中国ドラマ放送予定

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中国ドラマ「始皇帝 天下統一」放送予定

始皇帝 天下統一

放送予定

  • 第1話 邯鄲(かんたん)の少年

    2025年2月19日 04:00~05:00

    紀元前259年、長平の戦いの後、秦は趙の都、邯鄲を攻略する。人質として邯鄲にいた秦国太子安国君の子、嬴異人(始皇帝の父)は、呂不韋に促され邯鄲を脱出するが、妻の趙姫および子の政(後の始皇帝)は、追手の目をくらまそうという呂不韋の考えで邯鄲にとり残される。嫡子の地位を狙い、帰郷を快く思わない嬴傒(異人の異母兄弟)も異人を追う。追われながらもようやく秦の都、咸陽にたどり着いた一行は、目立たぬよう監獄に身を潜めた。

  • 第2話 脱出

    2025年2月20日 04:00~05:00

    呂不韋は安国君の奥方である華陽夫人に面会し嬴異人を養子にするよう薦める。一方嬴傒が嬴異人を連れ去ろうと監獄に押し入るが、すんでのところで華陽夫人の弟の陽泉君に救われる。嬴異人の妻の趙姫と息子の政は申越に連れられ邯鄲脱出を試みるが、魏の援軍が駆けつけたためやむなく趙の城内に留まる。華陽夫人は養子縁組の条件として韓王の娘との結婚を突きつけ、呂不韋に説得された異人はやむなく韓霓と結婚する。

  • 第3話 子楚の加冠

    2025年2月21日 04:00~05:00

    子楚(嬴異人)は正式な嫡子となった。その加冠の儀で嬴傒に襲われた呂不韋は、自分をかばい刺された子楚に深い感謝の念を抱く。それからまもなく西周君が合縦軍とともに秦への攻撃を始め、秦が優勢となると合縦軍の平原君は、趙姫と政の命を交換条件に監軍役の子楚に譲歩を迫る。子楚は苦悩するが、毅然として譲歩を突っぱね、西周の領土を手に入れた。趙姫と政は趙へと戻されたが、子楚は2人を必ず連れ戻すと決心するのだった。

  • 第4話 天下を胸に

    2025年2月22日 04:00~05:00

    秦は西周の領土と王権の象徴である九鼎を手に入れるが、混乱の最中に豫洲の鼎は泗水に沈み、子楚も病に倒れる。一方、秦の昭王の夢に嬴政が現れ、それが子楚の息子であることを知った昭王は、嬴政を趙から呼び戻すよう言い残して崩御する。その頃、趙に残された嬴政は少年に成長し、申越から教えを受けていた。そんな中、嬴政は同じく人質となっていた燕の丹王子に狼の子を見せに行くが、趙の王子、趙偃に狼を殺されてしまう。

  • 第5話 再会

    2025年2月26日 04:00~05:00

    王権交替の隙を狙って領土奪回を画策する趙の攻撃をかわすため、秦は燕との協力を目論む。この案を出した呂不韋は太子(子楚)の教育係である太子傅となった。燕からの攻撃を受けた趙は秦攻めを断念するとともに趙姫、嬴政を秦に送り届け、盟約を結ぼうとする。喜ぶ子楚だったが、同時に韓霓を正妻に選ぶよう華陽夫人に迫られ苦悩する。咸陽に着いた趙姫と嬴政は、華陽夫人の意を受けた陽泉君により、入城を拒否されてしまう。

  • 第6話 王の剣

    2025年2月27日 04:00~05:00

    趙姫と嬴政は辺境から戻った嬴傒の口添えで入城を許され、昭王の後を継ぐ嬴柱(後の孝文王)は嬴政に秦王の象徴である刀を授ける。王妃もしぶしぶ子楚に母子との生活を許すが、嬴政は陽泉君と庭先で争いになり、刀を振り回した嬴政を子楚が危うく止める。昭王の葬儀に参列すべく六国の使節が到着するが、時を同じくして趙が燕に大勝したとの情報が入る。趙との交渉を有利に進めるため、秦はこの情報を趙の平原君の耳に入れないよう画策する。

  • 第7話 子楚の即位

    2025年2月28日 04:00~05:00

    策にはまり、秦と盟約を結んだ趙の平原君は孝成王になじられ、その場で息絶えた。秦では孝文王(嬴柱)が即位するもわずか3日で崩御し、子楚が慌ただしく新王(荘襄王)となった。呂不韋は密かに歓喜し、子楚の妻趙姫も正妃としての立場を満喫する。丞相には陽泉君が内定していたが、子楚は呂不韋を強引に任命したため、華陽太后や臣下の間には不満が渦巻く。そんな中、謁見に向かう呂不韋の車を狙う集団がいた。

