中国ドラマ「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」放送予定

空前の繁栄を誇りながらも、やがて訪れる衰退の兆しが見え始めた、万暦帝の治世。蠹(と)県の城外にある畑の中で見つかった死体の、あまりに凄惨な様子に、捕吏の曲三更(きょく・さんこう)も顔色を失った。それ以上に曲三更を驚愕させたのは、長い棒で体を貫かれ、案山子のように突っ立っていた死体が、彼の師匠である捕頭・冷無疾(れい・ぶしつ)だったという事実である。しかも奇妙なことに、その棒には“吾が道 一を以て之を貫く”と「論語」の一節が書かれていたのだった。「下手人を捕らえ、父の仇を討って」という師の娘・冷桂児(れい・けいじ)の言葉に背中を押され、曲三更は捜査に邁進するが、1人、また1人と新たな被害者が出てしまい、事件は連続殺人の様相を呈していく。やがて捜査が進む中で、20年前のある事件が浮かび上がり…。
中国ドラマ『繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~』予告編
放送予定
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第1-2話
2025-05-04 20:00~22:00 -
第3-4話
2025-05-11 20:00~22:00 -
第5-6話
2025-05-18 20:00~22:00 -
第7-8話
2025-05-25 20:00~22:00 -
第9-10話
2025-06-01 20:00~22:00 -
第11話
2025-06-08 20:00~21:15“南門外の廃寺の林にて、再び凶行の恐れあり”。告発状を無視するわけにもいかず、曲三更たちは張り込むことに。暗がりのなか、身を隠した幾人もの捕吏の視線の先には、たき火をする易者・岳半仙の姿があった。そこへ現れたのは張継祖――薛挙人の執事である。剣を抜いて岳半仙を羽交い絞めにした張継祖は捕吏たちに捕まるが、彼が連続殺人の下手人とも思えず、告発状の主の真の狙いは分からぬままだった。そんななか、薛挙人が役所へ。彼は執事の保釈を要求するが…。
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第12話
2025-06-15 20:00~22:00陸邸には怪しげな“離れ”があり、その庭の枯れ井戸には隠し部屋が――。陸不憂は自分の発見に興奮しながら、「今夜は、うちに泊まっていけよ」と小宝子を誘った。陸直と3人で、夜中に隠し部屋を探りに行こうという魂胆だ。その誘いに乗り、小宝子は陸邸へ留まることに。夕食のあと、いつの間にか眠ってしまった小宝子が目を覚ますと、辺りは変に明るく、煙が漂っている。万暦17年9月7日深夜、屋敷を包む紅蓮の炎の中を、陸不憂と小宝子は逃げ惑うしかなかった…。