」と告げた。逃れられぬ運命なら立ち向かい、愛する人々を守る――彼女の心は、すでに決まっていたのだ。王妃という籠の中の鳥のような存在になることを選んだのは、兄である慶王への愛ゆえの決断なのだと信じ込んでいる穆川(ぼく・せん)に対し、安然は「ただの取引よ」と言い放ち…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

妖魔退治へ向かう道中、紀若塵は西玄派の掌教・紫微(ズーウェイ)真人から玄心を授かり、妖魔が持つ宝・神州気運図を持ち帰るよう命じられる。殺された従兄・洛風(ルオ・フォン)に成り済ました紀若塵が昊方に来ると知った洛惜塵(ルオ・シーチェン)は、昊方王の李安(リー・アン)に敵討ちを頼む。そこに現れた京城の国師・孫果(スン・グオ)は、金光洞府の極妙(ジーミアオ)老祖を使って紀若塵を殺すよう李安に促す。

乾隆帝は皇后との約束を破り、儲秀(ちょしゅう)宮で夜を過ごした。それを知って悲しむ皇后に同情した瓔珞は、乾隆帝への怒りを傅恒にぶつけるが、逆に優しくたしなめられる。一方で玉佩(ぎょくはい)の持ち主を捜す瓔珞は、李玉から玉佩の紋についての重要な手がかりを得る。その頃、乾隆帝の体に異変が生じた。皇后の懸命の介抱もむなしく、症状はなかなか回復をみない。瓔珞は第五皇子の命を救った江南の名医・葉天士の提案で、手荒な治療を試みる。

陸貞(りくてい)は用勤院(ようきんいん)で見習い宮女として厳しい修行に励むが、宋宮女(そうきゅうじょ)から執拗な嫌がらせを受ける。実は、陸貞に目をかけて採用した婁尚侍(ろうしょうじ)と敵対する王尚儀(おうしょうぎ)が、宋宮女に命じて彼女を後宮から追い出そうとしていたのだ。さらに、陸貞は宋宮女の差し金で、手配書が回っているお尋ね者であると告発されてしまい...。

蕭薔は侍女を懐柔し、李世民と会えるよう手はずを整えさせるが、それはすぐ韋貴妃に露見する。韋貴妃は後宮の妃嬪たちから妬まれた女子が、次々と残酷な方法で葬られた話をし、韋貴妃の庇護下にいることを感謝すべきだと蕭薔をたしなめる。一方、皇太子が謀反を画策していると知った武媚娘は、病身を押し参内していた魏徴に、皇太子を諫めてほしいと頼む。だが魏徴は謀反に反対せず、皇太子への伝言として、ある計略を武媚娘に話す。

凱旋した侯君集は李世民を出し抜き、皇太子・李承乾の元を訪れる。皇太子は、侯君集に謀反の企てを明かし、仲間に加わるよう誘う。一方、李世民は皇太子に肩入れする侯君集を警戒しており、警告を兼ねて彼を牢獄に送る。同じ頃、文娘は徐慧が武媚娘を陥れようとしていると知り、必死で止めようとしていた。だが、怒った徐慧から手元の燭台で殴られ殺されてしまう。文娘に好意を抱いていた瑞安は深く悲しむのだったが…。

李蓮花(りれんか)たちは采蓮荘で最初に亡くなった花嫁・許(きょ)夫人の部屋を調べて10年前に獅魂(しこん)が描いたと思われる絵を発見。だが、荘主・郭乾(かくけん)は獅魂を知らないと言い張る。そこで彼が嘘をついていると睨んだ李蓮花は花嫁衣装を着て囮になる作戦を決行。部屋に鏡がないことに気づいて庭に出た彼が蓮池のそばにある鏡岩の前に立つと…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

亡きカ県県令の弔いが終わり、何とか命をつないでいた県令の孫娘も死んでしまう。楼ヤオは自らの非力を嘆く程少商を慰め、将来外地で父母官になって少商と肩を並べて生きていくと誓う。その様子を遠くから見つめていた凌不疑は少商に会うことなくそのままカ県をあとにする。楼ヤオは少商を娶りたいとの旨を早速兄や母に知らせ、カ県へやってきた程始にも少商の魅力を語る。一方の程家には早くも楼家から結納の品が届いていた。楼家で娘がやってけるか案じた蕭元イーは、少商の決定を軽率だと怒り…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

母から楼ヤオへの感情は情愛ではないと指摘された程少商。情愛に関する書を読むも共感できず我が道を貫くことを決める。桑舜華は蕭元イーにしばらく少商の好きにさせたほうがいいと忠告するのだった。そんな中、少商は楼ヤオと散策に出かける。そこで出会ったのは桑舜華の元許婚でもある皇甫儀だった。皇甫儀の招きに応じると建物には凌不疑と袁慎の姿が。楼ヤオは2人に少商と縁談を進めていることを打ち明ける。そしてその夜、皇甫儀は少商たちにある公子とその許婚の物語を語り始め…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

邪玉門の襲撃から顧清を守った吟風は、重傷を負う。紀若塵と張殷殷は、妖皇が守る冥山に入り、妖皇の手下の妖将たちに襲われるが、青蛇の妖怪・青衣(チンイー)が鈴を使い窮地を救う。ほどなくして紀若塵を追う極妙も冥山に入り、妖将たちは殺されてしまう。紀若塵に妖術を見られた張殷殷は、九尾の天狐に弟子入りしたことを打ち明ける。

乾隆帝の誕生日に2種類の絵を用意した皇后は、どちらを贈るべきか、純妃に意見を聞く。決めあぐねた純妃が瓔珞に尋ねるが、明玉が口を挟み、皇后に叱られる。明玉は機嫌を損ね、皇后に会いに来た舒貴人(じょきじん)と慶常在(けいじょうざい)を追い返してしまう。憤慨した舒貴人は高貴妃に取り入り、瓔珞の排除を任されることに。乾隆帝は誕生日に、舒貴人から貴重な仏舎利(ぶっしゃり)が入った仏塔を贈られ大層喜ぶ。だが皇后の侍女が少し目を離した隙に、仏舎利が消え...。

婁尚侍の援護で一度は窮地を切り抜けた陸貞に更なる危機が訪れる。陸貞が観菊の宴に出席する新しい妃に作った靴が、宋宮女の策略で災いの元となり、罪のない宮女・秋娘(しょうじょう)が命を落としたのだ。陸貞は後宮の恐ろしさを痛感すると同時に、正義を果たすために女官として出世しようと決意を新たにする...。

魏徴の意識が戻ったと知らせを受けた李世民は、魏徴の元へ向かう。見舞いに訪れた李世民に魏徴は最後の力を振り絞り、皇太子の廃立の行方を尋ねる。魏徴が亡くなりいよいよ出棺の日を迎え、誰もが落ち着かぬ時を過ごしていた。皇城内を1周する棺には白絹がかけられており、武媚娘は胸をなでおろすのだった。しかし、徐慧の計略により皇太子位を廃されると思った李承乾は謀反を決意、侯君集と共に李世民がいる承慶殿に攻め入る計画を練り…。

徐慧の密告により皇太子の謀反はあえなく失敗に終わる。武媚娘も共謀したと見なされ、掖庭の獄へ連行される。そこへ駆けつけた雉奴は武媚娘を助けると言うが、武媚娘は皇太子が重罰に処されぬよう陛下に嘆願することを勧める。雉奴は早速御書房へ行き、嘆願が聞き入れられるまで、ひざまずいたまま動こうとしなかったが、結局倒れてしまう。一方、武媚娘の出自を調べさせていた楊淑妃は、武媚娘に李牧という幼なじみがいることを知る。

郭乾(かくけん)の正気を失った弟・郭坤(かくこん)が事件の鍵を握ると考えた李蓮花(りれんか)は、笛飛声(てきひせい)とともに彼の部屋を訪ねる。一方、李蓮花と笛飛声が自分に何か隠していると拗ねてしまった方多病(ほうたへい)。単独行動を始めた彼は薬を煎じていた侍女たちの言動からあることに気づく。そして、全ての謎が解けたとき、獅魂(しこん)が隠していた単孤刀(ぜんことう)の亡骸も見つかって…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

程少商は三叔父夫妻に別れを告げ、都へ戻ることに。その頃、凌不疑は母親の霍君華のもとを訪れていた。母親は孤城の件以降、錯乱し少女の頃の記憶の中で生きていた。そこへ父親の凌益が訪れる。凌益は兵器事案に深入りしないよう忠告、樊昌が脱獄したと告げる。一方、少商たちは都に到着していたが、城門では検問が敷かれ足止めを食らっていた。すると凌不疑が現れ、少商の体を気遣い程家の馬車を城内まで誘導する。その様子を見ていた程止と蕭元イーは少商に凌不疑との関係を問い詰め…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

脱獄した樊昌は肖世子の配下から口封じにされかかるも、先を読んでいた凌不疑が現場を押さえる。凌不疑に進言された文帝は雍王に都入りするよう命令を下す。その頃、程家では息子の師を捜していたが、袁慎が名乗りを上げたため程始や蕭元イーはその思惑を測りかねていた。蕭元イーは楼氏がどんな一族か娘に知らしめるため、少商を楼家へと連れて行く。少商が嫁ぐ予定の楼家二房は主を早くに亡くしており、楼ヤオの母の二房夫人は大房夫人に太刀打ちできない立場だった…。
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ついに嬴政は秦王となった。呂不韋は相邦となり、嬴政の仲父の立場で今まで以上に強大な権力を持つ。年若い嬴政が王となったことを好機とみた趙は、楚に秦攻めを持ちかけるが、拒否され手をこまねく。そんな中、人質として馬鹿にしていた嬴政が王となったことに激怒した趙偃は、自身も太子の座を狙いはじめる。一方、呂不韋は天下統一を見据えて広く人材を求め、館には才を誇る者が多数詰めかける。その中に稷下学堂の俊才、李斯の姿もあった。

はるか昔、暴虐の限りを尽くした月(げつ)族の月尊(げっそん)、東方青蒼(とうほうせいそう)は仙界との戦いの果てに封印された。それから3万年後、仙界では蘭の花の精、小蘭花(しょうらんか)が、人の運命が書かれた「命簿(めいぼ)」を管理する司命(しめい)殿で働いていた。下級の花の精と、他の仙女たちからいじめられている小蘭花だったが…。

紀若塵、張殷殷、顧清らは、分かれて魔物を探すことに。孫果は、張殷殷が妖女となり紀若塵をたぶらかしていると各派に伝え、張殷殷を殺すようそそのかす。追われる張殷殷と青衣を昊方王の食客・済天下(ジー・ティエンシア)がかくまうが、南海寺の僧・慧海(フイハイ)に捕らえられる。助けに現れた黄星藍は、張殷殷の下山を叱り、紀若塵に俗世の縁を切るよう迫る。

瓔珞らが管理を任された仏塔から"仏の蓮"が盗まれた。犯人は舒貴人だ。祝宴が終わるまでに取り戻さなければ、瓔珞らはもちろん長春宮が責任を問われる。策を講じて"仏の蓮"を取り戻した瓔珞らは報復を企て、舒貴人から貴重な夜伽(よとぎ)の機会を奪う。舒貴人に待ちぼうけを食わせ、乾隆帝を長春宮にとどまらせたのは、洛神(らくしん)の衣装を着けて舞う皇后の姿だった。これがきっかけとなって、宮中では古の美女に扮する遊びが流行し始めるが...。

大成の末年、寧世征(ニン・シージョン)の反乱により大成王朝は滅びた。大成皇室を守る秘密の親衛隊「血浮屠」は、生まれたばかりの九皇子を連れて逃亡した。寧世征は長子の寧川(ニン・チュアン)と六子の寧イー(ニン・イー)に追捕を命じたが、功を焦った寧川の行動により、血浮屠の首領・顧衡(グー・ホン)は九皇子を抱いて崖から飛び降りて死亡してしまう。その後、寧川は皇太子となり、寧イーは冤罪で幽閉される。天盛十八年、楚王・寧イーは赦免され朝廷に復帰し、三兄の寧喬(ニン・チャオ)にかけられた冤罪を晴らすために動き出す。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

婁皇太后(ろうこうたいごう)の還暦祝いの品を作ることになった陸貞(りくてい)は規則を破って窮地に陥るが、偶然通りがかった高演(こうえん)に助けられる。その後、陸貞は宮中で高湛(こうたん)と再会を果たし、見習い期間も無事修了、周太妃(しゅうたいひ)の住む青鏡殿(せいきょうでん)に配属される。だが、陸貞を嫌う柳絮(りゅうじょ)の嫌がらせで、彼女は病気の宮女が住む静心院(せいしんいん)に追いやられ...。

百川院に帰る気満々の方多病(ほうたへい)をまいた李蓮花(りれんか)は約束通り笛飛声(てきひせい)の解毒をする。そして、一人で立ち去ろうとするが、笛飛声がそれを許さない。李蓮花と再度勝負しようとこだわる笛飛声は部下の薬魔(やくま)を呼んで彼の治療を指示する。さらに、単孤刀(ぜんことう)を殺したのは金鴛盟の閻王尋命(えんおうじんめい)ではなく別の誰かで、方多病は単孤刀の息子だと告げて…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

楼家という虎穴でも賢さで乗り切った程少商だったが、今度は程家の家塾に袁慎が師を務めるという悲惨な状況が待ち構えていた。少商から小難しい講義は役立たないと断じられた袁慎はある夫婦の悲劇を語り始める。その悲劇と同様のことが肖世子に嫁ぐはずの何昭君の身にも起きていた。一方、朝廷では文帝が太子や三皇子、凌不疑らを呼び雍王への対応を協議していた。凌不疑は楼氏にゆかりのある友より何将軍の戦死の報を得たと伝えて出陣を志願、皇帝にあることを願い出る。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