  • 第8話 丞相 呂不韋

    2025年3月1日 04:00~05:00

    子楚は嬴傒の宗室への影響力を利用すべく、嬴傒を要職に任命する。呂不韋は華陽太后に面会し、自らの暗殺を企んだ陽泉君の罪を追及しない代わりに丞相になることを認めさせる。さらに東周討伐の勝算が高いことを見てとった呂不韋は、大臣たちに自分を認めさせるために主将として兵を率いて戦地に赴く。東周君は各国に援軍を頼むが、援軍に来たかに見えた韓と魏は東周の領土略奪を始めてしまう。

  • 第9話 東周滅亡

    2025年3月5日 04:00~05:00

    東周はあっけなく陥落し、秦はますます領土を広げる。聡明な若者に成長した嬴政は華陽太后と政治談義をするほどになっていたが、そんな中、毒殺未遂に遭い、その下手人を巡り朝廷に波紋が広がる。子楚(荘襄王)の体調が思わしくない中、呂不韋は天下の俊才を秦に集めようと斉の稷下学堂に使いを出し、広く人材を求める。稷下学堂を率いる荀子の元で学ぶ李斯は自身の学問を秦で活かそうと求めに応じる決心をする。

  • 第10話 裁かれぬ宴

    2025年3月6日 04:00~05:00

    呂不韋は子楚(荘襄王)に嬴政を早く太子に立てるよう進言し、子楚は宗室の宴席で嬴政の立太子を宣言しようとするが、華陽太后の仕組んだ演目で母の趙姫を侮辱されたことで怒り心頭に発した嬴政は役者を殺してしまう。子楚は嬴政と趙姫を監禁すると、自身も心労で倒れ、華陽太后はそんな子楚に成嬌を太子にするよう迫る。そんな中、陽泉君は嬴政の出自について嬴傒に耳打ちし、嬴傒は疑惑を抱いて監禁中の趙姫を訪ねる。

  • 第11話 華陽の変

    2025年3月7日 04:00~05:00

    監禁されていた嬴政は、自身の出自にまつわる噂を聞き、激しく動揺する。噂は貴族や宗室の者の間にも広まっており、太子擁立を巡って様々な思惑が渦巻く。蒙毅、蒙恬の助力でからくも脱出した嬴政は呂不韋の元を訪れ、噂の真偽を問いただした。秦王の血を継ぐ者として強く生きるよう諭された嬴政は、改めて天下統一を心に誓う。嬴政と和解した呂不韋は華陽太后に匿われた子楚(荘襄王)を救出すべく、宮殿に向かった。

  • 第12話 太子 政

    2025年3月8日 04:00~05:00

    呂不韋は閲兵式のために集結した1万の大軍を後ろ盾に、大臣と宗室とともに王宮の門を突破し、陽泉君の軍勢とにらみ合う。王宮内では嬴傒が趙姫を救出、嬴政が子楚(荘襄王)を救出し、子楚が一触即発だった呂不韋と陽泉君の前に現れたことで衝突を回避する。これにより華陽太后の企ては失敗し、子楚は嬴政を正式に太子に立て、その後の閲兵式で嬴政に支えられながら息を引き取る。

  • 第13話 若き秦王

    2025年3月12日 04:00~05:00

    ついに嬴政は秦王となった。呂不韋は相邦となり、嬴政の仲父の立場で今まで以上に強大な権力を持つ。年若い嬴政が王となったことを好機とみた趙は、楚に秦攻めを持ちかけるが、拒否され手をこまねく。そんな中、人質として馬鹿にしていた嬴政が王となったことに激怒した趙偃は、自身も太子の座を狙いはじめる。一方、呂不韋は天下統一を見据えて広く人材を求め、館には才を誇る者が多数詰めかける。その中に稷下学堂の俊才、李斯の姿もあった。

  • 第14話 奇才 李斯

    2025年3月13日 04:00~05:00

    趙姫は先王亡き後、咸陽での後ろ盾を求めて呂不韋に急接近する。相府の舎人として入った嫪毐は酒屋でただ食いをしようとして袋叩きにされるところを李斯に救われる。通りかかった王綰は嫪毐を助けた男が稷下学堂の李斯と知って呂不韋に紹介しようとするが、李斯は呂不韋の方から呼ばせて見せると言って断る。李斯は相府の前に秦の天下統一の必要性を落書きし、それを読んだ呂不韋は李斯を相府に舎人として招き入れる。

