中国ドラマ放送予定

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中国ドラマ「華の出陣~麗将・阿麦の仇討~」放送予定

華の出陣~麗将・阿麦の仇討~

放送予定

  • 第1話

    2025-04-02 23:00~24:00 | 2025-04-03 9:30~10:30

    雷鳴轟く雨の夜、凶刃が父の体を刺し貫いた――。10年前、まだ幼い頃に目撃したその光景を、阿麦(アマイ)は忘れることができなかった。やがて美しい娘に成長した彼女は、男のふりをしながら、盛国公であった父を殺した義兄の陳起(チェン・チー)を捜すために盛都に留まるうち、ひょんなことから定南侯・商維(シャン・ウェイ)と長公主・盛華(ションホワ)の子・易之(イージー)と出会うのだった。その矢先、易之は妓楼にて刺客に襲われる。時を同じくして、辺境から凱旋したばかりの商維の身にも異変が…。

  • 第2話

    2025-04-03 23:00~24:00 | 2025-04-04 9:30~10:30

    “両親”からの突然の告白に、驚愕する商易之(シャン・イージー)。自分は養子で、本当の名は斉渙(チー・ホワン)、実父は亡き前皇太子の斉顕(チー・シエン)だというのだ。今までそれを黙っていたのは、易之の命を狙う皇帝・斉景(チー・ジン)から守るためだと聞かされ、驚きはさらに増すのだった。死を目前にした養父・商維(シャン・ウェイ)から、急いで盛都を離れるよう命じられる易之。思いがけぬ出来事の連続に落ち込む彼を、阿麦(アマイ)は「天のご加護がある」と元気づけ…。

  • 第3話

    2025-04-04 23:00~24:00 | 2025-04-07 9:30~10:30

    捕吏に捕まった知人をこっそり助けようとした阿麦(アマイ)だったが、運悪く見つかって自身も縛りあげられてしまう。そこへ思わぬ助けが。偶然にも青州へ向かう商易之(シャン・イージー)の一行がやってきたのだ。阿麦に気づいた易之は捕頭の張(ジャン)に、“そやつは定南侯府の者だ”と話し、放すよう命じる。しかし、護衛の衣をまとう易之に疑念が拭えない張は、定南侯本人である証しを要求。危険を避けるために身分を伏せていたが、やむを得ない。易之は穆白(ムー・バイ)に令牌を見せるよう促し…。

  • 第4話

    2025-04-07 23:00~24:00 | 2025-04-08 9:30~10:30

    奪い取った通行手形で銀堡城に入った阿麦(アマイ)。早速、“鬼手の阿四(アースー)”を捜していると、居場所を知っていると思しき2人の男から声をかけられた。彼らに連れられていった先で春娘(チュンニン)からもらった指輪を見せ、阿四との対面を許された阿麦は、すぐさま盛国公の養子である陳起(チェン・チー)の行方を尋ねるのだった。一方その頃、阿麦に一杯食わされながらも、何とか入城を果たした北漠軍の将軍・常鈺青(チャン・ユーチン)は、ある男の家へ向かうが…。

  • 第5話

    2025-04-08 23:00~24:00 | 2025-04-09 9:30~10:30

    北漠軍の襲撃を受けた銀堡城は陥落寸前まで追い詰められていた。少しでも戦力を増やしたいと考えた校尉の唐紹義(タン・シャオイー)は、敵を倒せば赦免すると囚人たちに伝えるよう配下に命じる。最初こそためらった囚人たちも、「祖国のために義を貫く」と、いの一番に名乗りを上げた阿麦(アマイ)に触発されて次々と武器を手に取り参戦するが、戦況は悪くなる一方だった。銀堡の兵士たちの死体が無数に転がるなか、攻撃を躱しながら走っていた阿麦は何者かに足を掴まれ…。

  • 第6話

    2025-04-09 23:00~24:00 | 2025-04-10 9:30~10:30

    鞭箭の図面を持つ李二牛(リー・アルニウ)を北漠に引き渡すわけにはいかない。そうかと言って亡骸を差し出せば、激怒した常鈺青(チャン・ユーチン)によって銀堡の民はもっと痛めつけられるだろう。そこで阿麦(アマイ)は、自分たちが銀堡を出ることをわざと鈺青に気づかせて、後を追わせようと提案するのだった。その夜、作戦遂行のために集まった阿麦たちだったが、阿四(アースー)は家に大事な物を忘れてきたと言いだす。やむを得ず取りに行くのを許可したが、待てど暮らせど彼は戻らず…。