楼家の人々や賓客の前で皇帝に表彰された程少商。詔を渡した凌不疑は密かに少商を呼び出し、出征後は会うこともないと伝える。その晩、凌不疑は二房の長兄である楼犇より馮翊郡の地図を受け取るが、仕官の話は辞退するという。伯父の楼太傅が圧力をかけたのは明らかだった。その後、凌不疑は馮翊郡で勝利し雍王父子を捕らえて凱旋するが、何家は反乱を未然に防ぐため壮絶な戦いを繰り広げ一族はほぼ死に絶え、生き残ったのは何昭君と幼い弟だけだった。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

趙姫は先王亡き後、咸陽での後ろ盾を求めて呂不韋に急接近する。相府の舎人として入った嫪毐は酒屋でただ食いをしようとして袋叩きにされるところを李斯に救われる。通りかかった王綰は嫪毐を助けた男が稷下学堂の李斯と知って呂不韋に紹介しようとするが、李斯は呂不韋の方から呼ばせて見せると言って断る。李斯は相府の前に秦の天下統一の必要性を落書きし、それを読んだ呂不韋は李斯を相府に舎人として招き入れる。

体が入れ替わってしまった東方青蒼(とうほうせいそう)と小蘭花(しょうらんか)だったが、再び唇と唇が触れ合うと元に戻ることができた。しかし、東方青蒼はなぜか小蘭花が痛みを感じると自分も同じ痛みを感じることに気付く。塔を抜け出した東方青蒼は、赤地女子(せきちじょし)に封印された月(げつ)族の精鋭10万の封印を解きに向かうが…。

紀若塵が昊方の妖怪・篁蛇にとどめを刺すと、孫果の率いる各門派が現れ、張殷殷の父・景宵(ジンシアオ)真人に神州気運図を渡すよう要求する。奪われた宝を捜す紀若塵と張殷殷の目の前に、張万財・金花夫妻が営む客桟が突然現れる。紀若塵は、夫妻が実は九幽の雌雄双魔であり、自分を謫仙に成り済ませたのはすべて仕組まれていたことだったと知る。

古の美女に扮した女官が転落死した事件は、皇后を陥れるために高貴妃と舒貴人が仕組んだ罠だった。瓔珞の機転により皇太后は高貴妃を罰するが、皇后の気分は晴れない。舒貴人は再び高貴妃に近づき、瓔珞を味方に引き入れるよう勧める。儲秀宮に呼び出された瓔珞は、姉を襲った犯人が傅恒であると告げられた。最初は信じなかった瓔珞だが、証拠の品として彼の帯を見せられ動揺する。舒貴人はすかさず毒薬を渡し、皇后を殺すよう唆す。

秋尚奇(チウ・シャンチー)の妹、秋明纓(チウ・ミンイン)は顧衡(グー・ホン)の未亡人であり、大成滅亡後、2人の子供、鳳知微(フォン・ジーウェイ)と鳳皓(フォン・ハオ)と共に秋尚奇のもとに身を寄せた。賜婚で皇太子の機嫌を損ねないよう、秋尚奇は皇太子の舅、常海(チャン・ハイ)を会食に招く。会食の場に呼ばれた蘭香院の芸妓、珠茵(ジューイン)は秋府の五夫人に嫌がらせを受けるが鳳知微によって助けられる。一方、皇太子・寧川は大成の遺児の噂に焦り、顧衡の弟であり、金羽衛指揮使となった顧衍(グー・イエン)に調査を命じる。寧イーと出会った鳳知微は彼を裁縫師だと思い込む。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

魏(ぎ)家で使用人として働く魏枝(ぎし)は運命を変えようと、方術の素質鑑定を受ける。魏枝たち 18人が鑑仙鏡(かんせんきょう)の前に立つと鏡の中から鳳凰が現れ、人間界のみならず天界、魔界もざわつく。鳳凰の化身を特定するため、大虞(たいぐ)国の皇帝は 18人を白鷺(はくろ)学問所に入れる。天界の赤日神君(せきじつしんくん)・炎越(えんえつ)は、鳳凰を捜すために人間界へ送り込まれる。

静心院の女官・杜司儀(としじ)に教養を認められた陸貞は、病気の杜司儀に代わって書を清書する役目を引き受け、青鏡殿に戻してもらう。そして、周太妃から厚い信頼を受けるようになった陸貞は、あっという間に二等宮女に昇格する。だが、その裏では、柳絮が周太妃を毒殺し、陸貞をも亡き者にする計画を立てており...。

李蓮花(りれんか)は方多病(ほうたへい)とともに神医を募集する元宝山荘を訪れ、荘主・金満堂(きんまんどう)が何者かに脅され命を狙われていることを知る。そこで彼は脅迫者を突き止める代わりに金満堂の持つ万病を癒す泊藍人頭を貸してもらうことに。それは笛飛声(てきひせい)にコウ気を入れられ命が危ない方多病を救うためだったが、金満堂が殺されて泊藍人頭は消えてしまい…。
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凌不疑は獄中の雍王に当時の孤城陥落について問いただし、霍家の敵討ちとして自らの手で雍王を成敗、孤城への援軍要請に向かった生き残りを探すよう配下に命じる。その頃、程家に縁談について話がしたいと楼家からの使いが来る。程家から破談を申し出てほしいとの思惑は透けて見えていた。怒った蕭元イーは程少商を連れて楼家へと乗り込む。待ち構えていた楼大夫人と娘の楼リーに対し、蕭元イーと少商は遠慮なく楼家大房の抜け目のなさを指摘する。楼大夫人は激怒するも蕭元イーの平手打ちが炸裂し…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

肖世子の処刑を目の当たりにした程少商。何昭君より何家と弟を守るためにも楼ヤオと生きていくという決意を告げられた少商は、帰りの馬車で凌不疑に対しなぜ自分ばかりが不運なのかと無念の涙を流す。そして考え抜いた結果、少商は楼ヤオとの縁談をやめることに決め、両親と共に楼家を訪れて破談の意思を伝える。激しく反発する楼ヤオに対して少商は、何一族がどのように国に殉じたか、なぜ馮翊郡はカ県とは違い民の血が流れずに済んだかを告げ…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

秦は東方進出を再開した。法による統治を進める呂不韋は、自らが廃止した斬首の功を敢行した麃公を引退に追い込む。法治には理解を示すも独裁を進める呂不韋に嬴政は複雑な思いを抱く。一方、秦の圧政に悩む韓では王子である韓非が政治改革による富国強兵を進言する。また趙では太子の座を狙う趙偃が毛遂の取り込みを図っていた。そんな中、呂不韋が進める政綱に目を通し始めた嬴政は、そこに李斯の名を発見し、大いに興味を抱く。

心身ともに小蘭花(しょうらんか)と同期した東方青蒼(とうほうせいめい)は自身の身を守るため小蘭花に「お前の身を守る」と告げるが、小蘭花は東方青蒼が好意を抱いていると勘違いする。司命(しめい)殿に押しかけた東方青蒼は、小蘭花が持つ命簿(めいぼ)が赤地女子(せきちじょし)のものであることを知り、司命の弟子である小蘭花に修繕させようとするが…。

顧清は仙力を捨てて紀若塵を救うが、紀若塵の張殷殷への思いは変わらない。張殷殷は無尽海からの脱出を試みるが、無尽海の主に九尾の天狐・蘇姀(スーホー)の弟子と知られ、再び幽閉されてしまう。洛惜塵は従兄の洛風だった吟風と再会するが拒絶され、代償として仙術を授けられる。一方、金山は、顧清と紀若塵の婚約を履行するよう紫陽に迫る。

真犯人は侍衛を装った皇族と推測した瓔珞は、乾隆帝が皇族を招き内輪の茶会を催すことを知る。そこでは変わり者で有名な皇帝の弟・弘昼(こうちゅう)が、悪い冗談で一同を茶化すなどして大ひんしゅくを買っていた。茶会の後、帰途につく面々を激しい雷雨が襲う。稲妻が光った瞬間、乱れ髪の女の幽霊が壁に現れ、一同は肝を冷やす。巡回中の傅恒は半狂乱の弘昼に遭遇し、幽霊は"あの女"だと怯える昼弘をなだめつつ、壁についた汚れを発見して不審を抱くのだった。

寧イー(ニン・イー)の楚王府での宴に潜入した鳳知微(フォン・ジーウェイ)は、寧イーに会うが湖の亭に閉じ込められる。宴会で皇太子は寧イーの野心を探るが、寧イーは織物と裁縫の生活を望むと答える。宴会後、寧イーは鳳知微に正体を明かし、彼女の目的が婚約の取り消しであることを見抜く。秋家の五夫人は鳳知微に不満を抱き、鳳皓(フォン・ハオ)を軟禁し秋明纓(チウ・ミンイン)を脅迫する。秋明纓は娘を仇敵に嫁がせたくないと考え、秋尚奇(チウ・シャンチー)に婚約の取り消しを求める。鳳知微は母の言葉に従い、寧イーと結婚しないと誓う。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

白鷺(はくろ)学問所で方術の修行が始まり、講師の炎越(えんえつ)が瞬移術を教える。魏(ぎ)尚書の三女である魏凌月(ぎりょうげつ)はすぐに要領をつかんだことで、鳳凰ではないかとささやかれる。学問所の門下生である明朗(めいろう)は、魏枝(ぎし)が顧城(こせい)に住んでいた頃の幼なじみ。魏枝が逃げ延びていたことに驚く明朗だったが、彼女の秘密を口外しないと約束する。

館長の馮嫣(ふう・えん)に叱責された上、罰として減給を言い渡された白鳳瑶(はく・ほうよう)。馮銘(ふう・めい)を誘惑したというのだが、事実は正反対で、しつこく言い寄ってきていたのは馮銘のほうである。なぜこんな目に遭わねばならないのかと腹を立てる茉喜(まつき)だが、当の鳳瑶は、今は仕事を失うわけにいかないと、このひどい仕打ちに耐えようとするのだった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

名家や高官の娘が通うはずのケイ州女学館に、丁一苑の学生は試験も受けずに入学でき、素性の不明な者も大勢いる――茉喜(まつき)はそんな噂を耳にした。実際、陳文徳(ちん・ぶんとく)までもが身分を隠して学校に潜り込んでいる。何か大事件が起きるのではないかと不安になった彼女が、一刻も早く逃げ出すべく白鳳瑶(はく・ほうよう)に事情を説明していたところへ沈書墨(しん・しょぼく)が…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

泊藍人頭を捜す李蓮花と方多病(ほうたへい)は董羚(とうれい)が密室に侵入したのではなく監禁されていたと推理。事件の真相に近づいていくが、玉城の事件で恨みを買った監察司の指揮使・宗政明珠(そうせいめいしゅ)によって元宝山荘から追い出されてしまう。その後、関河夢(かんかぼう)の正体が蘇文才(そぶんさい)の孫娘・蘇小慵(そしょうよう)だと判明。李蓮花と方多病は彼女の協力で黒衣の男を捕らえると…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

韓王は秦の東方進出の勢いを弱めるため、鄭国を送り込んで大規模な灌漑水路の建設をさせようと目論む。呂不韋の丞相就任祝いの特使として派遣された鄭国は、韓非の友人であった李斯を頼り、李斯が王綰をたきつけて呂不韋に鄭国を受け入れさせる。一方、趙の特使として派遣された毛遂は呂不韋に太子の趙佾を人質として呼ぶよう誘い水をかけ、呂不韋は姚賈に趙から趙佾を連れてくるよう命じる。

梁友安は宋三川の好意を感じているが、年の差とクラブの状況を気にして自分の気持ちを素直に認められない。到着した新コーチの張岩は、一向に姿を見せず、助手2人の厳しい体力トレーニングに選手たちは不満を募らせる。業を煮やした梁友安が滞在先を訪ねると、張岩は飲んだくれている最中。梁友安は張岩の偉そうな物言いに憤慨しつつ、何とか指導に当たらせようと練習試合を提案するが、張岩は既に上海での試合を決めていた。

上海遠征は散々な結果に。張岩は選手たちに対して、2か月後に自分のサービスゲームをブレイクした者を易速テニスクラブの主将にする、と宣言した。宋三川も指導の様子をはたで見ながら練習を続ける。一方、動画配信に励む梁桃はマネジメント会社から、アクセス数を稼ぐためにカップルで配信するようにと指示されるが、蒋焦焦には多忙を理由に断られてしまった。仕方なく会社側が手配した青年とカップルアカウントを作り配信を開始する。

突然倒れた陸安然(りく・あんぜん)は、血を吐き意識を失った。医者の見立てでは毒による症状で、もう手遅れかもしれないという。原因は桃酥(とうそ)――毒を入れたのは、それを作った安然の母ではなく、欣然(きんぜん)ではないかと詰め寄る冬青(とうせい)。柳鳴玉(りゅう・めいぎょく)は娘をかばおうとするが、霊奚(れいけい)と冬青により、旧悪を暴かれてしまうのだった。しかし、鳴玉の企みには、驚くべき狙いが隠されており…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

陸安然(りく・あんぜん)が死んだと聞かされ、穆川(ぼく・せん)は瀚京(かんけい)から蘇城(そじょう)へと急いだ。遠路を2日で走破し、初めて彼女と出会った水田で安然の姿を目にした彼は、戸惑いのなかで己の想いを口にする。そして、目の前にいるのが紛れもなく安然であると知った彼は、思わずその体を抱きしめるのだった。一方、穆澤(ぼく・たく)は、安然が本当に死んだのか確認するよう蔡望津(さい・ぼうしん)に命じ…。
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澹(たん)州に到着した穆澤(ぼく・たく)は、駐屯軍都尉・高承賢(こう・しょうけん)を伴い、町の実情を調査することに。その一方で彼の頭の中には、駐屯軍の悪事を告発する手紙を送ってきた陸安然(りく・あんぜん)への疑念が渦巻いていたのだった。同じ頃、安然は清河幇(せいかほう)幇主・沈長青(しん・ちょうせい)への無礼を詫びていた。「償いとして“妹”を差し上げるわ」――そう申し出た安然の真意とは、そして“妹”とは…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