  • 第15話 独裁

    2025年3月14日 04:00~05:00

    秦は東方進出を再開した。法による統治を進める呂不韋は、自らが廃止した斬首の功を敢行した麃公を引退に追い込む。法治には理解を示すも独裁を進める呂不韋に嬴政は複雑な思いを抱く。一方、秦の圧政に悩む韓では王子である韓非が政治改革による富国強兵を進言する。また趙では太子の座を狙う趙偃が毛遂の取り込みを図っていた。そんな中、呂不韋が進める政綱に目を通し始めた嬴政は、そこに李斯の名を発見し、大いに興味を抱く。

  • 第16話 鄭国の使命

    2025年3月15日 04:00~05:00

    韓王は秦の東方進出の勢いを弱めるため、鄭国を送り込んで大規模な灌漑水路の建設をさせようと目論む。呂不韋の丞相就任祝いの特使として派遣された鄭国は、韓非の友人であった李斯を頼り、李斯が王綰をたきつけて呂不韋に鄭国を受け入れさせる。一方、趙の特使として派遣された毛遂は呂不韋に太子の趙佾を人質として呼ぶよう誘い水をかけ、呂不韋は姚賈に趙から趙佾を連れてくるよう命じる。

  • 第17話 禍根

    2025年3月19日 04:00~05:00

    呂不韋の下で働く嫪毐は、突然重罪により宮刑に処すと宣告される。無罪を主張するも取りあってもらえず拘束されたが、気がつくと趙姫がいる宮中に運ばれていた。一方、秦を離れようとしていた李斯は、呂不韋に引き留められる。話し合いの中で2人は政治的立場の違いを悟るが、呂不韋は改めて李斯の才能を確信し、嬴政の近くにいられるよう手配する。

  • 第18話 心志

    2025年3月20日 04:00~05:00

    趙王は太子の趙佾の代わりに趙偃を人質で送ろうとするが、趙偃は愛妾の計らいで秦の使節の姚賈を通して圧力をかけ、さらに毛遂が趙王を説得して趙佾を人質に送るよう仕向ける。一方、李斯は樊於期の元で守衛として勤めていたが、庭石に秦を批判する文字を彫り捕えられ、尋問で自らの理念を語る。

  • 第19話 趙偃の画策

    2025年3月21日 04:00~05:00

    咸陽に人質として来た趙の太子の趙佾に、嬴政は邯鄲時代の復讐を果たそうと考えるが、呂不韋や李斯に諫められ、はやる心を押し殺す。しかし趙攻略計画を聞かされていなかった趙姫が、趙佾を苦役につかせると発言したことで、秦における太子の処遇を聞いた趙王は激怒。諸臣が止めるのも聞かず趙王は秦攻めを敢行するも、落馬して病床につく。

  • 第20話 心友 来る

    2025年3月22日 04:00~05:00

    趙王は臨終間際に太子の趙佾を連れ戻すべく毛遂を秦に派遣するが、趙偃と郭開の策略で毛遂は殺害されてしまう。趙偃が王位に着き、丞相に任命された郭開は宿敵である廉頗を排除する。一方、嬴政がかつて人質として趙の邯鄲に滞在していた頃、苦楽をともにした燕の太子である丹が、秦に使節として来訪する。

  • 第21話 亀裂

    2025年3月26日 04:00~05:00

    燕の太子である丹は、趙の朝廷内での不穏を好機に燕と秦の連合攻撃によって邯鄲を落とす案を秦に持ち込む。秦王の嬴政もこれに賛同するが、相邦の呂不韋は秦の国策である水利工事と趙への出兵の両方は賄えないことから、兵を出さずに趙から城や土地を得られるという甘羅の策を採用する。

  • 第22話 深まる対立

    2025年3月27日 04:00~05:00

    呂不韋の舎人である甘羅の策により、秦は趙から城や土地を割譲することに成功するが、燕との連合を破り、秦王の意思に背く形となったため、甘羅は嬴政に殺されてしまう。これを発端に、嬴政は呂不韋に対して更なる不信感を抱き、その権限を弱めることを思案し、李斯を重用して自ら親政をするための準備を着々と加速させる。

  • 第23話 出会い

    2025年3月28日 04:00~05:00

    嬴政は李斯を御史に起用しようとするが、呂不韋は権力を王に譲ろうとしない上、嬴政の母である趙姫を味方につける。そんな中、嬴政は気晴らしのため驪山へ競馬に出かけ、後に妻となる羋華に出逢う。一方、人質として秦に留まる趙佾は、趙の王となった弟の趙偃を王位から追い出し、自ら王位につくことを企てる。

