中国ドラマ「長安二十四時」放送予定

長安に復讐することを望む龍波は、長安によって捕らわれた小敬に手を組むよう呼びかける。“チェラホト”の降臨が刻一刻と迫る中、自身の功績を後に聞染が世に広めると語る龍波。だが聞染を目の前で失った小敬は、その事実を静かに龍波に明かすのだった。目を覚ました李必は、小敬の言葉を頼りに“チェラホト”の作動現場に到達する。隊士たちにより作動の仕組みを知った李必は、水路を抜け、ある場所へと急ぐのであった。

丑の正刻となり、李四郎が灯籠点火の号令を下す。だがそのころ、徐々に龍波が李四郎に接近していた。魚腸に足止めされた小敬は、動きの鈍くなった魚腸の隙を突き、“麒麟臂”の上へとたどり着く。麒麟臂に刀を突き刺し、石脂を垂れ流していく小敬。だがそこに、再び魚腸が現われる。背後から襲われる小敬だったが、突如、落下しそうになった魚腸に手を差し伸べ救出するのだった。そんな中、ついに龍波が李四郎の前に姿を現わす。

李四郎と厳太真を連れ、花萼楼を離れた小敬と龍波。小敬は、過去に徐賓が放った言葉を頼りに、ある酒店へ龍波を誘導しようと考えていた。

龍武軍に李四郎捜索の命を出した李ヨ。それを知った林九郎は、李ヨの配下である参将・郭守一に、上元節の祝い品を渡すよう命じ…。

吉温にろうへと連行された李必は、そこで程参と居合わせる。“チェラホト”を突き止めた程参に、李四郎の行方を捜索するよう命じ…。

檀棋が靖安司へと急ぐ中、靖安司には、何執正と程参の姿があった。龍波の調査をしていると訴えるも、何執正に追い出されそうになり…。

調査の中で龍波の真の目的を確信した程参と何執正。だがその他にも、大灯籠の図面に記された文字、龍波と何孚の接点、外藩の公館の建設場所など、数々の謎が浮上し…。

坊門城楼から鳴る太鼓の音に、人々の視線が集まる。そこには李四郎と徐賓の姿があった。