中国ドラマ放送予定

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中国ドラマ「寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~」放送予定

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~
華麗な舞台美術と壮大なスケールで描き出す宮廷愛憎劇!
美しさと野心で権力の階段を駆け上り皇后の座に就いた姜雪寧(バイ・ルー)。味方や恋人までも犠牲にして手に入れた地位だったが、少師・謝危(ジャン・リンホー)らによる反乱が起き、攻め込まれた雪寧は、官吏・張遮(ワン・シンユエ)だけは助けることを条件に自害する。息絶えた雪寧だったが、目を開くと前世の記憶を持ったまま18歳の時に戻っていた。前世での非道な振る舞いを後悔し、今世では権力から距離を置き、前世で軽視した人々を救うことを考える雪寧。しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい、前世と同じ道を進んでしまう。そして、前世で自分を追い込んだ謝危を避けていたにもかかわらず、結局は琴の先生と生徒として行動をともにすることに。なぜ彼は反乱を起こしたのか?今世でも敵になるのか?運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し、やがて反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。

放送予定

  • 第1話

    2025-06-24 01:00~01:50

    聡明で秀麗な姜雪寧は、持てるすべての能力を使って皇帝すらも手玉に取り、民衆を欺き、自身の夢見た皇后の地位に居続けている。ある日、彼女の暮らす寧安宮で、逆賊による反乱が起こり、皇帝の師・謝危の前で自害を余儀なくされる。宮殿の石床に倒れた雪寧が目を開くと、そこには懐かしい光景が広がっている。彼女は前世の記憶を持ったまま、4年前に戻ったのだった。彼女は過去の心残りや過ちを挽回するべく、一歩を踏み出す。

  • 第2話

    2025-06-24 01:50~02:40

    雪寧は、今世でも謝危が彼女の未来に大きな影響を与え得ると将来を案じている。雪寧の幼なじみで勇毅候・燕牧の息子、燕臨は、数カ月の内に冠礼(成人)の儀を迎える。彼は雪寧に心を寄せており、彼女を提灯祭りに誘う。だが前世において、雪寧は提灯祭りで皇帝の妹・沈し衣に会ったことで、いらぬ誤解を招いていた。それを避けようと燕臨の申し出を断った雪寧は、尤家の主催するうたげを訪ねるが、そこでし衣に出会ってしまう。

  • 第3話

    2025-06-24 02:40~03:30

    尤家のうたげの席で、雪寧は皇帝の妹・し衣に対して彼女の気にしている顔の傷について、前向きな考え方を披露し、し衣に好感を持たれることになる。前世と今世の因果に翻弄される中、雪寧は燕臨を訪ねる。そこで彼女は突然、謝危を狙った逆賊に襲われ、刃物を突き付けられる。しかし、雪寧の持ち前の機転と謝危の周到な対策で、逆賊を退ける。騒ぎを聞きつけた燕臨が、雪寧のもとに駆け付けて無事を確認する。

  • 第4話

    2025-06-24 03:30~04:20

    兼ねてより宮廷は、皇帝の妹・し衣の学友を募集していた。姜家でも雪寧の姉・雪けいを推挙していたが、雪寧が候補として選ばれてしまう。皇帝の師、少師の職を務める謝危は、し衣の師を兼務することを皇帝に直々に伝える。宮廷では雪寧や後の皇貴妃となる薛しゅを含め、名家から集められた6人が、学友選定の試験を受けようとしている。前世の記憶と経験から、し衣に近づくことを避けたい雪寧は、不合格になろうと立ち回る。

  • 第5話

    2025-06-24 04:20~05:10

    いよいよ、選抜試験最後の科目が始まる。他の令嬢たちがどのような問題が出るか話し合う一方で、雪寧は、前世の記憶をもとに試験課題の助言を彼女たちに授ける。自身は、不合格となるための答案を提出するが、合格してしまう。結局全員合格となり、令嬢たちは朝廷一の高尚潔白な謝危に師事できることを喜ぶ。しかし雪寧は、宮廷と距離を置こうとする自らの意思とは逆に、前世と同じようになる現世に焦りを感じ……。