  • 第24話 呂氏春秋

    2025年3月29日 04:00~05:00

    華陽太后は羋姓一族の再起を図るため羋啓の娘である羋華を嬴政の元に送るが、趙姫は斉の王女の離秋を嬴政に嫁がせようとしていた。この縁談を成立させるため趙姫は数年ぶりに咸陽へ戻るが、嬴政は楚に帰ろうとする羋華を追いかけ、母の出迎えを怠ってしまう。一方、呂不韋は編纂に6年をかけた史論書『呂氏春秋』を完成させる。

  • 第25話 楚から来た花嫁

    2025年4月2日 04:00~05:00

    華陽太后が推薦する楚の娘羋華を妻として迎えたい嬴政だが、母趙姫が呼び寄せた斉の王女離秋を断れずに苦悩する。この縁談をめぐる権力闘争が表面化する中、李斯は斉にも楚にも義理が立つ策を考案し、両者を同時に娶ることを嬴政に進言する。そんな中、斉の離秋を迎える宴の席で、嬴政は羋華の後を追い外に出て行ってしまう。

  • 第26話 敗局

    2025年4月3日 04:00~05:00

    楚の羋華と斉の離秋を同時に妻として迎えた嬴政は、後宮の混乱を避けるため、王妃を立てないと宣告する。一方、人質として秦に滞在する趙佾は、王座を奪った弟の趙偃に復讐するため、趙に帰りたいと呂不韋に懇願する。呂不韋は趙の内乱は秦に有利になると考え、護衛付きで佾を邯鄲へと送還する。

  • 第27話 合従軍の形成

    2025年4月4日 04:00~05:00

    趙佾は秦の護衛を伴って趙に帰還するが、邯鄲に到着する前に趙王に就いた弟、趙偃の夫人による罠にはめられ、自ら王位奪還の念を諦めざるを得ない状況に陥ってしまう。これにより呂不韋が画策した趙への謀略は打ち砕かれ、趙は嬴政の加冠を前に他国と合従して秦攻めを企てる。

  • 第28話 守られた都

    2025年4月5日 04:00~05:00

    趙、楚、燕、魏、韓の5国の連合により60万の兵が秦への攻撃を繰り広げる。合従軍は咸陽まであと一歩と迫ったが、秦軍の奇襲が成功し、その進撃は後に"蕞の戦い"と呼ばれる蕞城で止まる。そこから一転して秦は合従軍の精鋭を一気に殲滅し、勝利を収める。

  • 第29話 巻き狩り

    2025年4月9日 04:00~05:00

    嬴政は婚儀を済ませると、加冠の儀を前に自ら親政への準備を進めるため、嬴一族の宗室だけを宴に招待する。宗室側も自分たちの戦功が爵位へと変わる日を待ち望み、嬴政の親政を支持することに合意したが、これまで国政を握ってきた呂不韋と太后の趙姫は、失権を恐れて嬴政の親政を拒もうとする。

  • 第30話 勝ちは禍 (わざわい)

    2025年4月10日 04:00~05:00

    嬴政が競馬で異母弟の成蟜に負けたことが、朝廷の権力闘争に利用されてしまう。韓霓は息子の成蟜を危険から救うため、母国の韓に助けを求め、韓は成蟜の率いる部隊に韓の城を密かに割譲する策を試みる。

  • 第31話 渦巻く懸念

    2025年4月11日 04:00~05:00

    秦王嬴政は戦わずして韓から5つの城を勝ち取った成蟜の功績を称えて長安君の爵封を与えるが、成蟜を秦王に仕立てようとする韓と成蟜の母である韓霓との間で交わされた密書の存在が暴かれてしまう。嬴政は弟の身の危険を察し、事態を打開するために太后趙姫の元を訪ねる。

  • 第32話 仕組まれた謀叛(むほん)

    2025年4月12日 04:00~05:00

    嬴政は異母弟の成蟜を守るためにも自らが実権を握る必要があると悟り、宗室を味方に親政の準備を急ぐが、韓と趙は嬴政を廃して成蟜を王に仕立てようと策略をめぐらせていた。一方、呂不韋は権力を握り続けるため、韓を討伐する名目で成蟜を出征させた上、謀反の罠を仕組む。

  • 第33話 弟の死

    2025年4月16日 04:00~05:00

    成蟜は敵と通じて国に叛し、王を陥れようとした罪で処刑された。相邦の呂不韋は、韓と趙を利用して成蟜を殺すことに成功した上、政情の不安を口実に、嬴政の加冠と親政を2年延期する狙いも現実にした。嬴政は成蟜の死が親政を阻止するための陰謀だと悟る。

  • 第34話 太后のお気に入り

    2025年4月17日 04:00~05:00

    成蟜の死後、呂不韋は監国太后の趙姫を味方に実権を握り続けていたが、趙姫は呂不韋と重臣たちの反対を押し切って宦官の嫪毐に爵位と領地を与える。呂不韋と趙姫の不和が目に見える形となり、嬴政は母である趙姫がなぜ1人の宦官を厚遇するのか疑問を抱く。