  • 第7話

    2025-04-10 23:00~24:00 | 2025-04-11 9:30~10:30

    北漠軍が銀堡城を陥落させたとの知らせは、南夏の皇帝・斉景(チー・ジン)の耳にも入った。皇太子の斉涇(チー・ジン)は、わずか数刻で勝敗が決したことから察するに、訓練された兵による襲撃であり、北漠には南征の野心があるのではと忠告する。しかし斉景は聞く耳を持たず、北漠に使節団を送って何が欲しいのかを聞くようにと命じた。すぐに譲歩し、物資のみならず土地まで北漠に与えてしまう父親のやり方に、このままでは国が財力を失って民の苦しみが増すと斉涇は危惧し…。

  • 第8話

    2025-04-11 23:00~24:00 | 2025-04-14 9:30~10:30

    杯を叩き割るのを合図にして商易之(シャン・イージー)に斬りかかるはずが、趙智(ジャオ・ジー)と孫濤(スン・タオ)が土壇場で怖気づいたせいで、果たせずに終わった。銭于(チエン・ユー)がそれを責めると、命令を下した陛下も気まぐれだと反論し、状況次第では易之を監視するに留め、策を練ってから再び動こうと、逆に彼を宥めるのだった。一方、物陰に潜む兵の存在に気づいた阿麦(アマイ)のおかげで、何とか命拾いした易之一行は、殺される前に急いで青州を出ようとするが…。

  • 第9話

    2025-04-14 23:00~24:00 | 2025-04-15 9:30~10:30

    岩に“商易之(シャン・イージー)”の顔を描け――。何も知らぬ採石場の罪人たちから催促された商易之。そこには別の似顔絵と「犬野郎の商維(シャン・ウェイ)」の文字が。これまではうまく素性を隠し、自分が商易之だと知られずにきたが、父親をコケにされることに耐えられなくなった彼は、暴言を吐いてその場から走り去るのだった。腹を立てた罪人たちに追いかけられたうえに正体がバレた易之は、幸い殺されはしなかったものの捕縛されてしまう。そこへ阿麦(アマイ)が現れ…。

  • 第10話

    2025-04-15 23:00~24:00 | 2025-04-16 9:30~10:30

    不足している軍糧を都合してもらおうと、かつて父の配下だった石達春(シー・ダーチュン)が城守を務める豫州へと赴いた商易之(シャン・イージー)たち。ところが予想に反して、達春からは“お上の承認を得ていなければ渡せない”と言われてしまう。彼には、阿麦(アマイ)が北漠へ入るための通行手形の件も相談するつもりだった。もともとそれが目的で豫州へ同行してもらった手前、達春の援助が望めないと知れば阿麦が去ってしまうと思った易之は、まだこの事実を黙っておこうとするが…。

  • 第11話

    2025-04-16 23:00~24:00 | 2025-04-17 9:30~10:30

    商易之(シャン・イージー)を助けるため、近々開かれる予定だった演武大会を利用して豫州軍と青州軍の対決を行おうと考えた阿麦(アマイ)。勝てば軍糧の入手に加えて、易之の処刑を企む皇太子・斉涇(チー・ジン)と交渉ができる。だが、敗北は“死”を意味する。無謀ともいえる危険な策に、穆白(ムー・バイ)は“若侯爵の命を賭けるのか”と声を荒げるのだった。一方その頃、阿麦の策に乗った石達春(シー・ダーチュン)も、斉涇の参謀である楊玄(ヤン・シュエン)を丸め込んで対決を承諾させ…。

  • 第12話

    2025-04-17 23:00~24:00 | 2025-04-18 9:30~10:30

    阿麦(アマイ)と離れたくない商易之(シャン・イージー)は、なぜそこまで北漠行きに固執するのかと彼女を問い詰めた。やむなく、本名が韓麦穂(ハン・マイスイ)であることや、目の前で父親の盛国公が陳起(チェン・チー)に刺し殺された忌まわしい記憶を語る阿麦。ところが易之は作り話だと思い込み、鼻で笑う始末。心をえぐられた阿麦は、一筋の涙を流しながら「二度と会うまい」と言い放って立ち去るのだった。翌朝、旅立ちの身支度を終えた阿麦が部屋の扉を開けると、そこには…。