  • 第6話

    2025-06-24 05:10~06:00

    燕臨は、ともに武術の稽古を行なう周寅之を雪寧に紹介するため、ささやかなうたげを開く。しかし周寅之を知る雪寧は、燕臨に近づくなととがめ、さらに周が燕家に近づく思惑をも言い当てる。周は、自分がやらずとも誰かが燕家を狙うので、どうすれば良いかを雪寧に相談する。彼女は、燕臨にすべてを話せと伝える。そこに偶然、燕家を訪れた謝危を連れ、燕臨が席に戻ってくる。謝危の姿に動揺した雪寧は泥酔したふりをし……。

  • 第7話

    2025-06-24 06:00~06:50

    薛家が皇帝に秘密裏に行なっていた漕運事業で事故が起こる。暴落していた絹の価格が急騰する中、謝危は従者たちにこの件を探らせる。一方、長公主・沈し衣は雪寧を含めた学友たちとともに、薛太后に拝謁をしに寧安宮に向かう。漕運事故について皇帝よりとがめを受けた、定国公・薛遠を案じる太后は、機嫌が悪く、し衣の学友たちに冷たい振る舞いをする。そこに、皇帝より勅命を受けた宦官の手で献上品の玉如意が届けられる。

  • 第8話

    2025-07-01 02:00~02:50

    薛太后が怒りをあらわにした玉如意には、宮中で禁忌とされる、“忠魂三百”の文字があった。この言葉には薛家のみならず、都中を恐怖に陥れた20年前の悲しい事件が隠されていた。沈し衣は、憤慨した太后に付き添い、講義を休むことにする。雪寧は学友たちとともに、謝危による琴の講義を受けているが、どうにもうまく弾くことができず、講義後個別に指導を受けることになる。雪寧が琴を教わる中、部屋に1匹の白描が迷い込む。

  • 第9話

    2025-07-01 02:50~03:40

    燕臨は、燕家と薛家との争いが水面下で活発になって以来、盟友の臨孜王・沈かいや雪寧に対してさえも、人が変わったように距離を置くようになる。ある晩、燕臨は、闇夜に馬を駆る定国公・薛遠を見つけて後をつける。そして薛家が、秘密裏に私兵を増強している事実を知る。一方、長公主・沈し衣は、教鞭をとる王久の旧態依然とした講義内容に反発し、それをかばった雪寧が、折檻を受けてしまう。

  • 第10話

    2025-07-01 03:40~04:30

    薛家の企てた謀略を突き止めた勇毅侯・燕牧は、皇帝に顛末を知らせる道すがら、夜の闇の中から射られた毒矢に倒れる。一刻も早く医師が必要な状態となるが、都では興武衛が戒厳令を敷き、人の往来を禁じており、医師といえども外に出られない。そして宮廷では、雪寧ら学友たちが寝起きする仰止斎に、逆党一掃のため、皇太后の命による一斉手入れが始まる。すると、雪寧の部屋から、逆党と通じていることを示す手紙が見つかり……。

  • 第11話

    2025-07-01 04:30~05:20

    皇太后直々の尋問を受ける雪寧。そこに、法を司る刑部より張遮が呼ばれ、本格的な検分が始まる。夜通し続いた裁きが終わり、雪寧の嫌疑が晴れる。張遮は、雪寧が前世で耐え難い苦痛を与えた人物だったが、過ちを正すと決めた今世では、彼女は、彼と真摯に向き合うことを決意する。沈し衣は、お気に入りの雪寧がはめられた今回の一件は、宮中での後ろ盾が彼女にないことが一因だと指摘し、いつでも自分を頼れと伝える。