  • 第35話 秘めた思い

    2025年4月18日 04:00~05:00

    嬴一族の長で嬴政の伯父である渭陽君の嬴傒は、嫪毐を処罰しない相邦の呂不韋に不満を漏らす一方、嫪毐を庇う趙姫に複雑な思いを抱き、趙姫が連れてきた宮女の紫を受け入れてしまう。李斯は密かに対策を練り、嫪毐のもとに虞王子を内偵として送り込む。

  • 第36話 異なる備え

    2025年4月19日 04:00~05:00

    嬴政は東方進出に備えて、長年に渡り呂不韋の管轄下にあった軍の装備、武器の備蓄や軍隊の編成状況と、8年続いた水路工事の進捗状況を確認するため、現場の視察に出かける。一方、趙姫は自分の将来に備えるため、嫪毐に山陽の地と長信候の爵位を与える。

  • 第37話 魏への条件

    2025年4月23日 04:00~05:00

    嫪毐の分封を祝う宴に、文武百官はおろか魏を含む列国の使者も駆けつける。一方、秦の将軍樊於期(はんおき)が魏を討伐し、嬴政は、秦から魏に通じる馳道を作ること、秦の文字を用いること、度量衡も秦のものを用いることなどの条件を魏に押し付ける。

  • 第38話 妥協

    2025年4月24日 04:00~05:00

    相邦の呂不韋は、嬴政が親政を敷いた後も、自身が編纂した『呂氏春秋』を拠り所に国を治めることを望むと、姚賈を通して嬴政に伝える。嬴政はこれを承諾し、加冠の儀式が終わるまで趙姫との不和を避けるため、太后の詔を乱用する嫪毐の行いに対して妥協する。

  • 第39話 関内侯(かんだいこう)と呂不韋

    2025年4月25日 04:00~05:00

    宗室の長である関内侯が咸陽に戻り、相邦の呂不韋はこれを好機にして太后との対立を避けようと、宗室に接近する。関内侯は太后の趙姫を後ろ盾に悪行を繰り返す嫪毐に協力する虞王子を宗室から除籍するが、後に虞王子に捕らわれてしまう。

  • 第40話 怒りの頂点

    2025年4月26日 04:00~05:00

    関内侯が嫪毐に従う虞王子の拷問で死に、さらに身ごもっていた渭陽君嬴傒の夫人が嫪毐に強姦されて井戸に身投げしたことで、嬴傒の怒りは頂点に達し嫪毐を殺すことを誓う。一方の虞王子は嬴政に、太后と嫪毐の間に2人の子供がいるという秘密を伝えに行く。

  • 第41話 秘密の露呈

    2025年4月30日 04:00~05:00

    渭陽君の嬴傒は朝廷で嫪毐の悪行を暴露し刀を抜くが、嬴政は太后の秘密がばれるのを防ぐため渭陽君の腕を切り落としてしまう。宗室と嫪毐とが対立する中、嬴政は太后と嫪毐が住む甘泉宮を訪れるが、そこで2人の子供が目の前に現れる。

  • 第42話 王の布陣

    2025年5月1日 04:00~05:00

    嫪毐は身の危険を感じて嬴政の暗殺を企てるも失敗に終わる。魏と連携して秦の王座を狙う嬴虞に利用されていることに気づかぬまま、太后を後ろ盾に叛乱の準備を急ぐ嫪毐だったが、その頃すでに李斯と嬴政はすべてを把握し対策を講じていた。

  • 第43話 王璽(おうじ)

    2025年5月2日 04:00~05:00

    嫪毐との謀叛を成功させるために、嬴虞が密かに周辺国と通じた結果、趙魏韓が50万もの兵を率いて秦の国境に迫ることになった。呂不韋は嫪毐を捕らえて殺そうとするが、太后と嬴政に止められ、嫪毐は王璽と太后璽の両方を手に入れて大きな権力を握ることになる。

  • 第44話 漁夫の利

    2025年5月3日 04:00~05:00

    紀元前238年、秦王の嬴政は加冠の儀を行うため、太后の趙姫と秦の古都である雍城に向かうが、咸陽に残った嫪毐は王璽と太后璽を乱用して挙兵の準備を整えていた。一方、嫪毐から咸陽を守ってほしいと嬴政に頼まれた呂不韋は、謀叛軍との激戦を強いられる。