東方青蒼(とうほうせいそう)に迫られ、命簿(めいぼ)を修繕している途中で倒れた小蘭花(しょうらんか)。過労に加えここ数日の過酷な体験のせいで回復までどれほどかかるか分からないと觴闕(しょうけつ)から告げられた東方青蒼は、息蘭(そくらん)聖草である小蘭花の世話の仕方を調べ、朝早くから小蘭花のために朝露を集めに行って…。

紀若塵は、自分を救うために景宵が青墟派の掌門・虚玄(シューシュエン)に毒をまかれ全身が石化したことを知る。解毒できる秘術を持つ雲中居からの条件は、紀若塵と顧清の結婚だった。紀若塵は、やむなく結婚を承諾する。そのことを知った吟風は動揺する。一方、青衣と共に無尽海を離れた張殷殷は、街中で西玄派の婚礼を知り、自分のことだと浮かれる。

犯した"阿満"を親王府の墓に入れることで、幕引きを図ろうとした弘昼。傅恒より復讐に固執しないよう忠告された瓔珞だったが、弘昼を許す気など毛頭なかった。瓔珞は郭太妃(かくたいひ)への供物を届けるふりをしてわざと弘昼に尾行させ、密かに姉の供養を行う。その現場を目撃した弘昼は、姉の代わりに自分に奉仕するよう脅しにかかる。しかし、瓔珞は弘昼に薬をかがせて反撃。その後、養心(ようしん)殿へと逃げ込み弘昼に襲われたと乾隆帝に訴えるが...。

秋尚奇(チウ・シャンチー)は秋明纓(チウ・ミンイン)の脅迫により、秋玉落(チウ・ユールオ)を寧イー(ニン・イー)に嫁がせることを決め、鳳皓(フォン・ハオ)を解放する。天盛帝は寧イーの健康を気遣い、寧イーはそれを機に婚約の取り消しを求める。天盛帝は血浮屠の残党について知り、皇子たちと大臣を叱責し、顧衍(グー・イエン)に罪を問おうとする。寧イーは同じ罪を求めることで、皇太子が天盛帝を欺いたことを暗示し、皇太子は自身の地位を守るため、残党討伐を申し出る。皇太子の指示を受け顧衍は、金羽衛を率いて討伐に向かう。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

計画が失敗した柳絮(りゅうじょ)は婁皇太后(ろうこうたいごう)の手先となって再び周太妃(しゅうたいひ)の暗殺を謀る。だが、陸貞(りくてい)によって暗殺事件は高演(こうえん)の知るところとなり、高演に見守られて周太妃は息を引き取る。結果、周太妃の遺言によって陸貞は一等宮女に昇格するが、真相発覚を恐れた婁皇太后は口封じのため青鏡殿(せいきょうでん)の宮女を皆殺しにしようとするが...。

韋貴妃は掖庭の獄にいる武媚娘を自害に見せかけ、始末しようと企む。だが楊淑妃の尽力と李牧の武芸により、武媚娘は間一髪、命を取り留めた。楊淑妃は李牧に“李故”という新しい身分を与えて、彼が宮中で自由に活動できるよう取り計らう。昔から武媚娘に恋心を抱いていた李牧は、宮中で虐げられる武媚娘の姿を見て、自分と西域に逃げるよう誘った。だが宮中で生きる決意を固めていた武媚娘は、その誘いをにべもなく断る。

武媚娘は皇太子の謀反に関与していないとの判断が下されるが、事情を隠蔽した罰として才人の称号が剥奪され蔵書閣で古書の筆写をすることになる。一方、長孫無忌は韋源承による不正の証拠をつかみ李世民へ報告、掖庭の獄丞の自白により韋貴妃が武媚娘を殺すことを画策したことが明らかになる。長孫無忌と李世民の会話を盗み聞きしていた徐慧は蕭薔に“機は熟した”との文を送り、その文を読んだ蕭薔はある行動に出るのだった。

監察司の副使・楊イン春のお陰で元宝山荘に戻れた李蓮花(りれんか)と方多病(ほうたへい)。二人は家宰・金常宝(きんじょうほう)の死の謎を解き泊藍人頭の隠し場所を当てると事件の黒幕を暴く。そして、石水(せきすい)から正式に百川院の刑牌を授けられた方多病は泊藍人頭によってコウ気を解くことができたのだった。そんな中、単孤刀(ぜんことう)の死の謎を解明しようと決意した李蓮花は…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

秦施(チン・シー)は独身の敏腕女性弁護士。2年前、師匠の卞静(ビエン・ジン)は秦施を自らの勤め先でもある大手法律事務所に入れるため、既婚者と偽って推薦した。架空の夫を仕立てて採用された秦施だが、その才能を所長夫婦に買われてシニア弁護士に上りつめる。一方、名門大学を卒業した陽華(ヤン・ホワ)は家に引きこもり、親に見合いを迫られながら株取引に明け暮れる毎日。そんな縁もゆかりもないはずの2人が…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

結婚を望む母に自宅を追い出された陽華(ヤン・ホワ)は、友人の蔡亮(ツァイ・リャン)に「時には善意の嘘も必要だ」と諭され、ある方法を思いつく。一方、秦施(チン・シー)は女性経営者協会の法律顧問の座を得るべく情報集めに奔走。会長の姪に接触するが、彼女は一筋縄ではいかない人物だった。そんな中、事務所の新人・呉菲(ウー・フェイ)は、準備不足を秦施に叱責されたうえ、秦施をライバル視する李黛(リー・ダイ)の不興も買ってしまう。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

皇帝より一家で祭典に招かれた程少商だったが、破談のことを引きずり意気消沈していた。気晴らしに馬で散策していた少商は、塔を見つけその建築様式に見入っていたがふと反太子派による密談を耳にしてしまう。密談者に追いかけられそうになった少商だったが、そこへ凌不疑が現れ少商と屋根にぶら下がり事なきを得るが、凌不疑はまたも古傷を痛めることに。凌不疑が少商を救って負傷したと聞いた文帝は、ようやく凌不疑に良縁が巡ってきたと喜び勇み…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

負傷した凌不疑を見舞うため、父親と屋敷へ行った程少商だったが、太子や袁慎、裕昌郡主らも現れる。凌不疑は少商を辱めた王リンに冷たい一言を放ち、一行を追い返す。そんな中、かつての霍家軍の伝令官が15年ぶりに凌府に姿を現していた。伝令官は凌不疑に当時の孤城にまつわる不審な点を明かす。一方、皇帝は凌不疑と程少商の仲が進まないことにしびれを切らしていた。2人の仲を取り持つため、皇帝は少商と両親に参内するように命じる。初めての皇宮で皇帝、皇后を前にした少商は…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

師匠の司命(しめい)のことを思い出し悲しむ小蘭花(しょうらんか)のために、東方青蒼(とうほうせいそう)は思い出の百花の羹を作って食べさせる。小蘭花を回復させるためには喜ばせることが重要であると悟った東方青蒼。小蘭花が長珩(ちょうこう)に恋をしていると知り長珩に化けるが、かえって小蘭花を怒らせてしまう…。

紀若塵は張殷殷の行方を追って蘇姀の元を訪れる。張殷殷は結婚を約束した紀若塵に裏切られ、すでに遠くへ旅立っていた。昊方では李安が太子に封じられ、洛惜塵は太子妃となるが、紀若塵への恨みを日増しに募らせていた。孫果は西玄派を共に滅ぼそうと洛惜塵をそそのかす。紀若塵は西玄派を去り、張殷殷を捜しに向かう。

"阿満"を凌辱した弘昼は、瓔珞の罠に落ち、乾隆帝に捕らえられた。我が子を助けたい一心の裕太妃(ゆうたいひ)は、皇太后に救いを求めるが、冷たくあしらわれる。そこで瓔珞のもとを訪れ、弘昼の過ちをわび、和解を求めて頭を下げるが、瓔珞は受け入れなかった。瓔珞への怒りに震える裕太妃は、瓔珞を呼びつけると恐ろしい形相で脅迫し、姉を殺した真犯人の名を明かす。慈悲深いと知られる裕太妃は、実は鬼のような心を持つ恐ろしい人物だった。

皇太子は城外で血浮屠の残党を討伐するが、その戦いで顧衍(グー・イエン)は重傷を負ってしまう。血浮屠と大成の遺児の噂の真相を知っている辛子硯(シン・ズーイエン)は討伐に不審な点があると寧イーに述べる。皇太子は血浮屠の遺体を皇宮に持ち込み功を示したが、天盛帝は調査を寧イー(ニン・イー)に任せる。寧イーは顧衍に事件が計画されたものであると示唆し、遺体が手がかりであると伝える。一方、常海(チャン・ハイ)は秋尚奇(チウ・シャンチー)に秋明纓(チウ・ミンイン)とその子供たちを引き渡すよう脅迫し、五夫人は子供たちの身元を探るために動き始める。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

火事になった青鏡殿から気を失った陸貞を救い出した高湛(こうたん)。彼はそれを見ていた高演に、陸貞を守るために自分の正体は秘密のままにしてほしいと頼む。しばらくして体調が回復した陸貞は、周太妃の法事を行う外出許可を得て町へ出かける。そして、彼女を追いかけてきた高湛と2人で楽しい時間を過ごす...。

韋貴妃は武媚娘を殺害しようとした罪と蕭薔を流産させた罪により、掖庭の獄に入れられる。韋貴妃が拷問に耐えられず、すべてを白状しかねないと考えた李泰は、韋貴妃を納得させたうえで自害に見せかけ殺す。その李泰は自分が次の皇太子に立てられると確信していたものの、詔書がなかなか発せられないため、いら立っていた。一方、武媚娘は雉奴を皇太子の座に就かせるため、さまざまな名著や奏上文を読ませ、政について学ばせる。

大臣や呉王、魏王は、朝議の席で北伐の是非について話し合う。結論が出ない中、太極宮に姿を現したのはなんと李治だった。李治は武媚娘から教わった通り李世民に献策する。李世民や大臣たちは、李治の意外な政治力に驚き、期待を抱くのだったが、危機感を感じた呉王や魏王は太極宮から早々に退出する。一方の武媚娘は、皇太子を陥れた黒幕が徐慧であることに気づき始めていた。そんな中、李世民は武媚娘に罠を仕掛ける。

天機山荘に戻った方多病は母・何暁恵(かきょうけい)を問い質し自分の実母は亡き叔母・何暁蘭(かきょうらん)で父親は単孤刀(ぜんことう)だったと知る。そして、何暁蘭の遺した書きつけから泊藍人頭の箱にあった氷片の絵を見つける。その後、ついに肖紫衿(しょうしきん)に嫁ぐ決心をした喬婉娩(きょうえんべん)が婚儀を挙げることに。これを祝うため小青峰に集まった人々の中には李蓮花の姿もあった…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

秦施(チン・シー)との話し合いを拒否して離婚を進めようとする陽華(ヤン・ホワ)に、秦施は弁護士としての正義を貫くために大手法律事務所に入る必要性があったこと、そして彼を夫として選んだ最大の理由を説明する。雨の中、一度は物別れに終わった2人だったが、陽華は再び秦施を呼び出し、母親に結婚を迫られているという自身の窮状を告げる。苦境に立たされている2人は…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

元カレの陶俊輝(タオ・ジュンフイ)から招待状の入手方法を問い詰められる秦施(チン・シー)。諦めがつかない秦施は女性経営者協会の蘭(ラン)会長への説得を試みるが、過度の野心は危険だと逆に諭されてしまう。陶俊輝と言葉を交わした陽華(ヤン・ホワ)は、陶俊輝がまだ秦施に未練があると感じるが…。一方、不倫騒動からすっかり夫婦仲が冷え込んだ秦施の兄・文宇(ウェンユー)は…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

いきなり五公主の洗礼を受けた程少商だったが、宴の席では公主たちや王リンにも負けずにやり返す。しかし席を外した際に履物を奪われたうえ、割れた破片が転がる地面に倒されそうになる。そこで凌不疑が少商を助け、悔しがる公主や郡主たちを後目に少商を自分の横に座らせるのだった。皇帝、皇后、少商の両親らも席に着く中、凌不疑は突然皇帝に親代わりとなって程家に縁談を申し込んでほしいと嘆願する。大喜びした皇帝は早速少商の両親に申し出るが…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

呂不韋の下で働く嫪毐は、突然重罪により宮刑に処すと宣告される。無罪を主張するも取りあってもらえず拘束されたが、気がつくと趙姫がいる宮中に運ばれていた。一方、秦を離れようとしていた李斯は、呂不韋に引き留められる。話し合いの中で2人は政治的立場の違いを悟るが、呂不韋は改めて李斯の才能を確信し、嬴政の近くにいられるよう手配する。

試験課題の妖獣を捕まえた小蘭花(しょうらんか)だが、海市の手の者の企みで妖獣が凶暴化し、仙女たちに襲いかかってきた。小蘭花は自分が引き付ける間に助けを呼びに行くよう提案し飛び出すが、危ういところを東方青蒼(とうほうせいそう)に助けられる。その結果、試験は首席で合格したという通知を受け取った小蘭花だったが…。

紀若塵と張殷殷は羅然門に捕らえられ、地下牢に閉じ込められる。顧清との婚約は解消したと言う紀若塵のことを信用できない張殷殷だったが、黄星藍からの文で、紀若塵が顧清と結婚しようとしたのは、毒により石化した景宵を救うためだったことを知る。景宵は、西玄派と雲中居の婚姻が成立したため金山に解毒され助けられていた。

傅恒は皇后に瓔珞を娶りたいと打ち明ける。瓔珞の気の強さを知っている皇后は難色を示すが、傅恒はすべて承知のうえだと譲らず、両親を説得してくれるよう皇后に頼む。そんな折、皇后が懐妊したことが分かり、乾隆帝は大喜びする。だが寵臣である傅恒が瓔珞を娶るつもりだと知った乾隆帝は、大きな衝撃を受ける。瓔珞が傅恒を誘惑したに違いないと思い込んだ乾隆帝は、長春宮を訪れ瓔珞に脅しをかける。しかし、その本心は...。