  • 第12話

    2025-07-01 05:20~06:10

    雪寧と学友たちは、帰省しておのおのの家に戻る。雪寧は父とともに今回の事件の背景について、冷静に語り合い、窮地にある燕臨と燕家を手助けしたいと父に申し出る。ある晩、定国公・薛遠のもとに燕家と逆党のつながりを示す矢文が届けられる。これにより、皇帝は燕家に禁足を言い渡し、燕臨たちは興武衛の軟禁下に置かれてしまう。それを憂いた雪寧は、燕家を助けになろうと金策のため、商才ある尤芳吟を呼ぶ。

  • 第13話

    2025-07-01 06:10~07:00

    尤家の庶女・芳吟は、雪寧からの指示で塩商人に投資を始める。芳吟を虐げてきた尤家の嫡女・月は、芳吟の行動をいぶかしがり、彼女の部屋から大量の銀子を見つける。一層怪しむ尤月は、芳吟をおとしめる行動に出る。そして、これが大きな騒ぎとなり、しまいには騒ぎを起こした張本人として、尤月と芳吟は興武衛に取り押さえられてしまう。しかし、この騒ぎは雪寧が画策したものだった。

  • 第14話

    2025-07-08 01:00~01:50

    帰省が明けて宮中に戻った雪寧は、長公主・沈し衣に姉・雪けいを新たな学友にしてもらえるよう頼む。し衣の学友として入宮した日、雪けいは薛しゅと投壺に興じる臨孜王・沈かいに偶然会う。お互いひそかに惹かれ合う雪けいと沈かいだったが、皇太后の政治的思惑から沈かいの妃となるよう言われており、自らも沈かいを慕う薛しゅは面白くない。一方、朝廷では逆賊追及についての争議が繰り返されていた。

  • 第15話

    2025-07-08 01:50~02:40

    皇帝より直々に反逆者の捜査を任されている張遮は、刑部尚書として朝廷に戻った顧春芳とともに、燕家、薛家、それ以外の誰が平南王につながっているのかを突き止めることを決意する。勇毅候・燕牧は謝危を招き、燕臨の冠礼の儀の賛冠役を務めてほしいと頼み、謝危はそれを快く受け入れる。燕臨の冠礼に向けて準備を進める中、雪寧は冠礼の贈り物として、二月前から注文していた隕鉄の剣を受け取りにし衣とともに鍛冶屋に向かう。

  • 第16話

    2025-07-08 02:40~03:30

    いよいよ、燕臨の冠礼の儀が始まる。雪寧の前世では、この冠礼は血塗られたものとなっていた。それを避けるため、雪寧は注意深く周りに気を配る。燕家を陥れることに躍起の薛遠も、この日のために周到な計画を練っていた。そして、燕家の通州に駐屯していた軍が蜂起して都に向かっているという情報を受け、薛遠は皇帝の聖詣とともに儀式が執り行なわれている勇毅候府に乗り込んでくる。

  • 第17話

    2025-07-08 03:30~04:20

    薛遠により投獄されてしまった燕牧と燕臨。薛遠は公武衛を使い、勇毅候府で燕家の公印や逆賊とのつながりの証拠を探している。皇帝・沈琅のもとには、朝廷内から薛遠の燕家の処遇に対する多くの上奏が寄せられている。宮廷では皇太后のもとに、病弱な沈琅の妃・秦貴妃が懐妊したという知らせが届く。気の合う薛しゅの子を次の皇太子としたい皇太后は、薛しゅと共謀して懐妊をなかったことにしようとたくらむ。

  • 第18話

    2025-07-08 04:20~05:10

    勇毅候・燕牧の洞察と謝危の機転により、燕家の公印は皇帝に手渡され、燕家の皇帝への忠誠は証明される。しかし、聖旨に背いた罪は免れないとして、燕牧と燕臨はこう州への流刑に処されることになる。一方、懐妊した秦貴妃を転ばせてしまった姚惜も、学友の任を解かれ皇宮から離れる。都には雪が降り、年末には燕臨たちの刑が執行されるという。謝危の体には、雪の影響で離魂病の症状が再発している。