  • 第45話 王子のゆくえ

    2025年5月7日 04:00~05:00

    将軍の王翦は嬴政がいる雍城の危険を察し、急遽援軍を統率して反乱軍の撃破に向かう。一方、章台宮をはじめ咸陽の隅々までが嫪毐の反乱軍に占拠され、呂不韋の相府にも無数の兵が押し寄せる。嬴一族は嬴政の息子扶蘇を救出するため決死の戦いを繰り広げる。

  • 第46話 加冠の儀

    2025年5月8日 04:00~05:00

    紀元前238年4月、22才になった嬴政は予定通り加冠の儀を行い、王璽を手に入れることで親政を始めた。これにより相邦の呂不韋が国政の実権を握る時代は終わり、監国太后の趙姫も嫪毐の叛乱が原因ですべてを失うことになった。

  • 第47話 親政の始まり

    2025年5月9日 04:00~05:00

    嫪毐は車裂きで処刑され、太后も雍城に幽閉されてしまう。呂不韋は嫪毐を太后のもとに送り込んだ責任で連座し、朝廷を離れることになった。嬴政は嫪毐の乱を平定した臣に各々の功績に応じた爵位と恩賞を与え、李斯を参謀人に親政を開始する。

  • 第48話 呂不韋の失脚

    2025年5月10日 04:00~05:00

    呂不韋が相邦の官職を失った途端、連座の罪を恐れる呂氏一族と朝廷で新たな官職を狙う嬴一族の対立が激しさを増していった。しかし嬴政は仲父である呂不韋を領地の洛陽へ異動させるだけで決着をつけ、国を挙げて列国の平定という偉業に集中することにした。

  • 第49話 次の波乱

    2025年5月14日 04:00~05:00

    呂不韋が失脚し咸陽を離れたあと、水利工事担当の鄭国を一族諸共処罰することを望む嬴一族は、同時に他国出身の客臣を秦から追い出そうとする。秦王の嬴政は宗室の意向を知りながらも鄭国や客臣を擁護し対策を練り、新たな波乱を避けるべく逐客の詔を下す。

  • 第50話 逐客

    2025年5月15日 04:00~05:00

    嬴政の親政が始まって以来、宗室だけで秦が支えられると主張する嬴一族は嬴政に圧力をかけ続ける。嬴政はこれに応じて李斯を含む現役の客臣を追放し、すべての官職を宗室に任せることにしたが、公務に滞りや深刻な問題が頻発する。

  • 第51話 対立を超えて

    2025年5月16日 04:00~05:00

    嬴政が逐客令を発した後、朝廷の要職には宗室が就き、思い通りに公務を執行するようになるが、嬴傒の率いる水利工事をはじめ、客臣が不在の現場はうまく回らず、大きな損失を出す。ついに嬴政は逐客令廃止の詔を告示し、客臣の帰還を促すことにする。

  • 第52話 東進への道

    2025年5月17日 04:00~05:00

    嬴政は逐客令の廃止によって宗室と客臣のいがみ合いを解消し、ようやく天下統一のための東進を始めることに集中する。その第一歩として他国が合従を阻むため、地理的に重要な位置にありながら国力が最も弱い魏を、韓と趙の支援から孤立させ、6国の分裂を図る。

  • 第53話 割り切れぬ思い

    2025年4月15日 04:00~05:00

    嬴政は宗室と羋一族、優秀な客臣たちに支えられ、天下統一に向けて東進を始めるが、趙は秦を打ち破るため、雍城に幽閉されている秦の太后(嬴政の母、趙の出身)を邯鄲に連れ戻そうとする。一方、秦では李斯が太后を咸陽へ帰還させることを嬴政に進言する。

  • 第54話 誘拐

    2025年4月16日 04:00~05:00

    嬴政は李斯に説得され自ら雍城まで太后を迎えに行くが、幽閉先には太后の姿がなかった。趙の丞相郭開に捕らわれた母を見つけ出し再会を果たした嬴政は、太后を誘拐するため秦に送り込まれた郭開を、逆に趙を孤立させるための駒として有効に使う策を練る。

  • 第55話 趙との盟約

    2025年4月17日 04:00~05:00

    嬴政は東進戦略の切り札として、まず6国の目を秦から逸らすべく、趙王の偃を秦に誘い込み、両国の間で盟約を結ぼうとする。趙王はこれに応じる形で秦の咸陽へ行こうとするが、これをきっかけに趙の朝廷内の世継ぎを巡る権力闘争が激しさを増していく。

  • 第56話 疑念

    2025年4月18日 04:00~05:00

    趙王は盟約を結びたいという秦の誘いに応じて咸陽を訪れるが、秦への疑念を深めていた。趙王は盟約締結の前に同盟の主を狩りで決めようと提案し、この狩りで嬴政の暗殺を仕掛けるが...。その頃、燕の太子姫丹は、秦と趙の同盟を阻止するために咸陽に現れる。