  • 第13話

    2025-04-18 23:00~24:00 | 2025-04-21 9:30~10:30

    青豫連合軍に入隊し、歩兵第7営・第8班に配属となった阿麦(アマイ)。しかし早くも伍長の王七(ワン・チー)から目の敵にされ、初日から夜番を命じられる。見張りを務める彼女のもとに、酒を手にした唐紹義(タン・シャオイー)が。彼としばし語らったあと、張二蛋(ジャン・アルダン)と任務を交代した阿麦だったが、寝相の悪い兵士たちのせいで寝る場所がないうえ、とんでもない足の臭さに苦しめられる。そこで阿麦は、男だらけの軍に入る際に自作した“お守り”を使って意趣返しを企み…。

  • 第14話

    2025-04-21 23:00~24:00 | 2025-04-22 9:30~10:30

    阿麦(アマイ)は、北漠軍の主力がいる位置を探りに向かった唐紹義(タン・シャオイー)の後を追って、ひそかに軍営を抜け出した。途中で合流し、偵察を行う2人。すると“軍略家”阿麦がその力を発揮し、彼らは敵の軍営を見つけることに成功する。お前と来てよかったと喜ぶ紹義とは対照的に、そこにいるはずの仇敵と過ごした幼き日を思い出した阿麦は、怒りに震えるのだった。その後、自陣に戻った阿麦は王七(ワン・チー)に無断外出を咎められた際に、親を侮辱されたことで激昂し…。

  • 第15話

    2025-04-22 23:00~24:00 | 2025-04-23 9:30~10:30

    進軍中の北漠軍が、20里離れた場所で野営している――そんな情報を掴んだ青豫連合軍の主将・商易之(シャン・イージー)は、予定どおり野狼溝で北漠軍を迎撃すると将校たちに伝えた。敵の先鋒であろう騎兵に、どう対処するのかと問われ、易之が得意げに示したのは、阿麦(アマイ)が考案した策だった。その頃、一方の北漠軍も戦に向けて準備を進めていた。常鈺青(チャン・ユーチン)は、待ち伏せされる恐れのある野狼溝を通るのは危険だと、陳起(チェン・チー)に進言するが…。

  • 第16話

    2025-04-23 23:00~24:00 | 2025-04-24 9:30~10:30

    野狼溝での戦いを終えた青豫連合軍は、これからは青州と豫州の区別なく家族になろうという商易之(シャン・イージー)の言葉を受けて、軍の名称を“鎮北軍”と改名することに。先の戦で、陳起(チェン・チー)を殺そうと無謀にも敵陣に単騎で突っ込んで足に大ケガを負った阿麦(アマイ)も、軽口を叩けるほど落ち着きを取り戻していた。そんななか、豫州では“美貌の閻魔”の噂が。それは鬼神のごとき戦いぶりから、人々が阿麦に付けた二つ名だった。それを知った徐秀児(シュー・シウアル)は…。

  • 第17話

    2025-04-24 23:00~24:00 | 2025-04-25 9:30~10:30

    夜番を命じられて商易之(シャン・イージー)の幕舎にやってきた阿麦(アマイ)。だが、この配置換えは阿麦を休ませるための方便だった。易之は阿麦の身を気遣って、少しでも快適に過ごせる環境を整えたのである。阿麦は驚きながらも彼の厚意にあずかり、清潔な寝台でゆっくりと眠りについたのだった。その頃、北漠軍の先鋒隊を指揮する常鈺青(チャン・ユーチン)は、ひそかに烏蘭山へ到着していた。山谷への入り口を見つけた彼は、すぐさま南夏の軍の見張りがいるかを配下に探らせ…。

  • 第18話

    2025-04-25 23:00~24:00 | 2025-04-28 9:30~10:30

    劉三(リウ・サン)に突き落とされ、常鈺青(チャン・ユーチン)は崖下へ墜落。気を失って倒れていた彼を見つけたのは、阿麦(アマイ)だった。彼女も、吊り橋から同じ谷底に落ちて彷徨っていたのだ。一度は見捨てて立ち去ろうとしたものの、阿麦は考えを改めて彼を助け起こすことに。しばらくして意識を取り戻した鈺青は、阿麦の姿を目にする。洞窟の水で傷口を洗っている阿麦は、信じられないことに女だった――。秘密を知られた阿麦は、咄嗟に鈺青の喉元へ短刀を突きつけ…。