  • 第19話

    2025-07-08 05:10~06:00

    都には打倒朝廷をもくろむ平南王の手の者たちが、皇帝や謝危の想定以上に多く潜んでいる。そして、平南王が勇毅候・燕牧に対して送った文の半分を巡り、燕家を救おうと奔放する雪寧と逆賊の間で、火種がくすぶり始める。逆賊たちは矢文を使って定国公に文の半分を届けていたが、その文が結果的に燕家流罪の原因となっていた。そして、文の残り半分がまた定国公の手に渡れば、燕家にとっては致命的になる。

  • 第20話

    2025-07-15 01:00~01:50

    ある朝、張遮の家に朝廷の官吏が現われ、彼の身柄を拘束する。しかしこれは謝危が企てた、通州にある逆賊拠点への潜入作戦の始まりだった。投獄された張遮は、度鈞山人を名乗り逆賊たちと合流して通州の彼らの拠点まで行くことを目指す。朝廷は、平南王の持つ拠点を攻撃し壊滅させようとしているが、張遮にとっては死と隣り合わせの危険な計画だった。謝危の流した噂によって逆賊たちは、牢獄につながれた公儀丞の救出を試みる。

  • 第21話

    2025-07-15 01:50~02:40

    雪寧は、襲撃の際に牢獄から逃げることができず、度鈞山人の妹として張遮とともに都にある逆賊の拠点に足を踏み入れる。逆賊たちは、張遮が本当に度鈞山人なのかといぶかしむが、2人は身分を隠し、一つ屋根の下で一夜を過ごす。謝危の当初の計画では、拠点壊滅のため興武衛を率いる定国公・薛遠を通州に送ることになっていた。しかし、雪寧が事件に巻き込まれて張遮とともに逆賊の一団と通州に向かったことを知った謝危は……。

  • 第22話

    2025-07-15 02:40~03:30

    平南王の逆賊一味とともに通州の拠点に向かう雪寧と張遮は、逆賊たちが通州を爆破することをもくろんでいることを知る。しかし、通州入城の際に二手に分かれることになり、2人は別行動を強いられてしまう。一方、謝危は逆賊一味に忍ばせた薛定非と小宝から情報を得て、一味が上清観に向かうことを知る。張遮は一足先に上清観に着くが、いまだ彼の正体を疑う逆賊一味が仲間割れを始めた隙に、薛定非と一味を離脱する。

  • 第23話

    2025-07-15 03:30~04:20

    通州での難をなんとか逃れた謝危たちは、爆破によって破壊された道の復旧を待つ間、上清観に足止めされることになる。謝危と張遮は性格も真逆で、物事への取り組み方もまったく違うが、お互いが雪寧に対する想いを抱いている。そんな2人は、交わることのない意見をぶつけ合い、激論を交わす。年の瀬が近づき寒くなりにつれ、謝危の体調が悪化していく。

  • 第24話

    2025-07-15 04:20~05:10

    上清観で誕生日を迎えることになった雪寧のため、謝危はささやかなうたげを提案するが、雪が降りしきる中で謝危は体調を崩し、薛定非と張遮が雪寧を祝う。雪寧と張遮は、酔い覚ましのため2人きりで散歩する。雪寧は前世の自分の彼への仕打ちを思い、張遮は雪寧との出会いを思いながら語り合う。その日、通州上空には新年の花火が鳴り響く。ようやく道が復旧し、都へと戻る一行。都では薛定非が戻ってくるという情報を受け……。

  • 第25話

    2025-07-15 05:10~06:00

    宮廷に戻った一行は薛定非とともに皇帝・沈琅への報告のため、拝謁する。皇帝から、定非が本当に息子なのかと尋ねられる薛遠。しかし、定非の左耳の裏にある傷を見て、息子であると認め、定非は定国公府に住むことに。定非は、沈琅の身代わりとなった“あの日”からこれまでの経緯を皇帝に伝え、通州での勲功と合わせて爵位を賜る。戦いを終え、おのおのが家に戻っていく中、母の前で捕らわれた張遮も家に帰るが……。