  • 第57話 それぞれの思惑

    2025年4月22日 04:00~05:00

    嬴政が趙王の偃に盟約を交わすよう迫るなか、燕の太子姫丹は盟約を阻むため、密かに太后趙姫に接近し、その結果、偃の刺殺未遂が起こる。嬴政は自分の計画を二度と攪乱されないよう姫丹を監禁し、偃と盟約を締結する。

  • 第58話 戦略

    2025年4月23日 04:00~05:00

    趙王の偃は、秦からの掣肘(せいちゅう)を避けるために盟約を結ぶと、燕を攻め落とす計画に取り掛かる。20万の趙軍が燕に侵略すると、燕は都薊城陥落の危機を避けるべく秦に助けを求めるが、秦は趙が燕に進軍する間に趙を攻め落とす戦略を立てていた。

  • 第59話 対趙攻防戦

    2025年4月24日 04:00~05:00

    秦が趙と結んだ盟約は、趙の隙をついて秦が趙を攻め落とすための策略だった。龐煖将軍率いる20万の趙軍は秦軍の奇襲により全滅し、趙王偃も病に倒れてしまう。一方燕の太子姫丹は、嬴政が6国平定後を見据えて天下の文字を改訂する姿を目撃する。

  • 第60話 趙王の死

    2025年4月25日 04:00~05:00

    趙の邯鄲への攻撃が滞ると、秦は趙の内紛を利用して自滅させようと新たな策を練る。人質として秦に留まった燕の太子姫丹が、間者として利用されたことを知らずに趙の丞相郭開に偽の情報を流したことに起因して趙王偃が崩御し、趙の10万の兵も犠牲となる。

  • 第61話 韓非の正体

    2025年4月29日 04:00~05:00

    秦は天下の統一と同時に文字の統一を進めるため、新たに秦篆(しんてん)を修訂し、6国には秦との交易でこれを使用するよう強要する。韓非はこれが6国の足踏みを乱すための秦の計略だと見抜き、趙で偃の葬儀に参列する5国を説得し、6国の合従を呼びかける。

  • 第62話 秦篆(しんてん)

    2025年4月30日 04:00~05:00

    秦は6国との交易に秦篆の採用を推進するが、韓非の合従策に阻まれ難航する。李斯はかつて学んだ稷下学堂を訪ね、そこに集まる学士たちに秦篆の素晴らしさを喧伝すると同時に、斉に滞在中の秦の商人たちの協力を得て、斉王に秦篆を採用させることに成功する。

  • 第63話 最後の決断

    2025年5月1日 04:00~05:00

    李斯に説得された斉王は、秦との交易に秦篆を採用することに同意したが、他の5国は依然として秦に対抗するための合従策を探り続ける。韓非は趙に、秦で失脚した呂不韋を丞相として迎えるよう進言するが、秦王の天下統一を夢見る呂不韋は趙の招きに応じなかった。

  • 第64話 呂不韋の死

    2025年5月2日 04:00~05:00

    洛陽でひっそりと暮らす呂不韋だったが、趙はじめ4国からの招きを断り続けたにもかかわらず、諸国と謀って反乱を起こすことを危惧され、蜀への追放の命が下される。追いつめられた呂不韋は自ら命を絶ち、嬴政は仲父を失った悲しみから趙への攻撃を断行する。

  • 第65話 鄭国渠

    2025年5月6日 04:00~05:00

    咸陽に2年以上滞在していた燕の太子、丹は趙に逃亡した後、趙佾や韓非らに秦の情報を提供し、共に秦への対抗策を練る。一方秦では軍事力や戦術で6国を勝ち取る策より、6国の民を秦に呼び込む策が優先して進められ、300里に及ぶ鄭国渠がついに完成した。

  • 第66話 三晋からの移民

    2025年5月7日 04:00~05:00

    6国は秦に対抗するため連携策を練るが、耕す田畑を失った韓や魏の民は大量に秦へと流れ込んでいた。秦はこれらの移民に耕地のみならず、穀物や家畜、農具も与え、万全の受け入れ態勢を取ると同時に、韓非を秦王の嬴政に会わせることを条件に停戦に合意した。

  • 第67話 韓非の才

    2025年5月8日 04:00~05:00

    韓非は秦へと入り、嬴政に天下や君主のあり方について説く。韓非は、趙・楚・魏・韓の4国合従を阻止するため趙王の説得に向かった姚嘉を妨害しようとするが失敗に終わる。また秦の軍議で韓への侵攻案が進言されたのを耳にすると、祖国を救うために舌戦を繰り広げる。