趙王・寧研(ニン・イエン)は皇太子の策謀が失敗し自分に影響が及ぶことを恐れ、ある婦人を毒殺しようとする。顧衍(グー・イエン)はその婦人を救出し、血浮屠と言われる遺体が無実の雑役たちであることを知り激怒する。寧イー(ニン・イー)と辛子硯(シン・ズーイエン)は皇太子が血浮屠の残党を手元に置いていると推測する。五夫人は秋明纓(チウ・ミンイン)が血浮屠の顧衡(グー・ホン)の未亡人であり、鳳知微(フォン・ジーウェイ)と鳳皓(フォン・ハオ)のどちらかが大成の遺児であることを疑い告発状を書いたが、秋明纓に見つかり殺害される。鳳知微は偶然その場面を目撃してしまう。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

父親が刑部(けいぶ)の役人である沈碧(しんへき)が陸貞(りくてい)を告発。手配書などの証拠も提出するが、高湛(こうたん)のお陰で陸貞は再び追及を逃れることができる。これに感激した陸貞は高湛に愛の証である帯を送るが、2人の逢引きを盗み見る人影に気づいた高湛が、咄嗟に陸貞に冷たく当たったため、彼女は振られたと勘違いしてしまい...。

「洛威玉蘭(ルオウェイユーラン)は怪しい」という陽華(ヤン・ホワ)の言葉をきっかけに調査を始める秦施(チン・シー)。しかし、手がかりがつかめないまま女性経営者協会との契約の時刻が近づいていた。一方、陽華の母は秦施との仲が偽装であることを疑い、3か月を待たず、すぐ結婚するよう2人を急かす作戦に出る。引くに引けなくなった陽華は、洛威玉蘭の調査を手伝うことと引き換えに、秦施の協力を得ることにするのだが…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

秦施(チン・シー)は財務調査のレポートを唐伊慧(タン・イーフイ)に提出し、洛威玉蘭(ルオウェイユーラン)が絡む一連の融資案件に不可解な点が多いと指摘。女性経営者協会との顧問契約を中止するよう力説するが、すでに洛威玉蘭に大金を投資していた唐伊慧は、秦施にレポートの信憑性を問いただす。事態の深刻さに気づいた唐伊慧は夫の金誠(ジン・チョン)を呼び戻し…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

程少商との婚約が決まった凌不疑は母の霍君華に身を固めることを伝える。そして霍家軍伝令官・韓武の調査により、当時、小越侯の麾下だった軍医の行方が判明する。そんな中、楼ヤオと何昭君の成婚の宴が行われ、少商も凌不疑に連れられ楼家へ行くことに。何昭君は少商に直接謝意を伝え、楼ヤオを大切にすると約束する。しかし席に着いた少商を待っていたのは王リンや楼リーらによる容赦ない中傷だった。騒ぎを聞きつけた凌不疑は黒甲衛を引き連れて、女家族の席へと乗り込み…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

楼家と何家の成婚の宴で程少商をかばった凌不疑。その威厳に誰もが口をつぐんだが、かばってもらった少商はなぜか喜べなかった。それどころか食べ物にまで気遣われたことで反感を覚えてしまう。そして凌家との聘礼の儀が到来、仮病を使って聘礼を阻止しようと考えた淳于氏だったが、凌不疑が皇帝に願い出たことで汝陽王が皇帝代理で程家へ聘礼品を届けに行くことに。妻の汝陽王妃と孫の裕昌郡主に泣きつかれた汝陽王は曲陵侯府を訪れるが…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

趙王は太子の趙佾の代わりに趙偃を人質で送ろうとするが、趙偃は愛妾の計らいで秦の使節の姚賈を通して圧力をかけ、さらに毛遂が趙王を説得して趙佾を人質に送るよう仕向ける。一方、李斯は樊於期の元で守衛として勤めていたが、庭石に秦を批判する文字を彫り捕えられ、尋問で自らの理念を語る。

首席の取り消しを願い出に向かった小蘭花(しょうらんか)は、逆に長珩(ちょうこう)に首席にふさわしいと褒められる。有頂天で戻ってきた小蘭花だが、東方青蒼(とうほうせいそう)はそれを見て腹立たしく感じ戸惑う。長珩から霊玉(れいぎょく)をもらったと嘘をついた仙女が雲中君(うんちゅうくん)から厳罰を受ける。そこに兄の意志を感じた長珩は…。

紀若塵と張殷殷の前に、仙力が回復した吟風が現れ、紀若塵を殺そうとするが、顧清が2人を逃がす。羅然門に戻った2人は、助けに来た司空宮の弟子の尚秋水(シャン・チウシュイ)、李玄真(リー・シュエンジェン)、姫氷仙(ジー・ビンシエン)と再会する。妖怪になった姿を皆に見られた張殷殷は、仲間たちに別れを告げ、紀若塵と旅に出る。一方、吟風は、紀若塵は魔だと顧清に伝えるが…。

太監の徳勝(とくしょう)から雷が起きるという予報を耳にした瓔珞。私怨を晴らすために裕太妃が住む寿康(じゅこう)宮へ乗り込み、大勢が見守る中、裕太妃と弘昼の罪を大声で暴露する。何事かと現れた裕太妃は無実を主張し、嘘なら天罰を受けると言い放つ。だが途端に雷に打たれ、息絶えてしまう。これにより裕太妃の名誉は地に落ち、偽善者に天罰が下ったと噂されるように。しかし長春宮に戻った瓔珞は、皇后から追い出され、辛者庫(しんじゃこ)送りとなってしまい...。

皇太子は寧イー(ニン・イー)が真相を突き止めることを恐れ、秋明纓(チウ・ミンイン)が夫を裏切った顧衍(グー・イエン)に復讐するために血浮屠の残党を集めたと捏造し、罪を押し付けようとする。秋明纓は鳳知微(フォン・ジーウェイ)と鳳皓(フォン・ハオ)を連れて逃れようとしたが結局囚われてしまう。鳳知微だけが寧イーにより救出され、楚王府に連れられる。辛子硯(シン・ズーイエン)は寧イーに警告し、告発状を天盛帝に渡すよう勧めたが、寧イーは無辜の命を犠牲にしたくないと言う。事態の重大さを感じた鳳知微は、寧イーに迷惑をかけないよう楚王府を去ることに。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

天界の軍の指揮官・青渙(せいかん)が魏枝(ぎし)の家を調べたところ、魏枝は奇妙な運命を持つものの、やはり平凡な人間だと判明する。その頃、魏枝の母親は春(しゅん)家を訪れ、体の弱い春家の息子と魏枝の縁談を進めていた。炎越(えんえつ)は、瞬移術を修得できない魏枝を大木の上に連れていき、自力で下りろと命じて去ってしまう。そこへ嵐が襲来し…。

高湛の冷淡な態度に深く傷ついた陸貞は酒を飲み過ぎ、翌朝、女官となるための大事な昇任試験に遅刻してしまう。だが、実技試験だけで首席をとる賭けを申し出て失格を免れた陸貞は、度重なるトラブルを切り抜け、見事な白磁を作って提出する。結果、陸貞の合否をめぐって王尚儀(おうしょうぎ)と婁尚侍(ろうしょうじ)の諍(いさか)いが起こり...。

凌不疑は黒甲衛に曲陵侯府を警固させるにとどまらず、屋敷中の人々を集め朝から鍛錬を行うことに。付き合っていられないと感じた程少商は、夜に屋敷を抜け出して万萋萋と大酒をくらい泥酔してしまう。凌不疑におぶわれて帰ってきた娘の醜態を見て、少商の両親もあきれ返る。翌朝目覚めた少商は、酔い覚ましの汁物を持ってきた凌不疑に対して今の生活は息が詰まると感情を爆発させる。しかし、両親からの言葉で少商は初めて凌不疑に対する自分の気持ちと向き合い…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

小越侯の陣営にいた元軍医と接触した韓武は凌不疑に報告しようとするも刺客に襲われ命を落とす。凌不疑も韓武を救おうとした際、足を負傷してしまうのだった。凌不疑の負傷を知った文帝は程少商に参内を命じる。翌日参内した少商に凌不疑は破談にする気はないと伝え、少商も破談にはしないと自分の気持ちを正直に話す。そして文帝との問答を終えた少商はある者の所業を訴える。その頃、王家では車騎将軍の妻で亡き乾安王の娘・文修君のもとを寿春の守将・彭坤の使いが訪れており…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

咸陽に人質として来た趙の太子の趙佾に、嬴政は邯鄲時代の復讐を果たそうと考えるが、呂不韋や李斯に諫められ、はやる心を押し殺す。しかし趙攻略計画を聞かされていなかった趙姫が、趙佾を苦役につかせると発言したことで、秦における太子の処遇を聞いた趙王は激怒。諸臣が止めるのも聞かず趙王は秦攻めを敢行するも、落馬して病床につく。

小蘭花(しょうらんか)は、東方青蒼(とうほうせいそう)に眠り薬をのませ、蒼鹽海(そうえんかい)に送り返そうとする。任命式で小蘭花は仙族のどの系統にも属さずその真の姿は誰も見たことのないものと分かり、月(げつ)族であると決めつけられ間者だと疑われる。そして、雲中君(うんちゅうくん)の拷問を受け東方青蒼の居場所を問い詰められるが…。

孫果らは、洛惜塵に極楽針を刺されて意識が戻らない紀若塵の行方を追っていた。済天下や西玄派の道長・雲風(ユン・フォン)は、紀若塵の看病に励む。ついに紀若塵は目を覚ますが、何かに取りつかれた様子で張殷殷に襲いかかる。意識を取り戻した紀若塵の体内には、まだ極楽針が残っていた。済天下は別れ際、今夜は紀若塵に用心するようにと告げる。

皇后は瓔珞を辛者庫に送ったうえで乾隆帝に許しを請うたが、乾隆帝はこれを放置し、瓔珞は苦役を課せられる身となった。長春宮から切れ者の瓔珞がいなくなったと聞いた高貴妃と舒貴人は、何事かを企み始めている。自分を救い出すため辛者庫にやってきた傅恒に瓔珞は「もう自分には関わるな」と冷たい言葉を放つ。しかし、瓔珞の言葉が自分や富察(フチャ)家を巻き添えにしないための嘘と知る傅恒は一歩も引かない。そんな傅恒を前に瓔珞は...。

寧イー(ニン・イー)は鳳知微(フォン・ジーウェイ)が楚王府を離れたことに気づき、彼女を探すことに。金羽衛を訪れた鳳知微は顧衍(グー・イエン)により楚王府に送り返される。顧衍は寧イーに秋明纓(チウ・ミンイン)とその子供たちを救うよう懇願し、救えたならば忠誠を誓うと宣言する。寧イーは秋明纓と鳳皓(フォン・ハオ)を救出すると鳳知微にも約束。蘭香院で、寧イー、顧衍、秋尚奇(チウ・シャンチー)は秋明纓たちを救うために密会する。そして顧衍から秋明纓が罪を認めたと報告を受けた皇太子は秋明纓と鳳皓を殺そうとするが、辛子硯(シン・ズーイエン)がこれを阻止する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

乾国・九霄城の督査衛・巡衛、蘇玖児(そきゅうじ)は奇病で意識を失いやすく、事件捜査において抜群の推理力があるのに雑用係に甘んじている。そんなある日、郊外の別荘で役人4名が頬に3本傷のある黒衣の男に殺される事件が発生。犯人は人型にも獣型にも姿を変えられる祺族と思われ、容疑者・寒ソウの尋問が督査衛で行われることになり…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

魏凌月(ぎりょうげつ)が物体創出の術で鳳凰の羽を出す様子を見た魔族の首領・慕南(ぼなん)は、魏枝(ぎし)を操って凌月を襲わせる。魏枝の凄まじい力に門下生たちでは太刀打ちできず、炎越(えんえつ)が強力な術を使う。凌月は事なきを得るが、妹の魏静月(ぎせいげつ)は魏枝への怒りを募らせて陰湿な嫌がらせをしたうえ、学友たちに「疫病神の魏枝に近づくな」と告げる。

茉喜(まつき)、陳文徳(ちん・ぶんとく)、沈書墨(しん・しょぼく)の3人は、馮嫣(ふう・えん)に騙されて馮家の地下牢に落とされた。するとそこには思わぬ人物が。ある将軍に嫁ぐと言い残し、突然姿を消したケイ州女学館の教師・孫景雲(そん・けいうん)である。彼女は馮嫣に殺されたものだと思っていた書墨は、大事な友が生きていたことを泣いて喜ぶのだった。その頃、明徳(めいとく)侯の鍾毓麒(しょう・いくき)は…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

太后の書画には何か重大な秘密があるのですか――間者としてケイ州女学館に潜入していた呉吟(ご・ぎん)は、明徳(めいとく)侯に尋ねた。書画を見つけ出すという任務を達成できずに叱責されたばかりではあったが、蔵書閣で自分と同じ目的を持つらしい曲者と遭遇し、女学館では変事が続いているところに明徳侯自らが来訪しているという状況から察するに、それがただならぬ物であるとしか思えなかったのだ。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

趙王は臨終間際に太子の趙佾を連れ戻すべく毛遂を秦に派遣するが、趙偃と郭開の策略で毛遂は殺害されてしまう。趙偃が王位に着き、丞相に任命された郭開は宿敵である廉頗を排除する。一方、嬴政がかつて人質として趙の邯鄲に滞在していた頃、苦楽をともにした燕の太子である丹が、秦に使節として来訪する。

2か月間、張岩コーチのサーブを徹底的に研究し、見事にブレイクしてみせた宋三川。主将に任命され、コーチの指導も受けられることに。宋三川のクラブ残留が正式に決まったことを心から喜ぶ仲間たち。梁友安はクラブを一流にするという決意を新たにし、皆の前で宣言するのだった。翌日「残留が決まったらデートする」という約束どおり、宋三川と梁友安は動物園に出かけて楽しい時間を過ごす。2人の距離は一気に縮まったかに見えたが…。