  • 第19話

    2025-04-28 23:00~24:00 | 2025-04-29 9:30~10:30

    平家オウでの戦が始まった。多くの死傷者が出た鎮北軍は、刀も矢も尽きてしまう。北漠兵が次々と押し寄せ、城壁を越えられそうになったその時、敵陣営から銅鑼の音が。すると勝利を目前にした北漠軍が、退却していくではないか。予想もしない事態に、鎮北軍の兵たちも戸惑うばかりだった。その夜の軍議で徐静(シュー・ジン)は、北漠の名将・常鈺青(チャン・ユーチン)とは思えぬ行動からして、攻めるふりをしているだけだと推測する。一方の阿麦(アマイ)も鈺青の意図を読もうとするが…。

  • 第20話

    2025-04-29 23:00~24:00 | 2025-04-30 9:30~10:30

    北漠軍を撃退したものの、敵は豫州にまだ多くの兵力を残している。依然として危機は続いており、最悪の場合、盛都まで陥落する恐れもある。鎮北軍は、一刻も早く豫州を奪還する必要があった。商易之(シャン・イージー)は、豫州が占領されて以降、音信不通となっている石達春(シー・ダーチュン)と連絡を取るため、唐紹義(タン・シャオイー)と阿麦(アマイ)の派遣を決める。2人はすぐさま豫州へ向かうが、そこで民を虐げる北漠兵の非道な振る舞いを目にして怒りを覚え…。

  • 第21話

    2025-04-30 23:00~24:00 | 2025-05-01 9:30~10:30

    石達春(シー・ダーチュン)が自分との面会を望んでいると聞き、商易之(シャン・イージー)は早速、彼を訪ねた。事前に考えていた豫州奪還のための策を話す達春。だが、それを実行するには解決せねばならない問題が多く、再考すべきであることは明白だった。一方その頃、阿麦(アマイ)は、陳起(チェン・チー)や常鈺青(チャン・ユーチン)のいる城守府にいた。この間に、陳起の殺害を試みた刺客として殺されかけるも鈺青の機転で命拾いする阿麦。そんななか彼女を助けようと屋敷を訪れる者が…。

  • 第22話

    2025-05-01 23:00~24:00 | 2025-05-02 9:30~10:30

    逃げる陳起(チェン・チー)に向けて、矢を放った商易之(シャン・イージー)。何の因果か、その矢は陳起を討とうと飛び出した崔衍(ツイ・イエン)の喉に命中し、彼の命を奪ってしまう。心から自分を慕ってくれていた大切な弟分を失った常鈺青(チャン・ユーチン)は、亡骸を荼毘に伏しながら、彼を守れなかったことを詫びると同時に易之を殺して仇を討つと誓うのだった。しばらくの後、そこへ姜成翼(ジアン・チョンイー)が。彼は、陳起の命令により鈺青を捕縛し、軍紀に従って処分すると宣言し…。

  • 第23話

    2025-05-02 23:00~24:00 | 2025-05-05 9:30~10:30

    阿麦(アマイ)が女である事実を漏らしてしまった趙忠(ジャオ・ジョン)。彼は軍内に混乱を招き、さらには阿麦の秘密を確かめようと沐浴をのぞき見した賀超(ホー・チャオ)を殺すという大罪まで犯した。だが趙忠を処刑したくない商易之(シャン・イージー)は、よい解決策はないかと徐静(シュー・ジン)に相談するのだった。やがて、徐静は趙忠を訪ね、2人は何事かを語り合った。その直後、剣を体に突き刺して自害する趙忠。彼を死に追い込んだ徐静に激怒した易之は、その首をはねようとするが…。

  • 第24話

    2025-05-05 23:00~24:00 | 2025-05-06 9:30~10:30

    都へ帰還せよとの勅命に、裏があるのは間違いない。商易之(シャン・イージー)には、我が身の安全を確保し、朝廷での基盤を作る必要があった。それを実現するには、皇太子・斉ジン(チー・ジン)と同盟を結ぶしかない――。易之は、阿麦(アマイ)と穆白(ムー・バイ)、そして彼を助けるために自ら死を選んだ石達春(シー・ダーチュン)の首とともに盛都へと旅立つのだった。そんな彼らを待ち受けていたのは、第二皇子の斉泯(チー・ミン)である。野心を秘めた彼は、易之に取り引きを持ちかけ…。