  • 第26話

    2025-07-22 01:00~01:50

    尤芳吟が幽篁館の呂顕と婚約したことを知った雪寧は、金に執着のある呂顕が、塩井戸の利権のために結婚を申し出たのではないかと疑うが、誠実に話す呂顕と芳吟を見て納得する。一方、定国公府では、定非が自分こそが薛家の嫡男であると、“弟”である薛ようを相手に一悶着(ひともんちゃく)起こしている。一方、皇太后の住む泰安殿では、臨孜王妃選抜に向けて太后が薛しゅに皇帝の正妃となるための知恵を授けているが……。

  • 第27話

    2025-07-22 01:50~02:40

    都では、雪寧が男たちに混じって通州に行っていたことが噂となる。これは薛しゅが、臨孜王妃選抜の件で姜家に圧力をかけるために流したものだった。一方宮廷では、夜更けに臨孜王が皇帝の寝所に入り込み、皇太后の強要とも言える妃選びに不満を訴える。雪寧に関する流言は彼女の両親の耳にまで届き、戸部尚書・姜伯游は姜家存続のためにも、宮廷内で絶大な力を持つ薛家と争うのは得策ではないと考え、職を辞し隠居する決意をする。

  • 第28話

    2025-07-22 02:40~03:30

    夜更けの宮廷に早馬がやって来る。それは関所からの飛報で、大月氏国から襲撃を受けているというものだった。しかし今の朝廷には、度重なる飢饉(ききん)や災害で戦に出る余力がなく、大月氏国からの国書で要求されている政略結婚を受け入れざるを得ない。そんな中、長公主・沈し衣が姜家に雪寧を訪ねてくる。し衣は酒を飲みながら雪寧に、皇家の堅苦しい宮廷生活を捨てて外の世界で自由に暮らしたいと打ち明ける。

  • 第29話

    2025-07-22 03:30~04:20

    雪寧の努力もむなしく、し衣の婚姻準備は着々と進んでいる。都では人々から、大月氏国に嫁ぐのは長公主ではなく、流言問題で臨孜王妃選抜から外された薛しゅがいいだろうという声が上がっている。しかし、宮廷での生き残りを懸けた薛しゅは、皇帝の賢妃の座を手に入れるべく皇帝・沈琅のもとを訪れ、賢妃の座に君臨する。諦めることを知らない雪寧は謝危の協力を取り付け、し衣の救出計画を準備する。

  • 第30話

    2025-07-22 04:20~05:10

    長公主・し衣が宮廷をたった後、雪寧は賢妃・薛しゅに逆らった罪でむち打ちの私刑を受ける。宮廷宦官の鄭保に助けられた雪寧は、謝危の馬車で家まで連れ帰られる。道中、雪寧への想いを募らせた謝危は、馬車の中で雪寧を抱き寄せる。そこを雪寧の父・姜伯游に見られてしまい、謝危は怒りを買ってしまう。姜家では、雪けいの婚礼も決まり、次は雪寧の番だという話になる。

  • 第31話

    2025-07-22 05:10~06:00

    臨孜王の婚礼の後、雪寧は都を離れて暮らすと謝危に告げる。謝危は必死に雪寧を思いとどまらせようとするが、雪寧の気持ちは変わらない。それどころか、謝危は体を壊してしまう。謝危の心身を案じる呂顕は、姜府の雪寧を訪ねて自らと謝危との出会いを話す。そして、彼がどのような人間かを雪寧に説き、謝危を案じてほしいと雪寧に語り掛ける。数日間、床に伏せていた謝危がようやく体を起こすと、皇帝より参内の命令が出ていた。