宋三川の告白を断り、気まずい思いの梁友安だが、一方でA級クラブ認定条件の1つであるプロ選手集めに奔走していた。宋三川は梁友安に、今までどおり接してほしいと伝えると同時に、自分もプロ選手の枠に入ると宣言。翌日、張岩コーチに指導を仰ぐため直談判すると、意外にも快諾だった。張岩は宋三川の強みである走りを生かすため、ボレーを習得させることに。だが特殊かつ過酷なトレーニングにより、宋三川は全身傷だらけとなる。

「殺すなら、さっさと殺せ」――逃れられぬと知り、声を荒らげる高承賢(こう・しょうけん)。しかし、彼に利用価値があると踏んだ穆澤(ぼく・たく)は罪を帳消しにして、忠誠を誓わせるのだった。その結果、支援米強奪の罪は柴広(さい・こう)1人が被ることに。兄の采配に納得のいかない穆川(ぼく・せん)は抗議するが、結局は口をつぐまざるを得なかった。煩悶する穆川の前に現れた陸安然(りく・あんぜん)は、「自分をしっかり持って」と告げ…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

勢力を拡大するため、重臣の厳(げん)尚書を懐柔しようと目論む穆澤(ぼく・たく)。彼は、出来の悪い厳の息子・子ウン(しうん)を科挙に合格させ、父親を抱き込むことに。そして、この策を成功させるべく、陸安然(りく・あんぜん)を利用しようと思い立つのだった。一方、当の安然は、弟を伴い瀚京(かんけい)へ。都に戻ってすぐに彼女が向かったのは慶(けい)王府だった。そこで霊奚(れいけい)を折檻する欣然(きんぜん)の姿を見た安然は激昂し…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

蘇城(そじょう)の才子・徐清策(じょ・せいさく)の存在を知った穆澤(ぼく・たく)は、彼と厳子ウン(げん・しうん)の答案のすり替えを指示する。陸安然(りく・あんぜん)が知る“もうひとつの人生”では、清策は慶(けい)王に謀殺される。彼を不正に巻き込むことで運命が変われば、哀れな最期を迎えずに済むかも――そう考えた安然は、あえて穆澤の策に乗るのだった。そんななか、安然を警戒する欣然(きんぜん)は、弟の昀(いん)に近づき…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

小蘭花(しょうらんか)を連れて蒼鹽海(そうえんかい)に戻った東方青蒼(とうほうせいそう)。小蘭花は東方青蒼に家に帰してくれるよう頼むが、東方青蒼はここで赤地女子(せきちじょし)の命簿を修繕するように命じる。東方青蒼が不在の間、代理で月尊(げっそん)を務めた弟の巽風(そんほう)はかつて父を殺し月尊の座を奪った兄にあからさまな敵意を見せる。

紀若塵と対決した吟風は、紀若塵の青い炎は九幽の溟炎だと告げる。自分が魔だと知った紀若塵は激しく動揺するが、吟風を許す。しかし、吟風は再び襲いかかり、紀若塵を殺そうとしたところへ顧清が止めに入る。顧清は、紀若塵にとどめを刺すよう吟風に強要されるが、紀若塵の命を助けてくれれば吟風と共に生きると約束する。

鐘霊は維安の職場に駆けつけ、誘拐された妹の鐘玉を助けてほしいと懇願する。維安は易家が政府の不興を買っている状況を鑑み、司令部に犯人がいると疑う。一方、鐘玉を拘束していた誘拐犯は、自分が仲間から見捨てられたと知り、鐘玉を海に落として逃走してしまう。自力で陸へと上がった鐘玉は、偶然出会った男に助けられるが…。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

瓔珞(えいらく)は辛者庫(しんじゃこ)でも不屈の精神を発揮して、精力的に仕事に励む。どうしても瓔珞を屈服させたい乾隆(けんりゅう)帝は、彼女の仕事を増やすよう命じる。ある日瓔珞は、張(ちょう)管事に襲われかけた太監の袁春望(えんしゅんぼう)を助ける。これをきっかけに仲良くなった2人は、力を合わせて紫禁城で生き抜くことを約束する。後宮では皇太后が主催する宴が開かれる。身重の皇后は体調不良を押して宴に参加する。だが皇后が皇子を産むことを恐れる高貴妃(こうきひ)は、何事かを画策していた。

寧イー(ニン・イー)と辛子硯(シン・ズーイエン)は秋明纓(チウ・ミンイン)一家を救うため、告発状を利用し、皇太子に寧研(ニン・イエン)への不信感を持たせる。疑り深い皇太子は手紙を焼き捨て、秋明纓と鳳皓(フォン・ハオ)を解放する。秋明纓に絶縁された鳳知微は男装し「魏知(ウェイ・ジー)」と名を変えて楚王府を去る。それを知った珠茵(ジューイン)は彼女を保護することに。一方、寧イーは血浮屠に殺された者がすべて皇太子の障害となる人物だと知る。辛子硯は皇太子に寧研を排除するため、8年前の巫蠱事件を再現するよう提案したが、常海(チャン・ハイ)はその提案に反対する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

火事を起こして寒ソウに救い出された蘇玖児(そきゅうじ)は彼の体に触れると冷えた体が温まり体調が良くなると気づく。だが、またしても彼に逃げられ、祺族の童謡に歌われている通りの状況で3人目の遺体が発見される。その結果、半月の間に事件が解決できなければ解雇と言い渡された蘇玖児は次に4人目の遺体が捨てられる場所を推理して…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

合格の条件として試験と同じ白磁を再度作るという難題をこなした陸貞(りくてい)は、高演(こうえん)によって八品掌珍(しょうちん)に任命され、希望通り皇宮の財宝を取り扱う司宝司(しほうし)に配属される。そこで陸貞はさっそく帳簿の見直しに取り掛かり、持ち前の機転と才覚で宮女たちの信頼を得ると、高演から褒美を受けるほどの手腕を発揮する。

李世民の怒りを買い甘露殿を追い出された武媚娘は、清寧宮に戻り李牧に関する報告を燃やしていたが、李牧の両親が流刑地に向かう途中で焼死したと記されていることに気づく。李牧による李世民への報復を恐れた武媚娘は、李牧と共に皇宮を出る決心をするのだった。一方、徐慧は、蕭薔の錯乱は芝居だと見抜き、2人で武媚娘に対抗することを持ちかける。蕭薔も徐慧に武媚娘への恨みを口にするが、心の内では徐慧への恨みも募らせていた。

懐妊できない体となり将来に絶望した蕭薔は、武媚娘と徐慧を道連れにして自害しようと企む。蕭薔が病で寝込んでいるとだまされた武媚娘と徐慧は、蕭薔が放った火により火事に巻き込まれる。危うく命を落としかけた武媚娘だったが徐慧の助けにより九死に一生を得る。この火事について報告を受けた李世民は、その勇気を称えて徐慧を賢妃に封じる。徐慧との友情を再認識した武媚娘は、謀反の件で疑っていたことを恥じ徐慧に謝るが…。

金鴛盟の聖女・角麗ショウが喬婉娩(きょうえんべん)に李相夷(りしょうい)は生きていると言って毒を飲ませる。それが楊州慢でしか解毒できないと知った李蓮花(りれんか)は密かに喬婉娩を治療するが内力を消耗。そこに笛飛声(てきひせい)が現れて李蓮花と取り引きすると、肖紫衿(しょうしきん)に閻王尋命(えんおうじんめい)の身柄を要求し喬婉娩を連れ去る。その後、生還した喬婉娩は李蓮花こそが李相夷だと確信して…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

秦施(チン・シー)は偽装結婚が親友の任梅梅(レン・メイメイ)にバレないかと心配し、急いで帰宅する。機転を利かせた陽華(ヤン・ホワ)は、梅梅に自分が秦施の恋人だと名乗っていた。梅梅の質問攻めに遭った陽華は、独特な世界観でことごとく跳ね返すが、秦施はボロが出ないようにと陽華を外出させる。泥酔した梅梅は、秦施の言葉をさえぎり、信じていた親友に交際を隠されたことや、結婚生活に失敗した自分が情けなくなり…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

秦施(チン・シー)の機転により危機を乗り越えた唐伊慧(タン・イーフイ)は、秦施を事務所のパートナー候補として推薦することを提案する。しかし唐から出された条件は“夫”同伴で会合に出席することだった。「独身女性弁護士が抜擢される可能性は低い」という唐の言葉に、無力感を覚える秦施だが…。一方、結婚相談所から紹介された人物が陽華(ヤン・ホワ)だったのではないかと疑惑を抱く李薫(リー・ダイ)が…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

長秋宮で宮中の礼儀を学ぶことになった程少商。毎日凌不疑の送迎で参内するが、待ち受けていたのは案の定、難しい知識や聖賢の教えだった。しかし皇后は上から押さえつけはせず、少商の長所を認め、愛情を注ぐ。そんな皇后の姿に少商は心から敬意を表す。夜、凌不疑は少商を皇宮の城壁に連れていき、都中に灯る明かりを見せて想いを吐露し、少商に口づけするのだった。そして参内を始めて数日後、皇后の従妹である文修君が長秋宮を訪れる。文修君は激しい剣幕で皇后に迫ると…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

小越侯と三公主は文修君の弟・小乾安王が寿春で鋳造している贋金を自分たちの懐にも入れようと画策していた。そんな中、亡き霍将軍の命日に長秋宮で宴が行われることに。程少商は宮中で三公主に遭遇、三公主の侍女たちから無理やり跪かされ頬をぶたれる。そこへ太子妃が現われ少商を救い東宮で治療してやるが、凌不疑は東宮にはあまり関わらないほうがいいと少商に忠告するのだった。その後、昼餉の席についた皇帝一族の前に汝陽王妃が現れ、凌不疑と縁談が決まった少商を大いに責めるが…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

上海の空港で、イーコーの口紅を拾うグアンシー。誕生日を祝ってくれるはずだった恋人ゾーリンにすっぽかされ、月夜に小さな雑貨店のスタンドでカップ麺をすするイーコーの隣には、なぜかグアンシーが座っていた。グアンシーは、イーコーが活躍する大手香水メーカーと同じビルにあるアニメ制作会社に就職することに。

金融界の時の人、銘豫雲創(ミンユーユンチュアン)の社長シー・イエンに独占取材するため準備を重ねてきた経済誌「財経界」の記者ジョン・シューイー。上司の意向で一度はその役目を同僚に譲るものの、思いがけず銘豫雲創から逆指名を受けたシューイーは、恋人の誕生日祝いを後回しにして取材に挑もうとする。

小蘭花(しょうらんか)の計略で再び体が入れ替わった小蘭花と東方青蒼(とうほうせいそう)。入れ替わりには唇が触れるだけでなく稲光が必要なため、すぐには元に戻れず、東方青蒼は無力な小蘭花の体の中に閉じ込められ牢に入れられる。東方青蒼に成りすました小蘭花は、月尊として振舞おうとするが、巽風(そんほう)たちの目の前で…。

紀若塵は、真元も修行の成果も失うが、張殷殷を守るため元の体に戻ろうと努力する。張殷殷は誰も知らない辺境で一緒に暮らそうと紀若塵を誘うが、紀若塵たちの居所が貞武観に知られてしまう。虚玄は金山を訪ね、西玄派討伐に協力するよう依頼する。雲風は、夜に人知れず剣の修行に励む紀若塵を温かく見守り、励ます。

鐘玉は姉の結婚を認めず、維安を毛嫌いしていたが、誘拐事件を解決してもらったことで態度を改める。そんな鐘玉に維安は鐘霊との運命的な出会いを語り、いかに妻を想っているかを語る。そんな中、興華は妻の黄瑩如(ホアン・インルー)に、三女の鐘秀(ジョンシウ)に来た縁談について相談する。次女の鐘玉より先に鐘秀を結婚させようとする興華に、瑩如はある懸念を抱く。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

女官がこぼした血豆腐の臭いに誘われ、おびただしい数の蝙蝠が重陽節の宴を襲った。一瞬にして大混乱に陥る中、高貴妃は騒動に紛れて皇后を高所から突き落とすと、疑われないように自らもわざと負傷する。皇后は一命をとりとめたものの、意識不明の状態が続く。皇后を見舞うため長春(ちょうしゅん)宮を訪れた瓔珞は、突然、意を翻し、皇后への恨みを大声でぶちまけた。辛者庫に戻った瓔珞は仕事で儲秀(ちょしゅう)宮へ出向くが、そこで高貴妃から屈辱的な暴行を受ける。

鳳知微(フォン・ジーウェイ)は寧イー(ニン・イー)と珠茵(ジューイン)が2人とも、8年前の巫蠱事件で家族を失ったことを知る。寧イーはその事件で宗正寺の囚人となり、皇太子と常家を牽制する駒として解放されたのだ。常海(チャン・ハイ)に不信感を持った皇太子は、辛子硯(シン・ズーイエン)に巫蠱事件を再現すると依頼し、寧研(ニン・イエン)を排除すると同時に燕王・寧昇を巻き込もうと計画する。天盛帝は血浮屠の残党に関する調査について寧イーに聞くが、進展なしとの回答に怒り、彼を罰する。鳳知微は寧イーを心配し、蘭香院の下働きとして彼のそばにいることを決意する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

蘇玖児(そきゅうじ)は寒ソウも3本傷の男を追っていると気づいて手を組もうと持ちかけるが、雪祺(せっき)王の息子という身分を隠す寒ソウはそれを断る。すると、蘇玖児は彼を利用して真犯人を誘き出す作戦に出るが、思いがけず自分が犯人に命を狙われ、再び寒ソウに救われる。その後、発見された4人目の遺体からこっそり指輪を持ち去った蘇玖児は…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

高湛(こうたん)に対する誤解が解け、ついに仲直りした陸貞。彼女は高湛に二度と嘘をつかないでほしいと頼む。その後、陸貞は些細なことから高演との仲を喚雲(かんうん)に誤解され、喚雲から手ひどい仕打ちを受けて怪我をする。その上、彼女は祭事の主導権をめぐって火花を散らす、喚雲と婁皇太后(ろうこうたいごう)との争いに巻き込まれてしまい...。