  • 第25話

    2025-05-06 23:00~24:00 | 2025-05-07 9:30~10:30

    商易之(シャン・イージー)に、何通も花見の招待状が届いているという。盛華(ションホワ)によると、どの家にも自分と同じ年頃の令嬢たちがいるとか。花見を口実にしたお見合いの意図があると踏んだ易之はこれを好機と捉え、共に帰還した阿麦(アマイ)が実は女であり、自身の想い人だと打ち明けるのだった。その頃、朝廷では大事件が。皇太子の斉涇(チー・ジン)が、配下の収賄を容認した疑惑が持ち上がったのだ。斉涇は無実だと訴えるも、調査が済むまで禁足を言い渡され…。

  • 第26話

    2025-05-07 23:00~24:00 | 2025-05-08 9:30~10:30

    阿麦(アマイ)の家族を襲撃した玄武軍の統領が商維(シャン・ウェイ)だった――。阿麦への罪悪感が拭えずに、盛華(ションホワ)を伴って古寺へと赴き、仏に祈りを捧げる商易之(シャン・イージー)。彼はそこで、同じく参拝に来ていた林(リン)宰相と娘の則柔(ゾーロウ)に出会うのだった。盛華は、易之と則柔を散策に行かせて林宰相と2人きりになると、後継者として現皇太子と第二皇子のどちらを推すか林宰相の意向を確かめたところで、こう囁く。「もっと多くの選択肢が欲しければ、易之をその中に入れてみては?」と…。

  • 第27話

    2025-05-08 23:00~24:00 | 2025-05-09 9:30~10:30

    林則柔(リン・ゾーロウ)を嫁として迎えることを正式に申し入れてきたわ――阿麦(アマイ)との婚姻に気がはやり、花嫁衣装まで考え始めていた商易之(シャン・イージー)は、盛華(ションホワ)の言葉に驚きを隠せなかった。だが、何があろうと阿麦以外の女人を娶るつもりなど一切ない易之は断固拒否。両親の殺害に関する真相を知れば、きっと阿麦はお前を憎むだろうと忠告されても、永遠に隠し通すと言い張るのだった。このまま説得を続けたところで易之の意思は揺るがないと悟った盛華は…。

  • 第28話

    2025-05-09 23:00~24:00 | 2025-05-12 9:30~10:30

    阿麦(アマイ)を呼びよせ、息子の商易之(シャン・イージー)を何度も救ってくれたお礼に何かしたいと話す盛華(ションホワ)。そこには、阿麦の父親である盛国公の殺害に夫が関わっていたことへの償いの意味も含まれていた。だが阿麦は、褒美が目当てではないので気遣いは要らないと辞退する。「では、麦将軍の望むものは?」――盛華の問いに、死者が静かに眠り、生者が心から安らいで暮らすことだと告げた阿麦。盛華は言わずにいられなかった。「安らぎは恨みを手放してこそ得られるのでは?」と…。

  • 第29話

    2025-05-12 23:00~24:00 | 2025-05-13 9:30~10:30

    父・斉景(チー・ジン)の寝所に押し入った斉泯(チー・ミン)。彼は父の寵愛する孫の斉煜(チー・ユー)が実は赤の他人で、斉涇(チー・ジン)が皇太子の座を得るために、よそから連れてきて自分の子だと偽っていたことを暴露したうえで、自分を後継者にしてほしいと必死で訴える。ところが予想に反し、その事実を知ってなお、斉景は斉泯への譲位を選ぼうとはしなかった。斉涇は死に、斉煜も皇家の血筋ではない。唯一の息子である自分以外の誰に譲るというのか。嘆く斉泯に向かって斉景が返した答えは…。

  • 第30話

    2025-05-13 23:00~24:00 | 2025-05-14 9:30~10:30

    皇宮に攻め入るため、兵を率いて軍営を出ようとする商易之(シャン・イージー)。そこへ“陛下をお守りください”と叫びながら聖旨を携えてやって来たのは鄧高(ドン・ガオ)である。その内容は、鎮北軍とともに宮中に入り警護を行えというもの。意図せぬ勅命に戸惑いながらも一軍は皇宮へ向かうのだった。やがて、斉景(チー・ジン)と対面した易之は、これまでに多くの罪を犯した彼へ静かに怒りをぶつけ、一方の斉景は、犠牲にした者たちには必ず償いをすると宣言。続いて御前に通された阿麦(アマイ)は…。