  • 第68話 詭計

    2025年5月9日 04:00~05:00

    韓滅亡の危機を感じた韓非は、嬴政に諫言を繰り返し、ついには天下統一が遅れているのは姚賈が横領をしているからだと告発する。趙と韓の同盟阻止のため新鄭にいた姚賈は、これにより秦へと呼び戻される。姚賈は寧騰の謀反の件をわざと漏らし韓非の反応を探る。

  • 第69話 韓の滅亡

    2025年5月13日 04:00~05:00

    韓非の死を悲しむ暇もなく、嬴政や李斯は韓を滅ぼすための策を巡らす。韓は趙・楚・魏の援軍を得て、寧騰のいる南陽に丞相の張譲を派遣した。4国の連合を破り、寧騰の謀反を成功させるため、李信は兵を率い出撃するが、嬴政の指示により退却を余儀なくされる。

  • 第70話 趙への侵攻

    2025年5月14日 04:00~05:00

    韓の滅亡から2年後、秦は大軍を率いて趙に攻め込む。趙では民の期待を一身に背負った将軍李牧が出陣するも、戦に耐えられるだけの兵糧を工面するのが目下の課題となっていた。嬴政は李牧を排除しなければ趙攻略は難しいと考え、趙を内側から瓦解させようと画策する。

  • 第71話 邯鄲攻略

    2025年5月15日 04:00~05:00

    趙を支えてきた李牧は命を落とした。これを機に王翦軍は邯鄲を包囲する。邯鄲はさらに深刻な食糧不足に陥り、多くの民が餓死し、兵は武器を持てないほどに衰弱するが、秦に屈しようとする者はいなかった。そんな中、趙の丞相郭開は、王翦のもとに内通の書を送る。

  • 第72話 悲しき帰郷

    2025年5月16日 04:00~05:00

    秦はついに趙を滅ぼすという悲願を達成した。しかしこれを不服とする趙人たちは、趙嘉が新たな趙王を宣言すると、国の再興に期待を寄せる。嬴政は久しぶりに生まれ故郷である邯鄲の地を踏み、申越の墓参りに向かうが、趙人たちはその隙をついて嬴政の殺害を試みる。

  • 第73話 揺れる4国

    2025年5月20日 04:00~05:00

    残された4国はそれぞれ存続の道を模索する。楚では李園らが殺害され、負芻が王位に就く。嬴政は楚王の血を引く昌平君羋啓を派遣し、負芻を王位簒奪者だと糾弾する。秦に使者を出した魏は、斉が他国との同盟を考えていると漏らす。燕の太子丹は嬴政の暗殺計画を企図する。

  • 第74話 秦王暗殺

    2025年5月21日 04:00~05:00

    秦に和議を求めて燕の使者がやってくる。燕使である荊軻と秦舞陽は、督亢の地図と、裏切り者の樊於期の首を献上するという。しかしこれは燕の太子丹による秦王の暗殺計画であり、荊軻は献上品である地図の巻物に、嬴政を暗殺するための匕首を忍ばせていた。

  • 第75話 郡県制への道

    2025年5月22日 04:00~05:00

    秦は魏の都、大梁を攻めあぐねるが、嬴政が白起将軍の残した戦報を見返して水攻めを決行し、ついに魏を滅ぼす。続いて李信と王翦は楚への進攻策を出すが、必要な兵力の見立てには大きく差があるものだった。そんな中、王翦は嬴政に胸の内を明かす。

  • 第76話 裏切り

    2025年5月23日 04:00~05:00

    楚の景涵の企てで昌平君羋啓は秦を裏切ることとなる。これにより李信と蒙恬は、陳郢の軍と項燕軍に囲まれ大敗を喫し、昌平君の娘で嬴政の夫人である羋華は、父の裏切り行為により冷宮へ入ることを決意する。隠居していた王翦は楚への侵攻を願い出て大軍を率い出撃する。

  • 第77話 逆心の末路

    2025年5月27日 04:00~05:00

    秦の王翦軍は楚の項燕軍を破るが、項燕は四散した兵を集め、嬴政のいる陳郢を包囲する。しかし嬴政は王翦に陳郢に戻らず、楚王負芻を捕縛するように命を出す。一方、斉では楚に援軍を出す協議が進んでいたが、秦から賄賂を受け取った丞相后勝は援軍の派兵を妨害する。

  • 第78話 天下統一

    2025年5月28日 04:00~05:00

    ついに天下には秦と斉の2国のみとなった。嬴政の夫人、離秋は兄である斉王に対し降伏を説得するため斉に向かう。投降を促すも、丞相后勝に妨害され、斉は秦に対抗することを決める。嬴政は斉の主力軍が集まる高唐を攻め、斉の都臨淄を包囲する。斉王は最後の決断を迫られていた。