李泰は李世民に、自分が即位すれば息子を殺して李治を皇太子に据えると誓うが、この言葉があだとなり、皇太子には選ばれなかった。この機に乗じた楊淑妃は、李泰や李治、さらには李世民も排除しようと目論む。楊淑妃の望みは、亡き夫 元吉の敵を討ち、息子の李恪が帝位に就くことだった。母の積年の思いと、過去の真実を知った李恪は、楊淑妃の計画どおり謀反を起こすことに同意する。だが準備を進める李恪の前に突然 武媚娘が現れて…。

李恪の元へやってきた武媚娘は、李恪の心に迷いがあることを見抜き、かつて魏徴に言われた言葉を伝える。それを聞いた李恪は帝位を得ることを諦めることに。一方、李恪により捕らえられた李泰は、いずれ唐は武氏により滅ぼされると言い放ち不気味に笑うのだった。宿願が果たせなかったと知った楊淑妃は毒酒を飲み自害してしまう。その頃、李世民の元には、内侍監へ向かう途中魏王が騒動に巻き込まれて深手を負ったとの知らせが入り…。

李蓮花は笛飛声が連れてきた閻王尋命から単孤刀の死について新たな情報を得る。その後、肖紫衿が門主となり金鴛盟と戦うという名目を掲げ四顧門が再興されるが、万聖道の盟主・封磬(ほうけい)が現れ派閥争いの様相に。これに不満を抱き自分は単孤刀の息子だと打ち明けた方多病に、李蓮花は父親の死は金鴛盟の仕業ではないと教えると…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

突然、秦施(チン・シー)の職場に押しかけてきた陽華(ヤン・ホワ)の母親に、秦施は恋愛ではなく結婚したいだけだと懸命に訴えるが、不真面目で人生をなめていると一蹴されてしまう。陽華の母親は息子に帰宅するよう説得し、2度と結婚も見合いも迫ることはしないと約束する。その夜、実家から酔っ払って秦施の自宅に帰ってくる陽華。秦施は最後の協力として、翌日行われるパートナー弁護士の集まりに同伴するよう懇願するが…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

パートナー弁護士を目指す秦施(チン・シー)は、陽華(ヤン・ホワ)を同伴し所長夫妻の自宅で行われるパーティーに参加する。しかし、招かれたパートナー弁護士候補の中には、なぜか李黛(リー・ダイ)の姿もあった。秦施と陽華の結婚偽装を疑う李黛は、見合いの相手が自分であったことを陽華に明かし、なぜ独身だと偽ったのか問いただす。一方、玉蘭(ユーラン)グループの蘭暁亭(ラン・シャオティン)は…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

程少商は霍将軍の法事の席で三公主の衣に細工し、衣に火を燃え移らせる。赤い衣を下に着ていたことに加え三皇子が贋金の件を訴えたこともあり、皇帝は三公主を杖刑に処すよう命じる。越妃は兄の小越侯に野心を持たぬよう警告するのだった。そんな中、文修君が独断で息子に匪賊を討伐するよう命じていたことが発覚、凌不疑は太子に無能な王淳父子を罷免するよう勧めるが、身びいきする太子は冷徹になれず皇帝に叱責される。太子を案じる皇后の姿を見た少商は皇后の力になりたいと考え…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

廃太子の噂が流れる中、業を煮やした五公主は皇后に訴え、皇后は怒りのあまり寝込んでしまう。皇后の寿誕の宴の差配を任された程少商は、皇后を元気づけるため胡瓜料理を差し入れる。少商の機転で皇后は粥を食べるが、駱済通や侍女の心中は穏やかではなかった。一方の太子は少商の助言を受け皇帝に素直な心情を吐露、皇帝も翌日の朝議で太子に虎符の管理を任せ、廃太子の意思がないことを暗に示すのだった。凌不疑は東宮に近づくことで太子や皇后の立場を更に悪くすると少商に忠告するが…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

イーコーは久しぶりに家族の元を訪れた義弟・ララが、飲み比べのきっかけを作ったグアンシーだったと知り、驚く。酔い潰れてエリート弁護士である恋人ゾーリンへの不満を涙ながらにぶちまけ、醜態をさらすイーコーを介抱したのはグアンシーだった。イーコーを“姉”とは呼びがたいグアンシーの前に現れたのは…。

恋人の浮気が発覚するどころか、一方的に別れを告げられたシューイー。後日、元カレが浮気相手の叔父のコネで銘豫雲創へ就職したいと話している姿を見かけ、その叔父が社長のシー・イエンらしいと推測。そこでシューイーはシー・イエンと恋人関係になることで、二人に仕返ししようと決意する。

燕の太子である丹は、趙の朝廷内での不穏を好機に燕と秦の連合攻撃によって邯鄲を落とす案を秦に持ち込む。秦王の嬴政もこれに賛同するが、相邦の呂不韋は秦の国策である水利工事と趙への出兵の両方は賄えないことから、兵を出さずに趙から城や土地を得られるという甘羅の策を採用する。

小蘭花(しょうらんか)を助けに行きたい長珩(ちょうこう)は丹音(たんいん)と入れ替わり、水雲天(すいうんてん)を抜け出し蒼鹽海(そうえんかい)へと向かう。小蘭花の姿の東方青蒼(とうほうせいそう)は、付きっ切りで小蘭花に自分の振舞い方を教えるが、それに反発する小蘭花は、水雲天を攻める策を持ってきた南北の幽王の前で、今後、残酷な殺生はしないと宣言し…。

顧清は、青墟派で天書の修得に励むがうまくいかず、吟風のことも拒絶し続ける。張殷殷と紀若塵は無尽海を訪れ、無尽海の零(リン)、星隕山の龍象(ロンシアン)、白虎(バイフー)と再会する。紀若塵の力を取り戻すために、妖族の噬情(シーチン)尊者から女媧の涙を手に入れたい張殷殷と紀若塵。2人は蘇姀の助けを得て妖禁の中へ入るも、噬情にあるものを差し出すよう迫られる。

鐘秀との婚約を控えた唐鳳梧(タン・フォンウー)が易家に滞在することに。鳳梧は維安とも意気投合して一同で食卓を囲むが、夕食時になっても興華が帰宅しない。すると維安に租界で襲撃事件があったと報告が入る。襲われたのは興華のいるビルだったが、興華はある青年に命を救われていた。鐘玉は青年が誘拐犯だと気づき、彼を家に置くという父に抵抗する。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

嫻妃(かんひ)は皇后の代理を任されると、その手腕をふるい始めた。難民救援と皇后の回復祈願のため食糧の配給を提案し、皇太后からさらなる信頼を得る。配給当日、偽の難民が押し寄せ大混乱となるが、袁春望がその場を収め弘昼(こうちゅう)も援護に現れる。嫻妃の策により難民への食糧配給は無事に行われた。袁春望は手柄により辛者庫の管事に抜擢され、嫻妃も称賛の的となる。面白くない高貴妃は、皇太后の誕生日の祝宴で寵愛を得ようと、絶技の披露を計画する。

皇太子と寧昇(ニン・ション)を招いた食事の席で、寧研(ニン・イエン)はその場に入り込んだ鳥に「皇太子殿下」と呼ばれてしまう。寧研は実はその鳥が神鳥であると辛子硯(シン・ズーイエン)に告げられ、共に現れたまじない師を問いただす。しかし、これは寧研が皇太子の地位を狙っていることにするための、皇太子と辛子硯による策略であった。鳳皓(フォン・ハオ)と話す機会を得た鳳知微(フォン・ジーウェイ)だが、母親と鳳皓を守るために真実を話しはしなかった。寧イー(ニン・イー)と顧衍(グー・イエン)の会話を聞いた寧研は皇太子が秘密裏に血浮屠を支配下に置いていることを知る。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

4人目の被害者、張(ちょう)大官の指輪を利用して歌舞場に潜入した蘇玖児(そきゅうじ)と寒ソウ。そこで被害者4人が親祺派だったと聞いた2人は祺人が犯人ではないかもしれないと考え始め、張大官の遺体が偽物だったことにも気づく。そして、蘇玖児が巡衛として真摯に捜査していると分かった寒ソウは3つの条件で彼女の相棒になることを承知すると…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

自分の立場を脅かす陸貞(りくてい)を排除しようと考えた喚雲(かんうん)は、陸貞に濡れ衣を着せ、雪が降る屋外でひざまずかせる罰を与える。それを知った高湛(こうたん)は凍死寸前の陸貞を助け出して介抱すると、怒って喚雲の元に乗り込み、「陸貞は私の最愛の女だ」と宣言する。その言葉を聞いて高湛を愛し続けてきた喚雲は衝撃を受け...。

陌玉侯、寧ギョク軒の夫人、聶桑楡は追っ手から逃れるため森を走り続けていたが崖の手前まで追い詰められる。追っ手は夫である寧ギョク軒。第二夫人を迎える婚礼の場で、聶桑楡は第二夫人、温婉を刺したのだった。覚悟を決めた聶桑楡は4年の結婚生活を振り返りながら崖から飛び降りる。陌玉侯府にて聶桑楡が目覚めると見知らぬ娘がいてお付きの侍女だと言う。聶桑楡は自分の立場も夫も分からず、何が起きたのかもすっかり忘れていた。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか

封磬(ほうけい)と密会していた角麗ショウを締め上げ黒幕が誰か吐かせようとした笛飛声(てきひせい)。だが、突然現れた黒衣の男から無心槐を注がれた結果、倒れて記憶を失う。そんな笛飛声を救出した李蓮花(りれんか)は自分が誰かも分からない彼に自分の部下だと言い含める。また、これまでの事件は南胤の羅摩鼎を開く鍵となる4つの氷片が関係していると分かり…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

秦施(チン・シー)が全て自分の計画どおりだと思っていた矢先、陽華(ヤン・ホワ)から突然、母親が自宅訪問を望んでいると告げられる。自宅を知られたら突撃訪問される可能性があると心配する秦施は、回避するための策を思い付き、渋りながらも訪問を受け入れる。訪問日当日、秦施は親友で兄嫁の任梅梅(レン・メイメイ)宅に避難することに。すると、秦施とゲームを楽しむ任梅梅の携帯に、夫の浮気相手・ビビアンから電話が入る。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

秦施(チン・シー)が勤める“誠&慧(チョン&フイ)”へ代理人の依頼に来た蘭暁亭(ラン・シャオティン)に、所長の金(ジン)は「個人の財産を守るには夫と離婚し、連帯債務を逃れるしかない」という残酷な事実を告げる。秦施は、今回の案件には手を出さず昇進のための保身に努めるよう釘を刺されていたが、極秘で蘭の身辺調査を始め…。一方、蘭の案件を担当したいと考えていた李黛(リー・ダイ)は…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

虎符の管理に不安を抱く太子は太子妃の従兄に命じて虎符を別院へと運ばせるが、道中で虎符を紛失してしまう。陰で小越侯が手を回していたのだった。慌てた太子は凌不疑に相談するが、太子妃も程少商を東宮に呼び知恵を借りようとしていた。凌不疑から深入りしないよう忠告されるも、少商は皇后のことを案じある動きに出る。翌朝、太子から万将軍に虎符が授けられるが、小越侯がすかさず虎符の真偽を問う。本物の虎符の中には磁石が仕込まれていた。遠くから様子を見ていた少商は…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

杏花別院で程少商を霍君華に会わせた凌不疑は、3日後に婚約の宴を行うことを決める。そんな中、婚約の宴の件を聞きつけた城陽侯夫人が曲陵侯府を訪れる。慇懃な態度の城陽侯夫人に対し、少商は遠慮することなく直言し、夫人は怒って帰ってしまう。そして婚約の宴当日、凌不疑の屋敷を訪れた城陽侯夫人は宴が曲陵侯府で行われることを初めて知る。朝臣やその家族が大勢、曲陵侯府を訪れる中、そこには袁慎の姿もあった。すると汝陽王妃と城陽侯夫人が私兵を連れて曲陵侯府に乗り込み…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

上司のミスをかぶり残業するイーコーを手伝い、食事の約束をしたグアンシーは喜びいっぱい。一方、仕事関係のパーティーでイーコーを紹介する計画が崩れたゾーリンは不満を募らせる。翌日、ゾーリンがイーコーを誘った豪華な食事にグアンシーも、“弟”として同席。勝手にオーダーしようとするゾーリンにグアンシーは…。

シューイーが時間どおりにシー・イエンの元を訪ねると、同僚のシュー・ユーリンがすでに取材を終えた後だった。行き違いを察し、移動中の車内取材をシューイーに許したシー・イエンは、彼女の洞察力や知見に関心し舌が滑らかになる。やがて到着したのは、経済界の大物グアン・シアンチョンが待つ馬場だった。

呂不韋の舎人である甘羅の策により、秦は趙から城や土地を割譲することに成功するが、燕との連合を破り、秦王の意思に背く形となったため、甘羅は嬴政に殺されてしまう。これを発端に、嬴政は呂不韋に対して更なる不信感を抱き、その権限を弱めることを思案し、李斯を重用して自ら親政をするための準備を着々と加速させる。

長珩(ちょうこう)は、小蘭花(しょうらんか)の姿の東方青蒼(とうほうせいそう)に、ここに残ると告げられ、衝撃を受ける。だが、そこに容昊(ようこう)が現れ、長珩は小蘭花と東方青蒼が入れ替わっていると知る。それによって東方青蒼が追い詰められるが、小蘭花は思わず口づけをして入れ替わりを解いてしまう。霊力を取り戻した東方青蒼は…。

吟風は顧清の仙力を取り戻す方法があると聞き、顧清と貞武観へと向かう。紀若塵は自分のことを忘れた張殷殷を西玄山へ連れて帰る。西玄山に戻った張殷殷と紀若塵に再会した尚秋水、李玄真、姫氷仙は、張殷殷が紀若塵との記憶を失い、雲風が亡くなったことを紀若塵から聞かされる。張殷殷は、久しぶりに景宵、黄星藍と再会する。