  • 第31話

    2025-05-14 23:00~24:00 | 2025-05-15 9:30~10:30

    阿麦(アマイ)が敵と内通した疑いで捕縛された。彼女が裏切る理由はないと抗弁する商易之(シャン・イージー)に自供書を見せ、北漠と通じて南夏を攻める目的があったのだと断言する林(リン)宰相。このままでは斬首が避けられない阿麦の命を救うには、林宰相の望みどおり易之が彼の娘・則柔(ゾーロウ)を娶ること、そして立后の際に皇帝として罪人に恩赦を与える以外に方法はない。断腸の思いで、易之は翌日、婚儀を挙げた。牢にいた阿麦は、林宰相から易之の婚姻を知らされ…。

  • 第32話

    2025-05-15 23:00~24:00 | 2025-05-16 9:30~10:30

    商易之(シャン・イージー)は、南夏の功臣・盛国公への恩賞の一環として、彼の娘である阿麦(アマイ)を皇貴妃に封じた。易之にとっては阿麦をそばに置いておきたい一心でのことだったが、彼女自身がこれを暴挙だと感じて怒りを募らせていようとは知る由もない。2人の思い出の品である犬の人形と、今回の婚姻の経緯や阿麦への想いを綴った文を盛国公府に届けるよう穆白(ムー・バイ)に命じる易之。一方、易之が大切な人形を阿麦に贈ることを知った皇后・林則柔(リン・ゾーロウ)は…。

  • 第33話

    2025-05-16 23:00~24:00 | 2025-05-19 9:30~10:30

    商易之(シャン・イージー)の即位の正統性を揺るがしかねない斉煜(チー・ユー)を消そうとした徐静(シュー・ジン)と穆白(ムー・バイ)。だが、食事に仕込んだ毒入りの碗は、あろうことか忠勇侯の手に渡り、彼が命を落としてしまうのだった。自分の命令もなしに勝手な行動を取ったと知り、2人を叱責する易之。一方、忠勇侯の死は謀反を恐れる者の仕業だと考えた林(リン)宰相も、皇后・則柔(ゾーロウ)のお腹にいる子の性別にかかわらず、林家にとって脅威となる斉煜に対して手を打つべく、ある計略の実行を決め…。

  • 第34話

    2025-05-19 23:00~24:00 | 2025-05-20 9:30~10:30

    商易之(シャン・イージー)は苛立っていた。林(リン)宰相の息のかかった大臣たちが、こぞって職責を放棄しているため政務に支障が出ていたのだ。そこに、林宰相の別荘に監禁されていた斉煜(チー・ユー)を迎えに行くよう命じた李玉(リー・ユー)から、阿麦(アマイ)に先を越された報告を受け、怒りが爆発。次に失敗したら職位を剥奪すると李玉を怒鳴りつけるのだった。その頃、斉煜を安全な場所にかくまうことにした阿麦は、お付きの阿醒(アシン)に、王七(ワン・チー)以外の者には斉煜を預けないよう言い含め…。

  • 第35話

    2025-05-20 23:00~24:00 | 2025-05-21 9:30~10:30

    ようやく軍に復帰できた阿麦(アマイ)だったが、林(リン)宰相が処刑前に語った「陛下は陳起(チェン・チー)と結託している」という言葉に心が乱され、表情は険しかった。唐紹義(タン・シャオイー)は“あり得ない”と憤慨したが、そのような嘘をついたところで林宰相に利がないのも事実で、真偽を確かめるすべもない。そんななか阿麦は、商易之(シャン・イージー)に召し出された。彼女の心を取り戻すことしか頭にない易之は、林則柔(リン・ゾーロウ)を廃后、それで足りぬなら殺してもよいと言いだし…。

  • 第36話

    2025-05-21 23:00~24:00 | 2025-05-22 9:30~10:30

    北漠軍との戦いで、阿麦(アマイ)は大事な兄貴分である唐紹義(タン・シャオイー)を失った。しかも、裏で商易之(シャン・イージー)が敵と組んでいたことは疑いようもない。易之と直接話をするため、彼女は皇宮へ向かうのだった。宮中まで同行すると言い張る王七(ワン・チー)と張二蛋(ジャン・アルダン)に外で待機するよう命じ、単独で易之のいる広間へと足を踏み入れる阿麦。徐静(シュー・ジン)は阿麦を止めようとするが易之はこれを制し、全員を下がらせた。2人きりになったところで、阿麦は易之に詰め寄り…。