  • 第32話

    2025-07-29 01:00~01:50

    雪寧が都を離れるその日、雪寧は対面するといつもお互い強がってしまい、なかなかうまく関係を築けない実母・孟氏と素直に話をすることができるようになる。田舎の村に父・伯游の手配した馬車で向かう雪寧だったが、休憩の際に謝危が乗る馬車に乗り換える。雪寧の目的は、連れ去られた沈し衣を助けに、こう州に向かうことだった。しかし2人を乗せた馬車が暴漢に襲われ、謝危と雪寧のみで先を急ぐことになってしまう。

  • 第33話

    2025-07-29 01:50~02:40

    謝危たちに先んじてこう州に向かう呂顕は、燕牧、燕臨と合流する。燕牧に対し、呂顕は国境警備を引き継いでほしいと頼むが、聖旨もないのに勝手なことはできないと断わられてしまう。すると呂顕は2人を物陰に連れて行き、懐から聖旨を取り出す。そこには、燕牧、燕臨宛てに大月氏王を討てとの勅命が書かれていた。一方、大月氏国の王子により軟禁下にある沈し衣は、し衣の護衛を傷つけて遊ぶ王子の振る舞いに憤慨し……。

  • 第34話

    2025-07-29 02:40~03:30

    宮廷では薛遠が、謝危は聖旨を偽造して燕家とともに謀反をたくらんでいると皇帝に奏上する。薛遠に懐疑的な皇帝は、彼を諫める。一方、大月氏国との件が落着し、大乾の一行は関所の町に戻る。その夜、雪寧は謝危の部屋にし衣救出の礼を伝えに訪れる。その場で、争いごとから離れたところに身を置いて暮らしたいという雪寧に対し、謝危は業を煮やして2人は離れることができないとまくしたてる。その場から離れた雪寧だったが……。

  • 第35話

    2025-07-29 03:30~04:20

    平南王からの疑いを解くため、謝危は王に従順なふりを続ける。加えて燕軍に文を送り、大乾の辺境州に進軍させる。この事実を受けて、宮廷では謝危と燕親子に対する懐疑的な見方が強くなる。そこで皇帝は張遮に、謝危の真意がどこにあるのか問いただすよう遣わせる。その裏で、薛遠はその伯母の皇太后に薛家存続のための企ての相談をする。謝危が進行させている燕軍の報せを聞き、平南王は謝危を再び信頼し、褒美を取らせる。

  • 第36話

    2025-07-29 04:20~05:10

    謝危と平南王の一件が落ち着きはしたが、謝危は大きな手傷を追ってしまう。それどころか、宮廷での謝危と燕親子への不信感は拭いきれておらず、不安は尽きない。一方薛遠は、皇帝の賢妃となった娘の薛しゅを懐柔し、宮廷での薛家の存在を盤石なものにするための布石を打っている。さらに、興武衛を使って謝危と雪寧の悪事を明るみに出そうと、雪寧と親しく、呂顕の妻である尤芳吟を捕らえさせる。

  • 第37話

    2025-07-29 05:10~06:00

    皇帝の体調は芳しくなく、目に見えて悪くなっている。沈琅は、寵愛する賢妃・薛しゅと謝危の処遇について話している。その頃、興武衛では周寅之の尤芳吟に対する尋問が苛烈を極めており、芳吟が捕らえられたという報せが、謝危たちの耳にも届く。沈し衣とその護衛を務める燕臨とともに、謝危は傷ついた体を癒やす時間もないまま、燕軍軍営を離れて都に急ぎ戻ることを余儀なくされる。謝危の帰郷の報を受けた顧春芳は……。

  • 第38話 「最終話」

    2025-07-29 06:00~07:00

    謝危と張遮、そして燕臨は皇帝のいる御書房に向かおうとするが、すぐに薛遠の配下に囲まれてしまう。宮廷に入る際にすべての武器を預けなければいけなかったため、謝危とその従者たちと張遮は丸腰の状態で兵たちと凄惨な戦闘を繰り広げる。一方床についている皇帝のそばでは、賢妃・薛しゅの手が皇帝の首元に迫っている。燕臨の助けのもと劣勢を覆した謝危は、実父・薛遠と対峙し……。