姉たちと共に百貨店の仕事を任された鐘秀は、友人である劉清芬(リウ・チンフェン)の協力で集客のためのダンスショーを開く。一方、興華の甥である易寄徳(イー・ジードー)は、3姉妹を経営から追い出そうと企み、偽のクレーム客を送り込むが、鐘霊にうまく対処されてしまう。3姉妹は無事に初出勤を終えるが、その午後、易家に見知らぬ男が立ち入って騒ぎになる。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

高貴妃は皇太后の誕生日の演目に、溶鉄を撒いて火花を爆ぜさせる"万紫千紅"(ばんしせんこう)を準備していた。稽古場を訪れた乾隆帝と嫻妃にそれを披露する高貴妃だが、突然芸人たちから火花を浴びせられ、大やけどを負う。溶鉄には糞汁が混入されており、傷は化膿し手のつけられない状況に。自らもやけどを負うことで乾隆帝の信頼を勝ち取った嫻妃は、病床の高貴妃に復讐の鉄槌を下す。嫻妃の謀(はかりごと)だと知った高貴妃は、自分に残された時が少ないことを知り...。

寧研(ニン・イエン)はまじない師の言葉を信じ、魏知(ウェイ・ジー)の姿の鳳知微(フォン・ジーウェイ)に皇太子の生年月日が刻まれた桐の像を東宮に埋めさせる。鳳知微は東宮に潜入し、偶然、皇太子が寧喬(ニン・チャオ)を陥れたことと、寧イー(ニン・イー)を毒殺しようとしていることを盗み聞く。皇太子は寧研と寧イーを排除する計画を成功させるため、自ら毒を飲む。鳳知微は皇太子から盗み聞いたことを寧イーに伝え、寧イーは皇太子の罪を公にする決意を固める。寧昇は皇太子の疑念に気づき、舅の常海(チャン・ハイ)に助けを求める。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

4人目の遺体の正体を調べる蘇玖児(そきゅうじ)と寒ソウは祺族の市場で聞き込みをして、扎木克(ジャームーコー)という祺族の男の名前を聞き出す。そして、蘇玖児は町医者の母親・秦湘宜(しんしょうぎ)から扎木克という名前が戯曲の登場人物であることを教えられると、寒ソウとともにそれを上演した劇団を訪ねる。すると、そこに犬を連れた品のよい貴公子・文駿(ぶんしゅん)が現れて…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

魔族や妖族を近づかせないために炎越(えんえつ)が結界を張って魏凌月(ぎりょうげつ)を隔離している東苑(とうえん)の方へ、怪しげな黒い気が向かうのを目撃した魏枝(ぎし)。東苑に駆けつけると、慕南(ぼなん)が現れて魏枝の首を絞め上げ、「出てこなければ、この者の命はない」と凌月を脅す。一方、魔界では慕南の手下が見張っていた花戎(かじゅう)が何者かによって盗み出される。

喚雲の意に逆らって自分を助けた高湛の身を案じていた陸貞。彼女は王尚儀(おうしょうぎ)の言葉から高湛が実は高演(こうえん)の異母弟である長広王(ちょうこうおう)だと知り、彼の嘘と身分の差に愕然とする。結果、陸貞は玉佩(ぎょくはい)を返して高湛の前から去ることを選んだのだった。そのことで深く傷ついた高湛は、都から遠く離れた豫州(よしゅう)へと旅立っていく...。

湯船に入ったままぐったりしている寧ギョク軒を聶桑楡は慌てて引き揚げ寝台に寝かせた。やがて寝息が聞こえると、眠ったままの寧ギョク軒に厨房の火事は自分の仕業ではないと訴える。翌朝、屋敷中の者が広間に集められた。皆の前で火事の件を釈明するよう求められた聶桑楡は人々の間を歩き回るとある証拠を示し、自分を厨房に閉じ込め火をつけた犯人を見事に当てる。だがその事態を招いたのは、かつての自分の非情な行いだった。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか

肖紫衿が開いた四顧茶会に何璋(かしょう)が現れ、李相夷が単孤刀を殺したと言って証拠を示す。これを肖紫衿の差し金だと見抜いた喬婉娩は彼に婚約解消を告げ、李蓮花を訪ねて謝罪する。一方、李蓮花と方多病は中原に潜む南胤人の末裔の一人と目される玉楼春(ぎょくろうしゅん)から漫山紅に招待される。そして、所在地が隠された女宅に案内された二人は…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

李黛(リー・ダイ)からの電話を受けた秦施(チン・シー)は、陽華(ヤン・ホワ)とともに蘭暁亭(ラン・シャオティン)の足取りを分析し、ついに居場所を突き止める。その後、秦施に伴われて「誠&慧」に現れた蘭は、夫との離婚を決意。翌日、出勤した秦施に、唐伊慧(タン・イーフイ)はライバルの李黛と組んで、蘭の離婚訴訟を担当するよう命じる。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

蘭暁亭(ラン・シャオティン)夫婦の離婚訴訟を担当することになった秦施(チン・シー)たちは、夫の作った莫大な借金の陰に、親族間の争いがあったことを探り当てる。洛威玉蘭(ルオウェイユーラン)の債権者たちが裏社会の回収業者に依頼していることを知った陽華(ヤン・ホワ)は、秦施の身に危険が迫っていることに気づき、急いで事務所へ向かうが…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

匪賊討伐が成功し王隆は解放されるが、文修君が軍令を偽造していたことが発覚、皇帝は文修君に自害を命じる。文修君の娘の王リンは皇后に助けを請うため長秋宮へ乗り込むも程少商が制止し、王リンに代わって皇帝に嘆願する。結果、文修君は生涯軟禁に処され、王リンは寿春へと嫁いでいくのだった。そんな中、皇后の寿誕の宴の準備を任された少商は、帝后や凌不疑に新たな手法の甘味を披露する。皇帝は凌不疑に褒美を与えるが、なぜ自分ではないのかと納得いかない少商は皇后に疑問をぶつけ…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

長秋宮の差配も任されることになった程少商に嫉妬した五公主は、寿誕の宴に招いた名門世家の令嬢たちを率いて少商を池に落とし、蛇まで投げ込ませる。少商は何とか岸に上がるが、足は蛇にかまれていた。その夜、部屋に訪れた凌不疑の前で、少商は思わず涙を流す。何が起きたのか問う凌不疑に対し、少商はあるお願いをする。そして寿誕の宴の当日。朝臣らが招かれ皇族がそれぞれ祝いを献上する中、少商が酔い覚ましに席を立つのを見計らって五公主が目配せし…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

ゾーリンは映画館を借り切り、サプライズのプロポーズを決行。しかしイーコーはバラの花束もダイヤの指輪も拒み、ゾーリンの求婚を断った。出会ってからの日々を思い返し、割り切れない思いをイーコーにぶつけるゾーリンを制したのは、グアンシーだった。ゾーリンとのトラブルでスマホが壊れたイーコーに…。

取材を出し抜かれただけでなく企画書まで盗まれていたことを知り、同じ質問を重ねてしまったと恥じるシューイー。しかし、トップ記事の奪取と電子版実現のため、車に落としてきたピアスを口実に追加取材をしようと奮闘。シューイーは押しの一手でシー・イエンの自宅を訪ねるも、姪が在宅と聞き慌ててしまう。

嬴政は李斯を御史に起用しようとするが、呂不韋は権力を王に譲ろうとしない上、嬴政の母である趙姫を味方につける。そんな中、嬴政は気晴らしのため驪山へ競馬に出かけ、後に妻となる羋華に出逢う。一方、人質として秦に留まる趙佾は、趙の王となった弟の趙偃を王位から追い出し、自ら王位につくことを企てる。

結黎(けつれい)は、小蘭花(しょうらんか)と一緒に暮らすことになるが、小蘭花の話を聞いて、東方青蒼(とうほうせいそう)は小蘭花に気があると思い込む。蒼鹽海(そうえんかい)から逃げ出すために東方青蒼を手玉に取るという結黎の策に乗った小蘭花だったが、東方青蒼はお見通しだった。そして、小蘭花は東方青蒼が術を得るために情を断ち愛を滅したと知り…。

紀若塵は修行で籠もると告げて立ち去るが、秘密の任務と気付いた尚秋水たちや張殷殷は紀若塵の後をつけていく。貞武観を訪れた吟風は、孫果の主と面会する。主は、紀若塵が霊穴を破壊しようとしていることを伝え、紀若塵を殺せば、顧清が仙界に戻れる仙雲魄を授けると吟風に約束する。孫果は、西玄派討伐の協力を妖皇に依頼する。

日本製品を発注したことが発覚し、興華の逆鱗に触れた鐘玉。寄徳と副社長の王本初(ワン・ベンチュー)が仕組んだ罠だと気づき、大騒ぎして2人を責めるが、興華の怒りは解けない。経営から外され落ち込む鐘玉は屋敷内を散歩中、自分を誘拐した沈彬(シェン・ビン)と遭遇し、お互いの腹を探り合う。そんな中、星華百貨店で化粧品の調香を担当していた社員が遺体で見つかる。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

明玉(めいぎょく)は傅恒(ふこう)の頼みに応じ、瓔珞が皇后の見舞いに来られるよう手配する。一方、後宮では意識の戻らない皇后に代わり、嫻妃が一切を取り仕切っていた。彼女は"万紫千紅"で負ったやけどが完治せず、咳や胸の痛みが続く中で、高貴妃の葬儀の準備に奔走する。献身的な嫻妃の姿に心を打たれた皇太后は、もっと嫻妃を大切にするよう乾隆帝を諭すのだった。瓔珞は定期的に皇后を見舞っていたが、ある晩、ついに乾隆帝に見つかってしまい...。

寧研(ニン・イエン)は口封じのため魏知(ウェイ・ジー)を殺すよう命じるが、顧南衣(グー・ナンイー)に阻止される。常海(チャン・ハイ)と寧昇が密接に連絡を取っていることを知った皇太子は、常海が自分を一心に支えていないと感じて激怒する。そして皇太子は多くの僧侶を東宮に集め、天盛帝の手を借りて寧研を排除しようとする。しかし、寧イー(ニン・イー)は先に鳳知微(フォン・ジーウェイ)に命じ、桐の像をすり替え、すり替えた像の中に天盛帝の生年月日が刻まれた桐の像を仕込んでいた。皇太子はこの事に疑念を持ち、裏に誰かの陰謀があるのだと確信する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

芝居作家だという文駿(ぶんしゅん)の誘いに乗って待ち合わせの得月楼に出向いた蘇玖児(そきゅうじ)。そんな彼女を心配して遠くから見守る寒ソウは文駿とその連れである劉福(りゅうふく)が事件の犯人ではないかと疑っていた。だが、彼は劉福から思いがけない事実を知らされる。一方その頃、新作の芝居を観てもらいたいという文駿に芝居座に連れて行かれた蘇玖児は…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

学問所で行われる考査と宴への招き状を持って魏枝(ぎし)は家に帰るが、母親は明朗(めいろう)が学友だと知って怒り出す。そこへ訪ねてきたのは学問所の学長。魏枝の祖父と親交があった学長に、魏枝の母親は一家が素性を隠して各地を転々とすることになった経緯を語り、学問所をやめさせて娘を嫁がせると話す。しかし嫁ぎ先の春(しゅん)家では…。

明徳(めいとく)侯の命を狙った2人の刺客。そのうちの1人、丁二苑の張湘南(ちょう・しょうなん)は、半年前にケイ州女学館へ入学していた。元来、中途入学は許されていないはずだと呉吟(ご・ぎん)は館長の馮嫣(ふう・えん)を問い詰める。賄賂を受け取ったことは白状するも、身元に疑わしい点はなかったと弁明する馮嫣。ところが湘南には驚くべき過去があった。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

女学館の教師たちによると、ケイ州を守るために派遣されてくる将軍は、戦功も多く、若くて凛々しい美男子らしい。そんな噂が広まっていたある日、ケイ州女学館に甲冑を身にまとった2人の兵が。学内をぶらぶらと歩いていた茉喜(まつき)は、目の前の男の顔を見て驚愕する。そこにいたのは、戦死したはずの万嘉桂(ばん・かけい)だったのだ。にわかには信じられず…。
ジャン・ナン、ワン・ユーウェン、スン・イージョウ、ジャオ・インボー、リウ・メイトン、リウ・シュエホア、ホン・チエンタオ、ヤン・チャオユエ ほか

500両を手にするため、あの手この手で寧ギョク軒を魁星楼に誘い出す聶桑楡。真意をはかりかねた寧ギョク軒は脅迫に屈したと見せかけ、宴席に現れる。すると突然、黒装束の一団が現れ、襲いかかる。刺客の襲撃を読み切っていた寧ギョク軒は、武装部隊で対抗。賊の頭、阿狼は聶桑楡を盾にして、投降を迫る。しかし寧ギョク軒は動じることなく矢をうつ。阿狼はとっさに身を挺して聶桑楡をかばう。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか

李蓮花(りれんか)と方多病(ほうたへい)は女宅で玉楼春(ぎょくろうしゅん)と対面。金満堂(きんまんどう)を殺めた下手人について尋ねてきた彼も氷片を持っているのではないかと考え探りを入れる。その後、客はみな100年の古酒・漫山紅を振る舞われ美女のもてなしを受ける。実は方多病の相手をした清児(せいじ)は彼の許婚・昭レイ公主だった。すると翌朝、玉楼春の切断された手が発見されて…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

秦施(チン・シー)は事務所の意向に反して、蘭暁亭(ラン・シャオティン)の案件を個人的に引き受けたいと思ったが、決心がつかず陽華(ヤン・ホワ)に電話をかける。相談を受けた陽華は秦施の心を読んで、彼女の背中を押す。意を決して蘭暁亭を訪ねた秦施だが、そこにはすでにライバルの李黛の姿があった。話し合いのあと、ともに食事をすることにした2人だったが…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

「私のことが好きになったのか」と尋ねる秦施(チン・シー)に、陽華(ヤン・ホワ)はプロポーズした理由を並べ、2人はついに結婚に動きだす。一方、玉蘭(ユーラン)グループの役員会に臨んだ蘭暁亭(ラン・シャオティン)は、秦施たちの助言を受けてある提案をするが、役員たちから猛反対を受けていた。そんな時、事務所で「既婚者だと偽っている所員がいるらしい」という噂が広まり…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

宣伝モデルとして起用したアイドルの秘密の恋を助けるためおとりとなったイーコーを、マスコミから守るため、グアンシーは夜の街に車を走らせる。一方ゾーリンは、イーコーをスキャンダルから守らなかった勤務先SC社を訴えると、勝手に警告書を送りつける。そんな中、グアンシーの元教え子シアオミエンが…。

シー・イエンは、一向に自立しようとしない留学帰りの姪チン・シーユエを財経界の編集部へ研修に行かせる。働く気ゼロのシーユエは、指導役のシューイーにブランド品を渡して手心を加えてもらおうとするが、固辞されるどころか無視されたと思い込みシー・イエンに泣きつく。

華陽太后は羋姓一族の再起を図るため羋啓の娘である羋華を嬴政の元に送るが、趙姫は斉の王女の離秋を嬴政に嫁がせようとしていた。この縁談を成立させるため趙姫は数年ぶりに咸陽へ戻るが、嬴政は楚に帰ろうとする羋華を追いかけ、母の出迎えを怠ってしまう。一方、呂不韋は編纂に6年をかけた史論書『呂氏春秋』を完成させる。

娘の世話を任せた家政婦が問題を起こしたことを機に、羅念は出張の仕事は断ることを決意する。そんな折、蒋焦焦のスランプ対策として、オーダーメイドのドリンクを飲ませる案が浮上。梁友安の紹介で、スポーツ栄養士である羅念がドリンク作りにあたることに。試合に臨んだ蒋焦焦は、特製ドリンクの心理的効果もあって見事、勝利を収めた。羅念は張岩の提案により、選手の食に関するサポート担当のスタッフとしてクラブに加わった。

梁桃が易速クラブで恋人役の蘇克と動画を撮っていると、2人の仲むつまじい様子にイラついた蒋焦焦が、蘇克にテニスで勝負を挑む。宋三川は「プロ対素人では勝負にならない」と、羅念のドリンクの瓶を使ったゲームを提案。その様子を梁桃がライブ配信したことでドリンクに注目が集まり、大手メーカーとの商品化契約がまとまる。多額の資金が手に入ることを喜ぶ梁友安は、さりげなく支えてくれる宋三川の優しさに胸を打たれていた。

イーボーは、自らの過ちをSNSで公表しかえって炎上を招くシアオミエンの元へ駆けつけ、姉イーコーへ謝罪させ仲を取り持つ。一方、互いを意識するチェン・イエとイーランの思いは、すれ違ったまま。そんな中、イーコーは結婚出産し退職した後輩モンティエンの幸せアピールを受け止めていると彼女の浮気夫に遭遇し…。

京兆尹(けいちょういん)府で火事が。陸安然(りく・あんぜん)と昀(いん)が駆けつけると、燃え盛る建物の中に徐清策(じょ・せいさく)の姿があった。科挙で不正が行われたと暴き、自ら命を絶つ清策。強い悔恨の念に襲われた安然は、意識を失い倒れてしまうのだった。一方、騒ぎを知った穆川(ぼく・せん)は、安然のもとを訪れる。そこで耳にした彼女の言葉から、安然と兄が不正に関わっていたことを知った穆川は、思わず声を荒らげ…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

科挙にまつわるすべての事件の黒幕は翊(よく)王である――穆澤(ぼく・たく)の策は功を奏し、高官たちの多くが彼を支持する結果に。予想以上の成果を挙げたと、得意げに話す穆澤。その様を目にした陸安然(りく・あんぜん)は、こんな人間と10年も枕を共にしていたのかと嘆くのだった。そんななか、徐清策(じょ・せいさく)が真の状元であったことを証明し、名誉を回復しようと腐心する穆川(ぼく・せん)のもとに思いがけぬ知らせが…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

穆川(ぼく・せん)の念願であった“太平倉”が完成した。まるで自分の夢が叶ったかのように喜ぶ陸安然(りく・あんぜん)は、権謀術数が渦巻く瀚京(かんけい)を離れる決心をしたと話す。穆川もまた、治水工事が終わったら都を離れられると告げるのだった。一方、慶(けい)王府では事件が。夫から寵愛を受けるどころか、一顧だにもされず焦った欣然(きんぜん)が、穆澤(ぼく・たく)に媚薬を飲ませようとしたのだ。欣然は府内に軟禁され…。
シン・フェイ、ジャイ・ズールー、ジン・チャオ、ワン・スーイー、ジャン・ジエ、ガオ・シューヤン、ニウ・ズーファン、ハン・イエ ほか

グアンシーの母ランは、イーコーの父の再婚相手で、イーコーにとっては一つ屋根の下に暮らす家族。ランの気持ちを考え、グアンシーと距離を置こうとしたイーコーだが、一方的に好意を寄せるジアンとクラブで遊ぶグアンシーの写真を目にして、胸がざわつく。休日、グアンシーにもらった赤い傘を捨てようとしたところ…。

小蘭花(しょうらんか)と結黎(けつれい)が宮殿から抜け出すと、そこには蝶衣(ちょうい)が待ち構えていた。小蘭花に危機が迫る中、長珩(ちょうこう)が姿を現す。気を失った小蘭花が次に目覚めたのは司命(しめい)殿だった。そこで、小蘭花は長珩のために謎の命簿(めいぼ)を修繕することになるが、その長珩は実は、容昊(ようこう)が化けていて…。

神仙・甲庚(ジアゴン)は、霊獣の息子・甲璇(ジアシュエン)のケガを霊穴で治療するため紫金宮の霊穴の近くで100年も暮らしていた。紀若塵から霊穴を破壊しに来たと聞いた甲庚は、思いとどまるよう請う。すると霊穴から突然霊力があふれ出し、甲璇が暴走を始める。紀若塵はやむなく霊穴を破壊する。甲璇の魂は雷龍に姿を変え、紀若塵の神器となる。

襲撃事件を重く見た維安は、政府の徴税に抵抗する興華の身を案じ、政治に干渉しないよう再三説得する。一方、鐘玉を陥れるため日本の商人と結託した寄徳が襲われたため、身の危険を感じた妹の易寄漁(イー・ジーユー)と母の范燕秋(ファン・イエンチウ)が易邸に移り住むことに。屋敷内が慌ただしくなる中、瑩如の元に差出人不明の手紙が届き、瑩如は人目を忍んで外出しようとする。
チン・ラン、ウー・ジンイエン、ジャン・ナン、ハン・ギョン、ニエ・ユエン ほか

傅恒が爾晴(じせい)との縁談を拒んだのは、瓔珞のことが好きだからという噂が宮中に広まっていた。爾晴は瓔珞への憎しみを募らせ、長春宮で瓔珞が傅恒と会っている現場をわざと乾隆帝に目撃させる。そろそろ瓔珞の苦役を赦免(しゃめん)しようと考えていた乾隆帝は、2人のあいびきを見て激怒する。一方、辛者庫では瓔珞が寝泊まりする物置から呪術に使う怪しげな人形が見つかり、彼女は高貴妃を呪い殺したという罪に問われてしまう。それを知った傅恒は...。

鳳知微(フォン・ジーウェイ)は青溟書院に入り、燕懐石(イエン・ホワイシー)と友人になる。皇太子は桐の像に父の生年月日が刻まれていたことに不安を感じ、辛子硯(シン・ズーイエン)に調査を命じる。寧研(ニン・イエン)は寧イー(ニン・イー)に助けを求めるが、寧イーはこれを拒否し、逆に寧研に寧喬(ニン・チャオ)の事件の真実を話させる。寧イーは今回の事件も皇太子の策略であると示唆し、寧研に天盛帝に真実を告げるよう勧めるが、寧研はまじない師に再度会うことを望む。寧昇は皇太子が自分に疑念を抱いていると感じ、天盛帝にこの事件には裏があると暗示する。
チェン・クン、ニー・ニー、チャオ・リーシン、ニー・ダーホン、ユエン・ホン、バイ・ジンティン ほか

実は第二皇子・駿(しゅん)王だった文駿(ぶんしゅん)から扎木克(ジャームーコー)に妻を奪われたのが宮廷の料理長、張森(ちょうしん)だと聞き出した蘇玖児(そきゅうじ)は、菓子作りを学びたいという口実で彼に会う。一方、張森の自宅を割り出した寒ソウはその間に彼の部屋を捜索。蘇玖児が危ないと気づくと急いで宮中へ向かい、彼女を助けるためにやむなく禁じられている獣型に変身して…。
リー・イートン、ビー・ウェンジュン、ホー・ルイシエン、チェン・ホーイー ほか

健康を取り戻した陸貞(りくてい)は、父親の仇を討つため後宮に留まることを決意。彼女は悲しみを胸にしまって仕事に邁進し、透かし彫りの磁器を作る技を磨くために修練を重ねる。そんなある日、高湛(こうたん)が都に帰ってくると知ってこっそり出迎えに出た陸貞。彼女が見たのは、高湛の従妹・沈嘉敏(しんかびん)が彼に寄り添う姿だった...。

李泰が騒動を起こしたため、雉奴が皇太子の座に就くことになる。李世民は雉奴にふさわしい結婚相手を選んで婚儀を成立させ、新たな皇太子と皇太子妃を誕生させる。雉奴は冊封の儀式が終わると、それぞれの配流地へ移動中だった李承乾と李泰の一行を追いかけ、兄たちとの別れを惜しむ。一方、掖庭の獄に入れられていた武媚娘は、雉奴の冊封に伴って下された恩赦により釈放される。だが李牧は重罪人であるため恩赦の対象ではなかった。

武媚娘と李牧は李世民の取り計らいで皇宮の外に脱出する。李世民は、若い武媚娘の幸せを願って彼女を李牧に託したのだった。李牧に望む人生を選択するよう言われた武媚娘は、迷わず北伐に出陣した李世民を追いかける。一方、後宮では権力を掌握した徐慧が辣腕を振るっていた。徐慧は厳しい罰を与えて宮女を統制すると共に、弱みを握ることで目障りな側室たちを排除する。同じ頃、北伐中の李世民は唐軍を率いて安岩城で激戦を続けていた。

聶桑楡が出ていくつもりだと知り、寧ギョク軒は今いる妻が本当に聶桑楡なのかと疑問を深める。一方、出ていくと誓った聶桑楡は半夏の傷痕を治すために調合した痕消し膏でひと儲けすることを思いつき千怜雪に協力を求める。初めは渋る怜雪だが聶桑楡が本気で出ていくつもりだと知ると商売仲間となって寧府の使用人たちに痕消し膏を売る役目を担う。
ディン・ユーシー、ポン・シャオラン ほか

侍衛長の遺体に続き客として来ていた東方皓(とうこうほう)の遺体も発見され、事件は連続殺人に発展。そして、どの遺体にも井の字斬りの傷が残っていたことから幽鬼の侠客・鬼王刀(きおうとう)が容疑者として浮かび上がる。その結果、意外な人物の正体が鬼王刀だと分かるが、彼は誰かにはめられたと主張。そんな中、笛飛声(てきひせい)が刀傷の違いに目を留めて…。
チョン・イー、ツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオ、チェン・ドゥーリン、ワン・ホールン、ホアン・ヨウミン ほか

秦施(チン・シー)の実家を訪れた陽華(ヤン・ホワ)は、酔った勢いで自分が無職で、親と同居していることなどを自白してしまう。それを聞いた秦施の両親は、陶俊輝(タオ・ジュンフイ)と別れ、頼りない陽華を選んだ我が娘を責める。一方、債権者の代理人になった陶俊輝は、事前に約束した返済猶予の条件に加え、新たな難題を秦施に突きつける。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

ついに結婚の届けを出した秦施(チン・シー)と陽華(ヤン・ホワ)。正式に手に入れた証明書を前に大満足の秦施とは対照的に、陶俊輝(タオ・ジュンフイ)と秦施がかつて婚約していたことを知った呉菲(ウー・フェイ)は、別れの原因が秦施の裏切りだったと誤解し、秦施への恨みを募らせる。秦施たちは陽華の母の逆襲を阻むため、家族での顔合わせを決断。両家が一堂に会するが…。
ヤン・ミー、シュー・カイ、タン・ジンメイ、リー・ザーフォン、リー・シャオフォン ほか

皇后の寿誕の宴が開かれる中、五皇子との密会の疑いをかけられてしまった程少商。その翌朝、少商は五公主と取り巻きの息女たちに対して報復に出る。皇帝と皇后に訴え出る五公主だったが、凌不疑の調べで密会は五公主が主導したことが発覚、数日前に少商が池に落とされたことも明るみに出る。少商の涙の理由を知った凌不疑は、少商に問うが2人はまたも言い争ってしまう。そんな中、凌不疑は五皇子を連れて少商を池に突き落とした息女の父が勤める御史台へと乗り込み…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか

五公主が幕僚らを囲っていたことが都中で噂になる中、皇宮では八家の重臣たちが殴打された件を聞きつけた文帝が凌不疑を杖刑に処すると宣言する。慌てて駆けつけた程少商だったが、凌不疑は厳罰を受け入れると言い放ち、処刑場へと向かう。三皇子の取り仕切りで刑が執行される中、少商はなりふり構わず凌不疑のもとへ向かおうとするが護衛の兵に止められるのだった。その姿を皇后や越妃と眺めていた文帝は、少商のある言葉を今か今かと待ちわび…。
ウー・レイ、チャオ・ルースー、リー・ユンルイ、ユー・チョンエン、シュー・チャオ、ワン・ジュオチョン ほか